これまでに数多くのモバイルバッテリーをリリースしてきたSHARGEから、世界初のRGB冷却ファンを搭載したモバイルバッテリー『SHARGE ICEMAG 2』が登場しました。
通常価格は税込9,599円となっています。
充電中に美しく光るファンが効率的に放熱し、視覚的にも楽しめる製品です。
コンパクトながらマグネット式でスムーズに着脱でき、折りたたみ式のスタンドを搭載。動画視聴やデスクワーク中でも、角度を調整しながら快適に充電可能。
10,000mAhの大容量バッテリーを備えており、最大15W(Qi2対応)のワイヤレス充電、および最大30Wの有線充電に対応。通勤・出張・アウトドア・ゲーム・撮影などあらゆるシーンで使える一台となっています。
こんな方におすすめ!
- iPhoneをマグネット装着で快適にワイヤレス充電したい方
- 動画視聴やゲーム中でも充電しながら快適に使いたい方
- デザイン性と実用性を両立したモバイルバッテリーを求める方
今回、メーカーから本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『SHARGE ICEMAG 2』のスペック・仕様表
| 項目 | 内容 |
| 製品名 | ICEMAG 2 |
| カラー | ホワイト |
| 入出力ポート | USB-C, ワイヤレス |
| プロトコル | QC3.0, PD2.0, PD3.0, Apple5V/2.4A, BC1.2, AFC, FCP, PPS, SCP |
| 入力 | USB-C有線:5V⎓3A, 9V⎓3A, 12V⎓2.5A, 15V⎓2A, 20V⎓1.5A (30W Max) |
| 出力 | USB-C有線:5V⎓3A, 9V⎓3A, 12V⎓2.5A, 15V⎓2A, 20V⎓1.5A (30W Max) ワイヤレス:5W, 7.5W, 15W |
| バッテリー | 10,000mAh/3.6V/36Wh |
| 本体サイズ | 108×70.5×19.7mm |
| 本体重量 | 公称値:約220g 実測値:約220g |
| 認証 | PSE・Qi2 |
※参照元:SHARGE公式サイト(ICEMAG 2製品ページ)
『SHARGE ICEMAG 2』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- SHARGE ICEMAG 2本体
- ユーザーマニュアル
- USB Type-Cケーブル
SHARGE ICEMAG 2の筐体サイズは108×70.5×19.7mmであり、モバイルバッテリーとしては一般的なサイズ感。手触りはツルツルしており、指紋や皮脂などは目立ちづらいです。
本体重量は約220g。冷却ファンや構造を含めた設計ゆえ、薄型のモバイルバッテリーと比べるとやや厚み・重さはあります。
本体の一部は透明(スケルトン)仕様となっており、内部の基板や冷却ファン構造が見えるようになっています。これによりメカニカル感が強調されたデザインが印象的です。
▼LEDインジケーターが搭載。点灯数でバッテリー残量を把握できます。
| 点灯の様子 | バッテリー残量 |
| 4つ点灯 | 75~100% |
| 3つ点灯 | 50〜75% |
| 2つ点灯 | 25〜50% |
| 1つ点灯 | 0〜25% |
| すべて消灯 | 0% |
裏面にはワイヤレス充電ポートが用意。マグネットも内蔵しており、iPhoneなどMagSafe対応スマホの裏面に磁力でピタッと吸着できます。
上部には製品名が印字。
下部には電源ボタン、入出力用のType-Cポートが用意。
▼両側面の様子
本体には折りたたみ式スタンドを備えており、背面を開いてスマホを立てかけられるようになっています。
このように、ホワイトを基調とした清潔感のあるカラーと、内部が透けるスケルトン要素の組み合わせで、高級感と遊び心を両立したデザインとなっています。
SHARGE ICEMAG 2 で充電してみた感想
実際にSHARGE ICEMAG 2を使って、スマホやカメラなどを充電してみました。
iPhone 16 Pro 本体(MagSafe対応ケース付き)をモバイルバッテリー背面のマグネット面にそっと近づけると、カチッと磁力でしっかり固定されます。
吸着力は強力で、充電中に自重でモバイルバッテリーが外れてしまったり、落ちてしまうことはありませんでした。
▼ICEMAG 2はやや厚みがあり、装着中にかさばってしまう点がネック。
そのままスタンドを展開して設置すれば、スマホ視聴に最適な角度で充電を続けられます。
折りたたみ式スタンドのトルクは強めで、スマホの重さで角度が勝手に開いてしまうことはなく、好みの角度を保ったまま設置できます。
RGB発光ファンが点灯&回転
充電が開始されると、ICEMAG 2のRGB発光ファンが点灯し、回転し始めます。
▼発光ファンを透明ボディ越しに見ることができ、視覚的にも楽しめ、SFガジェット感があります。
ファンの回転音は完全に無音ではなく、静かな室内だと「サーッ」という軽い風切り音が聞こえてきます。ただし大きな騒音というほどではなく、日常用途では気になるほどではありません。
▼ファン回転の様子
バッテリー発熱は抑えられている
充電が進むにつれてICEMAG 2は少しずつ熱くなり始めるものの、ファンと放熱構造のおかげで、一般的なモバイルバッテリーと比べて発熱はかなり抑えられている印象です。
長時間(例:動画視聴しながら 1〜2時間以上)充電し続けると、発熱は少し強くなることもありますが、バッテリー本体やスマホ側が過剰に熱くなってしまうこともなく、安定感があります。
素早い充電速度
ICEMAG 2のワイヤレス充電は最大15Wの出力をサポートしています。実際にiPhone 16 Pro を装着して充電してみたところ、Qi2対応の恩恵で従来Qiよりもスピーディに充電が進む印象を受けました。
バッテリー残量20%のiPhone 16 Proを充電したところ、約30分で50%程度まで回復できました。
一方、本機のType-Cポートを利用した有線充電は最大30Wの出力をサポートしており、ワイヤレスよりも高速充電が可能です。
普段はワイヤレスでスマートに、必要なときは有線でスピーディにと使い分けできるのが大きな強みと言えます。
最大30W入力でスピーディに充電
ICEMAG 2は、USB-Cポートから最大30W入力に対応しており、本機(10,000mAh)の充電自体も高速に行える設計になっています。
実際にバッテリー残量0%状態から充電を開始したところ、約2時間でフル充電を完了できました。
一般的な10,000mAhクラスのモバイルバッテリーはフル充電に3〜4時間程度かかるモデルが多いため、本機はかなり速い部類に入ります。
「いざという時にモバイルバッテリーが空っぽ」という事態を防ぎやすく、普段使いから旅行・出張まで頼りになる安心感があります。
『SHARGE ICEMAG 2』の良かった点・悪かった点
『SHARGE ICEMAG 2』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- RGB冷却ファン搭載で、放熱性能とデザイン性を両立
- マグネット式ワイヤレス充電(Qi2対応・最大15W)/ 有線充電の両方に対応
- 10,000mAh大容量でiPhoneなどを約1〜1.5回フル充電可能
- 折りたたみ式スタンドを搭載
- 最大30W入力で本体もスピーディに充電可能
悪かった点
- 本体にやや厚みと重さ(約220g)がある
- ファンの回転音が静かな室内では多少気になる
よくある質問(FAQ)



総評:冷却ファンとRGBライトを搭載した新しいスタイルのモバイルバッテリー
『SHARGE ICEMAG 2』は、冷却ファンとRGBライトを搭載した新しいスタイルのモバイルバッテリーです。
Qi2対応による15Wのワイヤレス高速充電と、USB-C最大30Wの有線充電を両立し、普段使いから出張・旅行・ゲーミング環境まで幅広いシーンで活躍します。
10,000mAhの大容量で最新スマホを満充電するには十分。さらに折りたたみ式スタンドやスケルトンデザインなど、実用性とデザイン性の両方を求めるユーザーには最適です。
一方で、厚みや重量、ファン音、RGB発光の好みといった部分では、人によって評価が分かれるかもしれません。しかし、筆者のようなガジェット好きの心をくすぐる、所有欲を満たす一台となっています。
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