HUAWEI(ファーウェイ)から、最新スマートウォッチの『HUAWEI WATCH FIT 5』が登場しました。2026年5月29日に国内発売、通常価格はナイロンベルト版で税込30,580円、フルオロエラストマーベルト版で税込27,280円です。
本製品は、約27gの軽量ボディに1.82インチの大画面AMOLEDディスプレイを搭載したスマートウォッチです。
最大2,500nitsの明るい画面、通常使用で最大約10日間のバッテリー、GPS内蔵、100種類以上のワークアウトモード、心拍数・睡眠・ストレスなどの健康管理機能に対応しており、日常使いから運動記録まで幅広く活用できます。
さらに、薄型のアルミニウム合金ボディや回転クラウン付きの操作性も魅力。スマートウォッチを毎日快適に身につけたい人にとって、見た目・軽さ・機能性のバランスに優れた1台となっています。
先に結論 | HUAWEI WATCH FIT 5はこんな製品
- 強み軽量・薄型で毎日着けやすく、明るい大画面AMOLEDやGPS、健康管理機能まで一通り揃っている点
- 弱み上位モデルのようなサファイアガラスや心電図センサーは非搭載で、本格アウトドア用途ではProに劣る点
- 向く人高級素材や専門機能よりも、普段使いしやすい軽さ・画面の見やすさ・バッテリー持ちを重視したい人
今回、メーカーより本製品(フルオロエラストマーベルト・パープル色)を提供していただきました。
本記事では『HUAWEI WATCH FIT 5』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『HUAWEI WATCH FIT 5』のスペック・仕様表
| 製品名 | HUAWEI WATCH FIT 5 |
|---|---|
| カラー | シルバー、パープル、グリーン、ホワイト、ブラック |
| サイズ | 約42.9 × 約38.2 × 約9.5mm ※厚さはセンサー部分を除いた最薄部の測定値 |
| 重量 | 公称値:約27g(ベルト含まず) 実測値:約53.08g(ベルト含む) |
| 対応手首サイズ | パープル:約120〜190mm シルバー、グリーン、ホワイト、ブラック:約130〜210mm |
| ディスプレイ | 1.82インチ AMOLED |
| 解像度 | 480 × 408ピクセル / 347ppi |
| 最大輝度 | 2,500nits ※ファーウェイラボの試験結果に基づく |
| 本体素材 | アルミニウム合金 |
| ベルト | グリーングレー・ナイロンベルト パープル・フルオロエラストマーベルト グリーン・フルオロエラストマーベルト ホワイト・フルオロエラストマーベルト ブラック・フルオロエラストマーベルト |
| センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、地磁気センサー、光学式心拍センサー、気圧センサー、温度センサー、環境光センサー |
| ボタン | ホームボタン(回転クラウン)、サイドボタン |
| 充電方式 | ワイヤレス充電 |
| 対応OS | Android 9.0以降、iOS 13.0以降 |
| OS | HarmonyOS |
| ストレージ | 64GB(販売ページ表記) |
| 防水・防塵 | 5ATM防水、IP6X防塵 ※浅い水域での水泳などに対応。高温多湿環境や潜水、洗剤類に触れる使用は非推奨 |
| 通信規格 | NFC、Bluetooth 6.0(BR/BLE) |
| GNSS | GPS(L1+L5)、GLONASS、BeiDou(B1I+B1C+B2a)、GALILEO(E1+E5a)、QZSS(L1+L5)、NavIC |
| 主な機能 | GPS、座りすぎ通知、月経周期トラッキング、転倒検知、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、情緒測定、ミニストレッチ、100種類以上のワークアウトモード |
| マイク・スピーカー | 対応 |
| バッテリー持続時間 | 通常使用:約10日間 ヘビーユース:約7日間 常時表示機能/AOD使用時:約4日間 ※使用状況により変動 |
| 充電入力 | 5V-10V DC / 2A |
| 動作環境 | -20℃〜+45℃ |
※参照元:HUAWEI公式サイト(WATCH FIT 5 製品ページ)
HUAWEI WATCH FIT 5とWATCH FIT 5 Proの違いを比較
今回紹介する「HUAWEI WATCH FIT 5」と、同時期に発売された上位モデル「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」のスペック比較表を以下に示します。
▼スペック比較表
WATCH FIT 5は、軽さ・画面の見やすさ・バッテリー持ち・運動記録機能をバランスよく備えたスタンダードモデルです。約27gの軽量ボディで日常的に身につけやすく、価格もProモデルより抑えられているため、普段使いしやすいスマートウォッチを探している人に向いています。
WATCH FIT 5がおすすめできる人
- 軽くて薄いスマートウォッチを毎日快適に身につけたい人
- 通知確認、睡眠記録、心拍数チェック、運動記録をバランスよく使いたい人
- Proほどの高級素材や専門的な機能より、価格とのバランスを重視したい人
一方、WATCH FIT 5 Proは、WATCH FIT 5の基本機能をベースに、より大きなディスプレイ、3,000nitsの高輝度画面、サファイアガラス、チタニウム合金ベゼル、心電図センサー、深度センサーなどを追加した上位モデルです。価格は高くなりますが、素材感や耐久性、アウトドア・スポーツ用途まで重視するなら、より満足度の高いモデルと言えます。
WATCH FIT 5 Proがおすすめできる人
- サファイアガラスやチタニウム合金ベゼルなど、質感や耐久性にもこだわりたい人
- 心電図センサーや深度センサーなど、より多機能なヘルスケア・スポーツ機能を使いたい人
- 価格よりも、画面の明るさや上位モデルらしい完成度を重視したい人
『HUAWEI WATCH FIT 5』のパッケージ内容
HUAWEI WATCH FIT 5の箱を開けると、保護シールが貼られた状態のウォッチ本体が、動かないよう厳重に梱包されていました。
ウォッチ以外には充電器や保証カード、ユーザーマニュアルが付属するのみのシンプルなパッケージ内容です。
内容物一覧
- HUAWEI WATCH FIT 5 本体
- 充電器
- ユーザーマニュアル
- 保証カード
『HUAWEI WATCH FIT 5』の本体外観
HUAWEI WATCH FIT 5 本体の外観について。約42.9 × 約38.2 × 約9.5mmの筐体に、四角形の1.82インチ AMOLEDタッチスクリーンが搭載されています。
側面にはスピーカー穴、ホームボタン(回転クラウン)、サイドボタンが備わっています。画面タッチだけでなく、クラウン操作でもメニューのスクロールなどができるため、直感的な操作が可能です。
▼本体外観(360度)
ベルトはピンバックルタイプ。フルオロエラストマー製のベルトは汚れが付着しても拭き取りやすく、清潔感を保ったまま使いやすい点が魅力です。総重量は実測で約53.08gと、十分に軽量な部類。
裏面には各種センサーと充電端子が用意されています。
付け根のボタンを押しながらベルトを引けば、簡単に取り外し可能。好みや用途に合わせて別売りのストラップへ付け替えることができます。
軽量で快適な着け心地 | 幅広いシーンに適したデザイン
『HUAWEI WATCH FIT 5』の装着感は実に快適。ベルトは柔軟にしなり、手首へ優しくフィットします。ただし、通気性はやや控えめで、夏場などは手首に汗が溜まりやすく感じる場面もあります。気になる場合は、少し緩めに装着して空気が通りやすくするなど、使い方を工夫すると良いでしょう。
総重量が実測で約53.08gと軽く、長時間装着し続けても腕が疲れづらいです。
余計な装飾もないのでシャツやジャケットに合わせても違和感が少なく、仕事中は普段使いのスマートウォッチとして、運動時はランニングウォッチとしてそのまま使えるのが便利です。厚さ約9.5mmの薄型設計に加え、角に丸みを持たせたデザインのため、着けたまま服の袖に腕を通しても引っ掛かりにくく感じました。
また、本体部分は5ATMの防水仕様のため、手洗いや雨、プールでの使用にも対応しています。
プールや海岸の浅瀬での水泳など、日常的なウォーターアクティビティにも対応しています。ただし、温水や石けん、強い水圧がかかる環境、潜水用途での使用は避けた方が安心です。
公式アプリのインストールでスマホと同期
本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておく必要があります。
ペアリングが完了すると、端末アプリ上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどができるようになります。
そして数百種類以上のウォッチフェイスを使用可能。無料と有料のテーマが用意されていますが、無料でも十分にクオリティの高いデザインが揃っています。
WATCH FIT 5のディスプレイ性能|1.82インチ&2,500nitsで視認性良好
HUAWEI WATCH FIT 5は、最大約2,500nitsの高輝度AMOLEDディスプレイを採用しており、昼間の直射日光下でも画面の情報をはっきり確認できます。明るさ「自動調整」をオンにした方が、日光下でより高輝度を得られやすいです。
そして解像度480×408、347PPIの高精細ディスプレイにより、文字やアイコンの輪郭が鮮明に描画され、小さな数値や地図表示も潰れにくく、目の疲れを感じにくいです。
先述した防水性能も含め、屋外での使用にも適した仕様となっています。
なお、ディスプレイの常時表示にも対応しています。
スピーカー&マイク内蔵|通話や音楽再生にも対応
本機はマイクとスピーカーを本体に内蔵しているため、ウォッチ越しの音声通話が可能です。また、アプリ経由でお気に入りの楽曲をウォッチ本体に取り込めば、ウォッチ単体で音楽を再生することもできます。
▼ウォッチ上で音楽を再生している様子
低音は潰れていますが、スピーカーの音圧は強く、中~高音域の音はクリアに響きます。内蔵マイクの収音性も高いため、ウォッチ越しの通話でストレスを感じることはありませんでした。
音声レコーダー機能も用意されており、音声メモや会議中のちょっとした記録を残したい場面でも役立つでしょう。
そのほか、SNSやメールの通知内容をウォッチで確認することも可能。スマホが手元になくてもほとんどの通知内容を把握できる点は便利です。
なお、Androidスマートフォン接続時であれば絵文字返信やクイック返信にも対応しています。
回転式クラウンでスムーズな操作が可能
本製品は側面に回転式クラウンを備えており、ダイヤルのように回転させることで、画面送りやズームイン/アウトなどの操作をスムーズに行うことができます。
▼クラウン操作の様子
反応性は良好。クラウン回転に応じてウォッチが小気味よく振動します。
グローブなどを装着していても操作できるため、ゴルフや登山など、幅広い場面で重宝する機構だと感じました。
64GBストレージ搭載|オフラインマップ保存でルートナビゲーションも利用可能
HUAWEI WATCH FIT 5は64GBストレージを搭載しており、オフラインカラーマップや音楽、文字盤、アプリなどを保存できます。
また、本体にはGPSを含むGNSS機能を内蔵。GPS(L1+L5)、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS、NavICに対応しており、屋外でのランニングやウォーキング、サイクリング時に移動ルートを記録できます。
HUAWEI Healthアプリから地図データをダウンロードしておけば、ウォッチ上でマップを表示しながら屋外ワークアウトを行うことが可能。さらに、GPXルートデータのインポートにも対応しているため、ランニングやウォーキング時にルートを確認しながら移動できます。
ただし、スマホの地図アプリのように目的地を検索して案内するナビというよりは、事前に保存・同期した地図やルートを、内蔵GPSで現在地を確認しながらたどる機能となっています。目的地検索やリアルタイム経路案内を行うスマホナビの代替ではないので注意が必要です。
なお、マップデータとGPSを組み合わせた走行記録は、アプリ上で移動の軌跡を映像として確認できます。あとから見返した際に、どのルートをどれくらいのペースで通過したのかが分かりやすく、ユニークで面白い機能だと感じました。
▼走行軌跡の映像(音楽はアプリによる自動付与)
位置測位精度は十分に高く、少なくとも今回試したような、開けた郊外のランニングコースでは、スマホGPSと比べても大きくズレるような場面はありませんでした。
ワークアウト計測が充実|パンダのガイドで体をほぐせる「ミニストレッチ」も用意
HUAWEI WATCH FIT 5は、日常的な運動から本格的なワークアウトまで幅広く記録できます。
ランニングやウォーキング、サイクリング、筋力トレーニング、水泳など、100種類以上のワークアウトモードに対応しており、普段の運動量を可視化しやすいです。前述したように内蔵GPSも備えているため、屋外ランニングやウォーキングではスマホを持ち出さなくても移動ルートを記録し、移動距離やペース、消費カロリーなども記録できます。
また、ユニークなのが「ミニストレッチ」機能です。首や肩、背中などを中心に、短時間でできるストレッチが複数種類用意されており、パンダのかわいい動きに合わせて軽くストレッチ運動できます。
▼ミニストレッチ中のパンダ
デスクワークの合間や長時間座りっぱなしのタイミングで、軽く体を動かすきっかけを作ってくれるので、運動習慣がない人でも使いやすい機能だと感じました。
日々の健康管理に役立つモニタリング機能
健康モニタリング機能も充実しており、睡眠・心拍数・血中酸素レベルなどの数値を24時間記録(トラッキング)し、データとして可視化・保存しておくことができます。
注意
本製品の測定値は医療目的ではなく、体調管理の目安として活用するものです。体調に不安がある場合は医療機関に相談してください。
ウォッチを手首に装着しているだけで、各パラメータをリアルタイムに計測できます。
ストレス値や情緒状態の目安を確認できる機能も備えています。ウォッチ上で「普通」「平和」といった形で直感的にコンディションを把握できるのが特徴的です。
心身の健康状態が可視化されることで、体調管理を意識するきっかけになり、日々の健康習慣を見直すきっかけになるでしょう。
最大10日間持続するバッテリー
HUAWEI WATCH FIT 5は、通常使用で最大約10日間持続可能なバッテリーを備えています。
記事執筆時点で、WATCH FIT 5を満充電状態から7日間連続で使用していますが、まだ15%のバッテリー残量があります(常時表示オフ・画面明るさ自動調整オン・毎日運動計測・通知オン)。
よほどヘビー利用しなければ、1週間以上使い続けられるのは十分実用的だと言えます。
なお充電スピードも素早く、1時間ほど給電を行うことで満充電近くまであっという間に回復させることが可能です。バッテリー持ち・充電頻度の両面でストレスを感じづらいのも、本機の大きなメリットの一つです。
『HUAWEI WATCH FIT 5』の良かった点・悪かった点
『HUAWEI WATCH FIT 5』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- ビジネスの場でも馴染みやすいスタイリッシュな見た目
- 約27gの軽量ボディで、長時間でも装着しやすい
- 5ATM防水・IP6X防塵
- 1.82インチAMOLED&最大2,500nitsで屋外でも画面が見やすい
- オフラインマップ保存・GPXルート表示に対応
- GPS/GNSS内蔵で、スマホなしでも屋外ワークアウトのルート記録が可能
- マイク・スピーカー内蔵で通話や音楽再生、音声録音にも使える
- 回転式クラウンが便利
- 通常使用で最大約10日間のバッテリー持ち
悪かった点
- フルオロエラストマーベルトは通気性がやや控えめ
- マップ機能は事前保存した地図やルートをたどる用途向き(目的地検索型の本格ナビではない)
- メッセージ返信機能はAndroidのみ
よくある質問(FAQ)



総評:軽さ・見やすさ・使いやすさのバランスが良いスマートウォッチ
HUAWEI WATCH FIT 5をしばらく使ってみてまず感じたのは、軽さ・画面の見やすさ・機能性のバランスがかなり良いということです。
本体は約27gと軽く、長時間着けていても腕への負担は少なめ。1.82インチのAMOLEDディスプレイも明るく、屋外でも通知や運動中の数値を確認しやすいです。回転式クラウンの操作感もスムーズで、タッチ操作だけに頼らず使える点も便利でした。
機能面では、内蔵GPSによるルート記録、オフラインマップ、100種類以上のワークアウトモード、心拍数・睡眠・ストレス値などの健康管理機能を搭載。日常の通知確認からウォーキング、ランニングの記録まで、1台で幅広くこなせます。
ただし、マップ機能はスマホの地図アプリのように目的地を検索して案内するタイプではなく、事前に保存した地図やルートを確認しながら使う機能に留まります。また、サファイアガラスや心電図センサー、深度センサーなどを求める場合は、上位モデルのWATCH FIT 5 Proを選んだ方が満足しやすいでしょう。
それでも、毎日気軽に使えるスマートウォッチとして見ると、HUAWEI WATCH FIT 5の完成度は十分に高いです。高級素材や専門的なスポーツ機能よりも、軽さ・見やすさ・バッテリー持ち・健康管理機能を重視したい人にとって、かなり選びやすい1台だと感じました。
◎おすすめできる人
- 軽くて見やすいスマートウォッチを毎日身につけたい人
- 通知確認・健康管理・運動記録をバランスよく使いたい人
- GPSやオフラインマップを活用して、ランニングやウォーキングを記録したい人
▲おすすめできない人
- 心電図センサーや深度センサーなど、Pro向けの高度な機能を求める人
- サファイアガラスやチタニウムベゼルなど、素材の高級感を重視する人
- 目的地検索までできる本格的な地図ナビ機能を求める人
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