これまでに数多くのパワーバンク（モバイルバッテリー）をリリースしてきたSharge（中国・深圳）は、大容量24,000mAh、最大出力170Wの高性能モバイルバッテリー『Sharge Shargeek 170 Power Bank』を販売している。
三角柱スケルトンデザインのバッテリーであり、スマートディスプレイを内蔵。USB-C × 2、USB-A × 1のポートを搭載しており、最大3デバイスに対して最大出力170Wで高速充電を行うことができる。
IP66の防水仕様を備えるほか、充実した保護機能をサポートしており、安心して持ち運び、利用することが可能なモデルとなっている。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
| ブランド | Sharge |
| モデル名 | Shargeek 170 |
| 本体サイズ | 164.9 × 62.8 × 59.6mm |
| 本体重量 | 約680g |
| バッテリー容量 | 24,000mAh / 86.4Wh |
| 定格容量 | 13,200mAh（5V⎓3A） |
| 搭載ポート | USB-C × 2、USB-A × 1 |
| サポートプロトコル | PD3.1、PD3.0、PD2.0、QC4.0、QC3.0、Apple5V12.4A、BC1.2、AFC、SCP、FCP |
| 入力 | ・USB-C1：5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓5A、28V⎓5A ・USB-C2：5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓5A、28V⎓5A |
| 出力 | ・USB-C1：5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓5A、28V⎓5A (最大140W) ・USB-C2：5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓5A、28V⎓5A (最大140W) ・USB-A：5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓5A (最大30W) ・USB-C1+USB-C2：165W ・USB-C1/C2+USB-A：170W ・USB-C1+USB-C2+USB-A：163W |
| 保護機能 | ・過電圧/低電圧保護 ・過熱保護 ・短絡保護 ・過電流保護 ・過負荷保護 |
| 防水仕様 | IP66 |
| カラー | ホワイト、グレー |
▼公式紹介動画
今回紹介する『Sharge Shargeek 170 Power Bank』は、24,000mAhの大容量バッテリーを内蔵したパワーバンク（モバイルバッテリー）だ。
耐久性の高い電気自動車グレードのバッテリーを6基搭載しており、一般的なスマートフォンであれば最大5回、ニンテンドースイッチのようなゲーム機であれば最大2回の満充電を行えるほどの容量となっている。
筐体側面には2つのUSB Type-Cポートと、1つのUSB Type-Aポートを搭載。最大3台のデバイスで同時に高速充電を行うことができる。
最大170Wのトータル出力に対応。モバイルバッテリー自体は140W急速充電でチャージでき、わずか20分で50%ものバッテリー容量を回復させることが可能だ。
▼使用ポートの組み合わせに応じて単独の最大出力が変化。単一ポートでは最大140W出力が可能なほか、3つすべてのポートを利用する場合でも最大65Wの単一出力を実現できる。
本体サイズは164.9 × 62.8 × 59.6mm、本体重量は約680gと、24,000mAhの大容量バッテリーを内蔵する割には比較的コンパクトかつ軽量なデザインとなっている。
三角柱形のスケルトンデザインを採用しており、見た目的にはメカメカしく、刺さる人には刺さるだろう。
内部にはスマートディスプレイを搭載しており、充電プロセスを視覚化してリアルタイムに確認できる。異常温度の警告も表示されるため、電源の状態を明確に把握できる点は安心だ。
そして安全機能も充実。過電圧/低電圧保護、過熱保護、短絡保護、過電流保護、過負荷保護などをサポートしており、安心・安全に利用できる。
▼飛行機の機内にも安心して持ち込み可能。
低電流モードも備えており、イヤホン、スマートウォッチ、スマートバンドなど、低電流デバイスも安全な出力で充電できる。
▼筐体はIP66等級の防水仕様となっており、水しぶきがかかっても問題なし。
コンパクトで携行性に優れたデザインのおかげで、幅広いシーンで利用できる高性能モバイルバッテリーとなっている。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- Sharge Shargeek 170 Power Bank本体
- 専用ポーチ
- ユーザーマニュアル
- USB Type-Cケーブル
▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応。なお、マニュアルはオンライン上でも公開されている。
▼専用ポーチが付属。バッテリー本体および充電ケーブルを一緒に収納して、簡単に持ち運べる。
Sharge Shargeek 170 Power Bank本体
▼Sharge Shargeek 170 Power Bank本体の外観。
三角柱形のスケルトンデザインとなっており、中身の基盤が丸見えだ。
▼スマートディスプレイが内蔵。
▼背面の様子。
▼側面には電源ボタンに加えて、Type-Cポート×2、Type-Aポート×1が用意。
▼反対側面には製品仕様が記載。
本体サイズは、164.9 × 62.8 × 59.6mm、重量は約680gであり、片手でラクラク持ち運べるサイズ感。
▼透明部分を手でベタベタ触っても、指紋や手脂などの汚れはほとんど目立たない。常に綺麗な状態で使用することが可能だ。
以上の通り、バッテリー本体自体はシンプルかつスタイリッシュなデザインとなっている。余分なボタン類が無いため、扱い方で困ることはないだろう。
使い方は非常に簡単
本製品の扱い方は非常に簡単だ。
まず、側面の電源ボタンを長押ししてオンにする。
電源が入ると、スマートスクリーンが点灯する。
▼バッテリー自体のバッテリー残量や、充電時間、出力/入力のワット数を一目で把握できる。
そして、側面の各ポートとデバイスとをケーブルで接続することで、電力の出力が開始される。
出力を終了したい場合は、電源ボタンを再度長押しすることで、モバイルバッテリーの電源が切れる。扱い方が非常に簡単なので、この手のデバイスを初めて扱う方でも問題ない。
▼デバイスに給電している最中は、OUTPUTに出力ワット数が表示される。
多台数デバイスにも安定した給電が可能
本製品は、3つのポートを利用して、最大3台のデバイスへ同時出力できる。
実際にスマホ、電気ランプ、モバイルヘアアイロンに対して充電を行ってみた。
使用ポートの組み合わせに応じて単独の最大出力が変化。単一ポートでは最大140W出力が可能なほか、3つすべてのポートを利用する場合でも最大65Wの単一出力を実現できる。
3台同時接続状態でも、各デバイスの充電スピードが落ちることは一切なく、安定した充電を継続できていた。
▼スマホのバッテリーをあっという間に回復させることができた。
ほぼバッテリー切れ状態のスマホ、電気ランプ、モバイルヘアアイロンを同時に満充電になるまで給電した後でも、Sharge Shargeek 170 Power Bankはまだ60%以上のバッテリー残量を残していた。
このサイズでこれだけ安定した給電能力と高出力、大容量バッテリーを実現している点は、実に素晴らしい。
なお、付属ポーチーに入れた状態でも、ケーブルを接続したままデバイスを充電することが可能だ。
ただ、熱がこもってバッテリー本体が高熱をもたないように注意したい。
低電流モードが用意
本製品は低電流モードも備えており、イヤホン、スマートウォッチ、スマートバンドなど、低電流デバイスも安全な出力で充電できる。
▼電源ボタンを2回押しすることで、低電流モードに切り替わる。
低電流デバイスのみを充電したい場合、安全を期してこのモードを利用すると良いだろう。
バッテリー本体も素早い充電が可能
バッテリー本体に対しても、素早く充電を行うことが可能だ。
▼いずれかのType-Cポートにケーブルを接続して、充電を行う。
▼充電中はINPUTに入力情報が表示される。
モバイルバッテリー自体は140W急速充電でチャージでき、わずか20分で50%ものバッテリー容量を回復させることが可能だ。
あっという間にモバイルバッテリー自体の充電を回復できる点は嬉しい。出かける前に手早く充電し、外出先へ持参できるので実用的であると言える。
熱は感じられない
3デバイス同時給電を行った後、モバイルバッテリーを充電中に本体を触れてみたが、どの部分を触れても熱を感じることは一切なかった。
▼内部では熱が生じているのだろうが、筐体外部からは熱がまったく感じられない。
ただし、熱を感じないからと言って冷却性能を過信し過ぎず、できるだけ通気性の良い場所で使用するように注意した方が良いだろう。
もし過剰な熱が発生した場合は、過熱保護機能がはたらき、異常温度の警告が表示される。
電源の状態を明確に把握できる点は安心だ。
『Sharge Shargeek 170 Power Bank』のまとめ
今回紹介した『Sharge Shargeek 170 Power Bank』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 内部基盤が見えるスケルトンデザイン
- バッテリーステータスを一目で把握できるスクリーンを搭載
- 扱い方が簡単
- 24,000mAhの大容量バッテリーを内蔵
- バッテリー容量に対して、比較的コンパクトかつ軽量な筐体サイズ
- 専用ポーチが付属
- 単一ポートでは最大140W、3つすべてのポートを利用する場合でも最大65Wの単一出力を実現
- 保護機能が充実
- 頑丈で安心感のある造り
- 低電流モードが用意
- IP66等級の防水仕様
悪かった点
- 特に無し
以上の通り、24,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しつつ、携行性に優れた筐体サイズを実現した、高性能・高汎用性のモバイルバッテリーとなっている。
三角柱形のスケルトンデザインを採用しており、見た目的にはメカメカしく、刺さる人には刺さるだろう。内部にはスマートディスプレイを搭載しており、充電プロセスを視覚化してリアルタイムに確認できる。異常温度の警告も表示されるため、電源の状態を明確に把握できる点は安心だ。
電源ボタンを押すだけで給電を開始できるため、扱い方は実に簡単。無駄なボタン類が無いため、使い方で困ることはないだろう。
使用ポートの組み合わせに応じて単独の最大出力が変化。単一ポートでは最大140W出力が可能なほか、3つすべてのポートを利用する場合でも最大65Wの単一出力を実現できる。
実際に3デバイスに対して同時に給電した場合でも、各デバイスの充電スピードが落ちることは一切なく、安定した充電を継続できていた。
モバイルバッテリー自体も140W急速充電でチャージでき、わずか20分で50%ものバッテリー容量を回復させることが可能だ。出かける前に手早く充電し、外出先へ持参できるので実用的であると言える。
そして安全保護機能も充実しているので、飛行機の機内などにも安心して持ち込める。
旅行先や出張先などで、すぐにでもスマホなどのデバイスを充電したい場合には、非常にオススメ度の高い一品だ。
▼こちらの記事もオススメ
-
-
BougeRVブラックフライデーセール開催！Amazonにて人気商品を最大50%オフで購入可能（12/6まで）
2024年11月27日（水）～ 12月6日（金）までの期間中、Amazonにて、BougeRVの人気商品を最大50%OFFの割引価格で購入できるブラックフライデーセールが開催されます。 セールページは ...
続きを見る
-
-
最新アウトドア用電動カート「楽GoWagon」Makuakeにてクラウドファンディング開始、12/16より
ポータブル冷蔵庫、ポータブル電源、ソーラーパネルなどを数多く手掛けるメーカーのBougeRVは、2024年12月16日（月）より、同ブランドの最新高性能電動カート『楽GoWagon』について、Maku ...
続きを見る
