Yaber T2 Plusレビューのメイン画像
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ガジェットレビュー プロジェクター

『Yaber T2 Plus』レビュー、バッテリー内蔵で屋外使用可能、Google TVドングル付属の高品質プロジェクター

2025-05-02

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

世界中で数多くのホームエンターテインメントプロジェクター、ポータブルプロジェクター、及びビジネスプロジェクターをリリースしてきたYABER(ヤバー)は、同ブランドの最新モデル『Yaber T2 Plus』を販売している。

バッテリー内蔵型のプロジェクターであり、コンセントの無い場所でも最長2.5時間もの映像再生が可能。コンパクトかつ軽量な筐体サイズも相まって、屋外に携行するにはうってつけのモデルとなっている。

なお、『Yaber T2』という名のモデルもリリースされているが、今回紹介する『Yaber T2 Plus』は、Yaber T2に「スマートTVドングル」が付属するパッケージとなる。プロジェクター本体自体は、Yaber T2と同一だ。

今回は、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

Yaber T2 Plusのアイコン画像

【キャンペーン情報】

  • キャンペーン期間:2025年3月28日~5月31日
  • 特別価格:49,900円(税込)+10%ポイント還元(期間限定)
  • 購入可能な店舗:ビックカメラ及びヨドバシカメラの一部店舗、オンラインストア
ブランド YABER
モデル名 Yaber T2 Plus
搭載OS Yaber OS + Google TV
ディスプレイ解像度 1920×1080
最大投光距離 約110 cm
最小投光距離 約332 cm
投影サイズ 40~120インチ
明るさ 450 ANSIルーメン
投影比 1.25:1
投影アスペクト比 4:3、16:9
入出力ポート ・USB 2.0×1
・HDMI×1
・オーディオ出力×1
・RJ45×1
通信規格 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC
バッテリー 内蔵
バッテリー持続時間 ・ビデオ再生時間:2.5時間
・音楽再生時間:18時間
充電時間 ・スタンバイモード:約3.5時間
・電源ON:約5.5時間
投影方法 フロント投影・リア投影・天吊りフロント投影・天吊りリア投影
その他の機能 オートフォーカス、オート台形補正、インテリジェントスクリーンフィット、インテリジェント障害物回避
スピーカー JBL 8Wスピーカー×2内蔵 (Dolby Audio対応)
本体サイズ 165×140×290mm
本体重量 公称値:約2.5kg
実測値:約2.561kg

今回紹介する『Yaber T2 Plus』は、バッテリー内蔵型のコンパクトなプロジェクターだ。

Yaber OSを搭載するほか、付属の「スマートTVドングル」を接続することで、Google TVも利用可能。ネットフリックスやプライムビデオ、Huluなどの動画配信サービスを観ることができる。

筐体サイズは165×140×290mm、重量は約2.5kgと比較的軽く、自宅の部屋間で移動させて使用したり、キャンプやバーベキューなどの際に、屋外で映像コンテンツを投影して楽しむ用途にも適している。

▼映画1本分を見終えることのできるバッテリー持続力を備える。

Yaber T2 Plusのバッテリー持続力

40~120インチの投影サイズに対応。450 ANSIルーメンの明るさを備えている。

ネイティブ解像度は1920×1080(FHD)、リフレッシュレートは60Hzをサポート。

Yaber T2 Plusの解像度

▼密閉型光学エンジンを採用し、優れた防塵性能を実現。

防塵仕様説明画像

Dolby Audio対応のJBL 8Wスピーカーを2基内蔵。 プロジェクター単体でも満足度の高いサウンド体験が可能だ。

Dolby Audio対応のJBL 8Wスピーカーを2基内蔵

投影方法はフロント投影・リア投影・天吊りフロント投影・天吊りリア投影の4パターンをサポート。

オートフォーカスオート台形補正インテリジェントスクリーンフィットインテリジェント障害物回避などの自動最適化機能も備えており、設置場所を変更しても自動的に最適な描画を実現できる。

映像自動補正機能の説明画像

▼YouTubeに動画を投稿しました。製品の使用感は動画でもチェックできます。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物を全て取り出した様子

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • プロジェクター本体
  • 電源コード
  • HDMIケーブル
  • リモコン(IR)
  • 単四乾電池×2
  • クイックスタートガイド
  • レンズカバー
  • ブランドカード
  • TVドングル
  • TVドングルアダプター
  • リモコン(Bluetooth & IR)

▼ユーザーマニュアルは日本語に完全対応。

ユーザーマニュアル

▼リモコンが付属。プロジェクターを遠隔操作できる。

リモコン

▼リモコンは付属の単四乾電池×2本で動作。

リモコンに電池を入れた様子

▼『Yaber T2 Plus』に付属するTVドングル&ドングルアダプター

TVドングル&ドングルアダプター

▼サイズ的にはFire Stickと同程度。プロジェクターのHDMIポートに装着することで、Google TVを利用できるようになる。

スマートTVドングルを手に持つ様子

ドングルアダプターを装着した様子

プロジェクター本体

▼筐体外観(360度)

プロジェクター本体は165×140×290mmのコンパクトな大きさ。見た目もスタイリッシュかつ、そこそこの高級感もある。

Yaber T2 Plusの外観-正面

▼レンズはレンズカバーで保護されている。

レンズカバーを外した様子

レンズ

▼上部には "SOUND BY JBL" の銘板が確認できる。

SOUND BY JBL

▼正面下部には空気吸引口が空いているほか、IRフォーカスレシーバーなどが内蔵。

正面下部の様子

全体的に角が丸みを帯びた形状。筐体上部の自然なサイドプロファイルが、軽快でスタイリッシュな外観を引き立て、高級感がある一方で親しみやすい雰囲気も添えている。

▼手触りは良好。汚れなども目立ちづらい。

筐体上部の手触り確認

▼左側面の様子

左側面の様子

▼左側面下部には電源ポートが用意。

電源ポート

▼右側面の様子

右側面の様子

▼背面の様子

筐体背面の様子

▼背面上部には、IRUSB 2.0 Type-AHDMI3.5mmオーディオジャックRJ45 LANポートが用意。

背面上部インターフェース

▼背面下部には空気吹き出し口が空いている。

空気吹き出し口

▼上部の様子。取っ手が付いており、プロジェクターを持ち運ぶ際に役立つ。

上部の取っ手

取っ手を掴んで持つ様子-正面

取っ手を掴んで持つ様子-側面

▼筐体上部には電源ボタンが用意。"NFC" のマークも確認できる。

電源ボタン

なお、取っ手部分は360度の可動域を備えており、プロジェクター下部まで下げることで、簡易的な角度調整スタンドとしても機能する。

取っ手を下げる様子

▼取っ手を活用して、プロジェクターの投影角度を調整可能。

取っ手をスタンド代わりに使用する様子

▼底部の様子。中央には天井吊り金具等を接続するためのネジ穴が用意。

プロジェクター底部の様子

▼本体重量は、実測で約2,561gと軽量。

プロジェクター重量の計量の様子

コンパクトかつ軽量な筐体デザインのため、外出先にも携行しやすく、収納もラク。利便性に優れたサイズ感であると言える。

Yaber T2 Plusを抱える様子

▼片手でラクラク持ち運び可能。

Yaber T2 Plusを移動させる様子

搭載ボタン数も最小限に抑えられているため、扱い方は簡単。プロジェクター初心者でも問題なく使用を開始できるだろう。

使用開始手順

本製品の使用開始手順は非常に簡単だ。

まず、プロジェクター底部に電源ケーブルを接続する。本製品の電源ケーブルは、アダプタが一体化されていないストレートACケーブルを採用してるため、プロジェクター周りをスッキリと収めることができる。

▼本製品はバッテリー内蔵型だが、初回起動時には初期セットアップが開始されるため、電源ケーブルを接続しておくことをオススメする。

電源ケーブルを接続した様子

あとは投影する壁面から1.1m~3.3mの距離に設置することで、使用準備は完了だ。電源ボタンを押すと、プロジェクターが起動する。

▼取っ手を下げて、投影角度を調整。

プロジェクターを起動した様子

▼今回のレビュー時には、壁面から約2m離して、80インチほどの投影サイズで使用した。

壁面から約2m離して、80インチほどの投影サイズでプロジェクターを使用した様子

プロジェクターを起動したら、画面の指示に従って初期設定を進めていこう。

▼付属リモコンによる遠隔操作に対応。

付属リモコンによる遠隔操作を行う様子

▼Yaber OSのメイン画面。インターフェースは日本語にも完全対応。

Yaber OSのメイン画面

Yaber OSでは、画面共有やBluetoothスピーカーモードなど、オーソドックスな機能のみを利用可能。ネットフリックスやプライムビデオなどの配信サービスを視聴したい場合には、付属の「スマートTVドングル」を使用する必要がある。

明るさによる投影映像の違いを検証

本製品は450 ANSIルーメンの明るさに対応している。

そこで、さまざまな明るさに応じた投影映像の品質を確認してみた。

パターン①:夜間・室内照明点灯(強)

夜間・室内照明点灯(強)

パターン①は、暗い夜間に室内照明(強)を点灯した場合

▼投影映像(夜間・室内照明点灯(強))

投影映像(夜間・室内照明点灯(強))

▼投影映像の確認(夜間・室内照明点灯(強))

上の写真・動画を観ても分かる通り、夜間と言えども、室内照明を普段の生活時と同様の明るさに設定した場合、さすがに投影映像は非常に薄くなってしまい、視聴に耐えうるものではなかった。

パターン②:夜間・室内照明点灯(弱)

夜間・室内照明点灯(弱)

パターン②は、暗い夜間に室内照明(弱)を点灯した場合

▼投影映像(夜間・室内照明点灯(弱))

投影映像(夜間・室内照明点灯(弱))

▼投影映像の確認(夜間・室内照明点灯(弱))

屋外が完全に暗ければ、多少の室内照明を点けた場合でも、十分にクッキリとした映像を楽しむことができた

パターン③:夜間・照明消灯

夜間・照明消灯

パターン③は、暗い夜間に照明を消灯した場合

▼投影映像(夜間・照明消灯)

室内を完全に真っ暗にした場合、非常に鮮明な投影映像を得ることができた

映像の明瞭さ・発色ともに良好で、同インチのフルHD液晶テレビで観た場合と遜色のない映像体験が可能であった。文字も明瞭に描画され、各種インターフェース操作時にも支障をきたすことはなかった。

明るさによる投影映像の検証結果

以上を踏まえたうえで、明るさによる投影映像の検証結果をまとめると以下の通りだ。

パターン 投影映像の品質
夜間・照明点灯(強) × 不鮮明で映像視聴に適さない
夜間・照明点灯(弱) そこそこ鮮明、基本的な映像視聴に支障なし
夜間・照明消灯 非常に鮮明、映像視聴に支障なし

さすがに明るい日中でもクッキリ映せるほどの明度を備えてはいないが、カーテンをシッカリ閉め切りさえすれば、昼間でも大画面でお気に入りの映像コンテンツを楽しむことは可能だろう。

スマートTVドングル使用してGoogle TVを利用

『Yaber T2 Plus』に付属する「スマートTVドングル」を使用することで、Google TVを利用できるようになる。

▼プロジェクター背面のHDMIポートに、スマートTVドングルを接続。なお、ドングルへの外部からの電源供給は不要であった。

スマートTVドングルを接続した様子-背面

▼付属のドングルアダプタを使用することで、スマートTVドングルを垂直に取り付け可能。水平に飛び出ないため邪魔にはならない。

スマートTVドングルを接続した様子-側面

ドングルを接続すると、プロジェクターに認識され、セットアップ画面が立ち上がる。

▼Google Homeアプリを利用すれば、スピーディにセットアップが完了するのでオススメだ。

Google Homeアプリセットアップ画面

Google Home

Google Home
開発元:Google
無料
posted withアプリーチ

スマートTVドングルのセットアップが完了すると、Google TVのメイン画面が表示される。

Google TVのメイン画面

▼各種動画配信サービスからYouTubeまで、豊富なアプリを利用可能。

豊富なアプリを利用可能

▼ストアから好みのアプリをインストールすることもできる。

ストア画面

大抵のオンデマンド配信サービスアプリは用意されているので、スマートTVドングルさえあれば、観るものに困ることはないだろう。

大画面で満足度の高い映像体験が可能

実写映像を視聴する様子

夜間の暗い部屋において、プロジェクターを壁から2メートルほど離した状態(約80インチ)で、様々な映像コンテンツを視聴してみた。

1920×1080(FHD)解像度で描画される映像は、普段から4K映像を見慣れている目で観ると、細かい部分にやや粗さを感じるものの、遠目で見る分には十分に綺麗だと感じられた。約60Hzリフレッシュレートで描画される映像も滑らかで見やすい。同サイズのFHDディスプレイで描画される映像とあまり遜色のないクオリティの映像を投影することが可能であった。

▼発色は比較的良好、輪郭も十分にクッキリと描画される。

アニメ映像を視聴する様子2

アニメ映像を視聴する様子1

実写映像を視聴する様子1

以下、実際に投影した際の映像を紹介する。

※サウンドは内蔵スピーカーから出力

▼実際の投影の様子①

▼実際の投影の様②

▼実際の投影の様子③

▼実際の投影の様子④

以上の映像を見ても分かるように、大画面の鮮明な描画で、迫力のあるコンテンツを楽しむことができた。

電源供給なしでも利用可能

内蔵バッテリーでプロジェクターを稼働させている様子

本製品はバッテリーを内蔵しているため、電源供給なしでも最長2.5時間もの映像再生を楽しむことができる。

これにより、コンセントの有無を気にする必要がなく、プロジェクターを使いたい場所に持っていけば、どこでも映像コンテンツを楽しむことが可能だ。

▼どこでもプロジェクターを使用可能

プロジェクターを移動させながら使用する様子

キャンプやバーベキューなどの際に、屋外で映像コンテンツを投影して楽しむ用途にも適している。

▼屋外に持参しても、投影する壁さえあれば問題なく利用可能。

屋外でプロジェクターを使用する様子

ただし、本製品は耐候性を備えていないため、使用中に雨などの水滴が降りかからないように注意する必要がある。

Googleアシスタント内蔵

映像を視聴する際、リモコン操作で仮想キーボードをいちいち入力してコンテンツを検索するのは非常に面倒だ。

そこで本製品に内蔵されたGoogleアシスタントを利用することで、スムーズな音声文字入力を多なうことが可能となっている。

▼リモコン中央のGoogleアシスタントボタンを押し、リモコンのマイクに向かって話しかけることで、プロジェクター上へ文字が入力される。

Googleアシスタントボタン

音声入力の様子

この機能を活用することで、文字入力や検索が格段にラクになるだろう。

精度の高い自動映像調整機能

本製品は、オートフォーカス、オート台形補正、インテリジェントスクリーンフィット、インテリジェント障害物回避などの自動映像調整機能を備えており、プロジェクターの設置場所を変更しても、自動的に映像品質が調整される。

▼自動映像調整の様子

上動画を観ても分かる通り、プロジェクターの設定位置を移動させて投影サイズを変更した場合でも、映像が綺麗な長方形でクッキリ映るよう、スピーディに調整が行われている。

調整精度も優れており、プロジェクターの位置を変更する度に、いちいち手動で調整する必要がない点は実に便利だ。

▼なお設定より、手動で各種補正を行うことも可能。

映像調整設定項目

設定項目が充実

Yaber OSのメニュー画面では、映像や音質などに関する詳細な調整&カスタマイズを行うことが可能だ。

映像設定画面

▼映像品質に関するプリセットが複数用意。

映像品質に関するプリセット

▼アスペクト比は4:3、16:9から選択できるほか、パノラマモードも用意。

アスペクト比調整画面

▼サウンドに関する設定項目も用意。視聴コンテンツに応じてプリセットを切り替えられる。

サウンドに関する設定項目

サウンドプリセット画面

設定項目が充実しているおかげで、設定場所や視聴コンテンツの種類に応じて最適な映像・音声環境を実現できる。

iOS・Androidデバイスの画面ミラーリングに対応

本製品はiOS・Androidデバイスの画面ミラーリングに対応しており、スマホやタブレット端末の映像をプロジェクター経由で投影することができる。

▼Yaberアプリや、端末のスクリーンキャストから「Yaber_T2sereies」を選択して接続。

スクリーンキャスト画面

なお、本製品はNFCにも対応しており、プロジェクターにNFC対応スマホを近づけることで、デバイスを認識させることも可能だ。

▼NFC認証の様子

NFCタッチの様子

画面ミラーリングの様子

▼ワイヤレスミラーリングの様子

ワイヤレスミラーリングの場合、通信環境によっては多少の遅延があるものの、スマホ画面の映像をプロジェクターから明瞭に投影することができていた。当然、画面回転にも対応している。スマホ上で動画や音楽を再生した場合、サウンドはプロジェクターの内蔵スピーカーから出力される。

モバイル端末上のコンテンツを、プロジェクターを使って大画面に映し出して大勢に見せたい場合などには実に重宝するだろう。

スピーカー音質はそこそこ良好

本製品にはJBL 8Wスピーカー×2基が内蔵されており、スピーカー単体でのサウンド出力が可能だ。

▼実際に音楽を再生している様子①

▼実際に音楽を再生している様子②

▼実際に音楽を再生している様子③

様々なジャンルの楽曲を再生してみたが、音質はそこそこ良好な部類だ。

中~高音域は実に明瞭に響き渡り、音圧も強く、広い部屋でも隅々まで音を届けることができていた。ただし低音はそこまで強くはなく、EDMなどの楽曲の迫力は低減してしまっていた。

「非常に高音質」とまでは言えないものの、普通にアニメや映画を視聴する分には申し分のない音質を実現できていると言える。

なお、本製品はBluetoothスピーカーモードを搭載しており、プロジェクターを外付けスピーカー代わりとして利用し、外部デバイスのサウンドを出力することも可能だ。

ゲームも快適にプレイ可能

ニンテンドースイッチやPS5といった最新ゲーム機を接続した場合でも、満足できるゲーム体験が可能であった。

ニンテンドースイッチ接続時

▼ニンテンドースイッチ接続時

ニンテンドースイッチ接続時の様子

▼鮮やかかつ滑らかな描画で、ニンテンドースイッチのゲームを楽しめる。

Switchのゲームプレイ画面

▼Switchゲームプレイの様子①

▼Switchゲームプレイの様子②

リフレッシュレートは1080P/60Hzに対応しているため、描画は滑らかで、視点移動を繰り返すゲームタイトルでも酔いなどを感じることはなかった。

PS5接続時

▼PS5接続時

PS5接続時の様子

▼映像出力情報。FHD・60Hzで描画される。

PS5の映像出力情報

▼PS5の場合も、鮮やかかつ滑らかな描画でゲームを楽しめた。

PS5のゲームプレイ画面

▼PS5ゲームプレイの様子①

▼PS5ゲームプレイの様子②

激しい操作を伴うアクションゲームプレイ時にも、操作遅延はほとんど感じられなかった。

大画面で最新ゲームタイトルを遊びたい場合にも、満足できる映像体験を提供してくれるだろう

若干の発熱あり、稼働音は設定次第でそこまで気にならない

本製品は筐体背面下部の穴から、内部の熱気が排気される機構となっている。

▼使用中は排気口から暖かい風が排気されるため、穴を塞がないように注意しよう。

排気の確認

本製品を連続3時間ほど使用してみた後に、プロジェクター本体に触れてみたが、下部(時に電源ポート周辺)にそこそこの熱さが感じられた。

▼決して触っていられないほどの高音ではないものの、多少の熱を持つ。

発熱の確認

熱によるパフォーマンスへの影響は体感できなかったが、本製品を使用する際には、可能な限り熱のこもりづらい、通気性の良い場所での使用をオススメしたい。

続いて稼働音の大きさに関して。

排気音は皆無とは言えず、プロジェクターに近づくとフォーといった風切り音が聞こえてくる。ただし、そこまで大きなノイズではなく、数メートル離れていればまったく気にならない程度であった。

▼稼働音の確認(連続3時間使用時点)

もしも稼働音を極力抑えたい場合には、Yaber OSに用意されている「静音モード」を使用すると良いだろう。

静音モード

静音モードを起動すると、映像の輝度がやや抑えられる代わりに、プロジェクターの稼働音(排気音)がかなり静音になる。映像の見やすさよりも静音性を重視したい場合にはうってつけのモードだ。

▼静音モード時の稼働音の確認(連続3時間使用時点)

『Yaber T2 Plus』のまとめ

Yaber T2 Plusのアイコン画像

今回紹介した『Yaber T2 Plus』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュで高級感もあるデザイン
  • コンパクトかつ軽量で、携行性に優れた筐体サイズ
  • 簡易的なスタンドとしても機能する取っ手を搭載
  • バッテリー内蔵で、コンセントのない場所でも利用可能
  • スマートTVドングルが付属(Google TVを利用可能)
  • クッキリと鮮明な映像を楽しめる(暗所)
  • 画面ミラーリング対応
  • 映像の自動補正機能が充実
  • プロジェクター自体を外部スピーカー代わりとしても利用可能

悪かった点

  • 長時間の連続使用時に、筐体下部が熱を持ちやすい(電源供給稼働時)

以上の通り、携行性・利便性・機能充実度のいずれも優れた高品質プロジェクターとなっている。

バッテリー内蔵型のため、コンセントからの電源供給が無い場所でも使用可能。筐体サイズは165×140×290mm、重量は約2.5kgと比較的軽く、自宅の部屋間で移動させて使用したり、キャンプやバーベキューなどの際に、屋外で映像コンテンツを投影して楽しむ用途にも適している。

450ANSIルーメンの輝度に対応しており、80インチ以上の大きな画面で映像を出力した場合でも明瞭かつカラフルな映像を楽しむことが可能。ただし、それは部屋をシッカリと暗くした場合であり、明るい日中で鮮明な画像を得られるほどのルーメン値ではない点に注意したい

スマートTVドングルが付属し、Google TVを利用可能。AmazonプライムビデオやHulu、ネットフリックスをはじめとする主要プラットフォームアプリが用意されているほか、ストアから各種アプリを自由に追加することもできる。

高精度な画像調整機能を搭載しているおかげで、プロジェクターの設置場所を変更しても、いちいち自身で映像の細かい調整を行う手間を省くことができるようになっている。

そして筐体デザイン自体が非常に洗練されており、スタイリッシュさとオシャレさ、若干の高級感まで兼ね備えている。満足度の高い所有感を得ることができるだろう。

外出先、特にコンセントの無い屋外でも気軽に利用できるプロジェクターを探している方には、ぜひオススメしたい一品だ。

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