低価格・高機能なAndroidタブレットを展開するBNCFは、13.4インチの大画面と8基のスピーカーを搭載した、動画視聴向けのAndroidタブレット『BNCF CinePad 13』を販売しています。
通常価格は税込34,674円ですが、期間限定キャンペーン中は2万円台後半で購入できる場合もあります。
AG加工を施した低反射ディスプレイに加え、Widevine L1やDTSサウンドにも対応しており、映像と音の両面で没入感を重視した設計となっています。
さらに、15,000mAhの大容量バッテリーや4G LTE、GPSにも対応。専用ケースとスタンドも付属しているため、自宅での映画鑑賞や、デスク上での作業を中心に幅広く活用できるモデルです。
先に結論 | BNCF CinePad 13はこんな製品
- 強み13.4インチの大画面と8基のスピーカーで、迫力ある動画視聴を楽しめる
- 弱み本体が実測約849gと重く、処理性能や充電速度も控えめ
- 向く人自宅やデスク上で、動画視聴を中心に据え置きで使いたい人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『BNCF CinePad 13』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『BNCF CinePad 13』のスペック・仕様表
| 製品名 | BNCF CinePad 13 |
|---|---|
| 製品タイプ | 13.4インチ Androidタブレット |
| ブランド | BNCF |
| モデル名 | CinePad 13 |
| OS | Android 16 |
| CPU | MediaTek MT6769(8コア) |
| メモリ | 4GB |
| 仮想メモリ | 最大20GB |
| メモリ構成 | 最大24GB相当(物理メモリ4GB+仮想メモリ20GB) |
| ストレージ | 128GB |
| ディスプレイ | 13.4インチ IPSディスプレイ |
| 解像度 | 1920×1200 |
| 画面加工 | AG(アンチグレア)低反射加工 |
| Widevine | Widevine L1対応 |
| スピーカー | 8基 |
| サウンド | DTSサウンド対応 |
| 外部ストレージ | microSDカード対応(最大2TB) |
| SIMカード | nanoSIM対応 |
| モバイル通信 | 4G LTE対応 |
| Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz デュアルバンドWi-Fi |
| Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
| 位置情報 | GPS対応 |
| カメラ | フロントカメラ:5MP リアカメラ:13MP |
| バッテリー容量 | 15,000mAh |
| 本体サイズ | 20.9×30.9×0.8cm(最薄部)/ 1.5cm(最厚部)※実測値 |
| 本体重量 | 約849g(実測値) |
| 充電 | 最大18W PD急速充電対応 |
| 付属品 | 専用シリコンケース、スタンド、18W充電アダプタなど |
※参照元:Amazon(BNCF CinePad 13 商品ページ)
『BNCF CinePad 13』のパッケージ内容
箱を開けると、タブレット本体が動かないようにピッタリと収まっています。
タブレット本体に加えて、専用ケースも付属。ケースの背面には収納式スタンドが備わっており、角度を付けた状態でタブレットを設置できます。
内容物一覧
- BNCF CinePad 13 本体
- 専用タブレットケース
- USB-Cケーブル
- 充電アダプタ
- SIMカードピン
- ユーザーマニュアル
『BNCF CinePad 13』の本体外観
タブレット本体は13.4インチの大型ディスプレイを搭載しており、筐体もかなり大きめです。実際に手に持ってみると、一般的なタブレットとはひと味違う迫力があります。
前面中央には5MPフロントカメラを、背面には13MPリアカメラを備えています。
筐体素材には高級感こそありませんが、強めに力を加えても軋み音はほとんどなく、セール時3万円未満で購入できるタブレットとしては、造りはしっかりしていると感じられます。
筐体サイズは実測で約20.9×30.9cm、厚さは最薄部で約0.8cm、最厚部で約1.5cmです。重量も実測約849gあり、タブレットとしてはかなり大きく、重い部類に入ります。気軽に持ち歩く用途にはあまり向きませんが、そのぶん、13.4インチの大型ディスプレイで迫力のある映像を楽しめます。
タブレット側面には電源ボタン、音量調節ボタン、USB-Cポートに加え、カードスロットが用意。カードスロットには、最大2TBのmicroSDカードとnanoSIMカードを挿入できます。
また、本体下部は大きく丸みを帯びており、端子類も配置されていません。そのため、この側を下にして使うことを前提としたデザインに見えます。下部をデスクに接地させ、立て掛けるように使うスタイルとも相性が良さそうです。
そして本機の大きな特徴が、筐体の左右下部に設けられた、金属調の縁取りを施した大型スピーカーグリルです。合計8基のスピーカーを内蔵しており、迫力と広がりのあるサウンドを楽しめます。
大型スピーカーグリルを収めるため、タブレット下部はやや厚みのある形状となっており、背面には緩やかな段差が確認できます。
このように、一般的なタブレットとは一線を画す、大型かつユニークな形状のモデルとなっています。
スタンド付きケースが付属
本製品のパッケージには、スタンド付きの専用タブレットケースが付属します。
ケース背面のスタンドを展開すると、タブレットを角度を付けた状態で設置でき、動画などを視聴しやすくなります。筐体を保護するだけでなく、簡易スタンドとしても活用できる実用的なケースです。
『BNCF CinePad 13』のAnTuTuベンチマークテスト結果
本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』(V11.1.4)を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
結果として、約32.8万点のスコアを記録しました。
セール時3万円未満の格安タブレットとしては、そこそこ健闘した結果となりました。分類としてはエントリー帯と言えるでしょう。
負荷の高いゲームや複数アプリを頻繁に切り替える用途に向いた性能ではありませんが、Webサイト閲覧や動画視聴、電子書籍、SNS、軽めのアプリ利用であれば問題なくこなせるスコアです。
『BNCF CinePad 13』の基本パフォーマンス&明るさ検証
ウェブサイト閲覧や動画視聴、各種アプリなどを起動して、BNCF CinePad 13の実機パフォーマンスを検証してみました。
まず、ウェブブラウジングはいたって快適であり、画像多めのサイトからスクリプトを多用したサイトまでスムーズに閲覧できました。
13.4インチの画面では一度に表示できる情報量が多く、表計算アプリなどを使用した作業にも向いています。また、解像度も1920×1200(FHD+)と必要十分なので、小さな文字まで鮮明に描画されて見やすかったです。リフレッシュレートは60Hz固定ですが、通常利用において特に不満は感じませんでした。
ディスプレイにはAG加工が施されており、照明の反射や映り込みが抑えられていました。
また、YouTubeやNetflixなどで動画を視聴した場合も、再生自体は安定しており、視聴中に大きな不満は感じませんでした。
Widevine L1対応のため、対応する動画配信サービスではHD画質での再生が期待できます。
そのほか、一般的な作業用・娯楽用アプリを多数試してみましたが、よほど負荷の高い用途で使わない限り、性能不足で動作が滞る場面はほとんどありませんでした。とはいえ、性能自体は必要最低限の水準にとどまります。
なお、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高338nitの明るさを得ました。
屋内では十分見やすい輝度を備えています。ただ、屋外の直射日光下では、やや見づらさを感じます。
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
ベゼル幅は太め
ベゼル幅は実測でおよそ11mmほどあり、最近のタブレットとしてはやや太めです。ただし、13.4インチの大型モデルということもあり、手に持った際に画面へ指が触れにくく、安定して保持しやすい幅ともいえます。
スピーカー音質の検証
いくつかの楽曲を再生してみて、内蔵されているスピーカーの音質を検証しました。
▼音質確認の様子
実際に音楽を再生してみると、まず驚かされたのが音圧の強さです。
8基のスピーカーと左右の大型スピーカーグリルを備えているだけあり、これまでレビューしてきたタブレットの中でも、特に力強い音だと感じました。音量を上げると、下手な外付けスピーカーよりも迫力があり、タブレット単体とは思えないほど音が前に出てきます。
特に低音域の響きが良く、映画の効果音やBGMにも厚みが感じられました。13.4インチのFHD+ディスプレイと組み合わせることで、映像と音の両面から没入感のあるコンテンツ視聴を楽しめます。
一方、中〜高音域については、クリアさや細かな音の解像感が特別優れているわけではありません。ただ、強い音圧で全体をしっかり押し出してくれるため、音が聴き取りづらかったり、音量を上げて音割れが気になったりすることはありませんでした。音質の繊細さよりも、迫力や臨場感を重視する人に適したスピーカーだと感じます。
フロント・リアカメラ性能の検証
また、本機に搭載されているカメラの性能も検証しました。
まずはフロント(前面)カメラについて。
▼実際にフロントカメラで撮影した写真
5MPフロントカメラに関して、全体的に暗めな印象を受けるものの、人物の輪郭から表情まで比較的クリアに映し出すことができていました。
手振れ補正がやや弱めで、動いた際に残像が若干生じますが許容範囲内であり、ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質だと感じます。
▼(参考)フロントカメラで録画した映像
続いてリア(背面)カメラについて。
▼実際にリアカメラで撮影した写真
13MPリアカメラに関しても同様に、全体的に暗い感じはありますが、フロントカメラよりもクリアで発色の良い写真を撮影できました。動画撮影時の残像感も、フロントカメラよりは抑えられています。
記念撮影などには向きませんが、単純な映像記録用としては使える品質と言えます。
▼(参考)リアカメラで録画した映像
ゲーミング性能の検証
BNCF CinePad 13でゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。
PUBG
まずは『PUBG』の場合について。
グラフィッククオリティに関しては『HD』まで選択できました。
実際に試合に参加してみましたが、大人数が集まる場面でも致命的な処理落ちは少なく、比較的スムーズに遊べました。
"HD" では描画の精細さは控えめですが、ゲームプレイ自体には支障ありません。
激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などはあまり生じません。
13.4インチの大型ディスプレイでは、仮想コントローラーの各ボタンを適度な間隔で余裕を持って配置できます。そのため、タッチ操作時の押し間違いが起こりにくく、快適に操作できました。
また、前述したとおり、スピーカーから出る音の迫力も大きな魅力です。特に射撃音には力強さがあり、一般的なタブレットと比べても、臨場感や迫力の面では明らかに優れていると感じました。
▼PUBGプレイの様子(HD設定)
PUBGではHD設定で動作に支障はなく、快適なプレイが可能でした。
マインクラフト
続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。
ワールドを作成して実際にプレイしてみましたが、基本的にスムーズな操作が可能でした。大規模チャンク読み込み時にも処理の重さはあまり感じません。
処理の重い場面でも極端なカクつきは少なく、マイクラ程度であれば十分遊べるレベルです。
▼マインクラフトプレイの様子
原神
高負荷なゲームとして知られる『原神』ですが、本機でも画質設定を下げれば、最低限プレイできる程度のパフォーマンスは確保できました。
画質設定はデフォルトで「最低」に設定されていました。「中」まで上げるとフレームレートが大きく低下し、快適にプレイできる状態ではありません。そのため、「最低」~「低」に抑えておけば、最低限遊べる程度のパフォーマンスは確保できました。
ただ、本機はあくまで軽めのゲーム向けの性能であり、高負荷タイトルを快適に楽しみたい場合は、より高性能なタブレットを選ぶことをおすすめします。
▼原神プレイの様子(低画質)
15,000mAhの大容量バッテリー内蔵、でも持続時間は一般的
本機は15,000mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、公称駆動時間は最大約10時間となっており、容量から期待するほど圧倒的に長持ちするわけではありません。
実際に画面輝度を約70%、音量を約50%に設定し、Wi-Fi接続下でWeb閲覧や動画視聴、SNSなどを混ぜて使用したところ、100%から約8時間使用した時点で、残量は約10%でした。13.4インチの大型ディスプレイや8基のスピーカーを備えているぶん、消費電力も大きいと考えられます。
そして最大18WのPD充電に対応していますが、15,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、充電速度は速くありません。実際に18W充電してみましたが、10% → 100%まで3時間ほどかかりました。
短時間の充電では回復量が限られるため、就寝中などにまとめて充電する使い方が現実的です。
『BNCF CinePad 13』のメリット・デメリット
『BNCF CinePad 13』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
良かった点
- 13.4インチの大画面で動画や電子書籍が見やすい
- 8基のスピーカーによる迫力あるサウンド
- Widevine L1対応
- 4G LTE・GPS・最大2TBのmicroSDカードに対応
- スタンド付き専用ケースが付属
- Web閲覧や動画視聴、軽量ゲームは快適に動作
悪かった点
- 大柄&重量級で、気軽な持ち運びには不向き
- 15,000mAhの容量に対してバッテリー持ちは一般的
- 18W充電のため、満充電まで時間がかかる
- ベゼル幅が約11mmとやや太い
よくある質問(FAQ)



総評:大画面と迫力あるサウンドを楽しめる点が大きな魅力
BNCF CinePad 13を実際に使ってみて最も印象に残ったのは、13.4インチの大画面と8基のスピーカーによる迫力です。特にスピーカーの音圧はタブレットとしてかなり強く、映画やゲームでは外付けスピーカーがなくても十分に臨場感を楽しめました。Widevine L1にも対応しているため、動画視聴用タブレットとしての満足度は高いです。
AnTuTuスコアは約32.8万点で、Web閲覧や動画視聴、電子書籍、軽めのゲームであれば大きな不満なく使えました。一方、原神のような高負荷ゲームは低画質設定が前提となるため、処理性能を重視する人には向きません。
また、本体重量は実測約849gとかなり重く、気軽に持ち歩くよりも、付属のスタンド付きケースを使って自宅やデスク上に置く使い方が向いています。15,000mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、実使用では約8時間で残量10%ほどまで減り、10%から満充電にも約3時間かかりました。
携帯性や処理性能には割り切りが必要ですが、セール時に3万円を切る価格で、大画面と迫力あるサウンドを楽しめる点は魅力的です。動画や映画を中心に、据え置きで使える安価な大型タブレットを探している人には、有力な選択肢となるでしょう。
◎おすすめできる人
- 大画面で動画や映画を迫力たっぷり楽しみたい人
- スピーカー音質や音圧を重視する人
- 自宅やデスク上で据え置き中心に使いたい人
▲おすすめできない人
- 軽量で持ち運びやすいタブレットを求める人
- 原神などの高負荷ゲームを快適に遊びたい人
- バッテリー持ちや充電速度を最優先する人
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