InnAIOから、AI翻訳・文字起こし・録音要約・デジタル名刺交換などを1台にまとめた、カード型のAIボイスレコーダー『InnAIO TransNote』が登場しました。
記事執筆時点でGREEN FUNDINGにて購入可能。価格は早割適用で23,040円からとなっています。
140以上の言語に対応したリアルタイム翻訳に加え、自分の声に近い音声で翻訳内容を伝えられる声質クローン機能も搭載。会議の録音や議事録作成、海外ユーザーとの会話、出張先でのコミュニケーションまで幅広く活用できます。
さらに、NFCを利用したデジタル名刺交換にも対応しており、本体を相手のスマホにかざすだけで連絡先情報をスマートに共有可能。本体はクレジットカードほどの薄型サイズで、重量も約40gと軽く、ビジネスシーンで気軽に持ち歩けるAI翻訳レコーダーとなっています。
先に結論 | InnAIO TransNoteはこんな製品
- 強みAI翻訳・録音・文字起こし・要約・デジタル名刺交換まで1台でこなせる多機能性が魅力
- 弱み専門用語の認識や、録音データの扱いやすさにはやや改善の余地がある
- 向く人海外とのやり取り、会議の記録、出張先での翻訳や名刺交換をスマートに済ませたいビジネスユーザーにおすすめ
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『InnAIO TransNote』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。
注意
会議や商談で録音機能を使用する場合は、事前に相手の了承を得ておくと安心です。また、機密性の高い内容を扱う場合は、音声データの保存先やクラウド連携の有無も確認しておくことをおすすめします。
『InnAIO TransNote』のスペック・仕様表
| 製品名 | TransNote |
| モデル | InnAIO T11 |
| 製品タイプ | AI翻訳・議事録レコーダー |
| 対応言語 | 140以上の言語 |
| 主な機能 | リアルタイム翻訳、文字起こし、録音要約、通訳、AI音声入力、声質クローン翻訳、デジタル名刺交換 |
| AI機能 | 自動文字起こし、AI要約、マインドマップ生成、文章補正、翻訳、音声読み上げ |
| 声質クローン | 対応(約30秒の音声録音で声の特徴を学習) |
| マイク | 骨伝導マイク ×1、全指向性マイク ×4 |
| 集音距離 | 最大5m |
| 内蔵ストレージ | 32GB |
| 録音保存時間 | 最大約2,270時間分の音声を保存可能 |
| ファイル転送方法 | Bluetooth、Wi-Fi |
| ファイル転送速度 | 1時間分の録音データを約12秒で転送可能 |
| 通信方式 | Bluetooth 5.3、Wi-Fi |
| オフライン翻訳 | 対応 |
| NFC | 対応 |
| 名刺交換機能 | 対応(スマホにかざしてデジタル名刺を共有可能) |
| 対応アプリ | InnAIO Pro |
| 本体サイズ | 幅54 × 高さ86 × 奥行5.3mm(最薄部3.8mm) |
| 重量 | 約40g |
| バッテリー容量 | 600mAh |
| バッテリー駆動時間 | 待機モード:最大60日 連続翻訳:最大50時間 連続録音:最大50時間 |
| 充電ポート | USB Type-C |
| ケース | NFCマグネットケース付属 |
※参照元:GREEN(InnAIO TransNote製品ページ)
『InnAIO TransNote』のパッケージ内容
箱を開けると、TransNote本体が専用ケースに入った状態ですっぽり収まっていました。
パッケージにはMagSafeリングが付属しており、MagSafe非対応スマホの背面に貼り付けることで、TransNoteをスマホに吸着させて持ち運べます。
内容物一覧
- TransNote本体
- 専用MagSafeケース
- USB-Cケーブル
- MagSafeリング
- ユーザーマニュアル
『InnAIO TransNote』の本体外観
TransNote本体はカード型のデザインで、幅54 × 高さ86 × 奥行5.3mm(最薄部3.8mm)と非常にコンパクトかつ薄型です。
クレジットカードとほぼ同じサイズ感で、厚みはカード2~3枚を重ねた場合と同程度。衣服のポケットに入れて持ち運んだり、スマホの背面に貼り付けて携行しても、邪魔に感じることはありません。
本体表面はグレーを基調とした非光沢仕上げです。手触りはなめらかで、指紋や皮脂汚れが目立ちにくく、清潔感を保ったまま使いやすい点が好印象でした。デザイン自体は実にシンプルで、見た目・質感的に上質な印象を受けます。
正面上部には 録音スイッチ、AIスーパーボタン、LEDインジケーター が用意。
上部には充電用のUSB-Cポートが設けられています。
そのほか、骨伝導マイク×1 と 全指向性マイク×4 を内蔵。周囲の音声を拾いやすい構成となっており、会議やインタビュー、対面での会話録音などに活用できます。
スマホ背面に貼り付けて携行可能
付属の専用MagSafeケースにTransNoteを入れることで、スマホ背面に貼り付けて携行できるようになります。
ケースに入れた状態でも上部のUSB-Cポートが露出するため、入れたままでも充電できます。
専用ケースをMagSafe対応スマホの背面に近づけると、磁力でピタッと吸着します。ただし、同系統の他社製品と比べると吸着力はやや弱めで、特にスマホケース越しに装着した場合は、少しの衝撃で外れてしまうことがありました。
そのため、安定して持ち運びたい場合は、スマホ本体に直接装着するか、付属のMagSafeリングを併用して吸着力を補うのがおすすめです。
なお、ケース装着時のTransNoteの総重量は実測で約61gでした。厚みも大きく増すわけではないため、スマホに貼り付けてもそこまで邪魔には感じません。
ケースを装着した状態の見た目も主張しすぎることはなく、全体的に洗練されたデザインといった印象です。
アプリ連携で主要機能を利用可能
TransNoteは、専用アプリとBluetooth接続で簡単にペアリングでき、録音したデータをスムーズに同期。アプリに転送された音声は、AIによる高精度な文字起こしや翻訳、要約機能などを利用できます。
▼公式アプリ(iOS・Android対応)
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アプリとペアリングすると、スマホからTransNoteを操作できるようになります。バッテリー残量もリアルタイムに把握可能。
なお、本機はオフライン翻訳にも対応しており、あらかじめ対応言語パックをダウンロードしておけば、機内や電波の届きにくい場所でも翻訳機能を利用できます。旅行先や出張先で通信環境が不安定な場面でも使いやすい点は魅力です。
アプリで利用できるおもな機能は以下の通りです。
| 機能名 | 概要 |
|---|---|
| スーパーボタン | 音声入力でメモや文章を保存できる機能。ちょっとした思い付きを記録しておくのに便利。 |
| 対面翻訳 | 対面での会話をリアルタイムに翻訳する機能。オンライン/オフライン翻訳に対応します。 |
| アプリ間翻訳 | SNSやチャットアプリと連携し、アプリ上の入力内容を翻訳できます。 |
| 同時通訳 | 話した内容をリアルタイムに翻訳する機能。言語間の会話をサポートします。 |
| 多人数翻訳 | 複数人が参加する多言語ルームで、それぞれの言語に翻訳しながら会話できます。 |
| 通話翻訳 | 映像・音声通話時の会話内容を翻訳できる機能です。 |
| テキスト翻訳 | 入力した文章を複数言語へ翻訳できます。短文の確認や文章作成時に便利です。 |
| 音声クローン | 自分の声に近い音声を作成し、翻訳音声などに活用できる機能です。 |
| 写真翻訳 | カメラで撮影した文字や画像内のテキストを翻訳できます。 |
有料プランで使える機能・無料プランとの違い
TransNoteは無料プランでも、対面翻訳、アプリ間翻訳、多人数翻訳、テキスト翻訳、写真翻訳、オフライン翻訳、AI要約、マインドマップなど、多くの基本機能を利用できます。
そのため、まずは無料プランのまま使い始めても、本機の主要機能はひと通り試せる印象です。特に、短時間の会議録音や翻訳、ちょっとした文字起こし用途であれば、無料プランでも十分活用できます。
一方で、有料プランに加入すると、会議記録などに使える月間利用時間が増え、声質クローンの登録数も拡張されます。無料プランでは会議記録が月300分までですが、シルバープランでは月1,200分、ゴールドプランでは無制限となるため、日常的に会議や商談の記録を残したい人であれば、有料プランへの加入を検討する価値はあります。
▼プラン比較表
| 機能・特典 | 無料 | シルバー | ゴールド |
|---|---|---|---|
| アプリ間翻訳 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 多人数翻訳 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 対面翻訳 | 対応 | 対応 | 対応 |
| テキスト翻訳 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 写真翻訳 | 対応 | 対応 | 対応 |
| オフライン翻訳 | 対応 | 対応 | 対応 |
| スーパーボタン | 対応 | 対応 | 対応 |
| スーパーボタン AI推敲 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 同時通訳 | 月300分まで | 月1,200分まで | 無制限 |
| 会議記録 | 月300分まで | 月1,200分まで | 無制限 |
| 通話翻訳 | 月300分まで | 月1,200分まで | 無制限 |
| AI要約 | 対応 | 対応 | 対応 |
| マインドマップ | 対応 | 対応 | 対応 |
| 声質クローン | 1件 | 2件 | 3件 |
とりあえず翻訳や録音を試したい人は無料プラン、仕事で頻繁に使う人はシルバー以上、長時間の会議や複数の声質クローンを活用したい人はゴールドプランが向いていると感じました。
録音・文字起こし機能 | 音声認識精度はかなり高い
まず、AIボイスレコーダーとして最もオーソドックスな機能である『録音・文字起こし』を試してみました。
TransNoteは32GBのストレージを内蔵しており、スマホと接続していない状態でも単体で録音可能。会議中にサッと録音を開始できるため、スマホの録音アプリを起動する手間がない点は便利です。
▼上部の録音スイッチをオン(左にスライド)にすると録音モードが起動
録音したデータは、BluetoothまたはWi-Fi経由でInnAIO Proアプリへ転送できます。今回は試しに、スピーチ動画の音声を録音してみました。
内蔵する計5基のマイクにより、話者の声をクリアに録音できました。録音データはデバイス内、またはクラウド上に保存され、アプリからいつでも再生できます。
一方で、筆者が確認した限りでは、録音データをMP3などの汎用音声ファイル形式でエクスポートする機能は見当たりませんでした。そのため、録音した音声データをPCや他のデバイスへ移して再生・編集しづらい点は、やや気になるポイントです。
録音データは、後から文字起こし・要約・マインドマップ生成などを行うことができます。
音声認識の精度はかなり高く、実際の発言と照らし合わせても、ほぼ発言通りに文字起こしされていました。レビューで試した限りでは、ほとんど修正が不要な精度であったため、会議で使えば、議事録作成にかかる手間をかなり減らせると感じました。
一方で、人名や高度な専門用語が含まれる会話では、文字起こしが正確に行われないこともあります。その場合は、文字起こし後のテキストを手動で修正する必要があります。
ただし、現時点ではアプリ上で文字起こし内容を直接編集することはできません。一度テキスト(.txt)形式でエクスポートし、エクスポート先で編集する必要があるため、この点はやや手間に感じました。
AI要約で内容を振り返りやすい
長文になった文字起こしデータも、AI要約機能を利用すれば、要点を一目で把握できます。会議やインタビューなど、短時間で内容を整理したい場面で特に便利です。
AI要約には複数のテンプレートが用意されており、文字起こしした内容に適したジャンルを選択することで、要約精度をさらに高められます。
レビュー時に録音した3分程度の会話内容であれば、約1分で要約が完了しました。長時間の録音データになるほど要約に時間がかかります。
議事録作成や情報共有の効率化に役立つのはもちろん、打ち合わせ後の振り返りや、学習用の講義要約などにも応用できるでしょう。
対面翻訳|海外ユーザーとの会話をサポート
本機は140以上の言語に対応しており、こちらが話した内容を相手の言語に翻訳し、相手の発言も日本語に訳して確認できます。海外ユーザーとの会話や、旅行先・出張先でのやり取りに使いやすい機能です。
▼日本語 ⇒ 英語翻訳の様子
実際に使ってみると、日常会話レベルの内容であれば、違和感なくスムーズに翻訳できていました。翻訳結果がテキストで表示されるほか、マイクアイコンをタップして音声読み上げも可能です。
音声だけで聞き取れなかった場合でも内容を確認しやすい点は便利です。また前述したように、事前にオフライン言語パックをダウンロードしておけば、通信環境がない場所でも翻訳機能を利用できるので安心感があります。
▼翻訳文の音声読み上げの様子
一方で、長い文章を一気に話した場合や、固有名詞・専門用語を多く含む会話では、翻訳内容がやや不自然になることもありました。ビジネス用途で使う場合は、短めの文章で区切って話すと、より正確に伝わりやすいと思います。
音声クローン機能|自分の声に近い音声で翻訳できる
本機のユニークな機能として「音声クローン機能」があります。
これは、あらかじめ自分の声を登録しておくことで、翻訳音声などを自分の声に近いトーンで読み上げられる機能です。一般的な翻訳アプリのような機械的な音声ではなく、自分らしい声色で相手に伝えられる点が特徴です。
音声の登録方法として、以下の2種類があります。
- 10MB以下の音声ファイルをアップロード
- アプリ上で直接録音
今回はアプリ上で直接録音を行ったところ、画面に表示される文章を読み上げて録音するだけで、音声サンプルを作成できました。
登録後は、音声選択画面の「マイ音声」から作成したクローン音声を選べるようになります。翻訳音声に反映させることで、海外ユーザーとのやり取りでも、より自然なコミュニケーションに近づけられるのは面白いです。
対面翻訳機能で生成した英語を、筆者のクローン音声で読み上げさせてみました。
▼筆者のクローン音声で読み上げさせた様子
実際に聴いてみると、自分でもかなり本人の声色に近いと感じました。特に驚いたのは、日本語なまりのニュアンスまで再現されていた点です。
変に流暢な発音へ寄せるのではなく、話し方のクセやなまりも含めて再現することで、よりリアルなクローン音声に仕上がっている印象を受けました。この精度はかなりすごいと感じます。
▼声だけでなく、日本語訛りまで再現しているクローン音声
もちろん、完全に本人の声そのものになるわけではありません。抑揚や細かなニュアンスにはAI音声らしさも残りますが、一般的な合成音声よりも親しみやすく、翻訳内容を機械的に読み上げるだけではない点は本機ならではの魅力です。
同時通訳機能|会話内容をリアルタイムで翻訳
話している内容をリアルタイムで文字起こししながら翻訳する「同時通訳」機能も便利です。
聞き取った音声が順番にテキスト化され、その下に翻訳結果が表示されます。音声を聞きながら内容を目で確認できるため、外国語のスピーチや動画、オンライン会議の内容を把握したい場面で便利です。
▼同時通訳の様子
実際に英語のスピーチ翻訳で使ってみましたが、短いフレーズごとに区切って翻訳されるため、会話の流れを追いやすかったです。原文と翻訳文の両方を画面上で確認できるので、聞き逃した部分をあとから見返せる点も使いやすいと感じました。
海外の動画や英語音声の内容確認、オンラインセミナー、外国語でのプレゼン視聴などにも活用しやすい機能となっています。
アプリ間翻訳|チャットや入力欄で直接翻訳できる
LINEやGmailなどのアプリ上で翻訳文を直接入力できる「アプリ間翻訳」にも対応しています。
翻訳元と翻訳先の言語を設定したうえで、対応アプリの入力欄を開き、TransNoteに話しかけることで、翻訳された文章をそのまま入力できます。
記事執筆時点では、Gmail、LINE、Instagram、Messengerなど主要アプリで利用できました。チャットアプリやメールアプリにおいて、いちいち翻訳アプリを開いてコピー&ペーストする手間がないので、海外メーカーへの返信ではかなり助かりました。
実際にGmailで試してみたところ、日本語で話した内容が英語に翻訳され、そのまま本文欄へ入力されました。原文表示をオンにしておけば、翻訳文とあわせて元の日本語も確認できるため、送信前に内容をチェックしやすいです。
▼アプリ間翻訳の様子
海外メーカーとのメール対応や、外国語でのチャット返信など、普段から多言語でやり取りする人にはかなり実用的な機能だと感じました。
デジタル名刺交換|スマホにかざして連絡先を共有
そして本機のもう一つのユニークな機能が「デジタル名刺交換」です。
アプリ上であらかじめ名前、役職、会社名、電話番号、メールアドレス、会社住所などを登録しておくことで、自分のデジタル名刺を作成できます。プロフィール画像も設定可能。
そして、TransNoteをNFC対応スマホにかざすだけで、相手にデジタル名刺を送ることができます。
実際に試したところ、スマホ側でNFCタグが検出され、InnAIOの名刺ページを開く通知が表示されました。
リンクを開くと、ブラウザ上に登録した名刺情報が表示され、相手側はアプリを入れていなくても内容を確認できます。
名前や肩書き、会社名、電話番号、メールアドレスなどをまとめて、その場で連絡先情報を共有できるのは便利だと感じます。QRコードも表示できるため、NFCがうまく反応しない場合でも別の方法で共有しやすいです。
紙の名刺を取り出さなくてもスマホにかざすだけで情報を渡せるので、展示会や商談、海外ユーザーとの交流時に役立ちそうです。
スーパーボタン|ボタン長押しで音声メモをすばやく保存
TransNoteには、音声入力をすばやく使える「スーパーボタン」機能が用意されています。
アプリ側でスーパーボタンをオンにしておくと、本体のボタンを長押しするだけで音声入力を開始。スマホ側でキーボードを開いたり、録音画面を探したりする必要がなく、思いついた内容をその場でサッと記録できる点が便利です。
実際に使ってみると、本体のボタンを押しながら話すだけで、話した内容がアプリ上にテキストとして保存されました。履歴はアプリ上でいつでも閲覧可能。AI推敲も行われるので、思い付きの支離滅裂な内容でも、読みやすい形へ自動的に整えてくれます。
バッテリー持ち検証|こまめに充電しなくても使いやすい
TransNoteは、600mAhバッテリーを内蔵しており、最大50時間の連続録音・連続翻訳、最大60日の待機モードに対応しています。
実際に使ってみても、バッテリー持ちはかなり優秀だと感じました。筆者は翻訳機能を1日2時間ほど使っていますが、2週間ほど使い続けている現時点でも、バッテリー残量はまだ50%近く残っています。
いちいち充電する手間を省けるほか、最大60日の待機モードにも対応しているため、使いたい場面でバッテリーに余裕がある状態を保ちやすい点は、かなり安心感が大きいと感じます。
USB Type-C充電にも対応しているため、スマホやタブレット用の充電器とまとめて扱いやすいのも便利です。
『InnAIO TransNote』のメリット・デメリット
『InnAIO TransNote』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
良かった点
- スタイリッシュで悪目立ちしづらい外観
- カードサイズかつ軽量で、スマホ背面にも取り付けやすい
- AI翻訳・録音・文字起こし・要約・名刺交換まで1台でこなせる
- 140以上の言語に対応し、オフライン翻訳も利用可能
- 文字起こし精度が高く、議事録作成の手間を減らせる
- 音声クローン機能がユニーク
- アプリ間翻訳でメールやチャット返信に使いやすい
- バッテリー持ちが良く、こまめに充電しなくても使える
悪かった点
- 専用MagSafeケースの磁力はやや弱め
- 専門用語や固有名詞を含む会話では文字起こし・翻訳が不正確になることがある
- 文字起こし内容をアプリ上で直接編集できない
- 録音データをMP3などの汎用形式でエクスポートする機能が見当たらない
- 長時間・高頻度で使う場合は有料プラン加入を検討する必要がある
よくある質問(FAQ)



総評:録音・文字起こし・翻訳・要約・名刺交換までこなせる1台
InnAIO TransNoteは、録音・文字起こし・翻訳・要約・名刺交換まで1台でこなせる、多機能なAIスマートレコーダーでした。
本体はカードサイズで薄く、ポケットに入れたり、スマホ背面に装着したりして気軽に持ち運べます。録音した内容を高精度に文字起こしし、そのままAI要約まで行えるため、会議や講演の内容をあとから整理する手間を減らせる点はかなり便利です。
翻訳機能も日常会話レベルであれば十分に実用的でした。GmailやLINEなどで使えるアプリ間翻訳、音声クローン、デジタル名刺交換など、ビジネスシーンで役立つ機能が一通りそろっている点も魅力です。
一方で、専門用語や固有名詞を含む会話では、文字起こしや翻訳に修正が必要な場面もありました。また、録音データをMP3などの汎用形式でエクスポートできない点や、専用MagSafeケースの磁力については、もう少し改善されるとより使いやすくなると感じます。
とはいえ、バッテリー持ちは優秀で、録音・翻訳・要約をまとめて効率化できる利便性は大きいです。海外ユーザーとのやり取りや会議記録、出張先での翻訳・名刺交換をスマートに済ませたい人にとって、かなり実用性の高い1台だと感じました。
◎おすすめできる人
- 海外ユーザーとの会話やメール対応が多い人
- 会議やインタビューの録音・文字起こし・要約を効率化したい人
- 翻訳、録音、デジタル名刺交換を1台でスマートに済ませたい人
▲おすすめできない人
- 録音データをMP3などの汎用形式で細かく管理したい人
- 専門用語や固有名詞を含む会話を常に高精度で文字起こししたい人
- MagSafeケースで強力に固定して持ち歩きたい人
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