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『XIDU T3 プロジェクター』レビュー!軽量で持ち運びにも適した高性能モデル

2022-02-23

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

  • 大画面で映画やアニメを楽しみたい!
  • でも大型テレビは高くて手が出ない...
  • 持ち運び可能なモニターのようなものが欲しい...

上記のように考えて、大型モニターやディスプレイを探している方も多いのではないだろうか。

同じ映画やアニメでも、大きな画面になればなるほど迫力が増し、通常よりも満足度の高い映像体験が可能になるだろう。

しかし大型モニターともなると価格が数十万円にもなるモデルが多く、コスト的になかなか手を出しづらいと感じる方も多いと思う。また、大型になればなるほど持ち運びが難しく、外出先での使用には当然適していない。

そこで今回は、持ち運べるコンパクト&軽量さ・リーズナブルな価格・大型画面でのメディア出力、の3点を満たすオススメのがジェットとしてXIDU T3 プロジェクターを紹介したいと思う。

▼約1万円前後のリーズナブルなモデル

プロジェクター XIDU 8000LM 小型 WiFi Bluetooth 1080PフルHD対応でスマホに直接接続台形補正 ズーム機能 ホームシアター 家庭用/天井 スマホ/パソコン/TV Stick/PS4/Switchゲーム機/X-Box/DVDプレイヤーなど接続可 日本語取扱説明書付き (白)
XIDU

ブランド XIDU
型名 T3
解像度 最高1920 x 1080(フルHD)
投影サイズ 最大150インチ
アスペクト比 16 : 9, 4 : 3
明るさ 7500 lm
取り付けタイプ シーリングマウント, トライポッドマウント
接続方式 Bluetooth, USB, HDMI, AVポート
梱包サイズ ‎26.1 x 26.1 x 11.4 cm; 1.64 Kg
プロジェクターサイズ 23.5×24.5×10.5cm
プロジェクター重量 約1.4kg

今回紹介する『XIDU T3 プロジェクター』は、1万円台のリーズナブルな価格に対して、最高1920×1080(フルHD)解像度最大150インチの投影サイズに対応する高性能プロジェクターだ。

自宅の壁や天井など、場所を問わず高画質な映像を映し出す事が可能。23.5×24.5×10.5cm、約1.4kgと持ち運びにも適したサイズであり、外出先や勤め先に持参してプレゼンを行う用途にも適しているだろう。

照射距離を調節することで映像サイズを柔軟に変更することが可能。キーストーン補正やフォーカスを調節することで、最大150インチ相当の大画面で迫力のある映像を楽しむことが可能だ。

▼自宅でミニシアターのような臨場感を手軽に体験できる。

明るさは8000 lmまで、コントラスト比は7500:1まで対応しており、大画面の投影時でもクッキリと鮮やかな映像を楽しむことが可能だ。

そしてプロジェクター自体に高性能スピーカーを内蔵しているため、別途サウンド機器は不要。優れた放熱機構によりファンの稼働音も最小限に抑えられており、音にも集中することが出来る。

HDMIケーブルや3-in-1ビデオケーブルのほか、BluetoothやWi-Fiによるワイヤレス接続に対応。PCはもちろん、スマートフォンやタブレット(iOS・Android)等の端末の映像を映し出すことも可能となっている。

このように、リーズナブルな価格・持ち運びに適したコンパクトさ・優れた性能 の3点を併せ持つ、おすすめのプロジェクターとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • プロジェクター本体
  • 説明書
  • リモコン
  • HDMIケーブル
  • 電源ケーブル
  • 3-in-1ビデオケーブル

▼説明書は日本語に対応している。

▼付属のリモコンによる遠隔操作も可能だ。単四電池1本(別売り)で稼働する。

 

プロジェクターの外観

▼プロジェクター本体の外観。光沢が見られ高級感もある。

▼前面には大きな投影レンズと、リモコン受信ウィンドウが用意。

▼内蔵LEDの寿命は公称値で約80,000時間。

▼大きなリモコン受信ウィンドウは遠隔からの操作も受け付ける。

▼上から見た様子。

▼上部には『キーストーン調節ダイヤル』(画像上)と、『焦点距離調整ダイヤル』(画像下)を搭載。

▼後部には計6つのボタンが用意。

▼画像左から、メニュー、入力ソース切り替え、左/ボリューム下げ、右/ボリューム上げ、戻る、入力/OK。

▼筐体の両側面には放熱窓が開いている。

▼背面の様子。電源ポートをはじめとした、充実のインターフェースが用意。

▼画像左から電源ボタン、AVポート、3.5mmオーディオポート、USBポート、HDMIポートを搭載。本製品にはスピーカーが内蔵されているが、オーディオポートを利用した外部機器へのサウンド出力にも対応している。

▼底面の様子。四隅にゴム製の滑り止めが施されており、中央にはシーリングマウントやトライポッドマウントを取り付けることの出来る穴が空いている。

軽量で持ち運びにも適した筐体サイズ

▼実際に手に持った様子。23.5×24.5×10.5cmの筐体サイズに対して、本体重量は約1.4kgと非常に軽く、片手でも簡単に持ち運ぶことが出来る。

▼手に載るほどのサイズ。大きめのカバン等に入れて外出先へ持ち運ぶことも十分に可能だ。

このように、数あるプロジェクターの中でも比較的コンパクトかつ軽量なデザインとなっているため、自宅での利用はもちろん、外出先や勤務先に持参して利用する用途にも適したモデルであると言える。

簡単セットアップ

本製品は設置から利用開始まで、簡単な手順を行うことが可能だ。

まず付属の電源ケーブルをコンセントに接続したうえで、プロジェクター背面の電源ボタンを押す。

▼プロジェクターが起動し、映像が投影される。

続いて、映像を投影したい場所に向けて、プロジェクターを設置する。

あとは上部のダイヤルでフォーカスやキーストーンの調節を行うことで、鮮明な映像を得られるようになる。

PC等の映像を映したい場合は、単純にHDMIケーブルを接続するだけで、映像がリンクされる。

一方で、iOS・Android端末のスマホ・タブレット類と接続したい場合、まずプロジェクターを自宅Wi-Fiに接続する必要がある。

▼設定画面より "Network setting" を選択。

▼パスーワード等の入力は付属のリモコンを使用するとスムーズだ。

プロジェクターをWi-Fiに接続後、同様の回線に接続してあるiOS・Android端末からミラーリングを開始する。

▼iOS端末の場合。

▼Android端末の場合。"キャスト" よりプロジェクターを選択する。

以上の手順で、PCやスマホ、タブレット端末の映像をプロジェクター経由で簡単に大画面出力することが可能だ。

接続から映像調節まで簡単に行うことが出来るため、この手のデバイスに初めて触れる方でも問題なく扱うことが出来るだろう。

鮮明で鮮やかな映像

実際にスマホやタブレット端末の映像をプロジェクターで投影してみた。

100インチ以上の大きな画面で出力した場合、市販のモニターほどの鮮明さはないが、十分鮮明で美しい映像を楽しむことができた。

▼濃淡もクッキリと描画されており、ミニシアターのような感覚を手軽に味わえる。

▼細かな文字まで明瞭に読み取ることが可能だ。

会議などにおいて、資料を映し出す用途にも十分に活用できる画質だと言える。

ゲーミング用途にも利用可能、ただし若干の遅延あり

もちろん、本製品を用いてゲームを楽しむことも可能だ。

▼PCやスマホ等のゲームを、迫力のある大画面で楽しめる。

ただし、端末側の映像とプロジェクターから照射される映像のあいだにはコンマ数秒程度の遅延が見られる。

そのため、ゲームプレイ時は操作に対する映像の遅延が発生し、若干のやりづらさを感じるかもしれない。

特にコンマ数秒の遅れが命取りとなるシューティングゲーム等には厳しいものがあるので注意したい。

優れたサウンド品質

上述した通り、本製品にはスピーカーが内蔵されている。

実際に映画やアニメ、音楽等のサウンドを視聴してみたが、音質自体は良好であった

低音こそそこまで響かないものの、音圧は強めであり、中~高音域に関してはクリアに響き渡る。

本製品はオーディオポートを利用することで外部サウンドデバイスへの接続が可能だが。スタンドアローンでも十分に質の高いサウンドを楽しむことが可能となっている。

Netflix / Disney / Amazon等を観ることが出来ない

本製品は著作権の都合上、Netflix / Disney / Amazon等のプラットフォームで配信されている映像作品を観ることが出来ない

▼試しにiOS端末のNetflixアプリを起動してみたが、作品を選択しても映像がプロジェクター経由で再生されない。

一応、TV Stickをプロジェクターに接続することでNetflixやHuluの視聴が可能となるが、このために別途Stickを購入する必要があるのはやや面倒だ。

優れた静音性&放熱性能

プロジェクター内部には優れた廃熱機構が内蔵されており、静音性を保ちつつ、内部の熱を外部へと放出できるようになっている。

長時間使用し続けているとファンの回転が速くなるが、動作音はいたって静かなままであり、耳を近づけるとかすかに フォーン という排気音が聞こえる程度だ。

そして4~5時間ほど連続使用しても、本体はそこまで熱を持つことは無かった。

▼長時間の利用後でも、ほんのり温かみを感じる程度。

これにより、安心&集中して長時間の映像視聴を楽しめるようになっている。

『XIDU T3 プロジェクター』のまとめ

今回紹介した『XIDU T3 プロジェクター』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 大画面でも明瞭で鮮やかな映像を楽しめる
  • iOS・Android端末とのBluetooth接続に対応
  • 軽量で比較的コンパクトなサイズ
  • 高級感のある筐体デザイン
  • シンプルな扱い方
  • 高品質サウンド
  • 優れた静音性

悪かった点

  • 端末とプロジェクターの映像にコンマ数秒程度の遅延が生じる
  • Netflix / Disney / Amazon等を観ることが出来ない(著作権上の問題)

以上の通り、1万円台というリーズナブルな価格に対して、優れた性能・デザイン・機構を併せ持った高コストパフォーマンスなプロジェクターとなっている。

100インチ以上の大きな画面で映像を出力した場合でも、クッキリと明瞭で鮮やかな映像を楽しむことが出来た。

扱い方もシンプルであり、PCやスマホ・タブレット端末との接続も簡単に行うことが可能となっている。

筐体自体も軽くてコンパクトなデザインとなっており、光沢のある筐体素材には高級感もある。

内蔵スピーカーの品質も優れており、スタンドアローンで満足度の高いサウンドを楽しめるだろう。

この価格帯のプロジェクターとしては、全体的に優れたバランスの良モデルであると言える。

出来るだけ安価で性能の良いプロジェクターを探している方には、是非オススメしたい一品だ。

プロジェクター XIDU 8000LM 小型 WiFi Bluetooth 1080PフルHD対応でスマホに直接接続台形補正 ズーム機能 ホームシアター 家庭用/天井 スマホ/パソコン/TV Stick/PS4/Switchゲーム機/X-Box/DVDプレイヤーなど接続可 日本語取扱説明書付き (白)
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