2025年5月27日(火)、OnePlus(ワンプラス)は同ブランドの最新スマートフォンとして『OnePlus Ace 5 Racing』と『OnePlus Ace 5 Ultra』の2機種を中国国内向けに正式発表しました。
いずれも5月27日より既に販売が開始されており、公式サイト等にて注文できます。
中国国内向けの価格は以下の通り。
▼OnePlus Ace 5 Racing/Ultraの中国国内価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
OnePlus Ace 5 Racing (一加 Ace 5 竞速版) |
12GB/256GB | 1,799元 (約36,000円) |
16GB/256GB | 2,099元 (約42,000円) | |
12GB/512GB | 2,299元 (約46,000円) | |
16GB/512GB | 2,499元 (約50,000円) | |
OnePlus Ace 5 Ultra (一加 Ace 5 至尊版) |
12GB/256GB | 2,499元 (約50,000円) |
16GB/256GB | 2,799元 (約56,000円) | |
12GB/512GB | 2,999元 (約60,000円) | |
16GB/512GB | 3,299元 (約66,000円) | |
16GB/1TB | 3,799元 (約76,000円) |
※価格は1元 = 20.02円換算(2025.5.28時点)
OnePlus Ace 5シリーズには、2024年12月にリリースされた「OnePlus Ace 5」と「OnePlus Ace 5 Pro」の2機種が存在していましたが、今回さらに2機種が追加されました。
OnePlus Ace 5 RacingはCPU(SoC)に「Mediatek Dimensity 9400e」を、OnePlus Ace 5 Ultraは「Mediatek Dimensity 9400+」を採用しており、いずれも比較的リーズナブルな価格に対して、ハイエンドと言って差支えのない非常に優れたパフォーマンスを発揮するモデルとなっています。
特に『OnePlus Ace 5 Ultra』は、以前リリースされたOnePlus Ace 5 Proと同様に「Wi-Fi チップ G1」を採用しており、競合他社製品と比較してWi-Fi速度と信頼性が33%向上しているとのこと。
項目 | OnePlus Ace 5 Racing | OnePlus Ace 5 Ultra |
カラー | ホワイト系、ブラック系、グリーン系 | ブルー系、ブラック系、チタニウム系 |
OS | ColorOS 15(Android 15ベース) | ColorOS 15(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.77インチ AMOLED | 6.83インチ AMOLED |
解像度 | 2392×1080 | 2800×1272 |
リフレッシュレート | 最高120Hz | 最高144Hz |
ピーク輝度 | 1,300nit | 1,400nit |
CPU(SoC) | Mediatek Dimensity 9400e | Mediatek Dimensity 9400+ |
RAM | 12GB/16GB LPDDR5x | 12GB/16GB LPDDR5x |
ストレージ | 256GB/512GB UFS 4.0 | 256GB/512GB/1TB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) | 顔認証、指紋認証(画面内) |
カメラ | フロント:16MP(f/2.4) リア:50MP(f/1.8)広角 Sony IMX882 + 2MP(f/2.4)深度 |
フロント:16MP(f/2.4) リア:50MP(f/1.8)広角 Sony IMX906 + 8MP(f/2.2)超広角 |
スピーカー | 内蔵 | 内蔵 |
バッテリー | 7,100mAh (80W有線急速充電サポート) ※バイパス充電機能あり | 6,700mAh (100W有線急速充電サポート) ※バイパス充電機能あり |
通信規格 | Wi-Fi 7 (5.5G)、Bluetooth 5.4、NFC | Wi-Fi 7 (5.5G)、Bluetooth 5.4、NFC |
対応バンド | 2G GSM: 850/900/1800MHz 3G WCDMA: 1/5/8 4G LTE FDD: 1/3/4/5/8/19/28A/66 4G LTE TDD: 34/38/39/40/41/42/48 5G: n1/ n3/ n5/ n8/ n28A/ n38/ n40/ n41/ n48/ n66/ n77/ n78 |
2G GSM: 850/900/1800 3G WCDMA: 1/4/5/8 4G LTE FDD: 1/3/4/5/8/18/19/26/28A/66 4G LTE TDD: 34/38/39/40/41/42/48 5G NR: 1/3/5/8/26/28A/38/40/41/48/66/77/78 |
位置測位 | GPS, GALILEO, GLONASS, BDS, QZSS | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a+B2b), GALILEO (E1+E5a+E5b), QZSS (L1+L5), NavIC (L5) |
搭載ポート | USB Type-C 2.0 | USB Type-C 2.0 |
防水防塵規格 | IP64 | IP65 |
本体サイズ | 163.58×76.02×8.17mm / 8.27mm | 163.4×77×8.1 mm |
本体重量 | 約200g | 約206g |
以下、新たにOnePlus Ace 5シリーズに追加された2機種について、各モデルごとに紹介していきます。
『OnePlus Ace 5 Racing』のスペック&特徴
項目 | OnePlus Ace 5 Racing |
カラー | ホワイト系、ブラック系、グリーン系 |
OS | ColorOS 15(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.77インチ AMOLED |
解像度 | 2392×1080 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 1,300nit |
CPU(SoC) | Mediatek Dimensity 9400e |
RAM | 12GB/16GB LPDDR5x |
ストレージ | 256GB/512GB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
カメラ | フロント:16MP(f/2.4) リア:50MP(f/1.8)広角 Sony IMX882 + 2MP(f/2.4)深度 |
スピーカー | 内蔵 |
バッテリー | 7,100mAh (80W有線急速充電サポート) ※バイパス充電機能あり |
通信規格 | Wi-Fi 7 (5.5G)、Bluetooth 5.4、NFC |
対応バンド | 2G GSM: 850/900/1800MHz 3G WCDMA: 1/5/8 4G LTE FDD: 1/3/4/5/8/19/28A/66 4G LTE TDD: 34/38/39/40/41/42/48 5G: n1/ n3/ n5/ n8/ n28A/ n38/ n40/ n41/ n48/ n66/ n77/ n78 |
位置測位 | GPS, GALILEO, GLONASS, BDS, QZSS |
搭載ポート | USB Type-C 2.0 |
防水防塵規格 | IP64 |
本体サイズ | 163.58×76.02×8.17mm / 8.27mm |
本体重量 | 約200g |
「OnePlus Ace 5 Racing」にはホワイト系、ブラック系、グリーン系の3つのカラーバリエーションが存在しており、以下の4モデルが用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
OnePlus Ace 5 Racing (一加 Ace 5 竞速版) |
12GB/256GB | 1,799元 (約36,000円) |
16GB/256GB | 2,099元 (約42,000円) | |
12GB/512GB | 2,299元 (約46,000円) | |
16GB/512GB | 2,499元 (約50,000円) |
※価格は1元 = 20.02円換算(2025.5.28時点)
筐体サイズは163.58×76.02×8.17mm / 8.27mm、重量は約200gで、スマホとしては一般的なサイズ感でしょう。IP64の防水防塵規格に対応。
50:50の均衡配重設計により、本体の重心が中央に配置されており、長時間のゲームプレイでも手が疲れにくくなっています。
筐体背面にはシルクのような滑らかな質感の素材を使用しており、長時間の使用でも手に張り付かず快適さを保てるとのこと。長時間のゲーミングに適したデザインとなっています。
最も基本的な構成のモデル(12GB+256GB)で価格は1,799元 (約36,000円)から購入可能。性能の高さに対してかなりリーズナブルな価格設定となっています。
OSは最新のColorOS 15(Android 15ベース)を搭載。
6.77インチ AMOLEDディスプレイを搭載。2392×1080解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は1,300nitsです。
CPU(SoC)には「Mediatek Dimensity 9400e オクタコアプロセッサー」を採用。12GB/16GB LPDDR5x RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、本格的なゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。
▼最高120fpsゲーミングをサポート。
29,772mm²の放熱エリアを備えており、優れた冷却能力を実現。長時間の高負荷ゲーミング時にも発熱によるパフォーマンスへの影響を抑えることができます。
ストレージは256GB/512GB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7 (5.5G)、Bluetooth 5.4、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。9本の高性能アンテナにより、通信が不安定な場所でも強力な接続を維持できるとのこと。
▼Wi-Fi 7 / 5.5Gの次世代通信規格に対応。
前面に16MP(f/2.4)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.8)広角 Sony IMX882 + 2MP(f/2.4)深度の2眼構成リアカメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
7,100mAh大容量バッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。80W有線急速充電をサポートしており、スピーディにバッテリーを回復できます。
『OnePlus Ace 5 Ultra』のスペック&特徴
項目 | OnePlus Ace 5 Ultra |
カラー | ブルー系、ブラック系、チタニウム系 |
OS | ColorOS 15(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.83インチ AMOLED |
解像度 | 2800×1272 |
リフレッシュレート | 最高144Hz |
ピーク輝度 | 1,400nit |
CPU(SoC) | Mediatek Dimensity 9400+ |
RAM | 12GB/16GB LPDDR5x |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
カメラ | フロント:16MP(f/2.4) リア:50MP(f/1.8)広角 Sony IMX906 + 8MP(f/2.2)超広角 |
スピーカー | 内蔵 |
バッテリー | 6,700mAh (100W有線急速充電サポート) ※バイパス充電機能あり |
通信規格 | Wi-Fi 7 (5.5G)、Bluetooth 5.4、NFC |
対応バンド | 2G GSM: 850/900/1800 3G WCDMA: 1/4/5/8 4G LTE FDD: 1/3/4/5/8/18/19/26/28A/66 4G LTE TDD: 34/38/39/40/41/42/48 5G NR: 1/3/5/8/26/28A/38/40/41/48/66/77/78 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a+B2b), GALILEO (E1+E5a+E5b), QZSS (L1+L5), NavIC (L5) |
搭載ポート | USB Type-C 2.0 |
防水防塵規格 | IP65 |
本体サイズ | 163.4×77×8.1 mm |
本体重量 | 約206g |
「OnePlus Ace 5 Ultra」にはブルー系、ブラック系、チタニウム系の3つのカラーバリエーションが存在しており、以下の5モデルが用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
OnePlus Ace 5 Ultra (一加 Ace 5 至尊版) |
12GB/256GB | 2,499元 (約50,000円) |
16GB/256GB | 2,799元 (約56,000円) | |
12GB/512GB | 2,999元 (約60,000円) | |
16GB/512GB | 3,299元 (約66,000円) | |
16GB/1TB | 3,799元 (約76,000円) |
※価格は1元 = 20.02円換算(2025.5.28時点)
筐体サイズは163.4×77×8.1 mm、重量は約206gで、スマホとしては一般的なサイズ感でしょう。IP65の防水防塵規格に対応。
50:50の均衡配重設計により、本体の重心が中央に配置されており、長時間のゲームプレイでも手が疲れにくくなっています。
筐体背面には、シルクのような質感のガラス素材を使用し、長時間の使用でも手に馴染みやすく、指紋が付きにくい仕上がりとなっています。長時間のゲーミングに適したデザインです。
最も基本的な構成のモデル(12GB+256GB)で価格は2,499元 (約50,000円)から購入可能。こちらも、性能の高さに対してかなりリーズナブルな価格設定となっています。
OSは最新のColorOS 15(Android 15ベース)を搭載。
6.83インチ AMOLEDディスプレイを搭載。2800×1272解像度と最高144Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は1,400nitsです。
CPU(SoC)には「Mediatek Dimensity 9400+ オクタコアプロセッサー」を採用。12GB/16GB LPDDR5x RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、本格的なゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。
最高144Hzリフレッシュレートにより、非常に滑らかな描画でゲーミングを楽しめます。
21,875mm²の放熱エリアを備えており、優れた冷却能力を実現。長時間の高負荷ゲーミング時にも発熱によるパフォーマンスへの影響を抑えることができます。
ストレージは256GB/512GB/1TB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7 (5.5G)、Bluetooth 5.4、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。12本の高性能アンテナにより、通信が不安定な場所でも強力な接続を維持できるとのこと。
そして、以前リリースされたOnePlus Ace 5 Proと同様に「Wi-Fi チップ G1」を採用しており、競合他社製品と比較してWi-Fi速度と信頼性が33%向上しているとのこと。
▼Wi-Fi 7 / 5.5Gの次世代通信規格に対応。
前面に16MP(f/2.4)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.8)広角 Sony IMX906 + 8MP(f/2.2)超広角の2眼構成リアカメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
6,700mAh大容量バッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。100W有線急速充電をサポートしており、スピーディにバッテリーを回復できます。
日本語版の発売に期待
Ace 5 Racing』と『OnePlus Ace 5 Ultra』の2機種は、いずれも5月27日より既に販売が開始されており、公式サイト等にて注文できます。
OnePlus Ace 5 RacingはCPU(SoC)に「Mediatek Dimensity 9400e」を、OnePlus Ace 5 Ultraは「Mediatek Dimensity 9400+」を採用しており、いずれも比較的リーズナブルな価格に対して、ハイエンドと言って差支えのない非常に優れたパフォーマンスを発揮する高コスパモデルとなっています。
現時点(記事執筆時点)において中国語版が発表されたのみであり、日本向けのリリースは発表されていません。日本語版を含め、グローバル版の発表にもぜひ期待したいところです。
今後の続報に注目していきたいですね。
【参照元】
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