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NiPoGi P2 実機レビュー | Ryzen 7330U搭載ミニPCの性能・静音性・使い勝手を検証

※ 記事内にアフィリエイト広告が含まれています
デスク上で稼働しているNiPoGi P2

ミニPCブランドのNiPoGi(ニポギ)は、AMD Ryzen 3 7330Uを搭載したコンパクトなミニPC『NiPoGi P2』を販売しています。

通常価格は税込59,998円ですが、期間限定キャンペーンでは4万円台前半で購入できる場合もあります。

手のひらサイズながら、16GBメモリ、256GB SSD、Windows 11 Proを搭載。Web閲覧やOffice作業、オンライン会議、動画視聴といった日常用途はもちろん、軽めの画像編集やマルチタスクにも対応できる性能を備えています。

また、HDMI・DisplayPort・Type-Cによる最大3画面の4K出力に対応しているほか、USBポートや有線LANも充実。自宅用PC、仕事用のサブPC、モニター裏に設置する省スペースPCとして使いやすい一台です。

NiPoGi P2を手で持ち上げている
デスク上で稼働中のNiPoGi P2

先に結論 | NiPoGi P2はこんな製品

  • 強みコンパクトながらWeb閲覧・Office作業・4K動画視聴を快適にこなせる実用性の高さ
  • 弱み重い3Dゲームや本格的な動画編集には向かず、メモリ増設もできない
  • 向く人省スペースで使える日常作業・ビジネス向けミニPCが欲しい人

今回、メーカーより本製品を提供していただきました。

本記事では『NiPoGi P2』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。

『NiPoGi P2』のセール・割引情報

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『NiPoGi P2』のスペック・仕様表

NiPoGi P2

製品名 NiPoGi P2 ミニPC
ブランド NiPoGi
本体カラー ホワイト
OS Windows 11 Pro
CPU AMD Ryzen 3 7330U
CPU構成 4コア / 8スレッド
最大動作周波数 最大4.3GHz
グラフィック AMD Radeon Graphics
メモリ 16GB LPDDR4
ストレージ 256GB SSD
ストレージ拡張 M.2 2280 SSDスロット×2、最大4TBまで対応
対応SSD NVMe PCIe 3.0 SSD
映像出力 HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1、Type-C×1
最大映像出力 4K@60Hz / 最大3画面出力対応
前面ポート Type-C×1、USB 3.2 Gen 2×2、3.5mmオーディオジャック×1、電源ボタン
背面ポート USB 3.2 Gen 1×4、RJ45有線LAN×1、DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0×1、DCポート×1
Type-C仕様 DP 1.4サポート、4K@60Hz、最大10Gbps、PD出力対応
有線LAN RJ45 ギガビットLAN対応
10 / 100 / 1000Mbps
無線LAN Wi-Fi 5
2.4GHz / 5GHz対応
Bluetooth Bluetooth 4.2
冷却機構 静音冷却ファン、ダブル排気口、アルミニウム冷却モジュール
本体サイズ 約12.8 × 12.8 × 4.4cm
重量 公称値:約560g
実測値:約449g
VESAマウント 対応
続きを見る

※参照元:Amazon(NiPoGi P2 商品ページ)

実機で確認したバージョン情報は以下の通りです。

実機で確認したバージョン情報

なお、「slmgr -dli」や「slmgr -dlv」コマンドで確認したところ、Windowsは本体に紐づいたOEMライセンスとして認証されていました。格安ミニPCでまれに見られる期限付き認証やボリュームライセンスではなく、通常のOEM_DMチャンネルで認証されている点は安心材料です。

Windowsのライセンス情報確認画面

『NiPoGi P2』のパッケージ内容

箱を開けると、ミニPCが緩衝材に囲われて頑丈に梱包されています。

NiPoGi P2の外箱
NiPoGi P2の箱を開けた

HDMIケーブルに加え、VESAマウント金具&ネジも付属。モニター裏などへ取り付けることで、よりスペースを節約できます。

NiPoGi P2のパッケージ内容

内容物一覧

  • NiPoGi P2 本体
  • 電源アダプタ
  • 電源コード
  • HDMIケーブル
  • VESAマウント金具&ネジ一式
  • ユーザーマニュアル

VESAマウント金具&ネジが付属しており、モニター裏に取り付けることで、デスク周りをさらに省スペース化できます。電源アダプタも比較的コンパクトなため、場所を取らずに設置できる点が魅力です。

VESAマウント金具&ネジ
電源アダプタを手に持っている

『NiPoGi P2』の本体外観

『NiPoGi P2』の本体サイズは、約12.8 × 12.8 × 4.4cmと非常にコンパクトです。全体的にシルバーを基調としたシンプルなデザインで、デスク上に設置しても悪目立ちしづらいと感じます。

NiPoGi P2の外観

サラサラした手触りの非光沢仕上げ。指紋や皮脂汚れも目立ちづらく、清潔感を保ったまま使い続けやすいです。

NiPoGi P2の天板光沢

▼筐体外観(360度)

手のひらに載せられるほどのサイズ感で携行性は良好。カバンなどに入れて外出先へ気軽に持ち運ぶことも可能です。

NiPoGi P2を手に持っている
NiPoGi P2を手に持っている(側面アングル)

底部の四隅にはゴム脚が備わっているほか、換気用の穴が空いています。また、VESAマウント金具を取り付けるための穴も用意されています。

NiPoGi P2の底部

本体重量は実測で約449gと軽量な部類です。

NiPoGi P2を計量している

小型デザインのおかげで、実際にデスク上に設置してもスペースを取らず、邪魔には感じません。装飾を抑えたスタイリッシュな外観で、悪目立ちしづらい点も魅力です。

NiPoGi P2をデスク上に設置している
デスク上に置かれたNiPoGi P2

スマホと並べると、ミニPCの小ささが際立ちます。

NiPoGi P2とスマホを並べている

インターフェース構成

『NiPoGi P2』のインターフェースについて見ていきます。

正面には 電源ボタン、3.5mmステレオヘッドセットジャック、USB 3.2 Gen 2 Type-A ×2、Type-C×1(DP 1.4サポート、4K@60Hz、最大10Gbps、PD出力対応)が用意。

NiPoGi P2の正面インターフェース

両側面には吸排気口が開いています。

NiPoGi P2の左側面
NiPoGi P2の右側面

背面には DC電源ポート、HDMI 2.0(4k@60Hz)、DP1.4ポート、RJ45イーサネットポート、USB 3.2 Gen1 Type-A ×4 が設けられています。

NiPoGi P2の背面インターフェース

限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっています。

HDMI 2.0、DP 1.4、Type-Cを併用することで、最大3画面同時出力が可能です。

『NiPoGi P2』の拡張性

本機は、コンパクトなミニPCながら拡張性に優れている点も大きな特徴です。ストレージ用にM.2 2280 SSDスロットを2基備えており、最大4TBまでの増設に対応しています。一方で、メモリは16GB LPDDR4のオンボード仕様となっており、購入後に増設できない点は注意が必要です。

筐体背面のネジを外し、スイッチをスライドさせることで天板が外れます。

NiPoGi P2の背面のネジをドライバーで外している
NiPoGi P2の天板を外している

さらに内部の金属プレートを、ドライバーを使って取り除くと、拡張スロットが現れます。

NiPoGi P2の内部金属プレートを外した
NiPoGi P2の内部拡張スロット

拡張スロットにアクセスしやすい点は好印象です。また、スロット周りの配線もスッキリ収まっており、作業しやすい点も助かります。

なお、本機(256GBモデル)の内蔵ストレージは、初期状態で170GB分が使用可能領域となっていました。

ストレージの初期状態

『NiPoGi P2』のベンチマークテスト結果

本機で各種ベンチマークテストを行った結果を紹介していきます。

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果

▼Windowsエクスペリエンスインデックスの実測結果

項目 スコア
プロセッサ 9.1
メモリ(RAM) 9.1
グラフィックス 8.0
ゲーム用グラフィックス 未計測
プライマリディスク 7.8

TikGadget編集部
CPU・メモリはいずれも9.1と高く、Web閲覧やOffice作業、動画視聴などの普段使いでは十分に快適です。グラフィックスも8.0と内蔵GPUとしてはまずまずで、4K動画再生や軽めの画像編集程度なら問題なく対応可能。一方、ディスク性能は7.8とやや控えめです。全体として、重いゲームや本格編集向けではないものの、日常作業用ミニPCとしては十分実用的な性能だと感じました。

CrystalDiskMarkの結果

CrystalDiskMarkの結果

▼CrystalDiskMarkの実測結果

項目 Read(MB/s) Write(MB/s)
SEQ1M Q8T1 548.57 461.66
SEQ1M Q1T1 516.68 442.72
RND4K Q32T1 287.86 199.83
RND4K Q1T1 27.59 51.39

TikGadget編集部
SSD速度は、シーケンシャルリードが約548MB/s、ライトが約462MB/sという結果でした。読み込み速度は普段使いには十分高速で、OS起動やアプリの立ち上げは快適です。一方、書き込み速度はやや控えめで、大容量データの連続書き込みでは上位SSDとの差を感じる場面もありそうです。とはいえ、Web閲覧やOffice作業、動画視聴、軽めのデータ保存が中心であれば、実用上大きな不満は出にくい性能だと感じました。

PCMark 10の結果

PCMark 10の結果

▼PCMark 10の実測結果

項目 スコア
総合スコア 5104
Essentials 7390
Productivity 10196
Digital Content Creation 4789

TikGadget編集部
PCMark 10の総合スコアは5104で、普段使い用のミニPCとしては十分実用的な結果です。特にProductivityが10196と高く、Office作業やブラウザでの調べ物、資料作成などは快適にこなせる印象です。一方、Digital Content Creationは4789にとどまっており、本格的な動画編集や重めのクリエイティブ作業にはやや不向き。全体として、事務作業・Web閲覧・動画視聴向けとしては十分、軽めの編集作業までなら対応できる性能だと感じました。

Cinebench R23の結果

Cinebench R23の結果

▼Cinebench R23の実測結果

項目 スコア
CPU(マルチコア) 5371
CPU(シングルコア) 1373
MP Ratio 3.91 x

TikGadget編集部
Cinebench R23では、マルチコア5371、シングルコア1373という結果でした。4コア8スレッドの省電力CPUとしては十分実用的なスコアで、Web閲覧やOffice作業、動画視聴、軽めの画像編集であれば快適に動作します。一方で、マルチコア性能はハイエンドCPUほど高くないため、本格的な動画編集や重いレンダリング用途には不向きあくまで普段使い・ビジネス用途向けとしてバランスの良い性能という印象です。

3DMarkの結果

3DMarkの各テスト結果を紹介していきます。

Time Spy & Night Raid

Time Spyの結果
Night Raidの結果
テスト 総合 グラフィックス CPU
Time Spy 1009 894 3788
Night Raid 10989 11823 7852

TikGadget編集部
3DMarkの結果を見ると、Time Spyは総合1009と控えめで、重めの3Dゲーム向けの性能ではありません。一方、Night Raidは総合10989と比較的しっかり出ており、軽めのオンラインゲームやブラウザゲーム、2Dゲーム程度であれば十分対応できる印象です。全体として、NiPoGi P2はゲーム用というより、動画視聴や事務作業を快適にこなしつつ、軽いゲームも少し楽しめるミニPCといった位置づけです。

Steel Nomad Light

Steel Nomad Lightの結果

▼Steel Nomad Lightのスコア結果

項目 スコア
総合スコア 805
グラフィックステスト 5.97 FPS

TikGadget編集部
Steel Nomad Lightでは、総合スコア805、グラフィックステストは5.97 FPSという結果でした。軽量版のテストでもフレームレートは低めで、3D描画性能はあくまで内蔵GPU相応です。重めの3Dゲームを快適に遊ぶのは難しく、ゲーム用途よりも、Web閲覧・Office作業・動画視聴向けのミニPCと考えた方がよさそうです。

CPUプロファイル

CPUプロファイルの結果

▼CPUプロファイルの実測結果

項目 スコア
最大スレッド数 3045
16スレッド 3032
8スレッド 3040
4スレッド 2725
2スレッド 1541
1スレッド 832

TikGadget編集部
CPUプロファイルでは、最大スレッド数で3045、8スレッドでも3040とほぼ同等のスコアでした。Ryzen 3 7330Uは4コア8スレッドCPUのため、8スレッド付近で性能を出し切っている印象です。4スレッドでも2725と大きく落ち込まず、複数アプリを同時に使う程度なら安定して動作します。一方で、1スレッドは832となっており、ハイエンドCPUほどの瞬発力はありません。全体として、日常作業やビジネス用途には十分なCPU性能だと感じました。

Storage Benchmark

Storage Benchmarkの結果

▼Storage Benchmarkの実測結果

Storage Benchmark 結果
総合スコア 583
各テスト項目の詳細
テスト内容 帯域幅(MB/s) アクセス時間(μs)
Battlefield Vを読み込む 227.18 342
Call of Duty: Black Opsを読み込む 201.15 402
Overwatchを読み込む 119.04 211
ゲームをインストール 55.01 249
ゲームを録画 41.79 207
ゲームを保存 29.78 261
ゲームを移動 324.44 810

TikGadget編集部
Storage Benchmarkの総合スコアは583で、ストレージ性能はやや控えめな結果でした。ゲームの読み込み系は一定の速度が出ている一方、インストール・録画・保存などの書き込み系では速度が伸びにくい印象です。大容量ゲームの運用や頻繁なデータ書き込みには向きません。ただし、Web閲覧やOffice作業、動画視聴、一般的なファイル保存が中心であれば、実用上は大きな不満なく使える性能だと感じました。

Sky Diverのストレステスト

Sky Diverのストレステスト結果

▼Sky Diverのストレステストの実測結果

項目 結果
フレーム率の安定性 99.0%
ループ回数 20

TikGadget編集部
Sky Diverのストレステストでは、フレーム率の安定性99.0%、ループ回数20回という結果でした。高負荷時でも極端な性能低下は見られず、冷却・動作安定性は良好です。長時間のWeb作業や動画視聴、Office作業であれば、安定して使いやすいミニPCだと感じました。

他のミニPCと比較したい方へ

本機のベンチマークスコアがどの程度の位置にあるのか気になる方は、実機レビュー機をまとめた比較一覧ページも参考にしてみてください。PCMark・3DMark・SSD速度・用途別評価を一覧で確認できます。

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【2026年最新】ミニPC 性能比較一覧|実機レビュー機のベンチマークまとめ

最終更新:2026年7月10日 TikGadgetで実機レビューしたミニPCのベンチマーク結果を、一覧で比較できるページです。 3DMarkやCinebench、SSD速度などの実測スコアをもとに、各 ...

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一般的なPC作業は快適

NiPoGi P2をモニターに接続している

本機でウェブサイトを閲覧したり、動画を視聴したりして、普段使いの快適さを検証しました。

なお、レビュー時にはウルトラワイドモニターに接続し、3440×1440解像度・100Hzで出力しています。

まずはウェブサイト閲覧時について。

NiPoGi P2でウェブサイトを閲覧している

画像の多いサイトから、スクリプトを多用したサイトまで閲覧してみましたが、どのサイトでもページ遷移・読み込みはスムーズであり、終始快適に閲覧することができました。

一般的なウェブサイト閲覧において、ストレスを感じることはありません。

続いて、YouTubeやNetflixなどで動画を視聴してみました。

NiPoGi P2でゲームトレーラーを再生している
NiPoGi P2でFPSゲームの動画を再生している

YouTubeの4K動画を再生してみましたが、カクつきが生じたり、動画が途中でストップしてしまうことはなく、快適に視聴できました。

そして表計算ツール等を用いたオフィス作業について。

NiPoGi P2で表計算ツールを使用している

WordやExcel、PowerPointといったOfficeアプリの動作も軽快で、資料作成や表計算、スライド編集がストレスなく行えました。

仕事用ツールとウェブブラウザを同時に立ち上げても、軽めの作業であれば大きな処理落ちは感じませんでした。文書作成や表計算、Web会議といった一般的なビジネス用途なら十分活用できます。

NiPoGi P2で2ウィンドウ同時表示している

なお、3画面同時出力の場合でも、処理パフォーマンスの低下は感じられませんでした。

NiPoGi P2で3画面同時表示している

総じて、日常的な利用シーンでの使用感は快適で、性能不足を感じる場面はありませんでした。

軽めのPCゲームであれば、設定次第で最低限のプレイは可能

本機はゲーミング向けのミニPCではなく、AAA級の重量級タイトルを快適に遊ぶのは難しいです。ただし、軽めのPCゲームであれば、画質設定や解像度を調整することで、最低限プレイできる性能は備えています。

DQ10のベンチマークテスト結果

DQ10のベンチマークテスト結果

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 最高品質
  • フルスクリーン

ドラゴンクエストX ベンチマークでは、フルHD・最高品質でスコア6,984、評価は「快適」という結果でした。MMORPG系でも、DQ10のようなライトタイトルであれば、設定次第で遊ぶこと自体は可能だと思われます。

FF14のベンチマークテスト結果

FF14のベンチマークテスト結果

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 標準品質(デスクトップ)
  • ウィンドウモード

画質を "標準" まで落としましたが、それでも「設定変更を推奨」という結果に。さすがにFF14クラスのMMORPGを快適に遊ぶのは厳しいようです。

以上の結果から、あくまでゲーム目的のPCではなく、日常作業の合間に軽いタイトルを楽しむ程度と考えるのが現実的と言えます。

優れた静音性&放熱性能

各種ベンチマークテストおよびストレステストを実行した後に、HWMonitorで内部温度を確認してみました。

▼計測値(室温26℃、3DMarkやストレステストなど実行後)

HWMonitorの計測結果

CPU Packageの最大温度は72.3℃、Core最大温度は63.8℃に収まっており、高負荷をかけた後としては比較的安定した温度です。SSDも最大56℃程度で、極端な発熱は見られませんでした。

コンパクトなミニPCながら冷却性能はしっかりしており、長時間のWeb作業や動画視聴、Office作業であれば安心して使える印象です。

性能を追求するモデルではありませんが、日常作業や軽めの負荷を長時間続ける用途では、安定して使いやすいミニPCだと感じました。

高負荷稼働後の筐体に触れても、ほのかに温かさを感じる程度です。

NiPoGi P2に手を当てて熱を確認している

静音性も非常に優秀で、5時間連続稼働後でもファン音はかなり控えめです。ベンチマークテスト実行時など高負荷状態でこそファンの回転音が若干大きくなることはあるものの、その後はすぐ静音状態に戻ります。

実際に騒音計を用いて、ミニPCから約15cmの距離で測定してみたところ、高負荷テスト後でも概ね38~40dBの範囲に収まっており、体感的にもかなり静かです。

実際に騒音計を用いて、ミニPCの至近距離で測定している

オフィス作業や動画視聴時には耳を近づけてもほとんど気にならないレベルでした。音で気が散らず、作業に集中できるミニPCとなっています。

『NiPoGi P2』のメリット・デメリット

NiPoGi P2

『NiPoGi P2』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • シンプルで悪目立ちしづらいデザイン
  • 約12.8cm四方のコンパクト筐体で設置場所を選ばない
  • USBポートが多く、周辺機器を接続しやすい
  • 最大3画面出力に対応
  • Ryzen 3 7330U+16GBメモリで日常用途には十分な性能
  • Web閲覧・Office作業・動画視聴が快適
  • 高負荷時でも動作安定性は良好

デメリット

  • 内蔵ストレージは256GBで、初期状態の空き容量はやや少なめ
  • SSDの書き込み性能はやや控えめ
  • メモリはオンボード仕様で増設不可
  • Wi-Fi 5 / Bluetooth 4.2など、無線規格はやや古め
  • 重い3Dゲームを快適に遊ぶ性能はない

よくある質問(FAQ)

読者さん
QNiPoGi P2はどのような用途に向いていますか?

AWeb閲覧、Office作業、動画視聴、オンライン会議などの普段使いに向いています。Ryzen 3 7330Uと16GBメモリを搭載しているため、文書作成や表計算、ブラウザを使った調べ物、YouTubeの4K動画再生などは快適に行えます。
TikGadget編集部

読者さん
QNiPoGi P2はメモリやストレージを増設できますか?

AストレージはM.2 2280 SSDスロットを2基備えており、最大4TBまでの増設に対応しています。一方で、メモリはオンボード仕様のため、購入後に増設することはできません。長く使いたい場合は、用途に合う容量かどうかを事前に確認しておくと安心です。
TikGadget編集部

読者さん
QNiPoGi P2でゲームや動画編集はできますか?

A軽めのPCゲームや簡単な画像編集であれば、設定次第である程度対応できます。ただし、重い3Dゲームや本格的な動画編集、レンダリング用途には向いていません。ゲーム用・クリエイター向けPCというより、日常作業やビジネス用途を快適にこなすミニPCと考えた方がよいでしょう。
TikGadget編集部

総評:普段使い用のPCをできるだけコンパクトに置きたい人向きの一台

デスク上で稼働しているNiPoGi P2

実際に使ってみて、NiPoGi P2は「普段使い用のPCをできるだけコンパクトに置きたい人」にちょうどいいミニPCだと感じました。

Web閲覧やOffice作業、動画視聴といった日常的な用途では動作が軽く、YouTubeの4K動画再生もスムーズ。ブラウザと作業アプリを同時に開く程度であれば大きなもたつきはなく、仕事用のサブPCや自宅用PCとして十分実用的です。

また、本体が小さく、VESAマウントでモニター裏に設置できる点も魅力。HDMI・DisplayPort・Type-Cによる最大3画面出力にも対応しているため、省スペースながら作業環境を広げやすいのは好印象でした。

一方で、重い3Dゲームや本格的な動画編集を快適にこなすタイプのPCではありません。メモリを後から増設できない点や、内蔵ストレージ容量が控えめな点も、用途によっては気になる部分です。

とはいえ、Web作業、資料作成、動画視聴、オンライン会議が中心であれば、性能・サイズ・拡張性のバランスは良好です。メインPC級の高性能を求める人向けではありませんが、手頃で扱いやすい省スペースPCを探している人には、選択肢に入れやすい一台だと思います。

◎おすすめできる人

  • Web閲覧・Office作業・動画視聴を快適にこなしたい人
  • デスク周りを省スペース化できる小型PCが欲しい人
  • 3画面出力やストレージ増設など、拡張性も重視したい人

▲おすすめできない人

  • 重い3Dゲームを快適に遊びたい人
  • 本格的な動画編集やレンダリング作業を行いたい人
  • メモリ増設や最新の無線規格を重視する人

『NiPoGi P2』をお得に購入する方法

TikGadget編集部
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この記事を書いた人

レイ

著者:

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。TikGadgetの管理・運営者。理工学修士。元大手デベロッパー勤務。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットを実機レビューしています。スペック比較やベンチマーク、使用感まで含めて、電子機器や家電を分かりやすく丁寧に紹介します。