2026年7月16日、Dreame(ドリーミー)から約1.1kgの軽量ボディと80AWの吸引力を両立したコードレススティック掃除機『Dreame S1』が登場しました。
通常販売価格は税込39,800円です。
前後左右へ自在に動かせるデュアル回転ブラシや、髪の毛の絡まりを抑える「TangleCut」機能を搭載。最大40分の連続運転にも対応しており、普段使いには十分な性能を備えています。
「Dreame S1 Station」(税込59,800円)とは異なり自動集塵ステーションは付属しませんが、そのぶん価格は抑えめ。マグネット式の充電ベースに置くだけで収納・充電できるため、軽さや取り回しの良さを重視しつつ、吸引力にも妥協したくない方に向いたモデルとなっています。
先に結論 | Dreame S1はこんな製品
- 強み約2.08kgの軽さと80AWの吸引力を両立し、取り回しも非常に軽快
- 弱み0.16Lの小さなダストカップと、やや大きめの動作音が気になる
- 向く人省スペース性と扱いやすさを重視し、日常的にサッと掃除したい人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『Dreame S1』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『Dreame S1』のスペック・仕様表
| 製品名 | Dreame S1 コードレススティック掃除機 |
| 定格出力 | 320W |
| 吸引力 | 80AW |
| モーター回転数 | 最大14万回転/分 |
| バッテリー容量 | 6×2,000mAh |
| 最大稼働時間 | 約40分 |
| 充電時間 | 約4時間 |
| 重量 | 本体部分:約1.1kg(公称値) 本体部分:約1.143kg(実測値) 本体+デュアル回転ブラシ:約2.079kg(実測値) |
| 全長 | 本体+デュアル回転ブラシ:約120cm(実測値) |
| ベース部分のサイズ | 約26×29cm(実測値) |
| ダストカップ容量 | 0.16L |
| ブラシ | デュアル回転ブラシ(360°操作対応) |
| 毛絡み対策 | TangleCutテクノロジー(最大2,000回/分のデュアルブレード) |
| 吸引モード | 3段階(エコ・ミドル・ターボ) |
| LEDライト | ヘッド前後に高輝度LEDライトを搭載 |
| フラット清掃 | 高さ約9.5cmまでフラットに対応 |
| フィルター | 多層フィルターシステム(微粒子を最大99.99%捕集) |
| お手入れ | HEPAフィルター・ブラシローラー水洗い対応 |
| ゴミ捨て | ワンプッシュ式プランジャー |
| 充電・収納 | マグネット式充電&収納ベース |
| 自動集塵 | 非対応 |
| 発売日 | 2026年7月16日 |
| メーカー希望小売価格 | 39,800円(税込) |
※参照元:Dreame公式サイト(S1製品ページ)
『Dreame S1』のパッケージ内容
箱を開けると、各パーツがバラバラの状態で動かないようにしっかり梱包されていました。
掃除機本体に加え、スタンドやベース、コンビネーションツールが付属します。
内容物一覧
- Dreame S1 掃除機本体
- 充電アダプター
- マグネット式充電スタンド
- 収納ベース
- TangleCutデュアル回転ブラシ
- コンビネーションツール
- ユーザーマニュアル
棒のように細長い、洗練されたスリムボディ
Dreame S1の本体は、モーターやダストカップがグリップ周辺に大きく張り出す形ではなく、主要パーツを一本の細長いボディにまとめたスリムな設計となっています。
実際に手に持ってみても、掃除機というより少し太めのパイプを握っているような感覚があります。
ボディカラーは落ち着いたメタリック調で統一されており、安っぽさはありません。むしろ、主張しすぎない色合いと上品な光沢が相まって、高級感のある仕上がりとなっています。背面の手が触れる部分にはレザー調の表面加工が施されていたり、先端は金色に縁どられているなど、細かなところまでデザインに凝った印象を受けます。
操作インターフェースはいたってシンプル。本体中腹あたりにディスプレイが設けられており、その上に電源ボタンとモード切替ボタンが並んでいます。余計なスイッチ類がなく、操作時に迷いにくいほか、見た目もすっきりとまとまっています。
操作インターフェースに加え、細い筒内には吸引モーターも内蔵しています。
掃除機本体の裏側には、ダストカップを開くためのレバーが備わっています。
本機の設計で個人的に面白いと感じたのが、ダストカップまで細長い本体内部に収めている点です。側面のレバーを引くと裏側のカバーがパカっと開き、フィルターとダストスペースが現れる構造で、一般的な掃除機にある円筒状の大きなダストボックスが外側へ飛び出していません。
ダストカップ容量自体は0.16Lと小さめですが、この構造のおかげで本体全体のスマートさが保たれるうえ、収納時にも邪魔になりにくくなっています。
そして、もう一方の本体部分には、6×2,000mAhのバッテリーを内蔵しています。
これら2本の本体部分にTangleCutデュアル回転ブラシを取り付ければ、一般的なスティック型掃除機の形態になります。
一般的なコードレス掃除機のようにモーターやバッテリーをグリップ周辺へ集中させるのではなく、細長いボディの内部へ各パーツを分散して収めることで、この独特なPenStyleデザインを実現しています。
見た目は非常にシンプルですが、内部設計はかなり凝っていますね。
ちなみに、掃除機本体にTangleCutデュアル回転ブラシを装着した状態の全長は約120cmになりますが、総重量は実測で約2.08kgに留まります。片手でも扱いやすい軽さであり、長時間持ち続けても腕が疲れづらいです。
スタンドでスマートに収納&充電
Dreame S1には、掃除機本体を立てたまま収納できる充電スタンドが付属しています。スタンドをベース部分に差し込み、電源アダプターでコンセントと繋ぐだけで設置完了です。
使い終わったあとは掃除機本体をスタンドに戻すと磁力でパチッと吸着し、そのまま充電できる仕組み。壁に穴を開けてホルダーを固定する必要がないため、賃貸住宅でも設置しやすく、置き場所を後から自由に変えられるのも便利です。
特に気に入ったのが、設置スペースの小ささです。スタンドのベース部分を実測したところ、サイズは約26×29cm。掃除機本体をセットした状態でも、このベースの範囲内に収まります。
コードレス掃除機の中には、収納すると意外に場所を取る製品も少なくありません。その点S1は縦方向にスッと収まるため、部屋の隅や家具の横など、ちょっとしたスペースにも設置しやすいです。実際に部屋の隅に置いてみましたが、圧迫感はかなり少なく、省スペースで保管できる点は大きなメリットだと感じました。
▼安定性も良好。収納中に掃除機がグラついたり倒れることはありませんでした
充電中は、正面のディスプレイにバッテリー残量がリアルタイムで表示されます。
また、スタンドには付属のコンビネーションツールを収納するスペースも用意されています。本体とアクセサリー、充電場所をひとまとめにできるので、「ノズルだけ別の場所にしまって行方が分からなくなる」といったことも避けられるでしょう。
使いたいときはスタンドから取り出し、掃除が終わったら戻すだけで即充電開始。収納と充電をひとつの動作で済ませられる手軽さも、日常的に使う掃除機として好印象です。
『Dreame S1』の使用感レビュー
実際に『Dreame S1』を使って、部屋を掃除しました。
約2.08kgで取り回しはかなり軽快
前述したように、Dreame S1は全長約120cmと、長さこそ一般的なスティック掃除機と同程度ですが、ヘッドまで含めた総重量は実測で約2.08kgと比較的軽量です。
実際に使ってまず感じたのが、この軽さによる取り回しの良さです。片手でもスイスイと前後に動かすことができ、部屋を一通り掃除しても腕への負担が小さく感じました。ちょっとした段差であれば、本体ごとサッと持ち上げて乗り越えられます。
グリップ部分も細めに設計されており、握りやすさは良好。そもそも本体が軽いため、強く握り込むというより、手のひらに軽く載せて支えるような感覚でも操作できます。手が小さめの方でも扱いやすいと思います。
デュアル回転ブラシのおかげで軽い力でも前へ進む
掃除中は、ヘッド底部に備わっている2本のブラシローラーが高速で回転します。
▼ブラシローラーの回転の様子
実際に床を走らせてみても、ローラーの回転とヘッドの滑りがうまく合わさっており、強く押し込まなくてもスッと前へ進んでくれました。前後2本のローラーで床面を捉えるため、押すときだけでなく引く動作でもゴミを拾いやすく、何度も同じ場所を往復せずに済みました。
▼Dreame S1で掃除する様子
また、ヘッド自体の向きもかなり自由に変えられるので、テーブルや椅子の脚がある場所でも方向転換はスムーズ。一般的なスティック掃除機よりも、手首の動きに素直についてくる感覚がありました。
青色LEDで「見えていなかったホコリ」が分かる
TangleCutデュアル回転ブラシの前後には、青色のLEDライトが搭載されています。
このライトが思っていた以上に便利で、一見するときれいに見えるフローリングでも、光を当てると細かなホコリや砂、髪の毛などがかなり見つけやすくなります。
▼きれいに見える家具下も、照らすと大量のホコリが確認できます
ヘッドの前側だけでなく後方も照らされるため、掃除機を引いたときにも床の状態を確認できます。掃除残しを減らしやすく、かなり重宝する機能です。
もちろん、家具の下など、単純に暗くて見えづらい場所を明るく照らす用途でも役立ちます。
ほぼ水平まで倒せるので家具の下も掃除しやすい
可動域の広さもDreame S1の魅力です。
本体をヘッドに対してほぼ水平まで倒すことができ、高さ約9.5cmまでのフラット清掃に対応しています。
本体そのものが細長いため、低い家具の下へ差し込んでも途中でモーター部分などが引っ掛かりにくく、奥まで入り込ませることができました。
ソファやベッドの下を掃除するたびに家具を動かすのは面倒なので、本体の細さとフラット可動をそのまま活かして掃除できるのはかなり実用的です。
細い見た目に反して吸引力はかなり強い
吸引力は本体のボタンからエコ・ミドル・ターボの3段階で切り替えられます。
▼バッテリー残量もリアルタイムで確認可能。出力アイコンが薄めで見えづらいかも
あまりにも細身の本体なので、使う前は吸引力について正直心配していましたが、実際に掃除してみるとその印象はすぐに変わりました。
エコでも普段のフローリング掃除には十分使えますし、ミドルにすると髪の毛や細かなゴミもしっかり吸い込んでくれます。
そしてターボモードでは最大80AWまで出力が上がり、かなり強力です。カーペットの上を走らせた際には、カーペットそのものを持ち上げそうになるほど強く吸い付く場面もありました。
▼ミドルモードでカーペット上を掃除する様子
玄関付近のフローリングの溝に入り込んだ細かな砂でも試してみましたが、普段使っている掃除機では残りやすいような粒まで、一度通しただけでスッと吸い取ることができました。
見た目は非常にスリムですが、吸引性能については想像以上にパワフルです。
操作ボタンの位置だけは少し気になった
使っていて唯一、少し気になったのが操作ボタンの位置です。
電源ボタンとモード切替ボタンは、実際に手で握るグリップ部分よりも少し前方に配置されています。そのため、掃除機を普通に握った状態から指を伸ばして操作するのは難しく、いったん握る位置をずらすか、反対側の手を使ってボタンを押す必要があります。
掃除中に何度もモードやON/OFFを切り替える場合、このひと手間が地味に面倒でした。
構造上、配置には制約があったのかもしれません。それでも、できれば普段握っている位置から親指などでそのまま操作できる配置だと、さらに使いやすかったと思います。
とはいえ約2.08kgという軽さ、自由度の高いヘッド、強力な吸引力がうまく組み合わさっており、全長に対してかなり軽快な掃除体験ができました。
必要なときにサッと取り出して、片手でそのまま掃除を始められる。この手軽さこそ、Dreame S1を実際に使って最も強く感じたメリットでした。
動作音はやや大きめ。特にターボ時の高音が気になる
実際にデジタル騒音計を使い、稼働中の掃除機から約50cmの距離で騒音レベルを確認してみたところ、部屋の平常時が約38dBだったのに対し、測定結果は以下のようになりました。
- エコモード:約75.5dB
- ミドルモード:約76dB
- ターボモード:約79dB
エコとミドルでは数値上の差はそれほど大きくなく、ターボに切り替えると一段音が大きくなります。
▼Dreame S1の稼働音計測の様子
▼騒音レベルの例(比較表)
| 音の大きさ(dB) | 具体例 | 体感イメージ |
| 30 dB | 図書館の静けさ、夜の住宅街 | 非常に静か |
| 40 dB | 静かなオフィス、ささやき声 | 静かだが生活音は感じる |
| 50 dB | 普通の会話、エアコンの室内機 | 日常でよくある音量 |
| 60 dB | 普通の会話、静かな掃除機 | 少し気になるが許容範囲 |
| 70 dB | 一般的な掃除機、ドライヤー | 明確にうるさく感じるが日常範囲 |
| 80 dB | 交通量の多い道路、地下鉄車内 | 長時間だとストレスを感じる |
| 90 dB | 大声の叫び、芝刈り機 | うるさく、短時間でも注意が必要 |
| 100 dB | 電車の通過音、工事現場の騒音 | 耳への負担が大きい |
実際に聞いてみると、単純に音量が大きいだけでなく、モーター由来と思われる「キーン」というやや高めの音が耳に入りやすいです。特にターボモードでは、この高音がより目立ちました。
とはいえ、短時間使っただけで強い不快感を覚えるほどではありません。ただし、エコモードでもそれなりの動作音は出るため、静音タイプとは言えません。
日中に使うぶんにはそこまで気になりませんでしたが、集合住宅で早朝や深夜に掃除する場合は、使用する時間帯に気を付けた方が良いでしょう。
ゴミ捨ては簡単。ただしダストカップ容量は小さめ
本体裏側のレバーを引くとカバーがカパッと開いて、ダストカップに溜まったゴミがそのまま落ちてきます。
ゴミ箱やゴミ袋の真上で操作すれば、溜まったホコリに直接触れることなく捨てられるのが便利。実際に試してみても、細かなゴミやホコリの塊は比較的スムーズに落ちてくれました。
ただし、髪の毛などが内部に引っ掛かっている場合は、そのままでは落ちきらず、手で取り除く必要があります。このあたりは、完全に手を汚さずに済むわけではない点には注意が必要です。
0.16Lの容量は明確な弱点
一方で、本機を使っていて気になったのがダストカップの小ささです。
容量は0.16Lしかなく、本体のスリムさを優先した設計を考えれば仕方のない部分ではあるものの、ゴミが溜まるペースはかなり早めです。
実際に家中を2回ほど掃除したところ、ダストカップはあっという間にパンパンになりました。ホコリや髪の毛が多い場所をまとめて掃除する場合には、1回の掃除中に何度かゴミを捨てることもあるでしょう。
そのためDreame S1は、家全体を一気に徹底清掃するというより、「床のゴミが気になったときにサッと取り出して掃除する」使い方との相性が良いと感じました。
より本格的な掃除で使いたい場合には、自動集塵ステーションが付属する「Dreame S1 Station」を検討しても良いでしょう。
ブラシへの毛絡みはかなり少ない
掃除中は、デュアル回転ブラシに備わっている2本のブラシが高速で回転し、床面のホコリや髪の毛などをかき出しながら吸引。さらにTangleCut機構によって、吸い込んだ毛がローラーへ巻き付き続けるのを抑える仕組みになっています。
実際にある程度の髪の毛やホコリを吸わせたあと、ブラシを取り外して確認してみましたが、ローラーへの髪の毛の絡まりはほとんど見られませんでした。表面へのホコリの付着も少なく、想像していた以上にきれいな状態です。
筆者がこれまで私用で使ってきた一般的な掃除機では、使い続けるうちにローラーへ髪の毛がびっしり絡まり、ハサミなどで切って取り除くことがありました。その手間を減らせるのは、長く使ううえでかなり大きなメリットだと思います。
そしてブラシユニット自体も必要に応じて取り外せるため、汚れが気になった場合もお手入れしやすいです。
バッテリー持ち・充電時間を検証
公称値では、本機の連続稼働時間は最大約40分となっています。
実際にバッテリーの減りの早さから持続時間を検証してみたところ、以下のようになりました。
| モード | 5分使用時のバッテリー減少量 | 推定連続使用時間 |
|---|---|---|
| エコモード | 約15%減少 | 約33分 |
| ミドルモード | 約28%減少 | 約18分 |
| ターボモード | 約67%減少 | 約7.5分 |
※上記の連続使用時間は、5分間使用時のバッテリー減少量から単純計算した推定値です。
※実際の持続時間は、使用モード、床材の種類、ヘッドの抵抗、ゴミの量、周囲温度、バッテリーの状態などによって変動します。
※あくまで実機検証時の目安としてご覧ください。
今回の結果では、エコモードで約33分、ミドルモードで約18分、ターボモードで約7.5分という計算になりました。
最大40分という公称値には届かなかったものの、普段のフローリング掃除であればエコ~ミドルでも十分な吸引力があるため、一度の充電で日常的な掃除を済ませるぶんには困りにくいと思います。
一方、ターボモードは吸引力がかなり強いぶん、バッテリーの減りがかなり速いです。常時ターボで使うというより、カーペットや玄関まわりなど、特に強い吸引力が欲しい場所だけ切り替えて使うのが現実的でしょう。
続いて、充電時間についても検証してみました。
実際に充電スタンドへ戻して充電したところ、約50分でバッテリーが20%ほど回復しました。単純計算では満充電まで約4時間10分となるため、公称充電時間の約4時間とほぼ同等です。充電速度は速いとは言えないものの、使用後に充電スタンドへ戻しておけば、次回の掃除までには十分充電できるでしょう。
『Dreame S1』のメリット・デメリット
『Dreame S1』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 主張しすぎず、高級感もあるデザイン
- 細身かつ比較的軽量で取り回しやすい
- 80AWの強力な吸引力
- デュアル回転ブラシで前後左右への操作がスムーズ
- 青色LEDで見えにくいホコリを確認しやすい
- ほぼ水平まで倒せて、家具の下まで掃除しやすい
- TangleCut機構によりブラシへの髪の毛の絡まりが少ない
- 収納・充電用のスタンドが場所を取らない
デメリット
- ダストカップが0.16Lと小さく、こまめなゴミ捨てが必要
- 動作音はやや大きく、特にターボ時の高音が耳につく
- 操作ボタンがグリップから離れており、掃除中に押しづらい
- 満充電まで約4時間かかり、充電速度は速くない
よくある質問(FAQ)



総評:軽さと吸引力のバランスが光る、日常使いしやすい一台
Dreame S1を実際に使ってみたところ、見た目の細さから想像する以上に、しっかり掃除できました。
ヘッド込みの重量は実測約2.08kgと軽く、デュアル回転ブラシが前へ進む動きを助けてくれるため、数字以上に軽く感じます。家具の脚まわりでも方向転換しやすく、本体をほぼ水平まで倒せるので、ベッドやソファの下までそのまま入り込めるのも便利でした。
吸引力は強力です。普段のフローリングならエコ~ミドルでも十分で、ターボではカーペットが持ち上がりそうになるほど強く吸い付きます。玄関付近の溝に入り込んだ細かな砂まで一度で吸えたのには驚きました。
一方で気になったのは、やはり0.16Lしかないダストカップです。実際に家中を2回ほど掃除するとほぼ満杯になったため、大掃除をまとめて済ませる用途には正直向いていません。また、動作音は実測約75.5~79dBで、特にターボ時はキーンという高音が目立ちました。
バッテリー持ちは、実測ベースの推定ではエコ約33分、ミドル約18分、ターボ約7.5分。長持ちタイプではないものの、普段はエコ~ミドル、汚れが気になる場所だけターボという使い方なら、それほど困る場面はないでしょう。
実際にしばらく使った感想として、Dreame S1は「家中を一度に徹底清掃するための掃除機」というより、気になったゴミを見つけたときに、スタンドからサッと取り出してそのまま掃除できる気軽さが強みの製品だと感じました。
動作音やダストカップの小ささは気になるものの、軽さ、取り回し、吸引力、収納性のバランスはかなり良かったです。日常的にこまめに掃除する人ほど、S1ならではの使いやすさを実感しやすいでしょう。
◎おすすめできる人
- 軽くて取り回しやすいコードレス掃除機を探している人
- 髪の毛の絡まりにくさや、家具下の掃除しやすさを重視する人
- 強い吸引力と省スペースな収納性を両立したい人
▲おすすめできない人
- ダストカップ容量の大きさを重視する人
- 早朝や深夜でも使いやすい静音性を求める人
- 自動集塵や長時間のターボ運転を重視する人
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