スマートウォッチブランドのAmazfit(アマズフィット)から、2026年7月10日に最新プレミアムスマートウォッチの『Amazfit Balance 3』が発売されました。
ステンレススチール版の通常価格は税込63,800円。チタンブラック版に関しては近日発売予定となっています。
本製品は、2025年6月にリリースされた「Amazfit Balance 2」の後継モデルです。HYROXの公式ウェアラブルパートナー製品として、専用レースモードやペース管理、レース後の分析に対応。普段の健康管理から本格的なハイブリッドトレーニングまで、1台で幅広くカバーできます。
1.5インチAMOLEDディスプレイや最大21日間のバッテリー、64GBストレージ、デュアルバンド6衛星測位システムを搭載。HybridChargeによるコンディション分析、オフラインマップ、外部フィットネスアプリとの連携など、日常とスポーツの両方で役立つ機能が充実しています。
先に結論 | Amazfit Balance 3はこんな製品
- 強み高精度GPSと豊富なスポーツ・健康管理機能、長時間バッテリーを高水準で両立
- 弱み本体が大きく重いうえ、通常価格63,800円と高価
- 向く人日常の健康管理からランニングやHYROXまで本格的に活用したい人
今回、メーカーより本製品(ステンレススチール版)を提供していただきました。
本記事では『Amazfit Balance 3』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。
▼ショート動画を公開しました!使用感はこちらでもご確認いただけます
『Amazfit Balance 3』のスペック・仕様表
| カラー | ステンレススチール、チタンブラック |
| 本体サイズ | スクリーン部:約44.8×44.8mm ケース部:約51.4×51.4mm 厚さ:約12.5mm(心拍センサー含む場合は約14.6mm) |
| 重量 | ステンレススチール:約62g チタンブラック:約55g ※いずれもストラップを除く |
| 本体素材 | ステンレススチール:ステンレススチール製フレーム&パーツ、繊維強化ポリマー製シェル チタンブラック:グレード5チタニウム製フレーム&ケース、ステンレススチール製ボタン |
| ボタン | 4個 |
| 耐久性能 | 10 ATM防水、MIL-STD-810G-2014 低圧・高温・低温・温度衝撃・振動・衝撃試験をクリア |
| ディスプレイ | 1.5インチ AMOLED |
| 解像度 | 480×480ピクセル(323PPI) |
| 最大輝度 | 3,000nit |
| カバーガラス | サファイアガラス(タッチ操作対応) |
| バッテリー容量 | 658mAh |
| バッテリー駆動時間 | 標準使用:約21日間 ヘビーユース:約10日間 AODモード:約7日間 高精度GPS:約41時間 省電力GPS:約84時間 |
| 健康センサー | BioTracker™ 6.0 PPG 生体認証センサー(5PD+2LED) |
| 搭載センサー | 加速度、ジャイロ、環境光、地磁気、温度、気圧高度計 |
| 測位システム | デュアルバンド、円偏波アンテナ、6衛星測位システム |
| 接続 | Bluetooth、BLE 5.2、Wi-Fi 2.4GHz |
| ストラップ | シリコン製/幅22mm 対応手首周囲:約140~210mm クラシックピンバックル |
| 対応デバイス | Android 8.0以上、iOS 17.0以上 |
| 対応アプリ | Zeppアプリ |
| スポーツモード | 180種類以上 |
| トレーニング機能 | 筋力トレーニング動作25種類・スポーツ動作8種類の自動認識 トレーニング/HYROXテンプレート、インターバルトレーニング対応 |
| ランニング機能 | Zepp Coach™、乳酸閾値測定、ランニングパワー、接地時間、仮想ペーサー、トラックラン、スマート軌跡補正など |
| 外部機器との接続 | 心拍ベルト、ランニング/サイクリングパワーメーター、サイクルスピード/ケイデンスセンサー |
| アプリ連携 | Runna、Strava、TrainingPeaks、Intervals.icu、Google Fit、Apple Health |
| 健康モニタリング | 心拍数、血中酸素レベル、ストレス、皮膚温度を24時間モニタリング HybridCharge™、LifeLoad™、PAI、心拍回復分析、月経周期トラッキング対応 |
| 睡眠モニタリング | 睡眠時HRV、睡眠ステージ、昼寝、睡眠時呼吸、睡眠スコア、睡眠スケジュール |
| AIアシスタント | Zepp Flow™(一部の国・地域で利用可能) |
| スマート機能 | Bluetooth通話、音楽操作、通知表示、Androidクイック返信、音声メモ、デイリーブリーフィング、各種タイマーなど |
| ストレージ | 64GB |
| その他 | 赤色・白色フラッシュライト、マイク、スピーカー、リニアモーター搭載 |
※参照元:Amazfit公式サイト(Balance 3 製品ページ)
「Balance 3」と「Balance 2」の比較
今回レビューする「Balance 3」と、2025年6月24日に発売された前機種「Balance 2」との、おもなスペックの違いは下表の通りです。
Balance 3では、ディスプレイの最大輝度が2,000nitから3,000nitへ向上し、内蔵ストレージも32GBから64GBへ倍増しました。Balance 2のフラッシュライトは画面を明るく表示する簡易的なものでしたが、Balance 3では赤色・白色の専用LEDを搭載。
さらに、BioTracker 6.0やチタン/ステンレス製ボディを採用するなど、視認性や耐久性、実用性が強化されています。
一方で、本体はBalance 2より大きく重くなっており、軽快な装着感よりも機能性と質感を重視した進化と言えるでしょう。なお、画面解像度やバッテリー容量、通常使用で最大21日間という駆動時間は据え置きです。
▼『Amazfit Balance 2』の実機レビューはこちら
『Amazfit Balance 3』のパッケージ内容
Amazfit Balance 3の外箱は、高級感の漂う外観です。ストラップが外された状態のウォッチ本体がすっぽりと収められていました。
パッケージにはウォッチとストラップに加え、充電器も用意。ただしUSB-Cケーブルは付属しないので、自前で用意する必要があります。
内容物一覧
- Amazfit Balance 3 本体
- ストラップ
- 充電器
- ユーザーマニュアル
『Amazfit Balance 3』の本体外観
Balance 3 本体の外観について。約51.4×51.4×12.5mmの筐体に、円形の1.5インチAMOLEDタッチスクリーンが搭載されています。裏面には各種センサーと充電端子が用意。
円形ケースの周囲4か所に角張った張り出しを設けることで、スタイリッシュさの中にスポーティな力強さも感じられるデザインとなっています。
本体部分のみの重量は、実測で約61.88g。
左右には計3つの物理ボタンに加え、回転式クラウンが用意されています。
ウォッチ上部(手首の奥にあたる部分)には懐中電灯が内蔵。白色光の明るさを4段階で調節できるほか、低干渉の赤色光と、緊急時に便利なSOS信号モードも搭載しています。
夜間の屋外で足元を照らしたり、手元の資料の文字を見たりする用途には、十分活用できるレベルの明るさを備えています。
パッケージに付属しているストラップはシリコン製で、汚れが付着しづらく、手触りも良好。軽量かつ耐久性に優れています。
ストラップを装着した状態での総重量は、実測で約80.90gでした。最近のスマートウォッチとしては比較的重い部類に入りますが、装着中に明らかな重さを感じるほどではありません。
存在感のある大型サイズ|細身の腕にはやや大きめ
Balance 3の本体部分の直径は約51.4mmと大きめで、落ち着いた見た目ながら、装着時の存在感は強いです。
スタイリッシュさとスポーティさを併せ持ったデザインは魅力的ですが、その分サイズ感も大きく、手首が細めの方やコンパクトな装着感を重視する方にはややオーバーサイズに感じる可能性があります。
▼180cm/100kgの筆者が装着してちょうど良いと感じるレベルのサイズ。
本体は、MIL-STD-810G-2014に基づく低圧・高温・低温・温度衝撃・振動・衝撃試験をクリアしています。それでいて、見た目の派手さは抑えられている印象です。
シリコン製のストラップは腕にしっかり固定される感覚があり、ランニング中の安定感も良好。汗や水に強く、ランニング後にそのまま拭き取りやすいのがメリットです。
また、10ATMの防水性能を備えているため、雨天時や手洗い時の水しぶき、プールでの水泳にも対応します。ただし、熱いシャワーやサウナ、石けん・洗剤が付着する環境、高圧の水流を直接受ける使い方は避けた方がよいでしょう。
公式アプリのインストールでスマホと同期
本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておく必要があります。
▼公式アプリ(iOS・Android対応)
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ペアリングが完了すると、端末アプリ上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどができるようになります。
そして数百種類のウォッチフェイスを使用可能。無料と有料のテーマが用意されていますが、無料でも十分にクオリティの高いデザインが揃っています。
Balance 3のディスプレイ性能|1.5インチ&3,000nitで視認性良好
Balance 3は、最大約3,000nitの高輝度AMOLEDディスプレイを採用しており、昼間の直射日光下でも画面の情報をはっきり確認できます。明るさ「自動調整」をオンにした方が、日光下でより高輝度を得られやすいです。
そして解像度480×480、323PPIの高精細ディスプレイにより、文字やアイコンの輪郭が鮮明に描画され、小さな数値や地図表示も潰れにくく、目の疲れを感じにくいです。
先述した耐衝撃・防水性能も含め、屋外での使用にも適した仕様となっています。
なお、ディスプレイの常時表示にも対応しています。
スピーカー&マイク内蔵 | 通話やPodcastにも対応
本機はマイクとスピーカーを内蔵しており、スマートフォンとBluetooth接続していれば、ウォッチ越しに通話できます。
また、アプリ経由でお気に入りの楽曲をウォッチ本体に取り込めば、ウォッチ単体で音楽を再生することもできます。ポッドキャスト(Podcast)にも対応しており、好みの音声コンテンツを取り込んで再生することも可能です。
▼ウォッチ上でPodcastを再生している様子
AI搭載ウォッチ | GPT-4o活用のZepp FlowとAI栄養管理に対応
Balance 3には、ユーザーのウォッチ体験をサポートする便利なAI機能がいくつか用意されています。
Zepp Flow(AI音声操作でハンズフリー活用)
本機はOpenAIのGPT-4o技術を活用した「Zepp Flow」を内蔵しており、音声でスマートウォッチを自在に操作できます。
ウォッチの内蔵マイクに、利用したい機能や調べたいことを話しかけることで、AIが音声で回答したり、最適な機能を案内してくれます。
例えば、天気の確認やアラーム設定、ワークアウトの開始などを声だけで操作できるため、手がふさがっている登山中やランニング中でもスムーズに利用可能。
応答はスピーディで、求めている機能を即座に案内してくれます。
登山やハイキング中でも、手を使わず操作しやすい便利機能です。
Zepp App Food Log(食事を撮影するだけで栄養管理)
Zeppアプリからは「食事記録機能」を利用できます。
食事の写真を撮影・登録するだけでカロリーや栄養素の推定値が自動計算され、食事管理がグッと手軽になります。しかもAmazfitのスマートウォッチがあれば、追加料金や月額費用は不要です。
- 詳細はコチラ:ゼップアプリ食事記録機能
カロリーを登録する方法は、以下の3通りあります。
カロリー登録方法
- テキストで食事を記録(音声入力も可)
- カメラで食事を撮影して記録
- バーコードを撮影して記録
自分で料理するなどして具体的なカロリー値が不明な場合、アプリからスマホカメラを起動して撮影することで、AIがカロリーや栄養素の目安を推定します。
▼炭水化物やたんぱく質、脂質など、成分比率まで算出。
記録したカロリーは毎日保存されていき、摂取目標や活動量などと比べることが可能。食事の面から、日々の健康を意識できるようになります。
64GBストレージ内蔵 | オフラインマップを保存可能
Balance 3は64GBストレージを内蔵しており、オフラインマップをウォッチ内に保持できます。
ベースマップ・スキーマップ・コンターマップの3種類をアプリ経由でダウンロード可能。また、Zeppアプリ経由でルートファイルを事前に取り込んでおけば、オフラインでのルート案内も利用可能です。
マップの種類
- ベースマップ:ウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形を含むマップ
- スキーマップ:スキー場のコースを表示するマップ、世界1万箇所以上のゲレンデに対応
- コンターマップ:等高線の記載のある、登山向けのマップ
マップデータをウォッチ上で呼び出せば、スマホの地図アプリのように現在地を確認したり、ワークアウト時のルートデータを記録できます。
▼ルート案内を使用している様子
6衛星測位システムによる測位精度は十分に高く、少なくとも今回試したような、開けた郊外のランニングコースでは、スマホGPSと比べても大きくズレるような場面はありませんでした。
180種類以上のスポーツモードに対応 | ゴルフモードも搭載
Balance 3は、ランニングやウォーキング、サイクリング、水泳、筋力トレーニングをはじめ、180種類以上のスポーツモードに対応しています。ヨガやHIIT、ボクシング、登山なども用意されており、普段の運動から本格的なトレーニングまで、幅広いアクティビティを1台で記録できます。
また、ゴルフモードも搭載しており、事前にコースマップをダウンロードしておけば、グリーンやハザードまでの距離、ホールのレイアウトなどを手元で確認できます。
▼ゴルフマップはアプリからインストール可能。世界約40,000コース、日本国内2,349コースのゴルフ場マップに対応しています。
グリーンまでの距離、ハザード位置、ホールのレイアウト、直近のスイングデータなど、ラウンド中のデータをウォッチ上で一括管理できるようになります。
また、スコアもウォッチ上で記録できるため、ラウンド中にスマートフォンを何度も取り出さず、簡易的なゴルフナビとして活用できるのが魅力です。
HYROX公式対応|レース前の準備から振り返りまでサポート
Balance 3は、HYROXの公式ウェアラブルパートナー製品として、専用レースモードを搭載したスマートウォッチです。
HYROX(ハイロックス)とは、1kmのランニングと1種目のファンクショナルワークアウトを交互に8回行う、ランニングと筋力トレーニングを組み合わせたフィットネスレースです。
合計8kmを走りながら8つのワークアウトをこなすため、単純な走力だけでなく、筋力や持久力、全体を通したペース配分も重要になります。
AmazfitはHYROXの公式ウェアラブルテクノロジー&タイミングパートナーとなっており、Balance 3には「HYROXレース」「HYROX PFT」「HYROXトレーニング」「HYROXシミュレーション」の各モードが用意されています。
HYROX連携でできること
- レース前:大会情報とVirtual Paceを利用して、目標ペースやレースPLANを作成
- レース中:PLANとの差や種目ごとのラップタイムを確認し、その場でペースを調整
- レース後:各区間のペースや種目別の結果、累計タイムなどを振り返って分析
単にHYROXをワークアウトの1つとして記録するだけでなく、レース前の準備から本番中のペース管理、終了後の分析まで一貫してサポートできるのが特長です。
今回のレビューでは、実際のHYROX大会には参加していないので、本番環境での計測精度までは検証できていません。ただ、ランニングと筋力種目が交互に続く競技中に、スマートフォンを取り出さず進行状況やPLANとの差を確認できるのは、実用性の高い機能だと感じました。
なお、大会情報は反映される時期が大会ごとに異なり、選択可能な大会でも情報を取り込めない場合があるので注意が必要です。
ウォッチにトレーニングメニューを設定 | 実際の運動で使い勝手をチェック
アプリやウォッチ上の「トレーニング」から、好みのトレーニングメニューを選びウォッチに設定することが可能。筋力トレーニングから本格的なマラソントレーニングまで、幅広い項目が揃っています。
実際に、筆者が普段ランニングしているコース(約5km)で、トレーニングメニューの「有酸素持久力基礎クラス」を実行してみました。
トレーニングを開始すると、心拍ゾーンや目標ペースといった具体的な指標で、ペースゾーンを明確に指示してくれます。設定されたペースゾーンを逸脱すると、電子音と振動、画面表示で通知してくれるので、普段のように「なんとなく走る」状態ではなく、きちんとペースを意識しながら運動できました。
「基礎クラス」ということもあり、運動強度は強すぎず、軽すぎない絶妙なバランス。トレーニング完了後には、リカバリ用のリラックスタイムがきちんと設けられており、翌日に疲労を持ち越しにくい印象です。
アプリでは、PeakBeats™の分析結果(VO2Max推定値、ワークアウト負荷、回復時間)を確認可能。トレーニング強度が適切だったかどうか、具体的な数値で確認できます。
私自身、これまではその日の気分で運動時間やペースを決めることが多かったのですが、本機を使うことで目安が見えるようになり、無理のない範囲で計画的に続けやすいと感じました。
記録更新を目指す本格的なランナーはもちろん、走り方を少し見直したい人や、頑張りすぎによる疲労の蓄積を避けたい初級~中級者にも取り入れやすいウォッチだと思います。
Zepp Coachが日々のトレーニングメニューを提案
そしてアプリに用意されている「Zepp Coach」を使えば、自身の今のパフォーマンスを前提に、大会の目標タイムを達成するための、日々のトレーニングメニューを提案してもらうことができます。
使い方は非常に簡単。まずはトレーニングプランを選択し、自身の身体情報を入力します。
続いて、AIがいくつか質問してくるので、自分に当てはまる回答を選択していきます。
すべての質問に回答すると、日々のトレーニングメニューが自動的に生成されます。むやみに運動するよりも、プランに従って規則正しい運動を行うことで、効率よく目標に近づける可能性が高まるでしょう。
HybridChargeと24時間モニタリングで体調を可視化
Balance 3には、従来の「BioCharge」から進化したHybridChargeが搭載されています。
BioChargeが心拍数や睡眠、ストレスなどをもとに現在の身体状態を示す機能だったのに対し、HybridChargeでは、そこにトレーニング負荷とLifeLoadによる生活負荷を統合。運動だけでなく、仕事や移動、日常的なストレスも含めてエネルギー状態を分析します。
実際に起床後のスコアを確認したところ、HybridChargeは「73」、睡眠は「65」、努力は「0%」と表示されていました。
その後、約5kmのコースを1時間ほどウォーキングしたところ、HybridChargeは「64」まで低下。努力の表示も「0%」から「100%」へ変化しました。
1時間のウォーキングでスコアが9ポイント下がっており、その日の活動によるエネルギー消費が数値に反映されていることを確認できました。
睡眠や心拍数、運動負荷といったデータを一つずつ確認しなくても、「今日はあとどの程度動けそうか」「そろそろ休息を優先した方がよいか」をひとつの指標から判断できるのが便利です。
また、アプリ上では睡眠状態に関するアドバイスや、その日のトレーニング内容も提案されます。数値を記録するだけで終わらず、次にどのような行動を取ればよいのかまで分かりやすく示してくれる点が、旧BioChargeからの大きな進化だと感じました。
そして健康モニタリング機能も充実しており、睡眠・心拍数・血中酸素飽和濃度などの数値を24時間記録(トラッキング)し、データとして可視化・保存しておくことができます。
注意
本製品の測定値は医療目的ではなく、体調管理の目安として活用するものです。体調に不安がある場合は医療機関に相談してください。
睡眠・心拍数・血中酸素レベル(SpO₂)などを継続的に記録し、データとして可視化・保存できます。なお、24時間モニタリングを利用するには、Zeppアプリ上で各機能を有効にする必要があります。
健康状態が可視化されることで、体調管理を意識し、日々の健康習慣を見直しやすくなるでしょう。
最大約21日間のバッテリー持ち | 充電の手間が最小限
Balance 3は658mAhの大容量バッテリーを備えており、公称値では、通常使用で最大約21日間持続可能です。
記事執筆時点で、Balance 3を満充電状態から14日間連続で使用していますが、まだ約15%のバッテリー残量があります(常時表示オフ・画面明るさ50%程度・毎日運動計測)。
よほどヘビー利用しなければ、2週間以上も使い続けられるのは十分実用的だと言えます。スマートウォッチの中でもかなり長持ちする部類だと思います。
なお充電スピードも素早く、1時間ほど給電を行うことで満充電近くまであっという間に回復させることが可能です。バッテリー持ち・充電頻度の両面でストレスを感じづらいのも、本機の大きなメリットの一つです。
『Amazfit Balance 3』のメリット・デメリット
『Amazfit Balance 3』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 10ATM防水・耐衝撃仕様で屋外でも使いやすい
- 最大3,000nitの明るさで屋外でも見やすい
- ゴルフを含む180種類以上のスポーツに対応
- GPS精度が高く、オフラインマップも利用可能
- フラッシュライト搭載
- HybridChargeで運動・生活負荷をまとめて把握できる
- 通話・音楽・Podcastの単体再生に対応
- AI機能が充実
- 長持ちするバッテリー
デメリット
- ケース径約51.4mmと大きく、細い手首には合わせづらい
- ストラップ込み約80.9gと比較的重い(睡眠中に気になる)
- 通常価格63,800円とやや高価
よくある質問(FAQ)



総評:普段の健康管理からランニング、ゴルフ、本格的なトレーニングまで幅広く使える完成度の高い1台
Amazfit Balance 3を実際に使ってみて特に印象に残ったのは、屋外での見やすさとトレーニング機能の充実度、そしてバッテリーの長さです。最大3,000nitの画面は日差しの強い場所でも確認しやすく、約5kmのコースで試した際も、GPSの軌跡がスマートフォンで記録した軌跡から大きくずれることはありませんでした。
HybridChargeも単なる数値表示ではなく、起床後の「73」から約1時間のウォーキング後に「64」まで低下し、実際の活動量が反映されていることを確認できました。また、常時表示オフ・画面輝度50%程度・毎日運動を記録する条件でも、満充電から14日後に約15%残っており、充電頻度の少なさは大きな魅力です。
一方、ストラップ込みの実測重量は約80.90gで、本体サイズも大きめです。身長180cm・体重100kgの筆者にはちょうどよく感じられましたが、手首が細い方には存在感が強すぎるかもしれません。通常価格も63,800円と安くはありません。
HYROX本番での計測精度までは検証できていないものの、普段の健康管理からランニング、ゴルフ、本格的なトレーニングまで幅広く使える完成度の高い1台です。価格やサイズよりも、機能の豊富さと長く使えるバッテリーを重視する方には、十分に選ぶ価値があると感じました。
◎おすすめできる人
- ランニングやHYROXに本格的に取り組みたい人
- 高精度GPSやオフラインマップを活用したい人
- バッテリー持ちと健康管理機能を重視する人
▲おすすめできない人
- 小型・軽量なスマートウォッチを求める人
- 手首が細く、大型ケースが気になる人
- 価格を抑えて基本機能だけ使いたい人
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