Alldocube(オールドキューブ)から、8.4インチサイズのAndroid 16搭載タブレット『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』が登場しました。
通常価格は税込28,999円ですが、期間限定セール期間中は2万円前後で購入できる場合もあります。
片手でも扱いやすいコンパクトな筐体ながら、UNISOC T7300、最大90Hz表示に対応した1920×1200解像度ディスプレイ、4G LTE通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、Widevine L1などを備えており、動画視聴から電子書籍、ウェブ閲覧、外出先での軽作業まで幅広く使える一台となっています。
さらに、GPS(L1+L5デュアルバンド)やジャイロセンサー、顔認証、6,050mAhバッテリーも搭載。タブレットに必要な機能をしっかり押さえつつ、携帯性と実用性のバランスを重視したモデルです。
先に結論 | iPlay 80 mini Proはこんな製品
- 強み8.4インチの扱いやすいサイズ感に、UNISOC T7300、90Hz表示、4G LTE、Widevine L1を詰め込んだ実用性の高さ
- 弱み高負荷な3Dゲームや本格的なクリエイティブ作業には向かず、ケースも別売り
- 向く人動画視聴、電子書籍、SNS、ウェブ閲覧、外出先での軽作業をコンパクトな1台で済ませたい人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』のスペック・仕様表
| 製品名 | ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro |
| OS | Android 16 / ALLDOCUBE OS 5.0L |
| ディスプレイ | 8.4インチ IPS |
| 解像度 | 1920 × 1200 |
| リフレッシュレート | 最大90Hz |
| 輝度 | 標準450cd/m² |
| 画素密度 | 270ppi |
| タッチパネル | 10点マルチタッチ / In-cellフルラミネーション |
| Widevine | Widevine L1対応 |
| CPU | UNISOC T7300 オクタコア |
| CPU構成 | 2×Cortex-A78 2.2GHz + 6×Cortex-A55 2.0GHz |
| プロセス | 6nm |
| メモリ | 8GB LPDDR4X + 最大8GB仮想メモリ |
| ストレージ | 128GB UFS |
| 外部ストレージ | microSDカード対応 |
| フロントカメラ | 500万画素 |
| リアカメラ | 1,300万画素 / オートフォーカス / LEDフラッシュ対応 |
| スピーカー | デュアルフルボックススピーカー / スマートアンプ |
| マイク | 内蔵マイク×1 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| 通信 | 4G LTE対応 / デュアルSIM対応 |
| 対応バンド | GSM:B2/3/5/8、WCDMA:B1/2/5/8、FDD:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B、TDD:B38/40/41 |
| SIM | nanoSIM×2 + microSDカード、3スロット中2つを選択するトレイ |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 / 802.11 a/b/g/n/ac/ax / デュアルバンド |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| 測位 | GPS(L1+L5デュアルバンド)、Beidou、Galileo、Glonass |
| センサー | 重力センサー、光センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、ホールセンサー、モーター |
| 端子 | USB Type-C(USB 2.0) |
| Type-C機能 | 充電 / OTG / データ転送 / Type-Cアナログイヤホン対応 |
| イヤホンジャック | Type-C経由 |
| バッテリー | 6,050mAh / 3.85V ポリマー電池 |
| 充電 | PD 18W急速充電対応 |
| 本体サイズ | 202.7 × 126 × 7.3mm |
| 本体重量 | 約305g(実測値) |
※参照元:ALLDOCUBE公式サイト(iPlay 80 mini Pro製品ページ)
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』のパッケージ内容
箱を開けると、保護シールが貼られた状態のタブレットが収まっていました。
パッケージにはタブレットやUSB-Cケーブルに加え、USB Type-C to 3.5mm変換ケーブルも付属しており、有線イヤホンも使えるようになっています。
内容物一覧
- タブレット本体
- 電源アダプタ(最大10W)
- USB-Cケーブル
- USB Type-C to 3.5mm変換ケーブル
- SIMカードピン
- ユーザーマニュアル
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』の本体外観
タブレットの本体サイズは約202.7 × 126 × 7.3mmと小柄。8.4インチディスプレイを搭載したシンプルな外観です。デザイン・サイズ感的には旧機種「iPlay 70 mini Pro」とほぼ同じです。
前面中央には5MPフロントカメラを、背面には13MPリアカメラを備えています。
筐体素材には高級感こそありませんが、強めに力を加えても軋み音はほとんどなく、造りはしっかりしていると感じられます。無駄な装飾のないシンプルさが魅力です。
厚みは7.3mmと比較的薄く、カバンなどに入れて持ち運んでもかさばりません。本体重量は実測で約305gと軽く、長時間手に持ち続けても腕が疲れにくいです。
インターフェース構成
続いてインターフェースについて紹介していきます。
右側面には電源ボタン、音量調節ボタンが用意。左側面にはカードスロットが備わっています。
カードスロットはハイブリッド仕様で、nano SIM×2またはnano SIM+microSDカードの構成に対応します。microSDカードを使う場合は、2枚目のSIMとは排他になります。
本機は4G LTEに対応しており、日本の主要バンドを広くカバーしていますが、実際の対応可否はSIM仕様をご確認ください。
上下の両方にスピーカーグリルが用意されているほか、下部にはType-C (USB 2.0) ポートが備わっています。
このように、最低限のボタン・ポートが備わったシンプルな設計となっています。
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』のAnTuTuベンチマークテスト結果
本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』(V11.1.2)を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照結果として、約66万点のスコアを記録しました。
旧機種「iPlay 70 mini Pro」が約50万点だったのに対し、約16万点ほどスコアが向上。8インチクラスのコンパクトタブレットとしてはかなり健闘している印象です。
セール時2万円前後という価格帯でAnTuTu約66万点の性能、90Hz表示、4G LTE、Widevine L1まで備えている点を考えると、コストパフォーマンスはかなり高いモデルと言えるでしょう。
以下からは、実際に使用した感想について紹介していきます。
携帯性に優れた8.4インチ | FHD解像度・90Hz描画で見やすい
本機のように小型かつ軽量なタブレットは持ち運びに適しているだけでなく、長時間持っていても腕が疲れにくいため、読書や動画視聴など、コンテンツ視聴用端末としても最適だと感じます。
持ち歩きたくなる、ちょうど良いサイズ感。電子書籍用の端末としても重宝するでしょう。
8.4インチ IPSスクリーンは1920 × 1200(FHD)解像度に対応しており、Webサイト閲覧時には細かな文字まで十分に読みやすいです。90Hzリフレッシュレート対応でページスクロールも滑らか。
ただ、設定にリフレッシュレートの切り替え項目はなく、表示は常時90Hz動作となるようです。バッテリー重視で60Hzなどに落とすことはできない点がややネック。
発色も良好。ゲームや映画、アニメなどでもカラフルな映像を楽しめます。
ベゼル幅(非表示領域)は実測で、左右が約7mm、上端が約11mm。8.4インチクラスとしては標準〜やや細めであり、没入感と持ちやすさのバランスが取れた設計です。
映像コンテンツ視聴をメイン目的にタブレットの購入を検討している方でも、満足度の高い体験が可能でしょう。
ちなみに、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高374nitの明るさでした。
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
直射日光下ではやや見づらさを感じるかもしれませんが、日中の明るい室内では十分見やすいレベルです。
Web閲覧・動画視聴は快適 | 普段使いには十分な性能
ウェブサイト閲覧・動画視聴など、一般的なタブレット作業で本機のパフォーマンスを検証してみました。
まず、ウェブブラウジングは非常に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであってもスムーズに閲覧することができました。
また、YouTubeなどの動画サイトを閲覧した場合においても、高画質設定で支障なく再生できました。発色も良く、アニメから実写映画まで、満足度の高い映像体験を楽しめます。
WidevineはL1サポートとなっており、NetflixやPrime Videoなどの対応サービスをHD画質で視聴できます。
以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、基本的なタブレット作業は何の問題もなく快適に行うことができました。
動画視聴にも十分なスピーカー品質 | 音量・クリアさをチェック
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』は、本体上下にスピーカーグリルを備えており、コンパクトなタブレットながらパワフルな音量でサウンドを楽しめます。
▼音質確認の様子
実際に動画や音楽を再生してみると、低音の響きはやや控えめですが、中〜高音域の響きはかなりクリアに感じられました。ニュース動画やYouTube、映画のセリフなども聞き取りやすく、この価格帯のタブレットとしては十分に良好な音質です。
また、上下方向から音が出るので、音に多少の広がりも生まれます。音圧も予想以上に強めで、手軽に動画を観る程度であれば、本体スピーカーだけでも十分楽しめます。
さらに、付属のUSB-C to 3.5mm変換ケーブルを使えば、有線イヤホンや外部スピーカーへ音声を出力することも可能。低音重視のサウンドを期待すると少し物足りなさはあるものの、全体としてはクリアで聴きやすく、本機のスピーカー品質はかなり優れていると感じました。
カメラ性能の検証
本機に搭載されているカメラの性能について確認してみました。
まずフロントカメラで撮影した写真について。
フロントカメラについては、5MPクラスとしてはクリアだと感じました。細部を見るとややぼやけた印象は受けるものの、輪郭は十分につかめています。発色も自然で、変に強調された感はありません。
また、動画撮影時には致命的なブレや強い残像は出にくく、映像が破綻するレベルではありませんでした。
記念写真などの撮影には向きませんが、Web会議やオンライン授業、ビデオ通話用途であれば問題なく使えるレベルです。
▼(参考)フロントカメラで録画した動画
続いてリアカメラで撮影した写真について。
リアカメラは13MPということもあり、フロントカメラよりも明らかに鮮明です。カメラ性能を重視したモデルほどの精細さはないものの、動かした際の残像感は少ないため、メモ用途の撮影や記録用の動画であれば十分実用的です。
▼(参考)リアカメラで録画した映像
総じて、本機のカメラは高画質撮影を主目的にするレベルではありませんが、記録・通話・資料撮影といった用途にはきちんと対応できる性能だと感じました。
ゲーミング性能の検証
ALLDOCUBE iPlay 80 mini Proでゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。
PUBG
『PUBG』について、グラフィッククオリティは『HDR』まで選択できました。
実際に試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。
▼ "HDR" 画質では、遠方まで鮮明に描画されて見やすいです。
激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などはほとんど生じません。
8.4インチの筐体は横持ちでプレイするのにちょうど良く、仮想コントローラーのボタン同士の間隔も近いため、タップ操作しやすいです。
▼PUBGプレイの様子(HDR設定)
PUBGではHDR設定で動作に支障はなく、快適なプレイが可能でした。
マインクラフト
マイクラをプレイしてみましたが、基本的にはスムーズかつ快適に操作できました。
▼大規模チャンク読み込み時にも処理の重さを感じません。
大規模バイオームを生成する際に一瞬だけフレームレート低下を感じる場面もありましたが、基本的には支障なくプレイを楽しめました。
▼マインクラフトプレイの様子
原神
重いゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では設定次第でスムーズにプレイすることが可能でした。
画質設定はデフォルト状態で "最低" に設定されていましたが、"中" まで上げても体感で30fps前後を維持して遊ぶことができました。
中画質設定でも映像は十分に綺麗な印象で、没入感のあるゲーム体験が可能でした。敵が大勢密集する場所でフレームレート低下が生じる場面もありましたが、通常のゲームプレイに支障はなく、遊びやすかったです。
▼原神プレイの様子(中画質)
一般的な作業であれば長持ちするバッテリー
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』は、6,050mAhバッテリーを内蔵しています。
実際に使ってみると、ウェブ閲覧や動画視聴、SNS、電子書籍といった一般的なタブレット用途であれば、バッテリー持ちは十分に良好だと感じました。外出先に持ち出して使う場合でも、よほどヘビー利用しなければ1日中安心して使える印象です。
一方で、高負荷なゲームをプレイすると、背面がやや熱を持ち、バッテリーの減りも明らかに速くなります。実際にゲーム用途で使った場合、2時間ほどでバッテリー残量が20%前後まで低下する場面もありました。長時間ゲームを楽しみたい場合は、充電器をそばに用意しておいた方が安心です。
なお、本機はPD 18W急速充電に対応していますが、付属の電源アダプターは最大10W出力です。そのため、18Wで充電したい場合は、対応の充電器を別途用意する必要があります。
全体として、バッテリー容量・駆動時間ともにこの価格帯のタブレットとしては十分な性能です。動画視聴やウェブ閲覧を中心に使うなら、外出先でも頼りになるバッテリー持ちだと感じました。
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』のメリット・デメリット
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
良かった点
- 8.4インチ・約305gのコンパクト設計
- FHD解像度・90Hz表示に対応
- AnTuTu約66万点で、普段使いはかなり快適
- Widevine L1対応
- 4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSなど通信・測位機能が充実
- スピーカー品質が良い
- 軽めのゲーミングにも対応可能
- セール時2万円前後ならコストパフォーマンスが高い
悪かった点
- リフレッシュレートの切り替えに非対応
- 直射日光下では画面がやや見づらい
- 高負荷ゲームでは発熱しやすく、バッテリー消費も速い
- 18W充電対応ながら、付属アダプターは最大10W出力
よくある質問(FAQ)



総評:コストパフォーマンスはかなり優秀な一台
『ALLDOCUBE iPlay 80 mini Pro』は、携帯性・映像品質・基礎性能などがバランスよく仕上がっている小型タブレットでした。
筐体は薄型かつ軽量で、片手でも扱いやすいため、電子書籍やWeb閲覧、動画視聴用の端末として非常に使いやすいです。FHD解像度・90Hz表示・Widevine L1対応により、動画視聴時の満足度も高く、普段使いにおいて大きな不満はありませんでした。
AnTuTuベンチマークテストでも約66万点を記録し、価格を考えると処理性能は十分優秀と言えます。PUBGやマインクラフトのようなゲームを快適に遊べるほか、原神のような重めのタイトルでも設定を調整すれば楽しめました。
一方で、高負荷なゲームを長時間プレイすると、発熱やバッテリー消費はやや目立ちます。カメラもあくまで記録・通話向けで、本格的な撮影用途には向きません。このあたりは、価格を考えるとある程度割り切って見ておきたいポイントです。
とはいえ、セール時に2万円前後で購入できることを考えると、コストパフォーマンスはかなり優秀な一台でした。
大画面タブレットではなく、気軽に持ち歩ける実用的な小型Androidタブレットを探している方には、十分おすすめできるモデルだと思います。
◎おすすめできる人
- 片手で扱いやすい小型Androidタブレットを探している人
- 動画視聴、電子書籍、Web閲覧、SNSを快適に楽しみたい人
- 2万円前後で性能と機能のバランスが良いタブレットを選びたい人
▲おすすめできない人
- 原神などの高負荷ゲームを高画質・長時間プレイしたい人
- カメラ画質やクリエイティブ作業性能を重視する人
- 画面サイズの大きさやPCライクな作業性を求める人
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