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GEEKOM IT13 Max 実機レビュー | Core Ultra 9搭載ミニPCの性能・ゲーム・静音性を徹底検証

※ 記事内にアフィリエイト広告が含まれています
デスク上で稼働しているGEEKOM IT13 Max

ミニPCブランド「GEEKOM(ギコム)」(台湾)から、Intel Core Ultra 9 185Hを搭載した高性能ミニPC『GEEKOM IT13 Max』が登場しました。通常価格は税込129,900円です。

Intel Arc GraphicsとNPU「Intel AI Boost」を備えており、普段使いやオフィスワークはもちろん、画像編集や動画制作、AIを活用した作業まで幅広くこなせる構成となっています。

そして約136×132×50.1mmのコンパクトな筐体ながら、USB4やデュアル2.5Gbps LAN、Wi-Fi 7、最大4画面出力など、インターフェースも充実。最大65Wで動作する性能と静音設計を両立している点も大きな特徴です。

GEEKOM IT13 Maxを手で掴んで持っている
GEEKOM IT13 Maxでフォートナイトをプレイしている

先に結論 | GEEKOM IT13 Maxはこんな製品

  • 強み小型ながら高い処理性能と豊富なインターフェースを備える
  • 弱みメモリを増設できず、重量級ゲームの高画質プレイには不向き
  • 向く人省スペース環境で一般作業からクリエイティブ用途まで快適にこなしたい人

今回、メーカーより本製品を提供していただきました。

本記事では『GEEKOM IT13 Max』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どのような人に向くモデルかを詳しくレビューします。

『GEEKOM IT13 Max』の割引・セール情報

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※価格・クーポン情報は2026年8月4日時点のものです。最新情報は販売ページをご確認ください。

『GEEKOM IT13 Max』のスペック・仕様表

GEEKOM IT13 Max

項目 仕様
製品名 GEEKOM IT13 Max
OS Windows 11 Pro 25H2
モダンスタンバイ対応
CPU Intel Core Ultra 9 185H
16コア/22スレッド、最大5.1GHz
基準TDP:45W/最大動作電力:65W
GPU Intel Arc Graphics(内蔵GPU)
8 Xeコア、最大2.35GHz、AV1ハードウェアエンコード対応
NPU Intel AI Boost
NPU単体:最大11 TOPS
CPU・GPU・NPU合計:最大34 TOPS
メモリ 24GB LPDDR5(オンボード、デュアルチャネル)
ストレージ 500GB PCIe 4.0 NVMe SSD(最大6TBまで拡張可能)
ストレージスロット M.2 2280 PCIe 4.0 NVMe SSD ×1
M.2 2242 PCIe SSD ×1
映像出力 HDMI 2.0 ×2
USB4 Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)×2
最大4画面同時出力/最大8K出力対応
前面インターフェース USB 3.2 Gen 2 Type-A ×4
※うち1ポートはAlways On充電対応
3.5mmステレオヘッドセットジャック ×1
電源ボタン ×1
背面インターフェース USB4 Type-C ×2
※うち1ポートはUSB PD給電・電源入力対応
USB 3.2 Gen 2 Type-A ×1
USB 2.0 Type-A ×1
HDMI 2.0 ×2
2.5Gbps LAN(RJ45)×2
DC入力 ×1
ケンジントンロック ×1
カードリーダー SD 4.0カードスロット ×1
有線LAN 10/100/1000/2500Mbps対応 RJ45 ×2
リンク速度表示LED搭載
無線LAN Wi-Fi 7(Intel M.2モジュール)
Bluetooth Bluetooth 5.4
セキュリティ dTPM 2.0対応
冷却システム GEEKOM IceBlast 3.0
動作音 公称35dB以下
電源LED 電源オン時:ホワイト点灯
モダンスタンバイ時:ホワイト点滅
電源 120W電源アダプター(19V)
地域専用AC電源コード(IEC C5)
本体サイズ 約136 × 132 × 50.1mm
重量 公称値:約832.1g
実測値:約830g
設置方法 デスクトップ設置/VESAマウント対応
認証 PSE、CE、FCC、CB、UKCA、RoHS、TELEC、RCM、CEC
続きを見る

※参照元:GEEKOM公式サイト(IT13 Max 製品ページ)

実機で確認したバージョン情報は以下の通りです。

実機で確認したバージョン情報

なお、「slmgr -dli」や「slmgr -dlv」コマンドで確認したところ、Windowsはリテールライセンスとして正規に認証されていました。格安ミニPCで見られる期限付き認証やボリュームライセンスではない点は安心です。

slmgr -dliの実行結果

『GEEKOM IT13 Max』のパッケージ内容

箱を開けると、ミニPCが緩衝材に囲われて頑丈に梱包されています。

GEEKOM IT13 Maxの外箱
GEEKOM IT13 Maxの箱を開けた

HDMIケーブルも付属するので、購入後すぐにモニターと接続して使用を開始できます。

GEEKOM IT13 Maxのパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • GEEKOM IT13 Max 本体
  • 電源アダプタ
  • 電源コード
  • HDMIケーブル
  • VESAマウント金具&ネジ一式
  • ユーザーマニュアル

VESAマウント金具&ネジが付属しており、モニター裏に取り付けることで、デスク周りをさらに省スペース化できます。また、電源アダプタもそこまで邪魔にならないサイズ感です。

VESAマウント金具&ネジ
電源アダプタを手に持っている

『GEEKOM IT13 Max』の本体外観

『GEEKOM IT13 Max』の本体サイズは、約136 × 132 × 50.1mmとコンパクト。全体的に黒色を基調としたシンプルかつスタイリッシュなデザインで、デスク上に設置しても悪目立ちすることはありません。

GEEKOM IT13 Maxの外観(上部アングル)

サラサラとした手触りで、見た目・質感ともに上質さがあります。指紋や皮脂汚れも目立ちづらく、清潔感を保ったまま使いやすい点も好印象。

GEEKOM IT13 Maxの外観(上部斜めアングル)

▼筐体外観(360度)

手のひらに載せられるほどのサイズ感で携行性は良好。カバンなどに入れて外出先へ気軽に持ち運ぶことも可能です。

GEEKOM IT13 Maxを手で掴んでいる
GEEKOM IT13 Maxを手の上に載せている

底部の四隅にはゴム脚が備わっているほか、通気口が設けられています。また、VESAマウント金具を取り付けるための穴も用意されています。

GEEKOM IT13 Maxの底部

本体重量は実測で約830gと、最近のミニPCの中ではやや重量感のある部類ですが、極端に重く感じるレベルでもありません。

GEEKOM IT13 Maxを計量している

小型デザインのおかげで、実際にデスク上に設置してもスペースを取らず、邪魔には感じません。装飾を抑えたスタイリッシュな外観で、悪目立ちしづらい点も魅力です。

デスク上で稼働しているGEEKOM IT13 Max
GEEKOM IT13 Maxがケーブルに繋がっている

スマホと並べると、ミニPCの小ささが際立ちます。

GEEKOM IT13 Maxとスマホを並べている

インターフェース構成

『GEEKOM IT13 Max』のインターフェースについて見ていきます。

正面にはUSB 3.2 Gen 2 Type-A ×4、3.5mmヘッドホンジャック×1、電源ボタン×1が用意。Type-Aのうち1ポートはAlways On充電対応です。

GEEKOM IT13 Maxの正面インターフェース

側面にはSDカードスロットと、ケンジントンロック穴が設けられています。

GEEKOM IT13 Maxのカードスロット
GEEKOM IT13 Maxのケンジントンロック穴

そして背面には、USB4 Type-C×2、HDMI 2.0×2、2.5GbE LAN×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×1、DC入力×1が用意。

GEEKOM IT13 Maxの背面インターフェース

このように、限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっています。構成自体は以前レビューした「GEEKOM A9 MAX 2026」とまったく同じです。

なお、HDMI 2.0×2 と USB4 Type-C×2 を併用することで、最大4画面同時出力が可能です。

『GEEKOM IT13 Max』の拡張性

本機は最大6TBまでのストレージ増設をサポートしており、底部のフタを取り外して拡張スロットへアクセスできます。一方、メモリ(RAM)はオンボードで実装されているため、交換・増設不可となっています。

GEEKOM IT13 Maxの底部のネジをドライバーで外している
GEEKOM IT13 Maxの底部のフタを外した

GEEKOMの従来モデルは、底面のゴム脚を取り外さないとネジにアクセスできず、内部基板へたどり着きにくい点がネックでした。しかし本機では、底面カバーを比較的簡単に開けられるため、この弱点が改善されている点は好印象です。

GEEKOM IT13 Maxの内部基板

なお初期状態では、Cドライブ464GBのうち391GBが空き領域となっていました。

初期ストレージ状態

『GEEKOM IT13 Max』のベンチマークテスト結果

本機で各種ベンチマークテストを行った結果を紹介していきます。

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果▼Windowsエクスペリエンスインデックスの実測結果

項目 スコア
プロセッサ 9.4
メモリ(RAM) 9.9
グラフィックス 8.3
ゲーム用グラフィックス 未計測
プライマリディスク 8.8

TikGadget編集部
全体的にバランスの良い結果となりました。特にメモリは最高値の9.9、プロセッサも9.4と高く、普段使いや複数アプリの同時起動では性能不足を感じにくいでしょう。グラフィックスは8.3と相対的に低いものの、内蔵GPUとしては十分に高水準です。

CrystalDiskMarkの結果

CrystalDiskMarkの結果▼CrystalDiskMarkの実測結果

項目 Read(MB/s) Write(MB/s)
SEQ1M Q8T1 5445.87 3273.93
SEQ1M Q1T1 3046.65 3047.31
RND4K Q32T1 651.63 535.75
RND4K Q1T1 63.47 186.95

TikGadget編集部
シーケンシャルリードは約5,446MB/s、ライトは約3,274MB/sを記録し、PCIe 4.0 SSDらしい高速な結果となりました。読み込みに比べて書き込み速度はやや控えめですが、OSやアプリの起動、大容量ファイルの転送といった普段の作業でストレージ性能がボトルネックになることはほぼないでしょう。ランダムアクセスも良好で、実際の操作中も引っかかりのない軽快な動作を確認できました。

PCMark 10の結果

PCMark 10の結果▼PCMark 10の実測結果

項目 スコア
総合スコア 8538
Essentials 9422
Productivity 17403
Digital Content Creation 10302

TikGadget編集部
総合スコアは8,538と高く、日常用途からクリエイティブ作業まで幅広くこなせる性能を確認できました。特にProductivityは17,403と突出しており、文書作成や表計算などのビジネス用途には十分すぎる水準です。Digital Content Creationも10,302を記録しているため、画像編集や軽~中程度の動画編集であれば、ミニPCであることを意識せず快適に進められるでしょう。

Cinebench 2026の結果

Cinebench 2026の結果▼Cinebench 2026の実測結果

項目 スコア
CPU(マルチコア) 3315
CPU(シングルコア) 584
CPU(シングルスレッド) 440
MP Ratio 7.53x

TikGadget編集部
16コア22スレッドの構成を活かし、複数コアを使うレンダリングや動画エンコードで強みを発揮できる結果です。シングル系の性能も十分に高く、普段の操作やアプリの起動でも軽快に動作します。小型筐体ながら、シングル・マルチともにバランスの取れたCPU性能と言えるでしょう。

Geekbench AIの結果

  • Geekbench AIの結果(CPU)
  • Geekbench AIの結果(GPU)
  • Geekbench AIの結果(NPU)
処理デバイス 単精度 半精度 量子化
CPU
Intel Core Ultra 9 185H
3,390 3,444 8,144
GPU
Intel Arc Graphics
8,465 13,899 21,713
NPU
Intel AI Boost
3,499 8,776 13,737

TikGadget編集部
Geekbench AIでは、Intel Arc Graphicsがすべての項目で最も高いスコアを記録しました。NPUのIntel AI Boostは、単精度ではCPUとほぼ同等でしたが、半精度では約2.5倍、量子化処理では約1.7倍まで性能が向上。処理速度を重視する場合はGPUが有利ですが、NPUも低精度のAI処理を専用回路へ任せる用途で、しっかり効果を発揮しています。

3DMarkの結果

3DMarkの各テスト結果を紹介していきます。

Time Spy & Night Raid

Time Spyの結果
Night Raidの結果
テスト 総合 グラフィックス CPU
Time Spy 4008 3605 10938
Night Raid 30481 36880 15370

TikGadget編集部
CPUスコアはいずれも高く、Core Ultra 9 185Hの処理性能には十分な余裕があります。一方、負荷の高いTime Spyではグラフィックスが3,605にとどまっており、ゲーム性能は内蔵GPU相応です。軽量なゲームやeスポーツタイトルであれば快適に楽しめますが、負荷の高い最新ゲームでは、解像度や画質を調整する必要があるでしょう。

Steel Nomad Light

Steel Nomad Lightの結果▼Steel Nomad Lightのスコア結果

項目 スコア
総合スコア 3183

TikGadget編集部
Steel Nomad Lightでは3,183を記録しました。高負荷なDirectX 12環境でもIntel Arc Graphicsが一定の描画性能を発揮しており、内蔵GPUとしては良好な結果です。ただし、負荷の高い3Dゲームを高画質で快適に動かせる水準ではないため、実際のゲームではフルHDを基本に、画質設定やXeSSを活用するのが現実的でしょう。

CPUプロファイル

CPUプロファイルの結果▼CPUプロファイルの実測結果

項目 スコア
最大スレッド数 8198
16スレッド 7649
8スレッド 5893
4スレッド 3955
2スレッド 2087
1スレッド 1057

TikGadget編集部
1スレッドの1,057から、最大スレッドでは8,198までスコアが伸びており、コア数の増加に応じて性能が着実に向上しています。特に2~8スレッド時の伸びが良く、一般的なアプリやゲームでも高い処理性能を期待できます。一方、16スレッドから最大スレッドまでの伸びは約7%にとどまっており、22スレッドすべてを使う場面では電力制限やハイブリッド構成の影響も見られます。それでも、動画エンコードやレンダリングなどの並列処理には十分強い結果です。

Storage Benchmark

Storage Benchmarkの結果▼Storage Benchmarkの実測結果

Storage Benchmark 結果
総合スコア 1442
各テスト項目の詳細
テスト内容 帯域幅(MB/s) アクセス時間(μs)
Battlefield Vを読み込む 870.17 90
Call of Duty: Black Opsを読み込む 615.73 111
Overwatchを読み込む 285.65 85
ゲームをインストール 186.58 72
ゲームを録画 46.83 183
ゲームを保存 30.20 254
ゲームを移動 1511.04 180

TikGadget編集部
総合スコアは1,442で、ゲームの読み込みやデータ移動には十分な性能を確認できました。特にゲーム移動時は1,511MB/s、Battlefield Vの読み込みでは870MB/sを記録しており、大容量データの取り扱いはスムーズです。一方、インストールや録画、セーブなど複数の処理が絡む場面では速度が落ちるため、最上位クラスのゲーミングSSDほどではありません。それでも、実際のゲームプレイでストレージが大きな足かせになる可能性は低いでしょう。

Steel Nomad Lightのストレステスト

Steel Nomad Lightのストレステストの結果▼Steel Nomad Lightストレステストの実測結果

項目 結果
フレーム率の安定性 99.0%
最高ループのスコア 3194
最低ループのスコア 3162
ループ回数 20

TikGadget編集部
20ループ実行時のフレーム率安定性は99.0%となり、合格基準の97%を余裕をもって上回りました。最高スコア3,194に対して最低スコアは3,162と、低下幅も約1%に収まっています。長時間負荷をかけても目立った性能低下は見られず、小型筐体ながら冷却性能と動作の安定性は良好です。

他のミニPCと比較したい方へ

本機のベンチマークスコアがどの程度の位置にあるのか気になる方は、実機レビュー機をまとめた比較一覧ページも参考にしてみてください。PCMark・3DMark・SSD速度・用途別評価を一覧で確認できます。

ミニPC 性能比較一覧ページのサムネイル
【2026年最新】ミニPC 性能比較一覧|実機レビュー機のベンチマークまとめ

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一般的なPC作業は非常に快適

GEEKOM IT13 Maxでウェブサイトを閲覧している

本機でウェブサイトを閲覧したり、動画を視聴して、普段使いの快適さを検証しました。なお、レビュー時にはウルトラワイドモニターに接続し、3440×1440解像度・100Hzで出力しています。

まずはウェブサイト閲覧時について。画像の多いサイトから、スクリプトを多用したサイトまで閲覧してみましたが、どのサイトでもページ遷移・読み込みはスムーズであり、終始快適に閲覧することができました。

一般的なウェブサイト閲覧において、ストレスを感じることはありません。

続いて、YouTubeやNetflixなどで動画を視聴してみました。

GEEKOM IT13 Maxでゲーム動画を再生している1
GEEKOM IT13 Maxでゲーム動画を再生している2

4K画質で動画を再生しましたが、カクつきが生じたり、動画が途中でストップしてしまうことはなく、快適に視聴できました。

そして表計算ツール等を用いたオフィス作業について。

GEEKOM IT13 Maxで表計算ツールを使用している

WordやExcel、PowerPointといったOfficeアプリの動作も軽快で、資料作成や表計算、スライド編集がストレスなく行えました。

仕事用ツールとウェブブラウザを同時に立ち上げても、軽めの作業であれば大きな処理落ちは感じませんでした。文書作成や表計算、Web会議といった一般的なビジネス用途なら十分活用できます。

GEEKOM IT13 Maxで2ウィンドウ同時表示している

なお、4画面同時出力の場合でも、処理パフォーマンスの低下は感じられませんでした。

GEEKOM IT13 Maxで4画面同時出力している

総じて、日常的な利用シーンでの使用感は快適で、性能不足を感じる場面はありませんでした。

軽めのPCゲームであれば設定次第でプレイ可能

本機は内蔵GPUに「Intel Arc Graphics」を採用しており、AAA級の重量級タイトルを快適に遊ぶのは難しいものの、軽めのPCゲームであれば設定次第でスムーズに楽しめる性能を備えています。

DQ10のベンチマークテスト結果

DQ10のベンチマークテスト結果

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 最高品質
  • フルスクリーン
ドラゴンクエストX (DQ10)でベンチマークテストを行った結果、"FHDフルスクリーン×最高品質" で 「すごく快適」という結果が得られました。

MMORPG系でも、DQ10のようなライトタイトルであれば、最高品質でも快適に遊べることが分かります。

FF14のベンチマークテスト結果

FF14のベンチマークテスト結果(高品質)
FF14のベンチマークテスト結果(標準品質)

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 標準品質(デスクトップ) / 高品質(デスクトップ)
  • ウィンドウモード
FHD解像度・ウィンドウモードの条件でテストを実行したところ、標準品質では「やや快適」、高品質でも「普通」の結果が得られました。

FF14クラスのMMORPGでも、設定を抑えることで遊ぶこと自体は可能だと確認できました。

フォートナイトを実際にプレイしてみた

GEEKOM IT13 Maxでフォートナイトをプレイしている

本機のゲーミング性能を確認するため、実際にフォートナイトをプレイしてみました。なお、初起動時のパフォーマンス自動設定では、"中画質設定" となりました。

序盤のプレイヤーが密集する場面では一時的にフレームレートが多少落ちることがありましたが、試合中は概ね40fps前後を維持できていました。

フォートナイトプレイ中のFPS表示

▼フォートナイトをプレイする様子(中画質設定時)

描画は安定しており、操作レスポンスも良好。たまにフレームレート低下を感じることはあるものの、画質設定を「中」以下に調整すれば、フォートナイトも実用的なレベルでプレイ可能であることが確認できました。

優れた放熱性能、高負荷時にはファンの音が大きくなる

各種ベンチマークテストおよびストレステストを実行した後に、HWMonitorでCPU・GPU・SSDの温度を確認してみました。

▼計測値(室温26℃、Cinebenchやストレステストなどを実行後)

HWMonitorの計測結果

室温26℃の環境で各種ベンチマークを実行したところ、CPUの最高温度は77℃、GPUは47℃、SSDは52℃に収まりました。高性能なCore Ultra 9を搭載した小型PCとしては良好な結果です。

テスト終了後にはCPU温度も40~50℃台まで下がっており、長時間負荷をかけても熱がこもりにくい、安定した冷却性能を確認できました。

高負荷稼働後の筐体に触れても、ほのかに温かさを感じる程度です。

GEEKOM IT13 Maxの背面を触れて熱を確認している

そして、本体の稼働音に関しても確認しました。

実際に騒音計を使い、本体から約20cmの位置で稼働音を測定したところ、通常時は43dB前後に収まり、近くに置いてもファン音はほとんど気になりませんでした。一方、ベンチマークなどで高い負荷をかけると48dB前後まで上昇し、ファンの回転音がはっきりと聞こえるようになります。

通常負荷時の騒音レベルを計測している
高負荷時の騒音レベルを計測している

騒々しいほどではありませんが、静かな室内では負荷に応じた音の変化を確かに感じます。

『GEEKOM IT13 Max』のメリット・デメリット

GEEKOM IT13 Max

『GEEKOM IT13 Max』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

良かった点

  • シンプル&コンパクトで、悪目立ちしづらいデザイン
  • 豊富なインターフェース構成
  • 最大6TBまでストレージを拡張可能
  • NPU搭載でAI処理を効率化できる
  • Core Ultra 9 185H搭載で処理性能が高い
  • 24GBメモリで複数アプリも快適
  • SSDの読み込みが高速
  • Wi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応
  • 設定次第で軽負荷ゲームを快適に遊べる
  • 小型ながら冷却性能に優れる

悪かった点

  • メモリを交換・増設できない
  • 標準ストレージ容量は500GBのみ
  • 高負荷時はファン音が目立つ
  • 重量級ゲームの高画質プレイには不向き
  • 価格は10万円を超えており手頃とは言いづらい

よくある質問(FAQ)

読者さん
QGEEKOM IT13 Maxはどのような作業に向いていますか?

Aウェブ閲覧やOffice作業はもちろん、画像編集や軽~中程度の動画編集にも対応できます。Core Ultra 9 185Hと24GBメモリを搭載しており、複数のアプリを同時に開いても快適に作業できました。
TikGadget編集部

読者さん
QGEEKOM IT13 MaxでPCゲームは遊べますか?

A軽量なゲームであれば設定次第でプレイ可能です。フォートナイトはフルHD・中画質でおおむね40fps前後を維持できました。ただし、重量級ゲームを高画質で快適に遊ぶ用途には向いていません。
TikGadget編集部

読者さん
QGEEKOM IT13 Maxのメモリやストレージは増設できますか?

AストレージはM.2スロットを2基備え、最大6TBまで拡張できます。一方、24GBメモリはオンボード実装のため、交換や増設には対応していません。
TikGadget編集部

総評:仕事から軽めのゲームまで幅広くこなせる、省スペースな高性能ミニPC

デスク上で稼働しているGEEKOM IT13 Max

GEEKOM IT13 Maxを実際に使ってみて特に印象に残ったのは、コンパクトな筐体からは想像しにくいほど、普段の動作が軽快だったことです。

PCMark 10では8,538を記録し、ウェブ閲覧やOffice作業はもちろん、画像編集や軽~中程度の動画編集でも性能不足は感じませんでした。4画面へ同時出力した状態でも、目立った処理落ちは見られません。

内蔵GPUながらゲーム性能も比較的高く、フォートナイトはフルHD・中画質でおおむね40fps前後を維持できました。重量級ゲーム向けではありませんが、設定を調整すれば軽量タイトルも十分楽しめます。

冷却面も優秀で、室温26℃で高負荷テストを繰り返してもCPUの最高温度は77℃、ストレステストの安定性は99.0%でした。ただし、稼働音は通常時の43dB前後から高負荷時には48dB前後まで上昇し、静かな部屋ではファン音が耳に入ります。

メモリを増設できない点は惜しいものの、USB4やデュアル2.5GbE、Wi-Fi 7、最大4画面出力など、接続性は非常に充実しています。

省スペース性を保ちつつ、仕事からクリエイティブ作業、軽めのゲームまで幅広くこなしたい人には、完成度の高い一台です。

◎おすすめできる人

  • 省スペースと高い処理性能を両立したい人
  • 画像編集や軽~中程度の動画編集を行う人
  • 多画面出力や豊富なポートを活用したい人

▲おすすめできない人

  • 重量級ゲームを高画質で快適に遊びたい人
  • 将来的にメモリを増設したい人
  • 高負荷時のファン音や価格の安さを重視する人

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この記事を書いた人

レイ

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最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。TikGadgetの管理・運営者。理工学修士。元大手デベロッパー勤務。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットを実機レビューしています。スペック比較やベンチマーク、使用感まで含めて、電子機器や家電を分かりやすく丁寧に紹介します。