REDMI K90 Pro Maxの前面・背面
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ガジェットレビュー スマホ・タブレット

REDMI K90 Pro Max 実機レビュー!AnTuTu380万点、BOSE監修スピーカー搭載の超コスパスマホ

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

2025年10月末、中国のXiaomi(シャオミ)から、最新スマートフォン『REDMI K90 Pro Max』が登場しました。

約1年前の2024年11月にリリースされた「REDMI K80 Pro」の後継モデルにあたります。

中国国内における販売価格は以下の通りです。

モデル メモリ/ストレージ構成 価格
通常版 12GB+256GB 3,999元 (約85,800円)
12GB+512GB 4,499元 (約96,500円)
16GB+512GB 4,799元 (約103,600円)
16GB+1TB 5,299元 (約113,700円)
冠军版(チャンピオンエディション) 16GB+1TB 5,499元 (約118,000円)

※2025.10.26時点のレートで計算(1元=21.46円)

最新の「Snapdragon 8 Elite Gen 5(3nm)」とAI独立グラフィックチップ「D2」を搭載し、ゲームから映像編集まで、あらゆる用途で圧倒的な処理性能を発揮するウルトラハイエンドスマホです。

ディスプレイには6.9インチ LTPO AMOLEDを採用。最大輝度3,500nits、120Hzリフレッシュレート、Dolby Vision / HDR10+ / HDR Vivid に対応し、細部まで鮮やかな映像体験を実現しています。

7,560mAhの大容量バッテリーを内蔵し、100W有線急速充電、50Wワイヤレス充電、22.5Wの有線リバースチャージに対応。さらに、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを備え、臨場感あふれるサウンドを楽しめます。

こんな方におすすめ!

  • ゲームも動画編集も快適にこなしたい方
  • 大画面・高輝度ディスプレイで映像体験を重視する方
  • バッテリー持ちと充電速度を重視するヘビーユーザー

起動中のREDMI K90 Pro Maxを手に持っている様子

今回、提携先より本製品(12GB+256GBモデル)を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。

▼ショート動画を投稿しました。使用感はコチラでもご確認いただけます。

https://youtube.com/shorts/EzPr7M6Vc3I?si=A2Cwu4GyB740Mkrf

『REDMI K90 Pro Max』のスペック・仕様表

REDMI K90 Pro Maxのカラーバリエーション

項目 REDMI K90 Pro Max
カラー デニムブルー、ゴールデンホワイト、ブラック
OS Android 16(HyperOS 3)
ディスプレイ 6.9インチ LTPO AMOLED
解像度 1200×2608
ピーク輝度 3,500nits
リフレッシュレート 最高120Hz
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5
RAM 12GB/16GB LPDDR5x
ストレージ 256GB/512GB/1TB UFS 4.1
外部ストレージ 非対応
SIMカード デュアルnanoSIMカード
カメラ フロント:32MP(f/2.2)
リア:50MP(f/1.7)メイン+50MP(f/3.0)望遠+50MP(f/2.4)超広角
スピーカー ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)
通信規格 Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、4G/5G
対応バンド 【5G】
n1/n3/n5/n7/n8/n18/n26/n28/n66/n38/n40/
n41/n48/n77/n78/n80/n81/n83/n84/n89
【4G】
FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B66
TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48
【3G】
WCDMA:B1/B4/B5/B6/B8/B19
【2G】
GSM:B3/B5/B8
位置測位 GPS (L1+L5), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5), NavIC, GLONASS
ポート USB Type-C 3.2(Display Port / OTG)
認証機能 画面内指紋認証
防水防塵 IP68
バッテリー 7,560mAh(100W有線急速/50Wワイヤレス/22.5Wリバースワイヤレス充電サポート)
サイズ 163.3×77.8×7.9mm
重量 公称値:218g
実測値:220.63g

※参照元:Xiaomi公式サイト(REDMI K90 Pro Max製品ページ)

『REDMI K90 Pro Max』のパッケージ内容

▼外箱の様子

REDMI K90 Pro Maxの外箱

REDMI K90 Pro Maxの箱を開けた状態

▼内容物をすべて取り出した様子

REDMI K90 Pro Maxのパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • REDMI K90 Pro Max本体
  • ユーザーマニュアル
  • 電源アダプタ
  • USB Type-Cケーブル
  • スマホケース
  • SIMカードピン

100W電源アダプタが付属。急速有線充電を行うことができます。

REDMI K90 Pro Maxの電源アダプタ

専用スマホケースも付属。正直、品質は最低限レベルですが、メインケースを購入するまでの応急用としては十分活用できます。

REDMI K90 Pro Maxのスマホケース(表面)

REDMI K90 Pro Maxのスマホケース(裏面)

『REDMI K90 Pro Max』本体の外観

スマホの本体サイズは163.3×77.8×7.9mm。6.9インチディスプレイを搭載したスタイリッシュな外観です。

REDMI K90 Pro Maxの外観(正面アングル)

正面中央には32MP(f/2.2)フロントカメラを内蔵。

REDMI K90 Pro Maxのフロントカメラ

▼背面の様子。

REDMI K90 Pro Maxの外観(背面アングル)

背面には50MP(f/1.7)メイン+50MP(f/3.0)望遠+50MP(f/2.4)超広角の3眼構成リアカメラを搭載。

REDMI K90 Pro Maxのリアカメラ

また、リアカメラの横にはBoseによるチューニングが施されたスピーカーを内蔵。Dolby Atmosにも対応しており、優れた音響を実現します。

REDMI K90 Pro MaxのBoseスピーカー

筐体の背面素材はサラサラしており手触りは良好。指紋や皮脂汚れも目立ちづらいです。

REDMI K90 Pro Maxの背面素材の確認

本体重量は実測で約220gと一般的な重さ。

REDMI K90 Pro Maxを計量している様子

手に馴染むサイズ感で、携行性に問題はなし。

REDMI K90 Pro Maxを手に持っている様子(正面アングル)

REDMI K90 Pro Maxを手に持っている様子(背面アングル)

▼厚みは7.9mm。ポケット等に入れて持ち運んでも支障になりません。

REDMI K90 Pro Maxを手に持っている様子(真横アングル)

REDMI K90 Pro Maxを手に持っている様子(真横アングル)

続いて、インターフェースについて見ていきます。

▼上部にはスピーカー穴が用意。

REDMI K90 Pro Maxの上部インターフェース

下部にはカードスロットUSB Type-Cポートに加えてスピーカー穴が用意。

REDMI K90 Pro Maxの下部インターフェース

付属のピンでカードスロットを開き、デュアルnanoSIMカードを挿入可能。一方でマイクロSDカードの挿入には対応していません。

REDMI K90 Pro Maxのカードスロットを開いた様子

右側面には電源ボタン音量調節ボタンが用意。

REDMI K90 Pro Maxの右側面インターフェース

左側面には特に何もありません。

REDMI K90 Pro Maxの左側面インターフェース

以上の通り、必要最低限のポート類のみが用意された、シンプルなデザインとなっています。

指紋認証・顔認証に対応

本製品は画面内指紋認証および顔認証に対応しています。

▼超音波式の指紋認証のため、非常にスピーディに識別されます。

REDMI K90 Pro Maxで指紋認証している様子

いずれの認証精度も優れており、複数の認証方法を選択できる点は嬉しいですね。

『REDMI K90 Pro Max』のAnTuTuベンチマークテスト結果

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

AnTuTuベンチマークテストを行う方法のトップ画像
Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2025年時点)

2024年12月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark ...

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ベンチマークテストでは約380万点のスコアを記録しました。

『REDMI K90 Pro Max』のAnTuTuベンチマークテスト結果

本記事執筆時点で、これまでに当サイトでレビューしてきたスマホ・タブレットの最高スコアは「Xiaomi 17 Pro」の約330万点でしたが、それを軽々と超える超高スコアを叩き出しました

▼過去のAnTuTuベンチマークテスト結果一覧はコチラ

スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめページのトップ画像
【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)

更新履歴 2025/11/19:ベンチマーク表に「Blackview ZENO 10」を追加しました。 2025/11/06:ベンチマーク表に「REDMI K90 Pro Max」を追加しました。 2 ...

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仕事や動画視聴はもちろん、ゲーミング用のスマホを探している方にも幅広くオススメできるウルトラハイエンドモデルとなっています。10万円強の価格帯でこれだけのスコアを記録するのは素晴らしいの一言です。

1200×2608解像度・120Hzの美しく滑らかな描画

REDMI K90 Pro Maxでウェブサイトを閲覧している様子1

本機のディスプレイは1200×2608解像度、最高120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。

高解像度出力のおかげで、ウェブサイト閲覧時も細かい文字まで明瞭に表示され見やすいです。また、高リフレッシュレートによるページスクロールもなめらかで心地良いです。

REDMI K90 Pro Maxでウェブサイトを閲覧している様子2

LTPO AMOLEDディスプレイの深みのある色合いが非常に綺麗で、ゲームや映画、アニメなどでも発色の良いカラフルな映像を楽しめました。

REDMI K90 Pro Maxでゲーム動画を視聴している様子

REDMI K90 Pro Maxで原神をプレイしている様子

映像コンテンツ視聴をメイン目的にスマホの購入を検討している方でも、間違いなく満足できる映像品質だと感じました。

ちなみに、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、屋内では最高861nit、直射日光の当たる屋外では最高1,714nitの明るさを得られました(明るさ自動調整オン時)。

▼明るさ最大(自動明るさ調整:オン)にした状態で、真っ白なページの中央を測定。

デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測している様子

なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。

明るさ (nits) 実際の見え方・使用シーン
0~150 nits 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。
150~300 nits 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。
300~500 nits 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。
500~700 nits 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。
700~1000 nits 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。
1000~1500 nits 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。
1500~2000 nits 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。
2000~3000 nits 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。
3000 nits以上 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。

本製品のディスプレイは、日中の屋外でも十分に見やすい輝度を備えています。

あらゆる作業を快適にこなせる性能

本機のパフォーマンスを確認すべく、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証しました。

ウェブブラウジングは基本的に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであってもスムーズに閲覧することができました。

▼ほとんどのウェブサイトが一瞬で表示されます。

REDMI K90 Pro Maxでウェブサイトを閲覧している様子3

また、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを視聴した場合においても、スピーディかつ滑らかな動画再生が可能でした。

▼最高画質設定の美しい映像を、スムーズに視聴することができます。前述した通り発色も良好で、アニメから実写映画まで、満足度の高い映像体験が可能です。

REDMI K90 Pro Maxでホライゾンの動画を視聴している様子

REDMI K90 Pro Maxでちいかわの動画を視聴している様子

▼ビジュアル拡張用の設定項目も用意。

デュアルコアビジュアル設定

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことができました。

ちなみに、当然のごとくWidevine L1に対応しており、Amazon PrimeビデオやHuluなどのサイトにおいて高画質設定の映像を楽しめます。

Widevineの確認画面

数あるスマホの中でもトップクラスの音質

本機のスピーカーについて、音質を確認してみました。

▼音質確認の様子

Boseによるチューニングが施されたスピーカーと、Dolby Atmos対応の2.1chサウンドシステムを搭載していることもあり、音質はかなり良いです。

実際に様々なジャンルの楽曲を再生してみたところ、中~高音域のクリアさと解像度の高さが際立ち、ボーカルや楽器の表現力が非常に豊か。

特にBoseチューニングスピーカーが生み出す音圧は強く、スマートフォンとしては最高クラスの迫力だと感じました。低音も十分で、映画やゲームなどでも重厚なサウンドを体感できます。

REDMI K90 Pro MaxのBoseスピーカー

また、音が空間全体に広がるような立体感もあり、まるで小型スピーカーで再生しているような臨場感を得られました。

筆者がこれまで試用してきたスマホの中でもトップクラスの音質を実現しており、音響面においてもフラッグシップモデルにふさわしい完成度だといえます。

▼なお、設定からイコライザーの調整も可能です。

イコライザーの調整画面

50MP×3構成のトリプルカメラ搭載

本機に搭載されているカメラの性能について確認してみました。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した写真。

フロント(前面)カメラで撮影した写真

32MPフロントカメラの画質は非常に良好です。

全体的に明るく、ヒトの輪郭から表情までクリアに映し出すことができていました。発色も自然で肉眼で見た場合に近く、激しく動いても気になるレベルの残像は発生しないため、見づらさを感じることもありませんでした。

自撮りだけでなく、ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質です。

▼(参考)フロントカメラで撮影した動画

続いてリアカメラについて。

▼リア(背面)カメラで撮影した写真。

リアカメラで撮影した観葉植物

リアカメラで撮影した観葉植物(ズーム)

▼屋外撮影(1倍)

リアカメラで撮影した屋外(1倍)

▼屋外撮影(10倍)

リアカメラで撮影した屋外(10倍)

▼屋外撮影(60倍)

リアカメラで撮影した屋外(60倍)

▼屋外撮影(120倍)

リアカメラで撮影した屋外(120倍)

50MP(メイン)+50MP(望遠)+50MP(超広角)のトリプルカメラ構成を採用しており、近景から遠景まで非常に鮮明に撮影できました。

メインセンサーにはf/1.7の明るいレンズを搭載しており、暗所でもノイズを抑えつつ被写体を鮮明に捉えることが可能。AIによる自動補正も自然で、過度に色彩が強調されることもなく、Xiaomiらしい高コントラストかつリアルな発色で撮影できます。

そして最大100倍ズームに対応しており、驚異的な遠景撮影能力を発揮。現在地から約8km離れたビル群の輪郭まで鮮明に捉えることができました。

総じて、静止画・動画の両面でハイエンドクラスの撮影体験を提供するスマホといえます。

▼(参考)リアカメラで撮影した動画

『REDMI K90 Pro Max』のゲーミング性能を確認

本機を用いて、各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認しました。

『マインクラフト』プレイ時

まずは『マインクラフト』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみましたが、スムーズで快適に操作することができました!

▼チャンク読み込み時にも全く重さを感じません。

マインクラフトのプレイ画面2

マインクラフトのプレイ画面3

処理の重くなりがちなバイオームでも、フレームレート低下やカクつきを感じることはありませんでした。

マインクラフトのプレイ画面1

マインクラフトのプレイ画面4

▼フレームレートは概ね120fpsで安定してプレイできていました。

マインクラフトプレイ中のフレームレート確認画面

▼マインクラフトプレイの様子
(「Backbone Pro」を使用)

クリエイティブやサバイバル、またはマルチサーバーに参加した際などにも、パフォーマンスは非常に安定しており終始スムーズなゲーミングが可能でした。

多くのアドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズな動作でゲームを楽しめるでしょう。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては、現時点で最高設定の『ウルトラHDR』を選択できました。

PUBGの画質設定画面

実際に何度か試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはまったく生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。

▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画されます。

PUBGのプレイ画面1

PUBGのプレイ画面5

激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどありません。

PUBGのプレイ画面2

PUBGのプレイ画面6

滑らかなゲームプレイが可能。高解像度ディスプレイによる鮮明な描画のおかげで、遠方も索敵しやすいです。

▼現時点で最高設定の『ウルトラHDR』の場合でも、フレームレートは120fps前後で安定してプレイできていました。

PUBGプレイ中のフレームレート確認画面

▼PUBGプレイの様子

この通り、『PUBG』に関しても十分に満足度の高いゲームプレイが可能でした。

『原神』プレイ時

続いて "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では全く問題なくスムーズにプレイすることが可能です。

原神のプレイ画面5

▼画質設定はデフォルト状態で "High(高)" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態。

原神の画質設定画面(高)

▼画質設定を "Highest(最高)" まで上げるとデバイス負荷も高まりますが、依然としてスムーズな動作が可能でした。

原神の画質設定画面(最高)

ゲーミングPC並みの高品質グラフィック&高リフレッシュレートで原神を遊べます。

原神のプレイ画面2

激しく動いた場合でもカクつきや操作遅延を感じることはほとんどありませんでした。

原神のプレイ画面4

原神のプレイ画面1

そして、"最高" 画質設定の状態でも、おおむね120fps前後のスムーズなパフォーマンスで原神をプレイすることができました。

原神プレイ中のフレームレート確認画面

▼原神プレイの様子(最高画質)
(「Backbone Pro」を使用)

このように、『原神』クラスの激重ゲームでも高リフレッシュレートでこれだけ快適に遊べるのであれば、ほとんどのゲームアプリがスムーズに動作するでしょう!

ゲーミングスマホとしての本格的な運用にも十分に適しています。

ゲームターボ機能が用意

『REDMI K90 Pro Max』には、従来モデルと同様に "ゲームターボ(Game Turbo)" 機能が用意されており、スマホ処理をゲーム向けに最適化することができます。

▼ゲームアプリをプレイ中に、画面左端をスワイプすることで、ゲームターボのメニュー画面を呼び出すことが可能。

ゲームターボ機能画面

ゲームターボ画面では、パフォーマンスの切り替えから、画面録画、着信OFF、ボイスチェンジャーなど、ゲーミングに関する様々な便利機能を利用できます。また、パフォーマンスモードをオンにすることで、バッテリー消耗スピードが速くなりますが、そのぶん処理能力が飛躍的に向上。ヘビーなゲームアプリでも高fpsを保ったまま遊べます。

▼詳細なパフォーマンス設定項目も用意。

ゲームターボ機能一覧1

ゲームターボ機能一覧2

本気でゲーミングを楽しみたい方にとっても、役立つ機能が豊富に搭載されたスマホとなっています。

発熱は問題なし

本機は、同チップを採用した「Xiaomi 17 Pro」と比較しても高負荷時の発熱が明らかに抑えられており、ベンチマーク実行中やゲームプレイ中でも危険を感じるような熱さには達しませんでした。

本体背面を触れると、わずかに温もりを感じる程度で、パフォーマンスへの影響も実感できません。

同クラスのハイエンド機の中でも放熱性能は高水準であり、ゲーム用途や長時間撮影など、発熱が気になるシーンでも安心して使えるでしょう。

100W有線+50Wワイヤレス+22.5W逆充電対応

本機は7,560mAhバッテリーを内蔵しています。

有線充電中のREDMI K90 Pro Max

実際にウェブサイト閲覧や動画視聴など、一般的なスマホ用途(ウェブサイト閲覧、動画視聴、基本アプリ使用)で使用してみたところ、約15時間のあいだ、充電なしでバッテリーが持続しました。バッテリーの持続力としては十分に実用的なレベルだと言えます。

▼稼働モードを「バッテリーセーバー」もしくは「ウルトラバッテリーセーバー」に変更すれば、さらに長持ちさせることが可能。

バッテリーセーバー機能

外出先に持参しても、充電せずとも1日間は余裕でバッテリーがもつでしょう。

そして100W有線急速充電、50Wワイヤレス充電をサポートしており、わずかな充電時間であっという間にバッテリーを回復できる点も嬉しいです。

ワイヤレス充電中のREDMI K90 Pro Max

また、22.5W逆充電にも対応しているため、他のデバイスに給電することも可能。あらゆる面で利便性に優れたモデルとなっています。

『REDMI K90 Pro Max』の良かった点・悪かった点

REDMI K90 Pro Maxのカラーバリエーション

『REDMI K90 Pro Max』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。

良かった点

  • スタイリッシュかつシンプルな造り
  • 高級感のあるデザイン
  • AnTuTu約380万点の圧倒的パフォーマンス
  • 高負荷ゲーミングも余裕
  • トップクラスの音質
  • 発熱コントロールが優秀
  • 最大3,500nits・120Hz対応の6.9型LTPO AMOLED
  • 画面内(超音波式)指紋+顔認証対応
  • 100W有線+50Wワイヤレス+22.5W逆充電対応

悪かった点

  • microSD非対応

よくある質問(FAQ)

読者さん
Q日本の4G/5G回線で使える?

A主要バンド(4G:B1/3/8/18/19/26/28、5G:n77/n78等)に対応しており、ドコモ/au/ソフトバンク系で概ね利用可能です(エリアやプランにより例外あり/APN設定が必要な場合あり)
TikGadget

読者さん
QスピーカーはBose製?

A「Bose製」ではなく、Boseによるチューニングが施されたスピーカーです。背面配置のユニットとDolby Atmos対応により、音圧が高く中高域がクリアで、スマホとしてはトップクラスの臨場感を得られます。
TikGadget

読者さん
Q発熱はどのくらい? ゲーム中に熱くならない?

A大型ベイパーチャンバー冷却構造により、発熱は非常に少ないです。高負荷時でも背面がほのかに温かい程度で、パフォーマンス低下(スロットリング)もほぼ無し。長時間ゲームや動画編集をしても安定した動作を維持します。
TikGadget

総評:次世代フラッグシップにふさわしい完成度の一台

REDMI K90 Pro Maxの前面・背面

『REDMI K90 Pro Max』は、最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載した、まさに次世代フラッグシップにふさわしい完成度の一台です。

処理性能・放熱性・ディスプレイ・音質・カメラ・バッテリーのすべてにおいてバランスが取れており、ハイエンドスマートフォンとしての完成度は非常に高水準といえます。

中でも、Boseチューニング×Dolby Atmos対応スピーカーによる音響体験は圧巻。筆者がこれまで使用してきたスマホの中でも間違いなくトップクラスの音質を実現しています。

さらに発熱を効果的に抑える設計により、長時間のゲームや動画編集でも安定したパフォーマンスを維持します。

価格は8万円台からと、スペックに対して非常にコストパフォーマンスが高く、ハイエンドスマホを体験したいユーザーに最適なモデルです。

総じて、REDMI Kシリーズの集大成といえる完成度であり、性能・音・映像すべてを極めた一台と評価できます。

▼ショート動画を投稿しました。使用感はコチラでもご確認いただけます。

https://youtube.com/shorts/EzPr7M6Vc3I?si=A2Cwu4GyB740Mkrf

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