2024年11月27日(水)、中国のXiaomi(シャオミ)社は、同ブランドの最新スマートフォン『Redmi K80シリーズ』を中国国内向けに発表しました。
いずれのモデルも、現時点において公式サイト(中国語)等ですでに販売が開始されており、「Redmi K80」と「Redmi K80 Pro」の2種類のモデルが用意されています。
中国市場における価格はそれぞれ以下の通りです。
▼Redmi K80シリーズの中国市場向け価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Redmi K80 |
12GB / 256GB | 2,499元(約52,200円) |
12GB / 512GB | 2,899元(約60,600円) | |
16GB / 256GB | 2,699元(約56,400円) | |
16GB / 512GB | 3,199元(約66,900円) | |
16GB / 1TB | 3,599元(約75,200円) | |
Redmi K80 Pro |
12GB / 256GB | 3,699元(約77,300円) |
12GB / 512GB | 3,999元(約83,600円) | |
16GB / 512GB | 4,299元(約89,900円) | |
Redmi K80 Pro(チャンピオンエディション) | 16GB / 1TB | 4,799元(約100,300円) |
※価格は1元 = 20.93円換算(2024.11.28時点)
比較的リーズナブルな価格のモデルであり、最も基本的な構成のモデルは2,499元(約52,200円)で購入できます。
「Snapdragon 8 Gen 3」および「Snapdragon 8 Elite」を搭載しており、基礎性能は十分に優れています。超音波式の画面内指紋認証に対応、2K解像度のAMOLEDディスプレイを備えるなど、幅広い用途に適した高汎用性・高コスパなモデルとなっています。
特にRedmi K80 Proは、Snapdragon 8 Elite搭載スマホとしては破格の値段ではないでしょうか。
なお、Redmi K80 Proにはチャンピオンエディションという特別カラーモデルが用意されています。
▼Redmi K80シリーズの中国版スペック
項目 | Redmi K80 | Redmi K80 Pro |
カラー | ブラック系、ホワイト系、ブルー系、グリーン系 | ブラック系、ホワイト系、グリーン系、チャンピオンエディションダークグレー、チャンピオンエディショングリーン |
OS | Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース) | Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED | 6.67インチ AMOLED |
解像度 | 3200×1440 | 3200×1440 |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
ピーク輝度 | 3,200nit | 3,200nit |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Elite |
RAM | 12GB / 16GB LPDDR5x | 12GB / 16GB LPDDR5x |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Snapdragon Soundサポート) | ステレオスピーカー内蔵(Snapdragon Soundサポート) |
カメラ | フロント:20MP リア:50MP(f/1.6)メイン+8MP超広角 |
フロント:20MP リア:50MP(f/1.6)メイン+50MP(f/2.0)望遠+32MP(f/2.2)超広角 |
バッテリー | 6,550mAh(90W有線急速充電サポート) | 6,000mAh(120W有線急速充電サポート、50Wワイヤレス急速充電サポート) |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) | 顔認証、指紋認証(画面内) |
搭載ポート | USB Type-C | USB Type-C |
防水防塵 | IP68 | IP68 |
通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、4G/5G | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、4G/5G |
対応バンド | 5G n1/n3/n5/n7/n8/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 4G FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B66 4G TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G WCDMA B1/B4/B5/B6/B8/B19 2G GSM B3/B5/B8 |
5G n1/n3/n5/n7/n8/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 4G FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B66 4G TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G WCDMA B1/B4/B5/B6/B8/B19 2G GSM B3/B5/B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5), NavIC (L5) | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5), NavIC (L5) |
SIMカード | デュアルSIMサポート | デュアルSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 | 非対応 |
本体サイズ | 160.26×74.95×8.12mm | 160.26×74.95×8.39mm |
本体重量 | 約206g | 通常版:約212g チャンピオン版:約217g |
各モデルはパワフルな「Snapdragon 8 Gen 3 オクタコアプロセッサー」と「Snapdragon 8 Elite オクタコアプロセッサー」を搭載しており、比較的リーズナブルな価格に対してハイエンドクラスの優れたパフォーマンスを発揮。あらゆるスマホ作業を快適にこなせるモデルです。
3200×1440解像度に対応した6.67インチ AMOLEDディスプレイを搭載。最大120Hzのリフレッシュレートをサポートし、美しく滑らかな映像を楽しめます。
『Redmi K80』のスペック&特徴
▼Redmi K80の中国版スペック
項目 | Redmi K80 |
カラー | ブラック系、ホワイト系、ブルー系、グリーン系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED |
解像度 | 3200×1440 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
ピーク輝度 | 3,200nit |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM | 12GB / 16GB LPDDR5x |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Snapdragon Soundサポート) |
カメラ | フロント:20MP リア:50MP(f/1.6)メイン+8MP超広角 |
バッテリー | 6,550mAh(90W有線急速充電サポート) |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
搭載ポート | USB Type-C |
防水防塵 | IP68 |
通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、4G/5G |
対応バンド | 5G n1/n3/n5/n7/n8/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 4G FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B66 4G TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G WCDMA B1/B4/B5/B6/B8/B19 2G GSM B3/B5/B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5), NavIC (L5) |
SIMカード | デュアルSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
本体サイズ | 160.26×74.95×8.12mm |
本体重量 | 約206g |
『Redmi K80』にはブラック系、ホワイト系、ブルー系、グリーン系の4つのカラーバリエーションが存在し、以下の5モデルが用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Redmi K80 |
12GB / 256GB | 2,499元(約52,200円) |
12GB / 512GB | 2,899元(約60,600円) | |
16GB / 256GB | 2,699元(約56,400円) | |
16GB / 512GB | 3,199元(約66,900円) | |
16GB / 1TB | 3,599元(約75,200円) |
最も基本的な構成のモデル(12GB+256GB)で価格は2,499元(約52,200円)から購入可能。リーズナブルな価格設定となっています。
OSは最新のXiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)を搭載。
6.67インチ AMOLEDディスプレイを搭載。3200×1440解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
筐体サイズは160.26×74.95×8.12mm、重量は約206gとなっています。
IP68等級の防水・防塵仕様となっており、アウトドアな場面でも安心して利用可能。
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Gen 3」を採用。12GB / 16GB LPDDR5X RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、軽めのゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。
ストレージは256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて超音波式の画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、4G/5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
前面に20Mフロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.6)メイン+8MP超広角の2眼構成カメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
6,550mAh大容量バッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。90W有線急速充電をサポートしています。
『Redmi K80 Pro』のスペック&特徴
▼Redmi K80 Proの中国版スペック
項目 | Redmi K80 Pro |
カラー | ブラック系、ホワイト系、グリーン系、チャンピオンエディションダークグレー、チャンピオンエディショングリーン |
OS | Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED |
解像度 | 3200×1440 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
ピーク輝度 | 3,200nit |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite |
RAM | 12GB / 16GB LPDDR5x |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Snapdragon Soundサポート) |
カメラ | フロント:20MP リア:50MP(f/1.6)メイン+50MP(f/2.0)望遠+32MP(f/2.2)超広角 |
バッテリー | 6,000mAh(120W有線急速充電サポート、50Wワイヤレス急速充電サポート) |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
搭載ポート | USB Type-C |
防水防塵 | IP68 |
通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、4G/5G |
対応バンド | 5G n1/n3/n5/n7/n8/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 4G FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B66 4G TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G WCDMA B1/B4/B5/B6/B8/B19 2G GSM B3/B5/B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5), NavIC (L5) |
SIMカード | デュアルSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
本体サイズ | 160.26×74.95×8.39mm |
本体重量 | 通常版:約212g チャンピオン版:約217g |
『Redmi K80 Pro』にはブラック系、ホワイト系、グリーン系の3つのカラーに加えて、チャンピオンエディション(ダークグレー・グリーン)が存在しており、以下の4モデルが用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Redmi K80 Pro |
12GB / 256GB | 3,699元(約77,300円) |
12GB / 512GB | 3,999元(約83,600円) | |
16GB / 512GB | 4,299元(約89,900円) | |
Redmi K80 Pro(チャンピオンエディション) | 16GB / 1TB | 4,799元(約100,300円) |
Snapdragon 8 Elite搭載スマホとしては破格の値段ではないでしょうか。
▼特別な装飾の施された「チャンピオンエディション」
OSは最新のXiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)を搭載。
6.67インチ AMOLEDディスプレイを搭載。3200×1440解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
筐体サイズは160.26×74.95×8.39mm、重量は通常版:約212g、チャンピオン版:約217gとなっています。
IP68等級の防水・防塵仕様となっており、アウトドアな場面でも安心して利用可能。
CPU(SoC)には最新の「Snapdragon 8 Elite」を採用。12GB / 16GB LPDDR5X RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、軽めのゲーミング利用にも対応できる非常に優れた性能を備えています。
ストレージは256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて超音波式の画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
前面に20Mフロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.6)メイン+50MP(f/2.0)望遠+32MP(f/2.2)超広角の3眼構成カメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
6,000mAh大容量バッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。120W有線急速充電、および50Wワイヤレス急速充電をサポート。
中国国内ですでに販売開始、グローバル版の発表にも期待
「Redmi K80」と「Redmi K80 Pro」はいずれも現時点において公式サイト(中国語)等ですでに販売が開始されています。
「Snapdragon 8 Gen 3」および「Snapdragon 8 Elite」を搭載したスマートフォンとしては、かなりお得だと言えます。価格的にはミドルレンジクラスですが、パフォーマンス的にはハイエンドモデル相当の性能を期待できます。
ハード面でのスペック構成も充実しており、メインスマホとしての運用にも十分に耐えうるモデルとなっています。
グローバル版の発表にもぜひ期待したいですね。
今後の情報に注目です。
【参照元】
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