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BougeRV CRH 20L 実機レビュー | バッテリー対応で車中泊にも使いやすいポータブル冷蔵庫

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屋外で稼働中のBougeRV CRH 20L

2026年4月9日(木)、アウトドアガジェットメーカーのBougeRVから、最新のポータブル冷蔵庫『BougeRV CRH 20L』が発売されました。

通常価格は、本体のみが税込29,499円、バッテリー付属モデルが税込43,499円です。

2025年にリリースされたCRHシリーズの新モデルであり、容量が20Lに拡大されたほか、従来の三元系リチウムイオン電池から、より安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに対応しています。

2人分の食材や飲み物を収納でき、ハンドル付きで持ち運びもしやすく、キャンプや車中泊、日帰りレジャーでも使いやすい設計です。AC・DC・バッテリー・ソーラーの4電源にも対応し、アウトドアから普段使いまで幅広く活躍する一台です。

BougeRV CRH 20Lを片手で持ち上げている
室内で有線稼働中のBougeRV CRH 20L

先に結論 | BougeRV CRH 20Lはこんな製品

  • 強み20Lの実用的な容量と、高温下でもしっかり冷やせる冷却性能を備えた使い勝手の良いポータブル冷蔵庫
  • 弱み10kg超えの重量で、軽量さ重視の方にとっては重く感じるかもしれない
  • 向く人キャンプや車中泊、アウトドアで食材や飲み物をしっかり冷やしたい人

今回、メーカーより本製品(バッテリー付属モデル)を提供していただきました。

本記事では『BougeRV CRH 20L』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。

『BougeRV CRH 20L』のスペック・仕様表

BougeRV CRH 20L

カラー ブラック、カーキ
容量 20L
本体重量 【公称値】
・本体:約10.24kg(バッテリー含まず)
【実測値】
・本体:約10.356kg(バッテリー含まず)
・バッテリー:約2,154g
外部寸法 約480×342×464mm
温度設定範囲 -20~+20℃
定格消費電力 60W
騒音レベル 45dB以下
気候クラス T / ST / N
冷媒 R600a
定格電圧 DC12V/24V、AC100V~240V(50Hz/60Hz)
続きを見る

※参照元:BougeRV CRHポータブル冷蔵庫 20L 公式ページ

『BougeRV CRH 20L』のパッケージ内容

▼外箱の様子

BougeRV CRH 20Lの外箱
BougeRV CRH 20Lの箱を開けた

▼内容物を全て取り出した様子

BougeRV CRH 20Lのパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • BougeRV CRH 20L 本体
  • 電源ケーブル
  • 電源アダプタ
  • バッテリー
  • ユーザーマニュアル
  • 12/24Vシガーソケットケーブル

ユーザーマニュアルは日本語にも対応しているので安心。

電源アダプタはやや大きめのサイズ。12/24Vシガーソケットケーブルが付属しており、車のシガーソケットからの給電も可能です。

BougeRV CRH 20Lの電源アダプタを手に持っている
12/24Vシガーソケットケーブルを手に持っている

『BougeRV CRH 20L』の本体外観

CRH 20L本体のサイズは約480×342×464mmで、一般的な車載冷蔵庫と比べると、横幅が抑えられている分、やや高さがある印象です。設置スペースが抑えられる一方で、収納時や持ち運び時には高さに気を付けた方が良いでしょう。

▼今回のレビューではカーキ色を使用

BougeRV CRH 20Lの外観

バッテリーを除いた本体重量は、実測で約10.3kg。片手で持ち上げること自体は可能でしたが、重量はしっかりあるため、持ち運びやすさを最優先する製品とは言いづらいです。

バッテリーを取り外したBougeRV CRH 20Lを計量している

▼取っ手付きで移動させやすい

BougeRV CRH 20Lの取っ手を両手で掴んで持っている
BougeRV CRH 20Lを片手で持ち上げている

本体インターフェースについて見ていきます。

正面右下には、操作ボタン液晶スクリーンが用意。

BougeRV CRH 20Lの正面
BougeRV CRH 20Lの操作ボタンと液晶スクリーン

▼両側面の様子

BougeRV CRH 20Lの左側面
BougeRV CRH 20Lの右側面

右側面の下部には電源ポートのほかにバッテリー収納ボックスが設けられており、専用の240Whバッテリーを投入することで、外部からの電源供給なしで冷蔵庫を使用できるようになります。

▼専用バッテリー

BougeRV CRH 20Lの専用バッテリー

専用バッテリーをCRH 20Lに装着し、外部電源を接続すれば、充電しながら冷蔵庫を使用できます。また、バッテリー本体に備わった入出力ポートを使って、外部機器へ直接給電したり、バッテリー自体を充電したりすることも可能です。

専用バッテリーの入出力ポート
専用バッテリーを直接有線充電している

なお、バッテリー本体の重量は実測で約2,154gあるので、取り付けた際の総重量は約12.4kgとなり、体感的にもズッシリ感がやや増します。

専用バッテリーを計量している

本機はもともと右側にコンプレッサー室が設けられているため、本体を持ち上げた際の重心がやや右寄りです。さらに、バッテリー装着部も右側にあるため、バッテリーを装着すると重心はより右に偏ります。そのため、持ち運ぶ際には少しクセのある重量バランスである点に注意したいところです。

後部には排気穴が設けられているほか、左右2か所に引っ掛け部のようなものが用意されています。恐らく固定ベルトやロープを通して本体を固定しやすくするためのものであり、車載時や移動時のズレ防止に役立ちそうです。

BougeRV CRH 20Lの後部

上部のフタには2つの窪みが用意されており、簡易的なドリンクホルダーとしても利用できます。

BougeRV CRH 20Lのフタ上部
BougeRV CRH 20Lのフタの窪みにコップを置いた

そしてフタを開けると、冷蔵庫内が現れます。

BougeRV CRH 20Lのフタを開けた

庫内は20Lの大容量。350ml缶は約30缶550mlペットボトルは約15本も収められる容量で、2人分の食材や飲み物をしっかり収納できます。

庫内左側の底部には、結露した水分を排出するための排水栓が用意されています。一方、右側は下部にコンプレッサーを内蔵しているぶん、底上げされた構造になっています。

BougeRV CRH 20Lの庫内底部
BougeRV CRH 20Lの庫内の右上部スペース

▼庫内の仕切りは取り外し可能

BougeRV CRH 20Lの庫内の仕切りを取り除いた

このように、本体構造は比較的シンプルです。必要最低限のインターフェースのみが用意されたデザインのため、この手のデバイスに初めて触れる方でも、迷うことなく扱えると思います。

『BougeRV CRH 20L』の使い方はとても簡単

屋内で稼働しているBougeRV CRH 20L

本機の扱い方は非常に簡単です。

まず、コンセントや車載シガーソケット経由で、冷蔵庫に電源を供給します。

▼電源ポートはゴム製キャップで保護されており、保管時や持ち運び時に水気や塵の侵入を防げます。

BougeRV CRH 20Lの電源ポートを開けた

そして電源ボタンを押すとスクリーンが点灯し、冷却が開始。スクリーンには現在の庫内温度や電源供給状況、稼働モードなどが表示されます。

BougeRV CRH 20Lのスクリーン表示

+(プラス)、-(マイナス)ボタンを押すことで、庫内温度を-20℃~20℃の範囲で調節可能。

また、歯車アイコンボタンを押すと、運転モードを ECOモード(低出力・低消費電力) ⇔ MAXモード (高出力・高消費電力) の2種類で切り替えることができます。

ECOモード表示
MAXモード表示

MAXモードは素早く冷却したい場合に適していますが、そのぶん電力を消耗します。バッテリー駆動させている場合や、急速冷却後に庫内温度を一定に保ちたい場合には「ECOモード」を選択すると良いでしょう。

アプリ連携で遠隔操作が可能

スマホアプリでBougeRV CRH 20Lを遠隔操作している

公式アプリをインストールすることで、アプリ経由での遠隔操作が可能となります。

▼公式無料アプリ(iOS・Android対応)

BougeRV

BougeRV
無料
posted withアプリーチ

CRH 20Lとアプリを連携すると、アプリから電源のオン/オフを切り替えたり、庫内温度を確認できるほか、各種設定をいじることができます。

アプリトップ画面
アプリ設定画面

このうち、特に「バッテリー保護」は、車のバッテリー上がりを防ぐための重要な機能です。2025年にリリースされたCRH 18Lでは本体のボタン操作で保護モードを変更できましたが、本機ではアプリからのみ変更できます。

バッテリー保護モードの目安

  • L(9.6~10.9V):ギリギリまで使う設定。バッテリーを長く使いやすい一方、車のバッテリー消耗は大きめ
  • M(10.1~11.4V):中間。初期設定
  • H(11.1~12.4V):早めに停止する安全重視設定。車のバッテリー上がりを防ぎやすい

いちいちポータブル冷蔵庫を直接触らずとも、スマホから詳細な調整を行うことができるようになるので便利です。

バッテリー保護を調整できる点も含め、本機を使う際にはアプリのインストール&連携をおすすめします。

『BougeRV CRH 20L』の冷却能力を検証

BougeRV CRH 20Lの庫内に飲料と食料を入れた

実際に飲料や食料を庫内に入れて、冷却能力を検証してみました。

検証条件

  • 電源:家庭用コンセント(AC)給電
  • 運転モード:MAX
  • 庫内収納量:約50%
  • 室温:約16℃
  • 開始時点の庫内温度:約21℃
  • 目標温度:-20℃

上記の条件で試したところ、21℃から-20℃までおよそ56分で到達しました

  • 開始時点BougeRV CRH 20Lのスクリーン表示
  • 約30分後30分後の温度表示
  • 約56分後56分後の温度表示

前半の30分で一気に-3℃まで下がっており、立ち上がりの冷却は良好。飲み物や食材を素早く冷やしたい用途との相性はかなり良いでしょう。

▼30分ほどで飲み物はしっかり冷え、飲み頃の温度になります

BougeRV CRH 20Lから冷えた飲料を取り出した

また、-3℃から-20℃までさらに約26分で到達しており、冷凍域まできちんと持っていける性能も備えていることが確認できました。

▼冷凍食品の保存にも対応できる温度帯

BougeRV CRH 20Lから冷凍食品を取り出した

ポータブル冷蔵庫は製品によって、冷蔵域までは早く到達しても、それより低温は伸び悩むものもあります。その点、本機は冷凍用途でも実用的な冷却力を備えていると言えます。

飲み物や食材を短時間でしっかり冷やしたい場面はもちろん、冷凍保存も視野に入る冷却性能だと感じました。あらかじめ庫内を十分に冷やしておけば、キャンプや車中泊の現地でもすぐ使いやすい点が大きな魅力です。

なお、MAXモードで1時間急速冷却した際、電源アダプタがかなり熱くなりました。

BougeRV CRH 20Lの電源アダプタを手に持っている

冷却性能への影響は特に感じられませんでしたが、使用時はできるだけ風通しが良く、熱がこもりにくい場所にアダプタを設置することをおすすめします

バッテリー装着でコードレス冷却が可能

屋外でBougeRV CRH 20Lをバッテリー駆動させている

充電済みのバッテリーを装着すれば、外部からの電源供給なしで冷蔵庫を稼働させることができます。

▼保護キャップを開ければ、バッテリーを装着したまま入出力ポートにアクセス可能

BougeRV CRH 20Lにバッテリーを装着した
BougeRV CRH 20Lのキャップを開けてバッテリーの入出力ポートを露出させた

コードレスで使用できるため、キャンプやバーベキューなど、周囲に電源を確保しにくいシーンに適した稼働方法だといえます。

なおメーカー公称では、バッテリー装着時に最大39時間の連続稼働に対応するとのこと。ただし、この数値は庫内温度4℃・ECOモードなど一定条件下での公称値であり、実際の稼働時間は設定温度や外気温、運転モードによって変動します。

バッテリー稼働中のBougeRV CRH 20L

実際にバッテリー装着状態でMAXモード運転を試したところ、30分ほどで残量が約4分の1減少しました。そのため、バッテリー稼働でゼロから一気に冷やす使い方よりも、事前に家庭用電源や車載電源で庫内を十分に冷やしておき、現地では温度維持用としてバッテリーを活用する方が現実的だと感じました。

優れた静音性 | 近くで稼働させても気にならない

本機はコンプレッサー式なので、稼働中は「ブーン」という低い稼働音が鳴り、背面から排気音も多少聞こえます。

▼稼働音確認の様子

ただ、実際に稼働中(MAXモード)の本機から約30cm離れた位置で騒音計を用いて測定したところ、動作音はおおむね45~46dBの範囲に収まっていました。体感的にもうるさすぎると感じるレベルではなく、環境音として十分受け流せる範囲でした。

稼働中(MAXモード)の本機から約30cm離れた位置で騒音計を用いて測定した

体感としては、間近で扇風機を弱めに回したときに近い音量で、就寝時に稼働させても問題ないレベルです。庫内が設定温度に近づくと、稼働音はさらに収まってくるため、静音性を重視する場所でも安心して使用できると思います

『BougeRV CRH 20L』のメリット・デメリット

BougeRV CRH 20L

『BougeRV CRH 20L』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 取っ手付きで持ち運びに便利
  • 比較的シンプルなインターフェース設計
  • 冷蔵から冷凍までこなせる冷却性能
  • バッテリー装着でコードレス使用が可能
  • AC・DC・バッテリー・ソーラーの4電源対応
  • アプリ連携に対応
  • 優れた静音性(約45~46dB)

デメリット

  • バッテリー装着時は約12.4kgと重め
  • 右側に重心が寄りやすく、持ち運び時のバランスにややクセがある
  • MAXモードで長時間使うと電源アダプタがかなり熱くなる
  • バッテリー保護設定の変更がアプリからのみ

よくある質問(FAQ)

読者さん
QBougeRV CRH 20Lはどのくらい冷えますか?冷凍保存もできますか?

Aはい。庫内温度は-20℃~20℃の範囲で設定でき、実機検証でも21℃から-20℃まで約56分で到達しました。飲み物や食材をしっかり冷やせるだけでなく、冷凍食品の保存にも対応できる冷却性能を備えています。
TikGadget編集部

読者さん
QBougeRV CRH 20Lはバッテリーだけでも使えますか?

Aはい。専用バッテリーを装着すれば、コンセントや車載電源がない場所でもコードレスで使用できます。ただし、MAXモードではバッテリー消費が早めだったため、あらかじめ外部電源で十分に冷やしておき、現地では温度維持用として使うのが現実的です。
TikGadget編集部

読者さん
QBougeRV CRH 20Lの動作音はうるさいですか?

Aコンプレッサー式のため稼働音はありますが、実測では本体から約30cmの位置で45~46dB程度に収まっていました。体感的にも極端にうるさい印象はなく、静音性は比較的良好です。
TikGadget編集部

総評:実用的な冷却性能を備えた、完成度の高いポータブル冷蔵庫

屋外で稼働中のBougeRV CRH 20L

BougeRV CRH 20Lは、ポータブル冷蔵庫として求められる冷却性能をきちんと備えつつ、20Lの実用的な容量やバッテリー稼働対応、優れた静音性まで備えた完成度の高い一台でした。

実際に使ってみましたが、飲み物を素早く冷やすことができるうえ、-20℃の冷凍保存まで幅広くこなせるため、キャンプや車中泊、アウトドア用途との相性はかなり良いと感じます。

一方で、本体は決して軽量とは言えず、バッテリー装着時はさらに重量が増します。なので気軽に持ち歩くというよりは、必要な場所に運んで据え置いて使うタイプの製品だと言えるでしょう。

これらの点を理解したうえで選べば、実用的な冷却性能を備えた、満足度の高いポータブル冷蔵庫だと感じました。

◎おすすめできる人

  • キャンプや車中泊で食材・飲み物をしっかり冷やしたい人
  • 電源のない場所でもバッテリー駆動で使いたい人
  • 冷却性能だけでなく静音性も重視したい人

▲おすすめできない人

  • できるだけ軽いポータブル冷蔵庫を求める人
  • バッテリーだけで長時間の急速冷却までこなしたい人
  • 20Lもの容量は必要ない人

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この記事を書いた人

レイ

著者:

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。TikGadgetの管理・運営者。理工学修士。元大手デベロッパー勤務。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットを実機レビューしています。スペック比較やベンチマーク、使用感まで含めて、電子機器や家電を分かりやすく丁寧に紹介します。