クリーンエネルギーの世界的メーカーであるBLUETTI(ブルーティ)は、3,014.4Whの大容量バッテリーと定格2,000Wの高出力を備えたポータブル電源『BLUETTI AORA 300』を販売しています。
公式サイトやAmazon等のECサイトでは2026年10月末時点で、税込16~18万円台で販売されています。
3kWhクラスとしてはコンパクトな設計が特徴で、家庭の非常用電源からアウトドアまで幅広い用途に対応。最大140WのUSB-C急速充電や、停電時に自動でバッテリー給電へ切り替わる機能も備えています。
先に結論 | BLUETTI AORA 300はこんな製品
- 強み3,014Whの大容量と定格2,000Wの高出力を備え、電源の自動切替機能や急速充電にも対応した高い実用性
- 弱み約26kgと重く、頻繁な持ち運びには不向き。防水・容量拡張にも非対応
- 向く人災害時の備えやアウトドア用に、大容量・高出力で多機能なポータブル電源を求める人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『BLUETTI AORA 300』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。
BLUETTI AORA 300の割引・クーポン情報

購入を検討している方は、今がお得に入手できるチャンスです。
| 割引率 |
| 5%OFF |
BLUETTI AORA 300の仕様
| 項目 | 仕様 |
| 製品名 | BLUETTI AORA 300 |
| バッテリー容量 | 3,014.4Wh(約3kWh) |
| バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4 / LFP) |
| 充放電サイクル数 | 6,000回以上(初期容量の80%を維持、メーカー公称) |
| 拡張バッテリー | 非対応 |
| 本体サイズ | 366 × 305 × 297.5mm |
| 本体重量 | 公称値:約26.3kg 実測値:約26.1kg |
| 本体体積 | 約33.2L |
| AC出力 | バッテリー給電時は合計最大2,000W ACバイパス時は最大1,500W |
| 瞬間最大出力 | 最大4,000W |
| 電力リフト機能 | 最大4,000W(対応機器・条件あり) |
| USB-A出力 | USB-A×2(2ポート合計最大15W) |
| USB-C出力 | 100W × 1ポート 140W × 1ポート |
| シガーソケット出力 | 12V / 10A(最大120W)× 1 |
| DC出力 | 12V / 30A(最大360W)× 1 |
| AC充電 | 最大1,500W フル充電:約2.3時間 |
| ソーラー充電 | 最大1,200W(12~60V / 最大22A) フル充電:約4.1時間 |
| ハイブリッド充電 | AC+ソーラー:最大2,400W フル充電:約1.6時間 |
| 走行充電 | Charger 2:走行充電+ソーラー充電併用時、最大1,200W(公称約3.2時間) Charger 1:最大560W(約6.7時間) ※対応充電器が必要 |
| 自動切替機能 | 対応(自動切替時間:10ms以下) |
| ワイヤレス接続 | Bluetooth / Wi-Fi |
| スマホアプリ | BLUETTI公式アプリ対応 電力監視、遠隔操作、TOUモード、タイマー設定など |
| 充電温度 | 0~40℃ |
| 放電温度 | -20~40℃ |
| 保護等級 | IP20(防水性能なし) |
| 保証期間 | 5年間 |
※参照元:BLUETTI公式サイト(AORA 300製品ページ)
BLUETTI AORA 300のパッケージ内容
外箱はそこまで大きなサイズではありませんが、かなり重いので、搬入の際は要注意です。
ポータブル電源本体に加え、充電ケーブルやアースねじ、ユーザーマニュアル等が付属するのみのシンプルなパッケージ内容です。
パッケージ内容
- BLUETTI AORA 300 本体
- AC充電ケーブル
- アースねじ(接地ねじ)
- ユーザーマニュアル
BLUETTI AORA 300の本体外観
BLUETTI AORA 300の本体サイズは366×305×297.5mmであり、3kWhクラスのポータブル電源としてはコンパクトな部類です。
全体的にグレーを基調とした、角が丸みを帯びたデザインで、ゴツすぎず比較的シンプルな見た目に収まっています。
▼490mLペットボトルと並べた様子
上部には取っ手が付いており、両手で掴んで持ち上げられます。ただ、本体重量は実測で約26.1kgもあり、多少力には自信のある筆者でも、持ち運ぶ際には結構本気で力を入れる必要がありました。
▼身長約180cmの筆者が持ち上げている様子、かなりズッシリときます
近距離の移動なら取っ手を掴めばなんとか持ち運べますが、それなりの距離を移動させる場合は台車などを使うことをおすすめします。
筐体背面には通気口が開いています。また、底部の四隅にはゴム製の滑り止めが備わっています。
無駄な装飾も無く、全体的に洗練された印象を受けるデザインです。
インターフェース構成
続いてインターフェース構成について見ていきます。
前面には、ACコンセント×4、USB-A×2、USB-C×2(最大100W・140W)を搭載。さらに、最大120Wのシガーソケット、最大360WのDC出力、ソーラー充電などに使用するDC/PV入力も用意されています。
▼シガーソケットやDC入出力ポートはキャップで保護されています
側面にはAC入力端子、アース端子、20Aのサーキットブレーカーを配置。こちらもAC入力端子には保護キャップが備わっています。
このように、出力端子の種類・数ともに充実しており、スマホやノートPCの充電から高出力家電への給電まで、幅広い用途に対応できる構成となっています。
ディスプレイ表示と基本的な使い方
BLUETTI AORA 300前面の電源ボタンを押すと、中央のディスプレイが点灯します。
画面中央にはバッテリー残量が大きく表示され、その左右にはAC・DCそれぞれの入力・出力電力(W数)が表示されます。残りの使用可能時間の目安も確認でき、現在の電力状況をひと目で把握できるようになっています。
給電する際は、使用したい機器を接続したうえで、AC機器なら「AC」ボタン、USB機器などなら「DC」ボタンを押して出力を有効にするだけ。実際の操作はシンプルで、筆者が初めて触れた時も、特に迷うような部分はありませんでした。
また、本体側面のAC入力端子に付属の充電ケーブルを接続し、家庭用コンセントにつなげば、本体の充電も可能です。充電中はディスプレイに入力W数が表示されます。
必要な情報が見やすくまとまっており、基本操作も直感的。 普段から使ううえで、不便を感じにくいインターフェースだと思います。
BLUETTIアプリ連携で遠隔操作可能
本機はBluetooth・Wi-Fi接続に対応しており、スマートフォンの「BLUETTI」アプリから電力状況の確認や各種操作を行えます。
![]()
アプリのホーム画面には、バッテリー残量を中心に、AC・DCの入出力電力やソーラー発電による入力状況などが表示されます。電力の流れが視覚的に分かるほか、現在の消費電力から算出した残りの使用可能時間も確認できるため、なかなか便利です。
AC・DC出力のオン・オフもアプリ上で切り替えられるので、わざわざ本体のボタンを操作する必要がありません。また、出力電圧や周波数、バッテリーの状態、電力使用状況など、細かな情報まで確認できます。
設定項目も充実しており、急速充電モードや電力リフト機能、ECOモード、充電上限などを変更可能。 アドバンスド設定からはAC出力周波数を切り替えたり、最大入力電流なども設定できます。
特に自動切替機能関連の設定は細かく、標準モードのほか、ソーラー充電を優先する「PV優先モード」、時間帯に応じて充放電を制御する「時間制御モード」、バッテリー残量の範囲などを指定できる「カスタムモード」まで用意されています。
このほか、指定した時間にAC・DC出力を切り替えるタイマー機能や、災害警報を受信した際に緊急バックアップモードへ移行し、充電を優先する機能も搭載。
設定できる項目はかなり多いものの、普段よく使う残量確認や出力の切り替えはホーム画面にまとまっており、その他のサブ機能はジャンルごとに整理されているため、操作は分かりやすかったです。
単にポータブル電源を遠隔操作するだけでなく、使い方に合わせて細かく動作を調整できる点は、本製品の大きな強みだと感じました。
実際に家電やデバイスへ給電してみた
AORA 300は定格2,000WのAC出力に対応しており、スマートフォンやノートPCの充電はもちろん、消費電力の大きな家電にも給電できます。
実際にいくつかの機器を接続し、問題なく使用できるか試してみました。
スマートフォンとノートPCを同時に充電
まずは、MacBook AirとAndroidスマホ(OPPO Find N5)を同時に接続してみました。いずれもACコンセントを使用しています。
これら2デバイスを充電している状態では、本体ディスプレイにAC出力が表示され、ノートPCへ問題なく給電できていることを確認。スマホ側でも「超高速充電中」と表示され、スムーズに充電できていました。
USB端子は最大100W・140WのUSB-Cを各1基、USB-Aを2基備えているため、複数のデバイスをまとめて接続できるのも便利です。
▼USB端子が充実している点も嬉しい
デスク周りの機器を一度に充電したい場合や、停電時にスマホやノートPCの電源を確保したい場合にも役立つでしょう。
1,200Wの電気ケトルでお湯を沸かす
続いて、消費電力の大きな家電でも使えるか確認するため、約1,200Wの電気ケトルをACコンセントに接続してみました。
加熱中、本体ディスプレイには約1,230〜1,238WのAC出力が表示されましたが、途中で給電が止まることもなく、家庭用コンセントに接続しているときと同様に、お湯を沸かすことができました。
これだけの電力を使っていても、特にポータブル電源からの給電が不安定になる様子は見られません。定格2,000Wの出力に対応しているだけあって、1,000Wを超える電気ケトルにも問題なく給電できることが確認できました。
ヘアアイロンへの給電も確認
最後に、普段使っている電気ヘアアイロンも接続してみました。
こちらも問題なく電源が入り、使用できることを確認。ヘアアイロンのように温度制御によって消費電力が変動する機器にも対応できます。
以上の通り、今回試した範囲では、スマートフォンなどの小型デバイスから1,000Wを超える家電まで、いずれも問題なく給電できました。
3,000Wh超えの大容量と定格2,000Wの出力を備えているため、日常使いだけでなく、停電などの非常時にも幅広い家電を動かせる安心感があります。
電気ケトルでお湯を沸かすと、バッテリーはどのくらい減る?
本機は3,014.4Whの大容量バッテリーを搭載していますが、実際に家電を使用すると、どの程度バッテリーが減るのでしょうか。
バッテリー残量98%の状態から、先述した消費電力約1,200Wの電気ケトルを使用し、600mLのお湯を沸かしてみました。 もちろん、家庭用コンセントには接続せず、AORA 300の内蔵バッテリーだけで給電しています。
お湯が沸くまでにかかった時間は約3分。沸騰後にバッテリー残量を確認したところ、98%から96%へ、わずか2%の減少にとどまりました。
1,200Wという比較的大きな電力を消費する家電を動かしても、これだけのバッテリー残量が残っているのは、なかなか頼もしいです。
もちろん、実際の消費量は接続する家電や使用環境によって変わりますが、少なくとも600mLのお湯を沸かす程度であれば、バッテリー残量をほとんど気にせず使えることが分かりました。停電時に簡単な調理をしたりする際にも、3,000Whクラスの大容量は大きな安心材料になると感じます。
自動切替機能を検証
BLUETTI AORA 300には、停電などで家庭用コンセントからの電力供給が途絶えた際、自動的にバッテリー給電へ切り替わる自動切替機能が搭載されています。メーカー公称の切替時間は10ms(0.01秒)以下です。
今回は実際の動作を確かめるため、PS5とモバイルモニターをAORA 300のACコンセントに接続し、ゲームを起動した状態でテストしてみました。アプリ上の設定は「スタンダードモード」にしてあります。
まず、AORA 300本体を家庭用コンセントに接続。通常時はACバイパス給電によって、家庭用コンセントからの電力がPS5とモニターに供給されます。このとき、本体ディスプレイにはAC入力・出力ともに約208Wと表示されていました。
そして、ゲームを動かしたまま、AORA 300につながるAC入力プラグを抜いて停電状態を再現しました。
すると、AC入力が0Wになった一方で、AC出力は約230Wを維持。モニターが暗転したり、PS5が再起動したりすることもなく、そのままゲームを続けることができました。
▼停電を再現した際の様子(自動切替機能)
実際にゲーム画面を見ていても、電源が切り替わった瞬間はほとんど分からないほどスムーズ。今回のテストでは、自動切替機能がしっかり働いていることを確認できました。
突然の停電でゲーム機やPCの電源が落ちるのを防ぎたい場合にも、こうした機能があると心強いですね。ただし、接続する機器によっては電源の切り替えに対応できない可能性もあるため、すべての機器で無停止動作を保証するものではない点に注意してください。
本体の動作音と発熱具合を確認
ポータブル電源本体の電源を入れただけの状態では、稼働音はほぼ聞こえません。一方、AC出力でデバイスへの給電を開始すると、内蔵ファンと思われる動作音が多少聞こえるようになります。
実際にノートPCとスマートフォンへ給電しながら、本体から約20cmの距離で騒音レベルを計測してみました。
その結果、周囲の環境音が約37dBの室内で、給電中は約40~41dBを記録。 本体が稼働していることは確かに分かるものの、決してうるさく感じるほどではありませんでした。
近くで作業をしていても特に気にならず、個人的にはかなり静かな部類だと感じます。キャンプなどで夜間に使用する場合でも、就寝の妨げになりにくそうな音量です。ただし、テント内で使用する際は通気性や結露に注意する必要があります。
また、動作音とあわせて気になるのが本体の発熱です。
今回は約1,200Wの電気ケトルに給電してお湯を沸かした後、本体に直接触れてみましたが、筐体からはほとんど熱を感じませんでした。
さらに、PS5とモバイルモニターを接続し、バッテリー給電で2時間ほど連続使用した際も、本体が明らかに熱くなるようなことはありませんでした。
もちろん、より長時間の高負荷運転や、通気性の悪い場所での使用では、発熱状況が変わってくる可能性があります。
それでも、今回試した範囲では、異常な発熱や熱による給電性能への影響は特に感じられませんでした。
総じて、今回の使用範囲では、動作音や筐体の熱さが気になる場面はありませんでした。 ある程度の出力を必要とする家電にも対応しながら、動作音や発熱をあまり気にせず使える点は、日常使いでも大きなメリットになると思います。
ポータブル電源本体の充電時間を検証
BLUETTI AORA 300は、家庭用コンセントからのAC充電に対応しており、最大1,500Wの急速充電が可能です。
▼充電モード一覧
| 充電モード | 最大AC入力電力 |
| サイレントモード | 最大800W |
| 標準モード | 最大1,200W |
| ターボモード(急速充電) | 最大1,500W |
今回は実際の充電速度を確認するため、バッテリー残量50%の状態から、家庭用100Vコンセントに接続して満充電までの時間を計測してみました。
充電モードは「標準モード」に設定し、ほかの機器への給電は行わない状態で検証しています。
その結果、残量50%から100%になるまでにかかった時間は約1時間30分でした。
3,014.4Whもの大容量バッテリーを搭載していることを考えると、十分に実用的な充電速度だと感じます。今回は標準モードでの検証でしたが、より高速な急速充電モードも用意されているため、状況に応じて使い分けられるのも便利です。
BLUETTI AORA 300のメリット・デメリット
『BLUETTI AORA 300』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 3kWhクラスとしては比較的コンパクトなサイズ感
- AC×4、USB-C最大140Wなど、出力端子が充実
- 3,014Whの大容量で、停電時やアウトドアでも頼りになる
- 定格2,000Wの高出力で、消費電力の大きな家電も使用可能
- 自動切替機能搭載
- 動作音が比較的静かで、発熱も少ない
- スマホアプリによる遠隔操作・細かな設定に対応
デメリット
- 実測約26.1kgと重く、頻繁な持ち運びには不向き
- 防水性能がなく、雨天時や水場での使用には注意が必要
- 拡張バッテリー非対応で、後から容量を増やせない
- 実売16~18万円台と、導入コストが比較的高い
よくある質問(FAQ)



総評:軽さよりもバッテリーの余裕を重視する人なら、選ぶ価値のあるポータブル電源
実際に使ってみて頼もしく感じたのは、やはりバッテリー容量の余裕です。約1,200Wの電気ケトルで600mLのお湯を沸かしても、残量表示は98%から96%に下がっただけ。停電時にスマホを充電するだけでなく、お湯を沸かす用途にも使えるのは、大容量モデルを選ぶ理由になると思います。
自動切替機能も実用的。PS5とモニターでゲームを動かしたまま停電を再現しても、画面の暗転や再起動はなし。もちろんすべての機器で同じように使えるとは限りませんが、少なくとも今回のテストでは切り替わった瞬間がほとんど分からず、そのままゲームを続けられました。
充電についても、標準モードで残量50%から約90分で満充電になりました。この容量を考えれば、十分に使いやすい充電速度です。急いでいるときには、さらに入力電力の高いターボモードを選べる点も便利だと感じます。
一方で、実測約26.1kgの重さは、購入前にしっかり考えておきたいところ。本体は容量のわりにコンパクトですが、持ち上げるには結構な力が必要でした。部屋から部屋へ少し動かす程度ならまだしも、頻繁に持ち運ぶなら台車が欲しくなります。
気軽に持ち歩く電源というより、自宅に置いて停電に備えつつ、必要なときには屋外でも使う。そんな使い方に合う一台だと思います。軽さよりも、動かせる家電の幅やバッテリーの余裕を重視する人なら、選ぶ価値のあるポータブル電源です。
◎おすすめできる人
- 災害・停電時に備えて、大容量の非常用電源を確保したい人
- 消費電力の大きな家電も屋外で使いたい人
- 自動切替機能やアプリ連携など、利便性・機能性を重視する人
▲おすすめできない人
- 軽量で持ち運びやすいポータブル電源を求める人
- スマホ充電などの軽い用途が中心で、大容量を必要としない人
- 将来的に拡張バッテリーで容量を増やしたい人
BLUETTI AORA 300をお得に購入する方法

購入を検討している方は、今がお得に入手できるチャンスです。
| 割引率 |
| 5%OFF |
▼こちらの記事もオススメ!
-
-
『BLUETTI ポータブル電源 EB3A』レビュー | アプリ経由で遠隔操作も可能な高性能蓄電池
停電時でも電気を使いたい 地震や台風で停電した時に向けて備えておきたい アウトドアな場面でスマホやタブレットなどの端末を充電したい 上記のような考えで、家庭用の蓄電池を探している方も多いのではないだろ ...
続きを見る















































































