AndroidタブレットメーカーのHeadwolfから、カメラやAI機能、オープンイヤーオーディオを1台にまとめたスマートグラス『Headwolf Hai01』が登場しました。
通常価格は税込21,999円ですが、期間限定キャンペーン中は税込15,000円前後で購入できる場合もあります。
8MPカメラを搭載し、写真や動画を一人称視点で手軽に撮影できるほか、AI画像認識やリアルタイム翻訳、音声録音、文字起こしといった機能にも対応。スマホと連携することで、音声アシスタントを利用した情報検索やタスク管理なども行えます。
また、耳をふさがずに音楽や通話を楽しめるオープンイヤースピーカーを内蔵。カメラ部分には着脱可能なマグネット式プライバシーカバーも用意されており、撮影しない場面ではレンズを物理的に隠すことができます。
旅行先での記録や翻訳、仕事中のメモ、ハンズフリー通話など、普段のメガネに近い感覚でさまざまな機能を利用できる便利ガジェットとなっています。
先に結論 | Headwolf Hai01はこんな製品
- 強み自然なメガネ型デザインながら、カメラ・AI・翻訳・録音・通話など多彩な機能を1台に搭載
- 弱み音漏れが目立ち、動画撮影時のバッテリー持ちにはやや物足りなさがある
- 向く人旅行や仕事で、撮影・翻訳・情報検索をハンズフリーで手軽に使いたい人
今回、メーカーより本製品(ブラック色)を提供していただきました。
本記事では『Headwolf Hai01』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『Headwolf Hai01』のスペック・仕様表
| 製品名 | HEADWOLF Hai01 |
| 製品タイプ | AIスマートグラス |
| カメラ | 8MP |
| 撮影 | 4K画像撮影対応 |
| 手ぶれ補正 | ジャイロスコープによる手ぶれ補正対応 |
| AI機能 | ・AIボイスアシスタント ・AI画像認識 ・リアルタイム翻訳 ・音声録音 ・音声テキスト変換 ・スマートノート生成 |
| オーディオ | オープンイヤースピーカー |
| 通話機能 | ハンズフリー通話対応、ENC(環境ノイズキャンセリング)対応 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| ストレージ | 4GB 内蔵ストレージ |
| 本体重量 | 約55.26g(クリアレンズ装着時)※実測値 |
| フレーム素材 | TR90(プラスチック素材) |
| ヒンジ | 強化チタン合金ヒンジ |
| テンプル | 約15°の外向き調整に対応 |
| プライバシー機能 | マグネット式カメラプライバシーカバー |
| バッテリー容量 | 220mAh |
| バッテリー駆動時間 | 音楽再生:約5時間 通話:約6時間 スタンバイ:約35時間 |
| スマートフォン連携 | 専用アプリ対応 |
| 主な用途 | 写真・動画撮影、音楽再生、通話、翻訳、録音、情報検索、旅行、仕事、学習、アウトドアなど |
※参照元:メーカー提供資料
『Headwolf Hai01』のパッケージ内容
箱を開けると、スマートグラス本体が動かないようにすっぽり収まっていました。
パッケージにはスマートグラス本体のほか、専用収納ケースや交換用サングラスレンズが付属しています。開封後すぐに持ち出して、さまざまなシーンで活用できる内容です。
内容物一覧
- Headwolf Hai01 本体
- 専用収納ケース
- マグネット式充電ケーブル
- 交換用サングラスレンズ
- クリーニングクロス
- ユーザーマニュアル
専用収納ケースは、最初は薄く折りたたまれた状態ですが、展開すると三角柱型になり、しっかりとしたケースとして使用できます。
スマートグラスには、開封時点では度なしのクリアレンズが入っていますが、付属のサングラスレンズに交換できるほか、度入り(近視用)レンズへのカスタマイズにも対応しています。
実際にサングラスレンズへ交換しようとしましたが、クリアレンズをうまく外すことができませんでした。どうやら、ユーザー自身で簡単に着脱できる構造ではないようなので、交換する際は無理に外そうとせず、眼鏡店などへ相談した方が安心です。
『Headwolf Hai01』の本体外観
HEADWOLF Hai01を最初に見たときは、「思ったより普通のメガネっぽい」というのが正直な印象でした。
スマートグラスというと、カメラやバッテリーを内蔵しているぶん、いかにもガジェットらしい見た目を想像していましたが、本機はやや大きめの黒縁メガネといった雰囲気です。テンプル部分は普通のメガネより太めではあるものの、極端にゴツい感じはありません。
フレームにはTR90素材が使われており、手に持ってみてもそれほど重たさは感じません。本体重量は実測で約55g。一般的なメガネと比べると少し重めですが、カメラやスピーカー、バッテリーまで内蔵していることを考えれば、よくこのサイズに収めたなという印象です。
一方で、今回使用したブラックモデルは指紋や皮脂汚れがかなり目立ちます。少し触っただけでも表面に跡が残りやすく、撮影している最中も何度かクロスで拭き直しました。
日常的に身につけるものなので、個人的にこの点が少し気になりました。マット加工にするなど、もう少し汚れが目立ちにくい工夫がほしかったです。
そしてヒンジ部分には強化チタン合金が採用されています。実際に触ったり何度か開閉しても頑丈そうな感触で、簡単に壊れそうな頼りなさは感じませんでした。
インターフェース構成
続いて、インターフェースについて見ていきます。
左右のテンプル部分には操作用の物理ボタンが用意されており、各種操作をメガネ単体で行えるようになっています。ボタン自体は小さく、フレームのデザインを崩さないよう自然に配置されているため、外から見てもそこまで目立ちません。
また、両側に小さな穴が開いており、マイクやオーディオ関連の機構が内蔵されています。オープンイヤー方式なので、耳を塞がず、グラスを掛けたまま音楽や通話音声を楽しめます。
右テンプルの付け根近くにはタッチパッドが用意。タッチ・長押し・スワイプなどの操作で各種機能を利用できます。
先端には、専用充電ケーブルを接続するための端子が用意されています。ケーブルは磁力でパチッと吸着するタイプで、簡単に着脱できます。
充電端子自体は露出していますが、装着時は耳の後ろにくる位置なので、それほど目立ちません。特に髪の長い方であれば髪に隠れるので、外観上はほとんど気にならないでしょう。
そしてフロント部分にはカメラとセンサーを搭載。普段はマグネット式のプライバシーカバーで覆っておくことができ、必要なときだけカバーを開いて使用できます。
スマートグラスはカメラを搭載しているだけに、周囲の人から「撮影されているのでは」と警戒される可能性があります。その点Hai01は、使用しないときにカメラを物理的に隠しておけるため、周囲に対して撮影していないことを分かりやすく示せるのは大きなメリットだと思います。
▼カメラとセンサーを物理的に覆うことができるため、周囲の人に警戒感を与えにくいです。
以上の通り、本機はスマートグラスとして必要な機能を搭載しつつ、外観はできるだけ普通の眼鏡に寄せて仕上げられています。
公式アプリでスマートグラスと連携
HEADWOLF Hai01の各種機能を利用するには、スマートフォンへ専用アプリ「HeyCyan」をインストールして連携する必要があります。
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アプリではHai01のバッテリー残量を確認したり、音量を遠隔で調節できます。また、グラスで撮影した写真・動画をスマートフォンへ取り込めるほか、AI画像認識や対話・同時翻訳、録音データの文字起こし、要約などを利用できます。AIアシスタントの音声や録画時間といった各種設定も変更可能です。
アプリ画面は日本語に完全対応しています。インターフェースもシンプルで見やすく、各機能が分かりやすく整理されているため、利用できる機能は多いものの、初めて触る場合でも迷いにくいでしょう。
着け心地は一般的なメガネにかなり近い
本機の本体重量は実測で約55gと、一般的なメガネよりはやや重めですが、実際に掛けてみるとそこまで大きな差は感じませんでした。
鼻や耳への当たりも良く、テンプルが強く締め付けすぎるような感覚もありません。今回、一日を通して装着し続けてみましたが、鼻や耳が痛くなったり、不快感を覚えることはありませんでした。
もちろん、一般的な軽量メガネとまったく同じ快適さとまでは言えませんが、カメラやスピーカー、バッテリーまで内蔵しているスマートグラスとして考えれば、重さはかなり抑えられていると思います。
装着時の見た目も普通のメガネに近い
実際にTikGadgetの女性スタッフに装着してもらったところ、外から見てもかなり自然な印象でした。
フレーム自体はやや大きめですが、いかにもガジェットらしいデザインではなく、ちょっと大きめの黒縁メガネを掛けているように見えます。フレームにボリュームがあるぶん、顔まわりがコンパクトに見える小顔効果も多少期待できそうです。
テンプルには物理ボタンや充電端子などが備わっていますが、実際に装着した状態ではほとんど気になりません。タッチパッド部分には縦線の模様が見えますが、これもデザイン上のアクセントにも見えるので、悪目立ちしていません。
一方で、カメラとセンサーを覆う物理カバーを開いた状態では、左右にパーツが飛び出して見えるため、さすがに少しデバイスらしさが強くなります。見た目を自然に保ちたい場合は、カメラを使用するときだけカバーを開くのが良いでしょう。
総じて、Hai01はスマートグラスとして必要な機能を搭載しつつ、装着感も見た目もかなり普通のメガネに近づけられています。趣味や旅行だけでなく、仕事など普段の生活の中で装着していても、他の人に違和感を持たれにくいデザインです。
『Headwolf Hai01』のカメラ性能をチェック
HEADWOLF Hai01には8MPカメラが内蔵されており、写真撮影は4Kに対応しています。
実際に屋内外で、写真と動画を撮影してみました。
写真は想像以上に鮮明、記録用途なら十分実用的
まず写真については、全体的に鮮明で色味も自然です。薄暗い室内から直射日光の当たる屋外まで試しましたが、極端に白飛びしたり、逆に暗部が潰れてしまったりすることもほぼなく、見やすい写真を撮影できました。
▼『Headwolf Hai01』の内蔵カメラで撮影した写真
屋外では、遠くを走っている車の輪郭までしっかり確認できます。室内で手元の本を撮影した際も、小さめの文字まで読み取れる程度には鮮明でした。
スマートフォンの高性能カメラと比べられるレベルではないものの、「見たものをそのまま残しておく」というスマートグラス本来の使い方なら十分な画質です。会議や作業の様子を記録したり、旅行中に気になった風景をサッと撮ったりと、スマホを取り出さず撮影できるメリットはかなり大きいと感じました。
動画は静止状態なら見やすいが、歩き撮りではブレが気になる
動画については、座った状態での撮影と、屋外を歩きながらの撮影を試しました。
撮影した動画は1600×900解像度で保存されます。写真と比べると全体的に若干ぼやけている印象はあるものの、物の輪郭はきちんと確認でき、状況記録用としては十分な画質です。
▼静止状態で録画した動画
室内でモニターを撮影すると、画面上の細かな文字まではさすがに潰れてしまいますが、会議で発言している人の様子を記録したり、作業風景を残したりする用途であれば特に困らない品質です。
▼歩きながら録画した動画(手ブレ補正効果確認のため、わざと体を大きめに揺らしながら歩いています)
一方、歩きながら撮影した場合でも、アプリから手ブレ補正機能をオンにしておけば、歩行時の上下動がある程度抑えられ、映像自体は比較的きれいに残せました。ただし、手ブレ補正はGoProのようなハイエンドアクションカメラほど強力ではないため、激しい動きを伴う撮影ではブレが気になる場面もあります。
また、内蔵マイクは周囲の音をかなり拾います。屋外を普通に歩いているだけでも、風切り音や衣服が擦れる音などが目立ちます。
とはいえ、静止中・移動中のどちらでも「その場の状況を記録する」という用途には十分使えました。個人的には、Hai01で動画をきれいに残したい場合は、できるだけ立ち止まった状態で撮影する使い方がおすすめです。
特に写真撮影については思っていた以上に実用的で、Hai01のカメラは“作品を撮るため”というより、“目の前の出来事をハンズフリーで手軽に残すため”のカメラとして使うと、かなり便利に感じられると思います。
録音・通話用としても十分実用的なマイク品質
HEADWOLF Hai01にはマイクも内蔵されており、音声録音やハンズフリー通話、Web会議などに利用できます。
実際に内蔵マイクを使って音声を録音してみたところ、さすがに専用の高性能マイクほどクリアではないものの、発言内容は十分にはっきり聞き取ることができました。声が極端にこもる印象もなく、電話通話やオンライン会議で使うぶんには、実用的な品質だと感じます。
▼実際にHEADWOLF Hai01の内蔵マイクで録音した音声
一方で、先ほど動画撮影時にも触れた通り、周囲の環境音はやや拾いやすいです。静かな室内では特に問題ありませんが、屋外や人の多い場所では、風切り音や周囲の話し声などが入り込みやすくなります。
そのため、内蔵マイクで通話や録音を行う場合は、環境音の少ない屋内で使うのがおすすめです。
予想以上に高品質な内蔵スピーカー。ただし音漏れには注意
HEADWOLF Hai01は、耳をふさがずに音を聞けるオープンイヤータイプのスピーカーを内蔵しています。正直なところ、スマートグラスのスピーカーということで音質にはあまり期待していなかったのですが、実際に音楽を再生してみると想像以上に音が良かったです。
低音についてはかなり弱く、ベースの厚みや迫力はほとんど感じられません。一方で、中~高音域は比較的クリアで、ボーカルや会話音声は聞き取りやすいです。個人的には、音質だけで見れば5,000円前後のワイヤレスイヤホンに近い印象で、少なくとも「通話用のおまけスピーカー」といったレベルではありません。
実際、通話時に相手の声を聞くだけでなく、装着したまま音楽や動画の音声を楽しむ用途にも十分使えると感じました。耳をふさがないため、周囲の音を確認しながら聴ける点も便利です。
ただし、オープンイヤー方式だけあって音漏れはかなり目立ちます。ボリュームを30%程度まで下げても、高音が周囲に漏れているのが分かりました。
そのため、電車やバス、静かなオフィスなど、不特定多数の人が近くにいる場所で音楽を聴く用途にはあまり向いていません。自宅や屋外など、周囲への音漏れをあまり気にしなくてよい環境で使うのが良いでしょう。
AI画像認識・ボイスアシスタント機能が便利
HEADWOLF Hai01では、内蔵カメラで捉えたものをAIに解析してもらったり、音声だけでAIアシスタントへ質問することができます。
AI画像認識はかなり細かいところまで分析
AI画像認識では、撮影した写真をもとに、写っている物体や周囲の状況をAIが分析し、その結果を文字と音声で確認できます。
実際にゲーム機やスマートフォンなど、身近なものを撮影して分析させてみたところ、メインの被写体だけでなく、その周囲にあるモニターやデスク上の機器、背景の様子まで細かく認識していました。実物と照らし合わせても大きく外れた内容はほとんどなく、認識精度はかなり高いです。
目の前にあるものについて調べたいときはもちろん、「今見えている情報をひとまずAIに整理してもらう」といった使い方にも向いているでしょう。
ただし、分析結果はかなり詳細、というより詳細すぎるくらいなので、場合によっては必要以上に長い説明が返ってきました。もう少し要点だけを簡潔にまとめてくれるモードがあると、より使いやすかったと思います。
呼びかけてAIとハンズフリー対話
本機にはボイスアシスタント機能が備わっており、「ヘイ サイアン」と呼びかけることで起動できます。使い方はSiriなどの音声アシスタントに近く、天気や調べものをはじめ、さまざまな質問や相談を音声だけで行えます。
実際にいくつか質問してみましたが、回答内容はしっかりしており、日常的な調べものには十分使えるクオリティでした。
特に便利だと感じたのは、スマホを手に持たなくても、グラスを装着したまま質問から回答の確認まで完結できることです。何か気になった瞬間にそのまま声をかけて回答を得られるため、スマホの音声アシスタントよりも手軽で使いやすいです。
カメラで見たものをAIに理解させて、必要に応じてその場で追加質問する。この一連の操作をほぼハンズフリーで行えるのはかなり新鮮な体験でした。Hai01の中でも、「未来のウェアラブルデバイスらしさ」を特に感じられた機能です。
翻訳・文字起こし・要約まで対応。リアルタイム性はやや弱め
HEADWOLF Hai01では、翻訳機能に加えて、音声の文字起こしや要約、マインドマップ生成などにも対応しています。
今回は試しにYouTubeで英語のスピーチを流し、英語から日本語への同時翻訳を試してみました。
翻訳精度は高め。ただし生成まで少し待ち時間あり
実際に同時翻訳を使ってみると、英語の聞き取り精度はかなり高く、発言内容の大部分を問題なく文字起こしできていました。翻訳についても、複雑な専門用語などを除けば意味を捉えることができており、内容を把握する用途には十分使えました。
一方で、リアルタイム性については少し気になりました。
長めの発言が続く場合、話している途中から逐次翻訳されるというより、発言者が一息入れたタイミングで、それまでの内容がまとめて日本語へ翻訳され、グラスのスピーカーから音声で再生されます。
翻訳結果が生成されるまでにタイムラグが生じる場面が多く、対面で異なる言語の相手とテンポよく会話を続ける用途には、現時点ではやや厳しいと感じました。個人的には、会議や英語スピーチなどのアーカイブを見ながら、内容をじっくり理解していく使い方の方が向いていると思います。
なお、もう一つの「画面翻訳」機能では、スマートフォンの画面を相手側と自分側に分け、それぞれの発言内容と翻訳結果を表示できます。こちらは翻訳結果が出るまでのテンポが比較的速く、対面での会話などリアルタイム性を重視するなら、こちらの方が使いやすそうです。
翻訳後の記録を後から整理できる
翻訳時に文字起こしされた内容はアプリ上に保存され、後からいつでも見返すことができます。
さらに、記録内容をそのまま確認するだけでなく、AIによる要約やマインドマップの生成にも対応。長めの会議やスピーチでも、重要なポイントだけを後から整理して確認できます。
音声記録・文字起こし・翻訳・整理までを一通りこなせるのは実に便利。
海外の講演やWeb会議の内容を理解したり、議事録作成の補助に使ったりする用途では、かなり実用的だと思います。
バッテリー持ちは使い方次第。動画撮影では消耗が早め
HEADWOLF Hai01は220mAhバッテリーを内蔵しており、公称では音楽再生約5時間、通話約6時間、スタンバイ約35時間となっています。
実際に写真撮影・動画撮影・録音を中心に使ってみたところ、満充電の状態から約3時間でバッテリーが0%になりました。中でも動画撮影中は消耗が早く、バッテリー残量が目に見えて減っていきます。
そのため、できるだけ長時間使いたい場合は、動画を長回しするよりも、必要な場面だけ短時間撮影する使い方が良いでしょう。
一方、AI翻訳やボイスアシスタントを中心に使用した場合は、合計約4時間連続して利用できました。カメラを多用する場合と比べると、こちらの方がバッテリー持ちは良好です。
充電には付属のマグネット式ケーブルを使用します。実際に0%の状態から充電してみたところ、約1時間30分で100%まで満充電できました。使わない時間に少し充電しておくだけでも、数時間分のバッテリーを回復できるのは便利です。
中〜高頻度で本機を使い続けたい場合、充電なしで1日中使うのは厳しいと感じました。ただ、普段はメガネとして装着し、写真撮影やAI機能などを必要なときだけ短時間使う運用であれば、朝から晩まで持たせることも十分可能だと思います。
出張や旅行などで長時間の利用を考えている場合は、モバイルバッテリーも一緒に持ち歩くことをおすすめします。
『Headwolf Hai01』のメリット・デメリット
『Headwolf Hai01』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
良かった点
- 一般的なメガネに近い自然なデザイン
- 約55gで、スマートグラスとしては軽量
- カメラを物理的に隠せるプライバシーカバーを搭載
- 長時間装着しても鼻や耳が痛くなりにくかった(筆者の場合)
- ハンズフリー撮影用として十分実用的なカメラ性能
- AI画像認識の精度が高い
- 翻訳・文字起こし・要約・マインドマップ生成まで対応
- 内蔵マイクは通話や録音に十分な品質
- オープンイヤースピーカーの質が良い
悪かった点
- ブラックモデルは指紋や皮脂汚れが目立ちやすい
- 付属レンズをユーザー自身で交換しづらい
- マイクが周囲の環境音を拾いやすい
- スピーカーは低音が弱く、音漏れも大きめ
- 同時翻訳は若干のタイムラグがある
- 動画撮影を多用するとバッテリー消耗が早い
よくある質問(FAQ)



総評:Headwolf Hai01は撮影・AI・翻訳を手軽に使える実用的なスマートグラス
Headwolf Hai01を実際に使ってみて、まず感じたのは、思っていた以上に日常的に使いやすいスマートグラスだということです。
カメラやスピーカー、バッテリーまで内蔵しているので、初めはもっと重くてゴツいものを想像していましたが、本体重量は実測で約55g。1日装着していても鼻や耳が痛くなることはなく、見た目も少し大きめの黒縁メガネといった印象で、人目を気にせずに着けやすい点は大きなメリットです。
個人的に特に便利だったのがカメラ機能です。写真は思っていた以上に鮮明で、スマホを取り出さずに目の前の風景や作業の様子をサッと残せるのは、実際に使ってみるとかなり便利でした。一方、歩きながら撮影した動画はブレが目立つので、動画品質を重視するなら立ち止まって撮るのがおすすめです。
AI画像認識やボイスアシスタント、翻訳、文字起こしなども一通り試しましたが、どれも単なるおまけ機能ではなく、十分使えるレベルに仕上がっています。特に、目の前にあるものをそのままAIに認識させて質問できるのは、スマホとはまた違った面白さがありました。
気になったのは、同時翻訳にややタイムラグがあることや、スピーカーの音漏れ、動画撮影時のバッテリー消費の早さです。実測では、写真・動画撮影・録音を多用すると約3時間、AI翻訳やボイスアシスタント中心では約4時間使えました。丸一日フル活用するには心許ないものの、必要なときだけ使うのであれば十分実用的です。
全体としては、写真撮影やAI、翻訳、録音、通話といった機能を、普段のメガネに近い感覚で使えるのがHai01の大きな魅力だと感じました。
AIへの相談や撮影機能をハンズフリーで行える体験は新鮮で、これからのウェアラブルデバイスがどのように進化していくのか、その片鱗を感じられる製品だと思います。
◎おすすめできる人
- 写真・動画をハンズフリーで手軽に残したい人
- AI認識や翻訳、文字起こしを日常や仕事で活用したい人
- 普通のメガネに近い見た目・装着感を重視する人
▲おすすめできない人
- 長時間の動画撮影をメインに使いたい人
- 音漏れの少なさや重低音の迫力を重視する人
- 長時間持続するバッテリーを求める人
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