2025年7月18日追記
2025年6月26日(木)、中国のXiaomi(シャオミ)社は、同ブランドの最新タブレット『REDMI K80 Ultra』を中国国内向けに発表しました。
6月26日より既に販売が開始されており、公式サイト等にて注文できます。
中国国内向けの価格は以下の通り。
構成(RAM/ROM) | 価格 |
12GB/256GB | 2,599元 (約52,000円) |
16GB/256GB | 2,999元 (約60,000円) |
12GB/512GB | 2,799元 (約56,000円) |
16GB/512GB | 3,299元 (約66,000円) |
16GB/1TB | 3,799元 (約76,000円) |
※価格は1元 = 20.17円換算(2025.6.28時点)
2024年11月にリリースされた「REDMI K80」の上位互換モデルです。
CPU(SoC)に「Mediatek Dimensity 9400+」を採用しており、比較的リーズナブルな価格に対して、ウルトラハイエンド級の非常に優れたパフォーマンスを発揮するモデルとなっています。
7,410mAhの超大容量バッテリーと、100W有線急速充電を組み合わせることで、最大2.26日の連続使用が可能。さらに「パススルー充電Plus」機能により、ゲーム中でも発熱を抑え、バッテリー劣化を軽減しながら充電可能です。
項目 | REDMI K80 Ultra |
カラー | グレー系、ホワイト系、ブルー系、グリーン系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.83インチ OLED |
解像度 | 1280×2772 |
リフレッシュレート | 最高144Hz |
ピーク輝度 | 3,200nits |
CPU (SoC) | Mediatek Dimensity 9400+ オクタコアプロセッサー |
GPU | Immortalis-G925 |
RAM | 12GB / 16GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1 |
カメラ | フロント:20MP リア:50MP(f/1.9)メイン+8MP超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵 |
バッテリー | 7,410mAh (100W有線急速充電サポート) |
搭載ポート | USB Type-C |
通信規格 | Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, 4G/5G, NFC |
対応バンド | 5G:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n26 / n28 / n66 / n38 / n40 / n41 / n48 / n77 / n78 4G:FDD-LTE :B1 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B26 / B28A / B28B / B66 TDD-LTE :B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B48 3G:WCDMA:B1 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 2G:GSM:B3 / B5 / B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), BDS (B1I+B1C+B2a+B2b), GALILEO (E1+E5a+E5b), QZSS (L1+L5), NavIC, GLONASS |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
防水防塵規格 | IP68 |
本体サイズ | 163.1×77.9×8.2mm |
本体重量 | 219g |
高性能SoC+独立GPU、大容量電池+高効率冷却、PCクラスのカメラと高音質、そして洗練されたデザインなど、日本円で5万円台から購入できるとは思えないほど、充実したスペックの一台となっています。
『REDMI K80 Ultra』のスペック&特徴
『REDMI K80 Ultra』にはグレー系、ホワイト系、ブルー系、グリーン系の4つのカラーバリエーションが存在し、以下の5モデルが用意されています。
構成(RAM/ROM) | 価格 |
12GB/256GB | 2,599元 (約52,000円) |
16GB/256GB | 2,999元 (約60,000円) |
12GB/512GB | 2,799元 (約56,000円) |
16GB/512GB | 3,299元 (約66,000円) |
16GB/1TB | 3,799元 (約76,000円) |
※価格は1元 = 20.17円換算(2025.6.28時点)
筐体サイズは163.1×77.9×8.2mm、重量は219gです。
フラッグシップ級のガラスファイバーバックパネルに、金属フレームとCorning Gorilla Glass 7iを採用した筐体は、軽さ・強度・質感のすべてを両立。IP68防水防塵にも対応し、アウトドアアクティビティなどの過酷な環境でも安心して使えます。
OSは最新のXiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)を搭載。
6.83インチOLEDディスプレイを搭載。1280×2772解像度と最高144Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
CPU(SoC)には「Mediatek Dimensity 9400+ オクタコアプロセッサー」を採用。12GB / 16GB LPDDR5X RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、軽めのゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。
同じくMediatek Dimensity 9400+を搭載した『OnePlus Ace 5 Ultra』は、AnTuTuベンチマークテストにおいて約260万点(実測値)の高スコアを記録しており、『REDMI K80 Ultra』に関しても相応のスコアが期待できます。
▼参考
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
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冷却機構に関しては、6500mm²の巨大ベイパーチャンバーと3Dダブルループ設計の冷却ポンプを採用。SoCの熱を効率よく分散することで、前世代機より最大3℃低温に抑える性能を実現し、長時間の高負荷利用時でも、発熱によるパフォーマンスへの影響を防ぎます。
ストレージは256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していない。
顔認証に加えて超音波式の画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群だ。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、4G/5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。デュアルnanoSIMカードの挿入もサポートしています。
前面に20Mフロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.9)メイン+8MP超広角の2眼構成リアカメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
7,410mAhの超大容量バッテリーと、100W有線急速充電を組み合わせることで、最大2.26日の連続使用が可能。さらに「パススルー充電Plus」機能により、ゲーム中でも発熱を抑え、バッテリー劣化を軽減しながら充電可能です。
「REDMI K80」と「REDMI K80 Ultra」の比較
2024年11月に発売された下位モデル「REDMI K80」と、今回発売される「REDMI K80 Ultra」とのスペック比較表は、以下の通りです。
項目 | Redmi K80 | Redmi K80 Ultra |
---|---|---|
カラー | ブラック系、ホワイト系、ブルー系、グリーン系 | グレー系、ホワイト系、ブルー系、グリーン系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース) | Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED | 6.83インチ OLED |
解像度 | 3200×1440(WQHD+) | 1280×2772 |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大144Hz |
ピーク輝度 | 3,200nit | 3,200nit |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 3 | Mediatek Dimensity 9400+ |
RAM | 12GB / 16GB LPDDR5x | 12GB / 16GB LPDDR5x |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1 |
スピーカー | ステレオスピーカー(Snapdragon Sound) | ステレオスピーカー |
カメラ | 前面:20MP / 背面:50MP(f/1.6)+8MP | 前面:20MP / 背面:50MP(f/1.9)+8MP |
バッテリー | 6,550mAh(90W急速充電) | 7,410mAh(100W急速充電) |
認証機能 | 顔認証、画面内指紋認証 | 顔認証、画面内指紋認証 |
搭載ポート | USB Type-C | USB Type-C |
防水防塵 | IP68 | IP68 |
通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、4G/5G | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、4G/5G |
対応バンド | 5G n1〜n78等 / 4G B1〜B48等 | 5G n1〜n78等 / 4G B1〜B48等 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS, GALILEO, QZSS, NavIC | GPS (L1+L5), GLONASS, BDS, GALILEO, QZSS, NavIC |
SIMカード | デュアルSIMサポート | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 | 非対応 |
本体サイズ | 160.26×74.95×8.12mm | 163.1×77.9×8.2mm |
本体重量 | 約206g | 219g |
上表の通り、「REDMI K80 Ultra」の方が純粋に性能が強化された上位版と言えます。
日本語版『REDMI K80 Ultra』の発売に期待
『REDMI K80 Ultra』は6月26日より既に販売が開始されており、公式サイト等にて注文できます。
高性能SoC+独立GPU、大容量電池+高効率冷却、PCクラスのカメラと高音質、そして洗練されたデザインなど、日本円で5万円台から購入できるとは思えないほど、充実したスペックの一台となっています。
現時点(記事執筆時点)において中国語版が発表されたのみであり、日本向けのリリースは発表されていません。日本語版を含め、グローバル版の発表にもぜひ期待したいところです。
今後の続報に注目していきたいですね。
2025年7月18日追記
【参照元】
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