低価格・高機能なAndroidタブレットを展開するBNCFは、コンパクトかつ高性能な8.4インチタブレット『BNCF BPad Mini Ultra』を販売しています。通常価格は28,900円(税込)。
SoCに「MediaTek Dimensity 7300」を採用し、従来世代クラスよりもCPU・GPU性能が強化。一般的なタブレット作業はもちろん、ゲームアプリもスムーズに動作します。
ディスプレイには8.4インチ・1920×1200のFHD IPSパネルを採用し、90Hzリフレッシュレートに対応。
Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.4・GPSをサポートするほか、SIMカードの挿入で4G LTE通信にも対応。小型の筐体サイズ、6,050mAh大容量バッテリーなどの特徴と併せて、外出先で使いやすいモデルとなっています。
こんな方におすすめ!
- 高性能な小型ゲーミングタブレットを探している方
- 出張・外出先でも使いやすい、軽量コンパクトかつ4G対応のサブ端末が欲しい方
- 大容量メモリ+大容量ストレージで、動画・電子書籍・アプリをまとめて保存したい方
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『BNCF BPad Mini Ultra』のスペック・仕様表
| 製品名 | BNCF BPad Mini Ultra |
| OS | Android 15 |
| SoC | MediaTek Dimensity 7300(8コア:Cortex-A78 最大2.5GHz×4 + Cortex-A55×4) |
| GPU | Arm Mali-G615 MC2 |
| メモリ | 20GB(8GB実装 + 12GB拡張) |
| ストレージ | 256GB(UFS 3.1) |
| 外部ストレージ | microSD(TF)最大1TB |
| ディスプレイ | 8.4インチ IPS / 1920×1200(FHD+) |
| リフレッシュレート | 最大90Hz(60Hz/90Hz) |
| リアカメラ | 20MP |
| フロントカメラ | 5MP |
| モバイル通信 | 4G LTE(SIMフリー) |
| 対応バンド | GSM:B2 / B3 / B5 / B8 WCDMA:B1 / B2 / B4 / B5 / B8 LTE-TDD:B38 / B39 / B40 / B41 LTE-FDD:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 / B20 / B25 / B26 / B28 / B66 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E(2.4GHz / 5GHz / 6GHz) |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| 測位 | GPS対応 |
| センサー | Gセンサー / 6軸ジャイロ / Hallセンサー |
| スピーカー | デュアルBOX(ステレオ) |
| マイク | 搭載 |
| バッテリー | 6,050mAh(フル充電目安:5〜6時間) |
| 充電 | 18W PD急速充電対応 |
| USB | USB-C(USB 2.0) |
| イヤホンジャック | 非搭載 |
| 本体サイズ | 200.8×124.2×7.6mm |
| 本体重量 | 公称値:約310g 実測値:約318g |
※参照元:BNCF公式サイト(Bpad Mini Ultra製品ページ)
『BNCF BPad Mini Ultra』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- タブレット本体
- ユーザーマニュアル
- 保証カード
- 電源アダプタ
- USB-Cケーブル
- SIMカードピン
『BNCF BPad Mini Ultra』タブレット本体の外観
タブレットの本体サイズは200.8×124.2×7.6 mmと小柄。8.4インチディスプレイを搭載したシンプルな外観です。デザイン的には以前レビューした「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro」に似ていると思いました。
前面中央には5MPフロントカメラを、背面には20MPリアカメラを備えています。
触れた質感としては高級感こそないものの、強めに力を加えても軋み音はほとんどなく、造りはしっかりしていると感じられます。
厚みは7.6mmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでもかさばりません。
本体重量は実測で約318gと軽く、長時間手に持ち続けても腕が疲れにくいです。
インターフェース構成
続いてインターフェースについて紹介していきます。
右側面には電源ボタン、音量調節ボタンが用意。
左側面にはカードスロットが用意。
カードスロットにはデュアルnanoSIMカード、および最大1TBまでのマイクロSDカードを挿入できます。
日本国内でよく使われる4G LTEの主要バンドに広く対応しており、多くの通信事業者のLTEネットワークで問題なく利用できると思われます。
※最終的な対応可否は、ご利用予定のSIM仕様をご確認ください。
上部にはスピーカーグリルが用意。
下部にもスピーカーグリルが用意されているほか、USB-C 2.0が設けられています。
このように、最低限のボタン・ポートが備わったシンプルな設計となっています。
『BNCF BPad Mini Ultra』のAnTuTuベンチマークテスト結果
本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
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Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2025年時点)
2024年12月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark ...
続きを見る
結果として、約97.5万点のスコアを記録しました。
通常価格が28,900円(税込)のミニタブレットで約97.5万点を記録したことから、価格対性能(コスパ)は非常に優れていると評価できます。
ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、『原神』などの激重ゲームアプリでも、設定次第で快適に遊ぶことのできる性能の高さです。
仕事用タブレットを探している方から、趣味程度にゲームを遊ぶためのタブレットを求める方まで、幅広くおすすめできるモデルとなっています。
▼これまでにレビューしたスマホ&タブレットのベンチマークスコア一覧はこちら
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2026/2/9:ベンチマーク表に「Blackview MEGA 12」を追加しました。 2026/1/20:ベンチマーク表に「Honor WIN RT」を追加しました。 2026/1/10 ...
続きを見る
以下からは、実際に使用した感想について紹介していきます。
持ち運びやすい8.4インチサイズ
本機のように小型かつ軽量なタブレットは持ち運びに適しているだけでなく、長時間持ち続けても腕が疲れづらいため、読書や動画視聴など、コンテンツ視聴用端末としても最適だと感じます。
▼持ち歩きたくなる、ちょうど良いサイズ感。電子書籍用端末としても活用できるでしょう。
8.4インチ IPSスクリーンは1920×1200(FHD+)解像度に対応しており、細かな文字まで読みやすいです。最大90Hzリフレッシュレート対応でページスクロールも滑らか。
発色も良好。ゲームや映画、アニメなどでもカラフルな映像を楽しめます。
ベゼル幅(非表示領域)は実測で、左右が約6.5mm、上下が約11mm。8.4インチクラスとしては標準〜やや細めであり、横持ち時の没入感と持ちやすさのバランスが取れた設計です。
映像コンテンツ視聴をメイン目的にタブレットの購入を検討している方でも、満足度の高い体験が可能でしょう。
ちなみに、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高485nitの明るさを得られました。
▼明るさ最大で、真っ白な画面の中央を測定
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
日中の明るい室内でも見やすいレベルです。直射日光下ではやや見づらさを感じるかもしれませんが、この価格帯のタブレットとしては良好な輝度性能だと言えます。
大抵のタブレット作業を快適にこなせる性能
ウェブサイト閲覧・動画視聴など、一般的なタブレット作業で本機のパフォーマンスを検証してみました。
まず、ウェブブラウジングは非常に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであってもスムーズに閲覧することができました。
また、YouTubeなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつ滑らかな動画再生が可能でした。
▼最高画質設定の美しい映像を、スムーズに視聴することが可能。発色も良く、アニメから実写映画まで、満足度の高い映像体験を楽しめました。
以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、基本的なタブレット作業は何の問題もなく快適に行うことができました。
ただし、WidevineはL3サポートとなっており、多くの配信サービスでHD再生不可なので要注意。
そこそこ優れたスピーカー品質
本機のスピーカーについて、音質を確認してみました。
▼音質確認の様子
デュアルBOXステレオスピーカーを内蔵しており、音圧の強い迫力あるサウンドを楽しめました。低音こそ控えめなものの、中~高音域は十分にクリアに鳴るため、セリフやボーカル音は聴き取りやすいです。
上下のスピーカーグリルから出力されるため、立体感があり空間に音が広がります。
シューティングゲームなどでは音の方向が掴みやすく、効果音が多い場面でも聞き取りやすさを優先したチューニングと言えるでしょう。
最大音量でも破綻しにくく、動画・配信・ゲームなど、あらゆる用途で満足度の高いスピーカー品質となっています。
カメラ性能の検証
本機に搭載されているカメラの性能について確認してみました。
▼フロントカメラで撮影した写真
フロントカメラについては、正直なところ画質はあまり良いとは言えず、全体的にややぼやけた描写になります。細部の解像感や色の締まりは弱めな一方、動きのある場面でも致命的なブレや強い残像は出にくく、映像が破綻することはありませんでした。
Web会議やオンライン授業、ビデオ通話用途であれば問題なく使えるレベルです。
▼(参考)フロントカメラで録画した動画
続いてリアカメラについて。
▼リアカメラで撮影した写真
※クリック/タップで拡大
リアカメラはフロントカメラよりも明らかに鮮明で、発色も自然。素早くカメラを動かした際にはやや残像感が出ますが、メモ用途の撮影や記録用動画であれば十分実用的です。
ズームは最大4倍まで対応しており、2倍程度までは比較的クリア、最大ズームでは輪郭がややぼやける傾向が見られます。
▼(参考)リアカメラで録画した映像
総じて、本機のカメラ性能は必要最低限レベルという評価です。高画質撮影を主目的にする端末ではありませんが、記録・通話・資料撮影といった用途にはきちんと対応できる性能だと感じました。
ゲーミング性能の検証
BNCF BPad Mini Ultraでゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。
PUBG
『PUBG』について、グラフィッククオリティは『HDR』まで選択できました。
実際に試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。
▼ "HDR" 画質では、遠方まで鮮明に描画されて見やすいです。
激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などはほとんど生じません。
8.4インチの筐体は横持ちでプレイするのにちょうど良く、仮想コントローラーのボタン同士の間隔も近いため、タップ操作しやすいです。
▼PUBGプレイの様子(HDR設定)
PUBGではHDR設定で動作に支障はなく、快適なプレイが可能でした。
マインクラフト
マイクラをプレイしてみましたが、スムーズかつ快適に操作できました。
▼大規模チャンク読み込み時にも処理の重さを感じません。
処理の重いバイオームを移動する際、たまにフレームレート低下やカクつきが生じることはあるものの、通常プレイには支障のない範囲です。
▼マインクラフトプレイの様子
クリエイティブやサバイバル、またはマルチサーバーに参加した際などにも、パフォーマンスは安定しており終始スムーズにプレイできました。
多くのアドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズな動作でゲームを楽しめるでしょう。
原神
非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では設定次第でスムーズにプレイすることが可能でした。
画質設定はデフォルト状態で "最低" に設定されていますが、"中" 設定でも体感的に概ね30FPSを維持して遊ぶことができました。
中画質設定の『原神』を本機でプレイしてみましたが、映像は十分に綺麗な印象で、没入感のあるゲーム体験が可能でした。敵が大勢密集する場所でフレームレート低下が生じる場面もありましたが、通常のゲームプレイに支障は無く遊びやすかったです。
▼原神プレイの様子
『原神』クラスの激重ゲームでも中画質設定で普通に遊べるのであれば、多くのゲームアプリがスムーズに動作すると思われます。
安心感のあるバッテリー持続力
本機は6,050mAh大容量バッテリーを内蔵しており、Web閲覧や動画視聴、SNSチェックなど日常的なタブレット使用であれば1日は十分にカバーできる持ちです。
実際に通常使用したところ、計15時間ほどは充電なしでも利用し続けられました。バッテリーセーバーを起動すれば、より長時間の利用が可能になります。
なお、本機は18W急速充電に対応していますが、付属の充電アダプターは5V/2Aの標準充電のみ対応のため、対応の充電器を別途用意する必要があります。
バッテリー容量・駆動時間ともにこの価格帯としては十分な性能で、通勤・通学や長時間の動画視聴、外出先での作業でも安心して使えるバッテリー性能といった印象です。
『BNCF BPad Mini Ultra』の良かった点・悪かった点
『BNCF BPad Mini Ultra』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 軽量かつコンパクトで持ち運びやすい
- 4G LTE・GPS対応で外出用タブレットとして使いやすい
- Dimensity 7300搭載で実用的な処理性能
- 1920×1200(FHD+)+90Hz対応
- デュアルステレオスピーカーの音圧が強め
- 原神(中設定)も実用的にプレイ可能なゲーム性能
- 税込28,900円としてはコスパが非常に高い
悪かった点
- Widevine L3
- カメラ性能は最低限レベル
- 付属充電器は急速充電非対応
よくある質問(FAQ)



総評:2万円台でここまで性能を詰め込んだ小型タブレットは貴重
2万円台でここまで性能を詰め込んだ小型タブレットは、かなり貴重だと感じました。Dimensity 7300によるAnTuTu約97.5万点レベルの高い処理性能を備えており、日常用途からゲームまで幅広く快適にこなせます。
8.4インチ・約318gの軽量ボディは持ち運びやすく、電子書籍・動画視聴・ゲーム・軽作業のいずれとの相性も良い印象です。FHD+&90Hz対応ディスプレイやデュアルステレオスピーカーによって、エンタメ用途でも満足度の高い体験が可能となっています。
一方で、Widevine L3やカメラ品質など、コスト相応に割り切られている部分もあります。
ただ、それらを踏まえても価格対性能のバランスは非常に優秀で、高性能な小型タブレットを手頃な価格で手に入れたい方には、有力な選択肢になるモデルです。
◎おすすめできる人
- 3万円未満で高性能な小型タブレットを探している方
- 原神・PUBGなども遊べるタブレットが欲しい方
- 4G対応で外出先用の軽量サブ端末を持ち歩きたい方
▲おすすめできない人
- Netflixなどの配信サービスをHD画質で視聴したい方(Widevine L1必須)
- 写真・動画撮影を重視するなど、カメラ性能を重視する方
- 金属仕上げやブランド力など、高級感・質感を重視する方
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