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『AfterShokz OpenComm』レビュー!ウェブ会議におすすめの骨伝導ヘッドセット

2021-02-08

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

  • ウェブ会議用のマイクが欲しい!
  • 長時間装着しても疲れないイヤホンが欲しい...

新型コロナウイルスの影響により、最近では自宅で仕事をする『リモートワーク』や、遠隔会議に参加する『ウェブ会議』という形態が一般化しつつある。

いずれの場合においても必要となるものが、こちら側の声を相手に伝えるための "マイク" である。

しかし、市場には非常に多くのマイクが出揃っており、初めて購入する方にとっては、どのモデルを選べば良いのか迷ってしまうのではないだろうか。

そこで今回オススメするのが、高性能なノイズキャンセリングマイクを搭載した、骨伝導ワイヤレスヘッドセット『AfterShokz OpenComm』である。

今回はこの『AfterShokz OpenComm』について、実際に利用した感想を元にレビューしていこうと思う。

骨伝導ワイヤレスヘッドセット『AfterShokz OpenComm』

『AfterShokz OpenComm』は、高性能なノイズキャンセリングマイクを搭載した、骨伝導式のワイヤレスヘッドセットである。

音楽と会話のいずれも楽しむことが出来るため、ウェブ会議用マイクスピーカーとしてはうってつけの製品だ。

骨伝導 通話専用 OpenComm Slate Gray AfterShokz 骨伝導イヤホン ワイヤ レスヘッドホン テレワーク在宅ワークに最適 最強ノイズキャンセリングマイク運転中の通話でもきちんと相手に届きます
Aftershokz

ブランド Aftershokz
スマートグレー
接続方式 NFC , Bluetooth
耐水レベル IP55
本体サイズ 20 x 15 x 10 cm
本体重量 50 g

▼公式の紹介動画

『AfterShokz OpenComm』は通常のイヤホンとは異なり、頬骨からの振動で鼓膜に音を伝えることができる。

▼次世代技術である "骨伝導"

そのため、使用中でも常に耳穴を開放しておくことができるため、ヘッドセットからの音声と周囲の音を両方とも認知することが可能だ。また、長時間装着し続けて際でも疲れづらくなっており、鼓膜へのダメージも最小限に抑えることが出来る。

そして本体には高性能なノイズキャンセリングマイクが搭載されており、周囲からのノイズ(環境音)をシャットアウトして、自身の声のみを相手側に伝えることが出来る。

これにより、ストレスのない高品質なウェブ会議を実現することが出来るのだ。

またフィット感は抜群であり、メガネやマスクを装着していても、本機を同時に装着することができる。

高度な防水・防塵性能(IP55等級)を備えているため、汗や水滴が付着しても壊れづらい設計となっている。ウェブ会議だけでなくスポーツ用途にも使用できるなど、汎用性に優れたヘッドセットであると言える。

本体および付属品について

本体および付属品について紹介していく。

▼本体外箱の様子。

 

フタを開けると、専用ケースがすっぽりと収まっている。

▼内容物をすべて取り出した様子。

▼製品説明書および保証書は日本語に対応しているため、分かりやすい。

製品の内容物一覧は以下のとおりである。

内容物一覧

  • ヘッドセット本体
  • 専用ポーチ
  • 説明書一式
  • 保証書
  • USBマグネット式充電ケーブル

本機の保証期間は、製品購入後2年間有効となっている。

持ち運ぶ際は、専用ポーチにケーブルを含めたすべての付属品をまとめて入れておくことが出来る。

▼付属の充電ケーブル。

▼充電ポートの接続部はマグネット吸着式となっており、汗や水滴などが付着しても壊れづらい設計となっている。

非常に軽くてコンパクトな筐体

本製品の筐体は、非常にコンパクトかつ洗練されたデザインとなっている。

▼上から見た図。

▼下から見た図。

▼横から見た図。

フレームはチタン製となっており、頭部の形状に合わせて柔軟に変化させることができる。本体重量もたったの50グラムとなっているため、手に持ってみるとあまりの軽さに驚かされる。

▼右耳側の外部には、音楽再生/停止、通話開始/終了などのハンズフリー操作を行うことが出来るファンクションボタンが搭載。

▼右耳側の下部には、充電ポートのほか、音量調整/電源ボタンが用意されている。

そして左耳側には、200度以上の可動領域をもった折りたたみ可能なマイクが搭載されている。

▼マイクを使用しない場合は、耳側へ折りたたんで収納しておくことが出来る。

このように、コンパクトな筐体に最小限のインターフェースのみが搭載された、非常にシンプルな造りとなっている。

初めて本製品を触る方でも、問題なく扱うことが出来るだろう。

接続(ペアリング)方法

本機をデバイスへ接続する方法はいたって簡単。

右耳側の電源ボタンを5秒以上長押しすると、ランプが赤・青に点滅する。

この状態でペアリングスタンバイとなっており、デバイス側に『OpenComm by AfterShokz』の名前で表示される。

あとはデバイス側で選択するだけで、接続は完了だ。

実際に使用した感想

それでは、本機を実際に使用した感想について述べていく。

非常に快適な通話を実現

本製品に搭載されているノイズキャンセリングマイクの感度は素晴らしく、非常に快適な通話を実現することができた。

実際に本機を使用してSkypeやLINE等で通話を行ってみたが、こちら側の声を相手にかなり明瞭に伝えることが出来ていた。

周囲の環境音がウルサイ場合においても、ノイズを除去して私の話し声のみが届けられていたようだ。

ノイズキャンセリング機能がかなり優秀であることが伺える。

そしてハンズフリーでの会話が可能であるため、両手を開放した状態で終始会話が出来る点がGOOD。

ウェブ会議向けのヘッドセットとしては自身をもってオススメできる出来だ。

音楽再生時にも満足度の高い体験が可能

音楽を視聴する際にも、1万円クラスのイヤホンと大差ないクオリティで楽しむことが出来た。

ただし、低音に関しては従来型のイヤホンより弱く感じた。

また、ボリュームを上げ過ぎると、頬骨への振動が強くなってしまうため、気になる方にとっては要注意だ。

スポーツ用途にも使用可能

本製品はIP55等級の防水・防塵性能を擁しており、汗や水滴などで故障する心配が低減されている。

そのため、スポーツ用途のイヤホンとしても十分に使用することが可能だ

実際に私も本製品を使用してランニングを行ってみたが、耳穴が解放されている分、周囲の音が耳に入ってくるため事故などの危険性を減らすことが出来ていた。

▼従来型イヤホンでは耳穴を塞いでしまうため、周囲の音が聞こえず危険。

また、汗が耳穴とスピーカー部のあいだに入り込み、不快な思いをするといった従来型イヤホンのデメリットが完全に払しょくされていた

この快適さは、一度骨伝導イヤホンを体験してみないと分からないだろう。

長持ちするバッテリー

本製品は、満充電状態から15時間以上の連続使用が可能だ。

そのため、通常の使用方法であれば、3,4日間は充電せずに使い続けることが出来る。

また、バッテリー残量が低下した際にも、10分間の充電で2時間の使用が可能になる、急速充電が可能となっている。

急に使用する必要が発生した場合にも安心だ。

音漏れは発生しやすい

一方で、骨伝導ヘッドセットは、通常のイヤホンよりも音漏れが発生しやすい。

自宅や屋外など音漏れを気にする環境でなければ問題は無い。

ただし、満員電車などの不特定多数が密集する場においては、ボリュームに注意を払ったほうが良いだろう。

『AfterShokz OpenComm』のまとめ

今回紹介した『AfterShokz OpenComm』について、特長をまとめると以下の通りである。

良かった点

  • 高性能なノイズキャンセリングマイクを搭載
  • クオリティの高い音質
  • コンパクトかつ軽量な筐体デザイン
  • スポーツ用途にも使用可能
  • 急速充電に対応
  • 長持ちするバッテリー

悪かった点

  • 音漏れは発生しやすい
  • 低音には弱い

上記の通り、ウェブ会議向けのマイクスピーカーとしても、スポーツ用のイヤホンとしても利用できる、汎用性の高い骨伝導ヘッドセットとなっている。

ノイズキャンセリングマイクの感度は良好で、小さな話し声でもシッカリと拾って、相手側に明瞭に届けることができる。

本体重量もたったの50グラムとなっており、長時間装着し続けても疲れを感じることは無いだろう。

また、耳穴を開放しておけるイヤーフリー構造のため、会話を楽しみつつ、周囲の音にも注意を払うことが出来る。

例えばイヤホンをしていたせいで宅急便(インターホン)に気が付かなかった、といった事態が起こるのを防ぐことも出来るだろう。

ウェブ会議用のヘッドセットを探している方は、ぜひオススメしたい一品だ。

骨伝導 通話専用 OpenComm Slate Gray AfterShokz 骨伝導イヤホン ワイヤ レスヘッドホン テレワーク在宅ワークに最適 最強ノイズキャンセリングマイク運転中の通話でもきちんと相手に届きます
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