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『ALLDOCUBE iPlay 40 Pro』レビュー | 下位モデルとの性能差についても確認

2021-08-18

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

  • リモートワークやオンライン授業用に性能の高いタブレットが欲しい
  • ゲームも出来るだけ快適にプレイしたい
  • でも購入コストは抑えたい...

このような要望を持つ方々にオススメの機種として、以前の記事において、2万円台で最高クラスのパフォーマンスを発揮する格安タブレットである『ALLDOCUBE iPlay 40』を紹介した。

▼AnTuTuベンチマークスコア25万点超えの『ALLDOCUBE iPlay 40』

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この『ALLDOCUBE iPlay 40』をベースとした、性能やインターフェース面が強化された上位互換版であるALLDOCUBE iPlay 40 Proについて、今回は紹介していきたいと思う。

よりパフォーマンスが強化された『ALLDOCUBE iPlay 40 Pro』

OS Android11
ディスプレイ 10.4 インチ IPS
解像度 2000×1200(フルHD)
CPU 8コアCortex-A75 (2.0GHzまで)
グラフィックス Mali G52 3EE 2C
メモリ(RAM) 8GB
ストレージ 256GB
通信規格 WIFI 802.11a/b/g/n/ac +Bluetooth 5.0+GPS
SIMカード 対応
マイクロSDカード 対応(最大2TBまで)
カメラ 8.0MPリアカメラと5.0MPフロントカメラ
バッテリー 3.8V/6000mAh
電源 5V/2.5A

『ALLDOCUBE iPlay 40 Pro』は、下位互換機である『ALLDOCUBE iPlay 40』と比べてストレージ容量が128GB⇒256GBと2倍になっており、新OSであるAndroid11が搭載されている。

ディスプレイサイズは10.4インチ、解像度は2000×1200に対応しており、この辺りは変化が無い。

CPUにはオクタコアであるCortex-A75プロセッサーを採用しており、RAMには余裕の8GBを積んでいる。相変わらず、大抵の作業を快適にこなせるだけのスペック構成だ。

上述した通り256GBもの本体ストレージを搭載しているが、もし不足に感じる場合は、マイクロSDカードを挿入することで最大2TBまで増設することが可能となっている。

そして下位モデルと同じく、2万円台の格安タブレットとしては珍しい4機のスピーカー(クアッドスピーカー)搭載している。これにより、他のモデルよりも臨場感と立体感のあるサウンドが楽しむことが出来る。

他にも前後に8メガピクセル・5メガピクセルのカメラを搭載しているため、リモートワークやウェブ会議、オンライン授業などの用途にも対応することが可能だ。

SIMカードスロットも用意されており、Wi-FI環境の無い場所でもLTE回線からインターネット接続を行うことが出来る(要SIM契約)。

このように、必要な機能がすべて含まれたハイパフォーマンス機となっている。

仕事・趣味・プライベート問わず幅広い用途に活用できるため、誰にでもオススメできるモデルと言える。

本体および付属品

▼外箱の様子。

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通りだ。

【内容物一覧】

  • タブレット本体
  • 取扱説明書
  • USB Type-Cケーブル
  • 充電アダプター
  • カードスロット開閉用ピン

▼説明書は日本語に対応している。

▼タブレット表面。10.4インチの満足度の高いディスプレイサイズ。

▼タブレット背面。金属特有の光沢が見られ、高級感がある。

ちなみに、iPad Air2と比較すると以下のような感じだ。

▼画面サイズはそこまで変わらないが、全体的なコンパクトさはiPlay40 Proの方が優れているように感じる。

▼本体重量は約740グラムほどと軽く、長時間持ち続けても疲れづらい。

▼厚みは8.2ミリほど。持ち歩く際にも支障にならない薄さだ。

▼表面中央には、5メガピクセルのフロントカメラが内蔵。

▼背面縁には8メガピクセルのリアカメラと発光部が備わっている。

▼本体上部には電源ボタンと音量調節ボタンが用意。

▼本体下部にはカードスロットが用意されている。

▼付属のピンを用いることで、スロットを開けてマイクロSDカードやSIMカードの挿入が可能だ。

▼本体左側面には、USB Type-Cポートおよび2つのスピーカーが搭載されている。

▼また右側面(反対側)にも、2つのスピーカーが用意されている。

これら計4つのクアッドスピーカーにより、他モデルよりも立体的なサウンドを楽しむことが出来る。

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

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結果として、24万点超えのスコアを記録することが出来た。

旧モデル(iPlay40)は25万点を超えていたが、恐らく誤差の範囲であり、iPlay40 proも旧モデルと同等のパフォーマンスを発揮するだろう。

ちなみに2万円台で購入可能なタブレットの中で、現時点で20万点超えのスコアを叩き出したのは『Teclast M40』『iPlay40』『iPlay40 Pro』の3台のみだ。

格安タブレットの中でも性能の高さを求めているのであれば、間違いなく候補に加えるべき機種だろう。

それでは以下からは、実際に使用した感想について紹介していく。

ほとんどのタブレット用途は快適にこなせる

タブレットのパフォーマンスを確認すべく、ウェブブラウジング・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは基本的に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼ほとんどのウェブサイトが一瞬で表示される。

また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼フルHD画質以上の美しい映像を、スムーズに視聴することが出来る。

▼2000×1200解像度対応のグラフィックも美しい。

▼グラフィックの発色も良く、映像作品やゲームにおいて鮮やかな映像を楽しむことが出来る。

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことが出来た。

流石はオクタコアCPUと8GBのRAMを搭載していることもあり、パワフルなパフォーマンスを実現できている。

クアッドスピーカーによる立体的なサウンド

本機に搭載されており4機のスピーカー(クアッドスピーカー)のおかげで、立体感のあるサウンドを楽しむことが出来る

実際に様々な楽曲を視聴したが、いずれの場合においてもクリアで鮮明なサウンドを堪能できた。

▼ボーカル音から楽器の音まで明瞭に聞こえてくる。

筐体の片側にしかスピーカーが内蔵されていない格安タブレットにありがちな現象として、サウンド出力の偏りが挙げられる。

しかし本製品では音の偏りは一切感じられず、左右から均等に違和感のないサウンド出力が実現されていた。

ただし、低音に関しては弱く、EDMなどガンガン低音が響き渡る楽曲では、多少の音割れを感じることもあった。

とはいえ、通常の動画視聴・ゲームなどのサウンドは問題なく楽しめるだろう。

実用的なカメラ性能

また、本機に搭載されていカメラについても確認してみた。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

全体的に画質が良く、人物の表情から背景の様子に至るまで、クリアに映し出すことが出来ていた。

▼ディスプレイを直撮りした様子。発色も自然で見やすい。

リモートワークやウェブ会議、オンライン授業などの用途で利用するには十分な品質だろう。

▼実際にリア(背面)カメラで撮影した画像。

背面カメラについても、上画像の様な鮮明な風景を撮影することが可能であった。

肉眼で見た様子と大差ない自然な色合いを再現できており、旅行中の記念撮影用としても十分耐えうる性能であると言える。

ゲーミング性能の確認

最後に、本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

まずは『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に移動することが出来た。

▼チャンク読み込み時にもそこまで重さを感じることはない。

変化カクつきなども感じられず、スムーズな操作が可能であった。

なお、画質改善MODである『影MOD』を導入した場合でも、快適に動作させることが出来た。

▼描画がリアルになる代わりに動作が重くなる『影MOD』導入時。

▼動作に負荷がかかる分、影や光の描画がリアルになっている。

大抵の格安タブレットでは、影MODを導入するとフレームレートが低下してカクつきなどが発生する。

しかし『ALLDOCUBE iPlay 40 Pro』の場合、通常時と同様にいたって快適な動作を行うことが出来ていた。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては『HD』までを選択することが出来た。

実査に試合に参加してみたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能であった。

激しく視点移動した際でも処理落ちなどは発生しなかった。

また、クアッドスピーカーのおかげでサウンドが立体的に聞こえてくるため、銃声や敵の足音など、音の発生方向を立体的に把握することが出来た。立ち回りがかなり有利になるため、ランキング上位を目指すいわゆるガチ勢のプレイヤーにも向いているタブレットだろう。

『原神』プレイ時

最後に『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』であるが、本機ではひとまずプレイすることが可能であった。

ただし、グラフィック設定を最低に設定した場合でも、視点を素早く動かすと若干のカクつきが感じられた。

▼さすがにフレームレート低下は発生する。

基本的なゲームプレイには支障はなく、ストーリー自体を進めることは可能だ。

ただし、PCプレイ時のようなヌルヌル感を期待しない方が良いだろう。

『ALLDOCUBE iPlay 40 Pro』のまとめ

今回紹介した『ALLDOCUBE iPlay 40 Pro』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • コンパクトかつ軽量なデザイン
  • 余裕のある256GB本体ストレージ
  • 大抵のタブレット用途を快適にこなせる性能
  • ゲーミングアプリもスムーズに動作
  • 実用的なカメラ性能
  • クアッドスピーカーによる立体的なサウンド

悪かった点

  • 3.5mmオーディオポートを非搭載
  • 体感的なパフォーマンスは旧モデル『iPlay40』と変わらない

以上の通り、旧モデルであるiPlay40と同様に、2万円台タブレットの中では最高クラスのパフォーマンスを発揮するモデルとなっている。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、マイクラやPUBGクラスのゲームアプリであればスムーズに動作した。

カメラ性能も良く、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分活用できるだろう。

クアッドスピーカーによるサウンドも立体的で音質が良く、映画やアニメを視聴する場合でも満足度の高い体験が可能だ。

一方で、"Pro" という名が付いていながら、体感的なパフォーマンス自体は旧モデルと変わらなかった

確かにストレージ容量が2倍になり、OSはAndroid11に対応した点は魅力的だろう。しかしそれだけの点に対して追加金を出せるかは、ヒトによって異なる点だと思う。

何はともあれ、格安タブレットの中でもハイパフォーマンスな機種であることには変わりない。

iPadを購入する余裕はないが、負けないくらいの性能を擁したタブレットを求める方には是非オススメしたい一品だ。

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