中国のOPPO(オッポ)から最新折りたたみスマートフォン『OPPO Find N6』が発売されました。
2026年3月20日(金)よりグローバル向けに販売開始。中国版の販売価格は以下の通りです。
| メモリ/ストレージ構成 | 価格 |
| 12GB+256GB | 9,999元(約230,000円) |
| 16GB+512GB | 10,999元(約253,000円) |
| 16GB+1TB | 11,999元(約276,000円) |
※2026.3.18時点のレートで計算(1元=23.05円)
2025年2月に発売した「OPPO Find N5」の後継機にあたる最新モデルであり、Find N5の薄さを継承しつつ、ディスプレイ素材を変更することで、折り目をより目立ちにくくしています。
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用。日常操作から高負荷なゲームまで快適にこなせるハイエンド仕様です。さらに、6,000mAhの大容量バッテリーを備えながら、80W有線急速充電と50Wワイヤレス充電にも対応しており、日常的な使い勝手も優れています。
先に結論 | OPPO Find N6はこんな製品
- 強み薄型・高性能・大容量バッテリーを高水準で両立した完成度の高い折りたたみスマホ
- 弱み価格が高めで、高負荷時の発熱抑制に限界あり
- 向く人携行性を妥協せず、大画面・性能・カメラ・バッテリー持ちまで重視したい人
今回、提携先より本製品(12GB+256GBモデル)を提供していただきました。
本記事では『OPPO Find N6』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを数日間にわたり実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『OPPO Find N6』のスペック・仕様表
| ブランド | OPPO |
|---|---|
| モデル名 | Find N6(CPH2765) |
| カラー | ステラーチタニウム、ブロッサムオレンジ |
| ディスプレイ | 内側:8.12インチ AMOLED(SDC E7+COE) / 外側:6.62インチ AMOLED(BOE X3) |
| 画面占有率 | 内側:96.4% / 外側:94.2% |
| 解像度 | 内側:2480×2248(QXGA+) / 外側:2616×1140(FHD+) |
| リフレッシュレート | 内側・外側ともに1~120Hz 可変駆動 |
| タッチサンプリングレート | 内側・外側ともに最大240Hz(標準125Hz) |
| 色域 | 内側・外側ともに100% DCI-P3 |
| 色深度 | 内側・外側ともに10bit(10.7億色) |
| 画素密度 | 内側:412PPI / 外側:431PPI |
| ピーク輝度 | 内側:2,500nit / 外側:3,600nit |
| カバーガラス | 内側:PET & UTG / 外側:Ceramic Guard |
| OS | ColorOS 16.0 |
| CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platform |
| CPUコア数 | 7コア |
| GPU | Adreno 840(1200MHz) |
| RAM | 16GB LPDDR5X |
| ストレージ | 512GB UFS 4.1 |
| microSDカード | 非対応 |
| USB OTG | 対応 |
| 防水防塵 | IP56 / IP58 / IP59 |
| 搭載カメラ | フロント:内側20MP(f/2.4)+ 外側20MP(f/2.4) リア:200MP広角(f/1.8、OIS)+ 50MP超広角(f/2.0、120°)+ 50MP望遠(f/2.7、OIS)+ 2MPモノクロ |
| 動画撮影 | リア:最大4K/120fps、1080p/120fps、デュアルビュー動画、HDR動画、最大3倍光学ズーム・18倍デジタルズーム対応 フロント:最大4K/30fps、デュアルビュー動画、HDR動画対応 |
| バッテリー容量 | 6,000mAh(定格5,850mAh) |
| 急速充電 | 80W SUPERVOOC 有線急速充電 / 50W AIRVOOC ワイヤレス充電 |
| 生体認証 | 顔認証、側面指紋認証 |
| センサー | 近接、環境光、色温度、電子コンパス、加速度、ジャイロ、側面指紋、ホール、赤外線リモコン |
| SIMカード | デュアルNano-SIM / eSIM対応 |
| 対応通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、BLE Audio、NFC、USB Type-C 3.2 Gen 1 |
| Bluetoothコーデック | SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD、aptX Adaptive、LHDC 5.0 |
| イヤホンジャック | 3.5mm端子なし(Type-Cデジタルイヤホン対応) |
| 位置測位 | BDS(B1I+B1C+B2a)、GPS(L1+L5)、GLONASS(G1)、Galileo(E1+E5a)、QZSS(L1+L5)、NavIC(L5) |
| 対応バンド | 【2G GSM】850/900/1800/1900MHz 【3G WCDMA】B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 【4G FDD-LTE】B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B32/B66/B71 【4G TDD-LTE】B38/B39/B40/B41/B42/B48 【5G NR】n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n71/n75/n77/n78/n79 |
| 本体サイズ | 折りたたみ時:159.87×74.12×8.93mm 展開時:159.87×145.58×4.21mm |
| 本体重量 | 公称値:約225g 実測値:約232g |
『OPPO Find N6』と『OPPO Find N5』のスペック比較
今回発表された『OPPO Find N6』と、2025年にリリースされた前モデル「OPPO Find N5」のスペック比較表を以下に示します。
▼スペック比較表
OPPO Find N6は、前モデルからサイズ感をほぼ維持しつつ、「使い勝手を維持したまま、実用面をしっかり底上げした正常進化モデル」と言えるでしょう。
バッテリー容量、カメラ仕様、OS、SoCなど、ほとんどのスペックが2026年向けの仕様となっており、世代更新がしっかり反映されています。
カメラは特に進化が大きく、メインカメラが50MP→200MPへ大幅強化。さらにフロントカメラも内外ともに8MP→20MPへ向上しており、写真の解像感や自撮り性能の底上げが期待できます。
『OPPO Find N6』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容物を全て取り出した様子
内容物一覧
- OPPO Find N6本体
- ユーザーマニュアル
- 専用ケース
- 電源アダプタ
- USB-Cケーブル
- SIMカードピン
▼80W SUPERVOOC対応の充電アダプタが付属
パッケージにはアラミド繊維の専用ケースも付属します。手触りや見た目は上質ですが、かなり薄型でヒンジ部分をカバーできないので、耐衝撃性は高いとは言えません。また、マグネットにも非対応です。
非正規品ですが磁気吸着対応ケースが販売されているので、本機を本格利用したい方はそちらがおすすめできると思います。
『OPPO Find N6』本体の外観
OPPO Find N6の展開時サイズは159.87×145.58×4.21mm。内側ディスプレイのサイズは8.12インチにもなり、小型タブレットのような感覚で迫力のある映像を楽しめます。
画面右上には20MP(f/2.4)のフロントカメラを内蔵。
角度をつけて内側ディスプレイを見ても、一般的な折りたたみスマホと比べると折り目がほとんど目立ちません。
ただし、折り目が完全に皆無というわけではなく、凝視したり光に照らすと、中央が若干波打っているのが分かります。それでも、普通に使用している分にはほとんど気にならないレベルです。
展開時の厚みは4.21mmで、現行スマホの中でもトップクラスの薄さです。
▼10円玉3枚とほぼ同等の厚み
背面には200MP広角(f/1.8、OIS)+ 50MP超広角(f/2.0、120°)+ 50MP望遠(f/2.7、OIS)+ 2MPモノクロの4眼構成リアカメラを搭載。
▼Find N5と比べてカメラが1つ増えている分、フラッシュライトが左上に独立しています。
今回のレビューではブロッサムオレンジ色を使用しています。滑らかな表面仕上げと艶やかな手触りで、値段相応の高級感があります。
▼筐体はIP56 / IP58 / IP59の防水防塵仕様
折りたたみ時のサイズは159.87×74.12×8.93mmで、一般的なスマホに近いサイズ感になります。
公式によると、TÜV Rheinland認証により60万回の開閉後も平坦性を維持し、最大100万回の開閉耐久も実現しているとのこと。実際に何度も開閉してみましたが、動作はスムーズで軋み音などは一切無く、ちょっとやそっとの力では "逆パカ" することはない印象を受けました。
外側ディスプレイの上部にも、内側と同様に20MP(f/2.4)カメラが備わっています。
本体重量は、実測で約232g。iPhone 17 Pro Max(約233g)とほぼ同じ重さで、ズッシリ感を覚えるほどではありません。携行性は十分優れています。
折りたたんだ状態のOPPO Find N6を、iPhone 16 Proと並べてみます。
OPPO Find N6の折りたたみ時の厚みは8.93mmなので、iPhone 16 Pro(8.25mm)と並べても体感的にほとんど差がありません。前モデル(OPPO Find N5)と同じく、折りたたみスマホの中でもかなり薄い部類と言えます。
▼展開時の厚みと比べると、Find N6の薄さが際立ちます
ちなみに、本機の背面はマグネットに対応しており(Qi2ではない)、OPPO純正の磁気アクセサリー「Magnetic Turbo 2」などをサポートしています。
インターフェース構成
続いて、インターフェースについて見ていきます。
前モデルでは左側面にアラームスライダーが備わっていましたが、本機ではありません。代わりに、右側面の電源ボタン、音量調節ボタンに加えて多機能ボタンが用意されています。
▼多機能ボタンにはカメラ起動やサイレントモード、スクショ撮影など、好みの機能を割り当てることができます。
上部にはスピーカーグリルが用意。下部にもスピーカーグリルが備わっているほか、USB-Cポートとカードスロットが用意されています。
カードスロットはデュアルNano-SIMカードの挿入に対応しています。一方で、マイクロSDカードはサポートしていません。
指紋認証・顔認証に対応
本製品は指紋認証および顔認証に対応しています。
右側面の電源ボタンが指紋センサーを内蔵しており、登録した指をかざすだけで非常にスムーズな認証・ロック解除が可能。利便性に優れています。
▼指紋認証の様子
『OPPO Find N6』と『OPPO Find N5』の外観比較
『OPPO Find N6』と前モデル「OPPO Find N5」の外観を比べてみました。
サイズ感はほぼ同じです。フラッシュライトの位置やリアカメラの搭載数、アラートスライダーが多機能ボタンに変わったなど、インターフェース上の違いはいくつか見受けられますが、デザイン自体に大きな変更はありません。
▼厚みもほぼ同じ
ディスプレイに関して、一見するといずれのモデルも折り目は目立ちませんが、光に照らすと違いがよく分かります。
▼Find N5の方が折り目の波打ちが目立つ
ただし、Find N5も初期状態では折り目はほとんど目立たなかったものの、開閉を繰り返すうちに徐々に波打ちが目立つようになってきました。
Find N6では、ヒンジ下のわずかな凹凸をレーザーで計測し、ポリマーで埋める「3D liquid printing」と、より変形に強い厚めの折りたたみガラスを組み合わせることで、N5よりも折り目を大きく改善したと謳われています。
それでも、使い続けるうちに徐々に折り目が目立ち始め、初期状態のようなきれいな内側ディスプレイを維持できなくなる可能性がある点には留意した方がいいでしょう。
▼画面表示時は、いずれも折り目はほとんど気になりません
『OPPO Find N6』のAnTuTuベンチマークテスト結果
本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
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【2026年最新】Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法
2026年2月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』 ...
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注意
AnTuTuベンチマークスコアは端末性能の目安にはなりますが、メーカー側のチューニングや計測時の動作条件によって結果が変動する可能性もあるため、あくまで参考値としてご覧ください。
ベンチマークテストでは、約380万点のスコアを記録しました。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を採用していることもあり、現行スマホの中でもトップクラスのスコアとなりました。前モデル「OPPO Find N5」の約232万点と比べても、150万点近くスコアが向上しています。
ウルトラハイエンドと言って差支えなく、高負荷ゲーミングまで最高画質で快適にこなせる性能を備えた一台となっています。
▼過去のAnTuTuベンチマークテスト結果一覧はコチラ
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【2026年最新】スマホ・タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
最終更新:2026年3月21日 本ページでは、当サイト「TikGadget(ティックガジェット)」でこれまでレビューしてきたスマートフォンとタブレットを対象に、実際に計測したAnTuTuベンチマークス ...
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綺麗で滑らかな折りたたみディスプレイ
内側の8.12インチディスプレイは、2480×2248解像度、最大120Hzリフレッシュレートに対応しており、綺麗で滑らかな映像を楽しめます。
▼映像カスタマイズ設定も充実
大きくて高解像度な画面で細かい文字まで鮮明に描画されるため、ウェブ閲覧時も細部まで読みやすく、ページスクロールもなめらかで心地良いです。
▼有機ELディスプレイの発色は実に良好
そして折りたたみ時には、セカンダリディスプレイ(外側)に映像が表示されます。
セカンダリディスプレイの解像度は2616×1140、リフレッシュレートは最大120Hzで、内側ディスプレイと同様に満足度の高い映像体験が可能です。
そして、展開 ⇔ 折りたたみの際の映像の移り変わりは実にスムーズであり、進行中の作業やゲームを中断することなく、ディスプレイサイズを切り替えることが可能です。
▼展開時の映像遷移の様子
展開時・折りたたみ時のいずれの場合においても高品質な映像を楽しめるため、ゲーミングや映像視聴をメイン目的にスマホの購入を検討している方でも、満足度の高い体験が可能でしょう。
ちなみに、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して内側ディスプレイの明るさを計測したところ、屋内では最高647nit、直射日光の当たる屋外では最高1,321nitの明るさを得られました。
また、外側ディスプレイは屋内で最高618nit、屋外では最高1,557nitとなりました。
▼明るさ自動調整オンで測定
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
あらゆる作業を快適にこなせる性能
ウェブ閲覧と動画視聴で動作をチェックしました。
結論から言うと、普段使いはかなり快適。画像が多いサイトや重めのページでもスクロールは引っかかりにくく、表示もスムーズです。YouTubeやNetflixの再生も安定していて、最高画質でもストレスなく見られました。
WidevineはL1対応なので、多くの配信サービスでHD再生もOK。ブラウジング〜動画視聴まで、一般的なスマホ作業で困る場面はまずない印象です。
2画面分割表示に対応
展開時の内側ディスプレイを、2本指で中央上部から下に向けてスワイプ操作することで、ディスプレイを2つに分割して異なるアプリ画面を同時表示できます。
▼2画面分割表示の様子
「攻略動画を観ながらスマホゲームをプレイ」「ネットで調べものをしつつ作業」など、活用方法は多岐に渡ります。折りたたみスマホならではの便利機能と言えるでしょう。
音質は標準レベル
本機のスピーカーについて、音質を確認してみました。
▼音質確認の様子
本機はDolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカーを内蔵しており、筐体上下にスピーカーグリルが備わっているため、音の立体感はそこそこあります。
中~高音域に関してはクリアで解像度の高いサウンドを楽しめる一方で、低音の響きは弱めであり、音量を最大まで上げても、音質重視タイプのスマホと比べて音圧はそこまで強くありませんでした。
もちろん、普通に動画やゲームを楽しむ分には不満の出にくい音質ではあります。ただし、コンテンツ視聴時の迫力を最大限に求める場合は、イヤホンなど外部デバイスの利用をおすすめします。
▼設定からサウンド効果を変更可能
優れたカメラ性能
本機に搭載されているカメラの性能について確認してみました。なお、フロントカメラに関しては内側・外側で使用が同じであるため、内側のみの検証です。
▼フロントカメラで撮影した写真
20MP(f/2.4)フロントカメラは、クリアで色合いも自然。動きがある場面でも残像感が出にくく、写真撮影も動画録画も安定感がありました。自撮り・SNS用途なら十分以上だと言えます。
▼(参考)フロントカメラで撮影した動画
続いてリアカメラについて。
▼リア(背面)カメラで撮影した写真
200MP広角(f/1.8、OIS)+ 50MP超広角(f/2.0、120°)+ 50MP望遠(f/2.7、OIS)+ 2MPモノクロという構成で、フロントカメラ以上に鮮明かつ色味の綺麗な写真を撮影できました。
最大120倍ズームに対応しており、60倍程度であれば遠くの建物の輪郭まで鮮明に捉えることができました。ただし、100倍以上にズームすると輪郭がぼやけてしまいます。
夜景撮影に関しては、OPPOの最上位モデルに一歩譲る印象は受けるものの、十分に鮮明な写真が得られました。折りたたみスマホとしては上位という印象です。
▼(参考)iPhone 16 Pro撮影写真と比較
総じて、本機のカメラは薄型折りたたみスマホの中でも完成度が高い部類であり、前モデルよりも明らかに向上していると感じられました。
普段使いから旅行撮影まで十分満足できる品質と言えるでしょう。
▼(参考)リアカメラで撮影した動画
ちなみに、カメラ起動時に半分折りたたむことで、フレックスモードでの撮影が可能です。
『OPPO Find N6』のゲーミング性能を確認
本機を用いて、各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認しました。
マインクラフト
マイクラをプレイしてみましたが、終始スムーズかつ快適に操作できました。
▼チャンク読み込み時にも全く重さを感じません。
処理の重くなりがちなバイオームでも、フレームレート低下やカクつきを感じることはありませんでした。
フレームレートはおおむね60fps前後で安定してプレイできていました。
▼マインクラフトプレイの様子
クリエイティブやサバイバル、またはマルチサーバーに参加した際などにも、パフォーマンスは非常に安定しており終始スムーズなゲーミングが可能でした。
多くのアドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズな動作でゲームを楽しめるでしょう。
PUBG
グラフィッククオリティに関しては、現時点で最高設定の『ウルトラHDR』を選択できました。
実際に何度か試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはまったく生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。
▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画されます。
激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどありません。
滑らかなゲームプレイが可能。大きめの高解像度ディスプレイによる鮮明な描画のおかげで、遠方も索敵しやすいです。
フレームレートに関して、最高設定の「ウルトラHDR」では40fps張り付いていました。
▼PUBGプレイの様子
原神
高負荷ゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では全く問題なくスムーズにプレイすることが可能です。
画質を最高設定まで上げても、フレームレート低下やカクつきを感じる場面はほとんど無し。非常に美麗なグラフィックで原神の世界を満喫できました。
最高画質設定でも、フレームレートは60fps前後に張り付いています。
このように、『原神』クラスの激重ゲームでも高リフレッシュレートでこれだけ快適に遊べるのであれば、ほとんどのゲームアプリがスムーズに動作するでしょう。
▼原神プレイの様子
ゲーミングスマホとしての本格的な運用にも適しています。
ゲーミング機能が充実
ゲームアプリプレイ時に、ディスプレイ端を中央に向けてスワイプすることで、ゲーミング用のツールウィンドウを表示できます。
パフォーマンスの切り替えから、ボイスチェンジャー、ゲームフォーカスモードなど、ゲームプレイをサポートする豊富な機能が揃っています。
さらに、タッチ・スワイプ感度調整や、反応速度(タッチレスポンス)の切り替えまで用意。本格的なゲーミングにも対応できるようになっています。
高負荷時の発熱が気になる
本機の発熱と冷却性能を確認するため、AnTuTuベンチマークテストを3回連続実行してみました。以下がその時の結果です。
- 1回目:3,806,049点
- 2回目:3,254,474点
- 3回目:3,174,088点
初回から3回目にかけて約16.6%スコアが低下しました。数値を見る限り、瞬間的なピーク性能は非常に高いですが、高負荷を連続でかけ続けると性能を少しずつ抑えて発熱を逃がす傾向が見られます。
▼実際、ベンチマーク後は背面がかなり熱くなりました
冷却面にはやや課題がある印象です。薄型の折りたたみ筐体という性質上、放熱に余裕があるタイプではなく、長時間の高負荷では発熱が目立ちやすいモデルと考えたほうが良いでしょう。
性能は間違いなくウルトラハイエンド級ですが、冷却性能は最上位のゲーミング特化モデルほど強くなく、発熱のしやすさは弱点のひとつと言えます。
80W有線急速充電、50Wワイヤレス充電サポート
本製品は6,000mAhのバッテリーを内蔵しています。
実際に満充電の状態から4時間ほど、処理の重いゲームアプリをメインディスプレイで遊んでみたところ、30%ほどしかバッテリーが減っておらず、まだ1日以上持続可能な充電残量を残していました。
一般的な用途で日常使用するぶんであれば、1~1.5日間ほどは余裕でバッテリーが持続するでしょう。
なお、本機は80Wの高速有線充電にも対応しており、わずかな充電時間をバッテリーを素早く回復できる点も実用的です。50Wワイヤレス充電をサポートしている点もGOOD。
50Wワイヤレス充電をサポートしている点も嬉しいです。外出先で他のデバイスのバッテリーが低下した際に、モバイルバッテリー代わりとしても機能します。
『OPPO Find N6』の良かった点・悪かった点
『OPPO Find N6』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 折りたたみスマホの中でも非常に薄型
- 折り目がほとんど目立たない
- 防水防塵仕様
- 8.12インチの大画面で、映像やゲームの没入感が高い
- 高級感のあるデザイン
- Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載でAnTuTu380万点超えの性能
- 実用的なカメラ性能
- 80W有線・50Wワイヤレス充電対応
- リバースワイヤレス充電サポート
悪かった点
- 価格が高め(基本構成でも23万円超え)
- 高負荷時は発熱が大きい
- 折り目は完全にゼロではない
- 付属ケースは耐久性が心配
よくある質問(FAQ)



総評:性能と携行性のいずれも妥協しない折りたたみスマホ
OPPO Find N6は、折りたたみスマホに求められる「大画面」と「携帯性」を高いレベルで両立しつつ、性能・カメラ・バッテリー持ちまで妥協せずに仕上げられた、完成度の高い一台でした。
実際に手に取って使ってみると、薄さや折り目の目立ちにくさは想像以上で、折りたたみモデル特有のクセをあまり意識せず、普段使いの延長で扱えるのは大きな魅力です。スタイリッシュかつ上質なデザインも所有欲をそそられます。
性能の高さも申し分なし。高負荷ゲームも最高画質でスムーズに遊べます。ディスプレイの発色も良好で、展開時には8.12インチと大画面になるため、映像コンテンツ視聴にもうってつけです。
価格は高く、高負荷時の発熱など弱点も見られるものの、性能と携行性のいずれも妥協しない折りたたみスマホが欲しい人にとっては、十分満足度の高いモデルだと感じました。
◎おすすめできる人
- 大画面と携行性をどちらも妥協したくない人
- 薄さ・高級感・所有満足度を重視する人
- カメラ性能や電池持ちまでしっかり求める人
▲おすすめできない人
- スマホの価格を抑えたい人
- 冷却性能を重視する人
- できるだけ軽くて小型のスマホを求める人
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