オーディオブランドのHAYLOU(ハイロー)は、最新ワイヤレスヘッドホンの『HAYLOU S40』を販売しています。
通常価格は税込7,989円ですが、不定期開催のセールにおいて税込6,000円未満で購入できます。
高音質・高品質ノイキャン・長時間再生を1台にまとめた高コスパモデルです。40mm+20mmのダブルドライバーを内蔵し、Hi-Res & LDAC対応のクリアで立体的なサウンドを実現。さらに360°空間オーディオによって映画やライブのような没入感を楽しめます。
最大−50dBのアクティブノイズキャンセリングに対応し、周囲の騒音を大幅に低減。外音取り込みモードにも対応しています。2台同時接続や80ms低遅延のゲームモードで、映像・ゲーム・通話など用途に応じてスムーズに切り替えて利用できます。
こんな方におすすめ!
- 没入感のある音質で、映画・音楽・ライブを楽しみたい方
- 通勤・カフェ・電車など騒音の多い環境で集中したい方
- ゲーム・通話・オンライン会議を1台で快適にこなしたい方
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『HAYLOU S40』のセール・割引情報
【Amazonブラックフライデーセール】
- Amazon商品ページ
- 割引クーポンコード:Q7YL8HS6
- 割引率:30%OFF
- 有効期限:2025年11月21日(金)0:00~12月1日(月)23:59
『HAYLOU S40』のスペック・仕様表
| ブランド・メーカー | HAYLOU(ハイロー) |
| 製品名 | HAYLOU S40 |
| 形式 | オーバーイヤー |
| 対応アプリ | Haylou Sound |
| 色 | ブラック、ホワイト |
| 搭載ドライバー | 40mm+20mmダブルダイナミックドライバー |
| ボタンコントロール | 対応 |
| 接続方式 | Bluetooth6.0、USB Type-C有線 |
| ノイズキャンセリング | 最大-50dB |
| コーデック | LDAC対応 |
| マイク | 脱着可能ブームマイク付属 |
| 充電 | USB Type-C |
| 急速充電 | 対応(10分充電で5時間使用可能) |
| 連続使用可能時間 | ANCオフ時:最大90時間 ANCオン時:最大60時間 |
| マルチポイント接続 | 対応(最大2台) |
| 重量 | ブームマイクなし:約289g(実測値) ブームマイクあり:約293g(実測値) |
※参照元:Amazon商品ページ
『HAYLOU S40』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容をすべて取り出した様子
内容物一覧
- HAYLOU S40本体
- ブームマイク
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
ブームマイクが付属し、ヘッドホンの3.5mmジャックに差し込むことで、収音性能を向上させられます。
▼柔軟にしなり、好きな方向へマイクを向けることが可能。
『HAYLOU S40』本体の外観&インターフェース
今回のレビューではブラック色を使用しています。
『HAYLOU S40』本体はいたってシンプルなデザイン。ブランド名の頭文字 "H" がイヤーカップに彫られている以外は、一般的なヘッドホンと遜色ありません。
イヤーパッドの内側には、左右が分かりやすいようにL・Rが印字されています。
ヘッドホン本体は、実測で約289gと標準的な重さ。
イヤーカップ部分を90度回転させることで、使用可能状態となります。
頭頂に当たる部分(ヘッドバンド)にはクッション性があり、頭のカタチに合わせて柔軟にフィットするので、痛みや不快感はありません。
頭の大きさに応じて、アームは最大3cmの範囲で長さを調節可能。
続いて、インターフェース構成について見ていきます。
右耳側には、ANCボタン、音量調節ボタン、電源ボタン、電源・接続表示ランプ、USB Type-Cポート、3.5mmジャックが用意。
左耳側にはボタン類が搭載されておらず、右耳側に機能が集約された設計となっています。
必要最低限のインターフェースのみが用意された、シンプルなデザインです。
ボタンの押し方で各種機能を利用可能
各ボタンを押す時間や回数に応じて、様々な機能を利用できます。
▼操作と機能一覧
| 機能 | ボタン | 操作 |
| 電話に出る/切る | 電源ボタン | ダブルクリック |
| 通話を拒否する | 電源ボタン | 1秒間長押し |
| 音楽の再生/一時停止 | 電源ボタン | ダブルクリック |
| クイック会話モード | 電源ボタン | 長押しでオン/離すとオフ(通話中は無効) |
| 次の曲を再生 | 音量ボタン+ | 長押し |
| 前の曲を再生 | 音量ボタン- | 長押し |
| 音量アップ | 音量ボタン+ | ワンクリック |
| 音量ダウン | 音量ボタン- | ワンクリック |
| ANCオン/オフ/パススルー切替 | ANCボタン | ワンクリック |
| 風切り音低減モード | ANCボタン | ダブルクリック |
各操作に対応する機能を憶えるのは少し大変ですが、慣れれば複数の機能へ瞬時にアクセスできるようになるので便利です。
有線接続&ワイヤレス接続に対応
本製品は有線接続とワイヤレス接続(Bluetooth)の両方に対応しています。
ワイヤレス接続(Bluetooth)の場合、電源をオンにすると、自動的にペアリングスタンバイ状態となります。
するとデバイス上で『HAYLOU S40』が検出されるので、ペアリング(接続)を完了することで、ヘッドホンの利用が可能になります。
一度ペアリングすれば、次回以降はヘッドホンの電源をONにすると自動的に接続が完了します。
専用アプリで詳細なカスタマイズが可能
本製品は公式アプリとの連携に対応しており、アプリ上で様々なパラメータの調整を行うことができます。
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アプリにデバイスを追加すると、スマホ上でバッテリー残量をリアルタイムで確認できるほか、各種パラメータの調節などを行うことができます。
低遅延の「ゲームモード」が用意されており、即座の反応が求められるゲームにも活用できます。
また、ヘッドホンを探す機能も備わっており、マップ上からヘッドホンのおおよその位置を確認したり、音を鳴らして位置を特定することができます。
そのほか、ファームウェアのアップデートも可能。ヘッドホンの本格利用を開始する前に、アプリ機能に一通り目を通しておくとよいでしょう。
マルチポイント接続対応 | 2台同時接続で切り替えラクラク
アプリから「多地点ペアリング」をオンにすることで、ヘッドホンを最大2台のデバイスと接続できます。
1台目のデバイスに接続した状態で、ヘッドホン電源をオンにして、2台目のデバイスでもBluetooth接続を行います。
サウンドを聴くデバイスを変更したい場合に、いちいち接続解除⇒再接続の面倒な作業を繰り返す必要がないので便利な機能です。
ただし、2デバイス同時再生(2つのデバイスのサウンドを同時に聴くこと)はできず、後から再生したデバイス側の音声が優先される点に注意が必要です。
軽量で快適な装着感
実際にヘッドホンを装着してみました。
本機の装着感は、長時間の使用を想定したヘッドホンとして非常に優れていると感じました。
耳全体を包み込むオーバーイヤー型を採用し、イヤークッションには柔らかく軽い素材が使われているため、圧迫感が少なく、映画視聴や作業中など長く着けっぱなしでも疲れにくかったです。
また、イヤーカップがしっかりと耳全体を覆うため遮音性が高く、外部の雑音を自然と遮ってくれることから、静かな環境で集中したいときにも効果的です。音漏れもしづらく、公共交通機関や図書館など周囲への配慮が必要な場所でも問題なく使用できるでしょう。
ヘッドバンドの頭頂への当たりも優しく、締め付け感のない自然な装着感を実現。長時間装着し続けても圧迫感や不快感はありませんでした。
さらに、折りたたみ可能な構造のため持ち運びやすく、出張や旅行時の携帯性にも優れています。室内での長時間利用だけでなく、外出先でも快適に使える点は大きな魅力と言えます。
ただ、個人的には収納・持ち運び用のポーチなどが付属してほしかったです。
クリアで聴きやすい中高音と適度な低音を融合
実際にHAYLOU S40で様々な音楽・動画を視聴してみました。
本機で音楽を視聴してまず感じるのは、中〜高音域の高い解像度です。ボーカルの細かな息遣いやシンバルの余韻など、繊細な部分までクリアに再現される一方、耳に刺さるような不快な高音はありません。
特にアコースティック楽曲や女性ボーカルでは透明感のある伸びやかさが際立ち、価格帯以上の仕上がりと感じました。
40mm+20mmのダブルドライバーを搭載しており、大きい40mmドライバーが低音と中音をしっかり支え、小さめの20mmドライバーが高音をきれいに鳴らすため、音のまとまりが自然で聴きやすい印象を受けました。
さらに、Hi-ResやLDACに対応しているため、対応スマホや音源を使うことで、より情報量の多い音を楽しめます。例えば、いつも聴いている曲でも細かい音が少し増えて、音の厚みや奥行きが感じやすくなるようなイメージです。
低音に関しては、しっかりとした存在感はあるものの、ハイエンドの重低音特化ヘッドホンのような「身体の奥までズンズン響くような強烈さ」ではありません。映画やアニメを観る分には十分ですが、EDMの重低音をガンガン楽しみたい人は少し物足りなく感じるかもしれないので注意してください。
総じて、長時間聴いても疲れにくい音の仕上がりとなっており、幅広いジャンルに対応できるヘッドホンだといえます。ダブルドライバーとLDAC対応のおかげで、価格以上に満足度の高いサウンドを楽しめます。
公式アプリにサウンドプリセット&カスタマイズ機能が用意
公式アプリ上では、数種類のサウンドプリセットを利用できます。
選択するプリセットによって全く異なる傾向のサウンドを楽しめます。しかも微々たる違いではなく、同じ楽曲でも体験が明らかに変わるほど、各プリセットが差別化されていました。
音響にあまり詳しくない方にとって、このようにプリセットがいくつも用意されているおかげで、音の変化を気軽に楽しめるのは嬉しいですね。
また、詳細なイコライザーカスタマイズ設定も用意されています。
強力なANCを搭載 | 外音取り込み機能との使い分けが可能
HAYLOU S40は、最大-50dB低減を謳うアクティブノイズキャンセリング(ANC)と、外音取り込みモードを搭載しており、アプリもしくはイヤーカップに用意されたANCボタンで切り替えることができます。
▼ANC強度は調整可能
実際にANCをオンにすると、イヤーカップの密閉性と相まって周囲の環境音がしっかり遮断され、音楽だけに集中できる没入感が得られました。電車内やカフェといった雑踏の中でも音楽の細部まで聞き取りやすく、作業に集中したい場合や移動時の雑音をシャットアウトしたい場合に最適です。
なお、周囲の環境に応じて自動的にノイキャン強度を調節するアダプティブモードも用意されています。
そして風切り音への対策も優秀で、自転車走行時や屋外の強風時でも、イヤーカップの密閉性+風ノイズ低減アルゴリズムの組み合わせにより、「ブォォ」という風の当たり音がシッカリと抑えられていました。
逆に、ヘッドホンを装着しつつ外部の音にも気を配りたい時のために、外部音取り込み機能も用意されています。
ハイエンドモデルほど自然でクリアというわけではないものの、通常モード時と比べると体感で約30%程度、周囲の音が聞こえやすくなりました。ちょっとした会話やアナウンスの確認には十分に使え、屋外でも安心感が得られます。
以上の通り、特にANCモードに関しては価格帯を考慮すると優秀で、しっかり音楽に集中したい場面での利用にも適したヘッドホンとなっています。
ブームマイクで声を明瞭に拾い上げる
本製品に付属するブームマイクを装着した状態で、収音性能を確認してみました。
▼音声を収録している動画(iPhone 16 Proで撮影)
▼HAYLOU S40のブームマイクで拾った音声
スマホで録画した音声と、ブームマイクで録音した音声を比べると、差がはっきりと分かります。空調音や外音などのノイズが効果的に遮断されており、発言者の声のみをクリアに拾い上げることができています。
屋外での音声通話はもちろん、ビデオ会議やオンライン授業にも安心して使える品質です。
ただ、声にはやや "こもり感" があり、クリアとは言い難いです。プロ仕様の単一指向性コンデンサーマイクのような収音レベルは期待しすぎない方がよいでしょう。
長持ちするバッテリー
本機のバッテリー持続力は優れており、公称値ではANCオフ時:最大90時間、ANCオン時:最大60時間の連続使用が可能となっています。
実際にANCオフ状態、1日4時間の頻度で使い続けてみたところ、3週間が経過した時点でも充電なしでバッテリーが持続しています。いちいち充電する手間を省けるのは実に便利です。
さらに急速充電対応で、わずか10分の充電で最大5時間の音楽再生が可能。出かける直前にバッテリー切れに気づいても、短時間の充電で十分カバーできる点は非常に実用性が高いと言えます。
「長時間駆動」と「急速充電」を両立しており、自宅での利用だけではなく、長距離移動や旅行、出張での使用にも最適なヘッドホンです。
『HAYLOU S40』の良かった点・悪かった点
『HAYLOU S40』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 有線/無線両対応
- 長時間でも疲れにくい装着感
- 40mm+20mmダブルドライバー+Hi-Res/LDAC対応
- 中高音が非常にクリア&聴きやすい
- この価格帯としてはかなり強力なノイキャン性能
- 着脱式ブームマイク付きで、通話・オンライン会議・授業などに便利
- 最大90時間持続するバッテリー
- 急速充電対応(10分充電で最大5時間再生)
悪かった点
- 低音はハイエンド機ほどの迫力はない
- ブームマイクの音声にはややこもり感がある
- ボタン操作のカスタマイズ機能は無し
よくある質問(FAQ)



総評:この価格帯としてはかなりバランスの良いワイヤレスヘッドホン
HAYLOU S40は、この価格帯としてはかなりバランスの良いワイヤレスヘッドホンです。
まず装着感が良く、柔らかいイヤーパッドと軽量ボディのおかげで長時間でも疲れにくい設計となっています。
音質面に関して、40mm+20mmのダブルドライバーによるクリアな中高音は非常に聴きやすく、耳に刺さるような不快感もありません。LDACやHi-Res対応で、対応端末と組み合わせればワンランク上の音質を体感できます。
低音は十分に存在感があり、映画やアニメではしっかり迫力を感じられる一方、重低音特化のハイエンド機と比べると控えめなので、EDMをズンズン響かせたい人には物足りなく感じるかもしれません。
ノイズキャンセリングは最大−50dBと、このクラスではかなり強力で、通勤電車やカフェなどで環境ノイズを効果的に抑えてくれます。完全な静音は期待できませんが、集中しやすい環境を作るには十分だと感じました。外音取り込みも実用性があり、安全確認や装着したままでのちょっとした会話に便利です。
さらに最大90時間再生(ANCオン60時間)+急速充電により、いちいちバッテリー残量を気にせず使用できる点も実用的です。
一方で、ブームマイクの収音品質が“必要十分レベル”に留まるなど、細かい部分で割り切りが必要な点もあります。しかし、それらを踏まえても総合力が高く、コストパフォーマンスに優れた一台といえるでしょう。
「クリアな音質で幅広く使えるヘッドホンが欲しい」「ノイキャン付きでバッテリーが長持ちするモデルを探している」という方にとって、選択肢に入れても間違いの無い一台です。
【Amazonブラックフライデーセール】
- Amazon商品ページ
- 割引クーポンコード:Q7YL8HS6
- 割引率:30%OFF
- 有効期限:2025年11月21日(金)0:00~12月1日(月)23:59
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