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作業も休憩もこれ一台。Boulies Master Rexを実機レビュー|座り心地・組み立て・通気性を検証

※ 記事内にアフィリエイト広告が含まれています
洋室に置かれたBoulies Master Rex

英国発のゲーミング&オフィスチェアブランド Boulies(ブーリス)から、最新の多機能ゲーミングチェア『Boulies Master Rex』が登場しました。

メーカー希望小売価格は64,999円(税込)です。

本製品は、高級感のある素材感と多機能性を両立したゲーミングチェアです。以前レビューした「Boulies Master Neo」の上位モデルにあたります。

最大165°まで倒せるリクライニング機能に加え、収納式オットマン、4Dアームレスト、調節式ランバーサポート、15°ロッキング機能などを搭載。ゲーム用途はもちろん、長時間のデスクワークや動画視聴、ちょっとした仮眠まで、幅広いシーンで活躍できる一台となっています。

張り地は「Ultraflex ファブリック」と「Ultraflex PUレザー」の2タイプが用意。カラーも複数種類揃っており、好みや設置する部屋の雰囲気に合わせて選べるのも魅力的です。

Boulies Master Rexのパーツ一式
洋室に置かれたBoulies Master Rex

先に結論 | Boulies Master Rexはこんな製品

  • 強み高級感のある素材感に加え、165°リクライニング・収納式オットマン・4Dアームレストなど機能面がかなり充実している
  • 弱み本体重量が約25kgと重めで、設置や移動、組み立て時にはある程度のスペースと力が必要
  • 向く人デスクワークからゲーム、動画視聴、休憩まで、一台のチェアで快適にこなしたい人

今回、メーカーより本製品(アッシュグレー色・ファブリック)を提供していただきました。

本記事では『Boulies Master Rex』について、外観・各部の調整機能・実際の座り心地などを数日間にわたり実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。

『Boulies Master Rex』のスペック・仕様表

Boulies Master Rex

製品名 Boulies Master Rex(ブーリス マスター レックス)
カラー Black(ブラック)、Brown(ブラウン)、Charcoal Grey(チャコールグレー)、Ash Grey(アッシュグレー)、Como(コモ)
メーカー希望小売価格 64,999円(税込)
張り地 Boulies Ultraflex PUレザー + マイクロファイバースエード / Boulies W/Rファブリック + マイクロファイバースエード
クッション材 モールドウレタン(コールドフォーム)
フレーム 超強力スチール
五つ星ベース 高強度アルミ合金
ガスシリンダー SGS認証 Class 4
キャスター 6cm PU静音キャスター
リクライニング角度 95°〜165°(任意位置ストップ対応)
座面高さ 45〜54cm
ロッキング機能 15°ロッキング、ロッキング固定、強度調整対応
ランバーサポート 調節式ランバーサポート(押出型 / 4方向調整)
アームレスト 4Dアームレスト
オットマン 収納式オットマン内蔵
その他機能 360°回転、座面高さ調整、背もたれリクライニング、ロッキング固定機能
適応身長 155〜180cm
適応体重 110kgまで
限界耐荷重 約135kg
本体重量 約25kg
梱包時重量 約29.6kg
梱包サイズ 82 × 67 × 37.5cm
付属品 3Dヘッドレストクッション、専用工具、日本語説明書
企画国 イギリス
製造国 中国
続きを見る

※参照元:Boulies公式サイト(Master Rex 製品ページ)

『Boulies Master Rex』のパッケージ内容

Master Rexは大きな段ボールに梱包されて届きます。頑張れば1人で抱えることも可能ですが、できれば2人以上での運搬をおすすめします。

Boulies Master Rexの外箱
Boulies Master Rexの箱を開けた

上から下まで、すべてのパーツはバラバラの状態で到着。組み立て手順は、ユーザーマニュアルにてイラスト+テキストで解説されています。

Boulies Master Rexのパーツ一式

パッケージには工具も付属するので、別途自前で道具を用意する必要はありません(強いて言えば開封用のハサミくらい)。

組み立て用の工具&部品

2人以上での組み立てを推奨、所要時間は1時間ほど

付属マニュアルに従って作業を進めれば問題なく完成できますが、付属パーツ&金具の数が多めなので、1人だけで組み立てるのは意外に大変です。

組み立て中のBoulies Master Rexの座面裏

特に背もたれを座面に取り付ける手順が1人では難しく、誰かに支えてもらう必要がありました。ほかにも重いパーツを支えながらネジ締めが必要な箇所もあるので、できれば2人以上での組み立てをおすすめします

Boulies Master Rexのネジを工具で締めている
Boulies Master Rexの座面に背もたれを取り付けている

公式サイトでは、所要時間は30分ほどとされていますが、実際に筆者は2人で作業を行い、1時間ほどで完成しました。

完成後の『Boulies Master Rex』の外観

▼外観(前後)

Boulies Master Rexの外観(前方)
Boulies Master Rexの外観(後方)

▼外観(左右)

Boulies Master Rexの外観(左側面)
Boulies Master Rexの外観(右側面)

▼外観(上部)

Boulies Master Rexの外観(上部アングル・前)
Boulies Master Rexの外観(上部アングル・後)

一見すると、ゲーミングチェアらしい派手さは控えめな印象です。

今回のレビューではファブリック素材のグレー系モデルを使用しており、中央や座面サイドへブラックのアクセントが入っています。全体的に落ち着いた雰囲気ですが、背もたれの立体的なラインや肩回りの張り出しなどが見られ、普通のオフィスチェアよりも存在感があります。

Boulies Master Rexの背もたれの素材感
Boulies Master Rexの座面の素材感

背もたれや座面のステッチ処理も比較的丁寧で、仕上がりは良いと感じます。レザー系チェアのようなツヤ感とは違った、やわらかく上品な印象があります。いかにもゲーミング専用という感じはなく、在宅ワーク用のデスクチェアとしても合わせやすいデザインとなっています。

▼Master Rex(左・ファブリック)と Master Neo(右・PUレザー)を並べた様子

Boulies Master RexとNeoを並べた

背もたれと座面はいずれも大きめで、部屋の中ではそれなりに存在感があります。コンパクトなチェアを探している人には少し大きく感じるかもしれませんが、そのぶん大柄な人でも座りやすく、椅子の上でも姿勢を変えやすいです。

▼本機の筐体サイズ図(クリックで拡大)

Boulies Master Rexの筐体サイズ

そして収納式オットマンも外観を損なわず、使わない時は座面下へ完全に隠せるため、スマートな見た目を保てます。

オットマン収納
オットマン収納状態
オットマン展開
オットマン展開状態

総じて、Boulies Master Rexは「派手すぎないけれど、しっかり高級感と存在感があるゲーミングチェア」という印象です。ゲーム用チェアらしいスポーティさはありつつ、ファブリックの落ち着いた質感のおかげで、書斎や仕事部屋でも使いやすいデザインだと感じました。

幅広い可動域 | 姿勢に応じて自在に調整可能

本製品は幅広い可動域を備えており、好みの姿勢に合わせて細かく調整できます。

▼部位ごとの調整範囲一覧

項目 数値・調整範囲
推奨身長 155〜180cm
推奨体重 110kgまで
座面高さ 45〜54cm
座面奥行き 48cm
背もたれ高さ 76cm
ランバーサポート 4方向調整対応。高さ・角度・前後の押し出し具合・幅を調整可能
アームレスト高さ 64.5〜79cm ※座面を最も低くした状態
背もたれ奥行き 56cm
アームレスト間の座席幅(外側) 69〜74cm
アームレスト間の座席幅(内側) 49〜54cm
座面長さ 31cm
ホイールベース幅 71cm
オットマン長さ 41cm
リクライニング角度 95°〜165°
ロッキング角度 最大15°

各部位を調整する様子について紹介していきます。

背もたれ(リクライニング)

背もたれはレバー操作で約95°〜165°まで無段階に調整可能。作業時の直立姿勢から、深く身体を預けるリラックス姿勢までスムーズに切り替えられます。

▼リクライニング調整

Boulies Master Rexのリクライニングを調整している

ロッキング機能

背もたれと座面が連動して揺れるロッキング機能も搭載しており、座面下のレバーでオン/オフ切り替えが可能。体重や好みに合わせた自然な揺れを作ることで、長時間の同一姿勢を避けやすいのがメリットです。

▼ロッキング機能の動き

Boulies Master Rexのロッキング機能の動き

ちなみに、座面左下のレバーを引くことで、ロッキング機能のオン/オフを切り替えられます。

座面左下のレバー

座面(高さ調整)

座面高は約45〜54cmの範囲で調整可能。レバー操作だけで昇降し、デスク高さや足つきに合わせてセッティングできます。

▼座面高さ調整

Boulies Master Rexの座面高さ調整

アームレスト

アームレストは、高さ・向き・間隔をそれぞれ調整可能。Master Neoでは高さと向きしか調整できなかったため、身体の大きさに応じてより調整しやすくなったと言えます。

▼アームレスト調整(高さ)

アームレスト調整(高さ)

▼アームレスト調整(向き)

アームレスト調整(向き)

▼アームレスト調整(間隔)

アームレスト調整(間隔)

ランバーサポート

背もたれ内部に組み込まれたランバーサポートを4方向に調整可能。背もたれ側面に備わっているダイヤルを回すことで、腰の位置に合わせて背もたれ形状そのものを変えることができ、姿勢を変えてもフィット感が持続します。

ランバーサポート調整ダイヤル(左)
ランバーサポート調整ダイヤル(右)

ヘッドレスト

本製品はチェア自体に可動式ヘッドレストが備わっていない代わりに、着脱可能な3Dヘッドレストクッションが付属します。位置や角度を調整して首元にフィット。リクライニング時も頭部を安定して支えてくれます。

3Dヘッドレストクッションを手に持っている
3Dヘッドレストクッションをチェアに装着した

オットマン

本製品では、座面下から引き出して使う収納式オットマンを採用。必要なときだけ展開でき、使わない時は外観を損なわずスッキリと収められます。

▼オットマン展開/格納

オットマン収納/格納の様子

ただし、オットマンを座面下部に固定する筒部分にストッパー(弁)が設けられていないため、強く引き出すと簡単に抜けてしまう点には注意が必要です。個人的には、もう少し抜けにくくするための工夫が欲しかったと感じました。

キャスター

360°回転する座面と静音キャスターにより、座ったままの方向転換や移動もスムーズ。床を傷つけにくいPUキャスターを採用しており、フローリング上でも比較的扱いやすい印象です。

Boulies Master Rexのキャスター

大柄な体格でも安心して座れる、安定感のある座り心地

本機の座り心地は、かなりしっかりしていました。座った瞬間に沈み込むタイプではなく、体をきちんと受け止めてくれるような感覚です。柔らかすぎないぶん、長く座っていても姿勢が崩れにくく、デスクワークやゲーム用のチェアとしてはかなり相性が良いと感じました。

▼沈み込み過ぎず、適度に反発感のある座面

Boulies Master Rexの座面を手で押している

レビュー時には、身長160cm・体重58kgの女性スタッフと、身長180cm・体重100kgの筆者がそれぞれ座って試してみました。体格差はかなりありますが、どちらも窮屈さはありませんでした。座面には十分な広さがあり、小柄な人が座っても持て余しすぎる感じはなく、大柄な筆者が座っても幅に余裕があります。

女性がBoulies Master Rexに座っている

推奨体重は110kgまでとなっており、実際に座ってもフレームや脚部に頼りなさはなく、安心して体を預けられます。

意外に役立ったのが、内蔵式のランバーサポートです。高さや押し出し具合を自分の腰に合わせておくと、背中を預けたときに腰まわりが自然に支えられます。クッションを背中に挟むタイプではなく、背もたれ側で腰の支え方を調整できるため、見た目がすっきりしているのも好印象。

長時間PC作業をしていても、腰がじわじわ疲れてくる感じが比較的抑えられているように感じました。

Boulies Master Rexに座っている女性の腰部分

アームレストに関しても、高さだけでなく、角度や左右の間隔も調整できるため、腕の最適な置き場所を作りやすいです。肩に余計な力が入りにくくなるので、長時間作業では地味に効いてきます。

Boulies Master Rexのアームレストに女性が腕を置いている

そして収納式オットマンは、休憩したいときに便利な機能です。少し背もたれを倒して足を伸ばすだけで、普通のデスクチェアから一気にリラックス用のチェアに変わります。作業の合間に少し姿勢を崩して胡坐をかきたいときや、動画を見ながら休みたいときにはかなり快適でした。

ヘッドレストクッションを装着すれば、リクライニング時には簡易的な枕のように使えます。背もたれを大きく倒してオットマンを引き出すと、短時間の仮眠くらいなら十分にこなせる快適さがあります。

Boulies Master Rexで寝ている女性

全体として、Master Rexはしっかり体を支えながら、休むときにはちゃんと力を抜けるチェアでした。作業もゲームも休憩も一台で済ませたい人にとっては、満足度の高い座り心地だと感じます。

通気性は良好、明るいファブリック生地は汚れに注意

今回使用したモデルはファブリック素材ということもあり、PUレザー系のチェアと比べると通気性は良いと感じました。長時間座っていても背中や座面に熱がこもりにくく、強い蒸れが気になる場面はあまりありません。

作業部屋に置かれたBoulies Master Rex

特に夏場や、長時間PC作業をする人にとっては、このさらっとした座り心地はかなり好印象です。レザー調のチェアにありがちな、肌に張り付くような感覚が少ないため、季節を問わず使いやすい素材だと思います。

一方で、PUレザーのようにサッと拭き取りやすい素材ではないため、飲み物をこぼしたり、皮脂汚れが付いたりすると、跡が残りやすい可能性があります。特に今回使用したような明るいカラーのモデルは、見た目が上品なぶん、汚れが目立ちやすい点には注意が必要です。

耐久性については、使い始めてからまだ約4週間ほどなので、長期的なヘタり具合までは判断できません。ただ、現時点では座面や背もたれに目立つシワやヘタりはなく、ステッチのほつれも見られませんでした。

初期の品質としては十分に安心できる印象です。

『Boulies Master Rex』のメリット・デメリット

Boulies Master Rex

『Boulies Master Rex』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

良かった点

  • 付属工具だけで組み立て可能
  • ゲーミングチェアらしさを残しつつ在宅ワーク環境にも合わせやすい見た目
  • 姿勢に応じて自在に調整できる広い可動域
  • 作業・ゲーム・動画視聴・短時間の休憩まで一台でこなしやすい
  • 大柄な体格でも安心して座れる安定感
  • 内蔵ランバーサポートで腰まわりを自然に支えやすい
  • 通気性が良く、長時間座っても蒸れにくい

悪かった点

  • 梱包時は約29.6kgと重く、搬入や移動はやや大変
  • パーツ数が多く、1人での組み立ては難しめ
  • コンパクトな部屋ではやや大きく感じる可能性がある
  • オットマンは強く引き出すと抜けやすく、ストッパーが欲しい

よくある質問(FAQ)

読者さん
QBoulies Master Rexは1人で組み立てられますか?

A不可能ではありませんが、本体重量やパーツ数を考えると2人以上での組み立てがおすすめです。特に背もたれを座面に取り付ける工程は、支えてもらいながら作業した方がスムーズです。
TikGadget編集部

読者さん
Q長時間のデスクワークにも向いていますか?

A向いています。座面は柔らかすぎず、体をしっかり支えてくれる座り心地で、ランバーサポートや4Dアームレストも調整できるため、作業姿勢を整えやすいです。
TikGadget編集部

読者さん
Qファブリック素材は蒸れにくいですか?

APUレザー系のチェアと比べると通気性は良く、長時間座っていても熱がこもりにくい印象です。ただし、飲み物や皮脂汚れは拭き取りにくいため、特に明るいカラーを選ぶ場合は汚れ対策も意識した方が良いです。
TikGadget編集部

総評:Boulies Master Rexは作業も休憩もこなせる完成度の高い多機能チェア

洋室に置かれたBoulies Master Rex

Boulies Master Rexは、「作業用チェア」と「くつろぎ用チェア」の特徴を併せ持った一台でした。

体をしっかり受け止めてくれる座り心地なので、長時間のデスクワークやゲームでも姿勢を保ちやすいです。そのうえで、165°リクライニングや収納式オットマン、ヘッドレストクッションを組み合わせれば、動画視聴やちょっとした休憩にもそのまま使えます。

座面や背もたれも大きめなため、大柄な筆者が座っても窮屈さはなく、安定感も十分でした。ファブリックモデルは通気性も良く、PUレザー系チェアにありがちな蒸れや張り付き感が少ない点も魅力です。

一方で、本体重量は約25kgと重く、組み立てや移動はやや大変です。オットマンも強く引き出すと抜けやすいため、細かな使い勝手の面ではもう少し工夫が欲しいと感じました。

とはいえ、全体的な完成度は高く、デスクワーク・ゲーム・動画視聴・休憩まで一台でこなしたい人にはかなり相性の良いチェアだと感じました。

派手すぎないデザインで部屋にもなじみやすく、座り心地と多機能性の両方を重視するなら、有力な選択肢になると思います。

◎おすすめできる人

  • デスクワーク、ゲーム、動画視聴、休憩まで一台のチェアで済ませたい人
  • しっかり体を支える、安定感のある座り心地を重視する人
  • 落ち着いたデザインで、高級感のあるゲーミングチェアを探している人

▲おすすめできない人

  • 軽くて移動しやすいチェアを探している人
  • 1人で手軽に組み立てられるコンパクトな椅子が欲しい人
  • 小さめの部屋でも圧迫感なく置けるチェアを探している人

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この記事を書いた人

レイ

著者:

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。TikGadgetの管理・運営者。理工学修士。元大手デベロッパー勤務。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットを実機レビューしています。スペック比較やベンチマーク、使用感まで含めて、電子機器や家電を分かりやすく丁寧に紹介します。