数多くのPC関連商品を手掛けるGMKtecは、AMD Ryzen Embedded R2514を搭載した手のひらサイズのミニPC『GMKtec G11』を販売しています。
通常価格は税込67,499円のところ、期間限定キャンペーン中は税込5万円前後で購入できる場合もあります。
本製品はミニPCとしては珍しく、産業機器や組み込み用途にも使われる「AMD Ryzen Embedded R2514」を搭載したモデルです。瞬間的な処理性能を強く押し出すタイプではなく、長時間の連続稼働や業務用途、簡易サーバー的な使い方を意識した堅実な構成が特徴。
メモリやストレージの拡張性も高く、静音性や冷却面にも配慮されているため、小型ながら長く使える一台を探している方に適した一台となっています。
先に結論 | GMKtec G11はこんな製品
- 強みRyzen Embedded R2514、デュアル2.5G LAN、最大3画面出力を備え、長時間稼働や業務用途に使いやすい安定志向のミニPC
- 弱み3D処理性能は控えめなため、ゲームや重めのグラフィック処理を目的に選ぶモデルではない
- 向く人事務作業、動画視聴、軽めの画像編集、簡易サーバー、業務端末など、安定性と拡張性を重視して小型PCを使いたい人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。本記事では『GMKtec G11』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。
▼ショート動画を公開しました!使用感はこちらでもご確認いただけます。
『GMKtec G11』のセール・割引情報

購入を検討している方は、今がお得に入手できるチャンスです。
| 通常価格(税込) | 最終価格(税込) | 割引率 |
| 50,990円 | 約25%OFF |
『GMKtec G11』のスペック・仕様表
| ブランド | GMKtec |
| 型番 | NucBox G11 |
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | AMD Ryzen Embedded R2514 |
| GPU | AMD Radeon Graphics |
| メモリ | 16GB DDR4 ※最大32GB(16GB×2)まで増設可能 |
| ストレージ | 512GB SSD(M.2 2280 PCIe 3.0) ※最大16TB(8TB×2)まで増設可能 |
| 映像出力 | 最大3画面同時出力対応(4K@60Hz) HDMI 2.0×2、Type-C×1 |
| 無線通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 ※日本国内では2.4GHz / 5GHz帯のみ利用可能 |
| フロントI/O | USB 3.2 Gen2×2 Type-C(USB 3.2 Gen2 10Gbps, DP 4K@60Hz)×1 3.5mmオーディオジャック×1 電源ボタン / LEDインジケーター |
| リアI/O | USB 3.2 Gen1×2 HDMI 2.0(4K@60Hz)×2 DC IN×1 2.5G LAN×2 セキュリティロックホール×1 |
| 有線LAN | 2.5G LAN×2 |
| 電源入力 | DC IN 19V / 3.42A |
| 電力モード | 15W / 20W / 25W 切替対応 |
| 冷却設計 | 静音ファン、ヒートパイプ搭載 |
| 本体サイズ | 約128.5 × 127 × 51mm |
| 本体重量 | 公称値:約480g 実測値:約480g |
※参照元:楽天(GMKtec G11製品ページ)実機で確認したバージョン情報は以下の通りです。
なお、「slmgr -dli」や「slmgr -dlv」コマンドで確認したところ、Windows 11 Proは正常にライセンス認証済みでした。ライセンス種別はOEM_DM channelとなっており、メーカー出荷時点で本体に紐づけられたOEMライセンスが適用されていることを確認できます。
『GMKtec G11』のパッケージ内容
箱を開けると、ミニPC本体が動かないようにすっぽりと収められています。
パッケージにはHDMIケーブルも付属するため、開封後すぐにモニターと繋いで利用を開始できます。
内容物一覧
- GMKtec G11 本体
- 電源アダプター
- HDMIケーブル
- ユーザーマニュアル
- VESAマウント金具&ネジ
『GMKtec G11』の本体外観
『GMKtec G11』の本体サイズは約128.5 × 127 × 51mmで、最近のミニPCとしてはやや厚みがあるものの、設置面積自体はコンパクトです。全体的にグレーを基調としたシンプルなデザインで、デスク上に置いても悪目立ちしにくい外観に仕上がっています。
マット寄りの表面仕上げで手触りはサラサラとしており、指紋や皮脂汚れが目立ちづらく、清潔感を保ったまま使い続けやすい点も好印象。
▼筐体外観(360度)
底部の四隅にはゴム脚が備わっているほか、換気用の穴が空いています。また、VESAマウント金具を取り付けるための穴も用意されています。
手のひらに載せられるほどのサイズ感。ただ、前述したように比較的厚みがあるため、金具を使用してモニター裏へ取り付けると、やや出っ張った感じになります。
本体重量は実測で約480gと比較的軽量です。
コンパクトなデザインのおかげで、実際にデスク上に設置してもスペースを取らず、邪魔には感じません。
スマホと並べると、ミニPCの小ささが際立ちます。
インターフェース構成
『GMKtec G11』のインターフェースについて見ていきます。
正面には、USB 3.2 Gen2×2、Type-C、3.5mmオーディオジャック、電源ボタン / LEDインジケーターが用意。
背面には、USB 3.2 Gen1×2、HDMI 2.0×2、DC電源ポート、2.5G LAN×2、セキュリティロックホールが用意されています。
左側面にはケンジントンロック穴が用意。右側面には何もありません。
限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっています。
そして、Type-C(USB 3.2 Gen2 10Gbps, DP 4K@60Hz)と HDMI 2.0(4K@60Hz)×2 を併用することで、最大3画面同時出力が可能です。
『GMKtec G11』の拡張性
本機は最大32GBまでのメモリ拡張、および最大16TBまでのストレージ増設をサポートしています。力を入れて上部のフタを引っ張ることで、簡単に取り外して拡張スロットへアクセスできます。
ドライバー不要で拡張スロットへアクセスできる点は、従来モデルと比べてかなり利便性が向上したと感じます。
なお、内蔵ストレージは初期状態で431GB分が使用可能領域となっていました。
『GMKtec G11』のベンチマークテスト結果
『GMKtec G11』で、各種ベンチマークテストを行った結果を紹介していきます。
CrystalDiskMarkの結果
▼CrystalDiskMarkの実測結果
| 項目 | Read(MB/s) | Write(MB/s) |
| SEQ1M Q8T1 | 2621.25 | 1979.77 |
| SEQ1M Q1T1 | 2081.64 | 1674.50 |
| RND4K Q32T1 | 115.13 | 81.34 |
| RND4K Q1T1 | 33.95 | 54.53 |

PCMark 10の結果
▼PCMark 10の実測結果
| 項目 | スコア |
| 総合スコア | 3220 |
| Essentials | 5078 |
| Productivity | 7494 |
| Digital Content Creation | 2381 |

Cinebench R23の結果
▼Cinebench R23の実測結果
| 項目 | スコア |
| マルチコア | 2489 |
| シングルコア | 836 |
| MP Ratio | 2.98x |

3DMarkの結果
3DMarkの各テスト結果を紹介していきます。
Time Spy & Night Raid
| テスト | 総合 | グラフィックス | CPU |
| Time Spy | 523 | 464 | 1891 |
| Night Raid | 5010 | 5687 | 2994 |

Fire Strike
▼Fire Strikeのスコア結果
| 項目 | スコア |
| 総合スコア | 1270 |
| グラフィックススコア | 1392 |
| 物理スコア | 6397 |

CPUプロファイル
▼CPUプロファイルの実測結果
| 項目 | スコア |
| 最大スレッド数 | 1097 |
| 16スレッド | 1084 |
| 8スレッド | 1082 |
| 4スレッド | 918 |
| 2スレッド | 649 |
| 1スレッド | 415 |

Storage Benchmark
▼Storage Benchmarkの実測結果
| Storage Benchmark 結果 | ||
| 総合スコア | 873 | |
| 各テスト項目の詳細 | ||
| テスト内容 | 帯域幅(MB/s) | アクセス時間(μs) |
| Battlefield Vを読み込む | 415.85 | 176 |
| Call of Duty: Black Opsを読み込む | 314.57 | 208 |
| Overwatchを読み込む | 160.24 | 139 |
| ゲームをインストール | 62.43 | 211 |
| ゲームを録画 | 36.79 | 230 |
| ゲームを保存 | 36.03 | 213 |
| ゲームを移動 | 916.56 | 286 |

Night Raidストレステスト
▼Night Raidストレステストの実測結果
| 項目 | 結果 |
| フレームレートの安定性 | 97.0%(合格) |
| 最高ループFPS | 27.51 |
| 最低ループFPS | 26.64 |
| ループ回数 | 20 |

一般的なPC作業は快適
本機でウェブサイト閲覧や動画視聴を行い、普段使いの快適さを検証しました。
なお、レビュー時にはウルトラワイドモニターに接続し、3440×1440解像度・100Hzで出力しています。
まずはウェブサイト閲覧時について。
画像の多いサイトから、スクリプトを多用したサイトまで閲覧してみましたが、どのサイトでもページ遷移・読み込みはスムーズであり、終始快適に閲覧することができました。
一般的なウェブサイト閲覧において、ストレスを感じることはありません。
続いて、YouTubeやNetflixなどで動画を視聴してみました。
4K画質で動画を再生しましたが、カクつきが生じたり、動画が途中でストップしてしまうことはなく、快適に視聴できました。
そして表計算ツール等を用いたオフィス作業について。
WordやExcel、PowerPointといったOfficeアプリの動作も軽快で、資料作成や表計算、スライド編集がストレスなく行えました。
仕事用ツールとウェブブラウザを同時に立ち上げても、軽めの作業であれば大きな処理落ちは感じませんでした。文書作成や表計算、Web会議といった一般的なビジネス用途なら十分活用できます。
なお、3画面同時出力の場合でも、処理パフォーマンスの低下は感じられませんでした。
総じて、日常的な利用シーンでの使用感は快適で、性能不足を感じる場面はありませんでした。
『GMKtec G11』のゲーム性能を検証|軽めのPCゲームなら設定次第でプレイ可能
本機はゲーミング向けのミニPCではなく、AAA級の重量級タイトルを快適に遊ぶのは難しいです。ただし、軽めのPCゲームであれば、画質設定や解像度を調整することで、最低限プレイできる性能は備えています。
DQ10のベンチマークテスト結果
テスト条件
- 1920×1080解像度
- 最高品質
- フルスクリーン
FF14のベンチマークテスト結果
テスト条件
- 1920×1080解像度
- 標準品質(デスクトップ)
- ウィンドウモード
以上の結果から、あくまでゲーム目的のPCではなく、日常作業の合間に軽いタイトルを楽しむ程度と考えるのが現実的と言えます。
優れた静音性&放熱性能
各種ベンチマークテストおよびストレステストを実行した後に、HWMonitorで筐体の発熱を確認してみました。
▼計測値(室温27℃、3DMarkやストレステストなど実行後)
CPU Packageは最大56.3℃、SSDは最大39.0℃に収まっていました。ミニPCとしてはかなり落ち着いた温度で、負荷をかけた後でも冷却には余裕がある印象です。パフォーマンスへの影響も小さかったです。
高負荷稼働後の筐体に触れても、ほのかに温かさを感じる程度です。
一部センサーに110℃前後の表示も見られますが、CPUやSSD温度、筐体に触れた際の体感温度と大きく乖離しているため、未使用センサーの誤検出と考えて良いと思います。長時間稼働を意識したモデルらしく、発熱面はかなり安定していました。
静音性も非常に優秀で、5時間連続稼働後でもファン音はかなり控えめです。ベンチマークテスト実行時など高負荷状態でファンの回転音は気になるレベルまで大きくなることはありませんでした。
実際に騒音計を用いて、ミニPCの至近距離で測定してみたところ、高負荷テスト後でも概ね40~41dBの範囲に収まっており、体感的にもかなり静かです。
オフィス作業や動画視聴時には耳を近づけてもほとんど気にならないレベルでした。音で気が散らず、作業に集中できるミニPCとなっています。
『GMKtec G11』のメリット・デメリット
『GMKtec G11』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 手のひらサイズで設置しやすく、デスク上でも場所を取りにくい
- 悪目立ちしづらいシンプルデザイン
- Web閲覧、動画視聴、Office作業などの一般用途は快適
- デュアル2.5G LAN搭載で、簡易サーバーや業務端末としても使いやすい
- 最大3画面同時出力に対応
- 実用的なインターフェース構成
- 優れた拡張性、スロットにもアクセスしやすい
- NVMe SSDの速度は十分
- 優れた冷却性能と静音性
デメリット
- CPU性能は最新の高性能ミニPCと比べると控えめ
- 重めの画像編集、動画編集、レンダリング用途には向かない
- 本格的なPCゲーム用途には不向き
- 最近の薄型ミニPCと比べるとやや厚みがある
よくある質問(FAQ)



総評:GMKtec G11は日常作業や業務用途を安定してこなしたい人におすすめ
『GMKtec G11』は、ハイエンド並みの処理性能を備えたミニPCではありませんが、日常作業や業務用途を安定してこなしたい人にはかなり扱いやすい一台です。
Web閲覧や動画視聴、Office作業は快適で、3画面出力やデュアル2.5G LAN、メモリ・ストレージの拡張性など、実用面の装備も充実。特に発熱の少なさや動作の安定感は好印象で、長時間稼働を前提にした端末としても安心して使いやすいと感じました。
一方で、CPUや内蔵GPUの性能は控えめなため、動画編集や本格的な3Dゲームを目的に選ぶモデルではありません。あくまで、事務作業、Web閲覧、動画視聴、軽めの作業、簡易サーバー用途などをコンパクトな筐体でこなしたい人向けのミニPCです。
省スペース性、拡張性、安定性を重視するなら、価格次第では十分に検討する価値のあるモデルだと思います。
◎おすすめできる人
- Web閲覧、動画視聴、Office作業を快適にこなせる小型PCが欲しい人
- デュアル2.5G LANや3画面出力を活かして、業務端末や簡易サーバー用途で使いたい人
- 派手な性能よりも、静音性・冷却性能・長時間稼働時の安定性を重視したい人
▲おすすめできない人
- 本格的なPCゲームや重めの3D処理を快適に行いたい人
- 動画編集、レンダリング、大量の同時処理など高いCPU性能を求める人
- とにかく薄型・高性能な最新ミニPCを求めている人
『GMKtec G11』をお得に購入する方法

購入を検討している方は、今がお得に入手できるチャンスです。
| 通常価格(税込) | 最終価格(税込) | 割引率 |
| 50,990円 | 約25%OFF |
▼ショート動画を公開しました!使用感はこちらでもご確認いただけます。
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