スマート掃除機の研究開発、製造、販売を行うグローバル企業のDreame(ドリーミー)から、最新の高性能ロボット掃除機『Aqua10 Ultra Roller』が登場しました。
記事執筆時点でクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて購入可能。通常価格249,800円(税込)のところ、33%OFF割引が適用された167,366円(税込)の超早割価格で購入できます。
最大30,000Paの圧倒的な吸引力と、AIカメラ×3D構造光による超精密な障害物回避、そして最大8cmの段差を乗り越えるProLeapシステムを搭載。フローリングの水拭きからカーペットの掃除まで、環境を問わず隅々まで清掃できる高性能モデルです。
▼ProLeapシステム
吸引&水拭き掃除の両対応。最大の特徴は、掃除と同時にモップを自動で洗浄し続けるAquaRollリアルタイム浄水モップと、100℃の熱水で徹底洗浄し乾燥まで自動化するThermoHubセルフクリーニング。モップが汚れる・雑菌が繁殖するというロボット掃除機の弱点を解決し、常に衛生的な水拭きを可能にします。
さらに、カーペットに入る瞬間だけローラーやサイドブラシを最大14mm持ち上げて水濡れを防ぐAutoSealローラーガード、低い家具下へ潜り込むVersaLift LDS、髪の毛の絡まりを99.9%防ぐHyperStream DuoBrushなど、清掃効率と使い勝手を徹底追求。
ペット向けのVlog自動生成・動態回避・専用消臭洗剤対応などを含む“Pet Care 4.0”も搭載し、家族全員の生活に寄り添う一台となっています。
こんな方におすすめ!
- 段差やラグが多いリビングでも一台でまとめて掃除したい方
- ペットや小さな子供がいて、外出先から様子を見守りたい方
- 掃除の手間を極力減らせる「ほぼ全自動」のロボット掃除機を求める方
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
▼ショート動画を投稿しました!使用感はこちらでもご確認いただけます。
『Aqua10 Ultra Roller』のスペック・仕様表
| メーカー・ブランド | Dreame (ドリーミー) |
| モデル名 | Aqua10 Ultra Roller |
| ナビゲーション | VersaLift LDS |
| 障害物回避 | AIカメラx2 + 横方向3D構造化光 + LEDライト |
| メインブラシ | HyperStream 絡まり防止 DuoBrush |
| ブラシリフトアップ | 搭載(14mm) |
| モップタイプ | ローラーモップ |
| 最大吸引力 | 30,000Pa |
| ProLeap システム段差乗り越え | 80mm(2段)/42mm(1段) |
| バッテリー容量 | 6,400mAh |
| 最大稼働時間 | 約180分(標準モード) |
| 充電時間 | 約4.5時間 |
| ダストボックス容量 | 220ml |
| 浄水/汚水ボックス容量 | 100ml/140ml |
| 浄水/汚水タンク容量 | 4L/3.5L |
| 紙パック容量 | 3.2L(最大100日間手間不要) |
| 稼働音 | 最大:約74 dB(A) |
| 音声操作 | ダイレクト音声コントロール |
| スマートスピーカー連携 | 対応(Amazon Alexa、Google Home、Siri) |
| ロボット掃除機サイズ | 約35×35×9.8cm (Retracted LDS) 約35×35×12cm (Lifted LDS)/約5.8kg |
| ステーションサイズ | 約42×44×50.5cm/約11.1kg |
※参照元:Dreame公式サイト(Aqua10 Ultra Roller製品ページ)
『Aqua10 Ultra Roller』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼パッケージ内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- ロボット掃除機本体
- ベースステーション
- 洗浄用フィルタ
- モップアセンブリ
- ベースステーションランプ延長プレート
- ダストバッグ×2
- オートソリューションディスペンサーモジュール
- 専用床洗剤
- ペット用消臭洗剤
- クリーニングツール
- ユーザーマニュアル一式
専用床洗剤とペット用消臭洗剤が付属しており、必要に応じて浄水に投入することで水拭き掃除の効果を高めることができます。
ロボット本体
ロボット本体は直径35cmの円形デザイン。黒を基調とした高級感のある見た目です。
厚みは9.8cm(LDS システム格納時)であり、最近のロボット掃除機としては一般的な薄さ。ベッドなど家具の下に入り込んで隅々まで掃除できます。
上部にはLDSセンサーに加えて、電源/クリーニングボタン、ベース帰還ボタンが用意。
前方にはセンサー、カメラ、LEDライトが内蔵。
側面には衝突防止センサーが内蔵。家具との衝突を避けつつスイスイと走行できます。
後部には充電端子と、浄水連続給水用のタンクが用意。洗浄中にローラーに新鮮な水を継続的に供給します。
ロボット上部のフタを開けると、ダストボックスが収まっています。
ダストボックスはフィルターなど各パーツをバラバラに取り外して、簡単に掃除できます。
▼底部の様子。中央にはゴミを吸引するメインホールが空いています。
中央のカバープレートを外すことで、メインブラシを取り外せます。
TPUラバーブラシとヘアラバーブラシの2種類が備わっており、従来よりはるかに清掃力が向上。髪の毛を効率的に浮かせ、強力に吸い上げるため、髪の毛のからまりを99.9%解消することに成功しているとのこと。
実際に使用してみましたが、確かに髪の毛などが絡まりにくく、メンテナンスもしやすいので個人的にはかなり気に入りました。
そして後部では、モップパッドがローラーに装着されています。
ローラーは取り外し可能。ベースステーションに洗浄機能が備わっていますが、必要に応じて手で掃除できます。
このように、ロボット本体は直感的に扱える造りとなっています。これまでにロボット掃除機を一度でも利用したことがあれば、支障なく扱えるでしょう。
ベースステーション
本製品にはベースステーションが付属しており、ロボット掃除機が集めたゴミを溜めておいたり、モップパッドの洗浄・乾燥まで全自動で行ってもらうことができます。
ロボット掃除機本体と同様、全体的に黒を基調としたデザインです。上部のスリット構造がアクセントとなっており、高級感があります。
ステーションのサイズは約42×44×50.5cm。縦長タイプであり、設置スペースを最小限に抑えることができます。
上部のフタを開けると、清水タンク(右)・汚水タンク(左)が収まっています。
清水タンクの容量は4.0L、汚水タンクは3.5Lと大容量。広範囲の水拭き掃除に十分な量の水を溜めておくことができます。ただ、初見時にはどちらが清水/汚水タンクなのか分かりづらかったので、個人的には表記がほしかったところです。
ステーション前面中央のフタをカパッと外すと、ダストバッグが収まっています。
ダストバッグは3.2Lの大容量で、最大100日分のゴミを溜めておくことが可能。ゴミ捨ての手間を減らすことができ、ダストバッグをそのまま捨てればいいので、手が汚れることもありません。
また、ダストバッグ格納部の左側にはオートソリューションディスペンサーモジュールが備わっており、洗浄液を投入しておくと自動的に混合し補充します。
ステーション下部にはウォッシュボードやフィルターが備わっており、ロボット底部のモップパッドを水洗いしたり、乾燥させることができます。
ステーション本体はスタイリッシュかつ無駄のないデザインであり、部屋の隅に設置しても違和感を感じづらく、自然に溶け込みます。ただ、全体的に黒色のため、ほこりや指紋・皮脂汚れが若干目立ちやすいので、定期的にクロスなどで拭いてあげると良いでしょう。
『Dreame Aqua10 Ultra Roller』使用開始までの手順
『Dreame Aqua10 Ultra Roller』の使用を開始するまでの手順は、いたって簡単です。
①:ベースステーションの設置
まず最初にベースステーションを、自宅内の好きな場所へ設置します。
▼ステーションの四方に若干の隙間を空けておきましょう。
そしてステーション下部に延長プレートを取り付けます。
ステーション設置が完了したら、電源コードをコンセントに接続します。
②:ロボット本体のセッティング
続いて、ロボットをステーションに設置することで、電源がオンになります。
③:スマホアプリとの連携
最後に、スマホに専用アプリをインストールし、Aqua10 Ultra Rollerとの接続(ペアリング)を行います。
▼専用の無料アプリ(iOS・Android対応)
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インストール後、ロボット掃除機上部のフタを開け、中のQRコードをアプリで読み取ってペアリングスタート。
あとは画面の指示に従い、インターネット接続を含む初期設定を完了することで、ロボット掃除機が利用可能状態となります。なお、本製品を利用するためには2.4GHz帯のWi-Fi環境が必要です。5GHz帯には対応していないので注意してください。
▼アプリトップ画面
以上で、ロボット&ベースステーションの使用準備は完了。
数少ない手順で初期セットアップを完了できました。特に難しい操作も要求されないので、初めてロボット掃除機に触れる方でも問題なく使用を開始できるでしょう。
なお、Wi-Fi接続が維持されていれば、外出先の4G・5G回線からでも、スマホアプリ上で掃除の指示を出すことができます。
掃除が完了したり、何らかの不具合が発生した場合には、スマホに通知が入ります。
マッピングを実行
初期セットアップが完了したらまず、自宅のマッピングを実行します。
自宅の中をマッピングさせることでロボット掃除機が部屋のカタチを覚え、次回以降から最適ルートで清掃を行うようになります。
▼室内のマッピングに出発。
マッピング速度は非常に早く、レビュー時に走行させた20畳ほどの広さのリビングであれば、5分足らずでマップ生成を完了できました。
マッピング・清掃が完了したロボット掃除機は、自動的にステーションへと帰還します。ステーション待機時は常に給電が行われているため、いちいち電源を切る必要はありません。
マッピングが完了すると、アプリ上に掃除範囲のマップが生成されます。認識精度はかなり高く、部屋の形状を細部まで細かく認識できていました。
▼自動的にエリア分けされたマップが生成。
以上でロボット掃除機本格利用のためのセッティングが完了しました。
次回以降は、
- ロボットのボタンを押す
- アプリから指示を出す
- 事前に掃除を予約する
といった操作を行うことで、ロボットが最適ルートで自動的に、部屋の隅々まで掃除してくれるようになります。
▼掃除の詳細なスケジューリングが可能。
▼清掃の強度なども、アプリ上で細かく調節可能。
ステーションに帰還した際のモップ洗浄&乾燥の調整や、集塵を行う頻度なども細かく設定可能。各家庭の状況や都合に応じて、掃除設定を柔軟にカスタマイズできる点は非常に魅力的です。
ロボット掃除機の本格利用前に、アプリの設定画面を一通りチェックしておくことをオススメします。
最大30,000Paの超強力吸引で隅々までピカピカに掃除
本製品は最大30,000Paという業界最強クラスの吸引力を誇り、カーペット上の細い髪の毛から、フローリングの隙間に入り込んでしまった小さなゴミまで、逃さずに取り除くことができます。
▼実際に掃除している様子
髪の毛や食べこぼしが固まったようなゴミでも、一度の走行でほとんど吸い取ってくれます。ローラーモップとHyperStream DuoBrushの組み合わせによる“髪の毛の絡まり防止”は非常に優秀で、長い髪の多い家庭でもブラシに絡んで止まるストレスがなくなりました。
▼ロボットが走行した軌跡は、アプリ上で白線で表示されます。
AIカメラと3D構造光による検知精度は高く、家具が複雑に置かれた環境でも大きな混乱なくルートを選んで走行してくれました。テーブル脚、椅子、ケーブル類のような細かい障害物も避ける場面が多かったです。
▼床の障害物を正確に認識し避けながら走行
ただ、ケーブルが床に平置きされていると引っ掛けてしまうことがたまにありました。ケーブルを含め細いひも状の障害物は、事前に片付けておくことをオススメします。
Aqua10 Ultra Rollerの大きな特徴のひとつが、サイドブラシが状況に応じて自動的に伸縮する仕組みです。これにより、直角のコーナーや家具の下など、従来のロボット掃除機が苦手とする「掃除残しが出やすい場所」もしっかり綺麗にできていました。
▼サイドブラシが延長する様子
また、最大8cmまで乗り越えるProLeapシステムのおかげで、部屋の出入りやラック脚の段差でつまずくこともありませんでした。シャーシを持ち上げる脚(または補助ホイール)を使って前方を引き上げ、段差を「越える」動きを行うことで、敷居などを跨いで進めます。
▼ProLeapシステム
そして本製品は、ロボット掃除機上部のレーザースキャナーを格納して狭い場所にも入り込める「VersaLift」機構を備えています。
▼レーザースキャナー格納の様子
レーダーが展開されている状態のロボット掃除機の厚みは12cmですが、格納されると9.8cmになります。この仕組みのおかげで、ベッド下や家具下などの狭い場所にも入り込んで掃除できます。
▼家具下に入り込んで掃除する様子
このように様々なユニークな機構のおかげで、従来のロボット掃除機では取りこぼしがちであった場所でも隅々までキレイにすることができます。
これまでに高価格帯のロボット掃除機は何台も使用してきましたが、本機の掃除能力はトップクラスであると感じます。この便利さは、一度体験すると手放せなくなること間違いなしです。
ただし、細部まで綿密に掃除する設計ゆえか、掃除時間は従来モデルより長くなる傾向がありました(体感ではおよそ1.3倍程度)。短時間でサッと終わらせたい方よりも、多少時間がかかっても隅々までしっかり掃除したい方に向いているモデルといえます。
吸引したゴミはロボット本体のダストボックスに収納しておけるほか、集塵機能をオンにすることで、ベースステーション内の集塵パックにゴミを吸い上げて溜めておくことが可能。
▼ゴミが溜まったら、ダストバッグごと捨てることが可能。手が汚れないので、衛生的で抵抗感がありません。
モップエクステンド機能とセルフ洗浄機能を搭載
本機は「モップエクステンド機能」を搭載しており、サイドブラシだけでなく、モップも自動的に伸縮し、優れた水拭き能力を実現します。
水拭き掃除時にセンサーが働き、 自動的にモップが壁際ギリギリまで伸びることで、掃除の死角を無くして徹底的なエッジ清掃を行うことができます。
▼モップが延長する様子
上画像のように、水拭き掃除中のロボットが壁際を通過する際に、モップパッドが大きく突き出るかたちで伸び、壁際ギリギリまで磨き上げます。
これにより、一般的なロボット掃除機では拭き残しがちであった壁際ギリギリまでも、綺麗にすることが可能。掃除能力を最大限に高める、画期的な機能です。
▼アプリ上で水拭き機能をカスタマイズ可能。
モップエクステンド機能に加え、水拭き掃除そのものの性能も優れており、ロボットが通過したあとのフローリングはピカピカに磨き上げられていました。
そして本機は「AquaRoll リアルタイム浄水モップ」機構を備えており、走行中にきれいな水を供給してローラーを浄水しながら水拭き掃除を行います。
これにより、掃除中も常に綺麗な状態のモップで水拭きできるようになっています。従来ロボット掃除機の“モップが汚れたまま部屋じゅうを引きずる問題”を解決しています。
モップ&サイドブラシのリフトアップ
本機はモップ&サイドブラシのリフトアップ機能を備えており、カーペットの毛足に合わせてモップとサイドブラシを自動的に上昇&脱着することで、サイドブラシが引っ掛かったり、カーペットが濡れてしまうのを防げます。
湿ったモップにより、大切なカーペットが濡れてしまうのを防ぐことができる、非常に便利な機能となっています。
モップを自動洗浄
ベースステーションでは、最大100℃の高温水でモップを徹底洗浄します。
油汚れや頑固なシミも素早く除去。洗浄完了後には自動乾燥も行われ、モップを自動で清潔な状態に保つことができます。
▼モップ洗浄の様子
自動洗浄の際にはブルルルルと重低音が鳴ることがありますが、乾燥時は非常に静か。全体的に稼働音はそこまで大きくはなく、耳障りに感じることはありませんでした。
自動洗浄後の汚水は、ベースステーション内の汚水タンクに溜められるため、定期的に排水&掃除が必要です。
▼自動洗浄後の汚水。かなり濁っており、モップの汚れを効果的に除去できていることが分かります。
タンクへの給排水を除けば、掃除だけでなく、その後の後処理も全自動で行われます。掃除に労力を割く必要がなくなる分、プライベートに割り当てる時間を増やすことができるでしょう。
動作音は比較的静か
本製品は静音/標準/強/ターボの4種類の稼働モードを備えています。
静音~標準モードであれば稼働音は比較的静かであり、壁の薄い集合住宅で稼働させた場合でも、近所迷惑になるレベルではありません。静音モードであれば、夜間に稼働させても隣家・隣室への影響も少ないと思います。
強~ターボモードに設定すると、明らかに稼働音が大きくなりますが、うるさいと感じるほどではありません。掃除効果の高さを重視したいのであれば、ターボモードに設定して良いでしょう。
▼各モードごとの稼働音の確認
カメラ/遠隔操作機能搭載
筐体前方にはカメラが内蔵されており、外出先でもアプリから走行状況を確認できます。
▼内蔵カメラによる録画映像
カメラを通じて部屋の状況をリアルタイムで確認できるため、特に小さな子供やペットの居る家庭では、スマホを開いて外出先から様子を確認できる安心感があります。
さらに、画面上の仮想コントローラーを利用してラジコンのようにロボット掃除機を遠隔操作することもできます。
▼ロボット掃除機を遠隔操作する様子
ただし、電波状況によっては数秒単位での操作遅延が発生することがあり、正直なところ操作の精度は高いとは言えません。それでも、多少時間はかかるものの、自宅内の気になる箇所へロボットを移動させて確認する程度であれば問題なく行えるため、実用性は十分に感じました。
ロボットの手動操作・音声操作も可能
アプリ上にはリモコンも用意されており、ロボットをラジコンのように手動操作することもできます。
また、本製品には音声操作(音声コマンド)が搭載されており、例えば「OK Dreame」と言うだけで掃除スタート/停止などの操作が可能です。
そしてGoogle Home、Amazon Alexa、Siriショートカット等の音声サービスとの連携にも対応しています。
いちいち手でアプリや掃除機本体を操作せずに済むため、家事に割く時間を削減するためには理想的な掃除機だと言えます。
掃除・水拭き禁止区域などを設定可能
ロボットに掃除・水拭き禁止区域を指定することもできます。
▼生成したマップ上に、赤枠や赤線で立ち入り禁止区域を設定。
立ち入り禁止範囲を設定しておけば、ロボットはその範囲内に入り込まないように掃除を行います。
▼ロボットの走行軌跡を見てみると、禁止範囲(赤線)を避けて掃除を行っていることが分かります。
玄関の土間や風呂場など、掃除してほしくない場所がある場合には便利な機能です。
消耗品の交換時期が一目でわかる
アプリ上には消耗品の使用時間が記録されており、交換までの残り目安期間を確認することができます。
ロボット掃除機の性能を最大限発揮するためにも、各消耗品の交換時期を逐一確認しておくと良いでしょう。
ペットの問題に対応する「Pet Care 4.0」
本機には「Pet Care 4.0」と呼ばれる、ペットと暮らす家庭で生じやすい「抜け毛」「食べこぼし」「ニオイ」「散らかったおもちゃ」などの問題に総合的に対応するための機能群が備わっています。
ロボットはペットがよく過ごす場所を学習し、活動の多いエリアを重点的に清掃したり、給餌ボウルやトイレ周りを自動で識別して避けたり掃除したりと、状況に応じて最適な動きをとります。
また、前述した内蔵カメラを使ってペットを探したり写真を撮影できるほか、留守中にアプリからペットへ呼びかける音声インタラクションにも対応しており、掃除だけでなく“見守り”の役割も果たします。
ペットの生活リズムや動きに合わせて清掃ルートや重点エリアを変えていくため、床を清潔に保つだけでなく、ペットの健康・衛生管理にも役立つ点が特徴です。
ペットを飼っている家庭にもうってつけのロボット掃除機といえるでしょう。
『Aqua10 Ultra Roller』の良かった点・悪かった点
『Aqua10 Ultra Roller』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- スタイリッシュで高級感のあるデザイン
- 髪の毛が絡みにくく、ブラシのメンテがラク
- 30,000Paの超強力吸引
- ProLeap+VersaLiftで段差&家具下の走破性が優秀
- モップエクステンド+リアルタイム浄水で壁際まで衛生的に水拭き
- 100℃洗浄+自動乾燥でモップが常に清潔
- アプリで清掃モード・スケジュール・禁止エリアを細かく設定可能
- 音声操作&Alexa/Google Home/Siri連携に対応
- カメラ搭載でペット見守り&遠隔操作ができる
- Pet Care 4.0でペットの生活動線に合わせて掃除可能
悪かった点
- しっかり掃除する分、掃除時間はやや長め
- 清水/汚水タンクの区別がやや分かりづらい
- 黒ボディでホコリや指紋が目立ちやすい
- モップ自動洗浄時の低音が少し気になる場面がある
- 遠隔操作時の遅延が大きい場面がある
よくある質問(FAQ)



総評:ロボット掃除機に求められる性能をほぼすべて高水準で満たしたオールインワンモデル
『Aqua10 Ultra Roller』は、吸引・水拭き・自動洗浄・段差乗り越え・家具下走行・ペットケア・遠隔見守りといった、現行ロボット掃除機に求められる性能をほぼすべて高水準で満たしたフラッグシップ級オールインワンモデルです。
特に、
- 30,000Paの強力吸引
- リアルタイム浄水モップ+100℃自動洗浄乾燥
- 最大8cm段差のProLeapシステム
- VersaLiftによる家具下潜り込み
- サイドブラシ&モップの自動エクステンド
といった独自機構が、実際の使い勝手に直結しており、「取りこぼし」や「モップの汚れ」「段差で進行不能」といった従来のロボット掃除機の不満点を解消しています。
掃除後の仕上がりはトップクラスで、特に壁際のエッジ清掃とカーペットの扱いは非常に優秀。ペットケア4.0やカメラ見守りも含め、家族構成や生活リズムに合わせてスマートに動いてくれる点も魅力です。
一方で、しっかり掃除する分、掃除時間はやや長めになりがちです。掃除を素早く済ませたい方は、掃除箇所を特定のエリアのみに絞って稼働させるなどの工夫が必要になるでしょう。
総じて、「高い掃除能力を備えたモデルが欲しい」「掃除の手間を限界まで減らしたい」という方にとって、まさに最適な一台といえます。
価格帯は高めですが、それに見合う利便性と完成度を備えており、一度使うと手放せなくなる満足感を得られるでしょう。
▼ショート動画を投稿しました!使用感はこちらでもご確認いただけます。
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