モバイルデバイスを手がけるLEADJOY(リードジョイ)から、最新ゲーミングコントローラー『LEADJOY Xeno Plus』が登場しました。通常価格は税込9,350円。
本機は、TMRスティックや1000Hzポーリングレート、4つの背面カスタムボタンを備えた多機能ゲーミングコントローラーです。
有線・2.4GHz・Bluetoothの3種類の接続に対応。SwitchやPC、スマホ、Steam Deckなど幅広いデバイスで使えます。
さらに、ヘアトリガー/フルトリガーの切り替えやマイクロスイッチボタン、スマート充電ドックも備わっており、操作性と使い勝手の両方を追求した一台に仕上がっています。
先に結論 | Leadjoy Xeno Plusはこんな製品
- 強みTMRスティック、背面ボタン、トリガー切り替え、充電ドックまで備えた多機能性の高さが魅力
- 弱み機能が多いぶん、最初は接続モードやカスタム設定に少し慣れが必要
- 向く人SwitchやPC、スマホなど複数デバイスで使える高機能コントローラーを探している人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『Leadjoy Xeno Plus』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『Leadjoy Xeno Plus』のスペック・仕様表
| 製品名 | Leadjoy Xeno Plus |
| 製品ジャンル | ゲーミングコントローラー |
| 接続方式 | 有線 / 2.4GHzワイヤレス / Bluetooth |
| 対応機種 | Switch 2 / Switch / Switch Lite / Switch OLED / PC / Android / iOS / Steam Deck など |
| PC接続 | Xinput / Dinput対応 |
| スティック | TMRジョイスティック |
| ポーリングレート | 最大1000Hz |
| ボタン仕様 | ABXYボタンにマイクロスイッチを採用 |
| トリガー | ホールトリガー / マイクロスイッチトリガー切り替え対応 |
| トリガーモード | ヘアトリガー / フルトリガー切り替え対応 |
| 背面ボタン | 4つのカスタム背面ボタン搭載 |
| カスタマイズ機能 | ボタン割り当て / マクロ設定 / 専用アプリによる設定に対応 |
| 充電方式 | スマート充電ドック / USB Type-C充電 |
| バッテリー容量 | 1000mAh |
| 連続使用時間 | 最大30時間以上 |
| 振動機能 | HD振動対応 / ALPS製リニアモーター搭載 |
| ライティング | RGBライト対応 / 5モード搭載 |
| NFC | 対応 |
| スマートウェイク | 対応 |
| 外装カスタマイズ | 交換可能なマグネットカバー / 交換用Dパッド / デコレーションシール対応 |
| グリップ | ソフトタッチのマット仕上げ |
| 本体サイズ | 実測値:約15.3cm×約10.5cm×約6cm(最長・最厚部) |
| 本体重量 | 実測値:約232g |
| 付属品 | Leadjoy Xeno Plus本体、スマート充電ドック、交換用マグネットカバー、交換用Dパッド、デコレーションシール、USB-C充電ケーブル、日本語取扱説明書 |
※参照元:Amazon(LeadJoy Xeno Plus製品ページ)
『Leadjoy Xeno Plus』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- Leadjoy Xeno Plus 本体
- 充電スタンド
- USB-Cケーブル
- USBドングル(無線レシーバー)
- 交換用Dパッド
- ユーザーマニュアル
- デコレーションシール
パッケージには充電スタンドが付属。スタンド側にUSB-Cケーブルを接続しておけば、Xeno Plusを置くだけでスマートに充電できます。また、後部にはUSBドングルを収納しておけるUSB-Aポートも用意。
付属の無線ドングルをPCに接続すれば、2.4Gワイヤレス接続を利用できます。
『Leadjoy Xeno Plus』の本体外観
Leadjoy Xeno Plus本体は、マットブラックを基調とした落ち着きのあるデザインです。本体サイズは実測で約15.3cm×約10.5cm×約6cm(最長・最厚部)で、ゲーミングコントローラーとしては標準的〜ややコンパクト寄りのサイズ感です。
本体重量は実測で約232gであり、多機能なゲーミングコントローラーとしては比較的軽めな印象。実際に手に持ってみてもズッシリ感はあまりありません。
グリップ部分の裏面には細かなドット状の滑り止め加工が施されており、手のひらにしっかりフィットします。操作中に手が滑りにくく、ゲーミングコントローラーらしい安定したホールド感を得られました。
表面はサラッとしたマットな質感で、安っぽいベタつきはありません。全体的に洗練された印象を受ける見た目となっています。
▼筐体外観(360度)
PS5コントローラーとの比較
PS5コントローラー(デュアルセンス)と並べてみました。
グリップ部はデュアルセンスの方がスラっとしていますが、全体的なサイズ感はXeno Plusの方が若干コンパクトに感じられます。また、重量もXeno Plusの方が約50g軽いので、長時間持ちやすいです。
また、Xeno PlusのABXYボタンは大きく、間隔も狭めに設計されています。
『Leadjoy Xeno Plus』のインターフェース構成
Xeno Plusのインターフェース構成について見ていきます。
正面の左右にはアナログスティックやD-Pad、ABXYボタンといった一般的な操作系が用意。
中央には、3つの中央操作ボタン、ホームボタン、Cボタン、接続・モード確認用インジケーターが用意。
電源オン時には中央上部が点灯し、ブランドロゴが現れます。
なお、スティックは少し強めに引っ張ることで取り外し可能。ラバー部分も脱着でき、市販のパーツと交換できます。
また、D-Padも取り外して、パッケージに付属する交換用Dパッドと付け替えることができます。
上部にはLB/LTトリガー、RB/RTトリガー、USB-Cポートが用意。
下部には充電スタンドに接続するための端子が設けられています。
そして背面には、計4つのカスタムボタン(R4/R5、L4/L5)や ペアリングボタン、トリガースイッチが備わっています。
トリガースイッチを切り替えることで、LT/RTアナログトリガーの可動範囲を物理的に短くし、僅かな押し込みで入力を反映できるようになります。
このように、一般的なコントローラーの筐体サイズに、多彩な機能が詰め込まれた設計となっています。
公式アプリによる多彩なカスタマイズが可能
Xeno Plusは、公式アプリ(PC・iOS・Android)を使用することで動作を細かく調整できます。直感的なUIで設定変更がしやすく、複数のプロファイルを保存してゲームごとに切り替え可能です。
今回のレビューではPC版を使用していますが、iOS・Android版をインストールすればスマホからでもカスタマイズを行えます。
以下、おもなカスタマイズ項目について紹介していきます。
ボタン割り当て・背面ボタンのカスタマイズ
ABXYボタンやL/Rボタン、背面ボタンなどの割り当てを自由に変更できます。特に背面のカスタムボタン(R4/R5、L4/L5)にジャンプやリロードなどを設定しておけば、スティックから指を離さずに操作できるため、FPSやアクションゲームで便利だと感じました。
スティック・トリガーの感度調整
左右スティックのデッドゾーンや出力カーブ、トリガーの反応範囲なども細かく調整できます。エイムを繊細にしたい、トリガー入力を素早く反応させたいなど、ゲームジャンルや好みに合わせて操作感を最適化しやすいのが魅力です。
連射・マクロ設定
ボタンごとに連射設定を入れたり、マクロを作成することも可能。マクロに関しては持続時間などを、連射機能に関しては5・10・20・30で連射回数を調節できる柔軟さが魅力です。
ジャイロ・振動の調整
ジャイロ感度やバイブレーションの強さもアプリから変更できます。Switchの対応タイトルでジャイロ操作を使う場合や、振動の強さを好みに合わせたい場合に役立ちます。
ポーリングレートや接続モードの変更
本機は多彩なデバイスとの接続に対応しており、アプリ上で接続モードの変更やポーリングレートの調整が可能です。ポーリングレートは最大1000Hzまで選択できるため、入力遅延を少しでも抑えたいタイトルとの相性も良いです。
別売りの「Magic Key」でモーションコントロールにも対応
Xeno Plusは、別売りの「Magic Key」を組み合わせることで、モーションコントロール機能も利用できるようになります。
▼Magic Key
▼非常にコンパクトなウェアラブルデバイス
付属のバンドを使って手足に固定できるほか、両面テープやクリップ付きのベースを用いて、身体の好みの場所に取り付けて使うこともできます。
アプリ上ではMagic Keyを最大4台まで登録でき、ロール・ピッチ・ヨーといったコントローラーの傾きや動きに対して操作を割り当て可能。たとえば、手首を傾ける動きに特定のボタン操作を割り当てるなど、通常のボタン入力とは異なる直感的な操作を追加できます。
ガチゲーマー向けというよりは、どちらかというと身体の動きをゲーム操作に反映させて楽しみたいエンジョイ勢向けの機能という印象で、なかなか面白い試みだと感じました。
それでも、通常のボタン操作や背面ボタンだけでは物足りない場合に、さらに操作の幅を広げられる点は実用的だと思います。
Leadjoy Xeno Plusの使用感レビュー | 操作性・遅延をチェック
実際にXeno PlusをゲーミングPCと接続し、FPSタイトル『バトルフィールド6』をプレイしてみました。
有線・無線ともに遅延はほぼ気にならない
有線・Bluetooth・2.4GHzワイヤレスのいずれでも試しましたが、いずれの場合も大きな入力遅延は体感できませんでした。もちろん、競技用タイトルで最小遅延を求めるのであれば有線接続がベストですが、ゲームをカジュアルに楽しむ範囲であれば、ワイヤレス接続でも十分快適にプレイできます。
▼実際のゲームプレイの様子
TMRスティックとマイクロスイッチボタンで操作感は良好
操作感についても全体的に良好。スティックの動きは滑らかで、視点移動やエイムの微調整も行いやすい印象でした。TMRスティック搭載ということもあり、センター付近の細かな入力にもきちんと反応してくれます。遠距離の敵に照準を合わせる場面でも、狙いが大きくブレにくく、想像以上に扱いやすいと感じました。
また、ABXYボタンにはマイクロスイッチが採用されており、押した瞬間のカチッとした感触と、ほどよい反発感が心地良いです。ボタン自体もやや大きめで押しやすく、ジャンプや武器切り替え、リロードなどの操作をテンポよく行えました。
筐体自体がゲーミングコントローラーとしてややコンパクト寄りのサイズ感であり、そのぶんD-Padや中央ボタンにも指が自然に届きやすく、全体的にボタン操作がしやすい点は好印象でした。
フルトリガーとヘアトリガーの切り替えが実用的
トリガーについては、フルトリガーモードとヘアトリガーモードを切り替えられるのが便利でした。フルトリガーモードでは、指の力加減で押し込む深さを調整できるため、車両の加速度をコントロールするなど、細かな入力を行いたい場面で扱いやすいです。
一方、FPSで射撃するならヘアトリガーモードの方が明らかに便利。軽く押すだけで素早く反応するため、敵と鉢合わせになって咄嗟に射撃したい場面では、明確に有利だと感じました。
コンパクトで握りやすいが、手が大きい人は背面ボタンに注意
グリップ感もかなり良好。小型寄りの筐体サイズということもあり、握り込みやすく、長時間プレイでも手の中でズレにくかったです。特に手が小さめの人には、かなり扱いやすいサイズ感だと思います。
一方で、筆者のように比較的大柄な体格(身長180cm・体重100kg前後)で、手も大きめの方は少し注意が必要です。グリップを深く握り込むと、中指が背面のカスタムボタン、特にL5・R5あたりに干渉しやすく、慣れるまでは意図せず触れてしまう場面がありました。
手が大きい人は握り方を少し調整するか、L5・R5ボタンには暴発しても問題ない機能を割り当てると良いかもしれません。
FPS用コントローラーとしても十分に扱いやすい
総じて、Leadjoy Xeno Plusはかなり使いやすいコントローラーだと感じました。
遅延の少なさ、スティックの素直な操作感、押しやすいボタン、切り替え可能なトリガーなど、使っていて不満を感じにくい仕上がりとなっています。
特に、コンパクトで握りやすい高機能コントローラーを探している人には相性の良い一台だと思います。
バッテリー持ちは優秀 | 充電スタンドの使い勝手も良好
Xeno Plusは、公称で最大30時間以上の連続使用に対応するとされています。
実際に使ってみたところ、筆者の環境では約26時間ほど充電なしで使い続けることができました。1日3~4時間ずつ遊ぶ程度であれば、1週間に1度ほどの充電頻度で済みます。バッテリー持ちはかなり優秀な部類だと思います。
また、個人的に便利だと感じたのが、付属の充電スタンドです。
プレイ後にコントローラーをスタンドへ置くだけで、そのままスマートに充電が始まります。毎回USB-Cケーブルを挿す必要がないのでラクです。
さらに、充電スタンドがあることでコントローラーに決まった置き場所ができるのも地味に便利。使い終わったらスタンドに戻すだけなので、「コントローラーどこに置いたっけ?」と探すことが減り、デスク周りもすっきりします。
バッテリー持ちの良さに加えて、置くだけで充電できる手軽さまで備えており、日常的に使うコントローラーとしてかなり扱いやすい一台だと感じました。
『Leadjoy Xeno Plus』のメリット・デメリット
『Leadjoy Xeno Plus』を実際に使って感じたメリット・デメリットは、以下の通りです。
良かった点
- 有線・2.4GHz・Bluetooth接続に対応
- 約232gと軽めで、長時間でも扱いやすい
- 充電スタンド付き
- PCやSwitch、スマホなど幅広い機器で使える
- TMRスティック搭載で、視点移動やエイムの微調整がしやすい
- 最大1000Hzポーリングレート対応で、入力遅延が気になりにくい
- ABXYボタンの押下感が心地良い
- フルトリガー/ヘアトリガーを切り替え可能
- アプリのカスタマイズ性が高い
- バッテリー持ちも優秀
悪かった点
- 機能が多いため、最初は接続モードや設定に少し慣れが必要
- 手が大きい人は、背面ボタンに指が干渉する場合がある
よくある質問(FAQ)



総評:多機能で普段使いしやすい高コスパコントローラー
Leadjoy Xeno Plusは、「高機能さ」と「普段使いしやすさ」のバランスの良さが魅力のゲーミングコントローラーでした。
TMRスティックやマイクロスイッチボタン、ヘアトリガー、4つの背面ボタンなど、ゲーミング用途で欲しい機能はしっかりと押さえられています。実際に使っていてもスティック操作は素直で、ボタンの反応も心地良く、FPSのように素早い操作が求められるゲームでも、遅延や操作のしづらさが気になる場面はほとんどありませんでした。
一方で、機能が多いぶん、使いこなすには多少の知識や慣れが必要です。また、手が大きい人は背面ボタンに指が触れやすい場面もあるため、握り方やボタン割り当ては少し調整した方が良いと感じました。
とはいえ、有線・2.4GHz・Bluetoothの3種類の接続に対応し、PCやSwitch、スマホまで幅広く使える汎用性の高さは大きな魅力です。実測で約26時間使えたバッテリー持ちも優秀で、さらに置くだけで充電できるスタンドも便利。
そして1万円未満の価格帯で、TMRスティック・背面4ボタン・充電スタンド・アプリカスタマイズまで揃っていることを考えると、コストパフォーマンスはかなり高いと感じました。
PC・Switch・スマホで1台を使い回したい人や、背面ボタン・ヘアトリガー・細かなカスタマイズ性を重視する人にかなり相性の良いコントローラーです。
◎おすすめできる人
- PC・Switch・スマホなど、複数デバイスで使えるコントローラーを探している人
- 背面ボタンやトリガー切り替えなど、操作を細かくカスタマイズしたい人
- 充電スタンド付きで、日常的に扱いやすい高機能コントローラーが欲しい人
▲おすすめできない人
- シンプルな操作だけで十分で、細かな設定が面倒に感じる人
- 手が大きく、背面ボタンへの指の干渉が気になりそうな人
- とにかく最小遅延を重視し、ワイヤレスでも競技レベルの反応速度を求める人
▼こちらの記事もオススメ!
-
-
LEADJOY Blade Plus 実機レビュー!1000Hz有線対応・低遅延でSwitch 2/スマホに最適なモバイルコントローラー
モバイルデバイスを手がけるLEADJOY(リードジョイ)から、有線/Bluetooth接続に対応したモバイルゲーミングコントローラー『LEADJOY Blade Plus』が登場しました。 記事執筆時 ...
続きを見る
-
-
『Leadjoy M1C+』レビュー | Type-C対応、ホール効果スティック搭載のモバイルゲームコントローラー
数々のゲーミングコントローラーの開発・販売を手掛けるLeadjoyは、2023年12月にType-C端子搭載デバイス向けのモバイルコントローラー『LeadJoy M1C+』を発売した。 Type-Cポ ...
続きを見る




































































