世界市場に多くのモバイルデバイスを展開してきたBlackview(ブラックビュー)から、最新スマートフォン『Blackview WAVE 7C』が登場しました。
記事執筆時点(4月8日)において、14,900円(税込)の早期キャンペーン価格で購入できます。
UNISOC T310搭載で性能重視モデルとは言えませんが、そのぶん価格も抑えられたエントリークラスの6.56型スマートフォンです。
4G LTE対応に加えて5,000mAhバッテリーを内蔵し、パッケージには専用スマホケースも付属。メッセージのやり取りやWeb閲覧、動画視聴など、基本的なスマホ操作をこなせる手ごろなサブスマホを探している方にとって、選択肢に入る一台です。
先に結論 | Blackview WAVE 7Cはこんな製品
- 強み普段使い向けの性能、4G LTEサポート、スマホケースを備えたバランスの良い低価格スマホ
- 弱みディスプレイ解像度や充電速度、ゲーム性能など、細かな部分には価格相応の割り切りがある
- 向く人連絡用や動画視聴、Web閲覧が中心の手ごろなサブスマホを探している人
今回、メーカーより本製品を提供していただきました。
本記事では『Blackview WAVE 7C』について、外観・インターフェース・実際の使用感などを数日間にわたり実機検証し、どんな人に向くモデルかを詳しくレビューします。
『Blackview WAVE 7C』のスペック・仕様表
| ブランド | Blackview |
|---|---|
| モデル名 | Blackview WAVE 7C |
| OS | Android 16 / Doke OS 5.0 |
| SoC | UNISOC T310 |
| メモリ | 16GB RAM(物理4GB+最大12GB拡張) |
| ストレージ | 64GB ROM |
| 外部ストレージ | TFカード対応(最大2TBまで拡張可能) |
| 本体サイズ | 165.3 × 76.7 × 8.85 mm |
| 本体重量 | 公称値:200g 実測値:約203.88g |
| ディスプレイ | 6.56インチ |
| 解像度 | 720×1612 |
| タッチサンプリングレート | 180Hz |
| リアカメラ | 32MP |
| フロントカメラ | 13MP |
| バッテリー容量 | 5000mAh |
| 充電 | 10W急速充電 / USB Type-C |
| 防塵防水 | IP54 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| 対応機能 | Gemini AI、OTG、ゲームモード2.0、ウェットタッチ対応、低ブルーライト認証、3つのアイケアモード |
| 位置情報 | GPS / GLONASS / Galileo / BeiDou |
| SIM | SIMフリー / 技適認証済み(日本版) |
| 対応バンド | 2G Band: B2/B3/B5/B8 3G Band: B1/B2/B4/B5/B8 4G Band: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28A/B28B/B66 TDD: B38/B40/B41 |
| カラー | ブラック、ブルー、オレンジ |
| 付属品 | 専用ケース付属 |
※参照元:Blackview公式サイト(WAVE 7C製品ページ)
『Blackview WAVE 7C』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容物を全て取り出した様子
内容物一覧
- Blackview WAVE 7C 本体
- ユーザーマニュアル
- SIMカードピン
- USB-Cケーブル
- 電源アダプタ
- スマホケース
パッケージには専用スマホケースが付属。質はそこそこレベルですが、携行時に本体を保護する役目は十分に果たしてくれます。製品購入後すぐに本格利用を開始できる点は嬉しいですね。
『Blackview WAVE 7C』の本体外観
Blackview WAVE 7Cは、6.56インチIPSディスプレイを搭載した、シンプルかつスタイリッシュなデザインです。
▼今回のレビューではブラック色を使用
正面には13MPフロントカメラを、背面には32MPリアカメラを搭載。
本体重量は実測で約203g。6.56インチスマホとしては一般的な重さです。
本体サイズは165.3 × 76.7 × 8.85 mm。薄型とは言えないものの、普通にズボンのポケットやカバンなどに入れて携行しやすいサイズ感です。
筐体素材に高級感はないものの、強く握ったりしても軋み音などはなし。特に不安になることもなく使えています。
インターフェースについて見ていきます。
上部には特に何もなし。下部には3.5mmイヤホンジャック、USB-Cポート、スピーカーグリルが用意されています。
左側面にはカードスロットと音量調節ボタンが、右側面には電源ボタンとショートカットキーが用意。
トリプルスロット仕様なので、デュアルSIMに加えてmicroSDカードを同時に使えます。
右側面のショートカットキーは、ダブルクリックでカメラを起動できるほか、シャッターキーとしても機能します。
このように、インターフェース構成自体はシンプルです。
『Blackview WAVE 7C』のAnTuTuベンチマークテスト結果
Blackview WAVE 7Cについて、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
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【2026年最新】Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法
2026年2月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』 ...
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注意
AnTuTuベンチマークスコアは端末性能の目安にはなりますが、メーカー側のチューニングや計測時の動作条件によって結果が変動する可能性もあるため、あくまで参考値としてご覧ください。
結果として、約27万点のスコアを記録しました。
| 性能区分 | 総合スコア | 性能の目安 | |
|---|---|---|---|
| スマホ | タブレット | ||
| エントリー | ~90万点 | ~80万点 | 基本操作・動画視聴・軽量アプリ向け |
| ミッドレンジ | 90万点~140万点 | 80万点~130万点 | 普段使い+軽~中量級ゲームが快適 |
| 上位ミッドレンジ | 140万点~200万点 | 130万点~180万点 | 重めのゲームも設定次第で安定動作 |
| ハイエンド | 200万点~280万点 | 180万点~220万点 | 高負荷ゲーム・動画編集も快適 |
| フラッグシップ | 280万点~350万点 | 200万点~220万点 | 最新SoC世代。ほぼ全用途で余裕 |
| ウルトラハイエンド | 350万点~ | 220万点~ | 現行トップクラス。性能重視ユーザー向け |
エントリークラスのスマートフォンとしては標準的な性能といえます。SNSや動画視聴、ウェブサイト閲覧などの作業は特に問題なくこなせるでしょう。
一方で、GPUスコアが低めのため、『原神』などの高負荷ゲーミングは厳しいです。
▼これまでにレビューしたスマホ&タブレットのベンチマークスコア一覧はこちら
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【2026年最新】スマホ・タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
最終更新:2026年4月8日 本ページでは、当サイト「TikGadget(ティックガジェット)」でこれまでレビューしてきたスマートフォンとタブレットを対象に、実際に計測したAnTuTuベンチマークスコ ...
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『Blackview WAVE 7C』の基本パフォーマンス&明るさ検証
通常操作やウェブサイト閲覧、動画視聴、各種アプリの起動などを試して、Blackview WAVE 7Cの実機パフォーマンスを検証しました。
まず、初期状態ではインターフェース操作でもややカクつきが見られました。そこでメモリ(RAM)まわりの設定を見直したところ、動作が多少改善したため、初回起動時に設定を変更しておくことをおすすめします。
▼個人的な推奨設定
設定変更後であれば、画像多めのサイトからスクリプトを多用したサイトまでスムーズに閲覧できました。
6.56インチ・720×1612(HD+)解像度のディスプレイは高解像度とは言えないものの、文字の読み取りなどで見づらさを感じるほどではありません。
また、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴した場合も、再生自体は安定しており、視聴中に大きな不満は感じませんでした。
発色がやや薄めに感じる部分もありますが、輪郭はクリアであり、映像視聴は支障なく楽しめます。
ただし本機のWidevineはL3のため、Netflixなどの著作権保護コンテンツはSD相当での再生となります(HD再生は不可)。
そのほか、一般的な作業用・娯楽用アプリを多数試してみましたが、よほど負荷の高い用途で使わない限り、性能不足で動作が滞る場面はほとんどありませんでした。とはいえ、性能自体は必要最低限の水準にとどまります。
なお、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高374nitの明るさを得ました。
屋内では十分見やすい輝度を備えています。ただ、屋外の直射日光下では、やや見づらさを感じます。
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
スピーカー音質の検証
いくつかの楽曲を再生してみて、内蔵されているスピーカーの音質を検証しました。
▼音質確認の様子
Blackview WAVE 7Cのスピーカーは本体下部にのみ搭載されており、音に立体感はあまり感じられません。音圧も控えめで、低音の響きは弱く迫力には欠けます。
一方で、中〜高音域は比較的クリアに再生されるため、映画やアニメのセリフなどは問題なく聞き取ることができます。
スマホ内蔵スピーカーとしては最低限のレベルであり、音楽やゲームで迫力あるサウンドを楽しみたい方はBluetoothや3.5mmジャックを利用して、イヤホンや外部スピーカーの接続をおすすめします。
フロント・リアカメラ性能の検証
また、本機に搭載されているカメラの性能も検証しました。
まずはフロント(前面)カメラについて。
▼実際にフロントカメラで撮影した写真
13MPフロントカメラに関して、発色はやや薄い印象を受けますが、ヒトの輪郭から表情まで比較的クリアに映し出すことができていました。
動いた際に残像がやや生じるものの許容範囲内であり、ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質だと感じます。
▼(参考)フロントカメラで録画した映像
続いてリア(背面)カメラについて。
▼実際にリアカメラで撮影した写真
32MPリアカメラに関しては、フロントカメラよりもクリアで発色の良い写真を撮影できました。動画撮影時の残像感も、フロントカメラよりは抑えられています。
記念撮影等には向きませんが、単純な映像記録用としては使える品質と言えます。
▼(参考)リアカメラで録画した映像
ゲーミング性能の検証
Blackview WAVE 7Cでゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。
なお、本機でゲームアプリを起動すると、ゲーミング用のツールウィンドウが表示されます。今回の検証では、常時パフォーマンスモードでプレイしました。
PUBG
まずは『PUBG』の場合について。
グラフィッククオリティに関しては『バランス』までしか選択できませんでした。
実際に試合に参加してみましたが、大人数が集まる場面でも致命的な処理落ちは少なく、比較的スムーズに遊べました。
"バランス" では描画クオリティは最低限レベルですが、ゲームプレイ自体には支障ありません。
激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などはあまり生じません。
6.56インチの筐体サイズは、手に持ちながらゲームプレイするのに適しています。仮想コントローラーのボタン同士の距離も近く、タッチ操作しやすいです。
▼PUBGプレイの様子(バランス設定)
PUBGではバランス設定で動作に支障はなく、快適なプレイが可能でした。
マインクラフト
続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。
ワールドを作成して実際にプレイしてみましたが、基本的にスムーズな操作が可能でした。大規模チャンク読み込み時にも処理の重さはあまり感じません。
処理の重い場面でも極端なカクつきは少なく、マイクラ程度であれば十分遊べるレベルです。
▼マインクラフトプレイの様子
以上の通り、『PUBG』や『マインクラフト』レベルのゲームアプリであれば、設定次第遊ぶこと自体は可能だと確認できました。
原神レベルの高負荷ゲームは厳しい
一方、『原神』などの高負荷ゲームもプレイしてみましたが、カクつきやフレームレート低下が顕著に生じ、お世辞にも快適なゲームプレイ体験とは言えませんでした。
本機はあくまで軽量級ゲーム向けの性能であり、高負荷タイトルを快適に楽しみたい場合は、より高性能なスマートフォンを選ぶことをおすすめします。
バッテリー駆動時間と充電機能
Blackview WAVE 7Cは5,000mAhバッテリーを内蔵しており、Web閲覧や動画視聴を中心とした一般的な使い方であれば、1日はおおむねカバーできる容量です。
実際に基本的なスマホ用途(ウェブサイト閲覧や動画視聴)で使ったところ、約7~8時間ほどの連続使用が可能でした。
設定から「バッテリーセーバー」をオンにすれば、より長時間の利用も可能に。ここぞという時に使うスマホとして運用したい場合には、常時オンにしておいても良いでしょう。
『Blackview WAVE 7C』のメリット・デメリット
『Blackview WAVE 7C』を実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 1万円台前半のリーズナブルな価格
- 専用ケースが付属
- 3.5mmイヤホンジャック装備
- 日常作業はこなせる性能
- PUBGやマインクラフト程度なら遊べる
- 映像記録用としては実用的なカメラ性能
デメリット
- Widevine L3
- 初期状態では操作にややカクつきあり(RAM設定の見直し推奨)
- スピーカーは必要最低限レベル
- 高負荷ゲームには不向き
よくある質問(FAQ)



総評:最低限の連絡や日常作業をこなせる低価格スマホを探している人には合う一台
Blackview WAVE 7Cは、性能こそローエンド~エントリークラスですが、最低限の連絡や日常作業をこなせる低価格スマホを探している人には合う一台でした。
初期状態ではややもたつきを感じる場面もあったものの、設定を見直せば普段使いでは十分実用的で、Web閲覧や動画視聴、連絡用端末としてはしっかり役割を果たしてくれます。
高負荷ゲームには向かないものの、マイクラなどの軽量ゲームであれば比較的スムーズに遊べました。
手ごろな価格で使えるサブスマホや、最低限しっかり使えるエントリーモデルを探している方には、選択肢に入る一台ではないでしょうか。
◎おすすめできる人
- 連絡用やWeb閲覧、動画視聴が中心のライトユーザー
- 1万円台で使えるサブスマホを探している人
- デュアルSIM+microSDなど実用性重視で選びたい人
▲おすすめできない人
- 高負荷ゲームを快適に遊びたい人
- 高精細ディスプレイやHD動画再生にこだわる人
- 高音質スピーカーやカメラ性能を重視する人
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