中国のVivo(ビボ)は2026年2月、同ブランドの最新Androidスマートフォン『iQOO 15 Ultra』を発売しました。中国国内における販売価格は以下の通りです。
| モデル | メモリ/ストレージ構成 | 価格 |
| iQOO 15 Ultra | 16GB+256GB | 5,699元(約129,000円) |
| 16GB+512GB | 5,999元(約136,000円) | |
| 16GB+1TB | 6,999元(約158,000円) | |
| 24GB+1TB | 7,699元(約174,000円) |
※2026.2.7時点のレートで計算(1元=22.64円)
『iQOO 15 Ultra』は、最新の「Snapdragon 8 Elite Gen 5」と最大24GBメモリを搭載した、ゲーミング特化のウルトラハイエンドスマホです。
ショルダートリガー、超高感度タッチ、強化ジャイロ、デュアル振動モーターなど操作系も徹底強化されており、本格的なモバイルeスポーツ用途にも対応する一台となっています。
先に結論 | iQOO 15 Ultraはこんなスマホ!
- 強み: ショルダーボタン+内蔵ファンで高負荷でも安定
- 弱み:ファン最大時は静かな環境だと気になる場合あり
- 向く人: 画質・操作性・性能が全てほしいスマホゲーガチ勢
自社開発のゲーミングチップ「Q3」や「Monster超核エンジン」、アクティブ冷却ファンを含む強力な冷却システムを組み合わせることで、高負荷時でもフレームレートが安定。
6.85インチのAMOLEDディスプレイは2K・最大144Hz・ピーク輝度8,000nitに対応し、屋外でも見やすく、滑らかな描画でゲームを楽しめます。
今回、提携先より本製品(16GB+512GBモデル)を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『iQOO 15 Ultra』のスペック・仕様表
| ブランド | Vivo |
| モデル名 | iQOO 15 Ultra |
| カラー | ブラック、シルバー |
| ディスプレイ | 6.85インチ AMOLED |
| 解像度 | 1440×3168 |
| ピーク輝度 | 8,000nit |
| リフレッシュレート | 最大144Hz |
| OS | OriginOS 6(Android 16ベース) |
| CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| RAM | 16GB / 24GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1 |
| SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
| マイクロSDカード | 非対応 |
| 搭載カメラ | フロント:32MP(f/2.2) リア:50MP(f/1.9, Sony IMX921)広角+50MP(f/2.7, Sony IMX882)望遠+50MP(f/2.1)超広角 |
| スピーカー | ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応) |
| USBポート | USB Type-C 3.2 Gen 1(OTG) |
| 生体認証 | 顔認証、超音波指紋認証(画面内) |
| 防水防塵性能 | IP68/IP69 |
| バッテリー容量 | 7,400mAh(100W有線急速充電、40Wワイヤレス充電サポート) |
| 対応通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC |
| 位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5) |
| 対応バンド | 【2G GSM】 850/900/1800/1900MHz 【3G WCDMA】 B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 【4G TD-LTE】 B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48 【4G FDD-LTE】 B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/ B20/B25/B26/B28A/B28B/B32/B66 【5G】 n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28A/ n28B/n38/n40/n41/n48/n66/n75/n77/n78/n79/n80/ n81/n83/n84/n89/n91/n92/n93/n94 |
| 本体サイズ | 163.7×76.8×8.7mm |
| 本体重量 | 公称値:227g 実測値:約232g |
※参照元:Vivo公式サイト(iQOO 15 Ultra製品ページ)
『iQOO 15 Ultra』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- iQOO 15 Ultra本体
- スマホケース
- SIMカードピン
- ゴミ取りツール
- USB-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
- 電源アダプタ
専用スマホケースが付属。質・デザインともに良く、メインケースとしても十分に使えると思います。
『iQOO 15 Ultra』本体の外観
本体サイズは約163.7×76.8×8.7mm。6.85インチディスプレイを搭載したスタイリッシュな外観です。
正面中央には32MP(f/2.2)フロントカメラを、背面には50MP(f/1.9, Sony IMX921)広角+50MP(f/2.7, Sony IMX882)望遠+50MP(f/2.1)超広角の3眼構成カメラを搭載。
本機は冷却ファンを内蔵しており、カメラ搭載部の下に吸気口が設けられています。
6.85インチ画面を備えたやや大型な筐体ですが、手に馴染むサイズ感で、携行性は十分優れています。筐体の背面素材はツルツルしており手触りは良好。シンプルながらも高級感があります。
背面には光の当たり方によって六角形格子(ハニカムパターン)が見られ、ゲーミングデバイスらしい未来感を楽しめます。
厚みは8.7mm。カメラ部分が5~6mmほど出っ張っています。
本体重量は実測で約232gと一般的な重さ。
『iQOO 15 Ultra』のインターフェース構成
上部にはスピーカーグリルが用意。
下部にもスピーカーグリルが設けられているほか、カードスロット、USB-C 3.2 Gen 1(OTG)が用意。
スロットにはデュアルnanoSIMを挿入可能。microSDカードには非対応です。
左側面には冷却ファンの排気口が用意。高負荷時には熱気が送り出されます。
そして右側面には電源ボタン、音量調節ボタンに加えて、ショルダーボタンが用意。
2つのショルダーボタンにはゲームアプリの好みのボタン機能を割り当てたり、ショートカットを実行できます。
冷却ファンを備えつつIP68/IP69の優秀な防水防塵仕様を実現しているのもポイントが高いです。
指紋認証・顔認証に対応
本機は画面内指紋認証および顔認証に対応しています。
▼超音波式の指紋認証のため、指が濡れた状態でもスピーディに識別されます。
『iQOO 15 Ultra』のAnTuTuベンチマークテスト結果
本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
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【2026年最新】Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法
2026年2月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』 ...
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ベンチマークテストでは約426万点のスコアを記録しました。
| 性能区分 | 総合スコア | 性能の目安 | |
|---|---|---|---|
| スマホ | タブレット | ||
| エントリー | ~90万点 | ~80万点 | 基本操作・動画視聴・軽量アプリ向け |
| ミッドレンジ | 90万点~140万点 | 80万点~130万点 | 普段使い+軽~中量級ゲームが快適 |
| 上位ミッドレンジ | 140万点~200万点 | 130万点~180万点 | 重めのゲームも設定次第で安定動作 |
| ハイエンド | 200万点~280万点 | 180万点~220万点 | 高負荷ゲーム・動画編集も快適 |
| フラッグシップ | 280万点~350万点 | 200万点~220万点 | 最新SoC世代。ほぼ全用途で余裕 |
| ウルトラハイエンド | 350万点~ | 220万点~ | 現行トップクラス。性能重視ユーザー向け |
当サイトでこれまでにレビューしてきたスマホの中でも、2026年3月時点での最高スコアを叩き出しました。
文句なしにウルトラハイエンドと言って差支えのないスコアであり、高負荷ゲーミングまで最高画質で快適にこなせる性能を備えた一台となっています。
▼過去のAnTuTuベンチマークテスト結果一覧はコチラ
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【2026年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2026/3/5:ベンチマーク表に「iQOO 15 Ultra」を追加しました。 2026/2/17:ベンチマーク表に「BNCF BPad Mini Ultra」を追加しました。 2026/ ...
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1440×3168解像度・144Hzの美しく滑らかな描画
本機の6.85インチディスプレイは1440×3168の高解像度、最高144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。
解像度およびリフレッシュレートは設定から変更可能。ビジュアル向上用の機能もいくつか揃っています。
高解像度出力のおかげで、ウェブサイト閲覧時も細かい文字まで明瞭に表示され見やすいです。また、高リフレッシュレートによるページスクロールもなめらかで心地良いです。
画面占有率も94.37%と高く、筐体サイズに対して映像の迫力を最大限に楽しめます。
有機ELディスプレイの深みのある色合いが非常に綺麗で、ゲームや映画、アニメなどでも発色の良いカラフルな映像を楽しめます。
映像コンテンツ視聴をメイン目的にスマホの購入を検討している方でも、間違いなく満足できる映像品質だと感じました。
ちなみに、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、屋内では最高885nit、直射日光の当たる屋外では最高1,822nitの明るさを得られました(明るさ自動調整オン時)。
日中の屋外でも十分に見やすい輝度を備えています。
▼明るさ最大にした状態で、真っ白なページの中央を測定。
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
あらゆる作業を快適にこなせる性能
ウェブ閲覧と動画視聴で動作をチェックしました。
結論から言うと、普段使いはかなり快適。画像が多いサイトや重めのページでもスクロールは引っかかりにくく、表示もスムーズです。YouTubeやNetflixの再生も安定していて、最高画質でもストレスなく見られました。
WidevineはL1対応なので、多くの配信サービスでHD再生もOK。ブラウジング〜動画視聴まで、一般的なスマホ作業で困る場面はまずない印象です。
優れたスピーカー品質 | 臨場感のあるサウンド体験
本機のスピーカーについて、音質を確認してみました。
本機はステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)を搭載しており、スマホ単体とは思えないほど臨場感のある音が楽しめました。上下にスピーカーグリルがある影響か、音が前に貼り付く感じではなく、空間にふわっと広がる立体感がしっかり出ます。
▼音楽再生の様子
さらに設定の「スーパーオーディオ」から「マエストロ」をオンにすると、音場が一段と広がって没入感がアップ。低音の迫力はさすがに外付けスピーカーには及ばないものの、中〜高音域はかなりクリアで、ゲーム中は草木が風で揺れるような細かい環境音までスッと聞き取れました。
正直、イヤホンなしでも満足度が高く、動画視聴やゲームを音込みで楽しみたい人には、かなり相性のいい一台です。
実用的なカメラ性能 | 夜景撮影も対応可能
本機に搭載されているカメラの性能について確認してみました。
▼フロントカメラで撮影した写真
32MP(f/2.2)フロントカメラは、クリアで色合いも自然。動きがある場面でも残像感が出にくく、写真撮影も動画録画も安定感がありました。自撮り・SNS用途なら十分以上だと言えます。
▼(参考)フロントカメラで撮影した動画
続いてリアカメラについて。
▼リア(背面)カメラで撮影した写真
リアはフロント以上に鮮明。細部の解像感が高く、暗所でも被写体が潰れにくいので、夜景でも使いやすい印象でした。ゲーム特化機っぽい見た目に反して、普段の撮影にもちゃんと使えます。
最大100倍ズームに対応。さすがに100倍まで伸ばすとAI補正込みでも輪郭がぼやけますが、50倍前後なら遠景でも輪郭が比較的クッキリ。遠くの被写体も捉えられる、頼れるズーム性能です。
Xiaomi 17 Ultraのようなカメラ特化型スマホほどの撮影性能ではないものの、ズーム・夜景・フロントの安定感が揃っていて、写真用途でもしっかり楽しめる一台だと感じました。ゲームだけじゃなく、旅行や日常の記録にも十分対応できます。
▼(参考)リアカメラで録画した映像
『iQOO 15 Ultra』のゲーミング性能を確認
本機を用いて、各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認しました。
マインクラフト
マイクラをプレイしてみましたが、終始スムーズかつ快適に操作できました。
▼チャンク読み込み時にも全く重さを感じません。
処理の重くなりがちなバイオームでも、フレームレート低下やカクつきを感じることはありませんでした。
フレームレートはおおむね120fps前後で安定してプレイできていました。
▼マインクラフトプレイの様子
クリエイティブやサバイバル、またはマルチサーバーに参加した際などにも、パフォーマンスは非常に安定しており終始スムーズなゲーミングが可能でした。
多くのアドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズな動作でゲームを楽しめるでしょう。
PUBG
グラフィッククオリティに関しては、現時点で最高設定の『ウルトラHDR』を選択できました。
実際に何度か試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはまったく生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。
▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画されます。
激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどありません。
滑らかなゲームプレイが可能。大きめの高解像度ディスプレイによる鮮明な描画のおかげで、遠方も索敵しやすいです。
フレームレートに関して、最高設定の「ウルトラHDR」では40fps張り付き、「超スムーズ」では120fps前後でプレイできました。
▼PUBGプレイの様子
原神
高負荷ゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では全く問題なくスムーズにプレイすることが可能です。
画質を最高設定まで上げても、フレームレート低下やカクつきを感じる場面はほとんど無し。非常に美麗なグラフィックで原神の世界を満喫できました。
最高画質設定でも、フレームレートは60fps前後に張り付いています。
このように、『原神』クラスの激重ゲームでも高リフレッシュレートでこれだけ快適に遊べるのであれば、ほとんどのゲームアプリがスムーズに動作するでしょう。
▼原神プレイの様子
ゲーミングスマホとしての本格的な運用に適しています。
ゲーム特化機能が全部入り | 自分専用機にカスタマイズ
iQOO 15 Ultraは、単にスペックが高いだけのゲーミングスマホではありません。
ゲーム中に呼び出せる「ゲームツール」に、画質強化・操作性の底上げ・振動演出・冷却まで、ゲーム特化機能がまとめて揃っているのが強みです。
ゲームプレイ中、画面端をスワイプしてサイドメニューを開き、通知ブロック、誤操作防止などの便利機能を一括で触れるので、試合中でも余計なストレスを感じません。
さらに「ゲームビジュアル拡張(色味やトーン調整、プリセット)」も用意されており、作品に合わせてビジュアルを追求しやすいのも好印象でした。
レイトレーシングのオン/オフ切り替えに対応
スーパー解像度/スーパー・フレームレートといった強化項目に加え、タイトルによってはレイトレーシングまでオンにできます。
レイトレーシング対応ゲームでは、普段の画面から一段階上の映像に化けます。本機で画質を詰めたい人は、このへんを触って変化を見比べるだけでも楽しいはず。
4Dゲームバイブレーションで没入感UP
ゲームプレイ時の振動について、4Dゲームバイブレーションで細かくON/OFFや強度を切り替え可能。
スキル発動やグライディング、落下攻撃など、ゲーム内の行動に合わせて振動が返ってくるので、没入感が地味に上がります。
ショルダーボタンが想像以上に便利
本機を横持ちすると、ゲームパッドのLRボタンのようにショルダーボタンを使えます。
設定画面から左右それぞれのショルダーボタンにアクションを割り当てでき、反応方式も「シングルタップ」など好みに合わせて調整できます。
実際に使ってみると、画面の仮想ボタンをタップする動きが減るので視点がブレにくく、操作がかなりラクになりました。アクションゲームやFPSのように、使うボタンが多いジャンルほど効いてきます。
ただ、感度が比較的高めのため、慣れるまでは誤爆しやすいです。最初のうちは、押し間違えても致命傷にならない操作から割り当てるのがおすすめです。
総じてiQOO 15 Ultraは、触れば触るほどゲーム専用機っぽく仕上げられる端末です。ショルダーボタン+画質強化+振動演出まで一式揃っているので、スマホゲーガチ勢にはかなり刺さると思います。
冷却ファン内蔵 | 性能低下をしっかり抑える
iQOO 15 Ultraは冷却ファンを内蔵しており、発熱によるパフォーマンス低下をかなり抑えてくれます。実際に高負荷をかけてもフレームレートが急に不安定になるような挙動はなく、ゲーミングスマホとしての持久力は十分に感じられました。
AnTuTuを3回連続で実行してもスコアは大きく低下することはなく、少なくともベンチ上では性能低下が目立ちませんでした。
- 1回目:4,259,351点
- 2回目:4,203,395点
- 3回目:4,158,059点
実ゲームでも、発熱が原因で露骨にカクつくような場面は確認できず、ファン+冷却機構が効いていることははっきり体感できます。
冷却ファンの最大回転時には "フォー" という排気音が目立つようになります。間近で測ると約56dB前後でした。
▼ファン音の確認 (最大回転時)
爆音ではないものの、静かな部屋で遊んでいると「回ってるな」と分かるレベルなので、気になる人は状況に応じてモードを切り替えるのがおすすめです。
また、当然ながらファンが回るほどの負荷を長時間かけると、筐体背面はしっかり温まってきます。完全に熱が生じない機構ではないので、その点は割り切りが必要。とはいえ、不安になるほどの発熱ではありません。
AnTuTuベンチマークを3回連続した後のHWMonitorでは、各項目がおおむね53〜54℃台で推移していました。
極端な温度上昇が見られず、長時間の高負荷でもスロットリングが出にくい設計だと感じます。
余裕の7,400mAhバッテリー
iQOO 15 Ultraは7,400mAhという、スマホとしてはかなり大容量のバッテリーを搭載しています。
公称値では4G単体待受が最長23.7日、4G VoLTE通話が最長30.5時間とされており、実際に使っていても、ウェブ閲覧や動画視聴では計18時間ほど、ゲームプレイでも計8時間は使い続けられました。
▼バッテリー設定はバランス推奨
このクラスの容量があると、ゲーミング用途でも心の余裕が違います。
充電もパワフルで、100Wの有線急速充電に加えて、40Wワイヤレス充電まで対応。寝る前に挿し忘れても、朝の支度中に一気に回復させやすいです。
総じて、ヘビーに使う人ほど恩恵が分かりやすいバッテリー性能だと感じました。
『iQOO 15 Ultra』の良かった点・悪かった点
『iQOO 15 Ultra』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- シンプルながらもゲーミング機らしさを感じるデザイン
- ショルダーボタン搭載で、横持ち時の操作がかなりラク
- IP68/IP69+超音波指紋サポート
- 冷却ファン内蔵で、高負荷でも性能が落ちにくい
- 2K/最大144Hz対応でゲームも動画も満足度が高い
- ステレオスピーカー(Dolby Atmos)が優秀
- 実用的なカメラ性能
- 7,400mAhで電池持ちが良い
- 充電面も充実
悪かった点
- ファン最大回転時の排気音は、静かな環境だとやや目立つ
- 高負荷を長時間かけると背面はそれなりに熱を持つ
- ショルダーボタンは慣れるまで誤爆しやすい(感度高め)
よくある質問(FAQ)



総評:スマホゲーを本気で遊びたい人ほど刺さる一台
iQOO 15 Ultraは、スペックの強さを確かに実感できるゲーミング特化のウルトラハイエンドスマホでした。
ショルダーボタンによる操作性の底上げ、内蔵ファンを含む冷却設計、Q3チップやゲームツールの充実ぶりまで含めて、いじればいじるほど、自分のプレイに合わせて勝ちやすい環境を作れるのが強みです。
実際、原神のような高負荷ゲームでも安定して遊べて、AnTuTuを連続で回してもスコアが大きく崩れないあたり、冷却力と持久力は本物です。
一方で、ファンを最大に回すと排気音(実測:約56dB前後)が出る点や、長時間の高負荷では背面がしっかり温まる点は割り切りどころ。
ただ、それらを差し引いても、2K/144Hzの大画面は映像もゲームも迫力満点で、スピーカーも想像以上に良く、カメラも夜景やズームまで普通に楽しめる実用性があります。
さらに7,400mAhの電池持ちと100W有線+40Wワイヤレスの充電環境まで揃っているので、ヘビーに使う人ほど満足度が高いはずです。
総じて、iQOO 15 Ultraにはゲーミング向けの工夫が詰まっていて、スマホゲーを本気で遊びたい人ほど刺さる一台に仕上がっています。
◎おすすめできる人
- 高負荷ゲームを安定して遊びたい人
- ショルダーボタンや振動演出で操作環境を詰めたい人
- 大画面2K/144Hz+大容量バッテリーでヘビーに使いたい人
▲おすすめできない人
- 静音性を最優先したい人(ファン音が気になる可能性)
- 軽さ・コンパクトさ重視の人(約232gで大きめ)
- ゲーム機能は不要で、普段使いだけを重視する人
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