製氷機やワインクーラーなどを手がけるWIEは、最短6分で9個の氷を作れる『WIE 家庭用製氷機』を販売しています。
1.3Lの大容量タンクを備え、1日最大12kgの氷を生成可能。2種類の氷サイズを選べるため、飲み物や料理に合わせて使い分け可能。セルフクリーニング機能や赤外線検知による自動停止・水不足警告を搭載し、衛生面・利便性でも優れています。
静音設計で稼働音は42dB未満。コンパクトで持ち運びやすいハンドル付きデザインのため、自宅はもちろんオフィスやホームパーティー、アウトドアまで幅広く活躍してくれる一台です。
こんな方におすすめ!
- 晩酌や家飲みをもっと快適にしたい人
- ホームパーティーやオフィスなどで氷を使う人
- お手入れが簡単な製氷機を求めている人
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想をレビューしていきます!
『WIE 家庭用製氷機』のスペック&仕様表
| 項目 | 仕様 |
| 製品名 | WIE 製氷機(ポータブル アイスメーカー) |
| 氷のタイプ | 弾丸型(中空)/2サイズ(小・大) |
| 製氷スピード | 最短約6分で9個 |
| 製氷能力 | 最大 約12kg/日 |
| 水タンク容量 | 約1.3L |
| 氷保管量 | 約600g |
| 操作パネル | 日本語タッチパネル/LEDインジケーター |
| センサー/安全機能 | 赤外線検出(満杯・水不足を検知)/自動停止 |
| セルフクリーニング | 「CLEAN」ボタン長押し(約5秒)で開始/サイクル約20分/底面排水口 |
| 静音性 | 稼働音 42dB未満 |
| 本体構造 | 透明窓/ABSハウジング(食品グレード内タンク)/高効率放熱設計 |
| 省エネ | 溶けた水を再利用して再製氷 |
| 持ち運び | ハンドル付きバスケット・コンパクト設計 |
| 付属品 | 氷バスケット/アイススクープ/日本語説明書 |
| 想定シーン | 晩酌・家飲み/オフィス/ホームパーティー/キャンプ・BBQ など |
| 注意事項 | ・冷凍庫機能は非搭載(氷はすぐ使用 or 冷凍庫へ保管) ・清潔な冷水推奨/100%蒸留水は非推奨 ・本体周囲に約2.5cm以上の隙間を確保 ・初回使用前は12時間以上直立放置 |
『WIE 家庭用製氷機』のパッケージ内容
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- 製氷機本体
- ユーザーマニュアル
- ハンドル
- 製氷バスケット
- スコップ
- スコップホルダー
ユーザーマニュアルは日本語に完全対応しており、扱い方やメンテナンス方法などを簡単に理解できます。
氷をすくうためのスコップと、収納しておけるスコップホルダーが付属。
『WIE 家庭用製氷機』の外観デザインとサイズ感
今回のレビュー時にはブラック色を提供いただきました。
見た目はシンプルかつ主張しすぎないデザインで、自宅キッチンに違和感なく溶け込んでくれます。
▼製氷機の外観(360度)
製氷機としては一般的なサイズ感であり、持ち運びや収納の支障にはなりません。
本体重量は実測で約6kg(製氷バスケット含む)。子供やお年寄りでも問題なく持ち運べる重さです。
上部には透明窓が設けられており、製氷状況や作られた氷の量を確認できるようになっています。
操作インターフェースが用意。給水の必要性や製氷量などもインジケーターの点灯で把握できます。
両側面の上部にはハンドル取り付け用の穴が設けられており、下部には吸排気口が用意。
後方からは電源コードが伸びています。なお、コードは本体と一体化しており取り外し不可。
底部にはタンク内の水を排水するための排水口が用意。
キャップを外して排水できます。
『WIE 家庭用製氷機』の内部
製氷機の透明窓を開けると、製氷バスケットが収まっています。
製氷バスケットの穴にスコップホルダーを取り付けることで、スコップを挿して収納することが可能。
製氷中や収納時に、いちいちスコップの置き場所を考える必要が無くなるので便利です。
なお、スコップホルダーは製氷バスケットを持ち上げるための取っ手としても機能します。この点はよく考えられた設計だと感じました。
水タンクは約1.3Lと比較的大容量。1日最大で約12kgまでの製氷能力を備えています。
製氷機内部の奥に取り付けられている円柱状の金属棒に水が纏わりつき、氷結することで氷が生成される仕組み。
取っ手の装着で携行性向上
パッケージにはハンドル(取っ手)が付属しており、両側面の穴に取り付けることで、製氷機の携行性が向上。外出先にも持ち運びやすくなります。
持ち上げるとハンドルがしなるので強度的にやや心配でしたが、少なくともレビュー中は何度も持ち運んでも問題ありませんでした。
使用開始前に「セルフクリーニング機能」の実施を推奨
『WIE 家庭用製氷機』をコンセントに繋ぐと上部の電源アイコンが点灯し、すぐに利用可能状態となります。
まず電源を入れて最初に試したのがセルフクリーニング機能です。
内部の製氷バスケットを取り出し、タンク内のMAX線まで水を注ぎ入れます。
ここで注意したいのは、水道水を利用すると言う点です。消毒殺菌された水道水ではなくミネラルウォーターなどを入れると、逆にタンク内で細菌が繁殖してしまう事態につながりかねないので、綺麗だからといって入れないようにしましょう。
そして、タッチパネルの「入/切/洗浄」ボタンを長押しすると小・大アイコンが交互に点滅し始め、すぐにクリーニングが始まります。
セルフクリーニング中は、内部の水が循環してタンク内および製氷スペースが洗浄されます。
▼セルフクリーニングの様子
作動音は思ったよりも静かで、チョロチョロと水が流れる音が中心。クリーニングサイクルは約20分ほどで終了し、最後に底面の排水口から水を抜けば完了です。
面倒な分解洗浄をしなくても清潔な状態を保てるのは、実際に使ってみてかなり便利だと感じました。セルフクリーニングを一度しておくと、その後の製氷もより衛生的に行えるので安心感があります。初回使用時には必ずやっておくべき工程だと思います。
ただ、個人的には排水時にコードが邪魔になるので、電源コードは脱着可能なタイプであると良いと感じました。
『WIE 家庭用製氷機』で実際に氷を作ってみた
セルフクリーニングを終えたあと、さっそく氷を作ってみました。タンクに水を入れてスタートボタンを押すだけというシンプルな操作で、すぐに製氷が始まります。
なお、サイズボタンを押して、製氷サイズを小・大の2種類から選択可能。今回のレビュー時には大きいサイズで製氷してみました。
製氷中は右側面の排気口から暖かい風が吹き出てきます。周囲の温度が若干上がるため、なるべく広い場所に設置することをオススメします。
製氷開始から数分後、製氷機内部からコロコロという音が聞こえてきて、透明窓の向こうで小さな氷がポロポロと落ちてくるのが見えます。
▼製氷の様子
製氷された氷は、奥のアームで押し出されバスケットに落とされます。この時の様子がゲームセンターのコインゲームのような感じで、眺めるのが個人的には中々面白かったです。子供も喜ぶのではないでしょうか。
約10分ほどで9個の氷が完成しました。製氷時には室温約34度の部屋で製氷機を稼働させたため、公称値の最短6分よりも長くかかりましたが、支障なくキンキンに冷えた氷を製氷することができていました。周辺温度に依らず製氷できるため、アウトドア利用する場合にも最適でしょう。
実際に氷を取り出してみると、中が少し空洞になった弾丸型で、角が丸いため手に触れても痛くなく、口当たりもやさしいのが印象的です。
空洞構造により、液体へ氷が触れる面積が大きくなり、一般的な氷よりもスピーディに冷やすことが可能となります。
氷をお茶やコーヒー、炭酸水、お酒などに入れてみましたが、急速に冷え、飲み口もスッキリ。特に大サイズはグラスに入れてもしっかり長持ちし、ゆっくりと溶けていくのでウイスキーやカクテルなどに最適でした。
ただし、一般的な四角い氷と比べると、氷が液体に触れる面積が大きい分、氷が解けるスピードも速いです。早く飲まないと、飲み物が薄まってしまうので要注意。
氷の透明度は市販のロックアイスほどではありませんが、家庭用としては十分クリアで、飲み物の風味を邪魔するような雑味は感じません。
なお、本製品には冷凍庫機能はなく、氷を長時間保存できない点にも注意してください。
『WIE 家庭用製氷機』の稼働音について
『WIE 家庭用製氷機』は静音設計とされていますが、実際に使ってみると完全に無音というわけではありません。製氷中にはファンが回転する音や排気口からの排気音がしっかりと聞こえます。ただし、甲高いモーター音のような耳障りな騒音ではなく、一定の低い動作音といった印象です。
▼稼働音の確認
「絶対的に静か」とは言えないものの、生活の中で大きなストレスになるレベルではありませんでした。テレビを見ながらや会話をしていると、音がほとんど気にならない程度ですし、寝室で使うのでなければ睡眠の妨げになることもないと思います。
キッチンやリビングに置いて日常的に稼働させても十分許容範囲と感じました。
『WIE 家庭用製氷機』の良かった点・悪かった点
『WIE 家庭用製氷機』を実際に使って感じた良かった点・悪かった点をまとめると、以下の通りです。
良かった点
- 1日最大12kgと実用的な製氷能力
- 2種類の氷サイズを選択可能
- 丸みを帯びた氷の口当たりが良い
- セルフクリーニング機能搭載でメンテナンスが簡単、衛生的
- 自動停止・水不足警告機能を搭載
- ハンドル付きで持ち運びやすい
- スコップホルダーが便利
悪かった点
- 完全に静音ではなく、ファンや排気音はしっかり聞こえる
- 中空の弾丸型氷は冷却力が高い反面、溶けるスピードが速く飲み物が薄まりやすい
- 冷凍庫機能はなく、氷を長時間保存できない
- 排水時に電源コードが邪魔になる(脱着可能ならよかった)
よくある質問(FAQ)



総評:簡単・早い・衛生的の三拍子が揃った家庭用製氷機
『WIE 家庭用製氷機』は、比較的コンパクトながら最短6分で氷が作れるスピード感と、1日最大12kgという実用的な製氷能力を兼ね備えた便利な一台です。
セルフクリーニング機能や自動停止・水不足警告など、日常的に使いやすい機能が詰め込まれており、衛生面・利便性の両方で安心感があります。
実際に使ってみると、製氷時の稼働音は多少あるものの、生活の邪魔になるほどではなく、キッチンやリビングで気軽に使えました。氷の形状は中空の弾丸型で、素早く飲み物を冷やせる反面、溶けるスピードがやや速い点には注意が必要です。ただし家庭用としては十分実用的で、普段の晩酌や家飲みはもちろん、ホームパーティーやアウトドアまで幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。
総じて「簡単・早い・衛生的」という三拍子が揃った家庭用製氷機で、氷を頻繁に使う人にとってはコストパフォーマンスの高いモデルだと感じました。
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