世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackview(ブラックビュー)から、最新タフネスタブレット『Blackview Active 12 Pro』が2025年8月18日にリリースされます。
世界初となる120インチ・200ルーメン対応1080P DLPプロジェクターを内蔵し、5G通信にも対応したタフネスタブレットです。
30,000mAhの超大容量バッテリー、108MP高精細カメラ、IP68 & IP69K防水、防塵、MIL-STD-810H準拠の耐衝撃性能など、アウトドアから日常利用まで幅広く活躍。映像視聴・撮影・作業のすべてを、これ一台でこなすハイエンドモデルです。
本製品をオススメできる人
- アウトドアやキャンプで映像を楽しみたい人
- 防水・防塵・耐衝撃性能が必須な場面で使う人
- 長時間バッテリー駆動が必要な人
- 大容量ストレージと高性能カメラを活用したい人
- 1台で仕事+エンタメを両立させたい人
今回は、本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想をレビューしていきます!
▼ショート動画を投稿しました!使用感はコチラでも確認いただけます。
Blackview Active 12 Proのスペック情報
Blackview Active 12 Proのスペック構成は以下の通りです。
【AliExpress割引キャンペーン】
- 12GB+256GBモデル:66,323.99円
- 16GB+1TBモデル:72,249.59円
- 9,300円OFFプロモーションコード:JPAE60
- 商品リンク:https://s.click.aliexpress.com/e/_onKPpus
- 早割セール期間:2025年8月18日(月) ~ 8月27日(水)
| ブランド | Blackview |
| モデル名 | Blackview Active 12 Pro |
| カラー | ブラック |
| ディスプレイ | 11インチ IPS (コーニング® ゴリラ® ガラス 5) |
| 解像度 | 1920×1200 |
| リフレッシュレート | 最大90Hz |
| Widevine | L1 |
| プロジェクター性能 | 最大投影サイズ:120インチ 明るさ:200ルーメン ネイティブ解像度:1920×1080(FHD) リフレッシュレート:60Hz |
| OS | DokeOS_P 4.2 (Android 15ベース) |
| CPU (SoC) | MediaTek Dimensity 7300 オクタコアプロセッサー |
| RAM | 12GB/16GB LPDDR5 ※最大24GB/32GBの仮想RAM拡張サポート |
| ストレージ | 256GB/1TB UFS3.1 |
| マイクロSDカード | 最大2TBのTF拡張サポート |
| SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
| カメラ | フロント:50MP リア:108MP |
| スピーカー | デュアルボックススピーカー内蔵 |
| 防水性能 | IP68 & IP69K |
| 耐衝撃性能 | MIL-STD-810H |
| PCモード | 対応 |
| バッテリー容量 | 30,000mAh (120W急速充電サポート、10W逆充電サポート) |
| 対応通信規格 | 2.4G/5GHzデュアルバンドWi-Fi, Bluetooth 5.4, 4G/5G, NFC |
| 対応バンド | 5G Band: N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79 4G Band-LTE spec : B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/30/66+B34/38/39/40/41 3G Band : B1/2/4/5/6/8/19 ( RXD)+BC0/BC1/BC10( RXD) 2G Band: B2/B3/B5/B8 |
| 位置測位 | GPS, GLONASS, Galileo, Beidou (L1+L5) |
| 本体サイズ | 267.7×179×28.3mm |
| 本体重量 | 1,522g |
優れた耐久性と防水性、そして処理性能を兼ね備えており、アウトドアな場面から日常利用まで、幅広いシーンに適したモデルとなっています。
Blackview Active 12 Proの外箱&付属品一式
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- Blackview Active 12 Pro本体
- ユーザーマニュアル
- タッチペン
- 電源アダプタ
- ドライバー
- ネジ×4本
- USB Type-Cケーブル
- スタンド
- Type-A to C アダプタ
タブレットスタンドが付属しており、付属のドライバー&ネジを使ってタブレット背面に固定装着できます。
また、タッチペンも付属。タブレットへ直感的に文字や絵を描くことができます。
ペンの書き心地は良好。タブレット上へスラスラと文字や絵を描くことができ、実用性は高いです。
▼ペンで描く様子
外観&インターフェース構成
Blackview Active 12 Proの外観について見ていきます。
▼正面中央には50MPフロントカメラが内蔵。
▼背面の様子。
▼背面には108MPリアカメラが搭載。
▼スタンドを取り付けるためのネジ穴が用意。
また、筐体背面には400ルーメンの高輝度デュアルLEDライトを内蔵。キャンプやバーベキューなどのアウトドア・アクティビティの際には、周囲を照らすことができます。
SOSやストロボモードも搭載しており、遭難などの緊急時にも重宝するでしょう。
本体重量は実測で約1,532g (スタンド含まず)。タブレットの中でもかなりの重量級で、ズッシリ感があります。
実際に手で持つと、結構な重さを感じると同時に、ちょっとやそっとの衝撃では壊れなさそうな頑丈さ・堅牢さが伝わってきます。
MIL-STD-810H等級の耐衝撃規格に対応しており、最大12mからの落下にも耐えうる頑丈さを誇ります。
厚み約2.8cm・重量1.53kgは、一般的な11インチタブレット(7mm前後・500g台)と比べて約3倍の重量感があります。
バックパックには入りますが、長時間の持ち運びでは肩や腕に負担を感じやすいので、アウトドアや現場利用に絞った方が扱いやすいです。
▼iPad Air (第2世代)と並べた様子。Blackview Active 12 Proの厚みが強調されます。
続いて、インターフェース構成について見ていきます。
上部には電源ボタン、Type-Cポート、カードスロット、スピーカー穴が用意。
電源ボタンは指紋認証に対応。登録した指で触れるだけで即座にロック解除/認証が可能です。
▼指紋認証の様子
Type-Cポートおよびカードスロットはゴム製キャップで保護されており、水滴や砂塵等の侵入を防ぎます。
付属のピンでスロットを取り出し、デュアルnanoSIMカード、もしくは最大2TBのTFカードを挿入できます。
下部にもスピーカー穴が用意されています。
右側面には特に何もありません。
そして左側面には、音量調節ボタン、スマートキー、距離センサー、プロジェクターレンズ、排熱口が用意。
スマートキーには好みの機能を割り当てることが可能。
そして専用アプリを利用することで、タブレットの映像をレンズから投影し、プロジェクターとしても使用できるようになります。
このように、タフネスタブレットの中でもかなり充実したインターフェースを備えたモデルとなっています。
スタンドの取り付けが可能
パッケージに付属するスタンドはタブレット背面に装着できます。
付属するドライバー&ネジを使って、スタンドを固定。
スタンドの強度は優れており、強めの力を入れないと動かないため、タブレットを安定して設置できます。
また、スタンドは180度の可動域を備えているため、上部まで折り曲げることで、持ち運び用の取っ手としても機能します。
IP68/IP69K等級の高度な防水防塵仕様
本製品はIP68/IP69K等級の高度な防水仕様となっており、水没にも耐えることができます。
もちろん、シャワーを直接浴びせても壊れることはありませんでした。
前述したようにカードスロットやType-Cポートはゴムキャップで堅牢に保護されているため、水気のが基盤内部に侵入することはありませんでした。
MIL-STD-810Hの耐衝撃仕様も併せて、本製品はアウトドアでの使用に特化しています。
AnTuTuベンチマークテスト結果
Blackview Active 12 Proについて、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみました。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
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Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2025年時点)
2024年12月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark ...
続きを見る
結果として、約71.3万点のスコアを記録しました。
| 性能区分 | 総合スコア | 性能の目安 | |
|---|---|---|---|
| スマホ | タブレット | ||
| エントリー | 30万点~50万点 | 20万点~40万点 | 基本的な操作や軽量アプリの使用に適している |
| ミッドレンジ | 50万点~80万点 | 40万点~70万点 | 普段使いの操作、一般的なアプリ、軽めのゲームに快適に対応 |
| 上位ミッドレンジ | 80万点~120万点 | 70万点~100万点 | 重めのアプリや3Dゲームもある程度快適に動作 |
| ハイエンド | 120万点~150万点 | 100万点~120万点 | 高負荷な作業(動画編集、最新3Dゲーム)にも対応でき、スムーズなマルチタスクが可能 |
| フラッグシップ | 150万点~170万点 | 120万点~140万点 | 最先端の性能を備え、最新ゲームやAI処理、マルチメディア作業に最適 |
| ウルトラハイエンド | 170万点~ | 140万点~ | ゲーミング専用機並みの性能。最大限のパフォーマンスが必要なコンテンツや今後リリースされる最新アプリケーションに対応可能 |
スコア的には上位ミッドレンジに位置します。ウェブサイト閲覧や動画視聴などの一般的なタブレット用途はもちろん、軽めのゲーミングもスムーズにこなせる性能を備えています。
Blackviewのタブレットシリーズの中でも、かなり高いスコア結果となりました。
一般的なタブレット作業において、性能不足を感じることはほとんどないでしょう。
▼これまでにレビューしたスマホ&タブレットのベンチマークスコア一覧はこちら
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2025/11/19:ベンチマーク表に「Blackview ZENO 10」を追加しました。 2025/11/06:ベンチマーク表に「REDMI K90 Pro Max」を追加しました。 2 ...
続きを見る
基本パフォーマンス&明るさ検証
ウェブサイト閲覧や動画視聴、各種アプリなどを起動して、Blackview Active 12 Proの実機パフォーマンスを検証してみました。
まず、ウェブブラウジングはいたって快適であり、画像多めのサイトからスクリプトを多用したサイトまでスムーズに閲覧できました。
11インチ・1920×1200解像度のディスプレイでは、細かな文字まで鮮明に描画されるので見やすいです。
最高90Hzリフレッシュレートをサポートしていることもあり、画像スクロール操作もスムーズ。操作中にストレスを感じません
また、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴した場合も、最高画質設定でスムーズかつ安定した動画再生が可能でした。
IPSスクリーンの発色は良好。色合いにも深みがあり、アニメから実写映画まで、臨場感のある映像を楽しめます。
WidevineはL1をサポートしており、ネットフリックス等において高画質設定での視聴が可能。
そのほか、一般的な作業用・娯楽用アプリを多数試してみましたが、いずれの動作も快適で支障なく利用できました。よほど負荷のかかる用途で使用しない限り、性能不足でストレスを感じる場面はないでしょう。
なお、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高576nitの明るさを得ました。
▼明るさ最大の状態で、真っ白なページの中央を測定。
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。
| 明るさ (nits) | 実際の見え方・使用シーン |
|---|---|
| 0~150 nits | 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。 |
| 150~300 nits | 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。 |
| 300~500 nits | 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。 |
| 500~700 nits | 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。 |
| 700~1000 nits | 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。 |
| 1000~1500 nits | 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。 |
| 1500~2000 nits | 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。 |
| 2000~3000 nits | 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。 |
| 3000 nits以上 | 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。 |
実測で最高576nitは、一般的な屋外向けスマホ(600〜800nit)と比べるとやや低めです。
直射日光下では白背景のコントラストが落ち、細かい文字は読みづらくなりますが、曇天や日陰では十分に視認できます。屋外利用を多く想定するなら、日除けや反射防止フィルムとの併用がおすすめです。
プロジェクター機能の使用感と投影品質
Blackview Active 12 Proの目玉機能である「プロジェクター機能」を試してみました。
プロジェクターの起動方法
アプリ一覧から「プロジェクター」を選択。
するとプロジェクター操作画面が表示されるので、スイッチボタンをタップするとプロジェクターが起動し、投影が開始されます。
内蔵の200ルーメンの高輝度DLPプロジェクターは、最大120インチの投影をサポートしています。
今回は真っ白な壁面から2メートルほど離して設置し、80インチ程度の投影サイズで利用してみました。
タブレット上で表示している映像がそのまま投影されるため、普段視聴しているコンテンツを大画面で楽しめます。一般的なテレビ以上のサイズで上映される映像は迫力抜群!
輝度は200ルーメンと決して高くないため、投影時は部屋を暗くする必要があります。暗くした環境では、エントリークラスのプロジェクターに匹敵する画質が得られ、タブレット内蔵とは思えないほどクリアな映像を楽しめます。
▼ウェブサイトも大画面で閲覧可能。発表会やプレゼンの場などで、資料を多人数に見てもらう用途にも活用できるでしょう。
実際の投影映像と使用感
実際にプロジェクター映像を投影している様子をいくつか紹介していきます。
▼投影映像①
▼投影映像②
また、ゲームアプリの映像をプロジェクターで投影しながら、Bluetoothコントローラー(Backbone Pro)を接続して遊んでみました。
▼投影映像③
▼投影映像④
様々なコンテンツを投影してみましたが、発色はやや控えめな印象です。
細部をじっくり見ると若干の粗さは感じられますが、タブレット内蔵プロジェクターとしては十分に迫力のある映像を楽しめました。
最大120インチまで拡大できますが、100インチを超えると画素の輪郭が目立ち、暗部の階調もやや潰れ気味になります。
実際に80〜100インチで視聴した際は、ドット感がほぼ気にならず、発色も比較的鮮明だったため、この範囲が画質と迫力のバランスが最も良好と感じました。
なお、使用中は排熱用ファンの回転音が聞こえ、静かな環境ではやや気になる場面もありました。映像や音楽の音量を上げれば大きく目立つほどではありませんが、プロジェクターの近くにいない方が映像に集中できます。
総じて、タブレット内蔵プロジェクターとしては十分に実用的な品質と言えます。
屋内はもちろん、キャンプなどの屋外でも大画面映像を投影し、みんなで楽しむといった活用も可能です。
焦点・キーストーン自動補正
なお、プロジェクターは焦点自動補正・キーストーン自動補正に対応しており、設置場所を変更しても自動的に映像を調整してくれます。
もちろん、手動調整にも対応。
正直なところ、キーストーン自動補正の精度はあまり高くないため、最終的には自身で調整することをオススメします。
PCモードで作業効率アップ
Blackview Active 12 Proは、外出先やデスク環境でもノートPCライクな操作感を実現できるPCモードを搭載しています。
このモードに切り替えると、Androidタブレット特有の全画面表示から、デスクトップOS風のマルチウィンドウ表示へと変化。複数アプリを同時に並べて開いたり、ウィンドウサイズを自由に調整したりと、マルチタスクが格段に快適になります。
Bluetoothキーボードやマウスを接続すれば、文章作成や表計算などの事務作業もスムーズにこなせます。
「外出先でもちょっとした作業を行いたい」という場合には、非常に役立つ機能です!
スピーカー音質
いくつかの楽曲を再生してみて、内蔵されているデュアルボックススピーカーの音質を検証しました。
▼音質確認の様子
この手のタフネスモデルは、防水性能を確保するためスピーカー穴の密閉性が高く、その影響で音がくぐもって聴こえることがあります。
しかし『Blackview Active 12 Pro』の場合は比較的クリアで、中〜高音域はくっきりしており、ボーカルや効果音が前に出ます。一方で低音は50〜80Hz付近が弱く、重低音の迫力は少なめ。
映画や音楽の臨場感は中高音重視のバランスで、低音重視のBluetoothスピーカーと組み合わせるとさらに楽しめます。
また、音圧は強めなので、プロジェクター使用時でも迫力のあるサウンド体験が可能です。
スマートキーの活用
Blackview Active 12 Proの左側面に用意されたオレンジ色の「スマートキー」には、設定から好みの機能を割り当てることができます。
▼スマートキーの設定画面。1回押し、2回押し、長押し時の各パターンに別々の機能を割り当てることが可能。
▼好みの本体機能やアプリを割り当て可能。用途に応じてカスタマイズすることで、タブレットの利便性を底上げできます。
400ルーメンLEDキャンプライト
Blackview Active 12 Proの背面には、400ルーメンのデュアルLEDライト(キャンプライト)が内蔵されています。
アプリからキャンプライトを選択するか、前述したスマートキーに点灯機能を割り当てることで、キャンプライト起動できます。
400ルーメンの明るさはかなり強く、真っ暗な空間を隅々まで明るく照らし出せます。
キャンプなどのアウトドアな場面で足元灯として利用したり、停電時の非常灯としても重宝します。
なお、SOSやストロボモードも搭載しており、遭難などの緊急時にも役立ちます。
グローブモード
Blackview Active 12 Proはグローブモードに対応しており、手袋を装着した状態でも画面のタッチ操作を行うことができます。
実際に手袋を装着した状態で画面をタッチ操作してみましたが、素手の場合と同程度の精度で操作が認識されました。
▼グローブモード使用中の様子
スマホ操作のためにいちいち手袋を外す必要が無いため、アウトドアアクティビティの際には非常に便利な機能です。
フロント・リアカメラ性能の検証
また、本機に搭載されているカメラの性能も検証しました。
まずはフロント(前面)カメラについて。
▼実際にフロントカメラで撮影した写真。
50MPフロントカメラに関して、画質は十分に良好であり、ヒトの輪郭から表情までクリアに映し出すことができていました。
発色も自然。ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質です。
▼(参考)フロントカメラで録画した映像
続いてリア(背面)カメラについて。
▼実際にリアカメラで撮影した写真。
▼屋外撮影(1倍)
▼屋外撮影(2倍)
▼屋外撮影(4倍)
▼屋外撮影(8倍)
さすがは108MPカメラを搭載していることもあり、フロントカメラ以上に鮮明で美しい写真を撮影できました。発色も良く、肉眼で見た場合に近い色合いを実現できています。
さすがに8倍(最大)ズームの場合は画像が荒くなってしまいますが、4倍程度までのズームであれば、十分にクリアな輪郭の遠景を撮影可能です。
▼(参考)リアカメラで録画した動画
屋外で記念撮影したり、気になった被写体を撮影したい場合にも、十分対応できるカメラ性能となっています。
ゲーミング性能の検証
Blackview Active 12 Proでゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。
PUBG
まずは『PUBG』の場合について。
まずグラフィッククオリティに関しては『HDR』まで選択できました。
実際に試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。
▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画されます。
激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などは一切生じません。
▼11インチの画面は十分に大きく、迫力のあるゲームプレイを楽しめます。
▼PUBGプレイの様子
PUBGでは動作に支障はまったく無く、快適なプレイが可能でした。
マインクラフト
続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。
ワールドを作成して実際にプレイしてみましたが、スムーズかつ快適に操作できました。
▼大規模チャンク読み込み時にも処理の重さを感じません。
処理の重いバイオームを移動する際にも、フレームレート低下やカクつきなどは一切感じられず、終始スムーズなゲームプレイが可能です。
▼マインクラフトプレイの様子
以上の通り、『PUBG』や『マインクラフト』レベルのゲームアプリであれば、問題なく快適に遊べることが確認できました。
原神
最後に激重ゲームとして知られる原神について。
非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では画質設定さえ調整すれば十分スムーズにプレイできました!
▼画質設定はデフォルト状態で "最低" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態。
▼画質設定を "中" に上げると負荷が高まりますが、ゲームプレイ自体はスムーズに楽しめます。
Blackview Active 12 Proでは、中画質設定で体感的に30fps前後を維持でき、屋外フィールド移動時もカクつきはほぼありませんでした。
高画質に上げると描画負荷でfpsが20以下まで落ちるため、エフェクトが多い戦闘では動きが重く感じます。快適さ優先なら中画質固定がベストです。
▼中画質設定でも、十分に綺麗な映像でゲームを楽しめます。
中画質設定であれば、フレームレート低下やカクつきなどはほとんど生じませんでした。
▼原神プレイの様子
このように、原神のようなヘビー級のゲームアプリでも、設定次第では快適に遊べることが確認できました。
アウトドアな場面での活躍だけでなく、自宅でたまにゲームアプリを楽しみたい場合にも活用できるスペックを備えています!
バッテリー駆動時間と充電機能
本製品は30,000mAhの超大容量バッテリーを内蔵しており、普通に使用する分には、丸5~6日間は充電なしで利用し続けることが可能でした。
設定からバッテリーセーバーを起動すれば、より長時間の利用が可能。いちいち充電する手間を省くことができるため、アウトドアな場面に持参する用途に適していると言えます。
120W急速充電をサポートしており、わずかな時間であっという間にバッテリー残量を回復できる点も実用的。
さらに本製品は、10Wの有線逆充電(リバースチャージ)もサポートしており、モバイルバッテリー代わりとして、他のモバイルデバイスに電力を供給することも可能です。
まさに、アウトドア利用に特化した一台と言えます!
まとめ:『Blackview Active 12 Pro』の良かった点・悪かった点
今回紹介した『Blackview Active 12 Pro』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- IP68 & IP69Kの防水・防塵、MIL-STD-810H準拠の耐衝撃性能
- プロジェクター内蔵で大画面投影が可能
- 108MPリアカメラ&50MPフロントカメラ搭載
- AnTuTu約71.3万点の優れた性能
- ゲームアプリもスムーズにプレイ可能
- 400ルーメンのデュアルLEDライト内蔵
- 便利なスマートキー
- スタンド付属で安定設置、持ち運び用ハンドルとしても利用可能
- 30,000mAhの超大容量バッテリー
- 20W急速充電&10W逆充電対応
悪かった点
- 本体重量約1.53kg、厚み約2.8cmと大型・重量級で携行性にやや支障
- プロジェクター輝度がそこまで高くないため、暗所での使用を推奨
- プロジェクター使用時に排熱ファンの回転音が目立つ
総評
以上の通りBlackview Active 12 Proは、プロジェクター・大容量バッテリー・高耐久ボディという3つの強みを一台に凝縮した、非常にユニークなタフネスタブレットとなっています。
5〜6日間駆動可能な30,000mAhバッテリーや、120インチ投影対応の内蔵プロジェクター、高輝度LEDライト、防水・防塵・耐衝撃性能など、アウトドアや過酷な現場で役立つ装備が揃っています。
基礎スペックが優れているため日常的な用途でも性能不足を感じさせず、映像視聴やオンライン会議、ゲーム、資料作成など幅広いシーンで快適に利用可能。PCモードやスマートキーのカスタマイズ性に関しても、外で作業する機会が多い人にとって大きな魅力となるでしょう。
携帯性は犠牲になっているものの、その分「一台で何でもこなせる安心感」は抜群です。
屋内外を問わず、多彩なシーンで活躍できるオールインワンタブレットを求めている方に、強くおすすめできる一台です。
【AliExpress割引キャンペーン】
- 12GB+256GBモデル:66,323.99円
- 16GB+1TBモデル:72,249.59円
- 9,300円OFFプロモーションコード:JPAE60
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