2025年12月25日(木)、Xiaomi(シャオミ)は同ブランドの最新スマートフォン『Xiaomi 17 Ultra』および『Xiaomi 17 Ultra by Leica』の2モデルを発表。同日より中国市場向けの販売が開始されました。
中国国内における販売価格は以下の通りです。
| モデル | メモリ/ストレージ構成 | 価格 |
| Xiaomi 17 Ultra | 12GB+512GB | 6,999元(約155,000円) |
| 16GB+512GB | 7,499元(約166,000円) | |
| 16GB+1TB | 8,499元(約189,000円) | |
| Xiaomi 17 Ultra by Leica | 16GB+512GB | 7,999元(約178,000円) |
| 16GB+1TB | 8,999元(約200,000円) |
※2025.12.26時点のレートで計算(1元=22.23円)
『Xiaomi 17 Ultra』は、Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載のウルトラハイエンド級スマホです。
6.9インチの低消費電力AMOLEDディスプレイは最大3500nitsの高輝度に対応。5000万画素メインカメラと2億画素の光学望遠を含むトリプルカメラ構成で、優れた撮影性能を実現。
6,800mAhの大容量バッテリーと90W急速充電、さらにIP66/IP68/IP69の防塵防水性能を備えることで、日常から本格的な撮影シーンまで幅広く対応する一台となっています。
対して『Xiaomi 17 Ultra by Leica』は、Xiaomi 17 UltraにLeica(ライカ)監修のカメラを搭載した撮影特化モデルです。背面カメラ周りに物理的な「マスターズームリング」が搭載され、ズーム操作を回転リングで直感的に調整できる仕様になっています。
『Xiaomi 17 Ultra』と『Xiaomi 17 Ultra by Leica』のスペック・仕様表
『Xiaomi 17 Ultra』と『Xiaomi 17 Ultra by Leica』のスペックは以下の通りです。
以上の通り、筐体外観とカメラ仕様以外は、2モデルのスペックに大きな違いはありません。
『Xiaomi 17 Ultra』の特徴
『Xiaomi 17 Ultra』はブラック系、ホワイト系、グリーン系、パープル系の4つのカラーバリエーションで展開されます。
最も基本的な構成のモデル(12GB+512GB)で6,999元(約155,000円)から購入可能。iPhone 17シリーズ並みの価格設定で、高級スマホと位置付けられるでしょう。
OSはXiaomi HyperOS 3 (Android 16ベース)を搭載。
筐体サイズは162.9×77.6×8.5mm、重量は約230gで十分に携行性に優れています。IP66/IP68/IP69等級の防水防塵仕様となっており、アウトドアな場面でも安心して利用可能。
6.9インチ LTPO AMOLEDディスプレイを搭載。1200×2608解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,500nitsにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用。12GB/16GB LPDDR5X RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、高負荷ゲーミングにも余裕で対応できる性能を備えています。
同じく「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載したXiaomiのハイエンドスマホ「Xiaomi 17 Pro」は、AnTuTuベンチマークテストにおいて約330万点の超高スコアを記録しました。本機でも同等かそれ以上のスコアになると予想されます。
▼参考
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2025/11/19:ベンチマーク表に「Blackview ZENO 10」を追加しました。 2025/11/06:ベンチマーク表に「REDMI K90 Pro Max」を追加しました。 2 ...
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ストレージは512GB / 1TB UFS 4.1を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、4G/5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
前面に50MP広角フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.7)メイン+200MP(f/2.4-3.0)望遠+50MP(f/2.2)超広角の3眼構成リアカメラを搭載。夜景撮影から高倍率ズーム、8K動画撮影まで幅広い撮影シーンをカバーします。
そして6,800mAhの大容量バッテリーを内蔵し、90W有線、50Wワイヤレス、22.5W有線逆充電、10Wワイヤレス逆充電をサポート。
性能・撮影・実用性を高い次元でバランスさせた一台となっています。
『Xiaomi 17 Ultra by Leica』も販売
同時に発表された「Xiaomi 17 Ultra by Leica」は、通常版の基本スペックを継承しつつ、Leicaの優れた撮影体験を備えた特別モデルとなっています。
外観はクラシックなカメラ感を強調したデザインで、物理的なズーム/フォーカスリングを備え、カメラ操作をより直感的に行えるよう工夫されています。Leica独自の画質プリセットやカメラインターフェイスも搭載し、撮影体験そのものが強化されています。
Leica版も通常版と同様のトリプルカメラ構成ですが、Leicaによる全光学系のチューニングや画質モード、専用操作系が特徴です。
グローバル版『Xiaomi 17 Ultra』の発表にも期待
『Xiaomi 17 Ultra』および『Xiaomi 17 Ultra by Leica』 は、2025年12月25日より中国市場で既に販売開始されています。
Xiaomiはこれまでに、Ultraシリーズを中国先行で発売後、数か月以内にグローバル向け発表・発売する傾向があります。例えば前世代の「Xiaomi 15 Ultra Legend Edition LEICA」に関しても、中国発表後に欧州などでのグローバル販売が行われています。
今回のXiaomi 17 Ultra シリーズについても、2026年初頭以降にグローバル版が発表されるのではと個人的には期待しています。
今後の情報に注目です。
【参照元】
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