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ガジェットレビュー スマホ・タブレット

『Xiaomi Pad 6 Pro』レビュー | AnTuTu100万点超えの高性能Androidタブレット

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きな中国在住WEBコンテンツクリエイター。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを分かりやすく紹介していきます。

中国のXiaomi(シャオミ)は2023年4月、同ブランドの最新タブレットとして「Xiaomi Pad 6 Pro」を発売した。

2022年8月発売の12.4インチ型タブレット『Xiaomi Pad 5 Pro 12.4』の後継機にあたるモデルであり、全体的な性能が大幅に向上している。

記事執筆時点で中国においてすでに販売が開始されており、以下の4モデルが用意されている。

  • 8GB RAM+128GB ストレージ:2,499元(約4.9万円)
  • 8GB RAM+256GB ストレージ:2,799元(約5.5万円)
  • 12GB RAM+256GB ストレージ:3,099元(約6万円)
  • 12GB RAM+512GB ストレージ:3,399元(約6.7万円)

今回、提携先より本製品の8GB RAM + 128GBストレージモデルを提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

▼旧機種のレビュー記事はコチラ

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▼同時期に発売されたXiaomiスマホのレビューはコチラ。

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AnTuTu100万点超えの高性能Androidタブレット

今回紹介する『Xiaomi Pad 6 Pro』は、Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1搭載で優れたパフォーマンスを発揮する、ハイエンドAndroidタブレットだ。

ブランド Xiaomi
モデル名 Xiaomi Pad 6 Pro
カラー ブラック、ゴールド, ブルー
OS MIUI 14(Android 13ベース)
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
RAM 8GB / 12GB
ストレージ 128GB / 256GB / 512GB
ディスプレイサイズ 11インチ
解像度 2880×1800(WQXGA+)
リフレッシュレート 最高144Hz
SIMカード 非対応
マイクロSDカード 非対応
対応通信規格 Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.2
GPS 非搭載
バッテリー容量 8,600mAh(67W高速充電対応)
搭載ポート USB Type-C(3.2 Gen 1)
スピーカー クアッドスピーカー Dolby Atmos対応
搭載カメラ フロント:20MP
リア:50MPメイン + 2MPサブ
本体サイズ 253.95×165.18×6.51mm
本体重量 約490g

11インチディスプレイは2880×1800(WQXGA+)解像度および最高144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、迫力のある大型画面で美しく滑らかな映像を楽しむことが可能だ。

ポートはUSB Type-C(3.2 Gen 1)を採用。高速データ伝送に対応するほか、外部映像出力も可能だ。

CPU(SoC)には "Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1" を採用。RAMは8GB/12GB搭載しており、大抵の作業を快適にこなせる性能を擁している。

OSはAndroid 13ベースのMIUI 14を採用。一般的なAndroidデバイスと同様の扱い方が可能だ。

計4基のDolby Atmos対応スピーカー(クアッドスピーカー)が搭載されており、立体感のある高品質サウンドを楽しむことが可能だ。

前面には20MP(メガピクセル)のフロントカメラが、背面には50MPメインカメラ + 2MPサブカメラが内蔵されており、風景撮影からオンライン通話まで、幅広い用途に活用することが可能だ。

そして8,600mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、公式は50時間を超える連続稼働時間を謳っている。67Wの高速充電にも対応しており、わずか62分間で満充電可能となっている。

一方、旧機種と同様にカードスロットは用意されておらず、マイクロSDカードの挿入によるストレージ拡張や、nanoSIMカード挿入によるLTE通信などには非対応となっている。

LTE通信やGPS通信を行うことが出来ないため、本製品は主に自宅やWi-Fi環境のある施設で作業やゲームを楽しむ用途に向いていると言えるだろう。

ちなみに、専用の『キーボード付きカバー』や『スタイラスペン』の販売も行われており、購入することで作業用デバイスとしての利便性を大幅に向上させること出来るだろう。

以上の通り、旧機種と比べてあらゆる点で向上を果たした、最新の高性能Androidタブレットとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • タブレット本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB Type-Cケーブル
  • 電源アダプター

▼タブレットの外観。11インチディスプレイを搭載したスタイリッシュなデザイン。

▼前面中央には20MPのフロントカメラを内蔵。

▼背面の様子。

▼背面には50MPメインカメラ + 2MPサブカメラが搭載。

▼背面は金属特有の鈍い光沢が見られ、手触りもサラサラして汚れも付着しづらく、高級感がある。

▼本体重量は約490gであり、長時間持ち続けても疲れることは無い。

▼厚みは6.51ミリと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも邪魔にならないだろう。

続いてインターフェースについて紹介していく。

▼右側面には音量調節ボタンが搭載。

▼後継モデルでカードスロット搭載機のリリース予定があるのか、謎の窪みが用意されている。

▼左側面の様子。

▼上部には電源ボタン、計2基のDolby Atmos対応スピーカーが搭載。電源ボタンは指紋認証に対応している。

指紋認証制度は優れており、電源ボタンにパッと指をかざすことで瞬時にロックを解除することが可能だ。

▼下部にも計2基のDolby Atmos対応スピーカーが搭載されているほか、USB Type-C(3.2 Gen 1)が用意。

USB 3.2 Gen 1対応ポートの利用で外部モニター等への映像出力も可能だ。

上下計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)を搭載することで、立体的なサウンドを実現する。

本製品は専用スタイラスペンに対応しており、ペンを用いることでイラスト制作や文字描画などをより直感的に行うことが可能となる。

以上の通り、薄型の筐体に最低限のポート類のみが搭載されたインターフェース構成となっている。

カードスロットが用意されていないため、マイクロSDカードやSIMカードの挿入に対応していない点に注意したい。

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

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結果として、約105万点のスコアを記録することが出来た。

旧機種「Xiaomi Pad 5」が約57.3万点、「Xiaomi Pad 5 Pro」が約68.8万点を記録したのに対し、約40万点近くもスコアが向上している。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、『原神』などの激重ゲームアプリでも60fps安定で快適に遊ぶことのできる性能の高さだ。仕事や動画視聴、ゲーミング用のタブレットを探している幅広い方にオススメできるモデルである。

それでは以下からは、実際に使用した感想について紹介していく。

WQXGA+・144Hzの美しく滑らかな映像

本機の11インチディスプレイは 2880×1800(WQXGA+)解像度、144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しむことが可能だ。

▼リフレッシュレートは設定アプリより切り替えることが出来る。

▼ウェブサイト閲覧時も、細かい文字まで明瞭に表示されるため見やすい。ページスクロールもなめらかで心地よい。

▼ディスプレイの発色が良く、ゲームや映画、アニメなどでもカラフルな映像を楽しめる。

▼144Hzの高リフレッシュレートで描画される映像は実に滑らかで、画面移動の激しいアクションゲームやシューティングゲーム等においても、ストレスなく操作できる。

ゲーミングや映像視聴をメイン目的にタブレットの購入を検討している方でも、満足度の高い体験が可能だろう。

ほとんどの作業を快適にこなすことが可能

本機のパフォーマンスを確認するため、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは実に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼ほとんどのウェブサイトが一瞬で表示される。

画像やスクリプト多めのサイトでも、読み込み時に遅延を感じたり、スクロール時にカクつきを感じることも無かった。

また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼最高画質設定の動画を、スムーズに視聴することが出来た。

▼実写映画からアニメまで、満足度の高い体験が可能だ。

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことが出来た。

品質の高いクアッドスピーカー

本機には計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)が搭載されており、立体感のあるサウンドを楽しむことが出来る

Dolby Atmos対応スピーカーということもあって音質は良好で、中~高音域に関しては非常にクリアに響き渡るサウンドを楽しめた。

低音こそあまり響かないものの、クアッドスピーカーのおかげで音圧は強く、十分に迫力のある音を楽しむことが出来た。音に立体感もあるため、ゲーミング時やメディア視聴時にも臨場感のある体験が可能だろう。

この価格帯のタブレットで、ここまでの音質を実現できている点には素晴らしいと言える。

なお、設定アプリにはサウンド効果の調整項目が用意されており、イコライザーのプリセット等を切り替えることが出来る。

実用性の高いフロント・リアカメラ

また、本機に搭載されていカメラについても確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

全体的に画質が良く明るく、人物の表情から背景の様子に至るまで、クリアに映し出すことが出来ていた。

激しく動いても残像などはほとんど発生せず、ウェブ会議やオンライン授業に利用しても全く問題ない品質だろう。

▼実際にリア(背面)カメラで撮影した画像。

背面カメラについても、フロントカメラ以上に鮮明で美しい写真を撮影することが可能であった。発色も良く、肉眼で見た場合に近い色合いを実現している。

遠景から近景まで、明瞭な写真を撮影することができた。

ゲーミング性能の確認

各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認した。

ちなみに本機には "ゲームターボ(Game Turbo)" 機能が用意されており、スマホ処理をゲーム向けに最適化することが出来る。

▼ゲームアプリ起動中に画面端をスワイプすることで、ゲームターボウィンドウを表示。画面録画やボイスチェンジャーなど、ゲーミングに関する様々な便利機能を利用できる。

▼各ゲームアプリに対する処理能力をブーストして、パフォーマンスを最適化させることも可能。

『PUBG』プレイ時

まずは『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては、現時点の最高設定である『FHD』までを選択することが出来た。

▼フレーム設定も "ウルトラ" まで選択可能。

実際に試合に参加してみたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能であった。

▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画される。

▼大きめの11インチディスプレイでは索敵もしやすい。

激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどなかった。

また、144Hzの高リフレッシュレートのおかげで、全体的に動きがとても滑らかに描画される。クアッドスピーカーにより、立体的なサウンドで敵の迫る方向を察知できるため、本気でゲームを楽しみたい方にも満足感の高い体験を提供できるだろう。

なお、PUBGを最高画質設定でプレイした場合でも、60fps前後安定でゲームを楽しむことが出来ていた。

『原神』プレイ時

"激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』であるが、本機ではスムーズにプレイすることが可能であった。

▼画質設定はデフォルト状態で "" に設定されている。

▼カスタマイズ設定で画質全般を "高" 以上に引き上げると負荷は "非常に高い" となるが、依然としてスムーズなゲームプレイが可能であった。

▼ゲーミングPCでプレイした場合に負けず劣らず、実に美しく滑らかな描画で原神を楽しめる。

▼激しく動いた場合でもカクつきや遅延を感じることはほとんどなかった。

なお、原神を高画質設定以上でプレイした場合でも、60fps前後安定でゲームを楽しむことが出来ていた。

『原神』クラスの激重ゲームでもこれだけ快適に遊べるのであれば、大抵のゲームアプリはスムーズに動作するだろう。

以上の通り、ゲーミング用途にも活用できるほどのパフォーマンスを発揮するタブレットとなっている。

非常に長持ちする大容量バッテリー

本製品には8,600mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、非常に長時間の連続利用が可能だ。

実際に満充電の状態から5時間ほど処理の重いゲームアプリを連続して遊んでみたところ、40%ほどしかバッテリーが減っておらず、1日以上持続可能な充電残量を残していた。

▼公式は50時間を超える連続稼働時間を謳っている。

普通にタブレットを利用する分には、1~2日ほど充電ケーブルに接続しなくても問題ないだろう。

また、本製品は67Wの高速充電にも対応しており、少しの充電時間で一気にバッテリーを回復できる点も実用性の高さを向上させていると言えるだろう。

ただ、高負荷での連続使用時には背面が熱くなった。決してパフォーマンスに大きな影響を与えるレベルではなく、持っていられないほどでもないが、やや心配になる発熱であった。

『Xiaomi Pad 6 Pro』のまとめ

今回紹介した『Xiaomi Pad 6 Pro』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュで高級感のある筐体デザイン
  • あらゆる作業を快適にこなせる高性能スペック
  • WQXGA+解像度・144Hz高リフレッシュレート対応
  • 『原神』など激重ゲームアプリも60fps安定で快適にプレイ可能
  • 音質の良いクアッドスピーカー
  • 実用的なカメラ性能
  • 長持ちする大容量バッテリー
  • USB Type-C(3.2 Gen 1)採用
  • DP Alt Mode対応

悪かった点

  • 高負荷時の発熱が気になる
  • カードスロット非搭載
  • GPS非搭載

以上の通り、AnTuTuベンチマークテストで100万点超えのハイスコアを記録するパフォーマンスを実現しつつ、あらゆる点で高いレベルで作り込まれたAndroidタブレットとなっている。

基本性能が優れている点は言うまでもなく、筐体自体も洗練されたデザインとなっており、持ち運びや拡張性にも優れている。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、ゲーミングにおいても優れたパフォーマンスを発揮するため、ゲーム目的でタブレットを探している方にもオススメだ。Dolby Atmos対応クアッドスピーカーの音質も良いため、満足度の高いサウンド体験も可能だ。

USB Type-C(3.2 Gen 1)を採用しており、高速データ伝送や急速充電に対応している点も、利便性向上に貢献している。

フロント・リアいずれのカメラの性能も高く、記念撮影やウェブ会議、オンライン授業などの用途にも十分に活用できるレベルとなっている。

一方でカードスロットが用意されておらず、マイクロSDカードやSIMカードの挿入対応していない点はやや残念だ。LTE通信やGPS通信を行うことが出来ないため、本製品は主に自宅やWi-Fi環境のある施設で作業やゲームを楽しむ用途に向いていると言えるだろう。

何はともあれ、高性能なタブレットを探している方には、間違いなくオススメできるモデルだろう。

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