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『Lenovo Legion Y700 2023』レビュー | AnTuTu130万点超えの8.8インチタブレット

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きな中国在住WEBコンテンツクリエイター。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを分かりやすく紹介していきます。

2023年8月、Lenovo(レノボ)は最新タブレットである『Lenovo Legion Y700 2023』を発表した。

同製品は、2022年にリリースされた『Lenovo Legion Y700』のアップグレードモデルであり、8.8インチ型のコンパクトな筐体サイズに対して、AnTuTuベンチマークテストで130万点を超えるスコアを記録するほどの優れたスペックを擁するハイエンドミニタブレットとなっている。

現時点で以下の2モデルが販売されており、ネットショップからは最安値2,499CNY(約4.9万円+税)での購入が可能だ。

  • 12GB RAM + 256GBストレージ
  • 16GB RAM + 512GBストレージ

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。なお、今回のレビュー時には12GB RAM + 256GB ストレージモデルを使用している。

ブランド Lenovo(レノボ)
モデル名 Lenovo Legion Y700 2023
OS Android 13
CPU Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
RAM 12GB / 16GB
ストレージ 256GB/512GB
最大輝度 500 nits
ディスプレイサイズ 8.8インチ IPS
解像度 2560×1600(WQXGA)
リフレッシュレート 最高144hz
SIMカード 非対応
マイクロSDカード 対応(最大1TBまで)
対応通信規格 Wi-Fi, Bluetooth
搭載カメラ フロント:8メガピクセル
リア:13メガピクセル
スピーカー Dolby Atmos対応ステレオスピーカー
バッテリー容量 6,550mAh(45W急速充電対応)
本体サイズ 129.46×208.94×7.6mm
本体重量 約350g

CPUには "Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 オクタコアプロセッサー" を採用しており、12GB/16GB RAM(メモリ)を搭載。パワフルなパフォーマンスで大抵の作業を快適にこなすことが可能だ。

8.8インチディスプレイは 2560×1600(WQXGA)解像度、および最高144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しむことが出来る。

ストレージは256GB/512GBの2モデルが用意。カードスロットが搭載されており、マイクロSDカードの挿入でストレージ拡張も可能。

通信規格はWi-FiとBluetoothに対応。しかしSIMカードに非対応のため、LTE通信やGPS通信が行えない点に注意が必要だ

前面・背面にはそれぞれ8メガピクセル・13メガピクセルの高画質カメラが内蔵されており、デジカメに負けず劣らずの高品質写真を撮影することができる。

認証機能は顔認証に対応。指紋認証は非対応だ。

筐体には2つのType-Cポートが備えられており、ゲームアプリによってどの縦横いずれも持ち方をした場合でも、充電中のコードが邪魔にならないように使用できるようになっている。また、USB 3.1 Gen 2にも対応しており、高速伝送が可能だ。

筐体上下にはDolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載しており、高音質かつ立体的なサウンドを楽しむことが可能。

▼バッテリー容量は6,550mAhで、45Wの高速充電に対応。

そしてこれだけのスペック構成に対して、筐体サイズは129.46×208.94×7.6mm、約350gの非常にコンパクトなサイズに収まっており、持ち運びにもうってつけのタブレットとなっている。

仕事からウェブサイト閲覧、動画視聴、ゲーミングまで幅広い用途に活用できるAndroidタブレットだ。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物一覧をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • タブレット本体
  • ユーザーマニュアル
  • カードスロット開閉用ピン
  • USB Type-Cケーブル
  • 電源アダプタ

▼タブレットの外観。8.8インチディスプレイを搭載した筐体はコンパクトなサイズに収まっている。

▼前面には8メガピクセルのフロントカメラを搭載。

▼背面の様子。

▼背面には13メガピクセルのリアカメラを搭載。

▼129.46×208.94×7.6mmのコンパクトな筐体。本体重量は約350グラムと軽く、長時間持ち続けても疲れづらい。

▼背面は鈍い光沢を見せており、そこそこの高級感もある。指紋などの汚れが目立ちづらい点もGOOD。

▼厚みは7.6mmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

続いてインターフェースについて紹介していく。

▼右側面には電源ボタン音量調節ボタン搭載。

▼左側面にはカードスロットType-Cポートが用意。

▼付属のピンを用いてスロットを開き、最大1TBまでのマイクロSDカードを挿入できる。なおSIMカードの挿入には対応していない。

▼上部にはDolby Atmos対応スピーカーを内蔵。

▼下部にもDolby Atmos対応スピーカーが内蔵されているほか、2つ目のType-Cポートが用意されている。

このように、薄型の筐体に必要なポート類がすべて詰め込まれたインターフェースとなっている。

Type-CポートはUSB 3.1 Gen 2に対応しており、高速データ通信を行うことが出来る。

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

続きを見る

結果として、約133万点のスコアを記録することが出来た。

ハイエンドモデルと言って差支えのないスコアを記録しており、ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、『原神』などの激重ゲームアプリでも問題なく快適に遊ぶことのできる性能の高さだ。2022年モデル(約72.2万点)と比較しても、飛躍的にスコアが向上している。

この価格帯のタブレットとしては、現状で最高クラスのスペックを実現出来ていると言える。

仕事や動画視聴、ゲーミング用のタブレットを探している幅広い方にオススメできるモデルである。

それでは以下からは、実際に使用した感想について紹介していく。

小型で利便性に優れた筐体サイズ

本製品のような小型かつ軽量なタブレットは持ち運びに適しているだけでなく、長時間持ち続けても腕が疲れづらいため、メディア視聴用端末としても適している。

▼2560×1600と解像度が高いため、Amazon Kindleなどで電子書籍を読む用途にも最適だ。

あまり大きなサイズのタブレットを持ち歩きたくない方にはオススメのモデルと言える。

 WQXGA・144Hzの美しく滑らかな映像

本機のディスプレイは 2560×1600(WQXGA)解像度、最高144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しむことが可能だ。

▼リフレッシュレートは設定アプリより切り替えることが出来る。

▼ウェブサイト閲覧時も、細かい文字まで明瞭に表示されるため見やすい。ページスクロールもなめらかで心地よい。

8.8インチディスプレイも小さすぎない大きさであり、十分に迫力のある映像を楽しむことが可能だ。

▼ディスプレイの発色が良く、ゲームや映画、アニメなどでもカラフルな映像を楽しめる。

▼144Hzの高リフレッシュレートで描画される映像は実に滑らかで、ストレスなく操作できる。

ゲーミングや映像視聴をメイン目的にタブレットの購入を検討している方でも、満足度の高い体験が可能だろう。

大抵の作業を快適にこなすことが可能

本機のパフォーマンスを確認するため、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは実に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼ほとんどのウェブサイトが一瞬で表示される。

画像やスクリプト多めのサイトでも、読み込み時に遅延を感じたり、スクロール時にカクつきを感じることも無かった。

また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼4K高画質の美しい映像を、スムーズに視聴することが出来る。

▼発色もカラフルで、実写映画からアニメまで満足度の高い映像体験が可能だ。

なお、WidevineはL1サポートであり、ネットフリックスやAmazon Primeビデオなどにおいて、高画質設定の映像を楽しむことが可能だ。

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことが出来た。

優れた音質のDolby Atmos対応ステレオスピーカー

本機には上下に計2基のDolby Atmos対応スピーカーが搭載されており、立体感のあるサウンドを楽しむことが出来る

実際にいくつか音楽を再生してみたが、音質が非常に良く、中~高音域に関しては実にクリアなサウンドを楽しむことが出来た。

低音の響きはやや弱いものの、音圧は十分であり、迫力のある音を楽しむことが可能だ。

この価格帯のタブレットで、ここまでの音質を実現できている点には素晴らしいと言える。

実用性の高いフロント・リアカメラ

また、本機に搭載されていカメラについても確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

全体的に画質が良く明るい。人物の表情から背景の様子に至るまで、クリアに映し出すことが出来ていた。

激しく動いても残像などはほとんど発生せず、ウェブ会議やオンライン授業に利用しても全く問題ない品質だろう。

▼実際にリア(背面)カメラで撮影した画像。

背面カメラについても、フロントカメラ以上に鮮明で美しい写真を撮影することが可能であった。発色も良く、肉眼で見た場合に近い色合いを実現している。遠景から近景まで、クリアで発色の良い写真を撮影することができた。

タブレット搭載カメラとしては上々の品質を実現できていると言えるだろう。

ゲーミング性能の確認

最後に、本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『PUBG』プレイ時

まずは『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては、現時点の最高設定である『FHD』までを選択することが出来た。

▼フレーム設定も "ウルトラ" まで選択可能。

実際に試合に参加してみたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能であった。

▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画される。

▼8.8インチディスプレイでも十分に迫力のあるゲーミングが可能。

激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどなかった。

また、144Hzの高リフレッシュレートのおかげで、全体的に動きがとても滑らかに描画される。上下のDolby Atmos対応スピーカーにより、立体的なサウンドで敵の迫る方向を察知できるため、本気でゲームを楽しみたい方にも満足感の高い体験を提供できるだろう。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に操作することが出来た。

▼チャンク読み込み時にも全く重さを感じない。

▼処理の重くなりがちな森林バイオームでも、カクつきやフレームレート低下はほとんど感じられなかった。

クリエイティブやサバイバル、またはマルチサーバーに参加した際などにも、パフォーマンスは非常に安定しており終始スムーズなゲーミングが可能であった。

なお、画質改善MODである『影MOD』を導入した場合でも、快適に動作させることが出来た。

※影MODの導入方法はコチラのサイトを参照。

影MODを始めとする多くのアドオンを導入した状態でマルチサーバーに入っても、スムーズな動作を期待できるだろう。

『原神』プレイ時

最後に "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』であるが、本機ではスムーズにプレイすることが可能であった。

▼画質設定はデフォルト状態で "" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態。

▼画質設定を "" に設定した場合、デバイス負荷は "非常に高い" となるが、ゲーム自体はいたってスムーズに遊ぶことが可能であった。

▼美しく滑らかな描画で原神を楽しめる。

▼激しく動いた場合でもカクつきや遅延を感じることはほとんどなかった。

『原神』クラスの激重ゲームでもこれだけ快適に遊べるのであれば、大抵のゲームアプリはスムーズに動作するだろう。

以上の通り、ゲーミング用途専用でも問題なく活用できるタブレットとなっている。

ゲーミング用の機能が用意

なお、ゲームアプリ起動時にディスプレイ左端をスワイプすると、ゲーミング向けの各種機能を利用できる。

▼画面録画やボイスチェンジャーなど、ゲーミングに関する様々な便利機能を利用できる。

また、ゲーミング時の本体パフォーマンスを「省エネモード」「バランスモード」「パフォーマンスモード」の3種類に切り替えることが出来る。

▼「パフォーマンスモード」では体感パフォーマンスが向上するが、そのぶんバッテリー低下速度が速くなる。充電残量と相談してモードを切り替えると良いだろう。

長持ちする大容量バッテリー

本製品には6,550mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、長時間の連続利用が可能だ。

実際に満充電の状態から2時間ほど処理の重いゲームアプリを連続して遊んでみたところ、15%ほどしかバッテリーが減っておらず、1日以上持続可能な充電残量を残していた。

普通にタブレットを利用する分には、1~2日ほど充電ケーブルに接続しなくても問題ないだろう。

また、本製品は45Wの高速充電にも対応しており、少しの充電時間で一気にバッテリーを回復できる点も実用性の高さを向上させていると言えるだろう。

『Lenovo Legion Y700 2023』のまとめ

今回紹介した『Lenovo Legion Y700 2023』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • コンパクトかつ軽量な筐体
  • 大抵の作業を快適にこなせる高スペック構成
  • 2560×1600(WQXGA)解像度・144Hz高リフレッシュレートのディスプレイ
  • 『原神』など激重ゲームアプリも快適にプレイ可能
  • ゲーミングに便利な機能が充実
  • USB 3.1 Gen 2対応
  • 音質の良いDolby Atmos対応ステレオスピーカー
  • 実用的なカメラ性能
  • 性能に対して比較的リーズナブルな価格

悪かった点

  • SIMカード挿入に非対応
  • 指紋認証に非対応

以上の通り、5万円前後の価格にも関わらず、iPadなど10万円クラスのハイエンドモデルにも引けを取らないパフォーマンスを発揮する、高コスパ・高性能なAndroidタブレットとなっている。

基本性能が優れている点は言うまでもなく、筐体自体も洗練されたデザインとなっており、8.8インチ型の筐体サイズは長時間の利用や持ち運びにも優れている。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、ゲーミングにおいても優れたパフォーマンスを発揮するため、ゲーム目的でタブレットを探している方にもオススメだ。

一方で、マイクロSDカードの挿入は可能なものの、SIMカードに対応しておらず、GPS等が利用できない点はやや残念だ。主に自宅やWi-Fi環境のある施設で作業やゲームを楽しむ用途に向いていると言えるだろう。

何はともあれ、同価格帯でゲーミングにも適した高性能なブレットを探している方には、是非オススメしたいモデルだ。

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