Gunosy配信 PC・モニター ガジェットレビュー

GEEKOM A5 2027 Edition 実機レビュー|クラウドAIを使った仕事も快適!性能・静音性を検証

※ 記事内にアフィリエイト広告が含まれています
デスク上で稼働中のGEEKOM A5 2027 Edition

ミニPCブランド「GEEKOM(ギコム)」(台湾)から、AMD Ryzen 7 7730Uを搭載したミニPC『GEEKOM A5 2027 Edition』が登場しました。

通常価格は税込87,990円ですが、期間限定キャンペーン中は税込7万円台で購入できる場合もあります。

本機は、AMD Ryzen 7 7730Uを搭載し、16GBメモリと512GB SSDを標準装備。普段使いはもちろん、仕事用PCや在宅ワーク、複数画面を使った作業環境にも取り入れやすい1台です。

さらに、最大4画面出力や2.5G LAN、ストレージ増設にも対応しており、コンパクトながら拡張性もしっかり確保されています。

GEEKOM A5 2027 Editionを手で掴んで持ち上げている
GEEKOM A5 2027 Editionを手の上に載せている

先に結論 | GEEKOM A5 2027 Editionはこんな製品

  • 強みコンパクトながら普段使い・仕事に十分な性能と、高い拡張性・静音性を兼ね備えている
  • 弱み内蔵GPU性能は控えめで、重量級ゲームや高負荷なクリエイティブ用途には不向き
  • 向く人省スペースで使えて、仕事から軽いゲームまで幅広くこなせるミニPCを探している人

今回、メーカーより本製品(Ryzen 7 7730U + 16GB + 512GBモデル)を提供していただきました。

本記事では『GEEKOM A5 2027 Edition』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。

▼ショート動画を公開しました!使用感はこちらでもご確認いただけます

GEEKOM A5 2027 Editionのセール・割引情報

TikGadget編集部
Amazon&公式サイトで使えるクーポンを配布中! 購入を検討している方は、今がお得に入手できるチャンスです。なお、クーポンの適用に失敗する場合は、何度か適用しなおすか、クーポン使用画面を一度更新したうえで、再度クーポンの適用をお試しください。
通常価格(税込) 最終価格(税込) 割引率
87,990円 77,431円 12%OFF
割引コード(タップでコピー)
TGA52027NP
✔ コピーしました
⏰ 有効期限:2026年10月1日 ~ 11月20日まで

Amazonでクーポンを使う →公式サイトでクーポンを使う →

GEEKOM A5 2027 Editionの仕様

GEEKOM A5 2027

製品名 GEEKOM A5 2027 Edition
OS Windows 11 Pro
CPU AMD Ryzen 7 7730U
CPU構成 8コア / 16スレッド
最大クロック 最大4.5GHz
GPU AMD Radeon Graphics(Vega 8)
メモリ 16GB DDR4-3200 SO-DIMM、最大64GB
ストレージ 512GB M.2 2280 NVMe SSD(PCIe 4.0×4対応SSD/PCIe 3.0×4動作)
ストレージ拡張 M.2 2280 PCIe SSD(最大4TB)
M.2 2242 SATA III SSD(最大1TB)
2.5インチ SATAドライブ(最大2TB)
合計最大7TBまで拡張可能
映像出力 最大4画面同時出力対応、最大8K出力対応
ネットワーク 2.5GbE LAN、Wi-Fi 6
Bluetooth Bluetooth 5.4
前面ポート USB 3.2 Gen 2 Type-A ×2
3.5mmオーディオジャック ×1
背面ポート USB 3.2 Gen 2 Type-C ×2
USB Type-A ×2
HDMI ×2
2.5G RJ45 LAN ×1
DCジャック
カードリーダー SD 4.0カードリーダー
冷却システム IceBlast 3.0
動作音 アイドル時28dB / 高負荷時約32dB(メーカー公称)
本体サイズ 約117 × 112 × 49.2mm
重量 公称値:約586.2g
実測値:約576g
VESAマウント 対応
保証期間 3年間
続きを見る

※参照元:GEEKOM公式サイト(A5 2027 Edition製品ページ)

実機で確認したバージョン情報は以下の通りです。

実機で確認したバージョン情報

なお、「slmgr -dli」や「slmgr -dlv」コマンドで確認したところ、Windowsはリテールライセンスとして正規に認証されていました。格安ミニPCで見られる期限付き認証やボリュームライセンスではない点は安心です。

Windowsのライセンス確認画面

GEEKOM A5 2025 Editionとの違い

前世代の「GEEKOM A5 2025 Edition」と比べると、2027 EditionではCPU・内蔵GPU・ストレージ拡張性などが強化されています。

▼スペック比較

比較項目 A5 2025 Edition A5 2027 Edition
CPU Ryzen 5 7430U
6コア / 12スレッド
Ryzen 7 7730U
8コア / 16スレッド
内蔵GPU Radeon Vega 7 Radeon Vega 8
メモリ 8GB / 16GB DDR4-3200
最大64GB
16GB DDR4-3200
最大64GB
ストレージ 256GB / 512GB SSD
最大5TBまで拡張可能
512GB SSD
最大7TBまで拡張可能
Bluetooth Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.4
前面USB-A USB 3.2 Gen 2 ×1 USB 3.2 Gen 2 ×2
本体サイズ 112×117×49.2mm 約117×112×49.2mm

特に大きな違いはCPUで、2025 EditionのRyzen 5 7430Uから、2027 Editionでは8コア16スレッドのRyzen 7 7730Uへと強化されています。内蔵GPUもVega 7からVega 8へアップグレードされています。

また、メモリの最大容量は64GBで共通ですが、ストレージの最大拡張容量は5TBから7TBへ増加。前面USB Type-Aポートも1基から2基に増えており、使い勝手も改善されています。

一方、本体サイズはほぼ変わっていません。従来のコンパクトさを維持しつつ、基本性能と拡張性を底上げしたモデルとなっています。

▼GEEKOM A5 2025 Editionの実機レビューはこちら

GEEKOM A5 2027 Editionのパッケージ内容

箱を開けると、ミニPCが緩衝材に囲われて頑丈に梱包されています。

GEEKOM A5 2027 Editionの外箱
GEEKOM A5 2027 Editionの箱を開けた

HDMIケーブルも付属するので、購入後すぐにモニターと接続して使用を開始できます。

GEEKOM A5 2027 Editionのパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • GEEKOM A5 2027 Edition本体
  • 電源アダプター
  • 電源コード
  • HDMIケーブル
  • VESAマウント金具&ネジ一式
  • ユーザーマニュアル

VESAマウント金具&ネジが付属しており、モニター裏に取り付けることで、デスク周りをさらに省スペース化できます。また、電源アダプターもそこまで邪魔にならないサイズ感です。

VESAマウント金具&ネジ一式
GEEKOM A5 2027 Editionの電源アダプタを手に持っている

『GEEKOM A5 2027 Edition』の本体外観

『GEEKOM A5 2027 Edition』の本体サイズは、約117×112×49.2mmとコンパクト。

全体的にくすみがかった桜色を採用しており、天板の縁にはシルバーのアクセントが施されています。派手すぎず、落ち着きのある上品な印象で、デスク上に設置しても悪目立ちしにくいデザインです。

GEEKOM A5 2027 Editionの筐体外観

サラサラとした手触りで、見た目・質感ともに上質さがあります。指紋や皮脂汚れも目立ちづらく、清潔感を保ったまま使いやすい点も好印象です。

GEEKOM A5 2027 Edition(上部斜めアングル)
GEEKOM A5 2027 Edition(手前斜めアングル)

▼筐体外観(360度)

手のひらに載せられるほどのサイズ感で携行性は良好。カバンなどに入れて外出先へ気軽に持ち運ぶことも可能です。

GEEKOM A5 2027 Editionを手で掴んで持ち上げている
GEEKOM A5 2027 Editionを手の上に載せている

底部の四隅にはゴム脚が備わっているほか、通気口が設けられています。また、VESAマウント金具を取り付けるための穴も用意されています。

GEEKOM A5 2027 Editionの底部

本体重量は実測で約576gと軽量な部類。手に持ってもズッシリ感はありません。直近でレビューした「GEEKOM IT13 2026 Edition」と同様に、この軽さで優れたパフォーマンスを発揮できるのは驚きです。

GEEKOM A5 2027 Editionを計量している

小型デザインのおかげで、実際にデスク上に設置してもスペースを取らず、邪魔には感じません。装飾を抑えたスタイリッシュな外観で、主張しすぎない点も魅力です。

GEEKOM A5 2027 Editionをデスク上に設置した
デスク上に設置されているGEEKOM A5 2027 Edition

スマホと並べると、ミニPCの小ささがより際立ちます。

GEEKOM A5 2027 Editionとスマホを並べている

インターフェース構成

『GEEKOM A5 2027 Edition』のインターフェースについて見ていきます。

正面にはUSB 3.2 Gen 2 Type-A ×2、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタンが用意。

GEEKOM A5 2027 Editionの前面インターフェース

側面にはSDカードスロットと、ケンジントンロック穴が設けられています。

GEEKOM A5 2027 Editionのカードスロット
GEEKOM A5 2027 Editionのケンジントンロック穴

そして背面には、USB 3.2 Gen 2 Type-C×2、HDMI 2.0×2、2.5GbE LAN×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 2.0 Type-A、DC入力が用意。

GEEKOM A5 2027 Editionの背面インターフェース

このように、限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっています。ポート類の配置は、2025年にレビューした「GEEKOM A5 2025 Edition」と似ています。

なお、HDMI 2.0×2 と USB 3.2 Gen 2 Type-C を併用することで、最大4画面同時出力が可能です。

『GEEKOM A5 2027 Edition』の拡張性

本機は最大7TBまでのストレージ増設および最大64GBまでのメモリ(RAM)拡張をサポートしており、底部のフタを取り外して拡張スロットへアクセスできます。

以前までのGEEKOMのモデルは、底面のゴム脚を取り外さないとネジにアクセスできず、内部基板へたどり着きにくい点がネックでした。しかし本機では、底面カバーを比較的簡単に開けられるため、この弱点が改善されている点は好印象です。

ドライバーでGEEKOM A5 2027 Editionの底部のネジを外している
GEEKOM A5 2027 Editionの底部のフタを開けた

底面カバーを外すと、内部のメモリ・ストレージスロットへアクセスできます。DDR4 SO-DIMMスロットを2基備えており、メモリは最大64GBまで拡張可能です。

また、ストレージはM.2 NVMe SSDに加えて、M.2 2242スロットや2.5インチのSATAドライブにも対応。底面カバー側に2.5インチドライブを固定できる構造になっており、コンパクトな筐体ながら合計最大7TBまで拡張可能となっています。

GEEKOM A5 2027 Editionの内部基板
2.5インチドライブの固定スペース

なお初期状態では、Cドライブ475GBのうち416GBが空き領域となっていました。

Cドライブの初期状態

『GEEKOM A5 2027 Edition』のベンチマークテスト結果(実測値)

実際に、筆者が本機で各種ベンチマークテストを行った結果を紹介していきます。

▼レビュー時の検証環境

  • CPU:AMD Ryzen 7 7730U
  • メモリ:16GB DDR4-3200
  • ストレージ:512GB NVMe SSD
  • OS:Windows 11 Pro
  • Windowsの電源モード:初期設定
  • BIOS・パフォーマンス設定:初期設定

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果▼Windowsエクスペリエンスインデックスの実測結果

項目 スコア
プロセッサ 9.3
メモリ(RAM) 9.3
グラフィックス 8.1
ゲーム用グラフィックス 未計測
プライマリディスク 8.8

TikGadget編集部
全体的にバランスの取れた結果となりました。 プロセッサとメモリはいずれも9.3と高く、Web閲覧やOffice作業、複数アプリの同時利用でも快適にこなせる性能です。グラフィックスも8.1と内蔵GPUとしてはまずまずで、日常用途や軽めのゲームであれば十分対応できるでしょう。

CrystalDiskMarkの結果

CrystalDiskMarkの結果▼CrystalDiskMarkの実測結果

項目 Read(MB/s) Write(MB/s)
SEQ1M Q8T1 3718.25 3140.33
SEQ1M Q1T1 3077.18 2660.49
RND4K Q32T1 469.94 411.95
RND4K Q1T1 51.06 120.11

TikGadget編集部
ストレージ性能も良好です。 シーケンシャルリードは約3,718MB/s、ライトは約3,140MB/sを記録しており、OSやアプリの起動、ファイルコピーなどをスムーズにこなせる速度です。ランダムアクセス性能も十分で、普段使いでストレージの遅さを感じる場面はほとんどないでしょう。

PCMark 10の結果

PCMark 10の結果▼PCMark 10の実測結果

項目 スコア
総合スコア 6503
Essentials 8701
Productivity 14684
Digital Content Creation 5841

TikGadget編集部
日常作業からビジネス用途まで快適にこなせる結果です。 特にProductivityは14,684と高く、Office作業や資料作成、複数アプリを使った作業に強みがあります。Digital Content Creationは5,841で、写真編集や軽めの動画編集には対応できますが、重いクリエイティブ用途ではやや力不足を感じる場面もありそうです。

Cinebench 2026の結果

Cinebench 2026の結果▼Cinebench 2026の実測結果

項目 スコア
CPU(マルチスレッド) 2013
CPU(シングルコア) 440
CPU(シングルスレッド) 350
MP Ratio 5.75x

TikGadget編集部
CPU性能は、日常用途からマルチタスクまで十分こなせる水準です。 マルチスレッドは2,013、シングルコアは440を記録しており、複数アプリの同時利用や軽めのクリエイティブ作業にも対応できます。一方で、長時間のレンダリングなど高いCPU性能を求める用途では、上位クラスのCPUとの差が出やすいでしょう。

3DMarkの結果

3DMarkの各テスト結果を紹介していきます。

Time Spy & Night Raid

Time Spyの結果
Night Raidの結果
テスト 総合 グラフィックス CPU
Time Spy 1323 1161 6345
Night Raid 14193 15277 10125

TikGadget編集部
CPU性能に対して、グラフィックス性能は控えめな結果です。 Time Spyでは総合1,323、Night Raidでは14,193を記録しており、軽量ゲームや設定を抑えた3Dゲームであれば対応可能です。一方、最新の重量級ゲームを高画質・高フレームレートで楽しむ用途には向いていません。CPUスコアは比較的高く、Ryzen 7 7730Uらしい処理性能の高さが確認できます。

Steel Nomad Light

Steel Nomad Lightの結果

▼Steel Nomad Lightのスコア結果

項目 スコア
総合スコア 1107

TikGadget編集部
Steel Nomad Lightでは1,107を記録しました。 内蔵GPUとしては軽量な3D処理をこなせる水準ですが、負荷の高いゲーム向けとしては控えめです。フルHDで画質設定を下げるなど、負荷を抑えた使い方が現実的でしょう。

Fire Strike

Fire Strikeの結果▼Fire Strikeのスコア結果

項目 スコア
総合スコア 3374
グラフィックス 3766
物理スコア 17606

TikGadget編集部
CPU側はかなり余裕がある一方、グラフィックス性能は控えめな結果です。 物理スコアは17,606と高く、Ryzen 7 7730UのCPU性能の高さが表れています。一方、グラフィックスは3,766で、軽量ゲームや画質設定を抑えたプレイ向けの性能といえるでしょう。

CPUプロファイル

CPUプロファイルの結果

▼CPUプロファイルの実測結果

項目 スコア
最大スレッド数 4751
16スレッド 4225
8スレッド 3688
4スレッド 2538
2スレッド 1507
1スレッド 884

TikGadget編集部
マルチスレッド性能はしっかり出ています。 最大スレッド数では4,751を記録しており、8コア16スレッド構成を活かした並列処理に強みがあります。1~4スレッド時のスコアも十分で、普段使いから複数アプリを同時に使う作業まで、幅広く快適にこなせる性能です。

Storage Benchmark

Storage Benchmarkの結果▼Storage Benchmarkの実測結果

Storage Benchmark 結果
総合スコア 1598
各テスト項目の詳細
テスト内容 帯域幅(MB/s) アクセス時間(μs)
Battlefield Vを読み込む 648.87 114
Call of Dutyを読み込む 261.74 241
Overwatchを読み込む 325.02 73
ゲームをインストール 140.28 95
ゲームを録画 110.77 76
ゲームを保存 89.39 85
ゲームを移動 1469.36 181

TikGadget編集部
ストレージ性能も実用上は十分な結果です。 総合スコアは1,598で、ゲームの読み込みやインストール、保存といった処理を問題なくこなせる水準です。特にゲーム移動時は約1,469MB/sと高速で、容量の大きなデータを扱う場面でもストレスは感じにくいでしょう。

Time Spyのストレステスト

Time Spyのストレステスト結果▼Time Spyストレステストの実測結果

項目 結果
フレーム率の安定性 95.9%
ループ回数 20

TikGadget編集部
ストレステストは20ループを完走しましたが、フレームレート安定性は95.9%となり、合格基準の97%にはわずかに届きませんでした。 大きく性能が崩れる様子はないものの、長時間の高負荷時には数%程度の性能変動が生じる傾向が見られます。

他のミニPCと比較したい方へ

本機のベンチマークスコアがどの程度の位置にあるのか気になる方は、実機レビュー機をまとめた比較一覧ページも参考にしてみてください。PCMark・3DMark・SSD速度・用途別評価を一覧で確認できます。

ミニPC 性能比較一覧ページのサムネイル
【2026年最新】ミニPC 性能比較一覧|実機レビュー機のベンチマークまとめ

最終更新:2026年10月5日 TikGadgetで実機レビューしたミニPCのベンチマーク結果を、一覧で比較できるページです。 3DMarkやCinebench、SSD速度などの実測スコアをもとに、各 ...

続きを見る

普段使いも、クラウドAIを組み合わせた作業も快適

GEEKOM A5 2027 Editionでウェブサイトを見ている

本機をウルトラワイドモニターに接続し、3440×1440・100Hzの環境で、普段の作業に使ってみました。

まずはWebサイトの閲覧から。画像の多いページやスクリプトを多用したサイトでも、読み込みやページの切り替えはスムーズでした。YouTubeやNetflixでの動画視聴も快適で、4K動画の再生時にもカクつきや途中で止まるような場面はありませんでした。

GEEKOM A5 2027 Editionでゲーム動画を再生している
GEEKOM A5 2027 Editionでゲーム動画を視聴している

WordやExcel、PowerPointも軽快に動作し、文書作成や表計算、スライド編集を無理なくこなせます。ブラウザで資料を確認しながらOfficeアプリを操作しても、軽めの作業では特に重さを感じませんでした。

メーカーは本機を、クラウドAIを活用する日常業務向けのPCとしても紹介しています。想定されているのは、PC内で大規模なAIモデルを動かす使い方ではなく、クラウドサービスに文章の要約や校正を手伝ってもらいながら、普段の仕事を進める用途です。

実際、クラウドAI・Webブラウザ・Officeを同時に使うマルチタスクも快適です。 AIサービスを開いたままブラウザで調べものをしたり、WordやExcelに切り替えて作業を続けたりしても、動作がもたつく印象はありませんでした。AIに文章の要約や校正を手伝ってもらい、その内容を確認しながら資料をまとめる。そんな、普段の仕事にAIを組み合わせる使い方にも取り入れやすいと思います。

GEEKOM A5 2027 Editionで表計算ツールを使用している
GEEKOM A5 2027 Editionでウェブサイトと表計算ツールを同時使用している

また、4画面同時出力も試しましたが、一般的な作業ではパフォーマンスの低下は感じられませんでした。複数の画面を使って作業したい人でも十分使いやすいでしょう。

GEEKOM A5 2027 Editionで4画面同時出力している

コンパクトな筐体サイズでも、今回試した日常用途では性能不足を感じる場面はありませんでした。Web閲覧やOffice作業を中心に、クラウドAIも活用しながら仕事を進めたい人にとって、扱いやすい1台だと思います。

軽めのPCゲームであれば設定次第でプレイ可能

本機は内蔵GPUに「AMD Radeon Graphics(Vega 8)」を採用しており、AAA級の重量級タイトルを快適に遊ぶのは難しいものの、軽めのPCゲームであれば設定次第でスムーズに楽しめる性能を備えています。

DQ10のベンチマークテスト結果

DQ10のベンチマークテスト結果

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 最高品質
  • フルスクリーン

ドラゴンクエストX (DQ10)でベンチマークテストを行った結果、"フルHDフルスクリーン×最高品質" で 8,884点の「とても快適」という結果が得られました。

MMORPG系でも、DQ10のようなライトタイトルであれば、最高品質でも快適に遊べることが分かります。

FF14のベンチマークテスト結果

FF14のベンチマークテスト結果(標準品質)
FF14のベンチマークテスト結果(高品質)

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 標準品質(デスクトップ) / 高品質(デスクトップ)
  • ウィンドウモード

フルHD解像度・ウィンドウモードの条件でテストを実行したところ、標準品質で3,975点、高品質で2,829点となり、いずれでも「設定変更を推奨」の結果となりました。

FF14クラスの大規模MMORPGを快適にプレイするには、画質設定をかなり抑える必要がありそうです。

フォートナイトを実際にプレイしてみた

GEEKOM A5 2027 Editionでフォートナイトをプレイしている

本機のゲーミング性能を確認するため、実際にフォートナイトを、1920×1080(フルHD)解像度のウィンドウモードでプレイしてみました。なお、初起動時のパフォーマンス自動設定では、"中画質設定" となりました。

序盤のプレイヤーが密集する場面では、一時的にフレームレートがやや低下することもありましたが、試合中は30~40fpsの範囲を維持できていました。解像度をフルHDに抑えているとはいえ、十分に実用的なパフォーマンスだと言えます。

フォートナイトプレイ中のFPS表示

▼フォートナイトをプレイする様子(中画質設定時)

描画は安定しており、操作レスポンスも良好。たまにフレームレート低下を感じることはあるものの、解像度を「フルHD」に、画質設定を「中」以下に調整すれば、フォートナイトも実用的なレベルでプレイ可能であることが確認できました。

優れた放熱性能、高負荷時にも静音を維持

室温約26℃の環境で、HWMonitorを起動した状態でCinebenchやストレステストを実行しました。以下、ストレステスト実行前のアイドル時と、実行後のHWMonitorの結果です。

▼HWMonitorの計測結果(室温約26℃/最高温度は「Max」欄)

ストレステスト実行前のアイドル時のHWMonitorの結果
ストレステスト実行後のHWMonitorの結果

アイドル時はCPU Package温度が50℃台を中心に推移。高負荷テストを繰り返した際には、CPU Packageが最大83.0℃、CPUコアが最大78.7℃、内蔵GPU(GFX)が最大64.0℃まで上昇しました。コンパクトな筐体ながら、長時間負荷をかけても極端な温度上昇は見られず、放熱性能はしっかり確保されている印象です。

実際に高負荷で動かした後の筐体に触れても、ほのかに温かさを感じる程度でした。

高負荷で動かした後の筐体に触れている

先述した3DMarkのストレステストでは合格圏に届きませんでしたが、テスト中の温度は上記の範囲に収まっており、急激な温度上昇や動作停止も確認されていません。冷却不足によって大きく性能が落ち込んだというよりは、長時間の高負荷時に数%程度の性能変動が生じる傾向があると見るのが自然でしょう。

そして、動作音についても比較的静かでした。室内の騒音レベルが約37dBの環境で、本体から約20cmの距離から騒音計で測定したところ、アイドル時は約38dB、高負荷時でも約42dBでした。

GEEKOM A5 2027 Editionの騒音レベルを測定している

負荷をかけるとさすがにファンの回転音は多少聞こえるようになるものの、耳障りなほど大きくはありません。デスク上に置いて作業する場合でも、ファンノイズが気になりにくい静音性だと感じました。

特にWeb閲覧や動画視聴などの軽い作業では、ファン音をほとんど意識せずに使えました。普段使いでの静かさも、本機の扱いやすいところです。

GEEKOM A5 2027 Editionのメリット・デメリット

GEEKOM A5 2027

『GEEKOM A5 2027 Edition』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

良かった点

  • 上品で悪目立ちしづらい筐体デザイン
  • 場所を取らないコンパクトさ
  • インターフェースが充実
  • 最大4画面出力に対応
  • 拡張性が高い
  • Ryzen 7 7730U搭載で、普段使い・Office作業が非常に快適
  • 軽めのPCゲームなら画質設定次第でプレイ可能
  • 高負荷時でも比較的低温かつ静かで、冷却性能が良好

悪かった点

  • グラフィックス性能は控えめ
  • 高負荷なPCゲームには向かない
  • 長時間の高負荷時には数%程度の性能変動が見られる
  • USB4には非対応
  • 搭載SSDはPCIe 4.0対応品だが、実際の接続はPCIe 3.0×4

よくある質問(FAQ)

読者さん
QGEEKOM A5 2027 Editionは普段使いや仕事用PCとして十分な性能ですか?

Aはい。Ryzen 7 7730Uと16GBメモリを搭載しており、Web閲覧や動画視聴、Word・ExcelなどのOffice作業は快適です。実際に複数のアプリを同時に使用しても大きな処理落ちは感じられず、在宅ワークや一般的なビジネス用途には十分な性能です。
TikGadget編集部

読者さん
QGEEKOM A5 2027 EditionでPCゲームは遊べますか?

A軽めのゲームであれば設定次第でプレイできます。DQ10はフルHD・最高品質で「とても快適」、フォートナイトはフルHD・中画質でおおむね30~40fpsを維持できました。一方、FF14のような負荷の高いタイトルや、最新ゲームを高画質・高フレームレートで遊ぶ用途には向いていません。
TikGadget編集部

読者さん
Qメモリやストレージは後から増設できますか?

Aはい。底面カバーを外すことで内部へアクセスでき、メモリやストレージを交換・増設できます。M.2 NVMe SSDに加えてM.2 2242や2.5インチSATAドライブにも対応しており、コンパクトなミニPCとしては拡張性に優れています。
TikGadget編集部

総評:性能・省スペース性・拡張性・静音性のバランスが取れた1台

デスク上で稼働中のGEEKOM A5 2027 Edition

『GEEKOM A5 2027 Edition』を実際に使ってみて感じたのは、コンパクトながら普段使い・仕事用として十分に快適なミニPCだということです。

Ryzen 7 7730Uと16GBメモリを搭載し、PCMark 10では総合6,503、Productivityは14,684を記録。Web閲覧や4K動画視聴、Office作業はもちろん、複数アプリを同時に立ち上げても重さは感じませんでした。4画面同時出力時でも、一般的な作業であれば快適に使えます。

一方、Radeon Vega 8のグラフィックス性能は控えめです。DQ10はフルHD・最高品質で「とても快適」、フォートナイトもフルHD・中画質で30~40fps前後を維持できましたが、FF14では標準品質でも「設定変更を推奨」という結果でした。軽負荷ゲームは遊べるものの、高負荷ゲームを快適に遊ぶ用途には向きません。

冷却・静音性は良好で、室温約26℃の環境では高負荷時でもCPU Packageは最大83℃。動作音も約20cmの距離でアイドル時38dB、高負荷時42dBほどに収まり、普段使いではファン音がほとんど気になりませんでした。

最大4画面出力や2.5G LAN、SDカードスロット、ストレージ増設にも対応しており、性能・省スペース性・拡張性・静音性のバランスが取れた1台です。ゲーム性能よりも、仕事や普段使いを快適にこなせる扱いやすいミニPCを求める人には、特に相性の良いモデルだと感じました。

◎おすすめできる人

  • 普段使いや仕事用として快適に使えるミニPCを探している人
  • 省スペース性と拡張性の両方を重視したい人
  • 複数画面出力や軽めのゲームも楽しみたい人

▲おすすめできない人

  • 最新の重量級ゲームを高画質・高fpsで遊びたい人
  • 本格的な動画編集や3DCGなど高負荷作業を中心に行う人
  • 高性能な内蔵GPUやUSB4対応を重視する人

GEEKOM A5 2027 Editionをお得に購入する方法

TikGadget編集部
Amazon&公式サイトで使えるクーポンを配布中! 購入を検討している方は、今がお得に入手できるチャンスです。なお、クーポンの適用に失敗する場合は、何度か適用しなおすか、クーポン使用画面を一度更新したうえで、再度クーポンの適用をお試しください。
通常価格(税込) 最終価格(税込) 割引率
87,990円 77,431円 12%OFF
割引コード(タップでコピー)
TGA52027NP
✔ コピーしました
⏰ 有効期限:2026年10月1日 ~ 11月20日まで

Amazonでクーポンを使う →公式サイトでクーポンを使う →

▼ショート動画を公開しました!使用感はこちらでもご確認いただけます

▼こちらの記事もオススメ!

GEEKOM IT13 2026 Edition 実機レビュー|Core Ultra 7 356Hの性能・ゲーム・AIを検証

ミニPCブランド「GEEKOM(ギコム)」(台湾)から、Intelの最新世代プロセッサ「Core Ultra 7 356H」を搭載した高性能ミニPC『GEEKOM IT13 2026 Edition』 ...

続きを見る

この記事をシェアする

いまお得なガジェット

ポータブル冷蔵庫
BougeRV CRH20
BougeRV CRH20 実機レビュー | バッテリー対応で車中泊にも使いやすいポータブル冷蔵庫
43,499円
20%オフ35,131円
10/9まで
タブレット
TECLAST T60Mini
TECLAST T60Mini 実機レビュー|8.8インチ・2.5K・90Hz対応の小型タブレット
37,900円
20%オフ23,655円
10/11まで
ミニPC
ACEMAGIC K5
【楽天セール】ACEMAGIC K5が47,583円!Core 3 304搭載AIミニPCが15%OFF
55,980円
15%オフ47,583円
10/11まで
ミニPC
ACEMAGIC AM18
ACEMAGIC AM18 実機レビュー|Ryzen 5 7640HS搭載ミニPCの性能・ゲーム・静音性を検証
72,880円
7%オフ67,880円
10/31まで
ソーラーパネル
BougeRV Arch Pro 200W
BougeRV Arch Pro 200W 実機レビュー | 曲がる・軽い・車載しやすい200Wソーラーパネル
39,580円
5%オフ37,601円
11/8まで
ミニPC
GEEKOM IT13 2026 エディション
GEEKOM IT13 2026 Edition 実機レビュー|Core Ultra 7 356Hの性能・ゲーム・AIを検証
199,900円
15%オフ169,915円
11/15まで
ミニPC
GEEKOM A5 2027
GEEKOM A5 2027 Edition 実機レビュー|Ryzen 7 7730U搭載で仕事も快適!性能・ゲーム・静音性を検証
87,990円
12%オフ77,431円
11/20まで
ミニPC
GEEKOM A9 MAX 2026
GEEKOM A9 MAX 2026 実機レビュー | Ryzen AI 9 HX 470搭載の高性能ミニPCを実機検証
243,900円
5%オフ231,705円
11/30まで
タブレット
TCL Note A1 NXTPAPER
TCL Note A1 NXTPAPER 実機レビュー | 紙のような書き心地と実用的なAI機能を検証
92,980円
5%オフ88,331円
12/31まで
ポータブル冷蔵庫
BougeRV CRD2 V2.0
BougeRV CRD2 V2.0 実機レビュー|キャスター付き2室独立49Lポータブル冷蔵庫
36,283円
5%オフ34,469円
1/22まで
扇風機
BougeRV F02
BougeRV F02 実機レビュー | 最大7.5m/s・8Ahバッテリー搭載のアウトドア扇風機
8,980円
5%オフ8,531円
1/22まで
ポータブル冷蔵庫
BougeRV CRX3
BougeRV CRX3 実機レビュー | -20℃冷凍対応・バッテリー駆動もできるポータブル冷蔵庫
27,183円
5%オフ25,823円
1/22まで
ポータブルエアコン
BougeRV PC35 ポータブルエアコン
BougeRV PC35 ポータブルエアコン 実機レビュー | 実際に冷える?16畳で冷房性能と騒音をチェック
32,980円
34%オフ21,831円
2/28まで
AIパートナー
CODE27
CODE27(コードニーナ)実機レビュー | 好きな3Dキャラと暮らせるAIコンパニオンを試してみた
549ドル
20$オフ529ドル
終了日未定
タブレット
FPD CP10-J1
FPD CP10-J1 実機レビュー | 1万円台で買えるAndroid 16搭載10.1インチタブレット
19,199円
20%オフ15,504円
終了日未定
イヤホン
EarFun Air Pro 4のアイコン画像
『EarFun Air Pro 4』レビュー、Snapdragon Sound対応の高コスパなワイヤレスイヤホン
9,990円
25%オフ7,491円
終了日未定
AI動画生成ツール
DomoAIのロゴ
DomoAIレビュー | 画像からAI動画生成!使い方・料金プラン・割引まとめ
86,595円
10%オフ77,936円
終了日未定
ボイスレコーダー
PLAUD NOTEのアイコン画像
『PLAUD NOTE』レビュー、文字起こし&GPT-4o要約機能搭載、超薄型のAIボイスレコーダー
27,500円
5%オフ26,125円
終了日未定
ボイスレコーダー
『PLAUD NotePin』レビュー!録音・文字起こし・要約までこれ1台、超小型ウェアラブルAIボイスレコーダー
27,500円
5%オフ26,125円
終了日未定
イヤホン
『OpenRock S2』レビュー!超軽量オープンイヤー型イヤホンの特徴・使い方・メリットデメリット徹底解説
9,980円
30%オフ6,986円
終了日未定
※価格・在庫は変動するため、最新情報は各記事でご確認ください。
続きを見る

こちらもおすすめ

YouTubeチャンネルバナー画像

この記事を書いた人

レイ

著者:

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。TikGadgetの管理・運営者。理工学修士。元大手デベロッパー勤務。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットを実機レビューしています。スペック比較やベンチマーク、使用感まで含めて、電子機器や家電を分かりやすく丁寧に紹介します。