JuzearとZ Reviewsが共同開発した、ゲーム用途を強く意識して設計された有線イヤホン『Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神』がリリースされました。
10mmダイナミックドライバー+3基のBAによる4ドライバー構成を採用し、足音や銃声、リロード音などの方向感を把握しやすい、高い定位感と広いサウンドステージを実現。
複雑なゲーム内サウンドでも、細かな音を聴き分けやすい点が魅力です。
先に結論 | Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神はこんな製品
- 強み解像感が高く、ゲーム内の音の方向を把握しやすい
- 弱み低音の響きや迫力はかなり控えめ
- 向く人FPSやTPSで足音・銃声の位置を重視したい人
さらに、MEMSマイク搭載ケーブルや3.5mm / USB-Cの交換式プラグにも対応しており、PC・スマホ・携帯ゲーム機など、さまざまなデバイスで扱いやすいように設計されています。
今回、提携先より本製品(にじいろ)を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神』のスペック・仕様表
| 製品名 | Juzear x Z Reviews Defiant Gamefidelity Edition(鳴神) |
| ブランド | Juzear |
| カラー | にじいろ、グリーン |
| タイプ | 有線インイヤー型ゲーミングイヤホン |
| ドライバー構成 | 1DD + 3BA(10mmダイナミックドライバー + 3基のバランスドアーマチュア) |
| 周波数応答範囲 | 20Hz~20kHz |
| 感度 | 109dB ±1dB SPL/mW |
| インピーダンス | 32Ω |
| THD | ≤0.8% |
| 遮音性 | 26dB |
| 重量 | 片側:約6.1g(公称値)/ 約6.13g(実測値) 総重量(ケーブル含む):約41g(実測値) |
| インターフェース | 2-pin(0.78mm) |
| ケーブル | 6N SPOCC + SCCW ハイブリッドケーブル |
| プラグ | 交換式 3.5mm / USB-C |
| マイク | MEMSマイク搭載 |
| リモコン | インラインコントローラー搭載 |
| 筐体素材 | 高精度DLP 3Dプリント筐体、耐候性樹脂、CNC加工アルミフェイスプレート |
| 主な特徴 | 広い音場、高い定位感、迫力ある低音、クリアな中高域、FPS向けチューニング、マルチプラットフォーム対応 |
| 付属品 | マイク付きケーブル、交換式3.5mmプラグ、交換式USB-Cプラグ |
| 適した用途 | FPSゲーム、ボイスチャット、音楽鑑賞、動画視聴、マルチメディア用途 |
※参照元:Amazon(Juzear x Z Reviews Defiant製品ページ)
『Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容物を全て取り出した様子
内容物一覧
- イヤホン本体
- マイク付きケーブル
- 交換式3.5mmプラグ
- 交換式USB-Cプラグ
- ユーザーマニュアル
- 専用ケース
- 予備イヤーチップ(計6組)
- アクリルスタンド
- クリーニングシート
厚みのあるしっかりした専用ケースが付属しているため、持ち運びや保管の際にも安心です。加えて、サイズやカラーが異なる予備イヤーチップが計6組用意されており、自分の耳に合った装着感を選べます。
『Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神』の本体外観
イヤホン本体に、マイク付きケーブルと交換式3.5mmプラグが取り付けられた状態で届きます。
ケーブル・プラグ込みの総重量は、実測で約41g。
イヤホン本体部分のフェイスプレートはCNC加工によって精密に仕上げられており、表面には光の当たり方によって変化する綺麗な光沢が見られます。
表面はツルツルとした手触りで、指紋や皮脂汚れが目立ちづらいのもポイント。ゲーミングデバイスらしい雰囲気がありつつ、安っぽさはなく、所有感を満たしてくれるデザインだと感じます。
DLP 3Dプリントによる高精度成形が採用されており、耳のラインに沿わせやすい滑らかなシェル形状に仕上げられています。
▼長時間装着時の負担軽減につながるカーブ
イヤーピースには一般的なシリコンタイプを採用しており、有線・ワイヤレスを問わず、イヤホンを使い慣れている方であれば馴染みやすいでしょう。
そして0.78mm標準2ピンコネクターを採用しており、本体部分をケーブルから取り外して交換することも可能。
本体部の単体重量は実測で約6.13gと、ほぼ公称値通り。十分に軽量な部類です。
ケーブルは、透明な被膜の内側にブルーの線材を収めたツイスト構造を採用しており、綺麗さと高級感を両立しています。
▼一般的な細いケーブルより絡まりづらいのもメリット
右耳側のケーブルには、インラインコントローラーとMEMSマイクが搭載されています。
ケーブルの分岐部分にはスライド式アジャスターが用意。長さやフィット感を好みに合わせて調整できます。
先端にはデフォルトで3.5mmプラグが取り付けられていますが、付属のUSB-Cプラグと簡単に交換できます。接続先に応じて端子を変更できるのは便利です。
耳掛け式の安定した装着感
Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神は、ケーブル根本のカーブしている部分を、耳たぶにかけるカタチで装着します。
耳に沿ってしっかり固定できるうえ、スライド式アジャスターでフィット感を微調整しやすくなっています。ゲーム中に姿勢を変えたり、少し動いたりしても外れたりすることはなく、十分な安定性が感じられました。
ワイヤレスイヤホンにすっかり慣れてしまった方だと、最初はケーブルの存在を意識するかもしれません。しかし装着感に強いクセはなく、慣れてしまえば逆にしっかり固定されているという安心感が得られると思います。
長時間装着していても、耳が痛くなりにくいと感じました。装着時の快適さにもきちんと配慮された設計だと感じました。
複数の効果音が整理されて聴き取りやすい音質
音質を確認するにあたって、おもにPC環境でFPSゲームを実際にプレイし、足音や銃声、環境音の聴き取りやすさをチェックしました。あわせてスマホでも接続し、音楽再生時の傾向やUSB-C接続時の使い勝手も確認しています。
実際に本機を装着してFPSゲームをプレイしてみると、まず感じたのは音の解像感の高さです。
普段、外付けスピーカー越しに聴いているときとは明らかに情報量が違っており、服が擦れるような細かな音から、近くに弾丸が着弾した際の跳弾音まで、「こんな音まで鳴っていたのか!」と驚くほど、細かな効果音まではっきり聴き取れました。
特に印象的に感じたのは、複数の効果音が重なった場面でも音が潰れにくいことです。足音、銃声、環境音といった要素が同時に鳴っても、それぞれが分離された状態で耳に入ってくるため、近くにいる敵の存在にも気付きやすく、実際に足音から位置を把握して有利に立ち回れる場面がありました。
臨場感を前面に押し出すタイプというより、ゲームを有利に進めるための情報を拾いやすいチューニングといった印象です。
一方で、低音はかなり控えめです。爆発音や銃撃音に迫力がほしい人だと、少し物足りなく感じる可能性があります。音の押し出しや没入感を楽しむというよりは、あくまで細かな音を聞き分けることを優先したチューニングで、良くも悪くもかなりゲーマー寄りです。
そのため、ゲームや映像で迫力を楽しみたい人よりも、音を手がかりに状況を判断したい人の方が、本機の持ち味を活かしやすいと思います。
音楽視聴時には、EDMのように低音を重視する楽曲とは正直あまり相性が良くありません。一方で、ジャズのように細かな音のニュアンスを楽しむ曲では、奥で鳴っているスネアの音などもクリアに聴こえやすく、意外と相性の良さを感じました。
▼インラインコントローラーで再生/停止などの操作も可能
迫力よりも、音の輪郭や細部の見通しの良さを重視する人に向いたサウンドと言えそうです。
MEMSマイクによる実用的な収音性能
本機はMEMSマイク搭載ケーブルを採用しているので、実際にマイクで声を拾って性能を確認してみました。
▼MEMSマイクによる録音の様子
▼MEMSマイクで収音した声
全体的にややくぐもった印象はあるものの、発言内容が聞き取りにくくなるようなことはなく、ゲーム中のボイスチャットや普段の通話用途であれば問題なく使えるレベルだと感じました。
空調音など周囲の環境ノイズも比較的抑えられている印象があり、周囲の雑音に声が埋もれにくいのも好印象。ある程度生活音がある環境でも、相手に声を伝えやすいと思います。
ハイエンド機並みのクリアな収音性能を期待しすぎない方がよいものの、ゲーミングイヤホンに搭載されるマイクとしては十分実用的な品質だと感じました。
『Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神』の良かった点・悪かった点
『Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 個性的な本体デザイン
- 本体やケーブルの質感が良く、高級感がある
- 専用ケースや予備イヤーチップなど付属品が充実
- 装着感が安定しており、長時間でも快適に使いやすい
- 複数の効果音が重なっても音が潰れにくく、細かな音まで聴き取りやすい
- 3.5mm / USB-Cの交換式プラグ対応
- MEMSマイクはボイスチャットや通話用途なら十分実用的
悪かった点
- 低音の響きや迫力はかなり控えめ
- 爆発音や銃撃音の臨場感を重視する人には物足りない
- ゲーム向けに特化した音作りで、音楽鑑賞用としては好みが分かれる
- マイク音声は実用的だけど、ややくぐもった印象がある
よくある質問(FAQ)


ややくぐもった印象はあるものの、発言内容はしっかり把握しやすく、空調音などの環境ノイズも比較的抑えられていました。高級マイクのようなクリアさまでは期待できませんが、実用性は十分あります。

総評:音の解像感を優先した、ゲーム向けの一本
Juzear x Z Reviews Defiant 鳴神は、低音を鳴らして派手さや没入感を楽しむタイプではなく、ゲーム内の細かな音をできるだけ正確に拾い、状況判断に活かしたい人向けの1本でした。
実際、足音や衣擦れ、跳弾音といった微細な効果音までかなり明瞭に聴こえ、FPSでは音で敵の位置を推測し、有利な立ち回りに繋がっている感覚がありました。
一方で、低音の響きはかなり控えめなので、爆発音や銃撃音の迫力を重視する人には少し物足りなく感じるでしょう。音楽用途でも、EDMのような重低音を楽しむ曲とは正直あまり相性が良くありません。ただ、そのぶん背景の一つ一つの音が分かりやすいので、ジャズのように細かな音のニュアンスを楽しみたい楽曲には合っているとも感じました。
ゲーミング特化のチューニング、安定した装着感、交換式プラグ、実用的なマイクまで含めると、ゲーム用途に絞れば価格に見合った完成度です。
万人向けのチューニングではないものの、音の聴き分けや定位を最優先したいゲーマーにとっては、魅力を感じる一本です。ただし、音の迫力や厚みを重視する人は、購入前にこの音の方向性をきちんと理解しておくことをおすすめします。
◎おすすめできる人
- FPSやTPSで足音・銃声の位置を重視したい人
- 迫力よりも音の分離感や解像感を重視する人
- ボイスチャット対応の有線ゲーミングイヤホンを探している人
▲おすすめできない人
- 重低音の迫力や没入感を重視する人
- EDMなど低音重視の音楽をメインで聴きたい人
- ワイヤレスイヤホンの手軽さを求める人
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