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『Blackview Tab60Pro』レビュー、リーズナブルでパッケージ内容が充実したAndroid15タブレット

2024-11-25

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackview(ブラックビュー)は、2024年11月15日(金)より同ブランドの最新タブレット『Blackview Tab60Pro』を発売した。

最新のAndroid 15を搭載した格安タブレットであり、リーズナブルな価格に対してそこそこ実用的なパフォーマンスを発揮。ウェブサイト閲覧や動画視聴など、一般的なタブレット用途をスムーズに楽しめる、高コスパモデルとなっている。

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

Blackview Tab60Proのアイコン画像

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ブランド Blackview
モデル名 Blackview Tab60Pro
ディスプレイサイズ 10.1インチ IPS
解像度 1280×800(HD+)
OS Android 15ベース
CPU(SoC) Unisoc T606 オクタコアプロセッサー
RAM 8GB LPDDR4X(最大16GBの仮想RAM拡張が可能)
ストレージ 128GB UFS2.2
マイクロSDカード 対応(最大2TBまで)
SIMカード デュアルSIM対応
認証機能 顔認証
Widevine L1サポート
カメラ フロント:5MP
リア:8MP
バッテリー容量 7,700mAh(10W高速充電対応)
対応通信規格 Wi-Fi 5、Bluetooth、4G LTE
位置測位 GPS +Glonass +Beidou+Galileo
本体サイズ 厚み:8.5mm

Blackview Tab60Proのメイン画像

『Blackview Tab60Pro』は、最新のAndroid 15を搭載したタブレットだ。

画面の一部を録画、センシティブ通知機能、盗難防止保護、盗難防止シールド、強化された24時間体制の保護など、セキュリティ面で大きな向上を果たしている。

ほかにも、仕事の効率を向上させる機能を多く用意しているほか、多彩なカスタマイズオプションを提供し、ユーザーごとに高いパーソナライズ体験を提供する。

Android 15の機能説明画像

10.1インチ IPSディスプレイはHD+解像度に対応。Widevine L1をサポートしており、ネットフリックスやHulu、Amazon Primeビデオ等において高画質設定の映像を楽しめる。

Blackview Tab60Proのディスプレイ仕様

CPU(SoC)にはUnisoc T606 オクタコアプロセッサーを、RAMは8GBを採用。一般的なタブレット用途は問題なくスムーズにこなせるだけの性能を備えている。なお、最大16GBの仮想RAM拡張が可能で、よりスムーズなタブレット操作を楽しめるようになる。

Unisoc T606 オクタコアプロセッサー

内蔵ストレージは128GBが用意。カードスロットを備えており、マイクロSDカードを挿入することで最大2TBまでの拡張が可能だ。

前面には5MPのフロントカメラを、背面には8MPのリアカメラを内蔵。ウェブ会議やオンライン授業の用途にも活用できる。

AI処理性能

通信規格は5G Wi-Fiおよび Bluetoothに対応。デュアルSIMカードの挿入をサポートしており、4G LTE通信を行うことができる。

7,700mAhの大容量バッテリーを搭載。10W高速充電に対応しており、素早くバッテリーを回復することが可能だ。

バッテリー仕様説明画像

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • タブレット本体
  • タブレットケース
  • 保護フィルム(※Amazonにて購入できるパッケージには付属しないとのこと
  • ユーザーマニュアル
  • USB Type-Cケーブル
  • 電源アダプタ
  • SIMカードピン

▼タブレットの外観。10.1インチディスプレイ搭載のスタイリッシュな見た目。

タブレットの外観-正面

▼前面中央には5MPのフロントカメラを内蔵。

フロントカメラ

▼背面の様子。

タブレットの外観-背面

▼背面には8MPのリアカメラを内蔵。

リアカメラ

▼本体重量は比較的軽く、長時間持ち続けても疲れづらい。

Blackview Tab60Proを持つ様子-正面

Blackview Tab60Proを持つ様子-背面

▼背面の手触りはサラサラしており、指紋や手脂などの汚れも目立ちづらい。

Blackview Tab60Proを持つ様子-背面素材の確認

続いてインターフェースについて紹介していく。

▼上部の様子。3.5mmイヤホンジャックカードスロットType-Cポートが用意。

タブレット上部の様子

▼付属のピンでスロットを開き、最大2TBのマイクロSDカード、もしくはデュアルSIMカードの挿入が可能。

カードスロットを開いた様子

▼タブレット下部の様子。

タブレット下部の様子

▼右側面には電源ボタン音量調節ボタンが用意。

タブレット右側面の様子

▼左側面にはスピーカーが内蔵。

タブレット左側面の様子

このように、必要最低限のインターフェースが詰め込まれたデザインとなっている。

タブレットケース&保護フィルムが付属

本製本のパッケージにはタブレットケース&保護フィルムが同梱されており、購入後すぐに本格的なタブレット利用を開始できる点が嬉しい。

▼タブレットケースを装着した様子。

タブレットケースを装着した様子-展開

▼持ち運び時に便利。

タブレットケースを装着した様子-手に持つ

タブレットケースを装着した様子-側面

また、ケース背面を折りたたむことで、簡易スタンドとしても機能する。

タブレットケースを装着した様子-スタンド形態正面

タブレットケースを装着した様子-スタンド形態背面

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

続きを見る

結果として、約24.7万点のスコアを記録した。

AnTuTuベンチマークテストの測定結果

同価格帯のタブレットとしては、そこそこ優れたスコア結果であると言える。

ウェブサイト閲覧から動画視聴など、一般的なタブレット用途は問題なくスムーズに動作するだろう。

一般的なタブレット用途は快適

タブレットを起動した様子

本機のパフォーマンスを確認するため、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは実に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼ほとんどのウェブサイトが一瞬で表示される。

ウェブサイト閲覧の様子2

画像やスクリプト多めのサイトでも、読み込み時に遅延を感じたり、スクロール時にカクつきを感じることも無かった。

ウェブサイト閲覧の様子3

▼1280×800(HD+)解像度のディスプレイでは、多少の粗さを感じることはあるものの、閲覧に支障をきたすレベルではない。

ウェブサイト閲覧の様子1

また、YouTubeなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼高画質設定の美しい映像を、スムーズに視聴することが出来る。

ゲーム動画視聴の様子1

ゲーム動画視聴の様子2

▼ディスプレイの発色も良く、映画からアニメに至るまで、深みのある色合いで楽しむことができた。

アニメ動画視聴の様子

なお、WidevineはL1サポートとなっており、Amazon PrimeビデオやHulu、ネットフリックスなどのサービスにおいて高画質設定の映像を楽しめる。

Widevineの確認画面

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことが出来た。

▼ちなみに、設定アプリより最大16GBの仮想RAM拡張が可能だ。

メモリ拡張設定画面

スピーカー性能は最低限レベル

本機のスピーカー品質について確認してみた。

スピーカー音質の確認

音質に関しては最低限レベルといった感想だ。

中~高音域はある程度響くものの、低音に関しては完全につぶれてしまっている。また、スピーカー穴は2つ用意されているが筐体片方に偏っているため、音に立体感がない。

▼中~高音域はクリアなサウンドを楽しめる

映画やアニメ等でセリフの聞き取りに支障をきたすレベルでは決してないが、音質には過度の期待はしない方が良いだろう。

フロント・リアカメラ性能の確認

また、本機に搭載されているカメラについても確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

フロントカメラで自撮りした写真

全体的に画質がクリアで、人物の表情から背景の様子に至るまで明瞭に映し出すことが出来ていた。

激しく動いても残像などはほとんど発生しなかった。ウェブ会議やオンライン授業に利用しても全く問題ない品質だろう。

ただし、若干発色が薄い(暗い)印象を受けた。

▼実際にリア(背面)カメラで撮影した画像。

リアカメラで撮影した観葉植物

リアカメラで撮影した観葉植物-ズーム

リアカメラで撮影した屋外

リアカメラで撮影した屋外-ズーム

リアカメラに関しても、明瞭な写真を撮影できた。色合いはフロントカメラと同様にやや暗い印象を受けるが、画質自体はクリアだ。ただし、ズーム撮影時には露骨に画質が低下するため、遠景撮影には向かない。

記念撮影用カメラとしては画質がやや心もとないが、単純な映像記録用カメラとしてはそこそこ使えるレベルとなっている。

ゲーミング性能の確認

本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

まずは『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に移動することが出来た。

▼チャンク読み込み時にもそこまで重さを感じることはない。

マインクラフトプレイの様子2

マインクラフトプレイの様子4

▼カクつきもなく、スムーズに移動可能。処理の重くなりがちなバイオームでもスムーズに操作できた。

マインクラフトプレイの様子1

マインクラフトプレイの様子3

アドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズなゲームプレイを楽しむことができるだろう。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては『HD』まで選択できた。

PUBGの画質設定画面

実際にいくつかの試合に参加してみたが、たまにテクスチャの読み込み遅延が発生する程度であり、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、スムーズなゲームプレイが可能であった。

PUBGプレイの様子1

PUBGプレイの様子2

▼画質は綺麗とは言えないものの、普通にプレイする分には支障のないレベルだ。

PUBGプレイの様子2

PUBGプレイの様子4

HDグラフィック設定ではビジュアルに多少荒い点が目立つが、それでも普通にゲームを楽しむ分には問題のないパフォーマンスを実現できていた。

『原神』プレイ時

最後に "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

原神プレイの様子7

▼画質設定はデフォルトで "最低" に設定されている。

原神の画質設定画面-最低

▼"低" 画質設定に上げると、フレームレート低下が生じてカクつくようになる。

原神の画質設定画面-低

▼"中" 画質設定以上に上げるとフレームレートが顕著に低下して、さすがにまともなゲームプレイは不可能となる。

原神の画質設定画面-中

Blackview Tab60Proで原神を快適にプレイしたいのであれば、最低画質設定までが限界と言えるだろう。

▼ "最低" 画質設定プレイ時。画質は荒いが、最低限のゲームプレイは可能だ。

原神プレイの様子3

原神プレイの様子2

原神プレイの様子5

原神プレイの様子4

以上の通り、マイクラやPUBGクラスのゲームアプリであれば、快適にプレイすることができた。

原神クラスの激重ゲームでも、画質設定を最低まで落とせば、遊ぶこと自体は可能であった。

大容量バッテリー内蔵

タブレット充電の様子

本製品は7,700mAhの大容量バッテリーを内蔵している。

実際に使用してみたところ、動画視聴、ウェブブラウジング、少々のゲームアプリ起動などを日中に行ってみたが、計7時間ほどは充電なしでも利用し続けることが可能であった。

▼バッテリーセーバーなを起動すれば、より長時間の連続利用が可能となる。

バッテリー設定画面

バッテリーセーバー等の機能を活用すれば、外出先に持参した場合、充電せずとも1日間は余裕でバッテリーがもつだろう。

また、10W高速充電で素早いバッテリー回復が可能である点もうれしい。

『Blackview Tab60Pro』のまとめ

Blackview Tab60Proのアイコン画像

今回紹介した『Blackview Tab60Pro』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • リーズナブルな価格
  • 汚れの目立ちづらい筐体背面素材
  • パッケージ内容が充実(タブレットケースが付属)
  • 一般的なタブレット用途はスムーズ
  • 7,700mAh大容量バッテリー搭載
  • 3.5mmオーディオジャックを搭載

悪かった点

  • スピーカー品質は最低限レベル
  • カメラ映像がやや暗い

以上の通り、2万円台(発売時点のセール価格で1万円台後半)のリーズナブルな価格に対してパッケージ内容の充実したAndroid15タブレットとなっている。

パッケージにはタブレットケースが付属しており、購入後すぐに本格的なタブレット利用を開始できる点が嬉しい

基礎性能自体は高いとは言えないものの、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、一般的なタブレット用途はスムーズにこなすことができる。原神クラスのヘビーなゲームアプリは厳しいが、マインクラフトやPUBGクラスのゲームアプリであれば、設定次第で快適に遊ぶことが可能であった。

7,700mAh大容量バッテリーも長持ちする。一般的なタブレット利用頻度であれば、優に一日中はバッテリーが持続するだろう。

一方で、フロント・リアの両方で映像がやや暗い点が気になった。撮影時に明るさレバーを操作することで多少の改善は可能であるものの、起動時のデフォルトで暗く、色合いが薄めになっている点が気になった。

何はともあれ、この価格帯でこれだけ充実したパッケージ内容と、一般的なタブレット用途をスムーズにこなせる性能を備えている点に関しては注目に値するモデルと言える。

できるだけ安価で、最低限の性能を備えつつ、購入後すぐに本格的なタブレット利用を開始したい方にとって、選択肢の一つに入れても良いモデルだ。

【期間限定キャンペーン】

  • セール期間:2024年11月27日(水)18:00 JST~ 11月29日(金)23:59
  • Amazon商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DLN85PRX
  • 商品ページ割引クーポン:5%OFF
  • 21%OFFクーポンコード:RCXIYDEY
  • 通常価格:18,900円(税込)
  • セール価格:13,986円(税込)
  • 合計割引額:4,914円OFF(26%OFF)

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レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

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