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SpotCam Pano 3 実機レビュー | この小ささで180°広角・無料クラウド録画まで使える屋内AIカメラ

※ 記事内にアフィリエイト広告が含まれています
SpotCam Pano 3を手のひらに載せている

ネットワークカメラメーカーのSpotCamから、180°パノラマビューに対応した屋内用の防犯カメラ『SpotCam Pano 3』が登場しました。通常価格は税込17,990円です。

1080PフルHD画質で広い範囲を一度に確認できるうえ、赤外線LEDによる夜間撮影、人体検知・転倒検知、動体検知時のアラート通知などにも対応。スマホアプリやブラウザから映像を確認でき、マイク・スピーカーを使った双方向通話も可能です。

さらに、24時間分のクラウド録画を無料で利用可能。自宅内の見守り、防犯、ペットの様子確認などに使いやすい高機能モデルとなっています。

なお、SpotCam Pano 3は台湾製のネットワークカメラであり、台湾製チップを採用している点も特徴のひとつです。

SpotCam Pano 3と電源アダプタを手に持っている
テレビ台の上で稼働しているSpotCam Pano 3

先に結論 | SpotCam Pano 3はこんな製品

  • 強み水平180°の広角映像、暗所撮影・通知・双方向通話・無料24時間クラウド録画までひと通り備えている
  • 弱み屋内専用なので屋外監視には不向き、4K対応ハイエンド機ほどのクリアさはない
  • 向く人リビングや玄関内、廊下などをスマホから手軽に確認し、防犯や家族・ペットの見守りに活用したい人

今回、メーカーより本製品を提供していただきました。

本記事では『SpotCam Pano 3』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。

『SpotCam Pano 3』のスペック・仕様表

SpotCam Pano 3

製品名 SpotCam Pano 3
用途 屋内用防犯カメラ
最大解像度 1080P FHD(1920×1080)
画素数 500万画素
フレームレート 30fps
映像圧縮方式 H.264
画角 水平180°
赤外線LED 高出力赤外線LED×8
赤外線照射距離 約10m
音声入出力 スピーカー / マイク内蔵、双方向通話対応
通信規格 IEEE 802.11 a/b/g/n、2.4GHz / 5GHz Wi-Fi
主な機能 動体検知、人体検知、転倒検知、デジタルズーム追跡、スマートサイレン、PIP / PBP表示
microSD 非対応
クラウド録画 24時間クラウド録画対応
※1日分の保存は無料、有料プランで3日 / 7日 / 30日保存に対応
スマートホーム連携 Amazon Alexa、Googleアシスタント、IFTTT対応
アクセス方法 WEBブラウザ、SpotCamアプリ
動作温度 0℃~50℃(室内のみ)
電源 5V / 2A、USB Type-C
本体サイズ 約φ6.7×11.1cm
重量 公称値:約105g(スタンド含む)
実測値:約93.07g(スタンド含む)
パッケージサイズ 約16.4×15.9×5.4cm
総重量 約360g
続きを見る

※参照元:SpotCam公式サイト(Pano 3製品ページ)

『SpotCam Pano 3』のパッケージ内容

▼外箱の様子

SpotCam Pano 3の外箱
SpotCam Pano 3の箱を開けた

▼内容をすべて取り出した様子

SpotCam Pano 3のパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • SpotCam Pano 3 本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB-Cケーブル
  • 電源アダプタ
  • 磁石付きスタンド
  • 監視カメラシール
  • 固定用ネジ・アンカー

パッケージには固定用ネジ・アンカーが付属。壁面に固定設置することもできます。

固定用ネジ・アンカー

『SpotCam Pano 3』の本体外観

『SpotCam Pano 3』の外観は、丸型のカメラ本体と細めのスタンドを組み合わせた、シンプルなデザインです。

直径約6.7cm、高さは11.1cm(スタンド装着時)と非常にコンパクトなため、狭いスペースにも設置しやすく、悪目立ちしづらい印象を受けます。

スタンド接続状態のSpotCam Pano 3

SpotCam Pano 3を指で摘まんでいる

本体重量も実測で約93.07g(スタンド含む)と軽く、壁面へ垂直に取り付けても自重で落下しづらいです。

SpotCam Pano 3を計量している

▼本体外観(360度)

カメラ正面は光沢のあるブラックパネルになっており、中央にレンズ、上下にセンサー類を配置。全体的に黒色を基調としたデザインなので、防犯カメラらしさがありつつ、ゴツさは控えめです。リビングや書斎に置いても、空間の雰囲気を大きく損ねることはないでしょう。

SpotCam Pano 3のレンズ部分

本体部分の背面には、スピーカー穴が無数に開いており、後述するWebブラウザやスマホアプリ経由で双方向通話を行ったり、サイレン機能を利用できます。

▼中央にはスタンド固定用と思われるネジ穴が配置

SpotCam Pano 3の本体後部

付属するスタンドは丸い台座付きで、底面には滑り止めも備えています。スタンドの可動域は広く、レンズを好きな方向へ向けることができる一方、置き型として使っても安定感があります。

SpotCam Pano 3のスタンドを倒している(正面アングル)
SpotCam Pano 3のスタンドを倒している(後部アングル)

スタンドは回して本体部分から取り外すことが可能。カメラ本体底部には、USB-Cポートリセットボタンが備わっています。

USB-Cポートとリセットボタン

このように、多機能ながらも非常にコンパクトかつ軽量な筐体サイズとなっています。デザインも監視カメラというより、見守りカメラに近い印象を受けるため、室内にも設置しやすいです。

玄関、リビング、デスク周り、棚の上など、場所を選ばずに設置しやすい点は大きなメリットだと感じました。

デスク上で稼働しているSpotCam Pano 3
棚の上で稼働しているSpotCam Pano 3

▼付属金具や強力な両面テープを使えば、壁面設置も可能

SpotCam Pano 3を壁面に固定している

『SpotCam Pano 3』をWi-Fiに接続

『SpotCam Pano 3』の使い方はいたって簡単です。

まず、付属のUSB-Cケーブルとアダプタを使って電源に接続し、監視したい場所が映るようにPano 3を設置します。

SpotCam Pano 3と電源アダプタを手に持っている

するとPCのWi-Fi設定画面に「SpotCam-Pano3」が表示されるので、接続します。

Wi-Fi設定画面に「SpotCam-Pano3」が表示されている

続いて、SpotCamの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成したうえで、Wi-Fi接続中の「SpotCam Pano 3」を追加します。

SpotCamのデバイス選択画面

最後に、接続先に設定したいWi-Fi名とパスワードを保存すれば、使用準備は完了です。

接続先に設定したいWi-Fi名とパスワードの設定画面

SpotCam Pano 3の追加が完了すると、紐づけたアカウントでログインしたWebブラウザ上のSpotCam管理画面にPano 3が表示されます。カメラ映像をリアルタイムで確認できるほか、各種設定も行えます。

SpotCam管理画面

カメラはアカウントと紐づけられるため、外出先の別PCでも、SpotCamアカウントにログインすれば映像を確認できるのが便利です。

▼映像確認・操作画面

映像確認・操作画面

スマホアプリで外出先からでも確認できる

スマホアプリをインストールすれば、外出先からでも4G/5G通信でカメラの映像をリアルタイムで確認したり、双方向通話などを利用できます。

▼公式アプリ(iOS・Android対応)

SpotCam

SpotCam
開発元:SpotCam
無料
posted withアプリーチ

自宅にいないときでも、ペットや子どもの様子、室内の異変などをスマホからすぐにチェックできるので、見守りカメラとしても重宝します。

スマホでSpotCam Pano 3の映像を確認している

また、動体検知や人体検知のアラート通知にも対応しているため、「何かあったときだけ確認する」といった使い方もできるでしょう。

カメラの詳細な設定が可能

Webブラウザやアプリの管理画面から、カメラの各種設定を細かく変更できます。

▼クリック・タップで拡大

一般設定画面(上)
一般設定画面(下)
イベント設定画面
アラートスケジュール設定画面

カメラのオン・オフや画質設定、ナイトモード、マイク・スピーカー音量、デジタルズーミング追尾などを調整できるほか、アラート通知、検知感度、メールアラート、サイレン、スケジュール設定など、豊富な項目が用意されています。

機能ごとにタブで分けられており、この手のガジェットに慣れてなくても、どこを触れば良いのか分かりやすい点は親切だと感じます。

スマートホーム連携も可能

なお、本機はAmazon Alexa、Googleアシスタント、IFTTT対応などのスマートホームデバイスとの連携にも対応しています。

連携することで、声でPano 3を操作したり、Alexaの場合はAmazon EchoやAmazon Spotでカメラ映像を再生することも可能です。

SpotCam Pano 3の映像品質を確認

デスク上に設置されたSpotCam Pano 3

実際に自宅の様々な場所に設置して、SpotCam Pano 3の映像品質を確認してみました。

1080P FHDで見守り用途には十分な画質

まず、1080P FHD解像度ということもあり、屋内用の見守りカメラとしては比較的クリアに映ります。

▼SpotCam Pano 3で映した室内

SpotCam Pano 3で映した室内映像

さすがに4K対応のハイエンドモデルほど細部までくっきり見えるわけではありませんが、カメラの前を通った人物の顔を確認したり、ペットが何をしているのかをチェックしたりする用途であれば、特に大きな不満はありませんでした。

フレームレートは30fpsで、映像の滑らかさは一般的な防犯カメラ・見守りカメラと同等といった印象。素早く動いても残像感は少なめで、リアルタイムで室内の様子を確認する分には十分だと思います。

水平180°の画角で部屋全体を見渡せる

SpotCam Pano 3で映した人物

そして本機の大きな魅力は、水平180°の広い画角です。実際にリビングに設置してみると、横方向まで広く映してくれるため、広めの部屋でも1台でかなりの範囲をカバーできました。魚眼レンズのような不自然な歪みや、無理に引き延ばされたような感じもあまりなく、思った以上に自然な映像で確認できています。

映像の遅延はわずかながらある

一方で、通信状況によって差はあるものの、実際の動きとアプリ・ブラウザ上の映像とのあいだには若干の遅延があります。体感では0.5秒前後のラグがありました。ただ、見守りや防犯用途で使うぶんには気になるほどではありません。

▼カメラ映像のラグの確認

設置場所によっては逆光に注意

注意したいのは、設置場所によって映像全体の明るさが変わりやすい点です。

人物の背後に窓があるような逆光気味の位置にPano 3を設置すると、全体的に映像が暗くなり、人物の顔が見えづらく感じる場面もありました。できるだけ逆光にならない場所に置くことをおすすめします。

暗所モードで夜間の見守りにも対応

本機は暗所撮影にも対応しており、部屋の照明を消した状態でも、人物や物の輪郭をしっかり確認できます。

暗所モードで撮影した写真

実際に真っ暗に近い環境で試してみたところ、映像は白黒表示になるものの、人物の位置や動き、周囲に置いてある物の形まで比較的はっきり映っていました。

昼間よりやや鮮明さが落ちる印象はあるものの、夜間に「誰かがいるか」「室内に異変がないか」を確認する分には十分実用的です。

直近1日分(24時間分)のクラウド録画は無料で利用可能

Pano 3はクラウド録画に対応しており、直近24時間分の映像であれば無料で確認できます。

microSDカードなどを別途用意する必要がなく、Webブラウザやアプリから過去の映像をすぐに見返すことができるため、万が一、トラブルに遭った際にも、状況を確認するための記録として役立つ可能性があります。

なお、3日間・7日間・30日間など、より長期間の録画データを残したい場合は有料プランへの加入が必要です。

必要に応じてAI検知サービスも追加できる

SpotCamでは、クラウド録画に加えて有料のAI検知サービスも用意されています。

人物検知、ペット検知、顔認識、仮想フェンス、持ち去り検知、転倒検知など、用途に合わせてAI機能を追加することが可能です。

AIサービスパック

たとえば、ペットの動きだけを検知したい場合は「Pet Detection」、高齢の家族の見守りを重視する場合は「Fall Detection」というような使い分けができます。

マイク&スピーカー内蔵で双方向通話も可能

Pano 3は、本体にマイクとスピーカーを内蔵しており、Webブラウザやスマホアプリを通じてカメラ越しに通話できます。

▼カメラ越しの通話の様子

実際に使ってみると、音質はあくまでカメラ内蔵スピーカー相応ではあるものの、カメラ側から聞こえる音声は十分にクリアで、聞き取りにくさはあまり感じませんでした。こちらの声も相手側へ明瞭に届いていたようで、簡単な声かけや会話であれば問題なく使えます。

また、通話用途だけでなく、自宅内でどのような音が鳴っているのか確認する用途でも役立ちます。

ペットへの声かけ、子どもの帰宅確認、離れた家族との簡単なやり取りなど、防犯用途だけでなく見守りカメラとしても活用しやすいです。

人物検出時のアラート通知・警報アラームに対応

本機は、人物や動きを検出した際のアラート設定にも対応しており、前述した設定画面から条件やタイミングを細かくカスタマイズできます。

実際に試してみたところ、人が部屋に入る、カメラの前を横切るなど、動きがあるとスマホアプリへ即座に通知が届き、リアルタイムの状況を確認できました。

▼スマホの通知画面

スマホの通知画面

外出中でも、自宅で何か動きがあったことに気づけるため、防犯カメラとしてはもちろん、ペットや家族の見守り用途でも役立ちます。

また、メールアラートを設定しておくと、スクリーンショット付きで通知メールを自動送信することも可能です。メール内でその時点の映像を確認できるので、あとから状況を見返したい場合にも便利だと感じます。

▼通知メール

スクリーンショット付きの通知メール

さらに、人物検出時に警報アラームを鳴らすこともできます。不審な動きを検知した際の威嚇として使えますが、設定を間違えると誤作動して隣家の迷惑になる可能性もあるため、設置場所や用途に合わせてオン・オフを調整すると良いでしょう。

▼警報アラームが鳴る様子

『SpotCam Pano 3』のメリット・デメリット

SpotCam Pano 3

『SpotCam Pano 3』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • コンパクトかつ軽量で、さまざまな場所に設置しやすい
  • 悪目立ちしづらいシンプルなデザイン
  • 1080P FHD画質で、見守り用途には十分な画質
  • 水平180°の視野角で、広い範囲を1台でカバー
  • 直近24時間分のクラウド録画を無料で利用可能
  • 動体検出に対応
  • スマホアプリから外出先でも映像を確認できる
  • マイク・スピーカー内蔵、双方向通話にも対応
  • Alexa、Googleアシスタント、IFTTT連携に対応

デメリット

  • 屋内専用のため、屋外では使用できない
  • 4Kカメラほど細部までくっきり映るわけではない
  • 逆光気味の場所では映像が暗くなりやすい

よくある質問(FAQ)

読者さん
QSpotCam Pano 3は屋外でも使えますか?

ASpotCam Pano 3は屋内用の防犯カメラです。防水・防塵仕様の屋外カメラではないため、玄関外やベランダなど雨風が当たる場所での使用には向いていません。
TikGadget編集部

読者さん
Qクラウド録画は無料で使えますか?

A直近24時間分のクラウド録画は無料で利用できます。ただし、3日間・7日間・30日間など、より長く録画データを残したい場合は有料プランへの加入が必要です。
TikGadget編集部

読者さん
Q夜間でも映像はしっかり確認できますか?

A暗所撮影に対応しており、照明を消した部屋でも人物の位置や動き、周囲の物の輪郭は十分に確認できます。昼間ほど細部まで鮮明に映るわけではありませんが、夜間の見守りや室内の異変確認には実用的です。
TikGadget編集部

総評:監視カメラとしても、見守りカメラとしてもかなり扱いやすい1台

SpotCam Pano 3を手のひらに載せている

SpotCam Pano 3は、屋内用の監視カメラとしても、見守りカメラとしてもかなり扱いやすい1台でした。

とにかくコンパクト&軽量で設置しやすく、このサイズにこれだけの機能が詰まっていることに驚かされます。見た目も監視カメラというより見守りカメラに近く、部屋に設置しても雰囲気を損ねづらい点が嬉しいです。

映像面では、水平180°の広い画角により、1台で広い範囲をカバーできます。1080P FHD解像度はハイエンド機ほどではないものの十分に見やすく、人物の確認やペットの様子を見る程度であれば大きな不満はありませんでした。

スマホアプリから外出先でも映像を確認でき、通知や双方向通話にも対応しているので、見守りカメラとしても重宝します。また、直近24時間分のクラウド録画を無料で使える点も嬉しいポイント。

一方で、屋内専用なので屋外監視には向きません。また、4Kカメラのように細部までくっきり映るわけではないので、設置場所はよく考えた方が良いでしょう。

何はともあれ、このサイズに広角映像・暗所撮影・通知・クラウド録画・双方向通話までひと通りそろっている点はかなり魅力的に感じます。

室内の防犯対策はもちろん、子どもや高齢の家族、ペットの見守り用として、手軽に導入しやすいモデルとなっています。

◎おすすめできる人

  • 室内の様子をスマホから手軽に確認したい人
  • リビングや玄関内など、広い範囲を1台で見守りたい人
  • 防犯だけでなく、子ども・高齢者・ペットの見守りにも使いたい人

▲おすすめできない人

  • 屋外に設置できる防犯カメラを探している人
  • 4K画質など、細部まで高精細に記録したい人
  • 長期間の録画データを無料で保存したい人

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この記事を書いた人

レイ

著者:

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。TikGadgetの管理・運営者。理工学修士。元大手デベロッパー勤務。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットを実機レビューしています。スペック比較やベンチマーク、使用感まで含めて、電子機器や家電を分かりやすく丁寧に紹介します。