2025年6月26日(木)、中国のXiaomi(シャオミ)社は、同ブランドの最新メガネ型スマートデバイス『Xiaomi AI Glasses(小米AI眼镜)』を中国国内向けに発表しました。
6月26日より既に販売が開始されており、公式サイト等にて注文できます。
中国国内向けの価格は以下の通り。
構成(RAM/ROM) | 価格 |
標準版 | 1,999元 (約40,000円) |
電致変色レンズ版(単色) | 2,699元 (約54,000円) |
電致変色レンズ版(カラー) | 2,999元 (約60,000円) |
※価格は1元 = 20.17円換算(2025.6.28時点)
本製品は、次世代の個人向けスマートデバイスとして設計されたAI搭載メガネです。
ハンズフリーで写真・動画撮影を行ったり、内蔵スピーカー&マイクで音楽や通話を楽しんだり、リアルタイム翻訳や文字認識などの実用的な機能も豊富に利用できる優れもの。
クラシックなD型フレームを採用したデザインで、複数のカラーバリエーションを用意。公式カスタマイズによる度付きレンズの装着が可能な標準版に加えて、電気制御により色が変化する電致変色レンズを搭載したモデル(視力矯正レンズに非対応)も販売されています。
項目 | Xiaomi AI Glasses (小米AI眼镜) |
形状 | D型(スクエア型) |
カラー | ブラック / べっ甲ブラウン / パロットグリーン |
サイズ | 52□20-140mm |
重量 | 40g(レンズなし) |
素材 | PA、チタン合金(ヒンジ) |
ディスプレイ・レンズ | 単色/カラー電致変色(4段階、0.2秒切替) |
CPU(SoC) | Snapdragon AR1 + 低消費電力プロセッサー |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ(ROM) | 32GB |
接続方式 | Bluetooth 5.4 / Wi-Fi 6(5GHz対応) |
オーディオ | オープンスピーカー×2、5マイクアレイ(骨伝導含む) |
カメラ | 1200万画素(4032×3024)、2K/30fps、105°超広角、EIS手ブレ補正 |
撮影機能 | 写真・動画撮影、ライブ配信、第一人称視点対応 |
操作方法 | タッチコントロール / 音声 / 物理ボタン(0.8s撮影・長押し録画) |
バッテリー | 263mAh、Type-C充電(約45分) |
連続使用時間 | 音楽7h / 通話1.5h / 動画撮影45min / 待機21h / 標準8.6h |
対応OS | Android 10以上 / iOS 15以上 |
対応機種 | Xiaomi 13〜15, MIX Flip/Fold, Redmi K80, Pad 7シリーズなど |
防水性能 | IP54 |
対応アプリ | 小米眼镜App(翻訳・録音・会議メモ・スマートホーム制御) |
機能 | 音声アシスタント(小爱同学)、翻訳、支払い、カロリー認識、同時通訳 |
SoCには「Snapdragon AR1 + 低消費電力プロセッサー」を採用し、強力なAI処理と効率的な省電力を両立しています。52□20-140mmという標準的なサイズに設計されており、重量はレンズを除いて40gと軽量。一般的なメガネと同様に、長時間の装着にも適しています。
『Xiaomi AI Glasses』のスペック&概要
『Xiaomi AI Glasses』にはブラック / べっ甲ブラウン / パロットグリーンの3つのカラーバリエーションが存在し、以下の3モデルが用意されています。
構成(RAM/ROM) | 価格 |
標準版 | 1,999元 (約40,000円) |
電致変色レンズ版(単色) | 2,699元 (約54,000円) |
電致変色レンズ版(カラー) | 2,999元 (約60,000円) |
※価格は1元 = 20.17円換算(2025.6.28時点)
標準版は、フレームカラーを上記の3色から選ぶことができるほか、公式カスタマイズによる度付きレンズの装着が可能です。
一方、電致変色レンズ版は電気制御により色が変化する電致変色レンズを搭載したモデルです。フレームは黒色のみ。単色変色タイプはレンズの色を深黒~浅灰まで4段階で調整でき、カラー変色タイプは紫 / 青 / ピンク / グレーの4段階調整が可能となっています。
電致変色レンズは、指でスワイプすることで0.2秒で4段階に切り替わり、環境光に応じた視界調整が可能です。ただし、電致変色レンズはフレームからの電力供給が必要であり、近視レンズとしての使用には非対応です。
52□20-140mmという標準的なサイズに設計されており、重量はレンズを除いて40gと軽量。一般的なメガネと同様に、長時間の装着にも適しています。また、IP54の防水仕様となっており、汗をかく運動時にも安心して使用できます。
▼高いフィット感を実現するため、アジア人の顔型データに基づいて設計されているとのこと。長時間の装着時でも快適です。
一般的なメガネと同程度のサイズの筐体には、機能がふんだんに詰め込まれています。
2つのオープン型スピーカーと、骨伝導マイクを含む5つのマイクアレイを内蔵。通信規格はBluetooth 5.4およびWi-Fi 6をサポートしています。
SoCには「Snapdragon AR1 + 低消費電力プロセッサー」を採用し、強力なAI処理と効率的な省電力を両立。音声通話、撮影、翻訳、スマートホーム制御、音楽再生など多彩なAI機能を利用できます。
また、12MPカメラも内蔵しており、4032×3024の写真撮影と2K/30fpsの動画撮影をサポート。撮影や録画は物理ボタンや音声で操作でき、プライバシーに配慮したインジケーターも搭載されています。
263mAhバッテリーを内蔵しており、音楽再生最大7時間、動画録画最大45分、通常使用で8.6時間、スタンバイで21時間の連続使用が可能です。Type-Cによる充電に対応しており、約45分で満充電が完了します。
▼Type-Cポートはモダン(先セル)に用意。
Android 10以上、iOS 15以上に対応。Xiaomi製スマートフォンやタブレットとの連携機能も備えています。
そして専用アプリ「小米眼镜」を使用することで、翻訳、録音、同時通訳、会議メモ、音声操作による家電・スマホ制御などを利用できます。
日本向け『Xiaomi AI Glasses』の発売に期待
『Xiaomi AI Glasses(小米AI眼镜)』は6月26日より既に販売が開始されており、公式サイト等にて注文できます。
ハンズフリーで写真・動画撮影を行ったり、内蔵スピーカー&マイクで音楽や通話を楽しんだり、リアルタイム翻訳や文字認識などの実用的な機能も豊富に利用できる優れものです。
現時点(記事執筆時点)において中国版が発表されたのみであり、日本向けのリリースは発表されていません。グローバル展開にはぜひ期待したいところです。
今後の続報に注目していきたいですね。
【参照元】
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