原神を映しているBlackview ZENO 1
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ガジェットレビュー スマホ・タブレット

Blackview ZENO 1 実機レビュー!8.4型・軽量335g、4G対応&スタンド付属の高コスパタブレット

2025-09-23

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackview(ブラックビュー)から、最新タブレット『Blackview ZENO 1』が登場しました。

通常価格は25,999円(税込)ですが、不定期開催のセール時には2万円未満で購入できます。

8.4インチのコンパクトボディに最新OS「DokeOS_P 4.2(Android 15ベース)」と「UNISOC T615オクタコアプロセッサー」を搭載したタブレットです。

厚さ8.2mm・重さ336gのスリム&軽量設計に加え、自立スタンド付きで動画視聴やオンライン学習にも最適。4G LTEデュアルSIMサポートやGPS/GLONASS/Galileo対応により、外出先でも安心して利用できる一台です。

こんな方におすすめ!

  • 動画視聴やオンライン学習を快適に楽しみたい方
  • コンパクトで持ち運びやすいタブレットを探している方
  • 外出先でもインターネット接続可能なタブレットを持っておきたい方

Blackview ZENO 1のスタンドを展開している様子

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。

『Blackview ZENO 1』の仕様・スペック表

Blackview ZENO 1

ブランド Blackview
モデル名 Blackview ZENO 1
カラー オレンジ、グリーン、グレー
ディスプレイ 8.4インチIPS
解像度 1280×800
リフレッシュレート 最大90Hz
OS DokeOS_P 4.2 (Android 15ベース)
CPU (SoC) UNISOC T615 オクタコアプロセッサー
RAM 6GB LPDDR4X (最大12GBの仮想RAM拡張サポート)
ストレージ 256GB UFS
マイクロSDカード 最大2TBまでサポート
SIMカード デュアルnanoSIMサポート
カメラ フロント:8MP
リア:8MP
スピーカー デュアルBOXスピーカー
バッテリー容量 6,000mAh(15W急速充電サポート)
対応通信規格 Wi-Fi、Bluetooth 5.2、4G LTE
対応バンド 【4G】
FDD:B1/B3/B7/B8/B20/B19/B28A/B28B
TDD:B40/B41
【3G】
B1/B8
【2G】
B2/B3/B5/B8
位置測位 GPS/GLONASS/Beidou/Galileo
認証機能 顔認証
Widevine L1
本体サイズ 198.6×125.9×8.2mm
本体重量 公称値:336g
実測値:約335g

『Blackview ZENO 1』のパッケージ内容

▼外箱の様子。今回のレビューではグレー色を使用しています。

Blackview ZENO 1の外箱

Blackview ZENO 1の箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子

Blackview ZENO 1のパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • Blackview ZENO 1
  • タブレットケース
  • ユーザーマニュアル
  • 画面保護フィルム
  • スタンド
  • 電源アダプタ
  • USB Type-Cケーブル
  • SIMカードピン

専用タブレットケースと保護フィルムが付属。製品購入後すぐに本格的なタブレット利用を開始できる点は嬉しいです。

Blackview ZENO 1のタブレットケースを手に持っている

なお、付属ケースの下部には穴が空いており、ケースを装着した状態でもスタンドを使用できるようになっています。

『Blackview ZENO 1』の本体外観&インターフェース構成

Blackview ZENO 1は8.4インチIPSディスプレイを搭載した、シンプルかつスタイリッシュなデザインです。

Blackview ZENO 1の筐体外観(正面)

正面中央には8MPフロントカメラを内蔵。

Blackview ZENO 1のフロントカメラ

背面の手触りはサラサラして心地よく、指紋や皮脂汚れなども目立ちづらいです。中央に銀色でブランドロゴが印字されており、スタイリッシュな印象を受けます。

Blackview ZENO 1の筐体外観(背面)

背面には8MPのリアカメラを搭載。

Blackview ZENO 1のリアカメラ

また、背面下部には付属スタンドを取り付けるためのネジ穴が用意されています(普段はキャップで保護)。

Blackview ZENO 1背面のスタンド取り付け部

本体重量は、実測で約335gとほぼ公称値通り。タブレットとしては軽量な部類で、持ち運びやすく、長時間持ち続けても腕が疲れづらいです。

Blackview ZENO 1の重さを計量している

筐体サイズは198.6×125.9×8.2mmとコンパクト。本のような感覚で片手で持ち、手軽に使用できます。

Blackview ZENO 1を手に持っている(正面アングル)

Blackview ZENO 1を手に持っている(背面アングル)

厚みは8.2mmで薄型とは言えないものの、カバンなどに入れてもかさばらず、携行性に優れたサイズ感と言えます。

Blackview ZENO 1を手に持っている(側面アングル)

続いてインターフェース構成について見ていきます。

上部にはカードスロットType-Cポートが用意。

Blackview ZENO 1の上部インターフェース

付属のピンでスロットを開き、デュアルnanoSIMおよび最大2TBまでのマイクロSDカードを挿入できます。

Blackview ZENO 1のカードスロットが開いた状態

下部にはデュアルスピーカーを内蔵。

Blackview ZENO 1の下部インターフェース

右側面には電源ボタン音量調節ボタンが用意。

Blackview ZENO 1の右側面インターフェース

右上の角には3.5mmイヤホンジャックも設けられています。

Blackview ZENO 1の3.5mmジャック

左側面には特に何もありません。

Blackview ZENO 1の左側面インターフェース

このように、インターフェース構成自体はシンプルです。

主張しすぎないデザインのため、プライベートはもちろん、仕事用のタブレットとして利用しても違和感がありません。

脱着可能なタブレットスタンドが付属

本製品には脱着可能なタブレットスタンドが付属しており、背面に取り付けることでタブレットを好みの角度で設置できます。

装着方法は簡単。背面下部のカバーを回して取り外し、スタンドをネジ穴に装着するだけ。

Blackview ZENO 1のネジ穴のカバーを取り外している様子

Blackview ZENO 1背面にスタンドを装着している様子

スタンドは0~120度ほどの可動範囲を備えており、デスク上にタブレットを設置したコンテンツを楽しむ際には非常に役立ちます。

Blackview ZENO 1をデスク上に設置している(正面アングル)
Blackview ZENO 1をデスク上に設置している(背面アングル)

ただし、スタンドの根本はトルクがやや弱めで、45度以上に開くと自然に最大角度まで開いてしまいます。もう少し可動部が硬めであれば良かったと感じます。40度程度までの角度での設置が安定しやすく、動画視聴やオンライン学習なら実用上は問題ありません。

Blackview ZENO 1のスタンドが最大角度まで展開した状態

なお、スタンド非使用時は水平に折りたたんでおけるので、携行性に支障をきたしたり、持ちづらさを感じることはありませんでした。

Blackview ZENO 1のスタンドを折りたたんだ状態

『Blackview ZENO 1』のAnTuTuベンチマークテスト結果

Blackview ZENO 1について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみました。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

AnTuTuベンチマークテストを行う方法のトップ画像
Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2025年時点)

2024年12月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark ...

続きを見る

結果として、約44.3万点のスコアを記録しました。

『Blackview ZENO 1』のAnTuTuベンチマークテスト結果
▼AnTuTuベンチマークテストの評価スコア目安値(2025年12月時点
性能区分 総合スコア 性能の目安
スマホ タブレット
エントリー 30万点~50万点 20万点~40万点 基本的な操作や軽量アプリの使用に適している
ミッドレンジ 50万点~80万点 40万点~70万点 普段使いの操作、一般的なアプリ、軽めのゲームに快適に対応
上位ミッドレンジ 80万点~120万点 70万点~100万点 重めのアプリや3Dゲームもある程度快適に動作
ハイエンド 120万点~150万点 100万点~120万点 高負荷な作業(動画編集、最新3Dゲーム)にも対応でき、スムーズなマルチタスクが可能
フラッグシップ 150万点~170万点 120万点~140万点 最先端の性能を備え、最新ゲームやAI処理、マルチメディア作業に最適
ウルトラハイエンド 170万点~ 140万点~ ゲーミング専用機並みの性能。最大限のパフォーマンスが必要なコンテンツや今後リリースされる最新アプリケーションに対応可能

SNSや動画視聴、Webブラウジングといった日常用途はもちろん、軽めのゲームであれば快適に動作する性能を備えています。ハイエンド機ほどの性能はないものの、価格を考えれば十分に優れたパフォーマンスと言えます。

▼これまでにレビューしたスマホ&タブレットのベンチマークスコア一覧はこちら

スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめページのトップ画像
【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)

更新履歴 2025/11/19:ベンチマーク表に「Blackview ZENO 10」を追加しました。 2025/11/06:ベンチマーク表に「REDMI K90 Pro Max」を追加しました。 2 ...

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『Blackview ZENO 1』の基本パフォーマンス&明るさ検証

Blackview ZENO 1でウェブサイトを閲覧している1

ウェブサイト閲覧や動画視聴、各種アプリなどを起動して、Blackview ZENO 1の実機パフォーマンスを検証してみました。

まず、ウェブブラウジングはいたって快適であり、画像多めのサイトからスクリプトを多用したサイトまでスムーズに閲覧できました。

Blackview ZENO 1でウェブサイトを閲覧している3

8.4インチ・1280×800解像度のディスプレイは、スペック上では画質が低いように感じられますが、実際は細かな文字まで十分鮮明に描画されて見やすかったです。

Blackview ZENO 1でウェブサイトを閲覧している2

最高90Hzリフレッシュレートをサポートしていることもあり、画像スクロール操作もスムーズ。操作中にストレスを感じません

また、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴した場合も、高画質設定でスムーズかつ安定した動画再生が可能でした。

Blackview ZENO 1でゲーム動画を視聴している2

画面の発色がやや薄い印象を受けますが、輪郭自体はいたってクリアであり、十分に満足度の高い映像視聴が可能でした。

Blackview ZENO 1でゲーム動画を視聴している3

Blackview ZENO 1でアニメ動画を視聴している

なお、WidevineはL1対応となっており、ネットフリックスなど各プラットフォーム上のコンテンツをHD画質で楽しめます。

Blackview ZENO 1のWidevine確認画面

そのほか、一般的な作業用・娯楽用アプリを多数試してみましたが、いずれの動作も快適で支障なく利用できました。よほど負荷のかかる用途で使用しない限り、性能不足でストレスを感じる場面はないでしょう。

なお、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測したところ、最高276nitの明るさを得ました。

デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して画面の明るさを計測している様子

屋内利用には十分な明るさを確保しています。直射日光下では視認性がやや落ちるものの、動画視聴や読書、学習用途など室内中心の使い方であれば不便を感じないレベルです。

なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。

なお、実際の見え方ベースでの明るさの目安は以下の通り。

明るさ (nits) 実際の見え方・使用シーン
0~150 nits 真っ暗な部屋での使用に適切。明るい場所ではかなり暗く感じる。
150~300 nits 暗めの室内なら十分。明るい部屋ではやや暗く感じることもある。
300~500 nits 室内使用では快適。カフェやオフィスの明るさにも十分対応。
500~700 nits 明るい部屋や日陰の屋外で問題なく見える。直射日光下は少し厳しい。
700~1000 nits 日陰や曇りの日の屋外で快適。直射日光下では「まあ見える」レベル。
1000~1500 nits 晴れた日の屋外で十分見える。直射日光下でも大きな不満はない。
1500~2000 nits 強い日差しの下でも快適。HDR動画視聴時は非常に鮮やかに映る。
2000~3000 nits 強烈な直射日光下でもはっきり見える。HDRピーク輝度としても十分優秀。
3000 nits以上 眩しさを感じるほど明るい。屋外でも反射を感じにくく、最高の視認性。

スピーカー音質の検証

いくつかの楽曲を再生してみて、内蔵されているデュアルBOXスピーカーの音質を検証しました。

▼音質確認の様子

Blackview ZENO 1のスピーカーは本体下部にのみ搭載されており、音に立体感はあまり感じられません。音圧も控えめで、低音の響きは弱く迫力には欠けます。

一方で、中〜高音域は比較的クリアに再生されるため、映画やアニメのセリフなどは問題なく聞き取ることができます。

タブレット内蔵スピーカーとしては最低限のレベルであり、音楽やゲームで迫力あるサウンドを楽しみたい方はBluetoothや3.5mmジャックを利用して、イヤホンや外部スピーカーの接続をおすすめします。

フロント・リアカメラ性能の検証

また、本機に搭載されているカメラの性能も検証しました。

まずはフロント(前面)カメラについて。

▼実際にフロントカメラで撮影した写真。

Blackview ZENO 1のフロントカメラで自撮りした写真

8MPフロントカメラに関して、発色に関してやや薄い印象を受けますが、画質は十分に良好であり、ヒトの輪郭から表情までクリアに映し出すことができていました。

動いた際に生じる残像は許容できる範囲であり、ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質です。

▼(参考)フロントカメラで録画した映像

続いてリア(背面)カメラについて。

▼実際にリアカメラで撮影した写真。

Blackview ZENO 1のリアカメラで撮影したぬいぐるみ

Blackview ZENO 1のリアカメラで撮影したぬいぐるみ(ズーム)

Blackview ZENO 1のリアカメラで撮影した造花

Blackview ZENO 1のリアカメラで撮影した造花(ズーム)

▼屋外撮影(1倍)

Blackview ZENO 1のリアカメラで撮影した屋外(1倍)

▼屋外撮影(4倍)

Blackview ZENO 1のリアカメラで撮影した屋外(4倍)

8MPリアカメラに関しても、フロントカメラと同様、発色に関してやや薄い印象を受けますが、画質は十分に良好です。被写体の輪郭をクリアに映し出すことができていました。

最大ズームは4倍ですが、4倍ズーム時には輪郭がややぼやけてしまいます。

記念撮影用には向かないですが、単純な映像記録用やウェブ会議、オンライン授業には問題なく活用できるカメラ性能となっています。

▼(参考)リアカメラで録画した映像

ゲーミング性能の検証

Blackview ZENO 1でゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても検証しました。

PUBG

まずは『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては『HD』まで選択できました。

PUBGの画質設定画面

実際に試合に参加してみましたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能でした。

近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画されます。

PUBGプレイ画面2

PUBGプレイ画面5

激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などはほとんど生じません。

PUBGプレイ画面3

PUBGプレイ画面6

8.4インチの小型な筐体は、手に持ちながらゲームプレイするのにもうってつけ。仮想コントローラーのボタン同士の距離も近く、タッチ操作しやすかったです。

PUBGプレイ画面1

PUBGプレイ画面4

▼PUBGプレイの様子(HD画質)

PUBGでは動作に支障はまったく無く、快適なプレイが可能でした。

マインクラフト

続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみましたが、スムーズかつ快適に操作できました。

▼大規模チャンク読み込み時にも処理の重さを感じません。

マインクラフトプレイ画面1

マインクラフトプレイ画面4

処理の重いバイオームを移動する際にも、フレームレート低下やカクつきなどはたまにしか感じられず、終始スムーズなゲームプレイが可能です。

マインクラフトプレイ画面2

マインクラフトプレイ画面3

▼マインクラフトプレイの様子

以上の通り、『PUBG』や『マインクラフト』レベルのゲームアプリであれば問題なく快適に遊べることが確認できました。

原神

最後に、激重ゲームとして知られる原神について。

Blackview ZENO 1で原神をプレイしている様子

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』ですが、本機では画質設定さえ調整すれば比較的スムーズにプレイできました。

画質設定はデフォルト状態で "最低" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態

原神の画質設定画面(最低)

画質設定を "低" に上げると負荷が高まりますが、ゲームプレイ自体はスムーズに楽しめます。

原神の画質設定画面(低)

画質設定を "中" に上げると、さすがにカクつきやフレームレート低下が顕著に生じ、快適なゲームプレイとは言えません。

Blackview ZENO 1では、「低」画質設定であれば体感的に20~30fpsを維持でき、基本的なゲームプレイに支障はありませんでした。

中画質に上げると描画負荷でfpsが20以下まで落ちるため、単純な移動ですが動きが重く感じます。快適さ優先なら低画質固定がベストです

▼低画質設定でも、結構綺麗な映像でゲームを楽しめます。

原神のプレイ画面2

原神のプレイ画面6

原神のプレイ画面3

原神のプレイ画面4

▼原神プレイの様子(低画質)

このように、原神のようなヘビー級のゲームアプリでも、設定次第では快適に遊べることが確認できました。

ゲーミング専用端末としての運用はオススメしませんが、ちょっとした空き時間に軽めのゲームを遊ぶ用途には十分に活用できる端末です。

バッテリー駆動時間と充電機能

充電中のBlackview ZENO 1

Blackview ZENO 1は6,000mAhバッテリーを内蔵しており、普通に使用する分には丸1日持続するバッテリー容量です。

実際に基本的なタブレット用途(ウェブサイト閲覧や動画視聴)で使ったところ、計8~9時間ほどの連続使用が可能でした。

設定から「スーパーバッテリーセーバー」をオンにすれば、より長時間の利用も可能に。ここぞという時に使うタブレットとして運用したい場合には、常時オンにしておいても良いでしょう。

バッテリー設定画面

また、本製品は急速充電は最大15W(5V/3A)に対応しており、外出前の短時間充電でもしばらくの間使うことができます。

『Blackview ZENO 1』の良かった点・悪かった点

Blackview ZENO 1

『Blackview ZENO 1』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。

良かった点

  • 8.4型・約335gの軽量コンパクトで持ち運びやすいサイズ感
  • 脱着式スタンド&ケース&保護フィルム付属ですぐ使える
  • AnTuTu約44.3万点で日常利用は快適
  • 4GデュアルSIM/GPS対応で外出先でも使いやすい
  • microSD最大2TB対応・256GBストレージで余裕あり
  • 軽めのゲーミングも可能
  • 3.5mmイヤホンジャック搭載
  • リーズナブルな価格

悪かった点

  • 付属スタンドの根本トルクがやや弱く、置くと勝手に開いてしまう
  • スピーカーの質は及第点
  • カメラの発色が薄め

よくある質問(FAQ)

読者さん
Q日本国内の主要4Gネットワークは使える?

Aはい、FDD-LTEはB1/B3/B19/B28を含み、docomo・au・SoftBank・楽天モバイルの主要4Gバンドに対応しています。デュアルnanoSIM対応で、APN設定すれば通信やテザリングが利用可能です。※ご利用のエリア/キャリア/MVNO/端末個体によって通信状況は異なる場合があります。
TikGadget

読者さん
Qゲーム性能の目安は?原神は動く?

A日常用途+軽めのゲームは快適。『PUBG』『マイクラ』は快適に動作しました。『原神』は低画質設定なら体感20~30fpsで遊べますが、中以上はカクつきが生じます。
TikGadget

読者さん
Qバッテリーはどのくらい持つ?急速充電は対応してる?

A6,000mAhバッテリーを搭載し、動画視聴やブラウジングで8~9時間程度は使えます。15W急速充電(5V/3A)に対応しており、外出前の短時間充電でもある程度の使用が可能です。
TikGadget

総評:日常使いに必要な性能と機能をバランス良く備えた高コスパタブレット

原神を映しているBlackview ZENO 1

『Blackview ZENO 1』は、8.4インチというコンパクトサイズながら、日常使いに必要な性能と機能をバランス良く備えたタブレットです。

UNISOC T615搭載でAnTuTu約44万点を記録し、ウェブブラウジングや動画視聴、SNS閲覧、軽めのゲームまで快適にこなせる処理性能を実現。さらにWidevine L1対応により、Netflixなどの動画配信をHD画質で楽しめる点も大きな魅力です。重さは約335gと軽量で持ちやすく、外出先でもストレスなく扱える点もGOOD。

パッケージにはスタンドのほか、専用ケースや保護フィルムも付属しており、購入後すぐにタブレットを本格利用したい方にはうってつけです。

一方で、スピーカーやカメラの質には妥協が見られます。また、付属スタンドの強度も改善の余地があると感じました。しかし、セール時には1万円台で購入できる点を考えると、これらの点を差し置いてもかなり高いコスパを実現した一台だと言えます。

総じて、「コスパの高い8インチ級タブレット」を探している方には非常に有力な選択肢です。普段使いや学習目的、サブ端末用として満足度の高いパフォーマンスを提供するモデルとなっています。

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