Amazfit Balance 2を左腕に装着している
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ガジェットレビュー スマートウォッチ・バンド

『Amazfit Balance 2』レビュー!21日間バッテリー持続&ゴルフモード対応のハイスペックスマートウォッチ

2025-07-28

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

数多くのスマートウォッチを世界中にリリースしてきたAmazfit(アマズフィット)は、2025年6月24日(火)に同ブランドの最新モデルとして『Amazfit Balance 2』をリリースしました!

通常販売価格は税込43,890円。パッケージにブラック、ラバの2種類のバンドが付属しており、気分に応じて付け替えることができます。

高性能センサーと先進のZepp OS 5を搭載し、10ATMの防水性能とMIL-STD-810G等級の耐衝撃性を実現。アウトドアにも日常にも対応するハイスペックなスマートウォッチです。

最大21日間持続するバッテリーを内蔵するほか、新たにゴルフモードを搭載。世界約40,000コース、日本国内2,349コースのゴルフ場マップに対応しています。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきます!

Amazfit Balance 2

ブランド Amazfit(アマズフィット)
モデル名 Amazfit Balance 2(アマズフィット バランス ツー)
カラー ブラック(ラバ色のバンドも付属)
ディスプレイ 1.5インチ HD AMOLED
解像度/PPI 480×480 / 323ppi
ピーク輝度 2,000 nits
内蔵センサー 健康:バイオトラッカーPPG
運動:加速度センサー/ジャイロスコープ/温度センサー/環境光センサー/地磁気センサー/気圧高度計
測位システム デュアルバンド 6衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS[みちびき]、NavIC)
通信規格 Bluetooth 5.2 BLE、Wi-Fi(2.4GHz)
防水規格 10ATM(45メートルのフリーダイビングに対応)
耐衝撃規格 MIL-STD-810G
搭載OS Zepp OS 5
対応OS Android7.0以上、iOS15.0以上
対応アプリ Zepp
マイク 内蔵
スピーカー 内蔵
音声通話 対応
サイズ 約47.4×47.4×12.3(心拍ベース除く)
重量 バンド除く:約43g
バンド込み:約60g
タッチスクリーン サファイアガラス
ボディ素材 フレーム:アルミニウム合金
ケース:繊維強化樹脂
バンド素材 シリコン
バンド幅 22mm
バンド長 140-210mm
バンド仕様 クラシックピンバックル
バッテリー容量 658mAh
バッテリー持続時間 通常使用:最大21日間
ヘビー使用:最大10日間
充電時間 約2時間

今回紹介する『Amazfit Balance 2』は、性能・機能充実度・デザインのいずれも優れた高性能スマートウォッチです。

2023年10月にリリースされた「Amazfit Balance」の後継モデルとなります。

パッケージにブラック、ラバの2種類のバンドが付属しており、気分に応じて付け替えることができます。

Amazfit Balance 2のパッケージ内容物

1.5インチ HD AMOLEDディスプレイを搭載。ピーク輝度は2,000nit、解像度は480×480を誇り、日中の明るい屋外でも画面表示の見やすさを保つことができます。

▼傷に強いサファイアガラススクリーンを採用。

サファイアガラススクリーン

ウォッチフェイスも、400種類を超えるテーマから自由に変更可能。

筐体は10ATMの防水仕様となっており、45メートルのフリーダイビングに耐えられます。

また、MIL-STD-810G等級の耐衝撃性を実現。アウトドアの過酷な環境下でも安心して装着し続けることができます。

スマートウォッチ自体にZepp OS 5が搭載されており、スマホ通知確認、天気、コンパス、Zepp Flow(日本語対応)、通知クイック返信(Androidのみ)、リモート撮影、会員カード(お気に入り店舗のショップカードのポイントコードなどをウォッチに追加)、TO-DOリスト、アラームなど、豊富な機能が用意。

Zeppアプリ

アプリストアから最新のアプリを自由にインストールすることも可能です。

心拍数や消費カロリーの計測といったヘルスケア機能はもちろん、血中酸素レベル測定や睡眠モニタリングなどの健康管理機能をもれなく利用できます。

▼BioTrackerテクノロジーにより、心拍数、睡眠の質、血中酸素レベル、ストレスをリアルタイムかつ高精度に測定。

健康モニタリング機能

スポーツ時の運動計測機能も充実しており、170を超える種類の運動に対応。10ATM等級の高度な防水仕様のおかげで、水泳などの計測にも利用できます。Google FitやApple Healthなど、サードパーティのフィットネスアプリと連携してデータを同期することも可能。

170を超える種類の運動に対応

デュアルバンド6衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS[みちびき]、NavIC)に対応。ビルが密集する都市部や、郊外の山間部などにおいても、高精度の位置測位が可能となっています。

高精度ナビゲーションシステム

オフラインマップ機能」にも対応しており、Zeppアプリからエリアを検索し、周辺マップをウォッチへダウンロード可能。

インポートしたルートと組み合わせることで、初めての地域でもどの順路をとるべきか、分かりやすいマップでスムーズなナビゲート機能を利用できます。

そして、Amazfit Balance 2は最新の「ゴルフモード」を搭載しており、世界約40,000コース、日本国内2,349コースのゴルフ場マップに対応。グリーンまでの距離、ハザード位置、ホールのレイアウト、直近のスイングデータなど、ラウンド中のデータをウォッチ上で一括管理できます。

▼今後のアップデートで「スキューバダイビングモード」も実装予定。

ゴルフモード&ダイビングモード対応

そして 658mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、通常利用であれば最大21日間、ヘビー利用でも最大10日間もの連続使用が可能。充電速度も素早く、2時間程で満充電を完了できるなど、全体的に利便性に優れたスマートウォッチとなっています。

Amazfit Balance 2のバッテリー仕様

製品本体および付属品

▼外箱の様子。

Amazfit Balance 2の外箱

Amazfit Balance 2の箱を開けた

Amazfit Balance 2の箱の中身

▼内容物をすべて取り出した様子。

Amazfit Balance 2のパッケージ付属品一式

内容物一覧

  • ウォッチ本体
  • ユーザーマニュアル
  • 充電アダプタ
  • バンド(ブラック&ラバ)

▼パッケージにはブラック色・ラバ色の2種類のバンドが同梱されており、好みに応じて付け替えることができます。いずれもクラシックピンバックル式。

ブラックとラバ色のバンド

ウォッチ本体

▼ウォッチ本体の外観。約47.4×47.4×12.3(心拍ベース除く)の筐体に、円形の1.5インチ HD AMOLEDタッチスクリーンが搭載されています。

Amazfit Balance 2ウォッチ本体

スクリーンには傷に強いサファイアガラスを採用。ただ、指紋や皮脂が目立ちやすい点がやや残念。

Amazfit Balance 2ウォッチ本体を手に持っている

▼ディスプレイの縁にはデシマルスケールが見られ、高級腕時計のような雰囲気を漂わせています。

ウォッチの縁部分

▼左側面の様子。

Amazfit Balance 2ウォッチ本体の左側面

▼右側面の様子。ファンクションボタン回転式クラウンが用意されており、ボタンの機能は自由にカスタマイズできます。

Amazfit Balance 2ウォッチ本体の右側面

▼裏面の様子。手首にあたる部分には、装着者の生体情報を読み取る端子と、充電ポートが用意。

Amazfit Balance 2ウォッチ本体の裏面

▼裏面の縁にはマイク穴&スピーカー穴が設けられています。

スピーカー穴

続いて、付属のバンドを装着してみます。

▼今回のレビュー時にはブラック色のバンドを使用。

ブラックバンドとウォッチ本体

▼バンドを装着した状態。バンド長は140-210mm。

ウォッチにバンドを装着した状態(正面アングル)

ウォッチにバンドを装着した状態(正面上部アングル)

ウォッチにバンドを装着した状態(正面下部アングル)

ウォッチにバンドを装着した状態(背面アングル)

▼バンド装着状態の重量は、実測で約60gとほぼ実測値通り。

Amazfit Balance 2の重量を計量している

快適な着け心地&高級感のあるデザイン

『Amazfit Balance 2』の装着感は実に快適であり、シリコン製バンドが手首へ優しくフィットします。

▼強めに締め付けた場合でも、皮膚との擦れによる痛みはありませんでした。

左手に装着したAmazfit Balance 2(正面アングル)

▼余裕のあるバンド長で、どのような太さの手首にも柔軟にフィットします。

左手に装着したAmazfit Balance 2(裏面アングル)

普段から自然な気分で装着し続けることが可能です。

左手に装着したAmazfit Balance 2(手前側アングル)

また、アルミニウム合金製のフレームと、繊維強化樹脂製のケースで構成されたウォッチボディは綺麗で艶のある光沢を放っており、スタイリッシュさと高級感を併せ持っています。

▼優れた耐久性に対して、スタイリッシュな外見を実現。

左手に装着したAmazfit Balance 2(側面アングル)

高級感がありつつ、下手に主張しすぎないデザインのおかげで、仕事から社交の場まで、幅広いシーンで装着できるスマートウォッチとなっています!

また、10ATMの防水規格で設計されているため、装着した状態で手洗いを行ったり、シャワーを浴びても故障の心配は必要ありません。

Amazfit Balance 2にシャワーをあてている

Amazfit Balance 2のバンドにシャワーをあてている

公式アプリのインストールでスマホと同期

本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておく必要があります。

▼公式アプリ(iOS・Android対応)

Zepp

Zepp
開発元:Zepp Inc.
無料
posted withアプリーチ

側面の物理ボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となります。

ペアリングが完了すると、端末アプリ上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどができるようになります。

▼アプリのメイン画面。

アプリのメイン画面

▼アプリ上には、ウォッチの機能に関わる非常に豊富な設定項目が用意。自身の使い勝手が良くなるよう、柔軟な調節が可能です。

デバイス設定画面

2つ用意されている物理ボタンを押した際の機能も、自由にカスタマイズできます。

Zepp OS搭載で非常に豊富な機能を利用可能

起動中のAmazfit Balance 2

本製品はZepp OS 5を搭載しており、インターフェース上には一般的なスマートウォッチ以上に豊富な機能が用意されています。

ホーム画面から上下左右にスワイプしたり、側面の物理ボタンを押すことで、各アプリや機能にアクセスできます。

▼高輝度ディスプレイのおかげで、屋外でも画面が見やすい!

屋外でAmazfit Balance 2のディスプレイを観ている

ディスプレイ上に表示するウィジェットは、連携済みの公式アプリ上で自由にカスタマイズできます。

Amazfit Balance 2のアプリ一覧画面1

Amazfit Balance 2のアプリ一覧画面2

Amazfit Balance 2のアプリ一覧画面3

Amazfit Balance 2のアプリ一覧画面4

Amazfit Balance 2のアプリ一覧画面5

ヘルスケア機能全般からアラーム、メッセージ&着信通知、天気予報、そのほか便利機能など、一般的なスマートウォッチで利用できるほとんどの機能が用意されています。

天気情報の確認

▼現在地のリアルタイムの天気、週間天候情報を確認できます。

Amazfit Balance 2で天気を確認している

Amazfit Balance 2で天候指数を確認している

Amazfit Balance 2で週間天気を確認している

音楽再生機能

音楽操作機能も搭載。連携中のスマホの音楽に対し、再生/停止、音量調整、曲送り/戻しといった操作を行うことができます。

音楽再生中のAmazfit Balance 2

また、Amazfit Balance 2では本体ストレージに保存した音楽を、ウォッチ上でスタンドアローン再生することができます。

▼ウォッチ内の音楽を再生する様子

内蔵スピーカーの質は良好。個人的に、これまで使ってきたAmazfitのウォッチの中でも、最も響きが良く、音圧も強いと感じました。

筋トレなどの運動中に、ウォッチからお気に入りの楽曲を流すことでモチベーションアップにつながると思います!

会員カード

また、「会員カード」という機能が用意されており、登録済みのQRコードをウォッチ上で瞬時に表示することができます。

▼アプリ上で、会員証などのQRコード、もしくはバーコードを登録。

会員カード設定画面

▼ウォッチのディスプレイで、登録したバーコードを表示。

ウォッチのディスプレイで、登録したバーコードを表示している

この機能をうまく活用すれば、電子名刺交換や、一部のQRコード決済などをスムーズに行えるようになるでしょう。

「ボイスレコーダー機能」を活用した議事録作成が可能

Amazfit Balance 2をはじめとする直近のモデルすべてにおいて、内蔵マイクを使用したボイスレコーダー(音声メモ)機能を利用できます。

また、ボイスレコーダー機能を活用することで、文字起こしや議事録作成などを行うことも可能です。

まず、ウォッチ上で「音声メモ」を起動し、発言内容を録音します。

▼Amazfit Balance 2で録音した音声データ

録音した音声データはウォッチの内蔵ストレージに保存され、いつでも再生できます。

続いて、音声データをアプリ経由でスマホに取り込みます。

▼ウォッチ内に保存されているボイスメモ一覧が同期されるので、取り込みたい音声データを選択して転送開始。

スマホ上の録音データ取り込み画面

ウォッチ越しに録音したデータは、そのまま「PLAUD NOTE」や「Notepin」にインポートしてAI議事録化できるほか、Google NOTEBOOK LM(ウェブ版)と組み合わせることで、PLAUD会員でなくても文字起こし・議事録作成・翻訳まで行うことができます。

今回はGoogle NOTEBOOKを使用して、文字起こし&要約機能を利用してみました!

oogle NOTEBOOK LM(ウェブ版)にアクセス後、ウォッチから転送した音声データをアップロードします。

音声データアップロード画面

するとAIが音声の内容を自動認識し、タイトルと要約内容を生成してくれます。

要約結果

この状態で、AIに対し「文字起こしして」「要点だけをピックアップして」などと指示を出すことで、最低限の労力で録音内容を文字に書き起こすことができます。

文字起こし内容

文字起こし内容は非常に正確であり、実際に発言した内容をそっくりそのまま書き起こすことができていました。

「ボイスレコーダー機能」を活用した議事録作成は、非常に便利な活用方法だと言えます!

Zeppアプリの食事記録機能が超便利!

カップヌードルのカロリー記録

Zeppアプリでは、最新の「ゼップアプリ食事記録機能」を利用できます。

これは、食事の写真を撮影・登録するだけでカロリーや栄養素の推定値が自動計算され、食事管理がグッと手軽になるという便利機能です。しかもAmazfitのスマートウォッチがあれば、追加料金や月額費用は不要。コストをかけずに始められるのが大きな魅力です。

カロリーを登録する方法は、以下の3通りあります。

カロリー登録方法

  • テキストで食事を記録(音声入力も可)
  • カメラで食事を撮影して記録
  • バーコードを撮影して記録

食品の裏面の記載などから、すでに具体的なカロリー数が分かっている場合は、テキストで記録する方法が最も確実です。

▼食べた時間帯と食べ物の名前、カロリー値を記録。

テキストで食事を記録

菓子パンのカロリー記録

もしも、自前で料理するなどして具体的なカロリー値が不明な場合、アプリからスマホカメラを起動して撮影することで、AIが自動的にカロリー値を測定します。

肉まんを撮影して測定
カップラーメンを撮影して測定

食事を撮影すると、数秒後にカロリーの自動測定が完了。

炭水化物やたんぱく質、脂質など、成分比率まで算出されます。

肉まんのカロリー測定結果
カップラーメンのカロリー測定結果

記録したカロリーは毎日保存されていき、接種目標や活動量などと比べることが可能。食事の面から、日々の健康を意識できるようになります。

1日のカロリー記録

▼AIによる食事分析の結果も得られます。

朝食分析結果

食事内容から自身に足りない栄養素等を把握することで、次回からの食事内容に気を付けることができるでしょう!

GPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵

Zepp Flowの聞き取り画面

本製品はOpenAIのGPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵しており、音声でスマートウォッチを自在に操作できます。

利用方法は簡単。ウォッチより「Zepp Flow」を起動すると音声聴き取りが開始されるので、利用したい機能を声で伝えましょう。

Zepp Flowの聞き取り結果とレスポンス

話し終えると、内蔵AIが自動で内容を発言内容を識別し、最適な機能を案内してくれます。

ランニングの開始画面

2025年の最新モデルらしい、最先端機能が盛り込まれています!

いちいち画面をタッチ操作せずとも、声で目的の機能を起動できるため、両手が塞がっている場面などにおいても役立つ機能ですね。

Zeppのアプリストアから機能を自由に追加可能

本製品はZepp OSを搭載しており、アプリ上のストアから様々な機能を自由に追加できます。

▼公式アプリストアから、豊富な機能を自由に追加可能。

Zeppのアプリストア

ユニークな機能も用意されており、新しいものが日々どんどん更新されています。

今後も新機能が続々と更新されることが予想され、デフォルトで多機能なだけでなく、拡張性にも優れている点は嬉しいですね。

バリエーション豊かなウォッチフェイステーマ

アプリからテーマをインストールすることで、ウォッチフェイスのデザインを自由に変更することが可能です。

▼有料/無料を含め、公式が配布するテーマを自由にインストールできます。

ウォッチフェイステーマのダウンロード画面

クール系からビジネス系、デザイナーズ系まで幅広いバリエーションが用意されており、常に新しいテーマが更新されています。

▼デザイン性を重視するか、見やすさを重視するか、気になったテーマはどんどん適用してみてください!

イエロー系テーマ

ブラック系テーマ

ホワイト系テーマ

常時表示に対応

『Amazfit Active 2』はディスプレイの常時表示に対応しており、設定から切り替えることができます。

常時表示設定

常時表示画面のテーマは複数種類から選択可能。いずれも最低限の情報のみを表示する簡易的なデザインとなっており、余計なバッテリー消耗を抑えることができます。

▼常時表示

常時表示スタイル

常時表示をオンにすることでバッテリー消耗スピードは上がるものの、時刻情報を常に表示しておける点は便利です。

高度なワークアウト管理が可能

Amazfit Balance 2には運動に関する豊富な計測機能が備わっており、高度なワークアウト管理が可能です。

まず、170種類以上の運動(ワークアウト)の記録・計測に対応。10ATMの防水仕様であるため、水泳などのウォーターアクティビティ計測にも使用できます。

ワークアウト選択画面1

ワークアウト選択画面2

運動終了後は、ワークアウトデータを保存し、スマートウォッチ上やアプリ上でいつでも過去の記録を閲覧できます。

運動計測データ確認画面

なお、本製品はピンポイントのデュアルバンドGPSを使用して 、6つの衛星システムに対応しています(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS[みちびき]、NavIC)。

これにより、位置情報を正確かつ高速に取得でき、ワークアウト時のルートトラッキングおよび運動強度の計測精度が非常に高いです。

ルートトラッキングデータ

このように、自身がどの程度の運動を行ったかを、後から詳細に確認・分析できるようになっています。

記録として積み上げていくことで、今後のモチベーション維持にもつながりますね!

ルートデータの共有が可能

記録したルートデータはエクスポート(出力)して、他の人と共有できます。

ルートデータの出力

他の人から共有してもらったルートトラッキングデータを基に、ナビゲーション機能を利用して同じルートを辿って運動することも可能。

友達と運動ルートを共有し、互いにタイムを競いあっても面白いですね。

Zepp Coach ™でランニングプランを作成

Zepp Coachアプリ

Amazfit Balance 2は「Zepp Coach ™」に対応しており、 AI の力を利用して、ユーザーの目標に合わせた個別のランニングプランを提供します。

公式アプリからZeppコーチを起動し、自身に最適なランニングプランを作成してみました。

Zepp Coach起動画面

▼目的に応じて、2種類のトレーニングプランから選択可能。

トレーニングプランの選択画面

▼AIが様々な質問をしてくるので、順に答えていきます。

AIが様々な質問をしてくる様子

回答が完了すると、AIが最終的なランニングプランを作成してくれます。

Zepp Coach計画生成画面

このように、AIの指示に従って回答していくことで、自身の身体状態と目標に最適なランニングプランを自動生成してもらうことができました。

むやみに運動するよりも、プランに従って規則正しい運動を行うことで、最短で目標を達成できるでしょう。

24時間365日の健康モニタリング

また、本製品は健康モニタリング機能も完備しており、ストレス・睡眠・心拍数・血中酸素飽和濃度などの数値を24時間監視(トラッキング)し、データとして可視化・保存しておくことができます。

▼自身の健康パラメータをワンタップで簡単に計測。

心拍数測定結果

血中酸素濃度測定結果

ストレス値測定結果

日々の健康状態が可視化されることで、体調管理を意識することができ、生活習慣を正すことで健康促進にもつながります。

▼アプリ上では、より詳細な健康データを閲覧できます。

アプリ上の健康データ確認画面

上記で紹介した以外にも、ストレス管理機能や、女性の方向けに生理周期の記録機能なども用意されています。

本製品を使いこなすことで、日々の健康習慣を改善・向上につなげることができるでしょう。

外部アカウントとの連携も可能

Zeppアプリはヘルスケアやadidas Running、Stravaといったサードアプリアカウントとの連携に対応しており、今までに記録してきた健康データ、運動データを共有できます。

外部アカウントとの連携画面

複数アカウント間で健康管理データを共有したい場合には便利です。

「Zepp Aura」機能を利用可能

Zepp Aura起動画面

アプリから、「Zepp Aura」機能を利用できます。

「Zepp Aura」とは、音の健康効果とAI技術を組み合わせ、リアルタイムで個人に合わせた音風景を提供し、ユーザーが睡眠、休息、集中し、最終的にはより良いホリスティックな健康を実現するのを支援するサービスです。

▼AIを駆使して個人に合わせた音楽を作成し、素早く眠りに就くのをサポートし、睡眠品質の改善を図ります。

Zepp Aura管理画面

なお、Zepp Auraを利用するためには有料サブスクリプションへの登録が必要です(新規ユーザー限定で、最大14日間の無料特典が用意)。

日々のストレスを軽減したい方、睡眠の質を改善したい方は、まず無料特典から利用してみてはいかがでしょうか。

オフラインマップのダウンロードが可能

Amazfit Balance 2はアプリ経由でオフラインマップをダウンロードし、ウォッチ上で表示することができます。

▼ダウンロードしたい地域をマップ上で枠内に収め、ベースマップ・スキーマップ・コンターマップの3種類から選択し、ダウンロード。

オフラインマップのダウンロード画面

見出し(全角15文字)

  • ベースマップ:ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形が表示されたマップ
  • スキーマップ:世界10,000箇所以上のゲレンデに対応し、スキー場のコースを表示するマップ
  • コンターマップ:等高線の記載のある、登山向けのマップ

▼ウォッチにマップをダウンロード。広範囲かつ保存するマップの種類が多いほど、ダウンロード時間が長くなります。

マップのダウンロード画面

ウォッチにマップデータを保存することで、オフライン環境でもマップを呼び出して表示できるようになります。

Amazfit Balance 2でオフラインマップを表示している

▼もちろん、マップの拡大・縮小や、表示位置の移動なども自由自在。

広域マップ表示

全域マップ表示

マップを事前にダウンロードしておくことで、ランニングやスキー、登山などのアクティビティを最大限楽しむのに役立ちます。遭難対策としても重宝するでしょう。

ゴルフモード搭載、ゴルファーが重宝する機能多数

ゴルフモードアイコン

そしてAmazfit Balance 2では、新機能である「ゴルフモード」を利用できます。

これは、世界約40,000コース、日本国内2,349コースのゴルフ場マップをウォッチに取り込み、グリーンまでの距離、ハザード位置、ホールのレイアウト、直近のスイングデータなど、ラウンド中のデータをウォッチ上で一括管理できる機能です。

まず、アプリ上でコースを検索します。

コースの検索画面

検索結果からコースを検索して、ウォッチにマップデータを取り込みます。

コースの検索結果一覧

あとは、コースに出向いた際に、ウォッチ上からコースデータを呼び出すことで、マップを表示できます。

ウォッチ上でコースを選択している

ウォッチ上でコースマップを呼び出した

豊富なコースマップの取り込みに対応しており、国内カバー率は驚異の99%!全国ほぼすべてのメジャーゴルフ場で使用可能!

プレー前にZeppアプリからコースデータをウォッチに取り込んでおけば、ラウンド中はスマホ不要で使えるのも大きな利点です。

戦略的なプレーをサポート

飛距離データ

ゴルフモードでは、ショットごとにグリーンまでの残り距離を自動的に表示してくれます。

ドライバーの飛距離をあらかじめ入力しておくことで、ティーショット時に推奨落下地点(アーク)を視覚的に表示してくれる機能も搭載。これにより、ハザードの手前に落とす戦略や、クラブ選びの参考にすることができます。

ドライバーの飛距離設定

さらに、打数やパット数をその場で記録していけるため、スコアカード代わりとしても活用可能。スイングデータの記録機能は、練習場での振り返りやフォーム改善にも貢献します。

スコアリング方法の選択

▼ハンディキャップを設定することも可能。

ハンディキャップの設定

▼詳細なデータを記録可能。

ゴルフの測定結果画面

何より、Amazfit Balance 2は、L1+L5デュアルバンドGPSを搭載しているので、都市部や木々の多いコースでも高精度な位置情報を取得できます。さらに、事前にオフラインマップをダウンロードしておけば、スマホが圏外でも正確なラウンドナビゲーションが可能。アップダウンのある山岳コースなどでも安心して使えるようになっています。

▼各ハザードの位置や大きさも詳細に確認できます。

バンカー位置の表示

ウォーターハザードをマップ上に表示している

このように、単なるスコア記録アプリの枠を超えた、本格的なゴルフ用ナビゲーション機能に仕上がっています。

GarminやShot Naviといった専用ゴルフウォッチと比べても遜色ない利便性です!

非常に便利なスマホ通知連動機能

スマートウォッチを利用している中で、個人的に最も重宝している機能が "スマホ通知連動機能" です!

通知設定画面

これはスマホ上に通知された着信、メッセージ受信、その他SNSアプリ等のプッシュ通知を、スマートウォッチ上でも確認できる機能です。

ウォッチ上でLINE通知を確認している

この機能を利用すると、音声着信はもちろん、メッセージ受信時に内容を確認することも可能となる。LINEやSkype、E-mailなど、メッセージアプリで届いたテキストの内容をディスプレイで確認できるようになります。

ウォッチ上でX通知を確認している

▼高解像度AMOLEDディスプレイのおかげで、細かな文字まで鮮明に描画されて読みやすいです。

ウォッチ上でX通知の内容を確認している

各種通知をスマートウォッチ上で確認できるため、スマホを出さずとも内容を把握することが可能となります。

ウォッチが振動して新着通知を知らせてくれるので、重要な着信やメッセージが届いた際にも、気付かずにとり逃してしまった!確認が遅れてしまった!といった事態を防ぐことができます!

実際に利用してみると、実に便利で重宝する機能です。

▼アプリごとに通知のON/OFFを切り替えられる点も嬉しいですね。

通知アプリ選択画面

ウォッチ越しでの通話に対応

着信通知画面

本製品はマイク&スピーカーを内蔵しており、スマートウォッチ越しに会話(通話)を楽しむことができます。

▼音質は良好。スピーカーの音圧が強いため、周囲が騒がしい環境でも相手の発言内容を聞き逃さずに済みます。

通話画面

▼ウォッチ上でダイヤル操作も可能。いちいちスマホを取り出す手間を省けます。

ウォッチ上のダイヤル画面

3週間近く長持ちするバッテリー

本製品付属の充電ケーブルは、マグネット吸着式です。

充電の際は、スマートバンド背面のポートにケーブル端子を近づけるだけでカチッと磁石で吸着し、充電が開始されます。

▼パッケージにType-Cケーブルは付属していないので、自前で用意する必要があります。

Amazfit Balance 2と充電アダプタ

Amazfit Balance 2の背面に充電アダプタを装着した

充電中のAmazfit Balance 2

いちいち端子を手探りで探して接続する必要もないため、普段からストレスなく充電を開始できます。

そして本製品は658mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、最大21日間もの連続使用が可能。いちいち頻繁に充電する必要がない点は実に嬉しいですね!

実際に1週間ほど使用してみましたが、バッテリーはまだ60%以上残っていました。この調子であれば、3週間近くは充電なしでウォッチを使い続けることができるでしょう。

充電スピードも素早く、2時間ほど給電を行うことで満充電まであっという間に回復させることが可能です。

回転式クラウンでスムーズな操作が可能

回転式クラウン

本製品は側面に回転式クラウンを備えており、ダイヤルのように回転させることで、画面送りやズームイン/アウトなどの操作をスムーズに行うことができます。

▼クラウン操作の様子

回転式クラウンを回している

反応性は良好。クラウン回転に応じてウォッチが小気味よく振動します。

グローブなどを装着していても操作できるため、ゴルフや登山など、幅広い場面で重宝する機能です。

まとめ:『Amazfit Balance 2』の良かった点・悪かった点

Amazfit Balance 2

今回紹介した『Amazfit Balance 2』について、特徴をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • スタイリッシュで高級感のあるデザイン
  • ブラック色・ラバ色の2種類のバンドが付属
  • 高精細ディスプレイ搭載
  • MIL規格の耐衝撃&10ATM防水
  • Zepp OS 5搭載で豊富な機能を利用可能
  • アプリストアを利用した機能拡張も可能
  • オフラインマップ&ルートナビ対応
  • ゴルフモード搭載
  • マイク&スピーカー内蔵で音声通話をサポート
  • 音楽のスタンドアローン再生が可能
  • 最大3週間持続する大容量バッテリー

悪かった点

  • 画面に指紋・皮脂が目立ちやすい
  • 通知クイック返信はAndroidのみ対応

以上の通り、本製品は機能性・耐久性・操作性、そしてデザイン性のすべてを高いレベルで備えた、まさにオールマイティなハイスペックスマートウォッチとなっています。

最大21日間持続する大容量バッテリーをはじめ、サファイアガラスを採用した高精細AMOLEDディスプレイ、マイク&スピーカー内蔵でZepp Flowによる音声操作サポート、そして日本国内のほぼすべてのゴルフ場に対応するゴルフモードまで、日常からアウトドア、さらにはビジネスシーンまで幅広く活躍してくれます。

スマートウォッチとしての完成度が非常に高く、「日々の健康管理をしっかり行いたい」「運動計画をもっと精密に立てたい」「スマホを取り出さずに通知をチェックしたい&通話を行いたい」といった多様なニーズにしっかり応えてくれるモデルです。

MIL規格の耐衝撃&10ATM防水仕様となっており、頑丈でアウトドアな場面でも安心して使用可能。一方で外見はスタイリッシュかつ高級感があり、ビジネスの場に着けて行っても違和感が全くありません。

価格はハイエンドウォッチクラスですが、その値段に見合う機能が備わっています。

ゴルフをはじめとするスポーツに興じる方はもちろん、とにかく豊富な機能を利用でき、バッテリーが長持ちするウォッチを求めている方には、ぜひオススメしたい一台です!

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レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

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