SwitchBot ハブ3レビューのメイン画像
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『SwitchBot ハブ3』レビュー、Matter対応、物理インターフェース搭載で前モデルから大幅進化

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

2025年5月16日(金)、数々のスマート家電を手掛けるSwitchBot(スイッチボット)は、同ブランドの最新スマートリモコン『SwitchBot ハブ3』を発売した。

通常販売は16,980円(税込)となっている。

スマートホームブランドNo.1×スマートリモコン売上No.1、スマートリモコン業界売上No.1の人気を誇る「SwitcBotハブシリーズ」の最新モデルであり、スマートホームデバイス同士をつなぐ "ハブ(中心地)"となる存在だ。

エアコンや照明などの赤外線家電はもちろん、Matter対応デバイス、Fire TVなど多様な家電を一元管理し、筐体に備えられたダイヤル&物理ボタンを利用して、誰でも直感的に細かい操作が可能となっている。さらに、「温度」「湿度」「光」「人感」の計4つのセンサーを内蔵し、部屋の状況をリアルタイムで把握しつつ、 自動で家電をON/OFFして快適&省エネを実現できる。スマートホーム化を目指す場合には、まさに必須とも言えるガジェットだ。

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

SwitchBot ハブ3のアイコン画像

【発売記念キャンペーン開催中】

  • 商品:SwitchBot ハブ3
  • 特別価格:16,980円(税込)⇒13,480円(税込)
  • 割引率: 20.61%
  • 割合コード:HUB30510
  • 対象製品:SwitchBot ハブ3
  • 有効期限:2025年6月2日(金)まで

▼ Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DWDQYLXG
▼ 公式サイト
https://www.switchbot.jp/products/switchbot-hub3
▼ 楽天ストア
https://item.rakuten.co.jp/switchbot/hub3/

ブランド SwitchBot (スイッチボット)
モデル名 SwitchBot ハブ3
カラー ブラック
通常販売価格 16,980円(税込)
本体素材 PC+ABS+金属
電源 5V/2Aアダプター
入力 Type-Cポート (5V/2A)
動作温度 -20℃~90℃
接続方式 2.4GHz Wi-Fi (802.11b/g/n)、Bluetooth Low Energy (BLE)
通信範囲 最大30m
温湿度センサー ■ 最小表示:0.1℃、1%RH
■ 温度測定範囲:-20℃~80℃
■ 湿度測定範囲:0~99%RH
■ 温度精度:
・-20.0℃~0.0℃(±0.4℃)
・0.0℃~65.0℃(±0.2℃)
・65.0℃~80.0℃(±0.3℃)
■ 湿度精度:
・0~10%RH (±3%RH)
・10%~90%RH (±2%RH)
・90%~99%RH (±3%RH)
認証 TELEC
梱包内容 ・ハブ3本体×1
・5V/2Aアダプター×1
・ネジパック×1
・台座×1
・スタンド×1
・スタンド用両面テープ×2
・温湿度センサー搭載ケーブル×1
・温湿度センサー両面テープ×1
・取付ステッカー×1
本体サイズ 126×94×38mm
本体重量 約190g

SwitcBotハブシリーズのランキング

今回紹介する『SwitchBot ハブ3』は、スマートホームデバイス同士をつなぐ "ハブ(中心地)"となる存在だ。

スマートリモコン業界売上No.1の人気を誇る「SwitcBotハブシリーズ」の2025年最新モデルであり、従来モデルよりもインターフェースが充実することで、できることが大幅にパワーアップしている。

▼シリーズ従来モデルとの比較表

SwitchBotハブシリーズ従来モデルとの比較表

『SwitchBot ハブ3』と他のスマート家電をワンタッチでペアリング可能。あらゆる赤外線家電をまとめて操作&管理できるようになる。

▼他のSwitchBotデバイスはもちろん、赤外線家電やストリーミング、Matterデバイスの操作機能を『SwitchBot ハブ3』に集約し、スマートな管理が可能に。

SwitchBot ハブ3に家電を集約するイメージ画像

温度」「湿度」「」「人感」の計4つのセンサーを内蔵し、部屋の状況をリアルタイムで把握しつつ、 自動で家電をON/OFFして快適&省エネを実現できる。

▼ハブ3ではヒトの動きも感知できるようになった。留守の間はエアコンなどの家電の電源を自動で全OFFするなどの自動動作が可能に。

SwitchBot ハブ3搭載センサーイメージ画像

また、各部屋に設置されたCO2センサーや温湿度計と連動して、リビング、子ども部屋の温湿度もハブ3に表示。玄関ドアのロックの開閉状態もディスプレイのアイコンでいつでも確認できる。

▼自宅内のすべての部屋の状況をハブ3で確認可能。

SwitchBot ハブ3ですべての情報を把握できるイメージ画像

Fire TV/Apple TV/Android TVのリモコンとしても活用でき、ダイヤルを回してチャンネルを切り替えたり、音量を調節することができる。

▼Switchハブシリーズとしては初めて、物理ダイヤルが搭載。

SwitchBot ハブ3を操作するイメージ画像

そして何より、ハブ3を介して遠隔地からでも、様々な方法でホームデバイスを操作できる。

スマホやスマートウォッチから遠隔操作したり、アレクサやSiriを利用した音声操作、ハブ3本体のダイヤルを回したりタッチ操作するなど、思いのままの扱い方が可能だ。

▼多彩な操作方法をサポート。

SwitchBot ハブ3の操作方法バリエーション

なお、すべてのMatterデバイスをハブ3本体から操作でき、ホームアプリに登録してある他社のMatterデバイスも、ハブ3から操作可能だ。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物を全て取り出した様子

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • ハブ3本体×1
  • 5V/2Aアダプター×1
  • ネジパック×1
  • 台座×1
  • スタンド×1
  • スタンド用両面テープ×2
  • 温湿度センサー搭載ケーブル×1
  • 温湿度センサー両面テープ×1
  • 取付ステッカー×1

▼ユーザーマニュアルは日本語に完全対応。

ユーザーマニュアル

▼ハブ3を固定設置するためのネジパックが付属。

固定金具

▼取付ステッカーに加えて、スタンドやセンサーを貼り付けて固定するための、予備の両面テープも付属。設置にミスった場合や、後々に設置場所を変更したい場合などに使用できる。

予備の両面テープ一式

▼ハブ3に通電するための「温湿度センサー搭載ケーブル」には、その名の通り温湿度センサーが内蔵されている。

温湿度センサー搭載ケーブル

温湿度センサー搭載ケーブルのセンサー搭載部

温湿度センサー搭載ケーブルの両面テープ

『SwitchBot ハブ3』本体

▼『SwitchBot ハブ3』本体の外観。正面は全体的に光沢仕上げとなっている。

『SwitchBot ハブ3』本体の外観

正面には赤外受信部光センサーPIRセンサー表示ランプなどが備わっているほか、Kataボタンダイヤルなどの物理的な操作インターフェースも用意されている。

SwitchBot ハブ3本体の操作インターフェース

筐体サイズは126×94×38mm。従来シリーズモデルと比べると大型だが、手のひらにすっぽりと収まるサイズ感。

SwitchBot ハブ3を手に持つ様子

SwitchBot ハブ3を手に持つ様子-右側面

SwitchBot ハブ3を手に持つ様子-背面

▼背面にはType-C入出力ポートが用意。

SwitchBot ハブ3の背面入出力ポート

▼上部には赤外線サブ送信部が用意。

SwitchBot ハブ3を手に持つ様子-上部

▼左側面にはスピーカーが内蔵。

スピーカー穴

ハブ2はスタンド一体型であったが、ハブ3のパッケージには専用スタンドが別途付属しており、デスク上設置の際に利用できる。

▼専用スタンド

専用スタンド

スタンド底部

スタンド後部

スタンド正面に、ハブ3をカチッとはめることで固定設置できる。

スタンド正面に、ハブ3をカチッとはめる様子

スタンド正面に、ハブ3をカチッとはめた様子-正面

スタンド正面に、ハブ3をカチッとはめた様子-背面

▼本製品(左側)と、前モデル「SwitchBot ハブ2」(右側)を並べた様子。ハブ2のサイズは80×70×23 mmであるため、並べてみると大きさの違いは一目瞭然だ。

本製品(左側)と、前モデル「SwitchBot ハブ2」(右側)を並べた様子-正面

本製品(左側)と、前モデル「SwitchBot ハブ2」(右側)を並べた様子-側面

▼筐体外観(360度)

▼ハブ3の本体重量は、実測で約186g。

ハブ3の本体重量計量の様子

▼スタンド付きの場合は、実測で約301g。

ハブ3(スタンド付き)の本体重量計量の様子

『SwitchBot ハブ3』の設置方法

ハブ3の取り付け方は、非常に簡単だ。

まず最初に、付属の温湿度センサー搭載ケーブルをハブ3に接続する。

▼スタンド下部からケーブルを通し、ハブ3背面の入力ポートへ接続。

スタンド下部からケーブルを通した様子

ハブ3背面にケーブルを接続した様子

そして、ケーブルを接続した状態のハブ3をスタンドに取り付ける。

ハブ3をスタンドに取り付けた様子

▼スタンド底部には溝が設けられており、ケーブルを接続した状態で設置しても、スタンドが浮いてしまうことは無い。

スタンド底部の溝にケーブルが這っている様子

この状態で、電源ケーブルをコンセントに繋ぐことで、ハブ3が起動する。

続いて、付属両面テープを利用して、ハブ3を取り付けた状態のスタンドを定位置に固定する。

▼今回のレビュー時には、テレビ台の上(アレクサの横)に設置してみた。

ハブ3を取り付けた状態のスタンドを定位置に固定した様子

ハブ3を設置した様子

このとき、ケーブルに付属しているセンサー部についても、両面テープで固定しておこう。

ケーブルに付属しているセンサー部の両面テープを剥がした様子

ケーブルに付属しているセンサー部を両面テープで固定した様子

これだけの手順で、ハブ3の設置は完了だ。

このように、ハブ3の取り付けにあたり、工具・道具等は一切不要であった。ただし、壁面設置したい場合には、付属のネジパックとドライバー等を利用して固定する必要がある。

▼ハブ2と比べると大柄だが、邪魔に感じるようなサイズ感ではない。

アレクサの横にハブ3を置いた様子

スマートなデザインのおかげで、設置してもその部分の意匠性を損なったり、目障りに感じることは無いだろう。

アプリとの連携

ハブ3の設置が完了したら、スマホアプリとのペアリングを完了させよう。

▼公式無料アプリ(iOS・Android対応)

SwitchBot

SwitchBot
開発元:wonderlabs, Incorporated
無料
posted withアプリーチ

スマホからSwitchBotアプリを起動すると、「デバイスの追加」から「ハブ3」を選択できる。

デバイスの追加画面

画面の指示に従って、デバイスの追加を完了させる。

デバイスの追加手順

なお、本製品をアプリで利用するためには、2.4GHzのWi-Fiに接続する必要がある。5GHzなどは非対応なので注意したい。

2.4GHzのWi-Fiに接続する様子

画面の指示に従って接続を完了させると、トップ画面にロックUltraが追加され、アプリ経由での操作が可能となる。

デバイス一覧に追加されたハブ3

アプリ連携の手順はいたって簡単なため、この手のデバイスの扱いになれていない方でも、問題なく初期設定を完了できるだろう。

▼操作トップ画面。ハブ3の詳細な設定・調整を行うことができるほか、センサーが計測した温度・湿度を確認することが可能。

ハブ3の操作トップ画面

以上で、ハブ3のアプリ連携は完了だ。

▼ちなみに、センサーが計測した数値はアプリ内に記録されており、いつでも過去に遡ってデータを確認できるほか、エクスポート(出力)も可能となっている。

センサーが計測したデータ閲覧画面

データエクスポート画面

ディスプレイ表示設定

ハブ3のディスプレイ表示内容は、アプリから切り替えることができる。

ディスプレイ表示設定画面

▼天気データをオンにすることで、屋外の天候情報も表示できるようになる。

天気データをオンにした様子

▼「温湿度データソース」は、ハブ3に搭載されたセンサーだけでなく、他の登録済みSwitchBotデバイスの計測数値を表示させることが可能。

温湿度データソースの選択画面

▼「カスタムボタン」では、他の登録済みデバイスを、ハブ3に搭載されたカスタムボタンから操作できるようになる。

カスタムボタン設定画面

ほかには、当サイトでも以前レビューした『SwitchBot ドアロックUltra』のようなロック製品に変化があった場合(取り外されるなど)、ビープ音で通知が届くように設定することも可能だ。

赤外線家電をSwitchBotアプリから操作可能

ハブ3に赤外線家電のリモコンを登録することで、アプリ上の仮想リモコンや、音声で家電を操作できるようになる(音声操作の場合はスマートスピーカーが必要)。

外出先から4G/5G回線で家電を遠隔操作することも可能だ。

登録方法はいたって簡単。

まずハブ3の操作画面から「リモコンを追加」をタップし、追加したい家電の種別を選択する。

家電の選択画面

後は選択した家電のリモコンをハブ3に近づけた状態で、アプリ画面の指示に従ってボタンを押すことで、リモコン機能をアプリ上に登録できる。

テレビリモコン登録画面

テレビリモコン登録の様子

登録が完了すると、アプリ上に赤外線家電のリモコンが追加され、スマホからタップ操作で家電を操作できるようになる。

アプリ上に赤外線家電のリモコンが追加された様子

▼例:テレビの仮想リモコン画面

テレビの仮想リモコン画面

▼例:エアコンの仮想リモコン画面

エアコンの仮想リモコン画面

▼SwitchBotアプリからテレビを操作する様子

SwitchBotアプリからの操作性は良好で、実物のリモコンと大差ないスムーズな操作を行うことができた。

自宅内のあらゆる赤外線家電のリモコンをハブ3に登録しておくことで、各家電を操作する際にいちいち別々のリモコンを探す必要がなくなり、アプリ上から全ての操作を行うことが可能となる。

さらに、後述する「デバイス&シーン管理」機能を活用することで、ハブ3のセンサーと連携して、条件を満たすと自動で動作するルールを設定することもできる。

ハブ3と赤外線家電を連携するメリット

  1. スマホで家電を操作可能に
  2. 音声で家電を操作可能に
  3. 家電の自動化・スケジュール操作が可能に
  4. センサーと連携した家電操作が可能に

このように、『SwitchBot ハブ3』があれば、古い家電もスマートホームに組み込めるようになる。以前から愛用している家電を買い替えずにスマート化できるのは、非常に大きな利点と言えるだろう。

ハブ3を他のSwitchBotデバイスと連携

今回、ハブ3の機能を確認するにあたり、自宅に「SwitchBot CO2センサー」「SwitchBot テープライト2」「SwitchBot ボット」を設置して、ハブ3と連携させてみた。

「SwitchBot CO2センサー」「SwitchBot テープライト2」「SwitchBot ボット」

SwitchBot CO2センサー

▼「SwitchBot CO2センサー」は、ハブ3から離れた洋室に設置。

洋室にSwitchBot CO2センサーを設置した様子

洋室にSwitchBot CO2センサーを設置した様子-ズーム

▼「SwitchBot テープライト2」は、テレビ台下に間接照明として仕込んでみた。

テレビ台

テレビ台下にSwitchBot テープライト2を設置した様子

▼「SwitchBot ボット」は、リビングの照明を点けるスイッチを押せる位置に設置。

リビングの照明を点けるスイッチを押せる位置にSwitchBotボットを設置した様子

あとはそれぞれのSwitchBotデバイスを、ハブ3と同じSwitchBotアカウントでログインしたアプリに登録することで準備は完了だ。

ハブ3とは別の場所の温湿度情報を表示可能

CO2センサーを連携することで、ハブ3のディスプレイ上にCO2センサーの計測データを表示できるようになる。

CO2センサーを選択した様子

▼他のセンサーの計測値を表示している場合は、ディスプレイ左上にが該当するアイコンが表示される。

CO2センサーの計測値を表示している様子

このように、ハブ3の設置場所から離れた部屋や建屋の温湿度情報も把握することが可能だ。

ハブ3を介して、スマートスピーカーによる音声操作が可能

「SwitchBot テープライト2」や「SwitchBot ボット」について、ハブを介してクラウドに接続することで、Alexa・Googleアシスタント・Siriショートカットなどのスマートスピーカーと連携し、音声操作が可能となる

試しに、アレクサを用いて音声操作を行ってみた。

▼SwitchBotデバイス&赤外線家電を音声操作する様子

動画を観ても分かる通り、各デバイスに一切触れることなく、声だけで操作することができている。

ハブ3の物理ボタン、ダイヤルを用いたアナログ操作が可能

前述したハブ3の「カスタムボタン」において、これらのSwitchBotデバイスや赤外線家電リモコンをカスタムボタンに割り当てることで、ハブ3の物理ボタン、ダイヤルを用いて各デバイスを操作できるようになる。

SwitchBotデバイスや赤外線家電リモコンをカスタムボタンに割り当てた様子

▼カスタムボタンを割り当てると、ディスプレイ上にアイコンが追加される。

ディスプレイ上のカスタムボタンアイコン

▼右上のKataボタンを押すことで、登録済みデバイス一覧を呼び出せる。

右上のKataボタンを押す様子

登録済み機能一覧

▼「SwitchBot テープライト2」をダイヤル操作する様子

▼エアコンを操作する様子

これらの動画のように、テープライトの照度やエアコン温度などを、ダイヤルを回して直感的にアナログ操作することができる。

ダイヤルを回す様子

スマホからのデジタル操作に対して、物理的なボタンやダイヤルを用いたアナログ操作の方が感覚的に微調整できるため、特にスマホ操作に慣れていない高齢者や、視覚に頼りづらい方などにとっては、扱いやすい操作の選択肢と言えるだろう。

人感センサーを内蔵

ハブ3は人感センサーを内蔵しており、ヒトの動きも感知できるようになった

これにより、留守の間はエアコンなどの家電の電源を自動で全OFFするなどの自動動作が可能に。

▼ヒトの存在を検知したときだけディスプレイを点灯させることも可能。省エネにつながる。

人感センサー動作の確認の様子

「シーン管理」で複数デバイスをまとめて管理

ハブ3の「シーン管理」を活用すれば、SwitchBotデバイスや赤外線家電などに対して、複数のアクションをまとめて一括実行させる仕組みを構築することが可能だ。

シーン管理画面

シーン作成の例

【「おはよう」シーン】

  • カーテンを開ける
  • 加湿器をON
  • 照明ON(赤外線経由)

【「外出」シーン】

  • カーテン閉める
  • ボットでエアコンOFF
  • スマートプラグOFF

ハブ3を使えば、このような複数デバイスの動作を、1タップや音声でまとめて実行できるようになる。

いちいち一つ一つのデバイスを個別に操作する手間を省くことができる点は、非常に大きなメリットだと言える。

アプリ上から豊富な機能を利用可能

アプリ上には非常に豊富な機能が用意されており、ハブ3の能力を最大限に活用することが可能となる。

▼設定項目一覧

ハブ3の設定項目一覧1

ハブ3の設定項目一覧2

デバイス設定

デバイス言語や時刻表示形式、明るさ、ボタン&ダイヤルの音など、ハブ3に関する基本的なパラメータを変更できる。

デバイス設定画面

▼人感センサーの動体検出感度も調整可能。ハブ3を設置する部屋の広さに応じて調整すると良いだろう。

人感センサーの感度調整画面

アラート設定

ハブ3のセンサーが検知した値が、事前に設定した範囲を逸脱した場合に、アラートを発するように設定できる。

アラート設定画面

温湿度校正

温湿度センサーの校正が可能。温度・湿度の測定値が明らかにおかしいと思う場合には、実行してみても良いだろう。

▼なお、よほど大きな誤差の場合は、製品の初期不良か操作中の誤りが生じている可能性があるため、サポートデスクへの操作をオススメする。

温湿度校正画面

アラーム設定

スマホのように、一般的なアラームを設定できる。目覚まし時計代わりや、日常のイベントのリマインダーとしても活用できる。

アラーム設定画面

おやすみ期間

設定した時間のあいだ、ハブ3をおやすみモード(消灯・消音)で稼働させられる。

おやすみ期間設定画面

サードパーティサービス

ハブ3はアレクサをはじめとする、多種多様なサードパーティサービスとの互換性を備えており、接続設定を行うことができる。

サードパーティサービスの設定画面

NFC

NFC対応スマホなどのデバイスをハブ3にかざすことで、データ転送など様々な便利機能を利用できる。

NFC画面

Matter設定

ハブ3はMatterに対応しており、Apple Homeや他社スマートホーム製品との横断的な連携にも対応している。

Matter設定画面

『SwitchBot ハブ3』のまとめ

SwitchBot ハブ3のアイコン画像

今回紹介した『SwitchBot ハブ3』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュなデザイン
  • 設置&接続が簡単
  • 「温度」「湿度」「光」「人感」の4センサーを標準搭載
  • 物理ボタン&ダイヤル搭載で直感操作に対応
  • 赤外線家電から最新のMatter対応機器まで一元管理
  • 「シーン管理」で複数デバイスを一括制御
  • 音声・スマホ・ウォッチなど、多彩な操作方法に対応

悪かった点

  • 価格がやや高め
  • 従来モデルと比べると二回りほど大きい

以上の通り、ハブ2から順当に進化を果たした最新モデルであり、スマートホーム化を本格的に進めたい方にはまさに必須とも言えるツールとなっている。

ハブ3があれば、「SwitchBot ボット」をはじめとする同ブランドのBluetoothデバイスをクラウド化することができ、スマートスピーカー(Alexa/Google)との連携や、インターネット経由での操作が可能となる。

エアコンやテレビなど複数のリモコンをアプリ・音声でまとめて操作可能。赤外線に対応していれば古い家電のスマート化も可能であり、愛用している家電をそのままグレードアップできる。

また、ハブ3はMatterに対応しており、Apple Homeや他社スマートホーム製品との横断的な連携にも対応。シーン管理機能を使えば、複数デバイスの動作を、1タップや音声でまとめて実行できるようになる。

価格こそ従来モデルよりも高めだが、価格差以上に、操作性・自動化性能・拡張性が圧倒的に向上している。スマートホームの“中枢”としての完成度は、これまでよりも間違いなく一段上だろう。

複数のSwitchBotデバイスを活用して本格的に自動化したい方、将来的にMatter対応デバイスやApple Homeと連携予定のある方には、間違いなくオススメしたい最新モデルである。

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