2026年6月30日、Xiaomi(シャオミ)傘下のRedmiは、最新スマートフォンの『REDMI K90 Ultra』を中国で発表しました。記事執筆時点において、中国ではすでに販売が開始されています。
中国国内における販売価格は以下の通りです。
| モデル | メモリ/ストレージ構成 | 価格 |
| REDMI K90 Ultra | 12GB+256GB | 2,999元(約71,800円) |
| 16GB+256GB | 3,199元(約76,600円) | |
| 12GB+512GB | 3,499元(約83,800円) | |
| 16GB+512GB | 3,699元(約88,400円) |
※2026.7.2時点のレートで計算(1元=23.95円)
本製品は、2025年6月に発売された「REDMI K80 Ultra」の後継にあたるモデルです。
「Snapdragon 8 Elite」に加え、AIゲーム用独立チップ「D2」や本体内蔵のアクティブ冷却ファンを搭載した、ゲーム重視のハイエンドモデルです。165Hzリフレッシュレート対応の6.83インチAMOLEDディスプレイ、最大3500Hzのタッチサンプリングレート、ステレオスピーカー、競技向けアンテナ設計など、操作性・冷却性能・映像表現・サウンドまでゲーム体験を意識した構成となっています。
『REDMI K90 Ultra』のスペック・仕様表
| 項目 | REDMI K90 Ultra |
|---|---|
| カラー | スペースシルバー、シャドーブラック、スカイブルー |
| OS | Android 16(Xiaomi HyperOS 3) |
| ディスプレイ | 6.83インチ AMOLED 直屏 |
| 解像度 | 2772×1280 |
| ピーク輝度 | 3,500nits |
| リフレッシュレート | 最高165Hz |
| タッチサンプリングレート | 通常時:最高480Hz 瞬時:最高3500Hz(ゲーム時) |
| CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Elite |
| GPU | Adreno 830 |
| 独立チップ | AIゲーム独立チップ D2 |
| RAM | 12GB / 16GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.1 |
| 外部ストレージ | 非対応 |
| SIMカード | デュアルnanoSIM |
| カメラ | フロント:20MP リア:50MP(f/1.68)メイン + 8MP(f/2.2)超広角 |
| 動画撮影 | 8K:30fps 4K:30 / 60fps 1080p:30 / 60fps 720p:30fps スローモーション:720p / 1080p 120 / 240 / 960fps |
| スピーカー | 対称式ステレオデュアルスピーカー(Bose共同調音 / Dolby Atmos対応) |
| 通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、4G / 5G |
| 対応バンド | 【5G】n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n28 / n66 / n38 / n40 / n41 / n48 / n77 / n78 【4G】FDD-LTE:B1 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B19 / B28 / B66 TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B48 【3G】WCDMA:B1 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 【2G】GSM:B3 / B5 / B8 |
| 位置測位 | GPS(L1+L5)、BDS(B1I+B1C+B2a)、Galileo(E1+E5a)、GLONASS(G1)、QZSS(L1+L5)、NavIC |
| ポート | USB Type-C |
| 認証機能 | 3D超音波式画面内指紋認証 |
| 防水防塵 | IP66 / IP68 / IP69 |
| バッテリー | 8,550mAh(typ)/ 8,380mAh(min) 100W有線急速充電 / 22.5W有線リバース充電 |
| 冷却機構 | 内蔵アクティブ冷却ファン搭載 |
| サイズ | 162.91×77.93×8.18mm |
| 重量 | 227g |
| その他 | P3広色域 / 12bit色深 / HDR10+ / HDR Vivid / Dolby Vision / 全輝度DC調光 / 赤外線リモコン / X軸リニアモーター / NFC / Hi-Res Audio / Hi-Res Audio Wireless |
※参照元:Xiaomi公式サイト(REDMI K90 至尊版 製品ページ)
『REDMI K90 Ultra』の特徴
『REDMI K90 Ultra』は、REDMI Kシリーズの新しいゲーミング性能重視モデルとして登場したスマートフォンです。2025年に発売されたREDMI K80 Ultraの後継にあたるモデルで、性能・冷却・ディスプレイ・タッチ操作・サウンドなど、ゲーミングに関わる部分が大きく強化されています。
カラーはブラック、ブルー、シルバー系の3色展開。ゲーミングスマホらしい派手さを抑えつつ、背面カメラまわりは大型の矩形デザインを採用しており、フラッグシップ機らしい存在感のある外観です。
OSには、Android 16ベースのXiaomi HyperOS 3を採用。
筐体サイズは162.91×77.93×8.18mm、重量は227g。一般的なスマホと比べるとやや重めですが、8,550mAhの大容量バッテリーやアクティブ冷却ファンを内蔵していることを考えると、かなり健闘していると言えます。
防水防塵性能はIP66/IP68/IP69に対応。ファン内蔵モデルでありながら、高い防水防塵性能を備えており、ゲーミング用途だけでなく、日常使いでも安心感があります。
6.83インチ AMOLEDディスプレイを搭載。2772×1280の高解像度と最大165Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。
ピーク輝度は最大3,500nitsに達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。さらに12bit色深度、P3広色域、HDR10+、HDR Vivid、Dolby Visionなどにも対応しており、動画視聴などでも満足度は高いでしょう。
タッチ操作まわりもゲーミング向けに強化されています。通常時のタッチ報告レートは最大480Hz、ゲーム時の瞬時タッチサンプリングレートは最大3500Hzに対応。指の動きに対する反応の速さを重視するFPSやMOBA系ゲームでは重宝しそうです。
CPU(SoC)には「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」を採用。RAMは12GB / 16GB LPDDR5Xを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、高負荷ゲーミングにも余裕で対応できる性能を備えています。
加えて、AIゲーム独立チップ「D2」も搭載しており、フレーム補間や高画質化など、ゲーム体験をさらに強化しています。
冷却面では、内蔵アクティブ冷却ファンを搭載。直立式の吸気構造や再設計されたエアフロー、大型の冷却機構を組み合わせることで、長時間のゲームプレイ時でも性能を維持しやすい設計となっています。
ストレージは256GB / 512GBのUFS 4.1を用意。外部ストレージには対応していないため、ゲームを多くインストールする人は大容量モデルを選んだ方が安心です。
サウンド面では、対称式のステレオデュアルスピーカーを搭載。BoseによるチューニングやDolby Atmosにも対応しており、ゲーム中の足音や効果音の方向感、動画視聴時の臨場感にも期待できます。
通信面ではWi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、4G/5Gに対応。さらに競技向けアンテナ設計や信号強化チップも備えており、オンラインゲーム時の通信安定性も重視した仕様です。
カメラに関しては、前面に20MPフロントカメラ、背面に50MPメインカメラ+8MP超広角カメラを搭載。メインカメラはf/1.68の明るいレンズやOISを備えており、ゲーミングスマホ寄りのモデルながら、普段使いの撮影にも十分対応できそうです。
そしてバッテリー容量は8,550mAhとかなり大きく、100W有線急速充電にも対応。さらに22.5Wの有線リバース充電もサポートしており、充電速度と電池持ちの両方を重視したい人にとっても、魅力的な1台ではないでしょうか。
グローバル版の展開にも期待したい一台
REDMI K90 Ultraは、かなり「ゲーム性能重視」に振り切ったモデルです。
Snapdragon 8 Eliteに加えて、AIゲーム独立チップD2や内蔵アクティブ冷却ファン、165Hz対応ディスプレイ、8550mAhの大容量バッテリーまで備えており、スペックだけ見るとゲーミングスマホにかなり近い構成となっています。
個人的に面白いと感じたのは、単に処理性能を高めているだけでなく、冷却、タッチ操作、スピーカー、通信まわりまでゲーム用途を意識して作り込まれている点です。長時間ゲームを遊ぶ人にとっては、発熱やバッテリー持ち、操作の反応速度はかなり重要なので、このあたりをしっかり押さえているのは魅力的です。
一方で、REDMI KシリーズのUltraモデルは中国市場向けに展開されることも多く、日本を含むグローバル市場でそのまま販売されるかはまだ分かりません。
価格次第では、ゲーム用スマホとしてだけでなく、大画面・大容量バッテリー・高性能SoCを備えた普段使い用のハイエンドスマホとしても注目されそうです。今後、グローバル版が展開されるのかにも期待したい一台です。
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