大手ミニPCブランドであるNiPoGi(ニポギ)は、コンパクトながら実用的な性能を備えたミニPC『NiPoGi E3B(7730Uモデル)』を販売しています。
「AMD Ryzen 7 7730U(最大4.5GHz)」を搭載し、ビジネス用途から軽めの動画編集まで幅広く対応。16GB DDR4メモリと512GB SSDを搭載し、最大64GB RAM・2TB SSDまで拡張できる点も魅力です。
約12.8×12.8×4.13cm、重量約558gと非常にコンパクトながら、インターフェースは充実しており、USB 3.2 Gen2×2、USB 3.2 Gen1×4、Type-Cポート(PD対応)などを装備。
通常価格89,998円(税込)のところ、不定期開催のセール期間中は5万円台半ばでの購入が可能です。コストパフォーマンスに優れた一台です。
こんな方におすすめ!
- 省スペースで実用的なデスクトップ環境を構築したい方
- マルチモニターで効率よく作業したい方
- 拡張性とコスパを重視する方
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『NiPoGi E3B (7730U)』のセール・割引情報
【Amazon】
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- 通常販売価格:89,998円(税込)
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- セール期間:2026年2月15日(日)23:59まで
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『NiPoGi E3B (7730U)』の仕様・スペック表
| ブランド | NiPoGi |
| 型名 | NiPoGi E3B |
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | AMD Ryzen 7 7730U Processor, 8 Cores/16 Threads |
| グラフィックス | AMD Radeon Graphics |
| メモリ(RAM) | 16GB DDR4(2スロット・最大64GB 3200MHzまで拡張可能) |
| ストレージ(ROM) | 512GB M.2 2280 SATA SSD(最大2TBまで拡張可能) |
| 対応通信規格 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 |
| インターフェース | 【前面】 ・電源ボタン ・3.5mmオーディオジャック ・USB-A 3.2 Gen2 ×2 ・USB-C (4K@60Hz / PD出力) 【背面】 ・USB-A 3.2 Gen1 ×4 ・RJ45イーサーネットポート ・DisplayPort 1.4 ・HDMI 2.0 ・DC電源ポート ・ケンジントンロック穴 |
| 本体サイズ | 12.8×12.8×4.13cm |
| 本体重量 | 実測値:約558g |
▼実機のバージョン情報
「slmgr -dli」や「slmgr -dlv」コマンドで確認したところ、Windowsはリテールライセンスとして正規に認証されていました。格安ミニPCで見られる期限付き認証やボリュームライセンスではない点は安心です。
『NiPoGi E3B (7730U)』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- ミニPC本体
- HDMIケーブル
- VESAマウント金具&ネジ
- 電源アダプタ
- 電源ケーブル
- ユーザーマニュアル
VESAマウント金具&ネジが付属しており、モニター裏に取り付けることで、デスク周りをさらに省スペース化できます。
▼電源アダプタはそこまで邪魔にならないサイズ感。
『NiPoGi E3B (7730U)』本体の外観
『NiPoGi E3B (7730U)』の本体サイズは、12.8×12.8×4.13cmと非常にコンパクト。全体的に黒を基調としたシンプルなデザインで、デスク上に設置しても悪目立ちすることはありません。
天板にはヘアライン加工が施されています。
▼筐体外観(360度)
手のひらに載せられるほどのサイズ感で携行性もGOOD。カバンなどに入れて外出先へ気軽に持ち運ぶことも可能です。
底部の四隅にはゴム脚が備わっているほか、換気用の穴が空いています。また、VESAマウント金具を取り付けるための穴も用意されています。
本体重量は実測で約558gと比較的軽量です。
小型デザインのおかげで、実際にデスク上に設置してもスペースを取らず、邪魔には感じません。
スマホと並べると、ミニPCの小ささが際立ちます。
インターフェース構成
『NiPoGi E3B (7730U)』のインターフェースについて見ていきます。
正面には電源ボタン、3.5mmジャック、USB-A 3.2 Gen 2 ×2、USB-C(4K@60Hz, PD出力)が用意。
▼両側面には通気用の穴が空いています。
背面にはUSB-A 3.2 Gen 1 ×4、RJ45イーサーネットポート、DisplayPort 1.4、HDMI 2.0、DC電源ポート、ケンジントンロック穴が用意。
限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっています。
HDMI 2.0ポート、DisplayPort 1.4、USB-C(4K@60Hz, PD出力)を併用することで、最大3画面同時出力が可能です。
『NiPoGi E3B (7730U)』の拡張性
PC底部のゴム脚を強く引っ張って外すと、ネジが現れるのでドライバーを使って外していきます。
底部のフタを外すと、さらにネジが現れるので外していきます。
ようやく内部基板にアクセスできます。拡張ポートにアクセスしづらい点がややネックです。
最大64GBまでのRAM拡張、最大2TBまでのSSD増設をサポート。用途に応じて容量を増やせる点は便利です。
なお、内蔵ストレージは初期状態で422GB分が使用可能領域となっていました。
『NiPoGi E3B (7730U)』のベンチマークテスト結果
『NiPoGi E3B (7730U)』で、各種ベンチマークテストを行った結果を紹介していきます。
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果
▼Windowsエクスペリエンスインデックスの実測結果
| 項目 | スコア |
| プロセッサ | 9.3 |
| メモリ(RAM) | 9.3 |
| グラフィックス | 6.3 |
| ゲーム用グラフィックス | 未計測 |
| プライマリディスク | 8.1 |

CrystalDiskMarkの結果
▼CrystalDiskMarkの実測結果
| 項目 | Read(MB/s) | Write(MB/s) |
| SEQ1M Q8T1 | 549.92 | 465.33 |
| SEQ1M Q1T1 | 522.49 | 448.82 |
| RND4K Q32T1 | 277.67 | 198.74 |
| RND4K Q1T1 | 34.93 | 89.85 |

PCMark 10の結果
▼PCMark 10の実測結果
| 項目 | スコア |
| 総合スコア | 5,789 |
| Essentials | 8,196 |
| Productivity | 12,373 |
| Digital Content Creation | 5,194 |

Cinebench 2026の結果
▼Cinebench 2026の実測結果
| 項目 | スコア |
| マルチスレッド | 2127 pts |
| シングルコア | 420 pts |
| シングルスレッド | 348 pts |
| MP Ratio | 6.11 x |

3DMarkの結果
3DMarkの各テスト結果を紹介していきます。
Time Spy & Night Raid
| テスト | 総合 | グラフィックス | CPU |
| Time Spy | 916 | 799 | 5,555 |
| Night Raid | 10,109 | 9,908 | 11,426 |

Fire Strike
▼Fire Strikeのスコア結果
| 項目 | スコア |
| 総合スコア | 2,258 |
| グラフィックススコア | 2,621 |
| 物理スコア | 19,709 |

CPUプロファイル
▼CPUプロファイルの実測結果
| 項目 | スコア |
| 最大スレッド数 | 5,073 |
| 16スレッド | 5,085 |
| 8スレッド | 4,534 |
| 4スレッド | 2,896 |
| 2スレッド | 1,611 |
| 1スレッド | 852 |

Storage Benchmark
▼Storage Benchmarkの実測結果
| Storage Benchmark 結果 | ||
| 総合スコア | 824 | |
| 各テスト項目の詳細 | ||
| テスト内容 | 帯域幅(MB/s) | アクセス時間(μs) |
| Battlefield Vを読み込む | 256.03 | 309 |
| Call of Duty: Black Opsを読み込む | 224.36 | 361 |
| Overwatchを読み込む | 145.29 | 175 |
| ゲームをインストール | 93.16 | 150 |
| ゲームを録画 | 75.31 | 116 |
| ゲームを保存 | 64.44 | 119 |
| ゲームを移動 | 363.57 | 722 |

Sky Diverストレステスト
▼Sky Diverストレステストの実測結果
| 項目 | 結果 |
| ストレステスト安定性 | 97.9 % |
| ループ回数 | 20 |

普段使いは非常に快適
NiPoGi E3B (7730U)でウェブサイトを閲覧したり、動画サイトを視聴して、普段使いの快適さを検証しました。
なお、レビュー時にはウルトラワイドモニターに接続し、3440×1440解像度・100fpsで出力しています。
まずはウェブサイト閲覧時について。
画像の多いサイトから、スクリプトを多用したサイトまで閲覧してみましたが、どのサイトでもページ遷移・読み込みはスムーズであり、終始快適に閲覧することができました。
一般的なウェブサイト閲覧において、ストレスを感じることはありません。
続いて、YouTubeやNetflixなどで動画を視聴してみました。
4K画質で動画を再生しましたが、カクつきが生じたり、動画が途中でストップしてしまうことはなく、快適に視聴できました。
そして表計算ツール等を用いたオフィス作業について。
WordやExcel、PowerPointといったOfficeアプリの動作も軽快で、資料作成や表計算、スライド編集がストレスなく行えました。
Officeソフトとウェブブラウザを同時に立ち上げても処理落ちすることなく、ビジネス用途でも安心して活用できます。
なお、3画面同時出力の場合でも、処理パフォーマンスの低下は感じられませんでした。
総じて、日常的な利用シーンでの使用感は快適で、性能不足を感じる場面はありませんでした。
軽めのPCゲームであれば設定次第でプレイ可能
本機は内蔵GPUに「AMD Radeon Graphics」を採用しており、AAA級の重量級タイトルを快適に遊ぶのは難しいものの、軽めのPCゲームであれば設定次第でスムーズに楽しめる性能を備えています。
DQ10のベンチマークテスト結果
テスト条件
- 1920×1080解像度
- 最高品質
- フルスクリーン
ドラゴンクエストX (DQ10)でベンチマークテストを行った結果、"FHDフルスクリーン×最高品質" で 「快適」という結果が得られました。
MMORPG系でも、DQ10のようなライトタイトルであれば、最高品質でもそこそこ快適に遊べることが分かります。
FF14のベンチマークテスト結果
テスト条件
- 1920×1080解像度
- 標準品質(デスクトップ)
- ウィンドウモード
画質を "標準" まで落としましたが、それでも「設定変更を推奨」という結果に。
さすがにFF14クラスのMMORPGを快適に遊ぶのは厳しいようです。
フォートナイトを実際にプレイしてみた
実際にフォートナイトをプレイしたところ、序盤のプレイヤーが密集する場面では一時的にフレームレートが多少落ちることがありましたが、やや低画質で概ね30fpsを維持できていました。
▼フォートナイトをプレイする様子(やや低画質設定時)
描画は安定しており、操作レスポンスも良好で、実用的には十分スムーズに遊べるレベルです。
内蔵GPU搭載ミニPCとしては十分に健闘しており、画質設定を "中" 以下に調整すれば、eスポーツタイトルとしてのフォートナイトでも十分スムーズにプレイ可能であることが確認できました。
優れた静音性&放熱性能
各種ベンチマークテストおよびストレステストを実行した後に、HWMonitorで筐体の発熱を確認してみました。
▼計測値(室温25℃、3DMarkやストレステストなど実行後)
高負荷ベンチマーク実行後(室温25℃環境)でも、CPUパッケージ温度は最大73℃、コア最大62℃に収まっていました。ミニPCとしては温度上昇は比較的緩やかで、冷却機構は十分に機能している印象です。SSD温度も35℃前後と低く、長時間運用でも熱による性能低下は起きにくいと考えられます。
▼高負荷稼働後の筐体に触れても、ほのかに温かさを感じる程度。
静音性も非常に優秀で、5時間連続稼働後でもファン音はかなり控えめです。ベンチマークテスト実行時など高負荷状態でこそファンの回転音が若干大きくなることはあるものの、その後はすぐ静音状態に戻ります。
▼稼働音の確認(室温25℃、3DMarkやストレステストなど実行後)
オフィス作業や動画視聴時には耳を近づけてもほとんど気にならないレベルでした。
実際に騒音計を用いて、ミニPCの至近距離で測定してみたところ、高負荷テスト後でも概ね40dB前後に収まっており、高性能CPUを搭載したミニPCとしてはかなり静かな部類です。
ベンチマークやストレステストを回した状態でも、動作音が急激に大きくなる印象はありません。
総じて、性能をしっかり引き出しつつ発熱抑制&静音性も両立しており、デスク上や作業環境でも扱いやすいミニPCと言えます。
『NiPoGi E3B (7730U)』の良かった点・悪かった点
『NiPoGi E3B (7730U)』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 小型かつ軽量な筐体サイズ
- スタイリッシュでデスク上に溶け込むデザイン
- 充実のインターフェース構成
- 優れた拡張性
- 3画面同時出力に対応
- Ryzen 7 7730U搭載で日常作業~軽めの編集作業まで快適
- セール時は5万円台でコスパ良好
- 静音性と冷却性能が安定
悪かった点
- GPU性能は控えめで、高負荷ゲーム用途には不向き
- NVMeと比べるとSATA SSDの速度は控えめ
- USB4やOculinkなどの拡張規格には非対応
よくある質問(FAQ)



総評:日常からビジネス用途まで省スペースで快適に回したい方に最適
『NiPoGi E3B(Ryzen 7 7730U搭載)』は、コンパクトな筐体に対して処理性能・拡張性・静音性のバランスがよく取れた、実用重視の高コスパミニPCという印象です。
Ryzen 7 7730U+16GBメモリ構成により、ウェブ、Office、マルチモニター作業、軽めのコンテンツ制作まで快適にこなせました。一般PC用途では十分なパフォーマンスを発揮します。
冷却性能も優秀で、長時間のベンチマーク実行後でもCPUパッケージ温度は最大73℃前後に収まり、ファンノイズも控えめ。静音性と安定性を両立しています。
メモリをはじめとするPC関連パーツが軒並み高騰している中で、5万円台半ば(セール期間)という価格は魅力的に感じます。
一方、グラフィックス性能はライト用途向けで、3Dゲームや重いクリエイティブワークには不向きです。
それでも、日常用途からビジネス用途までを省スペースで快適に回したい方には、安心して選べる一台だと思います。
◎おすすめできる人
- 省スペースで実用的な性能な作業用PCを導入したい方
- マルチモニターで事務作業・在宅ワークを快適に行いたい方
- コスパ重視で拡張性のあるミニPCを選びたい方
▲おすすめできない人
- 重量級3Dゲームを快適にプレイしたい方
- GPU依存の重い動画編集・3DCG用途がメインの方
- NVMe最上位クラスの高速ストレージ性能を求める方
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