Blackview(ブラックビュー)は2026年8月14日(金)、Android 17を搭載した11インチタブレット『Blackview Link 5』を発売しました。
通常価格は税込39,999円ですが、期間限定キャンペーン中は税込2万円台で購入できる場合もあります。
Link 5は、4GBメモリと128GBストレージ、8300mAhバッテリーを搭載し、Wi-Fi 6やBluetooth 5.4、Widevine L1にも対応したモデルです。パッケージにはキーボード・ワイヤレスマウス・タッチペンも標準で付属します。
Android 17による新しい操作性やプライバシー機能、生産性向上機能をいち早く体験できるモデルとして、学習・仕事・動画視聴まで幅広い用途を想定した一台となっています。
先に結論 | Blackview Link 5はこんな製品
- 強みキーボード・マウス・ケース・ペンまで付属し、購入後すぐに幅広い用途で使えるコスパの高い格安タブレット
- 弱み基本性能や画面解像度、スピーカー品質は最低限で、高負荷ゲームや高画質・高音質を求める用途には不向き
- 向く人Web閲覧・動画視聴・学習・軽作業を中心に、付属品込みで安く一式そろえたい人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『Blackview Link 5』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『Blackview Link 5』のスペック・仕様表
| モデル | LINK 5 |
|---|---|
| カラー | スペースグレー / オーシャンブルー / サンセットオレンジ |
| サイズ | 257 × 168.6 × 8.4mm |
| 重量 | 567g |
| ディスプレイ | 11インチ HD IPSディスプレイ(800 × 1,280) |
| CPU | Octa-Core Allwinner A537(最大2.0GHz) |
| RAM / ROM | 4GB RAM / 128GB ROM(最大12GBの仮想RAM拡張対応) |
| TFカード | 最大2TBまでサポート |
| SIM | 非対応 |
| OS | Android 17 |
| リアカメラ | 8MP |
| フロントカメラ | 5MP |
| バッテリー | 8,300mAh(18W急速充電対応) |
| スピーカー | Smart-KデュアルBoxスピーカー |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
※参照元:製品公式ページ
『Blackview Link 5』のパッケージ内容
箱を開けると、タブレット本体にケースが装着された状態で梱包されていました。
パッケージにはタブレットのほか、ケース、キーボード、マウス、保護フィルム、タッチペンなど多くのアクセサリーが付属。開封後すぐに本格的な作業に利用できる内容となっています。
内容物一覧
- タブレット本体
- タブレットケース
- Bluetoothキーボード
- Bluetoothマウス
- USB-Cケーブル
- タッチペン
- 画面保護フィルム
- ユーザーマニュアル
- 電源アダプタ
- 有線イヤホン
透明ディスク式の静電容量スタイラスペンが付属。本格的なイラスト作成用途には向きませんが、簡単な手描きメモ取り程度には役立ちます。
『Blackview Link 5』の本体外観
タブレット本体は11インチディスプレイを搭載したシンプルな外観で、デザイン自体は一般的なタブレットといった印象です。
前面中央には5MPフロントカメラを、背面には8MPリアカメラを備えています。
筐体背面には光沢が見られ、触るとツルツルと滑ります。高級感こそあまりないものの、指紋や皮脂汚れが目立ちづらい点はメリットです。
本体サイズは257 × 168.6 × 8.4mmで特段薄いわけではありませんが、カバンなどに入れて持ち運んでもかさばりません。本体重量は実測で約564gとなっており、長時間手に持ち続けても腕が疲れにくいです。
インターフェース構成
続いてインターフェースについて紹介していきます。
上部にはカードスロット、USB-Cポートが用意。下部には特に何もありません。
カードスロットには最大2TBのmicroSDカードを挿入できます。一方、SIMカードの挿入には対応しておらず、モバイルデータ通信には対応していない点に注意が必要です。
左側面には2か所にスピーカーグリルが設けられており、右側面には電源ボタンと音量調節ボタン、3.5mmイヤホンジャックが備わっています。
このように、最低限のボタン・ポートが備わったシンプルな設計となっています。
タブレットスタンドとしても使える専用ケース
パッケージに付属する専用ケースは、装着することで画面を保護できるだけでなく、簡易的なタブレットスタンドとしても機能します。
装着時の総重量は約844gとやや重みが増しますが、厚みは大きくは変わらないので、携行性に支障をきたすことはないでしょう。ケース背面にはリアカメラ用の穴が設けられており、装着したまま撮影が可能です。
『Blackview Link 5』のAnTuTuベンチマークテスト結果
本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』(V11.1.5)を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
結果として、約26万点のスコアを記録しました。
セール時2万円台前半の格安タブレットとしては、妥当な結果となりました。分類としてはエントリー帯と言えるでしょう。
ハイエンド機のような性能ではありませんが、Webサイト閲覧や動画視聴、電子書籍、SNS、軽めのアプリ利用向けのスコアです。
| 性能区分 | 総合スコア | 性能の目安 | |
|---|---|---|---|
| スマホ | タブレット | ||
| エントリー | ~90万点 | ~80万点 | 基本操作・動画視聴・軽量アプリ向け |
| ミッドレンジ | 90万点~140万点 | 80万点~130万点 | 普段使い+軽~中量級ゲームが快適 |
| 上位ミッドレンジ | 140万点~200万点 | 130万点~180万点 | 重めのゲームも設定次第で安定動作 |
| ハイエンド | 200万点~280万点 | 180万点~220万点 | 高負荷ゲーム・動画編集も快適 |
| フラッグシップ | 280万点~350万点 | 200万点~220万点 | 最新SoC世代。ほぼ全用途で余裕 |
| ウルトラハイエンド | 350万点~ | 220万点~ | 現行トップクラス。性能重視ユーザー向け |
一方で、GPUスコアが低めのため、『原神』などの高負荷ゲーミングは厳しいです。
▼これまでにレビューしたスマホ&タブレットのベンチマークスコア一覧はこちら『Blackview Link 5』の基本パフォーマンス&明るさ検証
ウェブサイト閲覧や動画視聴、各種アプリなどを起動して、Blackview Link 5の実機パフォーマンスを検証してみました。
OSにはAndroid 17を採用。従来のAndroidタブレットと比べて劇的に操作性が変わった印象はないものの、インターフェースはすっきりとしており、各種項目も比較的見やすく感じられました。
ただ、初期状態ではインターフェース操作でもややカクつきが見られました。そこでメモリ(RAM)まわりの設定を見直したところ、動作が多少改善したため、初回起動時に設定を変更しておくことをおすすめします。
▼個人的な推奨設定
設定変更後であれば、画像多めのサイトからスクリプトを多用したサイトまで、多少のカクつきはありつつも、比較的スムーズに閲覧できました。
11インチ・800×1280解像度のディスプレイは高解像度とは言えないものの、文字の読み取りなどで見づらさを感じるほどではありません。
また、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴した場合も、再生自体は安定しており、視聴中に途中で止まったりすることはほとんどありませんでした。
発色がやや薄めに感じる部分もありますが、輪郭はクリアであり、映像視聴は支障なく楽しめます。
なお、本機のWidevineはL1をサポートしており、対応する動画配信サービスでHD画質のコンテンツを楽しめます。ただし、ディスプレイ解像度自体は800×1280のため、フルHD以上の高精細映像をそのまま表示できるわけではない点に注意が必要です。
そのほか、一般的な作業用・娯楽用アプリを多数試してみましたが、よほど負荷の高い用途で使わない限り、性能不足で動作が滞る場面はほとんどありませんでした。とはいえ、お世辞にもスムーズなパフォーマンスとは言い難く、性能自体は必要最低限の水準にとどまります。
なお、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高353nitの明るさを得ました。
屋内では十分見やすい輝度を備えています。ただ、屋外の直射日光下では、やや見づらさを感じます。
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
ベゼル幅はやや太め
ベゼル幅は実測でおよそ11~12mmほどあり、最近のタブレットとしてはやや太めです。
ただし、四辺がほぼ均一に仕上げられているため、見た目のバランスは悪くありません。横向きに持った際も指を掛けやすく、実用面では扱いやすい設計です。
充実した付属品でタブレットPCのような利用方法も可能
パッケージに付属するケース・マウス・キーボード・ペンを利用すれば、タブレットPCのような使い方もできます。
マウス・キーボードはいずれもBluetoothによるワイヤレス接続に対応しており、一度ペアリングを完了しておけば、電源を入れるとすぐに使用可能状態となります。
付属ペンの品質は最低限レベルであり、本格的なクリエイティブ作業には向きませんが、簡単なメモ取りやお絵かきには必要十分です。
パッケージ内容が非常に充実しており、自身で別途ケースやフィルムなどを購入する必要はありません。購入後すぐに本格的なタブレット利用を開始できる点は大きなメリットだと感じました。
スピーカー音質の検証
いくつかの楽曲を再生してみて、内蔵されているスピーカーの音質を検証しました。
▼音質確認の様子
Blackview Link 5のスピーカーは片側面にのみ搭載されており、音に立体感はあまり感じられません。音圧も控えめで、低音の響きは弱く迫力には欠けます。
一方で、中〜高音域は比較的クリアに再生されるため、映画やアニメのセリフなどは問題なく聞き取ることができます。
ただし、タブレット内蔵スピーカーとしては最低限のレベルであり、音質を重視する場合は、Bluetoothまたは3.5mmイヤホンジャックを使い、イヤホンや外部スピーカーを接続することをおすすめします。
フロント・リアカメラ性能の検証
また、本機に搭載されているカメラの性能も検証しました。
まずはフロント(前面)カメラについて。
▼実際にフロントカメラで撮影した写真
5MPフロントカメラの映像は全体的に発色がやや薄く、輪郭にも若干のぼやけが見られます。動いた際には軽い残像が生じるものの、気になるほどではありません。ウェブ会議やオンライン授業など、一般的なビデオ通話用途であれば十分に実用できる品質です。
▼(参考)フロントカメラで録画した映像
続いてリア(背面)カメラについて。
▼実際にリアカメラで撮影した写真
8MPリアカメラに関しても同様に、全体的に発色が薄い感じはありますが、フロントカメラよりも輪郭がクリアな写真を撮影できました。動画撮影時の残像感も、フロントカメラよりは抑えられています。
総じて、記念撮影等には向きませんが、単純な映像記録用としては使える品質と言えます。
▼(参考)リアカメラで録画した映像
ゲーミング性能の検証
Blackview Link 5でゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。
PUBG
まずは『PUBG』の場合について。
グラフィッククオリティに関しては『HD』まで選択できました。
実際に試合に参加してみましたが、大人数が集まる場面でも致命的な処理落ちは少なく、比較的スムーズに遊べました。
「HD」では描画クオリティは最低限レベルですが、ゲームプレイ自体には支障ありません。
プレイ中にカクついたり、コンマ数秒ほどフリーズする場面はあったものの、1ラウンドを最後までプレイしきることはできました。
11インチの筐体サイズは、手に持ちながらゲームプレイするのに適しています。仮想コントローラーのボタン同士の距離もちょうど良く、タッチ操作しやすいです。
▼PUBGプレイの様子(HD設定)
マインクラフト
続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。
ワールドを作成して実際にプレイしてみましたが、高速移動時にチャンク読み込みが追い付かない場面はあったものの、基本的にスムーズな操作が可能でした。
処理の重い場面でも極端なカクつきは少なく、マイクラ程度であれば十分遊べるレベルです。
▼マインクラフトプレイの様子
以上の通り、『PUBG』や『マインクラフト』レベルのゲームアプリであれば、設定次第で遊ぶこと自体は可能だと確認できました。
ただし、『原神』など負荷の大きいゲームでは、最低画質に設定しても快適に遊ぶのは難しいパフォーマンスでした。本機はあくまで軽量なゲーム向けの性能となっているため、高負荷な3Dゲームを楽しみたい場合は、より高性能なモデルを選ぶことをおすすめします。
バッテリー駆動時間と充電機能
Blackview LINK 5は8,300mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、メーカー公称値では、ウェブ閲覧で最大7.5時間、動画視聴で最大6時間、ゲームで最大4.5時間の連続利用が可能とされています。
さらに、待機中のバックグラウンド動作を抑える「Deep Power-Saving Mode」も用意されており、使っていない間の消費電力を抑えることも可能です。
実際に基本的なタブレット用途(ウェブサイト閲覧や動画視聴)で使ったところ、約7時間の連続使用が可能でした※。動画視聴やウェブ閲覧、電子書籍など、普段使いであれば、そこそこ長い時間、タブレットを使い続けられると思います。
※画面輝度50%、60Hzリフレッシュレート、バッテリーセーバーOFFの状態。
一方、充電速度は最大18WのUSB Type-C充電に対応。高速充電とは言えず、短時間で一気に充電することはできないため、就寝中など、時間に余裕のあるタイミングで充電しておくと良いでしょう。
『Blackview Link 5』のメリット・デメリット
『Blackview Link 5』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- キーボード・マウス・ケース・ペンなど付属品が非常に充実
- 最新のAndroid 17を搭載し、インターフェースも見やすい
- 3.5mmイヤホンジャックが用意
- Widevine L1対応
- 普段使いには必要十分な性能
- PUBGやマインクラフトなど、比較的軽めのゲームならプレイ可能
- 最大2TBのmicroSD、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応
- セール時には2万円台前半で購入でき、付属品込みのコスパが高い
デメリット
- 基本性能はエントリークラスで、操作時にカクつきを感じることがある
- 解像度が800×1280と低め
- スピーカーの音質は最低限
- SIMカード非対応
- ベゼル幅が約11~12mmとやや太め
よくある質問(FAQ)



総評:付属品の充実度が魅力のエントリータブレット
Blackview Link 5を実際に使ってみて特に良かったのは、ケース・キーボード・マウス・タッチペンなどが最初から一式そろっている点です。購入後すぐに動画視聴や学習、軽作業まで幅広く使えるため、初めてタブレットを購入する人にもおすすめしやすいと感じました。
性能はAnTuTu V11.1.5で約26万点とエントリークラス。Web閲覧や動画視聴、電子書籍などは問題なくこなせましたが、操作時に多少カクつく場面があり、『原神』のような高負荷ゲームには向きません。
ディスプレイは800×1280解像度と低めですが、屋内では十分見やすく、明るさも実測最高353nitでした。バッテリーも普段使いで約7時間持続しました。日常的なタブレット利用であれば大きな不満なくこなせる構成となっています。
総じて、性能の高さよりも価格と付属品の充実度を重視する人に向いた一台と言えるでしょう。Web閲覧や動画視聴、学習、軽作業用として割り切って使うのであれば、コストパフォーマンスは高いと感じました。
◎おすすめできる人
- Web閲覧や動画視聴、電子書籍を中心に使いたい人
- キーボードやマウスなどを含め、安く一式そろえたい人
- 学習や軽めの作業用として手軽なタブレットを探している人
▲おすすめできない人
- 『原神』など高負荷な3Dゲームを快適に遊びたい人
- 高解像度ディスプレイや高音質スピーカーを重視する人
- サクサクした操作感や高い処理性能を求める人
もう少し性能の高いモデルや、用途別におすすめの機種を比較したい方は、AndroidタブレットおすすめBEST10も参考にしてください。
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