香港に本社を置くヘルステック企業のRingConn(リンコン)は、指に装着して日常のコンディションデータを記録できるスマートリング型のウェアラブルデバイス『RingConn Gen 2 Air』を販売しています。
通常価格は税込34,800円。シルバー・ゴールドの2色展開で、US 6号~14号までのサイズが用意。購入前に専用のサイジングキットで確認しておくと安心です。
本体は厚さ約2mm・重量約2.5gの超薄型軽量設計で、長時間の装着でも違和感が少なく、仕事中や睡眠時、運動時でも使いやすい設計です。チタン鋼+PVDコーティング+医療グレード樹脂を採用し、IP68の防水防塵(最大100m相当)に対応しているため、日常の水回りや運動シーンでも使用できます。
バッテリーは最長約10日間駆動に対応し、約90分の急速充電が可能。
内蔵センサーにより、睡眠ステージ、体表温度の変化、心拍数、血中酸素(SpO₂)、活動量などの生体情報を24時間記録し、アプリ上でまとめて確認できます。
アプリの標準的な健康トラッキング機能は、月額サブスクリプション不要で継続利用できる点も魅力的です。
こんな方におすすめ!
- スマートウォッチよりも自然に装着できる、軽量な健康トラッキングデバイスを使いたい方
- 睡眠や心拍数、活動量などの日常データを、サブスクなしで長く記録したい方
- 充電頻度が少なく、防水対応でつけっぱなし運用できるウェアラブルを探している方
今回、提携先より本製品(シルバー色・10号)を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『RingConn Gen 2 Air』のスペック・仕様表
| ブランド | RingConn |
| モデル名 | RingConn Air 第2世代(Gen 2 Air) |
| カラー | シルバー、ゴールド |
| 表面仕上げ | PVDコーティング |
| サイズ | US 6~14号(独自サイズ規格) |
| 重量 | 約2.5~4g(サイズにより異なる) |
| リング厚さ | 約2mm |
| リング幅 | 約6.8mm |
| ボディ素材 | チタン鋼+医療グレードエポキシ樹脂 |
| 防水防塵性能 | IP68(メーカー公称:最大100m相当の耐水性能) |
| 搭載センサー | 心拍、血中酸素(SpO₂)、体表温度変化、活動量、睡眠トラッキング用センサー |
| バッテリー容量 | 22mAh |
| バッテリー持続時間 | 最長約10日間 |
| 充電方法 | 磁気充電ドック |
| 充電時間 | 約90分 |
| 動作温度 | 0~40℃ |
| 接続方法 | Bluetooth 5.0(低電力) |
| 対応アプリ | RingConn App |
| 対応OS | iOS 14.0以降 / Android 8.0以降 |
※参照元:RingConn公式サイト(Gen 2 Air製品ページ)
『RingConn Gen 2』との違いは?
2024年に発売された「RingConn Gen 2」と、今回紹介する『RingConn Gen 2 Air』とのスペック比較表を以下に紹介します。
▼スペック比較表
Gen 2 Airは「軽さ・価格・シンプルさ」を重視した実用モデルであり、基本的な健康トラッキング(睡眠・心拍・SpO₂・活動量など)はしっかり押さえつつ、価格を抑えたバランス型です。装着感も非常に軽いため、スマートリングをまず試したい人向けの位置づけと言えます。
Gen 2(上位モデル)は、素材グレードと計測機能が強化されたハイエンド寄りのモデルです。チタン素材を採用し、仕上げや質感がワンランク上。加えて、睡眠時無呼吸モニタリングなどの上位トラッキング機能に対応している点がおもな差別化ポイントです。価格は高めですが、より高度な睡眠・健康データを重視する人向けです。
Gen 2とGen 2 Airのおもな違い
- 手軽さ・価格重視 → Gen 2 Air
- 機能フル・素材グレード重視 → Gen 2
▼「RingConn Gen 2」のレビュー記事はコチラ
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サイジングキットでリングサイズを確認
『RingConn Gen 2 Air』を購入する前に、RingConnが提供・販売しているサイジングキットを使用して、自身に最適なリングサイズを確認しておくと安心です。
▼サイジングキット
サイジングキットには6~14号(USサイズ)のダミーリングが入っています。実際に自身の指にはめてピッタリのサイズを確認しましょう。
なお、利き手ではないほうの手の人差し指、中指、薬指のいずれかで装着することが推奨されています。
▼リングの正式注文前に色合いや質感を確認しておける点も嬉しいです。
『RingConn Gen 2 Air』のパッケージ内容
サイジングキットで決定した色・サイズで注文を行うと、『RingConn Gen 2 Air』のパッケージが届けられます。
▼外箱の様子
▼内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- RingConn Gen 2 Air本体
- 充電ドック
- ユーザーマニュアル
- USB Type-Cケーブル(1m)
スマートリング本体
今回のレビューでは、10号・シルバー色を使用しています。
▼リング外観(360度)
外観仕上げは、スタンダードなPVDコーティングを採用。光沢を抑えた穏やかなトーンで、主張しすぎず、日常のどんな服装にも馴染む見た目だと感じられます。
▼装飾は最小限で、主張しすぎないシンプルなデザインです。
リング下部には、指の腹に当たる位置を示す目印が設けられています。
リング内側には、充電用の端子に加え、生体情報を読み取るための高精度センサー(光学式心拍センサー、体表温度センサー、血中酸素センサー、加速度センサー)が内蔵されています。
リング本体(US10号)の重さは、実測で約3.32gと軽量。
▼筆者の結婚指輪(右)と比べた様子。
RingConn Gen 2 Airは厚さ約2 mmの薄型設計ですが、一般的な指輪と比べると、サイズ感・厚みともに存在感があります。
充電ドック
パッケージには、指輪の充電を行うための充電ドックが付属します。
蓋付きでバッテリーも搭載する「RingConn Gen 2」の充電ケースと比べて、リングをセットして充電するのみの簡素な造りとなっています。
リングは充電ドックに磁力でカチッと収納でき、充電中は中央ランプが点灯します。
充電ドックは持ち運び用途というより、自宅に据え置いて使う想定のアクセサリーと言えるでしょう。
自然で違和感のない装着感
実際にRingConn Gen 2 Airを装着してみました。
前述した通り、本製品は利き手ではないほうの手の人差し指、中指、薬指のいずれかで装着することが推奨されています。
▼筆者は左手・人差し指に装着しました。
リング下部の印が指の腹に当たるように装着します。
リング内側には位置ズレ防止用の丸い突起が設けられており、一日中装着し続けてもセンサー位置が大きくズレてしまうことはありませんでした。
突起に加えてセンサー類も内蔵していますが、指に通した瞬間の圧迫感は非常に少なく、異物感もありません。
本体重量は実測で約3.32gと軽量なため、ずっと着けていると存在を忘れてしまうほど自然な装着感を実現できています。
指を曲げた際も、曲げづらさを感じることはありません。
キーボード入力やマウス操作などのデスクワーク中も干渉は少なく、日常作業への影響は軽微です。就寝時の装着でも違和感は出にくく、睡眠ログ用途でも継続しやすい装着感だと感じます。
一方で、一般的な結婚指輪やファッションリング等よりは幅があるため、普段まったく指輪を着けない人は、最初の数日は多少の異物感を覚える可能性はあります。ただし数日使うと慣れるレベルです。
▼着け始めの慣れないうちは、ドアノブなどを握る際にリングが "カチン" と当たってしまうことがあります。
▼結婚指輪(左)と比べると大きくて目立ちますが、一緒に装着しても見た目的には違和感はありません。
総じて、自然で違和感のない装着感を実現しており、長時間の装着に適したウェアラブルデバイスと言えます。
IP68の防水防塵仕様
RingConn Gen 2 AirはIP68等級の防水防塵仕様となっており、最大100m相当の耐水性能があります。そのため、運動時に汗が付着したり、手洗いや食器洗い、水泳時に装着していても壊れづらいです。
▼水に濡れて大丈夫なので、日ごろから安心して装着し続けられます。
公式アプリとの同期
本製品を使うためには、公式アプリのインストールが必要です。
▼公式アプリ(iOS・Android対応)
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リングを充電ドックに収納した状態でアプリを起動すると、アプリに追加できます。
あとは、リングを指に装着することで、即座にユーザーの健康状態の記録が開始されます。
なお、リングは計測中でも駆動音は皆無。熱も一切感じられないので、装着したまま生活していても違和感を覚えることはほとんどありませんでした。
▼アプリトップ画面。リングのバッテリー残量を確認することも可能。
設定画面から機能管理が可能。女性の健康管理機能なども用意されているので、本格使用の開始前に一通り目を通しておくことをおすすめします。
Appleヘルスケアとのデータ共有にも対応。
健康状態の包括的な記録が可能
RingConn Gen 2 Airを指に装着して生活しているだけで、健康状態を包括的に記録できます。
筆者も入浴時以外は、睡眠時も含めて常にリングを装着し続け、データを記録してみました。
健康状態は、睡眠・ストレスレベル・アクティビティ・バイタルサイン状態の4つのパラメーターに分かれてスコア化され、アプリ上にグラフが生成されます。
▼スコアとグラフにより、自身の健康状態(心身のバランス)を視覚的に把握することが可能。
なお各パラメーターは、おもに以下の計測データによりスコア化されます。
| パラメーター | おもな計測データ |
|---|---|
| 睡眠 | 睡眠中の心拍数、心拍変動(HRV)、体動(加速度)、血中酸素、体表温度変化 |
| ストレスレベル | 心拍数、心拍変動(HRV)、安静時心拍の変化パターン |
| アクティビティ | 3D加速度センサーによる体動、歩数、活動強度、活動時間 |
| バイタルサイン状態 | 心拍数、血中酸素(SpO₂)、体表温度トレンド、安静時指標 |
アプリトップ画面では、一日の身体活動情報を一目で把握することが可能。
そして各項目ページでは、さらに詳細なデータを確認することができます。
バイタルサイン
「バイタルサイン」では、心拍数や酸素飽和度、皮膚温度、呼吸率などのバイタル(身体)データを確認できます。
※画像クリックで拡大
身体に関する主要パラメータをまとめて確認できる点は、本機の大きな強みです。
数値はアプリ上でグラフ表示され、日中と睡眠中の変化や傾向を直感的に把握できます。単発の測定値を見るというより、日々の推移から体調の変化に気づきやすい設計で、常時装着型デバイスとして実用性は高いと感じます。
なお、表示されるデータは健康管理の参考指標という位置づけで、医療用途ではない点は理解して使うのが前提です。
アクティビティ
「アクティビティ」では、消費カロリーや歩数、運動強度など、日々の身体の活動データを確認できます。
※画像クリックで拡大
リングを着けているだけで活動量のデータが蓄積されるため、「どれだけ動いたか」を習慣的に可視化できるのは大きなメリットだと感じます。
ワークアウトの厳密な記録というより、日常生活の運動量チェックに向いており、健康管理のベース指標として使いやすい印象です。
運動計測モードも用意
なお、アプリには以下の7種類の運動計測モードが用意されています。
- アウトドアウォーキング
- アウトドアランニング
- 室内ランニング
- インドアサイクリング
- アウトドアサイクリング
- インドアローイングマシン
- 癒しのヨガ
当然、リングにはスマートウォッチのようなスクリーンが無いため、アプリから起動/停止の操作を行う必要があります。
計測パラメータも心拍数、消費カロリー、走行距離など簡易的なものに留まります。
あくまでオマケ的な機能として認識した方が良いでしょう。本格的なワークアウト計測機能を求める方は、別途スマートウォッチの併用をおすすめします。
睡眠
「睡眠」では、リングを装着したまま就寝した際に記録されたデータを確認できます。
※画像クリックで拡大
リングを着けて寝るだけで睡眠時間や睡眠ステージ、途中覚醒などを自動で記録してくれるのが便利。装着感が自然なため就寝中も気になりにくく、継続して記録しやすい点が実用的だと感じます。
毎晩のデータを並べて比較できるため、睡眠の質の傾向や生活リズムの変化に気づきやすく、日常のコンディション管理に役立つ機能です。
ちなみに筆者は肥満気味のため、呼吸傾向の目安を確認する用途で参考にしています。
ストレスレベル
「ストレスレベル」では、その名の通り自身が感じているストレスを、数値化して確認できます。
※画像クリックで拡大
心拍や心拍変動などの身体データをもとに、ストレス状態を数値化してくれるため、自分では気づきにくいストレス具合を客観的な目安として把握できるのがメリットです。
基準値との差がひと目で分かるため、日中の負担傾向や休息タイミングの目安をつかみやすい設計になっています。あくまで参考指標ではありますが、ストレス値が高くなる時間帯を確認し、その要因を振り返ることで、生活習慣の見直しにもつなげやすいでしょう。
生活習慣点数でコンディションを直感的に把握
以上のデータをまとめて評価し、スコア化された「生活習慣点数」を確認できます。
※画像クリックで拡大
日々の計測結果を総合点として把握できるため、個別の数値やグラフを確認するのが面倒だと感じる人でも、コンディションを直感的に理解しやすいのが大きな利点と言えます。自身の状態を確認したい場合、ひとまずこのスコアを確認すれば簡単に把握できます。
点数推移を追うことで、睡眠不足や活動量低下などの変化にも気づきやすく、行動改善のきっかけを作りやすいです。
あくまで目安指標ではありますが、継続利用との相性が良いパラメータとなっています。
「頭痛の前兆」など追加インサイト機能も利用可能
そしてアプリには、「頭痛の前兆」「生体情報の異常」「日焼け対策・脱水」などの追加インサイト機能も用意されています。
計測したバイタル・睡眠・活動量データをさらに分かりやすくかみ砕いて、"注意喚起" や "状態コメント" のように提示してくれるので、より身近に感じやすいです。
※画像クリックで拡大
「今日は安定」「やや注意」といった分かりやすい形で把握できるのは便利です。専門知識がなくても読み取れる設計なので、ヘルスケア系ウェアラブルに不慣れな人でも活用しやすいでしょう。
筆者は気圧性頭痛を起こしやすいため、「頭痛の前兆」パラメータを参考指標として活用しています。実際に、数値が警戒域に入ったタイミングと体調不良が重なることもあり、体調管理の目安として参考にしています。
ただし、これらはあくまでセンサーデータからの推定・参考指標であり、医療的な診断や予測を行うものではありません。早期の気づきを与えてくれる生活支援インサイト機能として評価できる機能です。
バッテリー持ちは良好
本機は最長で約10日間持続するバッテリーを備えています。
実際に筆者が10号リングを使用したところ、連続使用が5日を超えた時点でも、バッテリー残量はまだ45%ほど残っていました。
日常利用している分には、優に1週間以上は連続使用できる印象です。いちいちリングを外して充電する手間を省くことができる点は嬉しいです。
充電速度も比較的速く、約90分で満充電が完了します。入浴時などのタイミングで外して充電する運用であれば、日常生活の中でバッテリー切れに悩まされることはほぼないと思います。
『RingConn Gen 2 Air』の良かった点・悪かった点
『RingConn Gen 2 Air』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 軽量・薄型で長時間着けっぱなしでも気にならない
- 日常のファッションに馴染みやすいデザイン
- 睡眠・心拍・SpO₂・ストレス・活動量などを24時間自動トラッキング
- IP68防水防塵で、手洗い・運動・就寝時も外さず使える
- バッテリー持ちが良好(最長約10日)
- 月額サブスク不要で主要な健康管理機能を使える
- 生活習慣点数など、アプリ上のスコアが見やすく分かりやすい
悪かった点
- 一般的な指輪よりは幅・存在感がある
- 運動計測機能はオマケ程度
- 充電ドックは充電機能のみ(収納・バッテリー機能は非搭載)
よくある質問(FAQ)



総評:初めてスマートリングを試したい方におすすめ
RingConn Gen 2 Airは、毎日無理なく着け続けることを前提に設計されたスマートリングです。
薄型・軽量で装着感が自然なうえ、睡眠・ストレス・活動量・バイタルといった主要データを24時間自動で記録でき、しかもサブスクリプション不要でフル機能を使える点は大きな魅力と言えます。
上位モデルの「RingConn Gen 2」と比べると、高度な睡眠系機能や素材グレードでは一歩譲るものの、日常的な健康管理用途であれば必要十分な性能を備えています。
価格も抑えられており、「初めてスマートリングを試したい」「スマートウォッチは重くて苦手」という方には特に相性が良いモデルだと感じました。
自然な装着感・優れたバッテリー持ち・実用的な健康トラッキング機能の三拍子が揃った、完成度が高い入門スマートリングだと評価できます。
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