部屋の隅に設置されているMOVA P50 Ultra
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ガジェットレビュー ロボット掃除機

MOVA P50 Ultra 実機レビュー!19,000Pa吸引&温水モップ自動洗浄で掃除を完全自動化するロボット掃除機

2025-10-01

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

ロボット掃除機を数多く手掛けるスマート家電ブランドのMOVAから、最新のハイエンドロボット掃除機『MOVA P50 Ultra』が登場しました。

通常価格は税込159,800円ですが、不定期開催のキャンペーンでは10万円未満での購入が可能です。

最大19,000Paの圧倒的な吸引力に加え、加圧式デュアル回転モップを備え、床の種類や湿度に応じて水量を細かく調整しながら徹底的に掃除します。

さらに、モップはカーペットを自動認識してリフトアップするため、濡れの心配も不要。ベースステーションでは最大75日分のゴミを自動収集できるほか、75℃の温水でのモップ洗浄と45℃の温風乾燥まで行い、ロボット掃除機を常に清潔な状態で維持できます。

アプリを通じて掃除スケジュール設定や水量調整、外出先からの遠隔操作まで可能。掃除の完全自動化を実現する一台となっています。

こんな方におすすめ!

  • 掃除を完全に自動化したい方
  • 強力な吸引掃除・水拭き能力を求めている方
  • ロボット掃除機を常に清潔な状態に保ちたい方

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。

▼ショート動画を投稿しました。使用感はコチラでも確認いただけます。

『MOVA P50 Ultra』のスペック・仕様表

MOVA P50 Ultra

項目 MOVA P50 Ultra
吸引力 最大 19,000Pa
ナビゲーション デュアルラインLDSレーザー + 3D構造光センサー + AIマッピング
障害物回避 あり
サイズ(ロボット) 35×35×10.38cm
サイズ(ベース) 42×45.8×47cm
ダストバッグ容量 3.2L(最大75日分)
給水タンク 4.0L 清水タンク / 3.5L 汚水タンク
モップ機能 デュアル回転モップ / 伸縮・リフトアップ(10.5mm)
モップ洗浄・乾燥 75℃温水洗浄 + 自動洗浄板2.0 + 温風乾燥
ブラシ 通常メインブラシ
サイドブラシ 伸縮式
自動給水 対応
自動ゴミ収集 対応
Wi-Fi / アプリ 2.4GHz Wi-Fi / スマホアプリ対応
音声アシスタント Google Assistant / Amazon Alexa / Siri
保証 2年公式保証(国・販売店により最大3年の場合あり)

※参照元:MOVA公式サイト(P50 Ultra製品ページ)

『MOVA P50 Ultra』のパッケージ内容

▼外箱の様子

MOVA P50 Ultraの外箱

MOVA P50 Ultraの箱を開けた

MOVA P50 Ultraのロボット掃除機本体が箱に収まっている

▼内容物をすべて取り出した様子

MOVA P50 Ultraのパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • ロボット掃除機本体
  • ベースステーション
  • 電源コード
  • ベースステーションスロープ
  • ユーザーマニュアル
  • モップパッド×2
  • モップパッドホルダー×2
  • 紙パック
  • ウォッシュボードフィルター

ロボット本体

ロボット本体は35×35×10.38cmの円形デザイン。

MOVA P50 Ultraのロボット本体(上部アングル)

厚みは10.38cmであり、最近のロボット掃除機としては一般的な薄さ。ベッドなど家具の下に入り込んで隅々まで掃除できます。

MOVA P50 Ultraのロボット本体(前方アングル)

前方上部にはLDSセンサーに加えて、スポット清掃ボタン、電源/クリーニングボタン、ベース帰還ボタンが用意。

スポット清掃ボタン、電源/クリーニングボタン、ベース帰還ボタン

前方には3D構造光センサーが内蔵。

3Dラインレーザーセンサー

側面には衝突防止センサーが内蔵。家具との衝突を避けつつスイスイと走行できます。

側面の衝突防止センサー

後部には充電端子給水口が用意。

充電端子と給水口

ロボット上部のフタを開けると、ダストボックスが収まっています。

ロボット上部のフタを開けた様子

▼ダストボックス本体

ダストボックスを手に持っている

ダストボックスはフィルターなど各パーツをバラバラに取り外して、簡単に掃除できます。

ダストボックスからフィルターを取り外した

▼底部の様子。中央にはゴミを吸引するメインホールが空いています。

MOVA P50 Ultraのロボットの底部の様子

大きな車輪が備わっており、多少の段差はラクラク乗り越えます。

MOVA P50 Ultraのロボットの車輪

中央のカバープレートを外すことで、メインブラシを取り外せます。

MOVA P50 Ultraのロボット底部の吸引口のカバーを取り外した

ゴム製のメインブラシは髪の毛などが絡まりにくく、メンテナンスもしやすいので個人的にはかなり好きです。

MOVA P50 Ultraのロボット底部のメインブラシを取り外した

このように、ロボット本体は直感的に扱える造りとなっています。これまでにロボット掃除機を一度でも利用したことがあれば、支障なく扱えるでしょう。

ベースステーション

本製品にはベースステーションが付属しており、ロボット掃除機が集めたゴミを溜めておいたり、モップパッドの洗浄・乾燥まで全自動で行ってもらうことができます。

MOVA P50 Ultraのベースステーション

ステーションのサイズは42×45.8×47cm。縦長タイプであり、設置スペースを最小限に抑えることができます。

前面MOVA P50 Ultraの外観(前部)
後部MOVA P50 Ultraの外観(後部)
左側面MOVA P50 Ultraの外観(左側面)
右側面MOVA P50 Ultraの外観(右側面)

上部のフタを開けると、清水タンク(右)汚水タンク(左)が収まっています。

ステーションに収まっている清水タンク(右)・汚水タンク(左)

清水タンクの容量は4.0L、汚水タンクは3.5Lと大容量。広範囲の水拭き掃除に十分な量の水を溜めておくことができます。ただ、初見時にはどちらが清水/汚水タンクなのか分かりづらかったので、個人的には表記がほしかったところです。

ステーション前面中央のフタをカパッと外すと、ダストバッグが収まっています。

ステーション前面のフタを外した様子

ダストバッグは3.2Lの大容量で、最大75日分のゴミを溜めておくことが可能。ゴミ捨ての手間を減らすことができ、ダストバッグをそのまま捨てればいいので、手が汚れることもありません。

ステーションからダストバッグを外した様子

ステーション下部にはウォッシュボードやフィルターが備わっており、ロボット底部のモップパッドを水洗いしたり、乾燥させることができます。

ステーション下部のウォッシュボード

ステーション本体はスタイリッシュかつ無駄のないデザインであり、部屋の隅に設置しても違和感を感じづらく、自然に溶け込みます。艶のある白色の筐体のため、指紋や皮脂、ホコリなどの汚れが目立ちづらい点もGOOD。

『MOVA P50 Ultra』使用開始までの手順

『MOVA P50 Ultra』の使用を開始するまでの手順は、いたって簡単です。

①:ベースステーションの設置

まず最初にベースステーションを、自宅内の好きな場所へ設置します。

▼ステーションの四方に若干の隙間を空けておきましょう。

部屋の隅に設置したベースステーション

部屋の隅に設置したベースステーション(真上アングル)

そしてステーション下部にスロープを取り付けます。

ベースステーション(真上アングル)にスロープを取り付けた

ステーション設置が完了したら、電源コードをコンセントに接続します。

②:ロボット本体のセッティング

続いて、ロボット本体の底部にモップパッドを取り付けます。

ロボット本体の底部にモップパッドを取り付けた状態

そしてロボットをステーションに設置することで、電源がオンになります。

ロボットをステーションに設置した状態

③:スマホアプリとの連携

最後に、スマホに専用アプリをインストールし、MOVA P50 Ultraとの接続(ペアリング)を行います。

▼専用の無料アプリ(iOS・Android対応)

MOVAhome

MOVAhome
開発元:Spacewalker Technology (Suzhou) Co., Ltd
無料
posted withアプリーチ

インストール後、ロボット掃除機上部のフタを開け、中のQRコードをアプリで読み取ってペアリングスタート。

あとは画面の指示に従い、インターネット接続を含む初期設定を完了することで、ロボット掃除機が利用可能状態となります。なお、本製品を利用するためには2.4GHz帯のWi-Fi環境が必要です。5GHz帯には対応していないので注意してください。

▼アプリトップ画面

アプリトップ画面

以上で、ロボット&ベースステーションの使用準備は完了。

数少ない手順で初期セットアップを完了できました。特に難しい操作も要求されないので、初めてロボット掃除機に触れる方でも問題なく使用を開始できるでしょう。

なお、Wi-Fi接続が維持されていれば、外出先の4G・5G回線からでも、スマホアプリ上で掃除の指示を出すことができます。

掃除が完了したり、何らかの不具合が発生した場合には、スマホに通知が入ります。

スマホ画面上の通知

自宅マッピングを実行

初期セットアップが完了したらまず、自宅のマッピングを実行します。

自宅の中をマッピングさせることでロボット掃除機が部屋のカタチを覚え、次回以降から最適ルートで清掃を行うようになります。

▼室内のマッピングに出発。

マッピング中のMOVA P50 Ultra

マッピング速度は非常に早く、レビュー時に走行させた20畳ほどの広さのリビングであれば、5分足らずでマップ生成を完了できました。

マッピング・清掃が完了したロボット掃除機は、自動的にステーションへと帰還します。ステーション待機時は常に給電が行われているため、いちいち電源を切る必要はありません。

▼自動的にステーションへ戻ってくる様子

ロボットが自動的にステーションへ戻ってくる様子

マッピングが完了すると、アプリ上に掃除範囲のマップが生成されます。認識精度はかなり高く、部屋の形状を細部まで細かく認識できていました。

▼自動的にエリア分けされたマップが生成。

生成されたマップ

マップは3D表示にも対応しています。さらにアプリ上のツールを使って家具を配置し、実際の自宅内のレイアウトに近づけることで、より効率的な掃除を行うことが可能となります。

3Dマップ表示

以上でロボット掃除機本格利用のためのセッティングが完了しました。

次回以降は、

  • ロボットのボタンを押す
  • アプリから指示を出す
  • 事前に掃除を予約する

といった操作を行うことで、ロボットが最適ルートで自動的に、部屋の隅々まで掃除してくれるようになります。

▼掃除の詳細なスケジューリングが可能。

クリーニング予約画面

▼清掃の強度なども、アプリ上で細かく調節可能。

清掃に関するカスタマイズ画面

ステーションに帰還した際のモップ洗浄&乾燥の調整や、集塵を行う頻度なども細かく設定可能。各家庭の状況や都合に応じて、掃除設定を柔軟にカスタマイズできる点は非常に魅力的です。

ステーションの挙動設定画面

ロボット掃除機の本格利用前に、アプリの設定画面を一通りチェックしておくことをオススメします。

ARマップ作成機能が超便利

ARマップスキャン中の画面

アプリには「ARマップ」作成機能が用意されており、スマホのカメラで部屋中を映すことで、すべての壁と家具がスキャンされ、スピーディに3Dマップを作成することができます

▼ARスキャニング中の様子

前述したように、アプリには手動で家具を配置する機能が用意されていますが、家具アセットの種類が少ない、角度を90度ずつしか調整できない等のデメリットがあります。

しかしARマップ作成機能を利用すれば、より高精度なマップを簡単に作成できます

▼AR機能で自動生成されたマップ。

AR機能で自動生成されたマップ

掃除の精度・効率を最大限に高めたい場合には、ぜひ利用をオススメしたい超便利機能です。

ホコリ一つ残さない、最大19,000Paの超強力な吸引力

本製品は最大19,000Paという業界最強クラスの吸引力を誇り、細い髪の毛から、フローリングの隙間に入り込んでしまった小さなゴミまで、逃さずに取り除くことができます。

▼実際に掃除している様子

MOVA P50 Ultraの大きな特徴のひとつが、サイドブラシが状況に応じて自動的に伸縮する仕組みです。これにより、直角のコーナーや家具の下など、従来のロボット掃除機が苦手とする「掃除残しが出やすい場所」もしっかり綺麗にできていました。

サイドブラシが延長する様子

▼サイドブラシが延長する様子

サイドブラシが延長する様子

ナビゲーション機能および障害物認識機能はかなり優秀で、家具が複雑に置かれた環境でも大きな混乱なくルートを選んで走行してくれました。テーブル脚、椅子、ケーブル類のような細かい障害物も避ける場面が多かったですが、ケーブルが床に平置きされていると引っ掛けてしまうことがたまにありました。

▼ロボットが走行した軌跡は、アプリ上で白線で表示されます。

ロボットが走行した軌跡

ロボットが走行した跡を確認してみると、ロー・ミドルクラスのロボット掃除機では取り逃しがちであったフローリングにこびりついた汚れや、風で吹き飛んでしまうほどの細い髪の毛などを一切逃さずに絡めとっており、人間がスティック掃除機で注意深く手掃除を行った場合よりもはるかに綺麗に掃除できていました。

▼厚みが10cmほどと比較的薄型であるため、ソファーや戸棚の下などの狭い隙間でも、難なく入り込んでホコリを除去することが可能。

家具の下にMOVA P50 Ultraのロボットが入り込んでいる様子

通常であれば手抜きしがちな場所でも全自動で掃除してくれるため、部屋の中を常に隅々までキレイに保っておくことができます。この便利さは、一度体験すると手放せなくなること間違いなし!

▼実際に1回だけ掃除を行わせた後に、収集されたゴミの量。普段から部屋の掃除には気を付けているつもりでしたが、一度の稼働でこれだけの埃・ゴミを集めることができました。

実際に1回だけ掃除を行わせた後に、収集されたゴミ

これまでに10万円前後のロボット掃除機を何台も使用してきましたが、本機の掃除能力は、この価格帯のモデルの中ではトップクラスであると感じます。

吸引したゴミはロボット本体のダストボックスに収納しておけるほか、集塵機能をオンにすることで、ベースステーション内の集塵パックにゴミを吸い上げて溜めておくことが可能。

▼ゴミが溜まったら、ダストバッグごと捨てることが可能。手が汚れないので、衛生的で抵抗感がありません。

ステーション内に収まっている集塵パック

▼ダストバッグは個別で販売されています。

モップエクステンド機能による徹底的な水拭き掃除

モップが延長する様子

本機は「モップエクステンド機能」を搭載しており、サイドブラシだけでなく、モップも自動的に伸縮し、優れた水拭き能力を実現します。

水拭き掃除時に壁際センサーが働き、 自動的にモップが壁際ギリギリまで伸びることで、掃除の死角を無くして徹底的なエッジ清掃を行うことができます。

▼モップが延長する様子

モップが延長する様子

上画像のように、水拭き掃除中のロボットが壁際を通過する際に、右側のモップパッドが大きく突き出るカタチで伸び、壁際ギリギリまで磨き上げます

これにより、一般的なロボット掃除機では拭き残しがちであった壁際ギリギリまでも、綺麗にすることが可能。掃除能力を最大限に高める、画期的な機能です。

▼アプリ上で水拭き機能をカスタマイズ可能。

モップエクステンド機能のカスタマイズ画面

モップエクステンド機能に加え、水拭き掃除そのものの性能も優れており、ロボットが通過したあとのフローリングはピカピカに磨き上げられていました。

水拭き完了後のフローリング

モップ&サイドブラシのリフトアップ

本機はモップ&サイドブラシのリフトアップ機能を備えており、カーペットの毛足に合わせてモップとサイドブラシを自動的に上昇&脱着することで、サイドブラシが引っ掛かったり、カーペットが濡れてしまうのを防げます。

▼モップ&サイドブラシのリフトアップ

湿ったモップにより、大切なカーペットが濡れてしまうのを防ぐことができる、非常に便利な機能となっています。

モップを自動洗浄

ベースステーションでは、75℃の温水でモップの自動洗浄&乾燥を実行できます。

自動洗浄の際にはブルルルルと重低音が鳴ることがありますが、乾燥時は非常に静か。全体的に稼働音はそこまで大きくはなく、耳障りに感じることはありませんでした。

▼モップ自動洗浄の様子

モップ洗浄が行われた後は、自動乾燥が実行。これにより菌の繁殖を防ぐ効果があります。

▼モップ自動乾燥の様子

自動洗浄後の汚水は、ベースステーション内の汚水タンクに溜められるため、定期的に排水&掃除が必要です。

汚水タンクを取り出した様子

▼自動洗浄後の汚水。かなり濁っており、モップの汚れを効果的に除去できていることが分かります。

汚水タンク内の汚水

タンクへの給排水を除けば、掃除だけでなく、その後の後処理も全自動で行われます。掃除に労力を割く必要がなくなる分、プライベートに割り当てる時間を増やすことができるでしょう。

動作音は比較的静か

本製品は静音/標準/強/ターボの4種類の稼働モードを備えています。

静音~標準モードであれば稼働音は比較的静かであり、壁の薄い集合住宅で稼働させた場合でも、近所迷惑になるレベルではありません。静音モードであれば、夜間に稼働させても隣家・隣室への影響も少ないと思います。

強~ターボモードに設定すると、明らかに稼働音が大きくなりますが、ウルサイと感じるほどではありません。掃除効果の高さを重視したいのであれば、ターボモードに設定して良いでしょう。

▼各モードごとの稼働音の確認

ロボットの手動操作・音声操作も可能

アプリ上にはリモコンも用意されており、ロボットをラジコンのように手動操作することもできます。

リモコン操作画面

また、本製品はGoogle Home、Amazon Alexa、Siriショートカット等の音声サービスとの連携にも対応しており、声で掃除指示を出すことも可能です。

音声制御サービス一覧

▼スマートスピーカー経由で、音声で掃除などの指示を出すことができます。

スマートスピーカーAlexa

いちいち手でアプリや掃除機本体を操作せずに済むため、家事に割く時間を削減するためには理想的な掃除機だと言えます。

掃除・水拭き禁止区域などを設定可能

ロボットに掃除・水拭き禁止区域を指定することもできます。

▼生成したマップ上に、赤枠や赤線で立ち入り禁止区域を設定。

掃除禁止区域を設定

立ち入り禁止範囲を設定しておけば、ロボットはその範囲内に入り込まないように掃除を行います。

▼ロボットの走行軌跡を見てみると、禁止範囲(赤線)を避けて掃除を行っていることが分かります。

ロボットの走行軌跡

玄関の土間や風呂場など、掃除してほしくない場所がある場合には便利な機能です。

消耗品の交換時期が一目でわかる

アプリ上には消耗品の使用時間が記録されており、交換までの残り目安期間を確認することができます。

消耗品確認画面

ロボット掃除機の性能を最大限発揮するためにも、各消耗品の交換時期を逐一確認しておくと良いでしょう。

『MOVA P50 Ultra』の良かった点・悪かった点

MOVA P50 Ultra

『MOVA P50 Ultra』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。

ポイント

  • 19,000Paの強力吸引で隅々までシッカリ掃除
  • マッピング速度が速い
  • サイドブラシ&モップの伸縮で壁際・家具下の取り残しを大幅低減
  • モップ自動リフトアップでカーペットを濡らさない
  • 75℃温水洗浄+温風乾燥&自動ゴミ収集(最大75日)でメンテ負担が激減
  • 高精度マッピング/3D・ARマップ
  • アプリで細かいカスタマイズが可能
  • 比較的静かな動作音

注意

  • モップ洗浄時は低音が響く場面があり、時間帯に注意
  • 初見時に清水・汚水タンクが識別しづらい

よくある質問(FAQ)

読者さん
Qバッテリーはどのくらい持続する?

A実際に使ってみたところ、連続2時間ほど可動させた場合でもバッテリーが30%ほど残っていました。広めの戸建てでも一回の充電で掃除しきれるほどの持続力はあります
TikGadget

読者さん
Q清掃後のモップは自動で洗浄される?

Aはい。ベースステーションで75℃の温水洗浄と温風乾燥が自動で行われるため、常に清潔な状態を維持できます。
TikGadget

読者さん
Q夜間に使っても近所迷惑にならない?

A静音モードであれば稼働音は比較的静かで、夜間に使用しても隣室や近隣に大きな影響を与えることはほとんどありません。集合住宅でも安心して利用できるレベルです。
TikGadget

総評:高い清掃能力と自動メンテナンス性能を兼ね備えた、実用性最重視の一台

部屋の隅に設置されているMOVA P50 Ultra

『MOVA P50 Ultra』は、最大19,000Paの超強力吸引力と、モップエクステンド機能+温水洗浄&乾燥機能を備えた、現行トップクラスのロボット掃除機と言えます。

特に、壁際や家具下までしっかり清掃できる「サイドブラシ+モップの自動伸縮機構」はユニークかつ、他社モデルとの差別化ポイントであり、日常の掃除残しをほぼゼロに近づけてくれます。

また、ベースステーションでの75℃温水によるモップ自動洗浄と温風乾燥により、掃除だけでなく掃除機自体の清潔さ維持まで自動化。このおかげで、ユーザーはゴミ捨てやモップ洗いといったメンドクサイ作業から解放されます。

総じて、高い清掃能力と自動メンテナンス性能を兼ね備えた、実用性最重視の一台となっています。

初めてロボット掃除機を導入する方はもちろん、既存モデルに不満を感じている方にも満足度の高い選択肢になると思います。

注意

※動作音・清掃結果は床材や間取り、設置環境により体感が異なる場合があります。

▼ショート動画を投稿しました。使用感はコチラでも確認いただけます。

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