数多くのPC関連商品を手掛けるメーカーのGEEKOM(台湾)は、高性能ミニPC『GEEKOM A7 Max』を販売しています。通常販売価格は税込114,900円。
AMD Ryzen 9 7940HSとRadeon 780Mを搭載した高性能ミニPCです。ビジネス用途はもちろん、4K動画編集や軽めのゲーム、AI処理まで余裕をもってこなせる処理性能を備えています。
16GB DDR5 RAMと1TB SSDを搭載、それぞれ最大64GB・2TBまでの拡張もサポートしており、用途に応じて柔軟にカスタマイズ可能。
また、4画面同時出力、SDカードスロット、豊富なUSBポートなど実用性も高く、GEEKOM独自の静音冷却設計により高負荷時でも快適な動作音を実現。総じて完成度の高いミニPCに仕上がっています。
こんな方におすすめ!
- デスクトップ級の性能を、省スペースで使いたい方
- 拡張性・静音性・長期運用を重視する方
- ミニPCのデザイン性にもこだわりたい方
今回、メーカーから本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
▼ショート動画を投稿しました!使用感はコチラでもご確認いただけます。
『GEEKOM A7 Max』のセール・割引情報
- 公式製品ページ
- Amazon商品ページ
- 通常価格:114,900円(税込)
- 割引クーポン(公式サイト):tdA7MAXEAR
- 割引クーポン(Amazon):TDA7MAXEAR
- 割引率:8%OFF
- 割引後価格:105,708円(税込)
- 有効期限:2026年1月5日(月)~ 2月28日(土)
『GEEKOM A7 Max』のスペック・仕様表
| ブランド | GEEKOM |
| 型名 | A7 Max |
| OS | Windows 11 Pro (64bit) |
| CPU | AMD Ryzen 9 7940HS (8コア、16スレッド、最大5.2GHz) |
| RAM | 16GB DDR5-5600(最大64GBまでの拡張サポート) |
| ストレージ | 1TB SSD M.2 PCIe 2280(最大2TBまでの拡張サポート) |
| 対応通信規格 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5G有線LAN |
| グラフィック | AMD Radeon 780Mグラフィックス |
| インターフェース | 【前面】 ・電源ボタン ・3.5mmヘッドフォンジャック ・USB 3.2 Type-A Gen2 ×4 【側面】 ・ケンジントンロック穴 ・SDカードスロット 【背面】 ・DC電源ポート ・USB 4 Type-C(電力供給対応) ・HDMI 2.0 ×2 ・2.5G RJ45 有線LANポート ×2 ・USB 3.2 Type-A Gen2 ・USB 2.0 Type-A ・USB 4 Type-C |
| 本体サイズ | 135×132×46.9mm |
| 本体重量 | 実測値:約671g |
※参照元:GEEKOM公式サイト(A7 Max 製品ページ)
▼実機のバージョン情報
なお、コマンドプロンプトで「slmgr -dli」を実行したところ、正規ライセンスのWindows 11 Pro(OEM版)を搭載していることを確認しました。起動後すぐにライセンス認証済みの状態で利用できます。
『GEEKOM A7 Max』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- GEEKOM A7 Max本体
- 電源アダプタ
- 電源ケーブル
- ユーザーマニュアル
- VESAマウント金具&ネジ
- HDMIケーブル
電源アダプタはそこまで大きくなく、場所を取りません。
VESAマウント金具&ネジが付属しており、モニター裏に取り付けることで、デスク周りをさらに省スペース化できます。
『GEEKOM A7 Max』本体の外観&インターフェース構成
『GEEKOM A7 Max』の本体サイズは、135×132×46.9mmと非常にコンパクト。上質なアルミニウム合金ボディで造られたシルバーの筐体には高級感があり、ビジネスデスクやリビングにも自然に溶け込む仕上がりとなっています。
手触りはサラサラして心地よく、指紋や皮脂汚れも目立ちづらいです。
▼筐体外観(360度)
手のひらに載せられるほどのサイズ感で携行性もGOOD。
厚みは約4.7cmと薄く、カバンなどに入れて外出先へ気軽に持ち運ぶことも可能です。
底部の四隅にはゴム脚が備わっているほか、VESAマウント金具を取り付けるための穴も用意されています。
本体重量は実測で約671gと比較的軽量です。
小型デザインのおかげで、実際にデスク上に設置してもスペースを取らず、邪魔には感じません。
スマホと並べると、ミニPCのコンパクトさが際立ちます。
続いて、『GEEKOM A7 Max』のインターフェースについて見ていきます。
正面には電源ボタン、3.5mmヘッドフォンジャック、USB 3.2 Type-A Gen2 ×4が用意。
左側面にはSDカードスロットが用意。
右側面にはケンジントンロック穴が用意。
後部にはDC電源ポート、USB 4 Type-C(電力供給対応)、HDMI 2.0 ×2、2.5G RJ45 有線LANポート ×2、USB 3.2 Type-A Gen2、USB 2.0 Type-A、USB 4 Type-Cが用意。
限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっています。Type-A、Type-C含めUSBポートが多く用意されているので、幅広いデバイスを同時接続できる点は便利です。
なお、HDMIポート×2、USB 4 Type-C×2を併用することで、最大4画面同時出力が可能です。
『GEEKOM A7 Max』の拡張性
ミニPCの底部のゴム脚を強く引っ張って外すと、ネジが現れるのでドライバーを使って外していきます。
そして、内部金属プレートの四隅のネジもドライバーで取り外します。
なお、内部基板からの配線が金属プレートに繋がっており、外す際に力を入れ過ぎると線が抜けてしまうので要注意。
配線を外さないよう注意しながらカバープレートを外すと、内部基板にアクセスできます。
最大64GBまでのRAM拡張、最大2TBまでのSSD増設をサポート。拡張ポートにアクセスしづらい点がややネックです。
なお、1TBモデルの内蔵ストレージは、初期状態で898GB分が使用可能領域となっていました。
『GEEKOM A7 Max』のベンチマークテスト結果
『GEEKOM A7 Max』で、各種ベンチマークテストを行った結果を紹介していきます。
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果
▼Windowsエクスペリエンスインデックスの実測結果
| 項目 | スコア |
| プロセッサ | 9.4 |
| メモリ(RAM) | 9.4 |
| グラフィックス | 8.0 |
| ゲーム用グラフィックス | 未計測 |
| プライマリディスク | 9.6 |

CrystalDiskMarkの結果
▼CrystalDiskMarkの実測結果
| 項目 | Read(MB/s) | Write(MB/s) |
| SEQ1M Q8T1 | 7070.23 | 6115.09 |
| SEQ1M Q1T1 | 5110.40 | 5578.19 |
| RND4K Q32T1 | 772.34 | 683.03 |
| RND4K Q1T1 | 83.09 | 232.90 |

PCMark 10の結果
▼PCMark 10の実測結果
| 項目 | スコア |
| 総合スコア | 7,689 |
| Essentials | 9,502 |
| Productivity | 15,146 |
| Digital Content Creation | 8,570 |

Cinebench 2026の結果
▼Cinebench 2026の実測結果
| 項目 | スコア |
| GPU | 3031 pts |
| CPU(マルチスレッド) | 3251 pts |
| CPU(シングルコア) | 558 pts |
| CPU(マルチコア) | 431 pts |
| MP Ratio | 7.55 x |

3DMarkの結果
3DMarkの各テスト結果を紹介していきます。
Time Spy & Night Raid
| テスト | 総合 | グラフィックス | CPU |
| Time Spy | 1,877 | 1,647 | 9,119 |
| Night Raid | 18,601 | 19,112 | 16,155 |

Fire Strike
▼Fire Strikeのスコア結果
| 項目 | スコア |
| 総合スコア | 4,511 |
| グラフィックススコア | 4,835 |
| 物理スコア | 26,621 |

CPUプロファイル
▼CPUプロファイルの実測結果
| 項目 | スコア |
| 最大スレッド数 | 7,788 |
| 16スレッド | 7,801 |
| 8スレッド | 6,681 |
| 4スレッド | 3,835 |
| 2スレッド | 2,005 |
| 1スレッド | 1,029 |

Storage Benchmark
▼Storage Benchmarkの実測結果
| Storage Benchmark 結果 | ||
| 総合スコア | 2,328 | |
| 各テスト項目の詳細 | ||
| テスト内容 | 帯域幅(MB/s) | アクセス時間(μs) |
| Battlefield Vを読み込む | 954.60 | 75 |
| Call of Duty: Black Opsを読み込む | 682.36 | 92 |
| Overwatchを読み込む | 416.72 | 53 |
| ゲームをインストール | 153.43 | 86 |
| ゲームを録画 | 108.74 | 78 |
| ゲームを保存 | 136.22 | 55 |
| ゲームを移動 | 2345.51 | 113 |

Time Spyのストレステスト
▼Time Spyストレステストの実測結果
| 項目 | 結果 |
| ストレステスト安定性 | 99.4 % |
| 実行ループ数 | 20 |
| 選択ループ数 | 20 |

普段使いは非常に快適なミニPC
GEEKOM A7 Maxでウェブサイトを閲覧したり、動画サイトを視聴して、普段使いの快適さを検証しました。
なお、レビュー時にはウルトラワイドモニターに接続し、3440×1440解像度・100fpsで出力しています。
まずはウェブサイト閲覧時について。
画像の多いサイトから、スクリプトを多用したサイトまで閲覧してみましたが、どのサイトでもページ遷移・読み込みはスムーズであり、終始快適に閲覧することができました。
一般的なウェブサイト閲覧において、ストレスを感じることはありません。
続いて、YouTubeやNetflixなどで動画を視聴してみました。
最高4K画質で動画を再生しましたが、カクつきが生じたり、動画が途中でストップしてしまうことはなく、快適に視聴できました。
そして表計算ツール等を用いたオフィス作業について。
WordやExcel、PowerPointといったOfficeアプリの動作も軽快で、資料作成や表計算、スライド編集がストレスなく行えました。
Officeソフトとウェブブラウザを同時に立ち上げても処理落ちすることなく、ビジネス用途でも安心して活用できます。
なお、3画面同時出力の場合でも、処理パフォーマンスの低下は感じられませんでした。
総じて、日常的な利用シーンでの使用感は快適で、性能不足を感じる場面はありませんでした。
軽めのPCゲームであれば設定次第でプレイ可能
本機は内蔵GPUに「AMD Radeon 780M グラフィックス」を採用しており、AAA級の重量級タイトルを快適に遊ぶのは難しいものの、軽めのPCゲームであれば設定次第でスムーズに楽しめる性能を備えています。
DQ10のベンチマークテスト結果
テスト条件
- 1920×1080解像度
- 最高品質
- フルスクリーン
ドラゴンクエストX (DQ10)でベンチマークテストを行った結果、"FHDフルスクリーン×最高品質" で 「とても快適」という結果が得られました。
MMORPG系でも、DQ10のようなライトタイトルであれば、最高品質でも快適に遊べることが分かります。
FF14のベンチマークテスト結果
テスト条件
- 1920×1080解像度
- 標準品質(デスクトップ) / 高品質(デスクトップ)
- ウィンドウモード
画質を "標準" まで落としましたが、それでも「設定変更を推奨」という結果に。
さすがにFF14クラスのMMORPGを快適に遊ぶのは厳しいようです。
フォートナイトを実際にプレイしてみた
実際にフォートナイトをプレイしたところ、序盤のプレイヤーが密集する場面では一時的にフレームレートが多少落ちることがありましたが、中画質で常時30~40fps以上を維持できていました。
▼フォートナイトをプレイする様子(中画質設定時)
描画は安定しており、操作レスポンスも良好で、実用的には十分スムーズに遊べるレベルです。
内蔵GPU搭載ミニPCとしては十分に健闘しており、画質設定を "中" 以下に調整すれば、eスポーツタイトルとしてのフォートナイトでも十分スムーズにプレイ可能であることが確認できました。
優れた静音性&放熱性能
各種ベンチマークテストおよびストレステストを実行した後に、HWMonitorで筐体の発熱を確認してみました。
▼計測値(室温26℃、3DMarkやストレステストなど実行後)
高負荷テスト後の計測としては、全体的に非常に優秀な温度管理だと言えます。
CPUは最大でも約61℃台に収まっており、Ryzen 9 7940HS搭載機としてはかなり低温で、サーマルスロットリングの心配はほぼありません。GPU(Radeon 780M)やSoC、SSDも40℃前後と安定しており、内部全体の熱バランスが良好。
高負荷をかけた後でもこれだけ余裕のある温度に抑えられていることから、冷却設計の完成度は高く、長時間のゲームや連続ベンチマーク、重めの作業でも安心して使えるミニPCと評価できます。
▼背面を触れるとほのかにあたたかな排気熱を感じる程度。
そして静音性に関しても優秀で、5時間連続稼働後でもファン音は非常に静か。ベンチマークテスト実行時など高負荷状態でこそファンの回転音が若干大きくなることはあるものの、その後はすぐ静音状態に戻ります。
▼稼働音の確認(室温26℃、3DMarkやストレステストなど実行後)
オフィス作業や動画視聴時には耳を近づけてもほとんど気にならないレベルでした。
実際に騒音計を用いて、ミニPCから約60cmの距離で測定してみたところ、高負荷テスト後でも約42.8dBに収まっており、高性能CPUを搭載したミニPCとしてはかなり静かな部類です。
▼騒音レベルの例(比較表)
| 音の大きさ(dB) | 具体例 | 体感イメージ |
| 30 dB | 図書館の静けさ、夜の住宅街 | 非常に静か |
| 40 dB | 静かなオフィス、ささやき声 | 静かだが生活音は感じる |
| 50 dB | 普通の会話、エアコンの室内機 | 日常でよくある音量 |
| 60 dB | 普通の会話、静かな掃除機 | 少し気になるが許容範囲 |
| 70 dB | 一般的な掃除機、ドライヤー | 明確にうるさく感じるが日常範囲 |
| 80 dB | 交通量の多い道路、地下鉄車内 | 長時間だとストレスを感じる |
| 90 dB | 大声の叫び、芝刈り機 | うるさく、短時間でも注意が必要 |
| 100 dB | 電車の通過音、工事現場の騒音 | 耳への負担が大きい |
作業やゲーム中でも集中を妨げにくいレベルで、冷却性能と静音性のバランスが非常に良好なミニPCとなっています。
『GEEKOM A7 Max』の良かった点・悪かった点
『GEEKOM A7 Max』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 小型かつ軽量な筐体サイズ
- スタイリッシュで高級感のあるデザイン
- 充実のインターフェース構成
- Ryzen 9 7940HS+Radeon 780Mによる優れた処理性能
- PCIe 4.0 SSD+DDR5メモリで、起動・動作ともに非常に高速
- 一般的なPC作業は快適にこなせる
- 設定次第で軽負荷ゲームもスムーズにプレイ可能
- 高負荷時でも温度が低く、静音性も優秀
悪かった点
- 重量級ゲームを高画質で遊ぶ用途には不向き
- 拡張スロットにアクセスしづらい(分解工程がやや手間)
よくある質問(FAQ)



総評:性能・静音性・拡張性のバランスが取れた、完成度の高いミニPC
正直、GEEKOM A7 Maxには、ミニPCとして妥協したと感じた部分がほとんどありませんでした。
Ryzen 9 7940HSの性能は想像以上で、普段の作業はもちろん、動画編集や複数アプリの同時使用でもストレスを感じる場面はほぼなし。内蔵GPUのRadeon 780Mも、軽めのゲームやクリエイティブ用途なら十分に実用的です。
特に印象に残ったのが、高負荷をかけても静音性を保ち、動作が安定している点です。長時間ベンチマークを回しても内部温度は低めに抑えられており、ファン音も耳障りに感じませんでした。このサイズでここまで余裕のある挙動は素晴らしいの一言。
USB4やデュアル2.5G LAN、4画面出力など拡張性も豊富で、仕事用PCとしても、NAS用途でも活躍できる汎用性の高さを誇ります。一方で、世界的なRAM&SSD高騰の反動で価格は決して安くはないため、ライト用途だけを想定している人にはオーバースペックに感じるかもしれません。
それでも、「省スペースでも性能や快適さを妥協したくない」「長く安心して使えるミニPCが欲しい」という人にとって、GEEKOM A7 Maxはかなり満足度の高い一台だと感じました。
性能・静音性・拡張性のバランスが取れた、完成度の高いミニPCです。
おすすめできる人
- ミニPCでも大型デスクトップ並みの性能を求める人
- 動画編集・マルチタスク・軽めのゲームまで1台でこなしたい人
- 静音性や安定性を重視し、長く安心して使いたい人
おすすめできない人
- Web閲覧や動画視聴のみなど、ライト用途が中心の人
- 最新の重量級ゲームを高画質・高フレームレートで遊びたい人
- できるだけ価格を抑えたミニPCを探している人
『GEEKOM A7 Max』をお得に購入する方法
- 公式製品ページ
- Amazon商品ページ
- 通常価格:114,900円(税込)
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