Blackview ZENO 10の本体と付属品をデスク上に並べている様子
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ガジェットレビュー スマホ・タブレット

Blackview ZENO 10 実機レビュー!AnTuTu61万点×付属品充実の高コスパ5Gタブレット

2025-11-08

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackview(ブラックビュー)から、最新タブレット『Blackview ZENO 10』が登場しました。

通常価格は5万円台ですが、早期購入キャンペーン期間中は2万円台半ばでの購入が可能です。

UNISOC T8200 オクタコアプロセッサーと最大24GBメモリによる優れた処理性能に加え、AIクリエイティブアプリ・90Hz FHD+ディスプレイ・クアッドスピーカー・PCモード2.0などを備え、幅広い用途を快適にこなせるモデルです。

デュアルnanoSIMカードの挿入をサポートし、4G/5G通信が可能。8,800mAh大容量バッテリー内蔵により、外出先での使用にも適しています。

当サイトでも以前レビューした「Blackview ZENO 1」よりも高性能かつ大型のタブレットとなっています。

こんな方におすすめ!

  • タブレット1台で仕事もプライベートもこなしたい方
  • 高画質・高音質のエンタメ体験を求める方
  • 付属品が充実したタブレットが欲しい方

Blackview ZENO 10でPUBGをプレイしている様子

今回、メーカーより本製品(8GB+256GBモデル)を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。

『Blackview ZENO 10』のスペック・仕様表

Blackview ZENO 10

ブランド Blackview
モデル名 Blackview ZENO 10
カラー ブラック、ブルー
ディスプレイ 11インチ IPS
解像度 1920×1200(FHD+)
リフレッシュレート 最大90Hz
OS Android 15(DokeOS_P 4.2)
CPU (SoC) UNISOC Tiger T8200 オクタコアプロセッサー
RAM 8GB(最大16GBの仮想RAM拡張サポート)
ストレージ 128GB / 256GB
マイクロSDカード 最大2TBまでサポート
SIMカード デュアルnanoSIMサポート
カメラ フロント:13MP
リア:16MP
スピーカー クアッドボックススピーカー
バッテリー容量 8,800mAh(18W急速充電サポート)
対応通信規格 Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、4G/5G
対応バンド 2G Band: B2/B3/B5/B8
3G Band: B1/B2/B5/B8
4G Band: FDD:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20/B26/28A/28B/B66
TDD:B40/B41
5G Band: N1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/66/77/78
位置測位 GPS/GLONASS/Beidou/Galileo
認証機能 顔認証
Widevine L1
本体サイズ 256.5×168×8.2mm
本体重量 公称値:517g
実測値:約521g

※参照元:Blackview公式サイト(ZENO 10製品ページ)

『Blackview ZENO 10』のパッケージ内容

▼外箱の様子

Blackview ZENO 10の外箱

Blackview ZENO 10の箱を開けた状態

▼内容物をすべて取り出した様子

Blackview ZENO 10本体とケース&キーボード

Blackview ZENO 10のパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • Blackview ZENO 10本体
  • タブレットケース
  • 保護フィルム
  • 充電アダプタ
  • USB Type-Cケーブル
  • 有線イヤホン
  • SIMカードピン
  • タブレットペン
  • ワイヤレスマウス
  • ワイヤレスキーボード
  • ユーザーマニュアル

パッケージにはキーボード・マウス・ペンに加えて、専用ケース&保護フィルムまで付属。製品購入後すぐにタブレットの本格利用を開始できる点はメリットです。

ワイヤレスキーボード

ワイヤレスマウス

タブレットペン

ケースはディスプレイを保護できるため、タブレットの持ち運び時に便利。背面を折りたたむことで、簡易スタンドとしても機能します。

Blackview ZENO 10にケースを装着した状態

Blackview ZENO 10のケースをスタンドとして利用している様子(正面アングル)

Blackview ZENO 10のケースをスタンドとして利用している様子(背面アングル)

『Blackview ZENO 10』の本体外観&インターフェース構成

Blackview ZENO 10は11インチIPSディスプレイを搭載した、シンプルかつスタイリッシュなデザインです。

Blackview ZENO 10本体の外観(正面アングル)

正面中央には13MPフロントカメラを内蔵。

Blackview ZENO 10のフロントカメラ

▼背面の様子

Blackview ZENO 10本体の外観(背面アングル)

背面には16MPのリアカメラを搭載。

Blackview ZENO 10のリアカメラ

背面の手触りはサラサラして心地よく、指紋や皮脂汚れなども目立ちづらいです。

Blackview ZENO 10の背面素材の確認

本体重量は実測で約521g。サイズは256.5×168×8.2mmで携行性に優れています。

Blackview ZENO 10を計量している様子

▼カバンなどに入れても持ち運びやすい厚み。

Blackview ZENO 10を手に持っている(側面アングル横向き)

Blackview ZENO 10を手に持っている(側面アングル縦向き)

続いてインターフェース構成について見ていきます。

右側面には音量調節ボタンカードスロットが用意。

Blackview ZENO 10の右側面インターフェース

付属のピンでスロットを開き、デュアルnanoSIMカードおよび最大2TBまでのmicroSDカードを挿入できます。

Blackview ZENO 10のカードスロットを開いた様子

左側面には、別売りの磁気キーボードを装着できる端子が用意されています。

Blackview ZENO 10の左側面インターフェース

上部には電源ボタンに加え、スピーカーを2基内蔵。

Blackview ZENO 10の上部インターフェース

下部にも2基のスピーカーが内蔵されているほか、USB Type-Cポートが用意。

Blackview ZENO 10の下部インターフェース

このように、インターフェース構成自体はシンプルです。

『Blackview ZENO 10』のAnTuTuベンチマークテスト結果

Blackview ZENO 10について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみました。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

AnTuTuベンチマークテストを行う方法のトップ画像
Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2025年時点)

2024年12月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark ...

続きを見る

結果として、約61.6万点のスコアを記録しました。

『Blackview ZENO 10』のAnTuTuベンチマークテスト結果

▼AnTuTuベンチマークテストの評価スコア目安値(2025年12月時点
性能区分 総合スコア 性能の目安
スマホ タブレット
エントリー 30万点~50万点 20万点~40万点 基本的な操作や軽量アプリの使用に適している
ミッドレンジ 50万点~80万点 40万点~70万点 普段使いの操作、一般的なアプリ、軽めのゲームに快適に対応
上位ミッドレンジ 80万点~120万点 70万点~100万点 重めのアプリや3Dゲームもある程度快適に動作
ハイエンド 120万点~150万点 100万点~120万点 高負荷な作業(動画編集、最新3Dゲーム)にも対応でき、スムーズなマルチタスクが可能
フラッグシップ 150万点~170万点 120万点~140万点 最先端の性能を備え、最新ゲームやAI処理、マルチメディア作業に最適
ウルトラハイエンド 170万点~ 140万点~ ゲーミング専用機並みの性能。最大限のパフォーマンスが必要なコンテンツや今後リリースされる最新アプリケーションに対応可能

スコア的にはミッドレンジにあたり、2万円台(セール価格)で購入できるタブレットとしては、十分に優れた性能を備えているといえます。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、中負荷程度のゲームアプリも設定次第でスムーズに遊べるスペックです。

▼これまでにレビューしたスマホ&タブレットのベンチマークスコア一覧はこちら

スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめページのトップ画像
【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)

更新履歴 2025/11/19:ベンチマーク表に「Blackview ZENO 10」を追加しました。 2025/11/06:ベンチマーク表に「REDMI K90 Pro Max」を追加しました。 2 ...

続きを見る

『Blackview ZENO 10』の基本パフォーマンス&明るさ検証

Blackview ZENO 10でウェブサイトを閲覧している様子1

ウェブサイト閲覧や動画視聴、各種アプリなどを起動して、Blackview ZENO 10の実機パフォーマンスを検証してみました。

まず、ウェブブラウジングはいたって快適であり、画像多めのサイトからスクリプトを多用したサイトまでスムーズに閲覧できました。

Blackview ZENO 10でウェブサイトを閲覧している様子2

11インチ・1920×1200(FHD+)解像度のディスプレイは、細かな文字まで十分鮮明に描画されて見やすかったです。

最大90Hz対応で、ページも滑らかにスクロールされ、閲覧中にストレスを感じることはありませんでした。

Blackview ZENO 10でウェブサイトを閲覧している様子3

また、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴した場合も、高画質設定でスムーズかつ安定した動画再生が可能でした。

Blackview ZENO 10でゲーム動画を閲覧している様子1

発色は良好で隅々までカラフルに描画されます。輪郭もクリアであり、十分に満足度の高い映像視聴が可能でした。

Blackview ZENO 10でゲーム動画を閲覧している様子2

Blackview ZENO 10でアニメ動画を閲覧している様子

WidevineはL1のため、Netflixなどの著作権保護コンテンツを高画質設定で楽しめます。

Widevineの確認画面

そのほか、一般的な作業用・娯楽用アプリを多数試してみましたが、いずれの動作も快適で支障なく利用できました。よほど負荷のかかる用途で使用しない限り、性能不足でストレスを感じる場面はないでしょう。

デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高418nitの明るさを得ました。

デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測した様子

一般的なタブレットを上回る明るさを記録。屋内では非常に見やすく、屋外の日陰でも十分実用的です。ただし、直射日光下では反射の影響を受けやすく、やや見づらさを感じるかもしれません。

なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。

明るさ (nits) 実際の見え方・使用シーン
0~150 nits 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。
150~300 nits 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。
300~500 nits 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。
500~700 nits 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。
700~1000 nits 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。
1000~1500 nits 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。
1500~2000 nits 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。
2000~3000 nits 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。
3000 nits以上 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。

充実した付属品でタブレットPCのような利用方法も可能

Blackview ZENO 10とキーボード、マウス、ペンを並べた様子

パッケージに付属するケース・マウス・キーボード・ペンを利用すれば、タブレットPCのような利用方法も可能となります。

マウス・キーボードはいずれもBluetoothによるワイヤレス接続に対応しており、一度ペアリングを完了しておけば、電源を入れるとすぐに使用可能状態となります。

Blackview ZENO 10のディスプレイに文字を描いている様子

付属ペンの品質は最低限レベルであり、本格的なクリエイティブ作業には向きませんが、簡単なメモ取りやお絵かきには必要十分です。

▼ペンで描く様子

Blackview ZENO 10のディスプレイにペンで文字を描いている様子

パッケージ内容が非常に充実しており、自身で別途ケースやフィルムなどを購入する必要はありません。購入後すぐに本格的なタブレット利用を開始できる点は大きなメリットだと感じました。

スピーカー音質の検証

いくつかの楽曲を再生してみて、内蔵されているスピーカーの音質を検証しました。

▼音質確認の様子

本製品はクアッドボックススピーカーを内蔵しており、ボリュームを上げた場合の音圧は強めです。中~高音域に関しては比較的クリアに出力できていますが、低音に関してはほとんどつぶれてしまっていました。

音質は及第点レベルだと感じました。普通に映像を視聴する分には問題ありませんが、迫力のあるサウンド体験は期待しない方が良いでしょう。

満足度の高いサウンドを楽しみたい場合は、Bluetoothイヤホンやスピーカー等を接続することをオススメします。

フロント・リアカメラ性能の検証

また、本機に搭載されているカメラの性能も検証しました。

まずはフロント(前面)カメラについて。

▼実際にフロントカメラで撮影した写真。

フロントカメラで撮影した写真

13MPフロントカメラに関して、発色はやや薄い印象を受けますが、画質は十分に良好であり、ヒトの輪郭から表情までクリアに映し出すことができていました。

動いた際に生じる残像はほとんど気にならないレベルであり、ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質です。

▼(参考)フロントカメラで録画した映像

続いてリア(背面)カメラについて。

▼実際にリアカメラで撮影した写真。

リアカメラで撮影したぬいぐるみ

リアカメラで撮影した観葉植物

リアカメラで撮影した観葉植物(ズーム)

▼屋外(1倍)

リアカメラで撮影した屋外(1倍)

▼屋外(4倍最大ズーム)

リアカメラで撮影した屋外(4倍ズーム)

16MPリアカメラに関しても、フロントカメラと同様に発色がやや薄い印象を受けます。しかし、より輪郭がクリアで綺麗な写真を撮影できました。画質は十分に良好です。4倍最大ズーム時でも、遠方の被写体の輪郭を比較的クリアに映し出すことができていました。

映像記録用やウェブ会議、オンライン授業には問題なく活用できるカメラ性能となっています。

▼(参考)リアカメラで録画した映像

ゲーミング性能の検証

Blackview ZENO 10でゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。

PUBG

まずは『PUBG』の場合について。

グラフィッククオリティに関しては『HDR』まで選択できました。

PUBGの画質設定画面

実際に試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。

▼ "HDR" 画質では、遠方まで鮮明に描画されて見やすいです。

PUBGのプレイ画面5

PUBGのプレイ画面2

激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などはほとんど生じません。

PUBGのプレイ画面6

PUBGのプレイ画面3

11インチの大きめのディスプレイで描画される映像には迫力があり、遠方まで索敵しやすいです。仮想コントローラーのボタン配置にも余裕があり、操作時のミスタッチを防止できます。

PUBGのプレイ画面1

PUBGのプレイ画面4

▼PUBGプレイの様子(HDR設定)

PUBGではHDR設定で動作に支障はなく、快適なプレイが可能でした。

マインクラフト

続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみましたが、スムーズかつ快適に操作できました。

▼大規模チャンク読み込み時にも処理の重さを感じません。

マインクラフトのプレイ画面2

マインクラフトのプレイ画面4

処理の重いバイオームを移動する際にも、フレームレート低下やカクつきなどはたまにしか感じられず、終始スムーズなゲームプレイが可能です。

マインクラフトのプレイ画面1

マインクラフトのプレイ画面3

▼マインクラフトプレイの様子

以上の通り、『PUBG』や『マインクラフト』レベルのゲームアプリであれば問題なく快適に遊べることが確認できました。

原神

最後に、激重ゲームとして知られる原神について。

原神のプレイ画面4

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では画質設定さえ調整すれば比較的スムーズにプレイできました。

画質設定はデフォルト状態で "最低" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態。

原神の画質設定画面(最低画質)

画質設定を "中" に上げると負荷が高まりますが、ゲームプレイ自体はスムーズに楽しめます。

原神の画質設定画面(中画質)

Blackview ZENO 10では、「中」画質設定までであれば体感的に20~30fps前後を維持でき、基本的なゲームプレイに支障はありませんでした。

高画質に上げると描画負荷でfpsが20以下まで落ちるため、単純な移動でも動きが重く感じます。快適さ優先なら中画質固定がベストです。

▼中画質設定でも、十分に綺麗な映像でゲームを楽しめます。

原神のプレイ画面2

原神のプレイ画面5

▼原神プレイの様子(中画質)

このように、原神のようなヘビー級のゲームアプリでも、設定次第では快適に遊べることが確認できました。

ゲーミング専用端末としての運用はオススメしませんが、ちょっとした空き時間に軽めのゲームを遊ぶ用途には十分に活用できる端末です。

『Blackview ZENO 10』のバッテリー駆動時間と充電機能

充電中のBlackview ZENO 10

Blackview ZENO 10は8,800mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、普通に使用する分には丸1日持続するバッテリー容量です。

実際に基本的なタブレット用途(ウェブサイト閲覧や動画視聴)で使ったところ、約10時間ほどの連続使用が可能でした。

設定から「バッテリーセーバー」をオンにすれば、より長時間の利用も可能に。ここぞという時に使うスマホとして運用したい場合には、常時オンにしておいても良いでしょう。

スーパーバッテリーセーバー機能

また、18W急速充電サポートにより、バッテリーを素早く回復できる点も実用的です。

『Blackview ZENO 10』の良かった点・悪かった点

Blackview ZENO 10

『Blackview ZENO 10』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。

良かった点

  • スタイリッシュなデザイン
  • 付属品が非常に充実
  • UNISOC T8200搭載で実用的な性能
  • 11インチFHD+・最大90Hzディスプレイで文字も映像もくっきり
  • 設定次第で高負荷ゲームアプリも快適に遊べる
  • デュアルnanoSIM対応で4G/5G通信可能
  • 8,800mAh大容量バッテリー搭載
  • 性能とパッケージ内容に対してリーズナブルな価格(セール時)

悪かった点

  • スピーカーは低音が弱い
  • 付属ペンはあくまでオマケ程度の品質
  • フロント・リアカメラともに発色がやや薄め

よくある質問(FAQ)

読者さん
Q日本の4G/5G回線で使える?

AデュアルnanoSIMに対応しており、4G/5Gとも主要バンドをカバーしているため、ドコモ/au/ソフトバンク系回線で概ね利用可能です(エリアやプランによってはつながりにくい場合や、APN設定が必要な場合があります)。
TikGadget

読者さん
Qゲーム性能はどのくらい?

AAnTuTu約61.6万点のミドルレンジ性能で、PUBGやマインクラフトは快適にプレイ可能です。原神のような重いゲームも画質を「中」程度に抑えれば遊べますが、本格的な高fpsゲーミング用途よりは「ライト〜中程度のゲーム向き」と考えるのが無難です。
TikGadget

読者さん
Qバッテリーの持ちはどのくらい?

A動画視聴やウェブ閲覧などの一般的な使用で約10時間前後の連続利用が可能です。18W急速充電にも対応しているため、短時間で効率よく充電できます。
TikGadget

総評:価格以上の完成度を誇る万能タブレット

Blackview ZENO 10の本体と付属品をデスク上に並べている様子

「Blackview ZENO 10」は、実用的な性能と充実のパッケージ内容を備えつつ、2万円台(セール時)という価格で購入できるコストパフォーマンス抜群のタブレットです。

UNISOC T8200と最大24GBメモリによるパフォーマンスはミドルレンジ帯として優秀で、ウェブサイト閲覧・動画視聴・SNS・学習・軽めのゲームなど、日常的な用途で不満を感じる場面はほとんどありませんでした。

11インチ・90HzのFHD+ディスプレイは発色が良く、実測418nitの高輝度で屋内視認性も優秀。Widevine L1のおかげでNetflixなどを高画質で楽しめる点も嬉しいです。

一方で、スピーカーの低音表現の弱さや、カメラの発色の薄さなど "価格なり" の部分は散見されますが、総合的には大きな欠点がなく、買ってすぐ使える完成度の高いオールインワンモデルといえるでしょう。

特に、ケース・キーボード・マウス・ペンなどが標準付属しているため、タブレット初心者や学生、サブノート代わりに使いたい方にも非常におすすめの一台です。

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